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予算委員会

2026年3月17日

338件の発言

  1. ○委員長(藤川政人君) ただいまから予算委員会を開会いたします

    ○委員長(藤川政人君) ただいまから予算委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  令和八年度総予算三案審査のため、必要に応じ日本銀行総裁植田和男君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

  2. ○委員長(藤川政人君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします

    ○委員長(藤川政人君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────

  3. ○委員長(藤川政人君) 令和八年度一般会計予算、令和八年度特別会計予算、令和八…

    ○委員長(藤川政人君) 令和八年度一般会計予算、令和八年度特別会計予算、令和八年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、前回に引き続き質疑を行います。舟山康江さん。

  4. ○舟山康江君 おはようございます

    ○舟山康江君 おはようございます。国民民主党・新緑風会の舟山康江でございます。  早速、昨日の続きから入ります。  食料品ゼロ税率に関して、総理が把握されている農業者や飲食店関係者からの懸念の声、影響についてお答えください。

  5. ○国務大臣(片山さつき君) まさに委員の御地元、農業県でいらっしゃいますが、先…

    ○国務大臣(片山さつき君) まさに委員の御地元、農業県でいらっしゃいますが、先般、JAの両トップ、新旧もいらっしゃいまして、ゼロ税率実施する場合に、例えば簡易課税を選択していらっしゃる方も結構多うございますが、売上げの適用税率がゼロ%になりますから、売上税額がなくなるわけですよね。それにみなし仕入れ率を掛けて今仕入れ税額を計算するのがこの簡易課税の制度そのものですから、機能はそこはしなくなります、

  6. ○舟山康江君 本当にたくさんの懸念、不安があるんですね

    ○舟山康江君 本当にたくさんの懸念、不安があるんですね。その懸念が払拭できるような、そういった対応を国民会議の議論、そして国会での議論に生かしていただきたいと思いますし、私たちも参画をしてまいります。  続きまして、農業関連ということで、順番変えまして、農政問題についての質問、先に進めさせていただきます。  お手元の資料三、パネルを御覧ください。(資料提示)  昨年十一月、農林業センサスが発

  7. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 農業従事者や農地面積の減少の背景としましては、御…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 農業従事者や農地面積の減少の背景としましては、御高齢の稲作農業者の大量リタイア、農地の分散などによって生産性向上が十分に進んでいないこと、人口減少に伴う国内需要の減少など、様々な要因が考えられます。

  8. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 農地が分散しているということによって、大規模化、…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 農地が分散しているということによって、大規模化、大区画化が進んでいないということでございます。非常にこの生産性を考えますとこれは問題があると思いますので、農地の大区画化、またスマート農業技術の導入加速化などによる生産性の抜本的向上などに取り組んでおります。

  9. ○舟山康江君 やはり、総理は自給率を一〇〇%目指していきたいということ、つまり…

    ○舟山康江君 やはり、総理は自給率を一〇〇%目指していきたいということ、つまりは、人も確保、農地も確保しなければならない。そういう中で、やはり一番の原因は、総理は稼げるということをよくおっしゃいますけれども、所得だと思いますけれども、いかがですか。

  10. ○内閣総理大臣(高市早苗君) おっしゃるとおりだと思います

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) おっしゃるとおりだと思います。

  11. ○舟山康江君 所得の確保をしっかりとしていくということ

    ○舟山康江君 所得の確保をしっかりとしていくということ。  今般、米問題、今はたまたま米価が上がっていますけれども、これからどうなるか分かりません。今回のいわゆる米問題で明らかになったのは、価格は市場で決まる、政府のコントロールはなかなか及ばないということかなと思っています。農林水産大臣も常々、価格はマーケットで決まるとおっしゃっております。  つまり、価格に着目した支援策から、価格と切り離し

  12. ○国務大臣(鈴木憲和君) お答え申し上げます

    ○国務大臣(鈴木憲和君) お答え申し上げます。  農業者への支援につきましては、生産性の向上や付加価値の向上により農業経営の収益力を高めるということが必要であるというふうに考えております。  今、舟山先生から御指摘のありました考え方についてでありますけれども、これ、米の話と今の農家の所得をどのように確保するかというやり方については、直接は私自身リンクはしないというふうには考えておりますが、ただ

  13. ○舟山康江君 今少し触れましたいわゆる直接支払ですよね、価格と切り離した支援、…

    ○舟山康江君 今少し触れましたいわゆる直接支払ですよね、価格と切り離した支援、この必要性について、大臣はどのようにお考えですか。

  14. ○国務大臣(鈴木憲和君) お答え申し上げます

    ○国務大臣(鈴木憲和君) お答え申し上げます。  基本的には、条件不利な地域とか、若しくは環境への貢献とか、そうした面でしっかりと直接支払をして支えていくということは必要であろうかというふうに思いますが、大規模でいい条件でできるところは普通に経営をして、それで価格で報われていくということが適切かというふうに考えております。

  15. ○舟山康江君 この直接支払の考え方の根本ですね、農業の多面的機能というものがあ…

    ○舟山康江君 この直接支払の考え方の根本ですね、農業の多面的機能というものがあると思います。景観をつくるとか洪水防止するとか、こういった多面的役割ですね。  総理、これは価格にしっかりと乗っかっている、価格転嫁できているとお思いでしょうか。

  16. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 多面的機能とは、国土の保全、水源の涵養など、農業…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 多面的機能とは、国土の保全、水源の涵養など、農業生産活動による農産物の供給以外の多面にわたる機能ですが、これらの機能は経済学上のいわゆる外部経済効果ですから、こうした多面的機能の価値というのは一般的には市場価格として評価されない、されにくいものだと認識しております。  ですから、政府としては、農業の有する多面的機能の発揮の促進を図るため、先ほど農水大臣がお答えしまし

  17. ○舟山康江君 条件の悪いところの支援は、それはそれでやっぱり平地と条件が違うわ…

    ○舟山康江君 条件の悪いところの支援は、それはそれでやっぱり平地と条件が違うわけですから、そこを埋めてあげるということは必要だと思いますけれども、平地の農地もやはり同じく多面的な役割を果たしているんですね。ただ、これは、今総理、おっしゃっていただいたように、価格に乗っていません。  であれば、価格に乗らないこの価値をしっかりと評価をする、平地であっても評価する、まさに農地があるからこそダム機能を

  18. ○国務大臣(鈴木憲和君) いつも舟山先生からは大変御指導いただいておりますが、…

    ○国務大臣(鈴木憲和君) いつも舟山先生からは大変御指導いただいておりますが、平地についても今、多面支払でしっかりと対応しているというふうに思っておりますので、それで御理解をいただけたらというふうに思っております。

  19. ○舟山康江君 いや、今足りないからですね、それが足りないからこそ、やっぱりどん…

    ○舟山康江君 いや、今足りないからですね、それが足りないからこそ、やっぱりどんどん人がやめている、農地がなくなっているわけですよ。  改めて、ちょっとパネルを御覧いただきたいと思います。総理は、本当に私、いろいろお話をお聞きしていますと、歴代総理にも増して食料安全保障の重要性に言及されておりますし、今般の施政方針では危機管理投資ということでも位置付けております。  その一方で、これ予算なんです

  20. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 高市内閣では、五年間の農業構造転換集中対策期間に…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 高市内閣では、五年間の農業構造転換集中対策期間において、農業の構造転換への集中投資を実施していくため、別枠予算として総額国費一・三兆円を措置する方針でございます。令和八年度予算においては、こうした集中対策も含め、我が国の食料安全保障を強化するために必要な予算をしっかりと計上いたしました。  とにかく取組を継続して、需要と供給両方伸ばして稼げる農林水産業を実現するとい

  21. ○舟山康江君 しっかりと、別枠予算といいながら、今回、いわゆるその集中対策期間…

    ○舟山康江君 しっかりと、別枠予算といいながら、今回、いわゆるその集中対策期間としての予算が五百億、増額が二百五十億。つまり、既存を食いながらやっているんですよね。やはりもう少し大胆にやっていかないと。  これ、御覧ください。一概に比べられませんけれども、いわゆる安全保障という意味では防衛関係も農業も同じですよね。防衛関係予算がこれだけ伸びる中で、もう少し伸ばしていただいてもいいんじゃないか。そ

  22. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 予算の額につきましてこれまでも申し上げてきました…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 予算の額につきましてこれまでも申し上げてきましたが、特に農業予算ですね、どっちかといえば本当に必要なものを当初に積むべきであるにもかかわらず、補正で措置されることが多うございました。ですから、これをがらっと変えてまいります。今年の夏の概算要求からスタートして、その次の年度の予算に反映させていきたいと考えております。

  23. ○舟山康江君 是非強く期待いたします

    ○舟山康江君 是非強く期待いたします。基盤を守る、そして多面的役割をしっかり発揮、なくなったらできませんから、守るための予算、大胆な増額も含めて期待したいと思います。  続きまして、賃金格差についてお聞きいたします。  日本列島を強く豊かにするためには、やっぱり基盤、土台をしっかりするということが必要です。施政方針演説でも、四十七都道府県のどこに住んでいても安全に生活できる、そして働く場所があ

  24. ○国務大臣(上野賢一郎君) お答えいたします

    ○国務大臣(上野賢一郎君) お答えいたします。  まず、介護人材の確保等に向けましては、処遇の改善、これが非常に重要であることは論をまたないと思います。この処遇の改善につきましては累次の取組を講じてまいりましたが、結果として介護職員の賃金、改善はしてきておりますが、他産業とはまだまだ差があるのも実情でございまして、他産業との人材の引き合いとなっております。そうした厳しい状況にあるのは、私も大変問

  25. ○舟山康江君 多分、それだけでは全職種に追い付くの難しいんですよね

    ○舟山康江君 多分、それだけでは全職種に追い付くの難しいんですよね。総理も、どこでも介護も受けられるという中で、やっぱりこれじゃ人材流出ですよ。  しっかりと処遇改善、もっと全国平均に近づけるような新たな考え方、昨日も、加算ではなくて基本報酬の増額と言っていましたけれども、そういったことも含めて大胆に、改めてお願いします。

  26. ○国務大臣(上野賢一郎君) 御案内のとおりでございますが、今年度の補正予算でも…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 御案内のとおりでございますが、今年度の補正予算でも採用させていただいておりますし、令和八年度の診療報酬改定でも、先ほど申し上げましたような措置を実施をさせていただく予定でございます。  まずは、こうした措置をしっかりと行き渡らさせてしっかりと介護の賃金水準を上げていく、その努力をまずはやらせていただきたいというふうに思っておりますし、そうした中において様々な実態があろ

  27. ○舟山康江君 是非、全体水準を上げていただきたいと思います

    ○舟山康江君 是非、全体水準を上げていただきたいと思います。  そして、もう一点の問題ですね。地域別にこれだけ差があるということ、この背景はどのように考えているのか。これでは安いところから高いところに人材が流出してしまうという、こういった懸念もあると思いますが、いかがですか。

  28. ○国務大臣(上野賢一郎君) 介護職員の皆さんの賃金の地域間格差、委員お示しをい…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 介護職員の皆さんの賃金の地域間格差、委員お示しをいただきましたグラフのとおり、あろうかと思います。  ただ、これ一定程度、全産業の賃金と一定程度の相関関係があろうかというふうに思っておりますので、介護だけを取り出してということはなかなか難しいわけでございます。  また、全国的な課題でもございますので、私どもとしては、まず、介護分野全体の処遇改善、これをしっかりやって

  29. ○舟山康江君 もう全体も御覧のとおり、こんな地域間格差があるんですね

    ○舟山康江君 もう全体も御覧のとおり、こんな地域間格差があるんですね。なぜこれ放置しているんですか、厚労省として。

  30. ○国務大臣(上野賢一郎君) 繰り返しになりますが、都道府県別の平均賃金につきま…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 繰り返しになりますが、都道府県別の平均賃金につきましては、介護職員ですが、ある程度の地域差が生じておりますけれども、その賃金の地域差と全産業平均の賃金の地域差との間には一定の相関があろうかと思っております。  介護職員だけを取り出してその地域間格差というよりも、全産業としての地域間格差の問題が大きいのかなというふうに思っておりますが、ただ、いずれにいたしましても、地域

  31. ○舟山康江君 厚労省として、この介護だけではなくて、まさにこの賃金全体ですね、…

    ○舟山康江君 厚労省として、この介護だけではなくて、まさにこの賃金全体ですね、労働者の賃金全体を所管していると思いますけれども、じゃ、全産業でなぜこれだけ地域間格差がある、これを放置してきた、そこを教えてください。

  32. ○国務大臣(上野賢一郎君) 通告がございませんでしたので

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 通告がございませんでしたので。  全産業といいましても、様々な職種があります、業種があります。そうした中で、特にこれがあるので地域間格差ということはなかなか申し上げにくいと思いますが、やはり都市と地方の格差であったり、物価水準であったり、様々な業種ごとのいろんな態様であったり、そうしたものが複合的に重なってそうした賃金差になっているのではないかと考えております。

  33. ○舟山康江君 よく言われるのが、まさに物価格差とか生活費の格差と言われるんですよ

    ○舟山康江君 よく言われるのが、まさに物価格差とか生活費の格差と言われるんですよ。しかし、この一番上の黒い折れ線、見ていただきたいんですけれども、実は、消費支出の格差というのは賃金格差ほど大きくないんですね。そして、全く連動しておりません。地方でも、ちょっと列記しました富山、福島、山形、こういったところは消費支出、全国的に見ても高いんです。一方で、全職種平均年収、介護、どちらも高くありません。特に

  34. ○国務大臣(上野賢一郎君) 消費支出を基に賃金水準を分析するという一つの御提案…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 消費支出を基に賃金水準を分析するという一つの御提案だというふうに思いますが、総務省の統計かと思いますが、大変恐縮なんですけれども、サンプル数が非常に少なくてですね、調べさせていただいたところ、年ごとの振れ幅が非常に大きいものでありますので、なかなかそれをもって政策にどう反映させるかというのは正直難しいところがあろうかと思いますけれども、そうした多面的な分析は必要だと思い

  35. ○舟山康江君 私もそこを気にしていました

    ○舟山康江君 私もそこを気にしていました。ですので、五年平均で取らせていただきました。サンプル数、多くするためにやりましたけれども、やっぱり傾向、同じなんですよ。  特に介護をなぜ問題にしているかというと、公定価格で決まっている報酬なんですね。ですから、ここを直していかないと、全産業にも波及しない。そして、よく言われる、何となく神話のように言われている、物価が違う、生活費が違う、そう言われていま

  36. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 特に昨年、介護事業者の倒産、これも過去最高という…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 特に昨年、介護事業者の倒産、これも過去最高ということで、もう次の改定を待たずに期中改定をしようという決断をしました。  また、昨年十二月にお認めをいただきました令和七年度補正予算による緊急的な対応に加えて、令和八年度に介護報酬改定を実施して、介護職員については、先ほど厚労大臣がお答えしたとおり、最大月一・九万円の賃上げを実現することとしました。令和九年度の定例改定に

  37. ○舟山康江君 はい

    ○舟山康江君 はい。ありがとうございます。  物価、賃金を考えると、この消費支出ですね、こういった地域での動きを見ながら、改めて、地域間格差をなくしていく方向、これもしっかりと御議論いただいて前に進めていただきたいと思います。  最後に、問題提起だけ……

  38. ○舟山康江君 済みません、終わります、すぐ終わります

    ○舟山康江君 済みません、終わります、すぐ終わります。  地方公共団体のガバクラ、これ、コストを削減するといいながら、実際増えちゃっているんですよね。ここもしっかりと対応いただくことをお願い申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。

  39. ○委員長(藤川政人君) 以上で舟山康江さんの質疑は終了いたしました

    ○委員長(藤川政人君) 以上で舟山康江さんの質疑は終了いたしました。(拍手)     ─────────────

  40. ○委員長(藤川政人君) 次に、浜野喜史君の質疑を行います

    ○委員長(藤川政人君) 次に、浜野喜史君の質疑を行います。浜野喜史君。

  41. ○浜野喜史君 国民民主党の浜野喜史でございます

    ○浜野喜史君 国民民主党の浜野喜史でございます。  三十年余りの経済停滞から何としても抜け出さなければならないと、こういう思いで質問をさせていただきたいと思います。  まず、高市総理にお伺いいたします。  三十年余りの経済停滞について、脱却しつつあるというふうに思っておられるのか、現状認識をお伺いをしたいと思います。

  42. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 三十年余りの経済停滞について、我が国経済は、一九…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 三十年余りの経済停滞について、我が国経済は、一九九〇年代のバブル崩壊以降、低い経済成長と長引くデフレの中で、企業部門がコストカットを行ってきました。そのため、収益の増加に比べて賃金や将来のために必要な投資が抑制された、結果として需要が低迷し、デフレが加速し、成長も伸び悩むという悪循環が生じていました。  他方、足下では賃上げ率が二年連続で五%を上回るなど、長く続いた

  43. ○浜野喜史君 総理、停滞から抜け切ったというふうに認識されていますか

    ○浜野喜史君 総理、停滞から抜け切ったというふうに認識されていますか。

  44. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 抜け切ったというよりは、移行する段階と

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 抜け切ったというよりは、移行する段階と。先ほど申し上げたとおりです。

  45. ○浜野喜史君 植田日銀総裁にもお伺いいたします

    ○浜野喜史君 植田日銀総裁にもお伺いいたします。  日銀は、黒田前総裁時代から、賃金が上昇し、それが物価の緩やかな上昇につながるという物価安定の目標を定めて、長年にわたって取組を続けてこられたというふうに思います。目標は達成されつつあるのか、見解をお伺いしたいと思います。

  46. ○浜野喜史君 私なりの理解では、政府、日銀共に経済停滞から抜け出し切れていない…

    ○浜野喜史君 私なりの理解では、政府、日銀共に経済停滞から抜け出し切れていないというふうに御説明があったというふうに理解をいたしました。こうした中での令和八年度予算ということだと理解をいたします。  そこで、財務省にお伺いいたします。(資料提示)  令和八年度予算は、令和七年度当初予算と比較をして、税収については五・九兆円の増加、一般歳出と地方交付税交付金の合計は四・一兆円の増加となっておりま

