山添 拓

やまぞえ たく

日本共産党
参議院
選挙区
東京
当選回数
1回

活動スコア

全期間
21.1
総合スコア / 100
発言数325020.4/60
質問主意書100.6/20
提出法案10.1/20

発言タイムライン

3,386件の発言記録

  1. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 いつから録音していたのか、また、これを米軍とも共有していたのかなど…

    ○山添拓君 いつから録音していたのか、また、これを米軍とも共有していたのかなど、事案の詳細については解明いただきたいと思いますし、これはルールに反して司法を欺くような行為と言っても過言ではないと思います。  この事件はもちろんですが、ほかの裁判でも同様なことが行われていたのではないかということもありますので、徹底して調査をいただくようにお願いしまして、質問を終わります。

  2. 本会議

    ○山添拓君 日本共産党を代表し、刑法等改正案及び関連法案に反対の討論を行います

    ○山添拓君 日本共産党を代表し、刑法等改正案及び関連法案に反対の討論を行います。  法案に先立ち、名古屋入管でスリランカ人女性、ウィシュマ・サンダマリさんが亡くなった事件について述べます。  遺族が国家賠償を求めた訴訟の初弁論が開かれました。妹のワヨミさんは、意見陳述で、裁判官と全ての日本市民は少しでも早く姉のビデオを見てください、こんな悲しい思いは姉と私たち家族だけで最後にしてほしいと訴えま

  3. 法務委員会

    ○山添拓君 日本共産党の山添拓です

    ○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  拘禁刑の創設について伺います。  懲役刑と禁錮刑を一本化し、刑務作業と改善更生の指導を義務付け、しかし、名前は単に拘禁刑としようとするものです。  国連被拘禁者処遇最低基準規則、通称マンデラ・ルールズは、身体を拘束する刑罰は自由を奪うことによって犯罪者に苦痛を与えるものであり、それ以上の強制を刑罰の内容とすることはなるべく避けるべきだとするものです。

  4. 法務委員会

    ○山添拓君 果たしてそうかどうかというのが問題なのですが、石塚参考人が述べたよ…

    ○山添拓君 果たしてそうかどうかというのが問題なのですが、石塚参考人が述べたように、改善更生や社会復帰支援という名の下にいろんなことが強制された時代があったわけです。どんな政府の下でも受刑者に思想を強制することがあってはならない。ですから、刑の内容としては自由を拘束するだけにとどめておくべきだという考え方に立つものです。  法務省に伺います。先ほども少し出てきましたが、刑事収容施設被収容者処遇法

  5. 法務委員会

    ○山添拓君 八十四条四項の、希望を踏まえて行うということについてもそのとおりで…

    ○山添拓君 八十四条四項の、希望を踏まえて行うということについてもそのとおりですね。

  6. 法務委員会

    ○山添拓君 処遇法の改正案九十三条ですが、受刑者に対し、その改善更生及び円滑な…

    ○山添拓君 処遇法の改正案九十三条ですが、受刑者に対し、その改善更生及び円滑な社会復帰を図るため必要と認められる場合には、作業を行わせるものとするとあります。本人が望まない場合にも、必要だといって作業させることはあるのですか。

  7. 法務委員会

    ○山添拓君 ちょっとお待ちください

    ○山添拓君 ちょっとお待ちください。本人が望まない場合にも、必要と認められる場合だということで作業を行わせるのかどうかということなんですが。

  8. 法務委員会

    ○山添拓君 実際の刑務作業というのは、紙を折るような単純作業が割り当てられるこ…

    ○山添拓君 実際の刑務作業というのは、紙を折るような単純作業が割り当てられることも多くあります。こうした作業も改善更生や円滑な社会復帰に必要なものでしょうか。

  9. 法務委員会

    ○山添拓君 作業を行うことは遵守事項とされます

    ○山添拓君 作業を行うことは遵守事項とされます。正当な理由なく拒否すると懲罰の対象ともなります。単純作業をやっても改善更生や円滑な社会復帰には役立たないからといって受刑者が作業を拒否するという場合には、これは正当な理由にならないということでしょうか。

  10. 法務委員会

    ○山添拓君 今のお話は、三十条や八十四条に基づいて、処遇は受刑者の自覚に訴え、…

    ○山添拓君 今のお話は、三十条や八十四条に基づいて、処遇は受刑者の自覚に訴え、その希望を参酌してというこの基本ですね、処遇の基本とは矛盾するんじゃありませんか。

  11. 法務委員会

    ○山添拓君 今の御説明は、現在懲役刑では作業が義務付けられている、刑の内容とな…

    ○山添拓君 今の御説明は、現在懲役刑では作業が義務付けられている、刑の内容となっているから、そのように説明になるわけです。  本法案の拘禁刑は、刑務作業に加えて改善指導も義務付ける、刑の内容としていくというものだと説明されます。今井参考人の言葉でも、刑の内容として作業と指導を位置付けるということでありました。  法務省に伺いますが、二〇二〇年における作業拒否や指導拒否を理由とする懲罰の件数、お

