43件の発言
○会長(中曽根弘文君) ただいまから憲法審査会を開会いたします
○会長(中曽根弘文君) ただいまから憲法審査会を開会いたします。 日本国憲法及び日本国憲法に密接に関連する基本法制に関する調査を議題といたします。 本日は、憲法に対する考え方について意見交換を行います。 まず、各会派から意見表明を行った後、委員間の意見交換を行います。 全体の所要は二時間を目途といたします。 発言時間につきましては、経過状況をメモで通知し、時間が超過した際はベル
○山本順三君 自由民主党、憲法審査会筆頭幹事の山本順三です
○山本順三君 自由民主党、憲法審査会筆頭幹事の山本順三です。 今後の憲法審査会の進め方について申し上げたいと思います。 憲法公布後七十六年が過ぎ、社会も人々の考え方も大きく変化をし、当時想定していなかった事態に直面している以上、改めて国民の皆様に憲法はどうあるべきか考えを伺うときが来ているというふうに思っております。 そこで、本憲法審査会としては、これまで表明された各会派の意見等を集約
○辻元清美君 立憲民主・社民の辻元清美です
○辻元清美君 立憲民主・社民の辻元清美です。 本日は、国民投票法の議論の必要性を提起したいと思います。 二〇〇七年、十六年前、国民投票法が成立いたしましたが、当時、私は衆議院特別委員会の委員として国民投票法の議論を重ねてまいりました。現在、この頃には思いも及ばなかった事態に直面していると危機感を深めております。それは、デジタル技術や生成AIなどの進展によってディープフェイクと呼ばれる偽画像
○猪瀬直樹君 日本維新の会の猪瀬直樹です
○猪瀬直樹君 日本維新の会の猪瀬直樹です。 日本の意思決定はロジックでなく空気によってつくられて動いていくと、それでよいのかというテーマで述べさせていただきます。 憲法九条に自衛隊を明記する是非の議論が今年四月に衆議院の憲法審査会で行われました。御承知のとおり、自衛隊は、昭和二十五年に警察予備隊として発足してから、実に七十年以上もその憲法上の位置付けが曖昧なまま今日に至っています。 本
○会長(中曽根弘文君) 時間を過ぎておりますので、おまとめください
○会長(中曽根弘文君) 時間を過ぎておりますので、おまとめください。
○猪瀬直樹君 防衛装備品の支援すら十分に行い得ない、そのできない理由として、こ…
○猪瀬直樹君 防衛装備品の支援すら十分に行い得ない、そのできない理由として、これまた曖昧に三原則が持ち出されてしまう状況です。 この曖昧さから脱却して、我が国が国際法上の常識が通用する普通の国になるためにも、九条への自衛隊の明記を始めとした明確化、憲法に実態を織り込むことがどうしても必要だと考えます。 以上です。どうもありがとうございました。
○礒崎哲史君 国民民主党・新緑風会の礒崎哲史です
○礒崎哲史君 国民民主党・新緑風会の礒崎哲史です。意見を述べさせていただきます。 これまでの憲法審査会において様々なテーマに関して議論が行われてまいりました。この直近一年では参議院の緊急集会や選挙の一票の較差、合区問題について、それ以前では国会におけるオンライン審議、二院制、新しい人権、国民投票法改正などについて集中的に意見交換や参考人質疑が行われてきています。一つ一つが重要なテーマであり、丁
○山添拓君 日本共産党の山添拓です
○山添拓君 日本共産党の山添拓です。 岸田首相は今国会の所信表明演説で、改憲は先送りできない重要な課題と強調し、改憲発議に向けた手続を進めるための条文案の具体化にまで言及し、議論の加速を求めました。国会でお決めいただくことと断りながら繰り返し改憲論議をあおるのは、憲法尊重擁護義務を踏みにじるもので、そもそも許されません。 月刊誌のインタビューで岸田首相は、自衛隊明記は安倍元総理が提起された
○大島九州男君 大島九州男でございます
○大島九州男君 大島九州男でございます。 憲法に対する考え方について、れいわ新選組の意見を申し上げます。 約一年前の当審査会で我が会派の山本太郎代表は、当時の世論調査で国政において国民が求める課題は、物価高、経済対策が一位で四二・六%、憲法改正は五位で五・六%にすぎないと指摘しました。今年十月の世論調査では更に差が開き、物価高対策を含む経済政策が一位で五〇%、憲法改正は六位で僅か四%となっ
○会長(中曽根弘文君) 以上で各会派の意見表明は終了いたしました
○会長(中曽根弘文君) 以上で各会派の意見表明は終了いたしました。 次に、委員間の意見交換を行います。 一回の発言時間は各三分以内でお述べいただきたいと存じます。 なお、発言が終わりましたら、氏名標を横にお戻しください。 片山さつき君。