  47. ○浜野喜史君 その上で、片山財務大臣にお伺いいたします

    ○浜野喜史君 その上で、片山財務大臣にお伺いいたします。  令和八年度予算は、国民から前年度より五・九兆円多く税金をいただき、前年度より四・一兆円多く国民の側に支出するということでありますので、差引き一・八兆円、前年度より多く国民の側からお金を吸い上げることになっているというふうに理解をいたしますけれども、そのような理解でよろしいでしょうか。

  48. ○国務大臣(片山さつき君) 委員の御指摘は、こういう理解でよろしければですが、…

    ○国務大臣(片山さつき君) 委員の御指摘は、こういう理解でよろしければですが、令和八年度予算が令和七年度と比べまして、一般歳出と地方交付税交付金等の合計が四・一兆円増えているのに対して税収は五・九兆円増えているということを踏まえて、これはプライマリーバランス改善の議論ともやや似ているんですけど、その他収入の増がないという点を除けば似ているんですけれども、そこには国債の利払い費の部分は除いていらっし

  49. ○浜野喜史君 珍しく、財務大臣、ちょっとかわされたと思いますね

    ○浜野喜史君 珍しく、財務大臣、ちょっとかわされたと思いますね。  国債はまた後ほど触れますけれども、国債は別ですよ。政府と国民の側のお金のやり取りという面では、やっぱり一般会計、特別会計で両方で考えていくのは当然ですけれども、特別会計も私、加えてみました。昨年度より一兆円、特別会計増えております、国民の側への支出は。しかし、結局、特別会計を入れても一兆円近く国民の側から前年度比較で結局お金を吸

  50. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 高市内閣の責任ある積極財政は、財政の持続可能性に…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 高市内閣の責任ある積極財政は、財政の持続可能性に十分配慮した財政政策で、マーケットからの信認を損なう野方図な財政政策を取るわけではございません。  今、内容については、令和八年度予算の内容については片山財務大臣から説明があったとおりでございます。必要な政策をきちんと積み上げた結果で、規模ありきで財政運営を行っているわけじゃないです。  強い経済と財政の持続可能性を

  51. ○浜野喜史君 私も、総理、規模ありきで考えているわけじゃないんです

    ○浜野喜史君 私も、総理、規模ありきで考えているわけじゃないんです。  今、経済が例えば過熱ぎみであるとか停滞期を抜け出したということであるならば、結果的に国民の側からお金を多く吸い上げる、前年度比較でですね、それもあり得るかと思いますけれども、そうじゃない。まだ停滞期を抜け切っていないというわけですから、前年度より当然、政府から国民の側にお金が流れていくという形の予算を組むべきだということは問

  52. ○国務大臣(片山さつき君) 浜野委員とは、昨年の臨時国会でもこの種の議論を本当…

    ○国務大臣(片山さつき君) 浜野委員とは、昨年の臨時国会でもこの種の議論を本当にしっかりとさせていただいて、そのときのお答えとは重なる部分もあるのは申し訳ないと思いますが、その財政の持続が不可能という状態は、一般には財政状況が著しく悪化してその運営が極めて困難となる状況ということだと思いますが。  これは昨年もちょっと紹介させていただいたんですが、IMFが二〇一七年にワーキングペーパーで、財政危

  53. ○浜野喜史君 事前の通告では、マーケットからの信認が失われるということはどうい…

    ○浜野喜史君 事前の通告では、マーケットからの信認が失われるということはどういう状態なのかということも質問しているんですけれども、同じお答えならそれで結構ですけれども、いかがでしょうか。

  54. ○国務大臣(片山さつき君) まさに電力関係等、社債が非常に重要な民間企業、幾つ…

    ○国務大臣(片山さつき君) まさに電力関係等、社債が非常に重要な民間企業、幾つかございますが、そういった意味での資金調達コストがこの状況で跳ね上がるということは非常に厳しい、そういうことはあってはならないと思って、これら一環も含めて、今の国債の信用も含めて申し上げるということですから、同じ答えでございます。

  55. ○浜野喜史君 いろいろ御説明いただきましたので、また議事録を拝見して私も考えて…

    ○浜野喜史君 いろいろ御説明いただきましたので、また議事録を拝見して私も考えてみたいと思うんですけど、要は、日本国債の安定消化が困難になるという状態が財政持続可能性が失われるという状態だというふうに考えられるのかなというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。

  56. ○国務大臣(片山さつき君) 国債の安定消化も我が省の非常に重要なメルクマールと…

    ○国務大臣(片山さつき君) 国債の安定消化も我が省の非常に重要なメルクマールというか目的の一つでございますから、そういう要素もございますが、現状はそういった状態には全くないと思っております。

  57. ○浜野喜史君 私の理解するところは、日本国債の安定的な消化が危ぶまれるような状…

    ○浜野喜史君 私の理解するところは、日本国債の安定的な消化が危ぶまれるような状況になれば、いわゆる財政の持続可能性ということ、失われていくということだと思うんですね。  そこで、更にお伺いしますけれども、財務大臣は昨年十一月の予算委員会で、国債の債務不履行は通常考えにくいというふうに説明をされました。明快に御説明されたことに改めて敬意を表する次第でございます。私は、ただ、考えにくいというよりも、

  58. ○国務大臣(片山さつき君) 委員の御説としては恐らく、通貨発行権があるわけです…

    ○国務大臣(片山さつき君) 委員の御説としては恐らく、通貨発行権があるわけですから、円建ての国債ですからね、保有者が誰であろうとも自国通貨建ての国債のデフォルトは考えられないというようなお考えもありますけれども、これは、通貨発行権が日銀にある上で、その国債を無限定に引き受けられるということが前提になっている議論であると。我々はそういう財政運営はしておりませんので、急激なインフレとか通貨安によって深

  59. ○浜野喜史君 今も若干御説明あったと思うんですけれども、前回の質疑でも、国債の…

    ○浜野喜史君 今も若干御説明あったと思うんですけれども、前回の質疑でも、国債の債務不履行が考えにくい理由として、円建てでありますし、今でも当時でも保有者は圧倒的に国内が多いということもありと、こう説明されたんですね。  保有者が誰であるかということは私は問題ではないというふうに思います。変動相場制の下、円という自国通貨建てで発行されている国債の債務不履行は、保有者が誰であるかにかかわりなく考えに

  60. ○国務大臣(片山さつき君) いずれにしても、変動相場制でないところに移行すると…

    ○国務大臣(片山さつき君) いずれにしても、変動相場制でないところに移行するというシナリオが今現状あるのかどうかということもありますと、それはかなり教科書的なお話かなと思いますが。  繰り返しになりますけれども、考えにくいというか、客観的にほとんどないということは同じでございますが、理念的に完全否定してしまうということは、最終的に最悪の場合は中央銀行さんが引き受けるということを前提に入れるという

  61. ○浜野喜史君 さらに、国債に関連してお伺いいたしますけれども、財務省にお伺いい…

    ○浜野喜史君 さらに、国債に関連してお伺いいたしますけれども、財務省にお伺いいたします。  国債が過去に消化できない、売れないということがあったのか、説明をいただきたいと思います。

  62. ○浜野喜史君 またいろいろ説明を求めたいと思うんですけれども、前段階のいわゆる…

    ○浜野喜史君 またいろいろ説明を求めたいと思うんですけれども、前段階のいわゆる金融機関との対話、市場との対話が十分じゃなかったからそのようなことが起きたということが主な原因じゃないかと私は理解をいたします。  現状について財務大臣にお伺いいたしますけれども、国債は今消化され難い状況になっているということなんでしょうか。御説明いただきたいと思います。

  63. ○国務大臣(片山さつき君) 国債市場で安定的に発行を行うという観点から、今局長…

    ○国務大臣(片山さつき君) 国債市場で安定的に発行を行うという観点から、今局長からもお話がありましたように、市場の状況や市場関係者の意見等を十分踏まえて国債発行計画の策定を行っており、これは逆に取られるときもあるかもしれませんが、状況に応じて年央に変更するとか柔軟な対応を図っております。そういったことも含めて、この入札発行を通じた資金調達に支障は全く生じておりません。  他方、金利あるいは債券価

  64. ○浜野喜史君 ありがとうございます

    ○浜野喜史君 ありがとうございます。  答えは出ているとは思うんですけれども、財務大臣にもう一問だけお伺いします。  ある研究者がこの国債の消化状況についてこんな論説を公表しているんですね。我が国は、既に幾度も債務危機に陥ったアルゼンチン並みに国債の安定消化が危ぶまれる状況にあることを国全体としてもっとしっかりと認識する必要があるだろうと、こんなことをある研究者がおっしゃっているんです。そんな

  65. ○国務大臣(片山さつき君) 御指摘の論文につきましては、二五年度、昨年度の中期…

    ○国務大臣(片山さつき君) 御指摘の論文につきましては、二五年度、昨年度の中期で国債発行計画をある程度見直したと。これは、ニーズを非常にしっかり見て、超長期の国債について、ほかの年限に比べて大きな金利上昇が動きとして見られたので、四十年債、三十年債、二十年債を減額して、それを短期に振り替えて、またその個人向け販売分の上振れ実績の反映等で対応してという、通常の我々としてはこういう変更はあり得ることな

  66. ○浜野喜史君 ありがとうございます

    ○浜野喜史君 ありがとうございます。  その上で財務大臣にお伺いするんですけれども、国債の債務不履行が通常考えにくいということは、お考え堅持されているということなんですね。加えて、これまでの様々な御説明を伺いますと、財政の持続可能性についての可能性が失われるとか市場からの信認が失われるということについても、国債の債務不履行と同様に通常考えにくいということではないかと私は考えるんですけれども、財務

  67. ○国務大臣(片山さつき君) いろんな財政のお考えがございますけれども、国の信用…

    ○国務大臣(片山さつき君) いろんな財政のお考えがございますけれども、国の信用も守りでございますから、国債の信用がどういうところかというと、それは、格付であったり金利であったり、裏返せば債券価格に表れてくるんですね。  それで、例えば、企業会計上減損処理がさせられるところがどのぐらいかとか、今バーゼル3ということになるとなかなか厳しいこともおっしゃるんですけれども、またそれが非常に、そこまで必要

  68. ○浜野喜史君 更に質疑を交わさせていただきたいと思うんですけれども、ここからは…

    ○浜野喜史君 更に質疑を交わさせていただきたいと思うんですけれども、ここからは政府財政に関する考え方についてお伺いをしたいと思います。  財務大臣に引き続き伺いますけれども、私は、政府財政について、大きく分けて健全財政という考え方と機能的財政という考え方があると理解をいたしております。健全財政は、税収の範囲内で財政支出を行うという考えであります。一方で、機能的財政は、経済状況に応じて財政支出を行

  69. ○国務大臣(片山さつき君) 委員が御指摘になったラーナーさんという学者の一九四…

    ○国務大臣(片山さつき君) 委員が御指摘になったラーナーさんという学者の一九四〇年代の御提唱でございまして、いわゆる我々は責任ある積極財政でございまして、党内にはその議連もありまして、こういうお考え方を引かれる学者やエコノミストの方も結構いらっしゃいます。  ただ、財政の在り方にはもっと様々なものがありますので、その税収の範囲内で財政支出を行うというような考え方と、今おっしゃった機能的財政論の二

  70. ○浜野喜史君 私が通告しましたこの責任ある積極財政というのは、この健全財政、機…

    ○浜野喜史君 私が通告しましたこの責任ある積極財政というのは、この健全財政、機能的財政のいずれなのかという、どういうふうに位置付けられるのかという、その問いにもう既にお答えになられたというふうに思うんですけれども。  であるならば、これ政治的に可能であれば、今おっしゃったように、すぐに政策を切り替えるといったことが可能であれば、この機能的財政という考え方が正しいんだということでよろしいですか。

  71. ○国務大臣(片山さつき君) 税収の範囲内での財政支出という考えなのか機能的財政…

    ○国務大臣(片山さつき君) 税収の範囲内での財政支出という考えなのか機能的財政論なのかと二元論で運営されてきたということは、どこの国でもないと思います。  実際には、その局面局面での景気の状況というのは非常にいろいろな要素がございますので、インフレだったらインフレ対処だけができるものでもないでしょうし、先ほど申し上げましたのは、政治的にできないだけではなくて、大幅な歳出削減に転じるということが国

  72. ○浜野喜史君 全く同じ質問を総理大臣にしているんですけれども、多分答弁書は同じ…

    ○浜野喜史君 全く同じ質問を総理大臣にしているんですけれども、多分答弁書は同じだということかと思いますが。  ただ、私は、総理大臣がおっしゃっていることですね、例えばイラン情勢にもしっかり柔軟に対応していきますということをおっしゃっている。加えて、潜在成長率を重視しているんだということもおっしゃっている。供給力も重視しているんだということをすごく強調されていることを考えれば、この機能的財政という

  73. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 私の考え方に御賛同いただいているのなら大変うれし…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 私の考え方に御賛同いただいているのなら大変うれしいんですけれども。  高市内閣では特定の学説を前提に経済財政運営を行っているわけではなくて、さっき片山大臣がお答えしましたとおり、責任ある積極財政の考え方の下で、その時々の経済社会情勢などを踏まえて戦略的に財政出動を行う、で、強い経済を構築すると同時に、財政の持続可能性を実現するということでございます。

  74. ○浜野喜史君 ありがとうございました

    ○浜野喜史君 ありがとうございました。  さらに、財政についてお伺いしたいんですけれども、この財政について考え方が分かれるのは、貨幣とは何なのかということについて考え方が分かれるからだと私は理解をいたしております。  貨幣は一般の商品と同様の有価物であるとの商品貨幣論の立場に立つと健全財政の考え方になり、貨幣は創造されているという信用貨幣論に立つと機能的財政の考え方になるのではないかということ

  75. ○浜野喜史君 ありがとうございました

    ○浜野喜史君 ありがとうございました。  ここはちょっと大事なところだと思いますので、御答弁を改めて繰り返させていただきますと、家計や企業などの資金需要に応じて民間銀行が貸出しを実行することで同額の預金が発生し、信用創造が行われる、また、政府の資金需要に応じて民間の銀行が国債購入を実施すると、政府の財政支出が行われた段階で同様、同額の預金が発生し、信用創造が行われるということであります。考え方の

  76. ○浜野喜史君 ありがとうございます

    ○浜野喜史君 ありがとうございます。  国民の納税や貯蓄がお金の起点であるというわけではない、根源であるわけではないんですね。起点、根源は官民の資金需要であると、これも大事なことだと思います。しっかりと押さえておくべきだと思います。  さらに、日銀総裁に関連してお伺いをいたします。  官民の資金需要に応じて生じた国債や企業の借入れが仮に全て返済されると、その分、世の中に出回っている通貨が消滅

  77. ○浜野喜史君 国債や企業の借入れは決して悪ではなくて、経済社会を支える基盤のよ…

    ○浜野喜史君 国債や企業の借入れは決して悪ではなくて、経済社会を支える基盤のようなものであると理解をすべきだということを申し上げておきたいと思います。  さらに、日銀総裁にお伺いをいたします。  説明いただいた部分の後半部分なんですね。ただし、資金に対する需要さえ存在すれば信用創造を無限、無制限に行えるというわけではない、民間の銀行は、投融資の採算性やリスクなどを考慮し、自らの目線に見合うかど

  78. ○浜野喜史君 通告いたしておりましたことに日銀総裁として誠実にお答えいただいた…

    ○浜野喜史君 通告いたしておりましたことに日銀総裁として誠実にお答えいただいたと思うんですけれども、今の御説明は、制限なく行えるんだということを説明されたものと私は理解をいたしました。  関連してお伺いします。日銀は、必要があれば国債買入れオペを行うことで銀行の日銀当座預金をつぎ増し、銀行が国債を購入することを支えることが可能であると考えますけれども、見解をお伺いいたします。

  79. ○浜野喜史君 これも通告をしていたんですけれども、慎重に日銀総裁御答弁されたも…

    ○浜野喜史君 これも通告をしていたんですけれども、慎重に日銀総裁御答弁されたものと思います。  私は、今御説明された上でですけれども、銀行が国債をしっかりと購入できるように政府と日銀が支えているということ、この支えによって国債の安定消化が行われているんだというふうに私は理解をいたしております。  その上で、財務大臣にお伺いをいたします。  政府に資金需要があれば、国債買入れオペという日銀の対

  80. ○国務大臣(片山さつき君) 今、日銀総裁からお答えがありましたけれども、政府と…

    ○国務大臣(片山さつき君) 今、日銀総裁からお答えがありましたけれども、政府と日銀の関係は、日銀の法下、三条、四条で、国債買入れを含む金融政策の具体的な手法は日本銀行に委ねられておりまして、委ねられるべきと我々も考えておりますので、この日銀法における自主性の尊重ということであります。  その上で、仮に委員の御指摘のように、事実上の財政ファイナンスになると思うんですが、こういうことをやっているんだ

  81. ○浜野喜史君 その財政の持続可能性とは何なのかということを問うているんですけれ…

    ○浜野喜史君 その財政の持続可能性とは何なのかということを問うているんですけれども、結局のところ、財政の持続可能性を求めていくんだというお答えにならざるを得ないという展開になっているんだと思います。  更にお伺いしますけれども、財政支出が過ぎると、また政府債務が増大すると、金利の高騰、為替の円安、過度のインフレといった問題が浮上するという指摘があります。それについて順次お伺いしてまいります。

  82. ○浜野喜史君 財務大臣に伺います

    ○浜野喜史君 財務大臣に伺います。為替レートについてです。  財政支出が過ぎると過度の円安を招くとの指摘があります。通貨量が増え、円の価値が下がる等のイメージからの指摘であると理解をいたします。そのイメージについてどう考えるのか、見解を伺います。  為替レートは通貨量だけで決まるものではなく、財政支出の増が過度の円安を招くとの指摘は当たらないと理解をいたしますけれども、見解をお伺いいたします。