  12. 法務委員会

    ○山添拓君 改善指導の拒否に対する懲罰が少ないのは、作業は刑の内容ですが、指導…

    ○山添拓君 改善指導の拒否に対する懲罰が少ないのは、作業は刑の内容ですが、指導はそうではないからということが背景にあると思います。  本法案によって指導を刑の内容として義務化していけば、指導を拒否した場合にも懲罰によって強制していく、こういうことになるんでしょうか。

  13. 法務委員会

    ○山添拓君 これは懲罰の在り方についてかなり変わっていく可能性があるということ…

    ○山添拓君 これは懲罰の在り方についてかなり変わっていく可能性があるということではあろうかと思います。  大臣は、仮に作業や指導を義務付けることができないとすれば、改善更生や再犯防止のための働きかけを行うことが不可能になり、目的が達成できない、だから義務付けることができるようにするのだと、こう説明をしてこられました。  しかし、現場の職員は、懲罰を背景にするのではなく、様々な働きかけを通して改

  14. 法務委員会

    ○山添拓君 いや、義務付けなくても働きかけというのはできますよね

    ○山添拓君 いや、義務付けなくても働きかけというのはできますよね。現に刑事収容施設で様々な働きかけというのは行われていると思うんですよ。  法務省に伺いますけど、改善指導を拒否した件数、さっきは拒否によって懲罰をした件数は十九件とお示しいただきましたが、そもそも改善指導を拒否した件数というのは把握されていますか。

  15. 法務委員会

    ○山添拓君 ですから、大臣、義務付けなければ働きかけを行うことができないと、そ…

    ○山添拓君 ですから、大臣、義務付けなければ働きかけを行うことができないと、そう大臣はおっしゃるんですけれども、その根拠となる事実というのはないんですよ。改善更生を拒否した件数というのは把握もされていない。義務付けなければ働きかけることができない、そういう事実はないんじゃないですか。

  16. 法務委員会

    ○山添拓君 何もできないということではないと思うんです

    ○山添拓君 何もできないということではないと思うんです。私は、今も現場の皆さんは一生懸命取り組んでおられる、改善更生のために、矯正局の下で様々な手法も駆使しながら、人間的に働きかけながら行われていると思うんですね。それが懲罰を背景に義務付けなければできないというのか、それが問われていると思うんです。  そして、国際的な流れというのは、それを刑の内容として義務付けるのではなく、刑の内容としては身体

  17. 法務委員会

    ○山添拓君 もちろんそうなんですけれども、二十六歳まで若年者の一定の処遇が必要…

    ○山添拓君 もちろんそうなんですけれども、二十六歳まで若年者の一定の処遇が必要だということであれば、じゃ、何でそもそも少年法の適用年齢下げたのかということも改めて問われなくちゃいけないと思うんですね。  私は、指導の名で義務付け、懲罰を背景に強制するべきではないと考えます。思想改造と言えば大げさに聞こえるかもしれませんが、行き過ぎれば危険な事態を招き得る問題だと思います。  現に日本の刑事施設

  18. 法務委員会

    ○山添拓君 ちょっと必ずしもかみ合っているようには思いませんでしたが、時間参り…

    ○山添拓君 ちょっと必ずしもかみ合っているようには思いませんでしたが、時間参りましたので終わりますが、我が党はこの後、修正案を提出したいと思っています。拘禁刑は、刑法上、刑事施設に拘置することのみを規定し、受刑者の作業は、受刑者が希望するときはその機会を与えるという位置付けにする、作業を怠った場合に懲罰を科されることがないような規定にするべきだと考えています。  以上申し上げて、質問を終わります

  19. 法務委員会

    ○山添拓君 刑法等の一部を改正する法律案に対し、日本共産党を代表して、修正の動…

    ○山添拓君 刑法等の一部を改正する法律案に対し、日本共産党を代表して、修正の動議を提出いたします。  その趣旨を御説明します。  本法律案は、侮辱罪の法定刑に懲役、禁錮を追加する等の厳罰化をするものです。インターネット上などでの悪質な誹謗中傷対策として提案されたものですが、言論、表現を処罰の対象としながら、具体的にどのような表現が侮辱に当たるのかは、審議を通じても全く明らかになっておりません。