○片山さつき君 参議院自民党の片山さつきです
○片山さつき君 参議院自民党の片山さつきです。 私も、これまで参議院憲法審査会で議論を深めてきた成果を生かす観点から、参議院の緊急集会を含む緊急事態対応について、明確になった論点ごとに各会派から条文案を含む具体的な考えを提示し合い、それを基にしっかりとした議論を進めていくことで、国民の皆様に憲法の条文案をお示しするという本憲法審査会の責務を果たすべきであると考えております。 その上で、参議
○福島みずほ君 立憲・社民共同会派の福島みずほです
○福島みずほ君 立憲・社民共同会派の福島みずほです。 緊急事態条項の創設について述べます。 緊急事態条項の創設に反対です。 自民党日本国憲法改正案に、緊急事態条項は、内閣は法律と同じ効力を持つ政令を作ることができるとしています。国会は、憲法四十一条が定めるとおり、唯一の立法機関です。主権者である国民から選ばれている国会でしか立法ができません。 しかし、内閣が法律と同じ効力を持つ政令
○松下新平君 自由民主党の松下新平です
○松下新平君 自由民主党の松下新平です。 我が国が直面する急速な人口減少、そして厳しさを増す安全保障に関連して、これからの当審査会の議論の進め方について意見を申し述べます。 前回、そして一年前の憲法審査会で、私は、地方での急速な人口減少と大都市への人口集中が続く中、投票価値の平等だけを追求すれば合区選挙区が急増しかねないという強い懸念を示した上で、都道府県の果たす重要な役割と都道府県単位で
○浅田均君 人工知能、「AI 社会支配の恐れ」という見出しで、人工知能研究を先…
○浅田均君 人工知能、「AI 社会支配の恐れ」という見出しで、人工知能研究を先導してきたトロント大学のヒントン名誉教授へのインタビュー記事が十二月四日の読売新聞朝刊に掲載されました。 私も、人工知能、とりわけ生成AIが登場して以来、社会を支配してしまうのではないかと懸念しております。AIが人類の知能を超える特異点、シンギュラリティーは二〇四五年より早く起こると考えています。 まず、この場に
○熊谷裕人君 立憲民主・社民の熊谷裕人です
○熊谷裕人君 立憲民主・社民の熊谷裕人です。 私からは、大規模災害などの際に緊急に立法機能の確保のために衆議院の解散時や任期満了時において衆議院議員の任期を延長する主張、主張する論がありますが、選挙を経ていないことでその民主的正統性に疑義が生じることからして、任期延長のための憲法改正は必要でなく、参議院の緊急集会をしっかりと活用すべきと主張させていただきたいと思います。 緊急集会は二院制の
○山谷えり子君 自由民主党、山谷えり子でございます
○山谷えり子君 自由民主党、山谷えり子でございます。 厳しい国際情勢、大規模自然災害、感染症パンデミックやテロ、サイバー攻撃等の脅威を前に、多くの国民は、日本は危機に対し、国の構えとして大丈夫かという不安や問題意識を強く持つようになっています。国の根幹に関わる問題については憲法の議論が必要です。特に、国民の権利、義務の関わる危機管理に関しては、法律の背景への理解、いざというとき、何がどこまでで
○小沢雅仁君 立憲民主・社民の小沢雅仁です
○小沢雅仁君 立憲民主・社民の小沢雅仁です。 議員任期延長改憲論について意見を申し上げます。 任期延長改憲の論拠となっている緊急集会七十日間限定説は、憲法審で改憲を主張する会派の説明では、五十四条一項の四十日プラス三十日という文理解釈によってのみ、緊急集会を次の新しい国会が七十日以内に召集されることを前提とした平時の制度と断定するものです。 しかし、こうした憲法解釈は、五十四条二項の国
○丸川珠代君 自由民主党の丸川珠代です
○丸川珠代君 自由民主党の丸川珠代です。 私は、参議院の緊急集会を含む緊急事態対応について、これまでの議論の上に更に具体的な議論を重ねていくべきだと考えます。 参議院の緊急集会については、衆議院議員の不存在により国会が召集できない場合に緊急の必要が発生したときに、総選挙による衆議院議員が選出され国会が召集されるまでの間、できる限り民主政治を徹底しながら暫定的な処置等を可能にするものであり、
○打越さく良君 立憲民主・社民の打越さく良です
○打越さく良君 立憲民主・社民の打越さく良です。 自衛隊の憲法への明記について意見を述べます。 五五年体制下における自民党長期政権について、政治学では、党内の派閥が交代で政権を担うことで疑似政権交代を繰り返していたとの解釈が行われてきました。すなわち、派閥ごと政策に違いがあったということです。ところが、現在では、全ての派閥、グループが政治資金をめぐる裏金問題に関与していることが明るみに出て