  83. ○国務大臣(片山さつき君) 委員御指摘のように、為替相場というのは非常に多様な…

    ○国務大臣(片山さつき君) 委員御指摘のように、為替相場というのは非常に多様な要因を背景にマーケットで決まるものでございますので、財政政策であれ、御指摘の通貨量等であれ、それらのみが取り出されて為替相場に与える影響というのは、そういうそれだけのものではないし、それを私の立場として一概に申し上げるのも非常に困難ということであります。

  84. ○浜野喜史君 日銀総裁にインフレについてお伺いいたします

    ○浜野喜史君 日銀総裁にインフレについてお伺いいたします。  財政支出が過ぎると過度のインフレを招くとの指摘があります。財政支出により通貨量が増えるので物価高を招くとのイメージによるものと理解をいたします。そのイメージについてどう考えるのか、見解を伺います。  物価は需要と供給のバランスで決まるものであり、財政支出増が物価上昇を必ず生み出すものではないと理解をいたします。財政支出が供給力の向上

  85. ○浜野喜史君 ありがとうございました

    ○浜野喜史君 ありがとうございました。  日銀総裁におかれましては、ここまでで結構でございます。ありがとうございました。

  86. ○浜野喜史君 これまでの話を、質疑を総合して総理にお伺いしたいんですね

    ○浜野喜史君 これまでの話を、質疑を総合して総理にお伺いしたいんですね。  これ、昨年の十一月の予算委員会でもお伺いしたんですけれども、十月の日経新聞の記事の中で、サッチャー元首相がこういうことを言われたという話なんですね。国家が支出を増やすには国民の貯蓄から借りるか増税しかない、公のお金などない、あるのは納税者のお金だけだということなんですね。  昨年はうまく御答弁かわされてしまったと思うん

  87. ○内閣総理大臣(高市早苗君) なかなか、その個人の考え方に対して妥当か否かとい…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) なかなか、その個人の考え方に対して妥当か否かということを申し上げるのはどうかとは思うのですが、国家が支出を増やすには国民の貯蓄から借り入れるか増税しかないというサッチャー元英国首相の発言の要点が、政府によるみだりな財政拡大を戒め、ワイズスペンディングの重要性を唱える点にあるとすれば、国民の皆様からお預かりしている大切なお金を有効に活用し、安全で安心して暮らせる、成長す

  88. ○浜野喜史君 総理、ありがとうございます

    ○浜野喜史君 総理、ありがとうございます。  それでいいんですけれども、今までの質疑を聞いていただいて、これ日経新聞がどういう意図でこの記事を掲載されたのかは分かりません、特定できませんね。ただ、本当に国家が支出を増やすには国民の貯蓄から借りるか増税しかない、公のお金などないという認識に立っておれば、私は日経新聞の考え方は誤った考え方ではないかなというふうに思うんですけれども、いかがですか。

  89. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 日経新聞の考え方が誤っているかどうかについてここ…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 日経新聞の考え方が誤っているかどうかについてここで言及するのはともかくといたしまして、やはり、私が申し上げましたように、積極的な投資を行い、供給力も強くし、需要も生み出し、そして経済の成長によって税率を上げずとも税収が増えていく、そういう形をつくっていくというのが基本的な私の考え方です。

  90. ○浜野喜史君 これから六月の骨太の方針を検討されていくということでありますので…

    ○浜野喜史君 これから六月の骨太の方針を検討されていくということでありますので、非常にこれから大事なタイミングになるんだろうというふうに受け止めております。  是非、この骨太の方針検討に向けては、先ほど来から私が申し上げました機能的財政といったような考え方も踏まえて御検討いただきたいと思いますけれども、総理の見解をお伺いいたします。

  91. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 機能的財政につきましては、先ほど私や片山大臣から…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 機能的財政につきましては、先ほど私や片山大臣から答弁をしましたとおりでございます。特定の学説を前提に財政運営を行っているわけではなく、その時々の経済社会情勢などを踏まえて、日々の市場動向や経済指標を常に十分注視しながら国内投資の促進を徹底的にてこ入れする。潜在成長率を引き上げることを通じて名目成長率を押し上げ、その名目成長率の範囲内に債務残高の伸び率を確実に抑えること

  92. ○浜野喜史君 ありがとうございます

    ○浜野喜史君 ありがとうございます。  その上で、通告していないんですけれども、城内大臣にお伺いいたします。  城内大臣は、経済財政演説の中で、投資を怠ることこそが最も無責任となる時代に私たちは生きておりますと、主要先進国の経済政策の潮流も、市場原理に過度に依存する新自由主義的発想、すなわち市場の働きに委ね過ぎる考え方から転換しています、例えるなら、天動説から地動説へと世界観が変わるようなパラ

  93. ○国務大臣(城内実君) お答えします

    ○国務大臣(城内実君) お答えします。  確かに、昨年十一月だったと思いますけれども、浜野委員から質問がありまして、私が申し上げたのは、いろいろな学説ありまして、信用貨幣論というのも、これも傾聴に値するということで申し上げましたし、先ほど高市総理も申しましたように、我々、経済財政運営する上で、特定のその学説に引っ張られてやるのではなくて、様々な経済動向を踏まえながら、そしてまたいろいろな説を唱え

  94. ○浜野喜史君 ありがとうございました

    ○浜野喜史君 ありがとうございました。  いずれにせよ、六月の骨太の方針、注目をしてまいりたいと思います。  話題を変えます。  総理が求める強い経済を実現するためには、安価で安定的な電力供給が重要であるという観点を踏まえて質問いたします。  赤澤大臣にお伺いいたします。  GX経済移行債の償還財源の一部は、CO2の排出枠を政府から有償で購入する仕組みである有償オークションで賄うこととさ

  95. ○国務大臣(赤澤亮正君) 御通告の二つを一度にまとめて聞かれたと思いますので、…

    ○国務大臣(赤澤亮正君) 御通告の二つを一度にまとめて聞かれたと思いますので、極力簡潔に要領よくお答えしたいと思いますが。  まず、有償オークションを発電部門にというのについての考え方は、まさに委員御説明のとおりです。諸外国でもそうやっているとか、代替技術が既に商用化されているというようなことであります。そういう意味で、浜野委員がおっしゃったことをもう一個触れさせていただければ、社会全体で広くコ

  96. ○浜野喜史君 ありがとうございました

    ○浜野喜史君 ありがとうございました。  電気工事業と電気保安業についてお伺いいたします。  新たな工場やオフィスの整備には、適切な電気工事に加え、継続的な点検保守が必要不可欠ですが、この重要分野の持続的な担い手の確保が大きな課題となっております。  金子国交大臣にお伺いします。建設業の適正工期について伺います。  電気工事業は建設工事の後半工程を担うことが多く、前段の工事の遅れのしわ寄せ

  97. ○国務大臣(金子恭之君) お答えいたします

    ○国務大臣(金子恭之君) お答えいたします。  委員御指摘の規定につきましては、民間同士の協議については法律で応諾義務まで課すことは関係者の御理解を得ることが難しく、他の立法例もないことや、そもそも民間工事の六割は契約書に変更条項すらない状況にあり、応諾義務まで課すと現場の混乱を招きかねないこと等を考慮しつつも、協議の円滑化を進める観点から、民間工事についても努力義務を課すという踏み込んだ対応を

  98. ○浜野喜史君 赤澤大臣にお伺いいたします

    ○浜野喜史君 赤澤大臣にお伺いいたします。電気保安業についてお伺いします。  電気保安人材の二〇四〇年における需給見通しについて対策を講じない場合、約五万人の人材不足になる想定が経産省より示されました。現在、官民一体となって電気主任技術者の試験制度の見直しなど様々な対策に取り組むことで、短期的には需給ギャップを埋められる想定と承知をいたしておりますが、まだ不十分であります。  長期的な視点から

  99. ○国務大臣(赤澤亮正君) 委員御指摘のとおり、電力の安全な供給、利用に不可欠な…

    ○国務大臣(赤澤亮正君) 委員御指摘のとおり、電力の安全な供給、利用に不可欠な電気保安業務は、社会経済活動を支える重要な業務であり、業務を担う電気保安人材の確保、育成に継続的に取り組むことが重要と考えております。  これまで、電気主任技術者等の試験機会の拡充やスマート保安技術の導入を踏まえた各種制度の見直しなどに取り組んできております。  引き続き、中長期的な視点から、保安レベルの維持を前提に

  100. ○浜野喜史君 関連しまして、松本文科大臣にお伺いをいたしたいと思います

    ○浜野喜史君 関連しまして、松本文科大臣にお伺いをいたしたいと思います。  電気工事業や電気保安業の担い手を持続的に確保していくためには、工業系人材を増やしていかなければなりません。二〇四〇年の就業構造推計によれば、事務職が四百三十七万人の余剰となる一方、現場人材は二百六十万人の不足となる見通しが示されております。  そのような中、政府は、全国の高校授業料無償化の改正法案の成立を目指しておりま

  101. ○国務大臣(松本洋平君) 御指摘のとおり、我が国の産業の現場を支える工業系人材…

    ○国務大臣(松本洋平君) 御指摘のとおり、我が国の産業の現場を支える工業系人材の確保、育成は重要であると考えております。  このため、高校段階では、先般公表いたしました高校教育改革のグランドデザインにおきまして、工業高校を含む専門高校の機能強化、高度化を大きな柱の一つとして掲げております。その上で、令和七年度補正予算で設けました高校教育改革促進基金を通じまして、専門高校を始め公立高校を対象に先導

  102. ○浜野喜史君 これで一分を切りましたので終わりたいと思いますけれども、冒頭あり…

    ○浜野喜史君 これで一分を切りましたので終わりたいと思いますけれども、冒頭ありましたように、三十年余りの経済停滞は脱却できていないということだと思います。  私なりの問題意識は、やはりこの三十年余りもの経済停滞を生んだのは、財政健全化路線と株主価値最大化路線、この二つが主因ではないかというふうに思っております。今後とも問題提起を続けたいと思います。  ありがとうございました。

  103. ○委員長(藤川政人君) 以上で浜野喜史君の質疑は終了いたしました

    ○委員長(藤川政人君) 以上で浜野喜史君の質疑は終了いたしました。(拍手)     ─────────────

  104. ○委員長(藤川政人君) 次に、西田実仁君の質疑を行います

    ○委員長(藤川政人君) 次に、西田実仁君の質疑を行います。西田実仁君。

  105. ○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます

    ○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。  イラン情勢についてまずお聞きしたいと思います。  イランの戦闘が長期化するリスクというものは高まっているというふうに思わざるを得ません。ホルムズ海峡が事実上閉鎖されている中、国民生活をいかにして守っていくのか。第一次、第二次オイルショックとの違いを十分に踏まえて、まあ、あってはなりませんが、長期化した場合に備えておく必要もあると思います。  そ

  106. ○内閣総理大臣(高市早苗君) まず、ガソリンなどの燃料油につきましては、既存の…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) まず、ガソリンなどの燃料油につきましては、既存の燃料油価格激変緩和基金の残高を活用して、今週十九日から補助を実施していきます。石油、原油備蓄の放出は昨日からということでございます。  今後、中東情勢や油価の状況を注視しながら、必要があれば、その他の予備費の使用状況も見極めた上で、令和七年度予備費や、まだ御審議中でございますけれども、令和八年度予備費を活用するのも否定

  107. ○西田実仁君 情勢は刻々と変わってまいりますので、これ与野党超えて、予算の修正…

    ○西田実仁君 情勢は刻々と変わってまいりますので、これ与野党超えて、予算の修正等もこの予算委員会で議論していきたいというふうに思います。  今御答弁ありました、その上ででありますけれども、先ほど、第一次、二次オイルショックとの違いを申し上げました。油の値段が上がるのみならず、油が日本に届かないというリスクがある以上、当面は、今進めておられますガソリンの補助にするにいたしましても、これいつまでも続

  108. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 中東情勢の先行きはいまだ予断を許さない状況ですか…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 中東情勢の先行きはいまだ予断を許さない状況ですから、今後、事態が長期化した場合にも、息切れすることなく持続的に国民生活をお支えすることができるように、支援の在り方というのは柔軟に検討してまいります。今委員が御指摘いただいたような様々なケースがあり得ると思いますが、それに対して柔軟に対応していきます。  それから、入ってこなくなるかもしれないものに対して、今、私自身も

  109. ○西田実仁君 局面ごとのその支援の在り方、これを検討しているということでよろし…

    ○西田実仁君 局面ごとのその支援の在り方、これを検討しているということでよろしいんでしょうか。

  110. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 様々なリスク、そしてそれへの備えを今始めていると…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 様々なリスク、そしてそれへの備えを今始めているということでございます。

  111. ○西田実仁君 日米首脳会談についてお聞きします

    ○西田実仁君 日米首脳会談についてお聞きします。  ホルムズ海峡は事実上閉鎖されておりまして、既に三月十日、イランは機雷敷設を宣言しております。トランプ米大統領はSNSの投稿で、影響を受けている中国、フランス、日本、韓国、イギリスその他の国々がこの海域に艦船を派遣することを望むと、ホルムズ海峡の安全確保や日本などの艦船派遣に期待を示しております。  十九日から訪米される総理であります。この機雷

  112. ○国務大臣(小泉進次郎君) まず、現時点で正式な派遣要請などは来ておりません

    ○国務大臣(小泉進次郎君) まず、現時点で正式な派遣要請などは来ておりません。そして、昨日、広田委員などともやり取りをさせていただいたとおり、現時点で自衛隊の派遣について決まっていることはありません。  いずれにしても、現時点で大事なことは、外交努力をしっかりと尽くして、事態の鎮静化に向けた努力をあらゆる局面で、そしてまた政府挙げて取り組むことだと思っておりますので、予断を持ってこうだということ

  113. ○委員長(藤川政人君) 党首討論の方、用意はあるかという話

    ○委員長(藤川政人君) 党首討論の方、用意はあるかという話。

  114. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 今、法的に可能な範囲で何ができるかということを精…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 今、法的に可能な範囲で何ができるかということを精力的に政府内で検討をしております。事によっては国会の承認が必要なミッションもあるわけでございますけれども、そういう場合には、できるだけ幅広く各党各会派の代表の方に丁寧にお話をしたいと考えております。

  115. ○西田実仁君 まさに国難という状況になり得るような今状況でありますので、ここは…

    ○西田実仁君 まさに国難という状況になり得るような今状況でありますので、ここは与野党しっかりと協力をしてこの国難乗り切っていかなきゃいけないという思いで質問させていただきました。  総理は繰り返し責任ある積極財政と言っておられます。そもそも裁量で動かせる予算規模がどのくらいあるのかということで、まずグラフを御覧いただきたいと思います。  令和八年度予算百二十二兆円のうち、国債費が二五・六%、地

  116. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 個別の議論について予断するということは差し控えま…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 個別の議論について予断するということは差し控えますが、防衛力整備につきましては、自らの国は自らで守るという基本姿勢の下、我が国自身の主体的判断に基づいて行うものでございます。金額ありきではなくて、大事なのは防衛力の中身だと考えております。  安全保障環境は一層厳しさを増している現状を踏まえまして、日米同盟の抑止力、対処力は一層強化していく、ここのところは米国との間で

  117. ○西田実仁君 次に、防衛装備品の海外輸出、いわゆる五類型の撤廃についてお聞きし…

    ○西田実仁君 次に、防衛装備品の海外輸出、いわゆる五類型の撤廃についてお聞きしたいと思います。  まず世論調査でありますけれども、見ていただきますが、自民党と日本維新の会は、防衛装備移転三原則の運用見直しに向けまして政府に提言を提出されております。殺傷を主な目的としない救難、輸送、警戒、監視、掃海に限っていた従来の五類型を撤廃し、戦闘機、護衛艦、潜水艦など、殺傷能力のある武器の輸出を原則可能とす

  118. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 防衛装備移転というのは、我が国にとって望ましい安…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 防衛装備移転というのは、我が国にとって望ましい安全保障環境の創出などのための重要な政策手段でございます。我が国を取り巻く安全保障環境の変化が加速度的に生じる中で、防衛装備移転を更に推進して、地域としての抑止力、対処力を向上させることが必要だと考えております。  また、防衛装備移転の推進は、同盟国、同志国への販路拡大ですとかサプライチェーン協力の拡大を通じて、防衛産業

  119. ○西田実仁君 我が国との間で安全保障面での協力関係がある諸国との安全保障、防衛…

    ○西田実仁君 我が国との間で安全保障面での協力関係がある諸国との安全保障、防衛協力の強化に関する海外移転について五類型に限定してまいりましたのは、警察権に基づく海上保安分野での連携強化が狙いでありました。あわせて、この海上保安政策プログラム、これを通じまして人材の育成も行ってまいりました。  同盟・同志国との防衛協力の深化のため五類型撤廃すると言いますけど、なぜ警察権に基づく海上保安では不十分な

  120. ○国務大臣(小泉進次郎君) まず、この防衛移転政策につきましては、旧公明党の皆…

    ○国務大臣(小泉進次郎君) まず、この防衛移転政策につきましては、旧公明党の皆様方に、あっ、公明党ですね、参議院の方は公明党だと思いますが、先生方に大変お世話になって、この運用の見直しなどを二〇二三年、そして二〇二四年と重ねてまいりました。まず、西田先生を始めとして公明党の皆さん、また衆議院の旧公明党の皆さんにも心から感謝を申し上げたいと思います。  その上で、今お尋ねがありましたが、なぜ緩和で

  121. ○西田実仁君 総理も防衛大臣も地域の抑止力、対処力と言われましたが、この地域と…

    ○西田実仁君 総理も防衛大臣も地域の抑止力、対処力と言われましたが、この地域とはどこでしょうか。防衛大臣にお聞きします。

  122. ○国務大臣(小泉進次郎君) 例えば、日本にとって大事な戦略は、国家安保上の基本…

    ○国務大臣(小泉進次郎君) 例えば、日本にとって大事な戦略は、国家安保上の基本戦略はFOIP、この自由で開かれたインド太平洋であると、これは総理も再三繰り返しているところであります。  例えば一例を挙げさせていただければ、今オーストラリアとの「もがみ」型の選定の最終調整、契約に向けた最終調整をやっております。この日本が誇る技術を搭載をした「もがみ」型の護衛艦、これを日本とオーストラリアが共有する

  123. ○西田実仁君 二年前の次期戦闘機の第三国輸出の議論をここでいたしましたときにも…

    ○西田実仁君 二年前の次期戦闘機の第三国輸出の議論をここでいたしましたときにも同じような反対の方が多かったんですけれども、それを通じて逆転しました。そういうような議論をしなければいけないと私は思います。  その上で、五類型をなぜ撤廃するのかというときに、これまで自公の間では、歯止めが利かなくなるとして五類型にして、もし必要であれば、必要な防衛上のその必要があれば追加をしていくという、そういう考え

  124. ○国務大臣(小泉進次郎君) 今御指摘のようなポジティブリスト形式、こういったこ…

    ○国務大臣(小泉進次郎君) 今御指摘のようなポジティブリスト形式、こういったことにつきましては、先生のように様々な御意見がありますが、その課題としては、類型に該当するか否かの判断が難しいケースが生じ得ることや、安全保障上重要な防衛装備移転を適時適切に実施できないとの見方があるということも承知をしています。  こうした点も踏まえながら、政策の見直し、運用指針の見直しを早期に実現すべく、関係省庁とと

  125. ○西田実仁君 先ほど総理は、もう一つの狙いとして、防衛生産・技術基盤の強化、ま…

    ○西田実仁君 先ほど総理は、もう一つの狙いとして、防衛生産・技術基盤の強化、また成長に資するということをおっしゃいましたので、その点についてお聞きしたいと思います。  かつて宮澤喜一外務大臣は、たとえ何がしかの外貨の黒字が稼げるといたしましても、我が国は兵器の輸出をして金を稼ぐほど落ちぶれてはいないといいますか、もう少し高い理想を持った国として今後も続けていくべきであろうと答弁しております。

  126. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 今は、日本を取り巻く情勢、非常に厳しいものになっ…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 今は、日本を取り巻く情勢、非常に厳しいものになってきていると思います。  また、我が国一国だけではなくて、やはり同志国を増やしていって、一緒に地域の安定というものを実現していかなきゃいけない、そういう時代になっていると思います。もう時代が変わったと感じます。

  127. ○西田実仁君 そうではなくて、経済の、産業に資すると先ほどおっしゃったわけです…

    ○西田実仁君 そうではなくて、経済の、産業に資すると先ほどおっしゃったわけですけど、そういう落ちぶれた国にはならないと宮澤外務大臣が言われたことについてはどう思いますか。

  128. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 防衛産業そのものだけではなくて、今、防衛関連産業…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 防衛産業そのものだけではなくて、今、防衛関連産業、そしてそのほかの類いの産業、協力をし合いながら、デュアルユースと言われる、防衛力強化にも使える、また私たちの暮らしを便利で豊かにするためにも使える、そういった技術の開発で協力をし合い始めています。ここ数年の動きでございます。  まさに私たちの身の回りには、防衛産業から生まれたものによって便利になったものがたくさんござ

  129. ○西田実仁君 国民が心配しているのは、殺傷能力のある兵器をどんどん海外に輸出す…

    ○西田実仁君 国民が心配しているのは、殺傷能力のある兵器をどんどん海外に輸出するんじゃないかということを心配しているわけでありまして、その点について改めてお聞きしますけれども、防衛生産の強化をするためには、一定のロットを安定的に生産し続け、ラインを維持する必要があります。それには発注数を維持しなければならず、自衛隊だけではなく他国からの受注、他国からも受注する方が有利、そう考えるのは経済の一般論と

  130. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 例えば防衛産業、もう防衛産業というのは、言わば防…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 例えば防衛産業、もう防衛産業というのは、言わば防衛力そのものと位置付けられております。これは御党とも一緒に策定しました、二〇二二年、現行の国家安全保障戦略において、装備品の開発、生産、維持整備の確保のために必要不可欠な防衛生産・技術基盤というのが言わば防衛力そのものと位置付けられているということでございます。  本当に今、世界に目を向けますと、各国が無人機の大量運用

  131. ○西田実仁君 継戦能力で大事なのは、イランあるいはウクライナを見てもお分かりの…

    ○西田実仁君 継戦能力で大事なのは、イランあるいはウクライナを見てもお分かりのとおり、国民の抵抗の意思が究極でありまして、今物価高に大変国民の皆さんが苦しんでいる中におきまして、先ほど申し上げましたような兵器生産ということに血道を上げるような国、これに対して国民を本当に守るという強い気持ちが持てるかどうかということが事の本質でありまして、おっしゃるような、その防衛力そのものが、防衛産業そのものが防

  132. ○国務大臣(小泉進次郎君) 物だけではなくて、今、自衛隊の隊員の皆さんの給与、…

    ○国務大臣(小泉進次郎君) 物だけではなくて、今、自衛隊の隊員の皆さんの給与、そして待遇、これも今まで以上に上げております。  私としては、この継戦能力に関わることで申し上げれば、現場を見ていて、例えば部品が足らない飛行機、これも見ています。かなり、最近、防衛産業に対する投資がなかったことで、残念ながら撤退をしてしまった部品の会社もあります。  そういった中で、いざ何かがあったときに、自前の防

  133. ○西田実仁君 総理にお聞きします

    ○西田実仁君 総理にお聞きします。  国民の皆さんの理解が、究極のやはり抵抗するという力になり、防衛力になるというふうに指摘しました。別に、自衛隊の人、全然何もやらなくていいなんということは一つも言っていないんです。今の議論が物だけに、そういう意味だけに偏っているんじゃないか、大事なのは国民の理解ではないか、そのことを言っているわけですけれども、どうでしょうか。

  134. ○内閣総理大臣(高市早苗君) そういう御指摘でしたら、そのとおりでございます

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) そういう御指摘でしたら、そのとおりでございます。国民の皆様の御理解を得るべく、丁寧にしっかりと説明をさせていただきます。

  135. ○西田実仁君 外務省の平和国家としての六十年の歩み、平成十七年ですが、平和国家…

    ○西田実仁君 外務省の平和国家としての六十年の歩み、平成十七年ですが、平和国家の理念に基づいた我が国の取組は以下の実績が示すとおりであるとして、国際紛争助長の回避の項目に、武器の供給源とならず、武器の売買で利益を得ないと記載しておりました。二〇一四年、防衛装備移転三原則が策定された際にも、平和国家としての歩みを引き続き堅持と加筆されました。  この引き続き堅持されました平和国家の理念につきまして

  136. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 我が国からの防衛装備移転につきましては、個別の案…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 我が国からの防衛装備移転につきましては、個別の案件ごとに厳格に審査し、移転後の適正管理が確保される場合に限って認め得るとする政府の基本的な考え方に変わりはございません。政府として、平和国家としてのこれまでの歩みを堅持しながら、どのような案件を移転可能とするべきか、検討を進めてまいります。  本当に、同志国、地域の安定、平和を守るための取組でございます。

  137. ○西田実仁君 国際紛争の助長回避に関する政府のスタンスは変わっていないんでしょ…

    ○西田実仁君 国際紛争の助長回避に関する政府のスタンスは変わっていないんでしょうか。

  138. ○国務大臣(茂木敏充君) そのスタンスは全く変わっておりません

    ○国務大臣(茂木敏充君) そのスタンスは全く変わっておりません。平和国家としての八十年の歩み、これは継続してしっかりと進めていきたい。  同時に、今、一国だけではあらゆる脅威から自国を守れないと、こういう国際状況がある中で、戦争を助長するためではなくて、抑止力を高めることによって未然に紛争を防いで平和にしていく、そのために同志国が協力をすると、こういった協力を更に進めていくということが、今の時代

  139. ○西田実仁君 五類型を撤廃する場合には、防衛装備移転三原則の運用指針の改定が必…

    ○西田実仁君 五類型を撤廃する場合には、防衛装備移転三原則の運用指針の改定が必要となりますが、その際に、防衛装備移転三原則等に国際紛争の助長をすることを回避すると明示的に記載すべきではないでしょうか。総理にお聞きします。

  140. ○国務大臣(茂木敏充君) 今検討中でありますから、どういった文言にするかと、こ…

    ○国務大臣(茂木敏充君) 今検討中でありますから、どういった文言にするかと、これにつきましては、今後更に詰めていきたいと思っております。

  141. ○西田実仁君 この運用指針の改定というのは政府が決定すれば足りるわけであります…

    ○西田実仁君 この運用指針の改定というのは政府が決定すれば足りるわけでありますし、自民党の提言は政策の大転換と位置付けておりますけれども、それに見合った国民的な議論がなされていない、であるから先ほどの世論調査の結果になっている。政府と与党の判断だけで突き進めば、国民には理解されないというふうに思います。  先ほど、今回の見直しの目的で、地域の対処力、防衛力の向上ということを第一に掲げられました。

  142. ○内閣総理大臣(高市早苗君) まず、運用指針の見直しについてでございますが、現…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) まず、運用指針の見直しについてでございますが、現時点ではその内容を予断をすることは控えさせていただきます。  その上で、防衛装備移転の許可は外為法の運用によって行われるものでございます。同法の運用は行政権の作用に含まれますので、法律にのっとり、国家安全保障会議における厳格審査を経て、政府がその主体となって行っていくことが適切だと考えます。  その上で、防衛装備移転

  143. ○西田実仁君 しかし、自民党の提言は政策の大転換と言っておられまして、地域の抑…

    ○西田実仁君 しかし、自民党の提言は政策の大転換と言っておられまして、地域の抑止力、対処力を向上させるという、まさに地域の様々な防衛戦略に深くコミットしていくことに大きく転換をするという提言になっているわけであります。  したがって、こうした見直しがなされれば、先ほど申し上げたように、地域の戦術あるいは戦略、こうしたことに我々がコミットしていくということになるわけでありますので、それがどういうふ

  144. ○国務大臣(小泉進次郎君) 西田先生おっしゃるとおり、地域と一緒になってどのよ…

    ○国務大臣(小泉進次郎君) 西田先生おっしゃるとおり、地域と一緒になってどのように運用していくかとかいう話、また能力構築などはあると思います。  ただ、それは何のためかと申し上げれば、やはりこの地域に新たな戦争や紛争を起こさせないと、こういった環境をつくるための防衛装備移転として考えていますので、そこも含めて御理解が得られるようにしていきたいと思います。

  145. ○西田実仁君 最後に、中小企業の価格転嫁についてお聞きしたいと思います

    ○西田実仁君 最後に、中小企業の価格転嫁についてお聞きしたいと思います。  地元では必ずしもないんですが、建設業の方で基礎工事等に関わっておられるとび、土工の方からのお話でありますが、今、国家的に適正取引が進められておりますけれども、一部の住宅メーカー等からの注文書が送り付けられてきて、見積りもないという状況の中で、一人工に直しますと日に二千円余りというような、そういう仕事も請け負わざるを得ない

  146. ○国務大臣(金子恭之君) お答え申し上げます

    ○国務大臣(金子恭之君) お答え申し上げます。  注文者である元請事業者が、取引相手である専門工事業者と協議を行うことなく一方的に請負代金の額を決定し契約を締結する指し値発注につきましては、建設業法に基づく監督処分等の対象となり得るものと考えており、その旨を建設業法令遵守ガイドラインに明記しているところでございます。建設業法やガイドラインに反する不適切な取引行為については、建設Gメンが調査、指導

  147. ○西田実仁君 建設業法では、取適法で禁止事項に法律となっております協議に応じな…

    ○西田実仁君 建設業法では、取適法で禁止事項に法律となっております協議に応じない一方的な価格決定そのものは、禁止事項にまだなっていないわけですね。そういうことによってこうした事態が起きているとすれば、これは実態調査して早急に改正すべきであることを主張して、終わりたいと思います。  ありがとうございました。

  148. ○委員長(藤川政人君) 以上で西田実仁君の質疑は終了いたしました

    ○委員長(藤川政人君) 以上で西田実仁君の質疑は終了いたしました。(拍手)     ─────────────

  149. ○委員長(藤川政人君) 次に、谷合正明君の質疑を行います

    ○委員長(藤川政人君) 次に、谷合正明君の質疑を行います。谷合正明君。

  150. ○内閣総理大臣(高市早苗君) まず、中東情勢による農林水産業への影響について、…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) まず、中東情勢による農林水産業への影響について、現時点で予断を持って判断するということは困難なのですが、原油だけではなくて、肥料など農業生産資材の価格高騰による影響が懸念されているということは承知しております。  まずは、物価高対策を盛り込んだ経済対策や令和七年度の補正予算を着実かつ迅速に執行するとともに、令和八年度予算及び関連法案の早期成立を図っていくことが必要だ

  151. ○国務大臣(茂木敏充君) 昨晩、アメリカのルビオ国務長官と電話会談をさせていた…

    ○国務大臣(茂木敏充君) 昨晩、アメリカのルビオ国務長官と電話会談をさせていただきました。  今、イランをめぐる情勢、非常に緊迫化している中で攻撃の応酬が続くと。さらには、イランにおきましては、核兵器の開発、これが進められてきた。また、今回の事態に当たっては、イランが、湾岸諸国始め周辺国に対する攻撃で、民間施設も含めて様々な被害が出ている。さらには、我が国にとっても国際社会にとっても極めて重要な

  152. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 相手もあることですから、日米首脳会談の内容につい…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 相手もあることですから、日米首脳会談の内容について今詳細に申し上げる用意はございませんが、今何よりも大切なのは事態の早期鎮静化でございます。この点は、三月十一日に、トランプ大統領も出席しておられたG7首脳オンライン会議で、私から米国を始めとする出席者に伝達したところです。  米国との間では、あらゆるレベルでやり取りを今も行っておりますが、首脳会談では、我が国の立場、

  153. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 米国とも緊密に連携をしておりますが、イランとは、…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 米国とも緊密に連携をしておりますが、イランとは、主に茂木外務大臣がアラグチ外相と緊密に連絡を取り合っております。元々関係の深い国でございますから、これはしっかりと意思疎通をしてまいりたいと思っております。

  154. ○国務大臣(茂木敏充君) 今総理の方からもありましたように、アラグチ外務大臣と…

    ○国務大臣(茂木敏充君) 今総理の方からもありましたように、アラグチ外務大臣とは、元々日本にも駐在をされていたり、大変知日家でありまして、私が前回外務大臣を務めていたときから、カウンターパートとして様々なやり取りをやってきました。  先日も電話会談を行いまして、何にしても事態の鎮静化、これが極めて重要である。また、イランに対しては、周辺国への攻撃、これが様々な被害を物的にも人的にも出している、こ

  155. ○内閣総理大臣(高市早苗君) まさにカーニー首相がおっしゃった演説については承…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) まさにカーニー首相がおっしゃった演説については承知をしておりますし、そのミドルパワーが結束していくべきというのは私も同意をいたします。その上で、カーニー首相とお会いしたときに、FOIP、これについても、日本、カナダ、中心的な存在としてこれからそのFOIPを更に進化させていく、こういった話もいたしました。  しっかり同志国として連携をしてまいります。

  156. ○国務大臣(茂木敏充君) 我が国は、全ての紛争当事者によります国際人道法の遵守…

    ○国務大臣(茂木敏充君) 我が国は、全ての紛争当事者によります国際人道法の遵守、これを重視しております。そのため、武力紛争下においても紛争当事者は学生の安全と教育を保護するべきである、こういった谷合議員御指摘の安全な学校宣言の目的、これは基本的に評価をしております。  一方、安全な学校宣言が支持する武力紛争下で学校や大学を軍事目的利用から守るためのガイドライン、これは既存の国際人道法の義務を超え

  157. ○国務大臣(茂木敏充君) 委員御指摘のとおり、安全な学校宣言と武力紛争下で学校…

    ○国務大臣(茂木敏充君) 委員御指摘のとおり、安全な学校宣言と武力紛争下で学校や大学を軍事目的利用から守るためのガイドラインには法的拘束力というものはございません。しかしながら、これらの文書を支持することは、道義的、政治的観点からその履行を目指すことを意味すると考えております。  委員の方からも貴重な御提言をいただきました。先ほど申し上げましたけれど、様々な国の動向等を考えながら、今後どういうこ

  158. ○内閣総理大臣(高市早苗君) まずは、国家安全保障戦略への記載はそのとおりでご…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) まずは、国家安全保障戦略への記載はそのとおりでございます。「軍備管理・軍縮・不拡散の取組を一層強化する。」としております。  それから、来月の会議でございますが、その対応については適切に検討していきますが、我が国として、その成功に向けて積極的な役割を果たしてまいります。

  159. ○国務大臣(茂木敏充君) NPT運用検討会議、極めて我が国として、この核不拡散…

    ○国務大臣(茂木敏充君) NPT運用検討会議、極めて我が国として、この核不拡散等々を進める上で重要だと考えております。過去二回大きな成果が出なかったということについても懸念を持っているところでありまして、今回大きな成果が出せるように、日本としても最大限の取組をしていきたいと思っておりますが、その上で、どういった形で誰が出席するか等々は、全体の状況もありますので適切に判断することになりますが、どんな

  160. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 我が国は核不拡散条約の中にありますので、そしてま…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 我が国は核不拡散条約の中にありますので、そしてまた、これは憲法に基づいて国内法より上位に位置するということになりますので、核の保有はいたしません。また、核共有というものにつきましても、私は反対でございます。

  161. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 政府としては、非核三原則を政策上の方針として堅持…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 政府としては、非核三原則を政策上の方針として堅持しています。その上で、持ち込ませずについては、二〇一〇年、当時の岡田外務大臣による答弁を引き継いでいく考えでございます。

  162. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 東日本大震災からの復興に際しては、我が国の先進的…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 東日本大震災からの復興に際しては、我が国の先進的なトンネル建設技術を基に、トンネル区間が多い三陸沿岸道路などの早期の全線供用を実現することができました。  今後行われる日米首脳会談の具体的な内容、また、日米政府の戦略的投資イニシアティブにおける取扱いについて予断を持ってお答えすることはしませんけれども、高市内閣では、こうした日本のすばらしいインフラ技術を、米国を始め