○窪田哲也君 公明党の窪田哲也です
○窪田哲也君 公明党の窪田哲也です。 先ほど我が党の塩田議員が合区の問題に関しまして、十一ブロック制、個人名投票ということについて述べさせていただいたところでございますが、これに関連して選挙制度改正について申し上げます。 国民の政治不信が高まっています。桃山学院大学の田中祥貴教授は、一方で、「参議院と憲法保障」の中で、より深刻なのは国会の制度的な問題と指摘をしております。国民の多くが、政府
○高木真理君 立憲民主・社民の高木真理です
○高木真理君 立憲民主・社民の高木真理です。 本日は、子供の視点で憲法に対する意見を述べます。 昨年は、いじめ、不登校、自殺の件数が過去最大でした。これは、今の社会の中で子供たちが苦しんでいるという状況と考えます。 ユニセフが二〇二〇年に発表した子供の幸福度でも、日本の子供の精神的幸福度は三十八か国中三十七位、下から二番目です。このスコアは、十五歳時点での生活満足度が高い子供の割合と、
○会長(中曽根弘文君) ただいまの高木君の件につきましては、後刻幹事会にて協議…
○会長(中曽根弘文君) ただいまの高木君の件につきましては、後刻幹事会にて協議いたします。 山田宏君。
○山田宏君 自由民主党の山田宏です
○山田宏君 自由民主党の山田宏です。 政府は、自衛隊を国際社会では軍隊として扱いながら、国内では憲法上の制約から通常の軍隊ではないと、ダブルスタンダードによる言わば差別扱いをしてきました。 軍隊ではないので、海上自衛隊の艦船を、国際社会では各種軍艦の呼称を用いながら、一方、国内では一くくりに護衛艦と呼び、また、他国の軍人の階級についても、例えばカーネルを大佐と訳すのに、自衛官の場合は一佐と
○小西洋之君 私からは、まず緊急集会についての見解を述べます
○小西洋之君 私からは、まず緊急集会についての見解を述べます。 先ほど、自民党の山本筆頭を始め自民会派の皆さんが、統一見解を作るべきである、あるいは条文化を行うべきである、そのための小委員会などを設けるべきであるなどの意見がありますが、それについては断固反対をさせていただきます。 なぜならば、先回の意見で申し上げましたように、緊急集会を七十日に限定、あるいは平時の制度の説などと主張する見解
○会長(中曽根弘文君) ただいまの件につきましては、後刻幹事会にて協議いたします
○会長(中曽根弘文君) ただいまの件につきましては、後刻幹事会にて協議いたします。
○小西洋之君 会長に御礼を申し上げます
○小西洋之君 会長に御礼を申し上げます。ありがとうございます。 また、自衛隊明記改憲についても申し上げさせていただきます。 憲法に国防規定がないという主張がございますが、日本国憲法は国防に関して、ほかの国の憲法のどこにもない規定がございます。それは政治権力、私たちのことです。国会や内閣の戦争行為、権力の濫用から自衛隊を始めとする国民を守り抜くという明文規定でございます。憲法の前文に再びの戦
○青山繁晴君 自由民主党の青山繁晴です
○青山繁晴君 自由民主党の青山繁晴です。 私は、日本国憲法の第九十六条の改憲条項について意見を申します。 改正へのハードルが高い条項として知られています。同時に、その高いハードルを越えるほどの必然性があれば改憲を国民に問うべきという条項でもあると国会の現場にて考えます。そして、九十六条の最大の特徴は、国政の中で唯一、主権者が直接国民投票によって意思決定をなさる、国の大切な根本法規をめぐる日
○会長(中曽根弘文君) あっ、ちょっと松川先生、ちょっと待ってください
○会長(中曽根弘文君) あっ、ちょっと松川先生、ちょっと待ってください。 ただいまの件につきましては、後刻幹事会で協議をいたします。 失礼しました。 松川るい君。
○松川るい君 ありがとうございます
○松川るい君 ありがとうございます。 憲法審査会の今後の取り進め方について申し上げたいと思います。 この審査会においては、様々な論点について各党各人が意見の表明をもう何年も行ってきました。憲法九条についても、緊急事態についても、合区解消についても、既に十分に理解は深まっております。会議は踊るではありませんが、これ以上同じことを繰り返して時間を空費すべきではなく、本審査会としての責任を果たし
○大島九州男君 大島九州男でございます。 この憲法審査会、いろんな議論をそれぞれの先生方がおっしゃる。これは例えると、的に向かって自分の方向に球をこう投げているので、キャッチボールできていないから、国民としてはどういう議論をされているのか。まあそれぞれの方向性に向かっている人についてはすごくいい意見だという話だけれども、まるっきり反対の意見の人にとっては、何、暴投投げてんのというような感じで、