  163. ○国務大臣(赤澤亮正君) 済みません、委員には、防災がライフワークの私はずっと…

    ○国務大臣(赤澤亮正君) 済みません、委員には、防災がライフワークの私はずっとその方面でも御指導いただいておりまして、誠にありがとうございます。  今総理が本当におっしゃったことに尽きておりますが、日米政府の戦略的投資イニシアチブは、重要鉱物、エネルギー、AIといった経済安全保障上重要な分野において日米が協力してサプライチェーンをつくり上げるものであります。  具体的な案件の選定に当たっては、

  164. ○国務大臣(金子恭之君) 谷合委員におかれましては、これまでもドクターヘリにつ…

    ○国務大臣(金子恭之君) 谷合委員におかれましては、これまでもドクターヘリについて御尽力を賜っております。心より敬意を表したいと思います。  ドクターヘリは人命救助等の重要な役割を果たしており、安定的な運航体制を確保する必要があると認識をしております。現時点におきましては、操縦士不足によって運航が休止する状況ではありませんが、操縦士の高齢化が進んでおり、今後、操縦士の退職数が増加することも見込ま

  165. ○内閣総理大臣(高市早苗君) ドクターヘリ、地域の救急医療体制を確保する上で重…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) ドクターヘリ、地域の救急医療体制を確保する上で重要な役割を果たしております。毎年度、機体の更新を含めた運航に関する各種経費に対して財政支援、行っております。  さらに、今般の事態を受けまして、昨年の十二月にお認めいただいた令和七年度の補正予算で、特にヘリの機体の調達、整備や整備士の確保などを支援する事業を実施しております。これ、自治体の意向を十分にお伺いして、できる

  166. ○内閣総理大臣(高市早苗君) この協議会の設置ですが、本年四月施行ということで…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) この協議会の設置ですが、本年四月施行ということで、国としても、設置、運営に関するガイドラインの策定、これは間もなく、今年度中に自治体に発出予定でございますし、それから効果的な運営に向けたモデル事業の実施、これもしっかりと行ってまいります。こういった取組で協議会の設置を力強く後押しさせていただきます。

  167. ○国務大臣(黄川田仁志君) 理解増進法に関する基本計画については、国会審議等に…

    ○国務大臣(黄川田仁志君) 理解増進法に関する基本計画については、国会審議等における御指摘等も踏まえまして、様々な方から多様な声を丁寧に伺い、必要な学術研究の結果等も踏まえながら検討しているところでございます。引き続き、基本計画の策定に向けて取り組んでまいる所存でございます。  また、各法令における同性パートナーの取扱いについては、令和六年三月に出されました犯罪被害者への給付金に関わる最高裁判決

  168. ○国務大臣(平口洋君) お答えをいたします

    ○国務大臣(平口洋君) お答えをいたします。  最高裁の判例でございますけれども、性同一性障害特例法につきましては、最高裁の大法廷におきまして、令和五年十月、生殖不能要件に関し、違憲である旨の決定がされたところであり、厳粛に受け止める必要があると認識をしております。その上で、議員立法として制定された同法の改正の在り方については、様々な考え方があると承知しております。  引き続き、関係省庁ととも

  169. ○国務大臣(黄川田仁志君) 基本計画においては、多様な声を丁寧に伺うことが重要…

    ○国務大臣(黄川田仁志君) 基本計画においては、多様な声を丁寧に伺うことが重要であるというふうに考えております。必要な学術研究の結果を踏まえて慎重に検討する必要があると認識しております。引き続き、必要な取組を積み重ね、基本計画の策定に向けて取り組んでまいりたいと考えております。

  170. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 御指摘の三つの課題ですけれども、各大臣が申し上げ…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 御指摘の三つの課題ですけれども、各大臣が申し上げたとおり、所管に応じて適切に検討が進められていると承知をしておりますが、特に委員がおっしゃった基本計画については、この高市内閣で策定をするという方向で考えております。

  171. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 石破前総理の見解は承知をいたしております

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 石破前総理の見解は承知をいたしております。同性婚制度は国民生活の基本に関わるものでございます。国民の皆様お一人お一人の家族観とも密接に関わるものですから、政府としては、国民各層の御意見や国会における議論の状況、同性婚に関する訴訟の状況について注視していく必要があると考えております。

  172. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 憲法が採用する二院制は、両院の特性を生かし、それ…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 憲法が採用する二院制は、両院の特性を生かし、それぞれの役割を果たすことによって、民意を的確に反映させ、議事の公正、慎重を期するということとともに、衆議院が解散しているときには参議院においてそれを代替するという機能を有しているものと了解しています。

  173. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 立法府のあるべき姿につきましては立法府で御議論を…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 立法府のあるべき姿につきましては立法府で御議論をいただくべき事柄で、行政府の長の立場から具体的なことを申し上げるのは差し控えさせていただきます。

  174. ○内閣総理大臣(高市早苗君) まだそのように決まったとは聞いていないのですが、…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) まだそのように決まったとは聞いていないのですが、検討途中の議員立法の内容について内閣総理大臣の立場からコメントすることは差し控えさせていただきます。

  175. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 一院制につきましては、連立合意書には、連立政権合…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 一院制につきましては、連立合意書には、連立政権合意書には書かれておりません。  立法府のあるべき姿、それに関連する政治改革の在り方については立法府で御議論いただくべき事柄ですから、行政府の長の立場から具体的なことを申し上げることは差し控えます。

  176. ○委員長(藤川政人君) 以上で谷合正明君の質疑は終了いたしました

    ○委員長(藤川政人君) 以上で谷合正明君の質疑は終了いたしました。(拍手)  午後一時に再開することとし、休憩いたします。    午前十一時五十一分休憩      ─────・─────    午後一時開会

  177. ○委員長(藤川政人君) ただいまから予算委員会を再開いたします

    ○委員長(藤川政人君) ただいまから予算委員会を再開いたします。  令和八年度総予算三案を一括して議題とし、休憩前に引き続き質疑を行います。猪瀬直樹君。

  178. ○猪瀬直樹君 日本維新の会、参議院幹事長の猪瀬直樹です

    ○猪瀬直樹君 日本維新の会、参議院幹事長の猪瀬直樹です。  今回、社会保障国民会議の実務者会議に参加することになりました。今日は、消費税、食料品消費税減税と、その財源としての医療費の削減、それから給付付き税額控除について、高市総理始め関係閣僚の方にお話を伺っていきますが、まず、日本維新の会としては、自民党との連立政権合意書に明記されている高齢者の定義の見直し、これについて、生産年齢人口の話と絡め

  179. ○国務大臣(林芳正君) 私も実はこの一月で六十五歳になりましたので、外れている…

    ○国務大臣(林芳正君) 私も実はこの一月で六十五歳になりましたので、外れているということかもしれませんが。  総務省が公表する国勢調査等の統計、これ十五歳未満、十五歳から六十四歳、六十五歳以上という区分で人口を集計、公表していると。今御指摘のあったとおりでございます。  今、猪瀬委員もおっしゃるように、高校進学率が上昇したり、それから高齢者の就業率の上昇、こうした社会情勢が変化している中で、統

  180. ○猪瀬直樹君 厚労大臣、一番この統計を使っているのが厚労省だと思うんですね

    ○猪瀬直樹君 厚労大臣、一番この統計を使っているのが厚労省だと思うんですね。厚生労働白書なんかにもやっぱり生産年齢人口を使った統計がたくさん出てきますけれども、これについてちょっとお答え願いたいんですけれども。

  181. ○国務大臣(上野賢一郎君) 今総務大臣から御説明があったとおり、政府としては、…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 今総務大臣から御説明があったとおり、政府としては、生産年齢人口というその用語について画一的な定義を定めているものではないというふうに承知をしております。  個別の法律や制度におきましてそれぞれ対象年齢が定められておりますので、社会環境の変化に応じてそうしたものは検討されていくべきものだと考えています。

  182. ○猪瀬直樹君 何歳までが生産年齢人口かということですけれども

    ○猪瀬直樹君 何歳までが生産年齢人口かということですけれども。  続いて、パネルの二を御覧いただきたいんですけれども、これ、つい三月十二日に日経紙面で、七十歳以降も働くつもりですというのが四割を超えています。それから、その右の方の、これは日本老年学会というところで二〇一七年に提言したのは、高齢者の定義を七十五歳以上にすべきであると、こういう提言が出ていると。  次に、パネル三を御覧ください。

  183. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 猪瀬委員におかれましては、全国ネットのテレビ中継…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 猪瀬委員におかれましては、全国ネットのテレビ中継が入っているところで私の年齢を言っていただき、本当にありがとうございます。  日本維新の会と自由民主党の連立政権合意書において、年齢にかかわらず働き続けることが可能な社会を実現するための高齢者の定義の見直しについても、令和八年度中に具体的な制度設計を行い、順次実行するとされております。私としても、これは社会保障改革の一

  184. ○猪瀬直樹君 続いて、先日、社会保障国民会議で議論が始まったばかりの消費税減税…

    ○猪瀬直樹君 続いて、先日、社会保障国民会議で議論が始まったばかりの消費税減税、その財源について伺います。  次のパネルですけれども、消費税法の条文を書きました。第一条第二項に、消費税の収入は、年金、医療及び介護の社会保障給付並びに少子化対策に充てると、こう明確に書いてあります。これは、二〇一四年に消費税が五パーから一〇%に上がるときに設けられた条文です。  それでは、なぜこのときに消費税が社

  185. ○国務大臣(片山さつき君) 委員御指摘のとおり、平成二十四年二月に閣議決定され…

    ○国務大臣(片山さつき君) 委員御指摘のとおり、平成二十四年二月に閣議決定された社会保障・税の一体改革におきまして、消費税が社会保障目的税にすることとされたわけですが、この背景といたしましては、少子高齢化が急速に進展し、高齢化率が世界で最も高い水準となる中で、国民全てが人生の様々な段階で受益者となり得る社会保障を支える経費については国民全体が皆で分かち合うべきとの理念の下に、現役世代だけではなくて

  186. ○猪瀬直樹君 であるならばということで、次の質問になるんですけれども、消費税を…

    ○猪瀬直樹君 であるならばということで、次の質問になるんですけれども、消費税を全額社会保障費に充てると、十分なのかということで、実際、このパネル見ていただくと、社会保障関係費と消費税収入の推移をグラフにしたんですけれども、一貫して社会保障関係費は膨張しているけれども、消費税は増税を繰り返しながら追いかけてきたんだけれども、結局十三兆円ぐらいのギャップが出ていると。  社会保障費はこのままではこれ

  187. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 御指摘のとおり、国分の消費税収では社会保障四経費…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 御指摘のとおり、国分の消費税収では社会保障四経費は賄い切れておりませんし、また、高齢化が進む中で社会保障関係費は増加し続けると見込まれます。  日本維新の会とは、社会保障関係費の急激な増加に対する危機感、現役世代を中心とした過度な負担上昇に対する問題意識を共有して議論を進めてまいりました。その結果、OTC類似薬などの保険給付の見直しですとか、データヘルスなどを通じた

  188. ○猪瀬直樹君 消費税を、そのギャップを埋めるには社会保障費を減らしていくしかな…

    ○猪瀬直樹君 消費税を、そのギャップを埋めるには社会保障費を減らしていくしかないんですけれども、じゃ、どうするかということで、一応、ちょっと次のパネルを見ていただきたいんですけれども、我が国の人口は一億二千万人強で、そのうち七十五歳以上が一六%、六十五歳から七十四歳が一三%を占めていると。国民医療費で見ると、さらに全体の四〇%が七十五歳以上の高齢者に使われていて、その総額は二十兆円を超えています。

  189. ○国務大臣(上野賢一郎君) 一般的に、社会保険制度におきましては、主に現役世代…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 一般的に、社会保険制度におきましては、主に現役世代が拠出をして、高齢世代が多く給付を受ける仕組みとなっております。これは、人は老いることが避けられない中で、生涯を通じて給付と負担の関係を見たときに、加入者間の助け合いの考え方やリスク分散が成り立つと考えられているものであります。  一方で、特に現役世代の支援金の負担、これを可能な限り抑制をし、社会保障制度自体を持続可能

  190. ○猪瀬直樹君 そういうことであっても、これ窓口負担がどうなっているかという現状…

    ○猪瀬直樹君 そういうことであっても、これ窓口負担がどうなっているかという現状を、これ今、次のパネルで見せますが、一割負担の人が全体の七三%と大部分を占めているんですね。  さらに、次のパネルでいきますけれども、これ、今国会で健康保険法改正案で、これ維新が提案して、後期高齢者の金融所得を把握して保険料に反映することが盛り込まれました。これ、年間五百万円の配当収入の人が確定申告の有無で、年間の医療

  191. ○国務大臣(上野賢一郎君) まず、高齢者医療制度におきましては、これまでも、一…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) まず、高齢者医療制度におきましては、これまでも、一定所得以上の方の窓口二割負担の導入であったり、高齢者の保険料で賄う割合の引上げであったり、様々な改革を実施をしてまいりました。  今委員から御指摘のありました今般の法案におきまして、金融所得の勘案についても盛り込んだところであります。一方で、今後、全ての世代の皆さんに納得していただける公平な制度を実現をしていくためには

  192. ○猪瀬直樹君 おっしゃることはいいんですが、抽象的なお答えではあるので、こちら…

    ○猪瀬直樹君 おっしゃることはいいんですが、抽象的なお答えではあるので、こちらとしては提案していきたいと思っているんですけれども、次に、パネル。価格弾力性という言葉がありますけれども、もし窓口負担三割にしたらどのくらいの医療費が削減できるかという、そういう試算があるんですね。  これは、鈴木亘教授、学習院の教授が前に出した論文から引用したのと、もう一つは、UCLAの津川友介准教授が試算したものと

  193. ○内閣総理大臣(高市早苗君) その高齢者の窓口負担の見直しを財源として消費税率…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) その高齢者の窓口負担の見直しを財源として消費税率の引下げをするかどうかということについては、私は今お答えできる段階にはございません。今、片山大臣の下で、租税特別措置、また様々な見直し、基金も含めた見直しを行っております。その中で、どれだけ安定財源が確保できるか、しっかりそういったことも配慮しながら考えてまいりたいと思っております。

  194. ○猪瀬直樹君 次の質問移りますけれども、健康保険法改正案で協会けんぽの準備金が…

    ○猪瀬直樹君 次の質問移りますけれども、健康保険法改正案で協会けんぽの準備金が、千五百億円を国庫に返還することが盛り込まれているんですけれども、協会けんぽは実に六兆円もの準備金をため込んでいるんですね。そのうちたった千五百億円では全く、その国庫に返還する千五百億円では全く少なくて話にならないのと、これ年金と違って健康保険は基本的に単年度ごとに収支の帳尻を合わせるのであって、積立金なんというものは本

  195. ○国務大臣(上野賢一郎君) 先般閣議決定をされました健康保険法等の改正案におき…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 先般閣議決定をされました健康保険法等の改正案におきまして、協会けんぽの準備金残高のうち約千五百億円を、国庫支出金から年間五百億円を三年間差し引くことで言わば国庫に返納していただくこととしているところであります。これは、あくまでもその部分が過去の国庫補助が単純に積み上がった金額と考えられているためでございまして、そのように整理をさせていただいているところであります。  

  196. ○猪瀬直樹君 令和十年度より早くならないんですか

    ○猪瀬直樹君 令和十年度より早くならないんですか。そこのところをちょっと聞きたいです。

  197. ○国務大臣(上野賢一郎君) 六兆円というお話でございますが、毎月の給付額が約一…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 六兆円というお話でございますが、毎月の給付額が約一兆円ありまして、それをどう見るかということも考える必要があろうかと思います。  いずれにいたしましても、今のところ令和十年度に終わるわけでございますので、令和十年度末の間にこの措置が終わるわけでありますが、当然、その間におきましても財政状況などはよく見ていく必要があろうかと考えています。

  198. ○猪瀬直樹君 財政状況が、検討を毎年やっていくということで考えていいわけですね

    ○猪瀬直樹君 財政状況が、検討を毎年やっていくということで考えていいわけですね。もう一度お願いします。

  199. ○国務大臣(上野賢一郎君) 基本的に、その財政状況で保険料率をどうするかという…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 基本的に、その財政状況で保険料率をどうするかというのは、まず協会けんぽの皆さんの方で考えられることであります。  我々といたしましては、それを支援している立場から、その状況については注視をしていくということだと考えております。

  200. ○猪瀬直樹君 次の話行きます

    ○猪瀬直樹君 次の話行きます。  給付付き税額控除の、なるべく早くやった方がいいと僕は思います。具体的な中身はこれから国民会議で議論していくわけですけれども、制度設計で余り緻密にやろうとするとなかなかできないので、今これ、パネルでちょっと書きましたけれども、すぐできるやつをやればいいんじゃないかと。  だから、今年、二〇二六年の収入に基づく確定申告と年末調整の制度を活用して給付付き税額控除を行

  201. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 年末調整や確定申告を活用して簡易な方法で給付を行…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 年末調整や確定申告を活用して簡易な方法で給付を行うことについて、ちょっと詳細が明らかではないですけれども、例えば、課税関係が生じない低所得の方など確定申告が必要ない方との公平性ですとか、給付実務を担う主体、その権限をどのように考えるかといった実務上の課題もあると考えます。

  202. ○猪瀬直樹君 今の課題はあることはあるんですけれども、まずは確定申告した人、あ…

    ○猪瀬直樹君 今の課題はあることはあるんですけれども、まずは確定申告した人、あるいは年末調整すぐできる人からやっていって、そしてほかの人たちが後から追い付いていくというか、そういう走りながら始めるというのはいかがでしょうかという提案ですね。そうすると、食料品のレジの問題とかやらなくても済んじゃうかもしれないというふうなことで、もう一度御提案させていただきます。

  203. ○委員長(藤川政人君) 提案でよろしいですか

    ○委員長(藤川政人君) 提案でよろしいですか。提案でよろしいですね。

  204. ○猪瀬直樹君 もう一度、スピードを持ってやっていただけるかなというふうなこと

    ○猪瀬直樹君 もう一度、スピードを持ってやっていただけるかなというふうなこと。

  205. ○内閣総理大臣(高市早苗君) それはもうスピード感を持ってやりたいのはやまやま…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) それはもうスピード感を持ってやりたいのはやまやまですが、しかし大切な制度ですので、これは詰めるべき点はしっかり詰めて不公平感のないものにしたいと思います。それで、確実に中所得、低所得の方々の御負担が減る、そういった制度にしたいと思っております。

  206. ○猪瀬直樹君 以上で質問を終わりにしたいと思いますが、国民会議でそれを更に議論…

    ○猪瀬直樹君 以上で質問を終わりにしたいと思いますが、国民会議でそれを更に議論していきたいと思います。  どうもありがとうございました。

  207. ○委員長(藤川政人君) 以上で猪瀬直樹君の質疑は終了いたしました

    ○委員長(藤川政人君) 以上で猪瀬直樹君の質疑は終了いたしました。(拍手)     ─────────────

  208. ○委員長(藤川政人君) 次に、金子道仁君の質疑を行います

    ○委員長(藤川政人君) 次に、金子道仁君の質疑を行います。金子道仁君。

  209. ○金子道仁君 日本維新の会、金子道仁です

    ○金子道仁君 日本維新の会、金子道仁です。  本日は、通告させていただきました質問の順番を入れ替えさせていただいて、和平調停に関する質問から冒頭させていただきたいと思います。  これまでの予算委員会の中で、私の方は、ガザの復興支援、そして我が国が主張する二国家解決のための教育的な観点から、憎しみの連鎖を断ち切ることの重要性について、そしてガザにおける学校教育の重要性、指摘してまいりました。パネ

  210. ○国務大臣(茂木敏充君) 若干誤解がある部分もありますので説明させていただきま…

    ○国務大臣(茂木敏充君) 若干誤解がある部分もありますので説明させていただきますと、UNRWAにつきましては、憎悪や暴力を増長する教育を一切許容しないとの方針を取っておりまして、テロ関連疑惑を受けて、第三者検証を踏まえ策定をされましたアクションプランにおいて教育の中立性に関する取組を強化しております。  UNRWAは、パレスチナ難民のホスト国・地域のカリキュラムであったりとか教科書を用いた教育支

  211. ○金子道仁君 この教科書、実は昨日届きました

    ○金子道仁君 この教科書、実は昨日届きました。切り取る、切り取らないというのは私初めて聞きましたけれども、切り取るんであれば最初から印刷しなければいいわけであって、こういうものが、実際に使われている教科書として学校にあるものを私内々で取り寄せさせていただいたので、全く今の御説明、私は納得がいかないんです。  切り取るものをなぜ印刷して配って、で、私たちが海外で入手したものは切り取られていないって

  212. ○国務大臣(茂木敏充君) 恐らく、元々の教科書はそういう形であったんだと思いま…

    ○国務大臣(茂木敏充君) 恐らく、元々の教科書はそういう形であったんだと思いますけれど、この教科書を活用して教育支援に充てるに当たりまして、不適切であるというページについては切り取ったということでありまして、オリジナルは委員お持ちのものだと思いますけれど、学校で、UNRWAが運営している学校におきましては切り取られたものが使われていると、このような説明を受けております。

  213. ○金子道仁君 是非精査していただきたいと思いますが、私もこれ学校から取り寄せた…

    ○金子道仁君 是非精査していただきたいと思いますが、私もこれ学校から取り寄せたものですので、是非その辺り、我が国として、UNRWAが言っているからそれが本当なのかということではなく、しっかりと精査をして、我が国の税金を使っているわけですから、ちょっと今のは正直納得ができない内容ではございますが、先に進めさせていただきたいと思います。  このような教育的な問題に関して、我が国としましては、是非、関

  214. ○内閣総理大臣(高市早苗君) まさに本日、和平調停を担当する部署を外務省に新た…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) まさに本日、和平調停を担当する部署を外務省に新たに設置するということでございます。今後の具体的な取組につきましては、紛争の発生する地域やその形態などを見極めて不断に検討してまいります。  ガザの復興支援につきましては、引き続き我が国としては積極的な役割を果たす決意です。ガザの統治メカニズムへの継続的な関与、パレスチナの国づくりに向けた包括的な支援、パレスチナ開発のた

  215. ○金子道仁君 是非御検討ください

    ○金子道仁君 是非御検討ください。今、ガザの人道支援は一段落付いてきました。しかし、復興支援に関しては、人道支援から復興支援、大きな壁があるというふうに認識しています。果たしてセメントを、この建築資材を今ガザに入れて大丈夫なのか、もう一度同じテロが広がる危険性はないのか、この大きな壁を越えるためにも、是非我が国のプレゼンスをしっかりと発揮していただきたい、このことをお願い申し上げます。  続いて

  216. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 旧都祁村にお触れいただき、ありがとうございます

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 旧都祁村にお触れいただき、ありがとうございます。  公立高校の配置につきましては、高校標準法に基づき都道府県において判断される事柄ではございますが、地域や産業の発展を支える人材の育成において高校教育の果たす役割は極めて重要です。このため、地理的アクセスの確保に留意した学校配置、規模の適正化、そして小規模校の教育条件の改善を図るということで、全国どこにいても多様で質の

  217. ○金子道仁君 ありがとうございます

    ○金子道仁君 ありがとうございます。小規模校という言葉も言っていただきましたし、地方の子供を取り残さないということは本当に感謝いたします。  小規模校を残すこと、非常に重要だと思います。ただ、残したらいいという問題ではないですね。残しても、選ばれない学校がそこにあっては本当に意味がありません。小規模校をどのように魅力化していくかが非常に重要だと思いますが、小規模校の魅力化について、総理、どのよう

  218. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 政府としましては、先般策定しました高校教育改革に…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 政府としましては、先般策定しました高校教育改革に関するグランドデザインにおきまして、小規模校の教育条件の改善について、学校間連携による遠隔授業等の活用、専門人材の派遣など、大学や産業界などとの連携強化を図るということにしております。  人員や体制面につきましても、令和七年度補正予算において新たに都道府県に創設する高等学校教育改革促進基金の活用のほか、それぞれの特色を

  219. ○金子道仁君 ありがとうございます

    ○金子道仁君 ありがとうございます。  学校間連携、また遠隔授業、そのような話が出てまいりましたが、これは一つの学校ではできないわけですね。広域という話も出ましたが、どこかが中心になり、誰かがハブにならなければ、これはなかなか進まない。私たちのところで、山辺高校がやりたいと言っても、一校では無理なわけです。  じゃ、どのようにしてやっていくか、パネルの一を御覧ください。  これは一つの事例で

  220. ○国務大臣(松本洋平君) 全国どこにいましても多様で質の高い学びを提供し、地方…

    ○国務大臣(松本洋平君) 全国どこにいましても多様で質の高い学びを提供し、地方の生徒はもとより、誰一人取り残されず、全ての生徒の可能性を最大限引き出すことができるよう、例えば小規模校の教育条件の改善を含む学校間連携による遠隔授業等の推進などに取り組んでいく必要があると考えております。  このため、高校教育改革促進基金におきましては、公立高校を対象に多様な学習ニーズに対応した教育機会の確保等に取り

  221. ○金子道仁君 ありがとうございます

    ○金子道仁君 ありがとうございます。  しばらく文科大臣の質疑続きますので、是非総理、適宜御離席いただければと思います。よろしくお願いします。  続いて、生徒の学びについて文科大臣にお伺いさせていただきます。  パネルの二を御覧ください。  パネルの二、これはグランドデザインの中で書かれている言葉です。好きを育み、得意を伸ばす、多様な経験を積めるようにする、生徒を主語にした教育を進めていく

  222. ○国務大臣(松本洋平君) これまでも各都道府県や各学校において高校教育の充実に…

    ○国務大臣(松本洋平君) これまでも各都道府県や各学校において高校教育の充実に向けた取組を行ってきていただいていると承知をしておりますが、将来予測が困難となり、AIが発展をする中で、知識を受動的に覚えることを重視する学びからの転換ができていないのではないか、学校の立地やリソースなどに伴う制約から生徒の多様な学習ニーズに対応し切れていないのではないかなどの指摘があるものと承知をしております。  こ

  223. ○金子道仁君 ありがとうございます

    ○金子道仁君 ありがとうございます。  少し時間が限られてきましたので、問いの七に進みたいと思います。  このグランドデザイン、資料二にありますように、今回の高校改革の一つの方向性は、高校生、子供たちがAIに代替されない能力を伸ばしていくということが書かれています。子供たちは当然、二〇四〇年、AIの社会の中で活動していく、そのためにどんな勉強をしなきゃいけないかということは考えなきゃいけない。

  224. ○国務大臣(松本洋平君) 生成AIの活用でありますけれども、校務におきましては…

    ○国務大臣(松本洋平君) 生成AIの活用でありますけれども、校務におきましては、例えば教材やテスト問題、校外学習の行程、研修資料、保護者向けお知らせ文書のたたき台の作成などに活用されていると承知をしておりまして、校務の効率化や質の向上など教職員の働き方改革に寄与することが期待されているところであります。  一方で、生成AIの活用も含め、教育内容や教育環境が時代とともに変化したとしても、教師が子供

  225. ○金子道仁君 ありがとうございます

    ○金子道仁君 ありがとうございます。  今日は問題提起ということで、これしっかり議論していかないといけないと思いますし、大臣が言われるように、先生の働き方を改革し、子供たちと触れ合う時間をしっかり取る、そのような観点からAIの役割も教員の中でしっかり検討していく必要があると思います。  以上で質問を終わります。

  226. ○委員長(藤川政人君) 以上で金子道仁君の質疑は終了いたしました

    ○委員長(藤川政人君) 以上で金子道仁君の質疑は終了いたしました。(拍手)     ─────────────

  227. ○委員長(藤川政人君) 次に、神谷宗幣君の質疑を行います

    ○委員長(藤川政人君) 次に、神谷宗幣君の質疑を行います。神谷宗幣君。

  228. ○神谷宗幣君 参政党の神谷宗幣です

    ○神谷宗幣君 参政党の神谷宗幣です。  まず最初に、全世界が注目しているイラン戦争についてお聞きしていきたいと思います。  質問の通告したの十三日でして、それからも少し事態も動いていますので、少し通告していない内容もお聞きしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  三月の十四日にアメリカのトランプ大統領がホルムズ海峡への軍艦派遣の要請をまずSNSに投稿されまして、その中に日本の

  229. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 現状、詳細を承知する立場にありません

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 現状、詳細を承知する立場にありません。

  230. ○神谷宗幣君 これ、やはり詳細を確認いただきたくて、やっぱり我々から見ていても…

    ○神谷宗幣君 これ、やはり詳細を確認いただきたくて、やっぱり我々から見ていても、アメリカ、そしてトランプ大統領の方向性が大きく変わっているわけですね。いろいろ考えるに、どうもやはり、元々イランと戦っていたのはイスラエルですから、イランとイスラエルの戦いに何らかの理由があってトランプ大統領、そしてアメリカも巻き込まれたというふうに見る見方が妥当ではないかなというふうに思います。実際に、トランプ大統領

  231. ○国務大臣(茂木敏充君) 対話ルート、東京からイラン、そしてテヘランベースでも…

    ○国務大臣(茂木敏充君) 対話ルート、東京からイラン、そしてテヘランベースでも継続をいたしております。  我が国は、地域の大国であり、また豊富な資源、天然資源を有してホルムズ海峡の要衝に位置するイランとの間で、長年にわたる関係、これを築いてきたわけであります。アメリカは、一九七九年ですね、イランの革命によって、そこから完全に関係が途絶えているというか、悪い関係が相当長く続いているんですけれど、日

  232. ○神谷宗幣君 外交ルートをしっかり確保されているということでありました

    ○神谷宗幣君 外交ルートをしっかり確保されているということでありました。  もちろん紛争の早期停戦を、戦争の停戦を促すということも大事なんですけれども、それであれば、自衛隊の派遣を検討する前に、もっとイランと交渉して、インドや中国がタンカー通してもらっていますよね、ホルムズ海峡は完全封鎖ではないはずです。ですから、我が国も、これまでの外交関係をしっかりと生かして、まずタンカー等の航行の保証を取り

  233. ○国務大臣(茂木敏充君) 日本として、自衛隊の艦船等を派遣してほしい、こういっ…

    ○国務大臣(茂木敏充君) 日本として、自衛隊の艦船等を派遣してほしい、こういった要請は全く受けておりません。このことをまず申し上げたいと思っております。  その上で、このホルムズ海峡の安全の確保と、これは我が国だけではなく多くの、特にアジアの国々にとっては死活的なルートになってくると。こういった中で、うちの国だけは通してくださいというやり方がいいのかどうかと。やはり、航行の自由、そして安全を考え

  234. ○神谷宗幣君 ありがとうございます

    ○神谷宗幣君 ありがとうございます。  確かに、道義的に言いますと、我が国だけがということは筋が通らないのかもしれませんが、でも、我々、日本の国会議員ですから、やっぱり、これから原油等止まってくると国民生活に大きなダメージがありますので、せっかく外交関係があるということであれば、そういった視点での交渉も是非お願いしたいというふうに思います。  また、今回のイラン攻撃をめぐる議論の中で、アメリカ

  235. ○国務大臣(茂木敏充君) 現在のイラン情勢につきましては、それはアメリカ、イス…

    ○国務大臣(茂木敏充君) 現在のイラン情勢につきましては、それはアメリカ、イスラエルにはそれぞれの言い分があり、またイランにもその言い分というものがあります。両方とも私聞いているところでありますけれど、日本としては主体的に状況を判断してまいりたいと、こんなふうに考えているところであります。  イスラエル、パレスチナのときもそうでしたが、私は、日本は、イスラエルに対してもパレスチナに対しても良好な

  236. ○神谷宗幣君 大臣、ありがとうございました

    ○神谷宗幣君 大臣、ありがとうございました。今の見解を聞いて、少し安心をいたしました。  二〇一九年になりますけれども、アメリカとイラン、その当時ももめていまして、当時、安倍総理だったんですね。安倍総理は、ハメネイ師に会いに行かれてトランプ大統領のメッセージを伝えたということがありました。  始まってしまった戦争ですけれども、これ早く終結させるということが世界にとっても我が国にとっても非常に大

  237. ○国務大臣(赤澤亮正君) まず、委員が御指摘の原油の価格について言うと、これ、…

    ○国務大臣(赤澤亮正君) まず、委員が御指摘の原油の価格について言うと、これ、この委員会でも昨日御説明をしましたが、商慣習に従って、前の週と前々週の差、原油価格のそれを取って価格、卸価格決めていくので、既に、まだ、原油のタンカー、ホルムズ海峡を通過できなくなった影響出てないはずなんですが、既にもう価格が上がるということが生じています。これは補助金入れたので、次第に、三月十九日以降、一週間から二週間

  238. ○神谷宗幣君 ありがとうございます

    ○神谷宗幣君 ありがとうございます。  今アメリカの名前も挙がっておりましたけれども、やっぱりアメリカの戦争でこういったこと起きているわけですから、アメリカは化石燃料しっかり持っていますので、そういったところをしっかり大臣交渉して、供給してもらえるように手配をいただきたいというふうに要望しておきます。  次に、原油の安定供給について政府参考人にも伺っていきたいと思います。  石油備蓄の放出に

  239. ○神谷宗幣君 詳しい説明ありがとうございます

    ○神谷宗幣君 詳しい説明ありがとうございます。  長引かないことを祈るばかりなんですけれども、長引くと必ず生活に影響出てきますので、最悪の事態を想定して今のうちからしっかりと準備をしておいていただきたいというふうに思いますし、これ不安が広がると非常にまずいことになるということでありますね。  余り想定したくないんですが、最悪の事態ということを考えておくと、例えば、先ほど申し上げましたように、自

  240. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 今委員がおっしゃったことのほか、例えば日本がテロ…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 今委員がおっしゃったことのほか、例えば日本がテロの標的になるといったリスクもあります。様々な評価が国際社会であるんでしょうけれども、高市内閣はしたたかな外交を、そして国益第一の外交を展開してまいります。

  241. ○神谷宗幣君 ありがとうございます

    ○神谷宗幣君 ありがとうございます。  是非国際社会にとってしたたかな外交をやっていただきたくて、国民に対してしたたかに政策進められると困りますので、是非、国民を守る、国益を守るというふうにおっしゃっていただけたと思いますので、そこは期待をしております。よろしくお願いします。  次に、質問の順番を少し入れ替えて、先日、日本にいらっしゃったパランティア社との面談について総理に簡単に伺いたいと思い

  242. ○内閣総理大臣(高市早苗君) ピーター・ティールさん来られたときには、その同社…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) ピーター・ティールさん来られたときには、その同社のサービスを利用するような話というのは全くいたしておりません。バンス副大統領と仲がいいとか、トランプ政権つくった立て役者の一人であるとかいうことで、私の訪米を前にして、情報提供もできるというようなことでございましたので、私は主にSMRですとか科学技術の話をしていたと記憶をしております。

  243. ○神谷宗幣君 ありがとうございます

    ○神谷宗幣君 ありがとうございます。  週刊誌にもそのように書いてありましたので。ただ、国民はやはり急に何か裏で進むのではないかということを心配しますので、今の総理の答弁で安心される方も多かったかなというふうに思っております。  次に、日本の供給する力、生産する力のこの三十年の推移について総理に伺っていきたいと思います。  総理は責任ある積極財政を掲げておられますが、予算、新年度予算を見ます

  244. ○内閣総理大臣(高市早苗君) まさに神谷委員がおっしゃるとおりでございます

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) まさに神谷委員がおっしゃるとおりでございます。  日本の供給力、生産力を表す潜在成長率、これが二〇〇〇年代以降ゼロ%台半ばということで、非常に主要先進国の中で低い状況にあります。  その潜在成長率の動向の内訳を見ますと、人口減少の影響で労働投入が下押ししているということもあるんですけれども、資本投入が主要先進国の中でも特に低位にとどまっているということです。  

  245. ○神谷宗幣君 御答弁ありがとうございます

    ○神谷宗幣君 御答弁ありがとうございます。  先ほども、繰り返しになりますけれども、今、国際情勢不安定になっておりますので、やはり日本人一億二千万人の生活基盤ですとか食料とかエネルギーとか、そういったものはやはり我が国が自前で何とか賄えるという状態をつくっていただくことが非常に大事だというふうに思うんです。  参政党、政策の中で、食料自給率一〇〇%とか農家の所得補償をしようとか、火力発電や新型