○会長(中曽根弘文君) ただいまの件につきましては、後刻幹事会にて協議をいたし…
○会長(中曽根弘文君) ただいまの件につきましては、後刻幹事会にて協議をいたします。 加藤明良君。
○加藤明良君 自由民主党の加藤でございます
○加藤明良君 自由民主党の加藤でございます。 前回の調査会で、合区解消について意見を述べました。 憲法第四十七条により、国の選挙と投票の方法、両院議員の選挙に関する事項は法律でこれを定めるとしておりますが、時代の流れとともに人口偏在による較差問題が生じ、法律で立法府が制定した選挙制度が憲法第十四条第二項の法の下の平等を根拠に否定をされてしまうこととなりました。 その解消のために、国会で
○福島みずほ君 立憲・社民共同会派の福島みずほです。 二度目の発言、ありがとうございます。 九条の効用ということをまず冒頭申し上げます。 九条が存在していることで、戦後日本はまさに専守防衛、非核三原則、海外に武器を売らない、軍事研究をしない、武器見本市をしないなど、また重要な、集団的自衛権の行使はしない、戦争はしないなど、まさに九条にのっとって平和国家をつくってきました。その九条の意義
○古庄玄知君 自民党の古庄です
○古庄玄知君 自民党の古庄です。 憲法八十一条は違憲立法審査権を裁判所に認めております。これについては全く制限ありません。あらゆる法律、命令など、憲法に反するかどうかを判断するのが裁判所に与えられています。 しかしながら、現実に裁判所は、憲法判断回避といって、難しい問題、国家統治の根本に関わる問題については憲法判断を回避してきました。例えば、衆議院の解散の苫米地事件、それから安保条約砂川事
○小西洋之君 私は、まず、先ほどの松川先生の意見について反論させていただきます
○小西洋之君 私は、まず、先ほどの松川先生の意見について反論させていただきます。 本審査会が国民に対して義務を果たしていないというようなことを言われましたが、果たしております。国会法百二条の六に基づく、憲法違反を行った法律や、あるいは憲法違反の主張を行う国会議員の先生方に対して、我々は事実と論理を持ってそれを提示して、その反論を求めています。何度も何度もやっています。幹事会協議事項でもやってい
○会長(中曽根弘文君) ただいまの件につきましては、後刻幹事会にて協議をいたします。
○小西洋之君 では、以上で終わります
○小西洋之君 では、以上で終わります。 ありがとうございました。
○小林一大君 自由民主党の小林一大でございます
○小林一大君 自由民主党の小林一大でございます。 緊急事態対応について申し上げます。 我々はこの三十年でもう何度も大震災を経験して、今後、首都直下、南海トラフ巨大地震など自然災害による緊急事態の発生が想定をされています。災害大国日本では現実の脅威に備える必要がますます切迫していることは御存じのとおりです。また、世界に目を向ければ、ウクライナや中東情勢など緊迫した状況が続き、北朝鮮は弾道ミサ
○熊谷裕人君 ありがとうございます
○熊谷裕人君 ありがとうございます。二回目の発言お許しいただきまして、ありがとうございます。 立憲民主・社民の熊谷でございます。 参議院の緊急集会についてもう一つ言及をさせていただきたいと思います。 緊急集会の権能については、国の緊急の必要があるときに国会の機能を一時的に代行するものとして、内閣が示した案件に関連する範囲内で法律、予算など広く国会の権限に属するものに及ぶと考えております
○青山繁晴君 自由民主党の青山繁晴です。 自由民主党は一党で一回目の発言する議員が多いにもかかわらず、二回目の発言許していただいて、感謝しております。 先ほど大島九州男委員からの問題提起は私も同感であります。とても大事だと思います。本来は、委員間の意見交換が大切だからこそ、わざわざ立たないで座って発言しているわけですし。ただ、その大島提案があってからちょっと活発になった気はするんですが、活
○会長(中曽根弘文君) ただいまの件につきましても、後刻幹事会にて協議をいたし…
○会長(中曽根弘文君) ただいまの件につきましても、後刻幹事会にて協議をいたします。 他に御発言もないようですから、以上で意見交換を終了いたします。 本日の調査はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。 午後二時五十三分散会