  246. ○国務大臣(林芳正君) 今委員がおっしゃったことに関して、平成の中頃ですけれど…

    ○国務大臣(林芳正君) 今委員がおっしゃったことに関して、平成の中頃ですけれども、組織のスリム化ですとか民間手法の導入、こういったこと、そしてさらには市町村合併の推進、数値目標を掲げた職員数の削減、さらには外部委託と、これがあの頃、地方行革ということで推進をされたという歴史がございました。  これらの取組で、地方行財政の効率化、進んだところもあるし、自治体自らでなかなか提供し難い柔軟で質の高い行

  247. ○神谷宗幣君 ありがとうございます

    ○神谷宗幣君 ありがとうございます。  続いて内閣府にもお伺いしたいんですけれども、こういった行政業務の外部化が行われていく中で、政府はこれまで目標値まで作ってPFIというものも導入を推進してきたと思いますけれども、これ推進してきた理由は何だったんでしょうか、お聞かせください。

  248. ○国務大臣(黄川田仁志君) 公共施設等の整備、運営に民間事業者の資金や創意工夫…

    ○国務大臣(黄川田仁志君) 公共施設等の整備、運営に民間事業者の資金や創意工夫を活用することによりまして効率的かつ効果的で良好な公共サービスを実現するために、PFIを始めとする官民連携を推進してきたところでございます。  我が国のPFIにおきましては、公共側が事業期間全般にわたって民間事業の運営をモニタリングし、事業の最終的な責任を負うものであります。そして、民間に任せきりにするのではなく、公共

  249. ○神谷宗幣君 ありがとうございます

    ○神谷宗幣君 ありがとうございます。  ここまで聞いた中で、総理にも聞いてきて、民間の力を入れていくことは大事なんですが、委託し過ぎると技術とかの継承がなされないとか、もう完全に民間任せになってしまうというふうな懸念もあると思うんですけど、今までどんどん進めてきましたが、今後もその進める方向でいくのか、一旦立ち止まってバランスを考えながら見直していくのか、その辺の見解をお聞かせいただきたいと思い

  250. ○内閣総理大臣(高市早苗君) PFI事業では、公共サービスについてどういった役…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) PFI事業では、公共サービスについてどういった役割を民間に委ねるか、これは国や地方公共団体が決めた上で一体的に提案を求め、最も優れた提案を行った民間事業者にサービスを実施していただきますが、あくまで国や地方公共団体が事業主体となって行うものでございます。これ、最終的には官の責任の下で公共サービスが提供されていくことになります。  ただ、そこでかえって無駄が発生してい

  251. ○神谷宗幣君 ありがとうございます

    ○神谷宗幣君 ありがとうございます。  最近見た本で、マリアナ・マッツカートさんという方が書いた本で室伏謙一さんという方が訳をされているんですが、「コンサルの正体」という本が出ていまして、イギリスやフランスなんかで、緊縮財政のために行政改革と一環としていろんな事業を民間委託してしまった結果、いろいろなトラブルが起きる、やっぱり民間が最後まで責任持たなかったりするんですね。それで、やっぱりイギリス

  252. ○国務大臣(松本洋平君) 今般の就学支援金制度の拡充は、三党での合意も踏まえま…

    ○国務大臣(松本洋平君) 今般の就学支援金制度の拡充は、三党での合意も踏まえまして、将来の我が国社会を担う人材を育成するために、高校教育に係る費用の多くを占める授業料を社会全体で負担し、生徒などがその経済的な状況にかかわらず自らの希望に応じた教育の受ける、できる環境の整備を図ることを目的としているところであります。  ただ、今回、高校教育改革のうちのこの高校無償化というのは柱のあくまでも一本だと

  253. ○神谷宗幣君 ありがとうございます

    ○神谷宗幣君 ありがとうございます。  目的はお聞きして分かりましたが、やっぱりマイナス面が非常に大きいんではないかという懸念がありますので、是非もう少し戦略的に予算配分をしていただけないかなという要望をしておきたいと思います。  といいますのは、人が足りない分野ってありますよね。例えば、理系は足りないとか建築業は人が足りないとか、公務員も足りていないというようなところがあります。そういったと

  254. ○国務大臣(松本洋平君) このデジタル教科書に関しては、現在検討中であります

    ○国務大臣(松本洋平君) このデジタル教科書に関しては、現在検討中であります。  法改正、法案を提出を目指して今検討中ということでありますが、この制度改正につきましては、教科書のデジタルの良さを取り入れて、例えば英語のネーティブ音声を活用して話す、聞く活動など学習効果を高めたり、現在は、これ教材扱いなものですから、二次元コード先の動画等、検定対象とは今なっておりません。これらを検定対象とすること

  255. ○神谷宗幣君 私も、二年間本当教師していましたので、教師の知り合いもいるんです…

    ○神谷宗幣君 私も、二年間本当教師していましたので、教師の知り合いもいるんですけれども、やっぱりなかなか現場では問題あるんじゃないかなと。デジタルなので、電池が、電源がなくなったら使えなくなるとか、あと、どうしてもゲームとか入っていると遊んでしまうとか、なかなか子供が集中しないんだということで大変だという声も聞いていますので、是非慎重に検討していただいて、子供はやっぱり新しいもの好きですし、いい部

  256. ○国務大臣(赤澤亮正君) ちょっとまず冒頭、先ほど私が、原油備蓄の協調放出につ…

    ○国務大臣(赤澤亮正君) ちょっとまず冒頭、先ほど私が、原油備蓄の協調放出について、過去最大の約四億バレルというところを四万バレルと言ったようでありまして、ちょっと訂正させていただきたいと思います。申し訳ございません。  そして、今委員御指摘、大変大事な点でありまして、私ども、エネルギー政策においては、安全性、エネルギー安定供給、経済効率性、環境適合性のいわゆるSプラス3Eの原則ということをやっ

  257. ○神谷宗幣君 時間が来ましたので終わります

    ○神谷宗幣君 時間が来ましたので終わります。  ありがとうございました。

  258. ○委員長(藤川政人君) 以上で神谷宗幣君の質疑は終了いたしました

    ○委員長(藤川政人君) 以上で神谷宗幣君の質疑は終了いたしました。(拍手)     ─────────────

  259. ○委員長(藤川政人君) 次に、山添拓君の質疑を行います

    ○委員長(藤川政人君) 次に、山添拓君の質疑を行います。山添拓君。

  260. ○山添拓君 日本共産党の山添拓です

    ○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  アメリカメディアは、米海軍佐世保基地の強襲揚陸艦、岩国、沖縄の海兵遠征隊が中東に向かい、イラン攻撃に参加すると報じました。外務大臣、事実でしょうか。

  261. ○国務大臣(茂木敏充君) 米国との間では平素から緊密に意思疎通を行ってきており…

    ○国務大臣(茂木敏充君) 米国との間では平素から緊密に意思疎通を行ってきておりますが、外交上のやり取りにつきましては、その詳細を明らかにすることはこれまでもいたしておりません。米軍の運用に関する事項についても同様であります。

  262. ○山添拓君 計五千人規模、地上戦など長期戦のためとも疑われます

    ○山添拓君 計五千人規模、地上戦など長期戦のためとも疑われます。  日米安保条約六条は、日本の安全、また極東の平和と安全に寄与する米軍に施設・区域を提供するとしています。そうしますと、仮にイラン攻撃に参加するためだとすれば条約違反ということになりますね。

  263. ○国務大臣(茂木敏充君) そのような事実は承知をいたしておりませんが、一般論と…

    ○国務大臣(茂木敏充君) そのような事実は承知をいたしておりませんが、一般論として申し上げますと、日米間では、日米安全保障条約第五条の規定によって行われるものを除きますと、岸・ハーター交換公文に基づきまして、戦闘作戦行動のための基地としての日本国内の施設及び区域の使用は事前協議の対象となるものでありまして、そのような事前協議は行われておりません。(発言する者あり)行われておりません。

  264. ○山添拓君 今回、イラン攻撃に先立って、一つもそのような事前協議の要請はなかっ…

    ○山添拓君 今回、イラン攻撃に先立って、一つもそのような事前協議の要請はなかったということでしょうか。

  265. ○山添拓君 既に横須賀からも厚木からも向かっています

    ○山添拓君 既に横須賀からも厚木からも向かっています。そもそも、過去、こうした事前協議というのは一度もないんですね。これが日米同盟の実態ですよ。  今回、スペインは、国内の基地の米軍の使用を拒否しました。私は日本政府の姿勢が問われると思います。  総理は、イランを非難する一方で、米国とイスラエルは非難していません。そして、トランプ大統領に攻撃の中止も求めていません。総理、これはなぜなんでしょう

  266. ○内閣総理大臣(高市早苗君) トランプ大統領とはこれからお会いをいたします

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) トランプ大統領とはこれからお会いをいたします。  以上です。

  267. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 予断を持ってお答えすることは差し控えます

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 予断を持ってお答えすることは差し控えます。  ただ、イランが周辺諸国を攻撃しているということについては、これはG7各国共に、これは懸念を表明しております。

  268. ○山添拓君 そうなんです、イランに対しては非難をされている

    ○山添拓君 そうなんです、イランに対しては非難をされている。ところが、アメリカに対しては非難をしていません。それがなぜかと伺っているんです。

  269. ○内閣総理大臣(高市早苗君) これまでアメリカ政府側から今回の攻撃について発信…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) これまでアメリカ政府側から今回の攻撃について発信された内容が幾つかございますけれども、これによって直ちに国際法上の評価ができないからでございます。

  270. ○山添拓君 いや、イランに対しては非難されていますね

    ○山添拓君 いや、イランに対しては非難されていますね。イランの事情、十分承知されているか分かりませんけれども、イランに対しては非難するのに、アメリカは非難せず、攻撃の中止を求めていない。  外務大臣、昨日の外相会談で、アメリカに対して事態の早期鎮静化求めましたか。

  271. ○国務大臣(茂木敏充君) 今回のイランをめぐる事態につきましては、例えば、じゃ…

    ○国務大臣(茂木敏充君) 今回のイランをめぐる事態につきましては、例えば、じゃ、イランがアメリカとイスラエルと攻撃をしていることについてではなくて、我が国として、イランが、実際に戦闘には参加していない湾岸諸国、周辺国に対して攻撃を行っている、またさらに、ホルムズ海峡と、この実質的な閉鎖を行うことによって、様々なエネルギー供給等、我が国にとっても国際社会にとっても深刻な懸念を生み出している、こういっ

  272. ○国務大臣(茂木敏充君) 全てのやり取りにつきまして詳細に申し上げるあれはない…

    ○国務大臣(茂木敏充君) 全てのやり取りにつきまして詳細に申し上げるあれはないんで、全体について何点か申し上げていることであります。  申し上げておりますように、事態の鎮静化であったりとか、ホルムズ海峡の安全な航行と、これにつきましては世界各国が求めていることであると、こんなふうに考えております。

  273. ○山添拓君 もう一度聞きます

    ○山添拓君 もう一度聞きます。  アメリカに対しては事態の鎮静化を求めたのですか、昨日。

  274. ○国務大臣(茂木敏充君) 昨晩のやり取りにつきましては、若干幾つかの特化した事…

    ○国務大臣(茂木敏充君) 昨晩のやり取りにつきましては、若干幾つかの特化した事項についてやり取りをさせていただいたと。それ以上につきましては、外交上のやり取りでありますので、詳細は控えさせていただきたいと思っております。

  275. ○山添拓君 特化した事項、これが一番求めなくちゃいけないことじゃないですか

    ○山添拓君 特化した事項、これが一番求めなくちゃいけないことじゃないですか。そして、アメリカに対しては求めておられない。ほかの国に求めた際には報道発表で出されているんですね、事態の鎮静化を求めると。しかし、日米間のものにはその言葉は入っておりません。  総理、首脳会談で、アメリカに対して攻撃やめよと求めるべきだと思います。

  276. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 既に、トランプ大統領も出席されたG7首脳会合にお…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 既に、トランプ大統領も出席されたG7首脳会合におきまして、早期の事態鎮静化について日本側から発言をいたしております。

  277. ○山添拓君 G7で、アメリカに対して鎮静化せよと求めましたか

    ○山添拓君 G7で、アメリカに対して鎮静化せよと求めましたか。

  278. ○内閣総理大臣(高市早苗君) それは、他国も含めて、一国を名指ししてそういうこ…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) それは、他国も含めて、一国を名指ししてそういうことを求めたわけじゃないですよ。だけれども、早期にこの事態を鎮静化させなきゃいけないということを申し上げております。そして、他国も同様でございます。

  279. ○山添拓君 いや、ほかならぬ日本政府自身が、イランに対しては鎮静化をと求めてい…

    ○山添拓君 いや、ほかならぬ日本政府自身が、イランに対しては鎮静化をと求めているんです、名指しで。イスラエルに対してもそうです。アメリカに対してだけ、その言葉をお使いになっておりません。首脳会談に仮に行かれるなら、アメリカに対してはっきり物言われるべきだと指摘したいと思います。  午前中の質疑で、ホルムズ海峡への艦船派遣はないという答弁がありました。一方、トランプ大統領は七か国に協力を要請したと

  280. ○国務大臣(小泉進次郎君) 委員長から指名を受けていますから

    ○国務大臣(小泉進次郎君) 委員長から指名を受けていますから。委員長の御指名のとおり、お答えさせていただきます。  御指摘のトランプ大統領による発信については承知をしています。ただ、アメリカ側から我が国に対して具体的な派遣要請があるわけではありません。相手国との関係もあることから、やり取りの逐一についてはお答えすることは差し控えますが、そこは是非御理解をいただければと思います。

  281. ○山添拓君 戦闘が続く地域へ派遣すれば、戦火を広げます

    ○山添拓君 戦闘が続く地域へ派遣すれば、戦火を広げます。本当に航行の安全を確保しようと思うなら、違法な攻撃をやめさせるべきだと、このことは重ねて指摘したいと思います。  総理は、今日も、詳細な情報がないから法的評価は差し控えるとされています。先制攻撃から三週間以上たちます。まだ情報がないんでしょうか。

  282. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 今回の事態について、日本はその詳細な事実関係を十…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 今回の事態について、日本はその詳細な事実関係を十分把握する立場にないことから、確定的な法的評価を行うことは困難です。  何よりも重要なのは事態の早期鎮静化を図ることで、そのために必要な外交努力、あらゆる努力を行っております。

  283. ○山添拓君 あらゆる努力と言う割には、アメリカには物申されてないと思いますね

    ○山添拓君 あらゆる努力と言う割には、アメリカには物申されてないと思いますね。  トランプ氏は、イランの体制転換が目的といってハメネイ師を殺害しました。私は核開発も反体制デモの武力鎮圧も、弾圧も許されるべきじゃないと考えますが、どんな理由があっても、ほかの国が軍事介入して体制転換を図るなどというのは、これは国連憲章上許されないことではないでしょうか。総理、いかがですか。

  284. ○国務大臣(茂木敏充君) 今回のアメリカの攻撃、アメリカの公式な国連での発言、…

    ○国務大臣(茂木敏充君) 今回のアメリカの攻撃、アメリカの公式な国連での発言、三月の二日であったと思います。それから、十日の国連の事務総長宛ての書簡におきましても、これは国連憲章の五十一条に基づいたものでありまして、国際法に決して反すると、沿ったものであると、このような公式な説明を行っていると思います。  それから、アメリカにだけ言わないという話でありますけれど、G7の外相会談等々におきましても

  285. ○山添拓君 外務大臣、じゃ、もう一回電話されて、鎮静化せよとアメリカに伝えますか

    ○山添拓君 外務大臣、じゃ、もう一回電話されて、鎮静化せよとアメリカに伝えますか。

  286. ○国務大臣(茂木敏充君) お互いに忙しいですから、ルビオ国務長官もですね、そん…

    ○国務大臣(茂木敏充君) お互いに忙しいですから、ルビオ国務長官もですね、そんな毎日というわけにはいきませんけれど、様々な問題について意見交換をしているのは間違いありません。その詳細については、先ほどから申し上げていますように、外交上のやり取りでありますのでお話しできないということで言っておりまして、何というか、貼り出し等々で書いてありますこと、これにつきましては、お互いにとって差し障りのないとい

  287. ○山添拓君 アメリカに求めるのは差し障りがあるという御答弁でした

    ○山添拓君 アメリカに求めるのは差し障りがあるという御答弁でした。  総理、ニューヨーク・タイムズは、十一日、米軍が二月二十八日に行った小学校への攻撃が誤爆だったとする米軍の暫定調査を報じています。十年以上前の古い情報を基に攻撃したからということでした。トマホークによる攻撃で子供と教師百七十人以上が亡くなっています。この民間施設への攻撃は国際人道法に反するものですね。

  288. ○国務大臣(茂木敏充君) 事実関係を細かく承知しておりません

    ○国務大臣(茂木敏充君) 事実関係を細かく承知しておりません。恐らく、報道でいいますと、昔の地図を使って、昔の軍事施設の一部に学校があってということで、そこが誤って攻撃対象になってしまったという報道であると思います。その報道については承知をいたしておりますが、事実関係については承知をいたしておりません。

  289. ○山添拓君 私、法的評価はできないんじゃなくて、する意思がないということだと思…

    ○山添拓君 私、法的評価はできないんじゃなくて、する意思がないということだと思いますよ。  総理に伺いますが、国連憲章、何のために作られたものだと認識されていますか。

  290. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 国連は多国間主義の中核でございます

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 国連は多国間主義の中核でございます。国連憲章は国連の目的及び原則等を定めるものであり、既存の国際法の一部を成すものとして極めて重要な価値、意義を持っていると認識をしております。

  291. ○山添拓君 国連憲章の前文は、我らの一生のうちに二度まで言語に絶する悲哀を人類…

    ○山添拓君 国連憲章の前文は、我らの一生のうちに二度まで言語に絶する悲哀を人類に与えた戦争の惨害から将来の世代を救うとしています。  二度の世界大戦を経て、戦争をなくすために作られたのが国連憲章です。その破壊は時代の逆行にほかなりません。だからこそ、スペイン、イタリアなどNATOの加盟国も批判しています。総理がこれを一切批判しないということは、私は、平和の国際秩序を著しくおとしめるものだと言わな

  292. ○国務大臣(茂木敏充君) 先ほど総理の方からも答弁させていただきましたように、…

    ○国務大臣(茂木敏充君) 先ほど総理の方からも答弁させていただきましたように、国連、これは多国間主義の中核でありまして、我が国は一九五六年の国連加盟時以降一貫して、国連が重視をしております、一つは国際の平和と安全、そして二つ目に開発、三つ目に人権等、様々な分野において多国間協力を進めるということで、我が国も一貫してそれに協力をしてきております。  国連憲章、これは国連のこういった目的であったりと

  293. ○山添拓君 総理、ところが、トランプ大統領は、私には国際法は必要ないと述べてい…

    ○山添拓君 総理、ところが、トランプ大統領は、私には国際法は必要ないと述べています。容認できますか。

  294. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 必要ないとおっしゃったことの詳細を私は承知いたし…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 必要ないとおっしゃったことの詳細を私は承知いたしておりません。  例えば、アメリカ合衆国憲法では、国際法も合衆国憲法と同じように最高法規である旨定められていると承知をいたしております。

  295. ○山添拓君 昨年、世界で最も偉大な同盟関係だとまでおっしゃったんですから、こう…

    ○山添拓君 昨年、世界で最も偉大な同盟関係だとまでおっしゃったんですから、こういう発言があったらただされるべきだと思うんですよ。法の支配を掲げていながら、私はそれは卑屈で無責任な姿勢だと言わなければならないと思います。  ホルムズ海峡が事実上封鎖されていることを踏まえた原油価格の高騰などへの緊急な対応は当然必要です。しかし、何よりの対策は戦争を止めることです。首脳会談で米国の攻撃を支持したり、米

  296. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 去年ですね、去年の六月に初めて自民党の中で、税制…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 去年ですね、去年の六月に初めて自民党の中で、税制調査会の平場で私が申し上げました。非常に食料品価格が上がっている、お米も大変だというようなときに、やっぱり食べるものというものは、これはやっぱり国家の品格として多くの国民の方が困らないようにしたいということを初めて申し上げました。

  297. ○山添拓君 割と新しい悲願だということでした

    ○山添拓君 割と新しい悲願だということでした。  その消費税減税を議論するはずの国民会議は、社会保障国民会議と名前が変わって、給付付き税額控除の実現に取り組む政党が参加対象とされました。  総理、なぜ消費税減税と給付付き税額控除がセットなんでしょうか。

  298. ○委員長(藤川政人君) 担務、所管していますので、まず大臣から

    ○委員長(藤川政人君) 担務、所管していますので、まず大臣から。

  299. ○国務大臣(城内実君) お答えします

    ○国務大臣(城内実君) お答えします。  昨年後半から今年年初にかけまして、自民党、立憲民主党と日本維新の会及び公明党のこの公党間で、給付付き税額控除の実現に取り組む与野党の政策責任者を中心に、当該制度の導入を含めた社会保障と税の一体改革につきまして、政府、与野党で共同開催する会議体をつくることで協議を行っていたというふうに承知しております。  このような経緯も踏まえまして、社会保障国民会議に

  300. ○山添拓君 よくないので、もう一回聞きます

    ○山添拓君 よくないので、もう一回聞きます。  消費税減税と給付付き税額控除というのは制度としては別の問題です。なぜセットなのかということを、総理、伺っています。

  301. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 給付と負担に関わるものだからです

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 給付と負担に関わるものだからです。

  302. ○山添拓君 忖度すれば、消費税は所得の低い人ほど負担が重い逆進性があると、です…

    ○山添拓君 忖度すれば、消費税は所得の低い人ほど負担が重い逆進性があると、ですから減税して低所得者対策をと、そしてやがては給付付き税額控除にと、こういうお話だと思うんですね。違いますか。

  303. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 本丸は給付付き税額控除、それまでのつなぎとして食…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 本丸は給付付き税額控除、それまでのつなぎとして食料品に限って消費税率をゼロにし、そしてなおかつ特例公債に頼らない、こういった方針でございます。

  304. ○山添拓君 私、逆進性対策が必要だということから消費税減税の議論があるんだと思…

    ○山添拓君 私、逆進性対策が必要だということから消費税減税の議論があるんだと思うんです。ならば、二年と言わずにずっと減税すればいいんじゃないかと思いますが、いかがですか。

  305. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 消費税というのは、それがまた社会保障としてそれぞ…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 消費税というのは、それがまた社会保障としてそれぞれ家計にも還元をされております。そういった意味で、消費税が必要ないとは私どもは思っておりません。消費税の必要性、これを十分に理解した上で、中所得、低所得の方々をできるだけ集中的に応援するために給付付き税額控除へと移行していく、これを目指しております。

  306. ○山添拓君 給付付き税額控除を否定するつもりはありません

    ○山添拓君 給付付き税額控除を否定するつもりはありません。しかし、この制度が消費税とセットで論じられてきた文脈には大いに問題があると考えます。  民主党政権時代の二〇一二年、消費税を五%から八%、一〇%へ引き上げる法案をめぐる民主、自民、公明三党協議で俎上にのったのが給付付き税額控除です。  財務大臣、当時の三党合意では消費税増税に伴う低所得者対策という位置付けではなかったですか。

  307. ○国務大臣(片山さつき君) 淡々と事実を答弁せよとの質問でございましたので、二…

    ○国務大臣(片山さつき君) 淡々と事実を答弁せよとの質問でございましたので、二〇一二年三月の政府が提出した税制抜本改革法案では、消費税率引上げに当たっての低所得者への配慮策の一つとして給付付き税額控除の導入を検討するとされておりまして、その同年六月に、民主党と当時野党だった我々自民党、そして公明党との三党合意を踏まえて法案修正が行われ、給付付き税額控除に加え複数税率の導入についても検討することとさ

  308. ○山添拓君 つまり、当時は、増税を行っていくに当たって対策が必要、その中の選択…

    ○山添拓君 つまり、当時は、増税を行っていくに当たって対策が必要、その中の選択肢としての給付付き税額控除でした。  総理、今後の議論でも消費税の更なる増税とセットで検討と、こういうことになるんじゃありませんか。

  309. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 消費税の更なる増税ということは考えておりません

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 消費税の更なる増税ということは考えておりません。

  310. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 将来というのがいつ頃の話か分かりませんけれども、…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 将来というのがいつ頃の話か分かりませんけれども、私が例えば二十年先に対して何か責任を持てるかといったら、それは余りにも無責任な話だと思いますよ。私自身が消費税を増税するという考えは持っていないということです。

  311. ○山添拓君 悲願と言われた減税こそ実現をしていただきたいと私も思います

    ○山添拓君 悲願と言われた減税こそ実現をしていただきたいと私も思います。  この消費税減税は、高所得者の恩恵が大きいという批判があります。しかし、それは逆進性が強い消費税をそのままにしてよい理由にはなりません。大企業が空前の利益を上げ、株価も最高水準が続いています。ですから、大企業や富裕層への公正な課税、タックス・ザ・リッチで消費税減税を実現すべきだと私は考えます。  その中で、一億円の壁、所

  312. ○国務大臣(片山さつき君) 申告所得税標本調査、国税庁によりますと、所得金額一…

    ○国務大臣(片山さつき君) 申告所得税標本調査、国税庁によりますと、所得金額一億円超の申告納税者は、二〇一二年では約一・二万人、そして二〇二四年では約三・二万人となっておりまして、所得金額一億円超の合計所得金額の総額は、二〇一二年では約三兆円、二〇二四年では約十一・五兆円となっております。

  313. ○山添拓君 人数で二・七倍、金額は三・八倍に増えています

    ○山添拓君 人数で二・七倍、金額は三・八倍に増えています。(資料提示)  一方、来年度から見直しの対象となるのは六億円以上という方です。その対象者二千人と総理答弁されています。三万二千人の優遇が問題なのに、なぜ是正するのは二千人なのか、総理、御答弁ください。

  314. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 追加負担が生じ始める水準を所得一億円程度まで引き…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 追加負担が生じ始める水準を所得一億円程度まで引き下げるべきという問題意識だと思うんですけれども、所得一億円を超えたばかりの水準でしたら、所得全体に占める株式等の譲渡所得などの分離課税対象となる所得の割合が半分程度であること、追加負担を求める対象者が著しく増加する見込みがあることなどを踏まえながら検討する必要があると考えております。

  315. ○山添拓君 追加負担になる人が増えるから慎重に検討ということですか

    ○山添拓君 追加負担になる人が増えるから慎重に検討ということですか。

  316. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 先ほど前半申し上げました、所得全体に占める株式等…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 先ほど前半申し上げました、所得全体に占める株式等の譲渡所得などの分離課税対象となる所得の割合が半分程度であることも理由でございます。

  317. ○山添拓君 二千人に限っている

    ○山添拓君 二千人に限っている。三万二千人の優遇に対して、二千人だけ課税強化の理由にはなっていないと思うんですが。所得一億円以上、言わばスーパーリッチですね、その所得の半分以上が株取引によるもの、これは総理今言われたとおりです。ここに掛ける税の優遇を私はただすべきだと考えます。  次のパネルをお願いします。  例えばニューヨーク市では、株取引のもうけに掛かる税は最大三八・六%です。日本は全部合

  318. ○委員長(藤川政人君) これは財務大臣でいいんですか

    ○委員長(藤川政人君) これは財務大臣でいいんですか。歴史観がありますけど。

  319. ○国務大臣(片山さつき君) 今回、税制改正で、御不満かもしれませんけれども、金…

    ○国務大臣(片山さつき君) 今回、税制改正で、御不満かもしれませんけれども、金融所得への課税も含めて税負担の公平性を図るという観点から、極めて高い水準の所得に対する負担の適正化措置を与党の方でお決めになったということで、これは今御説明させていただいたように、特別控除額が今の、今までの三・三億円から一・六億円に約半分になって、税率を今の二二・五%から三〇%に引き上げるということとしたわけですが、たま

  320. ○山添拓君 つまり、持っている人の声を聞いたということなんですよね

    ○山添拓君 つまり、持っている人の声を聞いたということなんですよね。  総理、これ御覧になっていかがですか。

  321. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 与党の税調で出た意見について、今、片山大臣が紹介…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 与党の税調で出た意見について、今、片山大臣が紹介しましたけれども、一生懸命頑張って報われないと、とにかく、富を持った人がどんどん海外に出ていってしまう、そういう環境をつくってしまってはいけないと、そういった考え方というのも一つあると思います。  他国の税制について私は特にコメントをいたしません。

  322. ○山添拓君 他国に出ていくとおっしゃるんですけど、ニューヨークでこれなんですか…

    ○山添拓君 他国に出ていくとおっしゃるんですけど、ニューヨークでこれなんですからね。多くの先進国で日本よりずっと高いですよ。このニューヨークでまだ安過ぎると、タックス・ザ・リッチと掲げて当選したのが民主社会主義者のマムダニ市長です。  タックス・ザ・リッチに切り込まないので、消費税を下げれば社会保障も削るしかないとか、あるいは、現役世代の社会保険料を下げるには高齢者に負担を、高額療養費の負担増を

  323. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 発注も請求書宛名も支部名でございます

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 発注も請求書宛名も支部名でございます。また、個人の寄附とは違いまして、支部の政治資金収支報告書にも記載して報告するものでございます。支部の活動として品物の寄附を行ったものであることには違いございません。

  324. ○山添拓君 全部の自民党議員に寄附することがなぜ奈良県第二支部の政治活動なんで…

    ○山添拓君 全部の自民党議員に寄附することがなぜ奈良県第二支部の政治活動なんですか。

  325. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 全部の自民党議員にということでございますけれども…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 全部の自民党議員にということでございますけれども、これ、昨年、私が自民党総裁に選出されてから奈良県第二選挙区支部にいただいている御支援は、私の自民党総裁としての活動に期待してくださる趣旨のものも多いと受け止めております。そうした点を考えても、支部として党所属議員を広く、そして公平に支援することは何ら不自然なものではないと考えております。

  326. ○山添拓君 いや、私は不自然だと思いますね

    ○山添拓君 いや、私は不自然だと思いますね。去年は、支部は支部長の私物ではないとおっしゃっていたんですよ。でも、事実上、それは総裁のためのお金だと言われて、配られたと。しかも一千万円です。なぜそんなことができるか。元手が企業献金になっているからですよね。  二四年以降、総理の支部、企業献金うんと増えています。支部に対しては企業献金ができるのに、個人に対してはできない、それを抜け道を使うようにして

  327. ○委員長(藤川政人君) 以上で山添拓君の質疑は終了いたしました

    ○委員長(藤川政人君) 以上で山添拓君の質疑は終了いたしました。(拍手)     ─────────────

  328. ○委員長(藤川政人君) 次に、伊勢崎賢治君の質疑を行います

    ○委員長(藤川政人君) 次に、伊勢崎賢治君の質疑を行います。伊勢崎賢治君。

  329. ○伊勢崎賢治君 中東情勢から入ります

    ○伊勢崎賢治君 中東情勢から入ります。(資料提示)  資料一。これ、ちょっと昔の話になります。昨年九月の国連総会で石破前総理は、イスラエルのガザへの軍事行動をこの上なく強い言葉で非難し、即時停止を求めました。続く十一月のこの場で、私の質問に対し総理は、日本政府の姿勢は石破前総理と変わりはございませんと答弁されました。ありがとうございました。  総理に確認いたします。  日本政府は、国際法や国

  330. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 委員から御指摘があった、昨年九月以前のイスラエル…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 委員から御指摘があった、昨年九月以前のイスラエルの軍事行動によってガザにおける人道危機が深刻化する状況についての政府の認識であると承知しております。  イスラエルともパレスチナとも日本は良い関係を築いています。そして今、イスラエル、イラン、それぞれに日本はお付き合いがございます。当時のイスラエルの軍事行動と今般のイランに対する軍事行動ではそれぞれ経緯と状況が異なりま

  331. ○伊勢崎賢治君 おっしゃるとおり、ガザで日本政府が踏み込めたのは、戦闘が長期化…

    ○伊勢崎賢治君 おっしゃるとおり、ガザで日本政府が踏み込めたのは、戦闘が長期化し、民間人の被害が膨大に累積したからでと信じます。  一方、今月始まったイスラエルとアメリカによるイランの攻撃は、国連憲章のこれ武力の行使に該当します。しなきゃおかしいです。これが許容されるには、御存じのように、自衛権の根拠、第五十一条ですね、それと安保理の許可、このどちらかが必要でございます。アメリカとイスラエルはイ

  332. ○内閣総理大臣(高市早苗君) 民間の犠牲者をこれ以上増やさないために今最も大切…

    ○内閣総理大臣(高市早苗君) 民間の犠牲者をこれ以上増やさないために今最も大切なのは、事態の早期鎮静化を実現するためです。そのため、日本として、今もですけれども、国際社会と連携しながらあらゆる外交努力を行っております。これからも続けてまいります。

  333. ○伊勢崎賢治君 この犠牲の非対称性、これを念頭に、是非念頭に置いておいてください

    ○伊勢崎賢治君 この犠牲の非対称性、これを念頭に、是非念頭に置いておいてください。よろしくお願いいたします。  次の質問に移ります。  ジブチの自衛隊基地についてです。資料三。  イラン情勢の緊迫を受け、ジブチに拠点を置く米軍、これキャンプ・レモニエですね、のセキュリティーレベルが上がっております。これ、フォース・プロテクション・コンディションの図ですね。これ、一番下の緑が正常値、今は黄色の

  334. ○国務大臣(小泉進次郎君) よろしくお願いします

    ○国務大臣(小泉進次郎君) よろしくお願いします。  部隊そして隊員の安全確保に万全を期すというのは当然のことであります。現在、自衛隊ジブチ拠点におきましても、情報収集や連絡体制を強化しつつ、必要な警備体制を取っております。ただ、これはもう先生がお分かりのとおりだと思いますが、警備体制の詳細につきましては、我が方の手のうちが明らかになり、そのことによって部隊の安全にも関わるおそれがあることからお

  335. ○伊勢崎賢治君 大臣、お父様にはお世話になりました

    ○伊勢崎賢治君 大臣、お父様にはお世話になりました。  何というのかな、自衛隊にとっては機密情報なんですけれども、米軍にとってはこれオープンソースで、確認できますですね。そこはおいておきます。  基地の防衛体制が強化されれば、当然、誤射や職務上の過失といったリスクの蓋然性が高まります。当然であります。ここで問題になるのが、海外派遣された自衛隊員が公務中に過失事件を起こした場合の法の空白の問題で

  336. ○国務大臣(小泉進次郎君) まず、自衛隊は法令を遵守し任務を行うよう厳しい訓練…

    ○国務大臣(小泉進次郎君) まず、自衛隊は法令を遵守し任務を行うよう厳しい訓練を行っており、過失による事故等についても発生しないよう、平素から部隊において安全管理を徹底するなど指導を行っているところであります。  さらに、海外派遣部隊の隊員については、現地住民との良好な関係を維持し、事故の未然防止に万全を期すことが最も重要であり、現地状況や活動内容を踏まえた追加的な教育訓練も行っているところであ

  337. ○伊勢崎賢治君 それが精神論なんですけれども、回避していただきたいですね

    ○伊勢崎賢治君 それが精神論なんですけれども、回避していただきたいですね。  念のために申し添えますけれども、ホルムズ海峡等のこの議論において、法の空白を解消しないまま自衛隊に新たな海外任務、これも交戦性の高いそれを課すことは、これ、もってのほかでございます。過失を裁く国内法が未整備のままでは、隊員もそして現地の人々も守れません。国家が命令した行動の結果を法で律することのできない状況を放置するの

  338. ○委員長(藤川政人君) 以上で伊勢崎賢治君の質疑は終了いたしました

    ○委員長(藤川政人君) 以上で伊勢崎賢治君の質疑は終了いたしました。(拍手)  これにて基本的質疑は終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。    午後三時三十一分散会