  20. 法務委員会

    ○山添拓君 日本共産党を代表し、我が党提出の刑法等改正案修正案に賛成、内閣提出…

    ○山添拓君 日本共産党を代表し、我が党提出の刑法等改正案修正案に賛成、内閣提出の二法案に反対の討論を行います。  内閣提出法案は、SNSなどインターネット上の誹謗中傷が社会問題化する中、侮辱罪の法定刑に一年以下の懲役、禁錮、三十万円以下の罰金を追加しようとするものです。しかし、ネット上の誹謗中傷に対しては、発信者情報の特定や保存の義務付けなど、民事的な救済手段を充実させることこそ必要であり、法定

  21. 法務委員会

    ○山添拓君 日本共産党の山添拓です

    ○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  名古屋入管でウィシュマさんが亡くなった事件について伺います。  六月七日付けで理事懇談会に示された補足説明資料は、名古屋入管の看守勤務日誌、被収容者診療簿、拒食者報告について、いずれも情報公開法上の不開示情報に該当すること、訴訟係属中であることを理由に開示できないとしております。  しかし、これらの事情は、私がこの委員会で提出を求めた三月二十九日の時点

  22. 法務委員会

    ○山添拓君 いや、お答えいただいていないんですが

    ○山添拓君 いや、お答えいただいていないんですが。  二か月待って二枚のペーパーで、中身は同じなんですよ。見せていただきたいと言ったものは一切出てこなかったと。そして、いかなる検討がされたかということもこのペーパーからは見えません。どんな準備をされていたんですか。

  23. 法務委員会

    ○山添拓君 国会の求めに対して何ら応じないということですよね

    ○山添拓君 国会の求めに対して何ら応じないということですよね。  尿検査について伺いますけれども、先ほども有田委員からありました二月十五日のケトン体三プラス、飢餓状態がうかがわれる、疑われる数字です。一月二十六日の検査でも、これは陽性と出ておりました。さらに、二月十五日はウロビリノーゲン三プラス、急性肝炎などが疑われる数値です。  ところが、報告書を作成した調査チームでは、これらの点について有

  24. 法務委員会

    ○山添拓君 尿検査で表れている数値について重大な点が見過ごされていたという認識…

    ○山添拓君 尿検査で表れている数値について重大な点が見過ごされていたという認識もお持ちでないわけですか。

  25. 法務委員会

    ○山添拓君 いや、調査チームではなく入管庁として、今こうして国会審議の中で指摘…

    ○山添拓君 いや、調査チームではなく入管庁として、今こうして国会審議の中で指摘をされて、その上で問題意識はお持ちでないのかと伺っています。

  26. 法務委員会

    ○山添拓君 死因が不明だという報告書なんですよね

    ○山添拓君 死因が不明だという報告書なんですよね。そして、それに関わるような新たな問題点について様々な指摘がされてきているわけですから、改めて調査を行うべきだと思うんです。医療体制の問題じゃないですよ。詐病を疑っていたという疑念さえあるわけです。私がこの間求めてきました書類、資料の開示については改めて求めたいと思います。  今日は難民認定の問題について伺います。  大臣は、ウクライナからの避難

  27. 法務委員会

    ○山添拓君 今、個々の具体的な事情に基づきと答弁がありましたが、従来、入管庁は…

    ○山添拓君 今、個々の具体的な事情に基づきと答弁がありましたが、従来、入管庁はこの迫害を受けるおそれを極めて狭く解釈をしてきました。民主化運動のリーダーのように、迫害主体から個別に把握され標的とされているようなことを求めて、その立証を申請者に求めてきました。  昨年廃案になった入管法案の二条三の二、ここに言う迫害を受けるおそれというのも同じような定義の下に認定するんですか。

  28. 法務委員会

    ○山添拓君 同じなんですね

    ○山添拓君 同じなんですね。ですから、ウクライナの例でいいますと、ロシア軍の空爆から逃れてきたというだけでは駄目なんですよね。ロシア軍から具体的にターゲットとされていることが必要とされることになるでしょう。  補完的保護者を法律に書き込んだとしても、迫害を受けるおそれの認定の考え方を改めなければ保護は進まないんじゃないかと思いますが、いかがですか。

  29. 法務委員会

    ○山添拓君 お考えになったんですけれども、しかし、迫害を受けるおそれの認定の仕…

    ○山添拓君 お考えになったんですけれども、しかし、迫害を受けるおそれの認定の仕方が変わらなければ保護は進まないということを指摘いたしました。  難民認定手続に時間が掛かり過ぎることも重大です。一次審査に掛かる平均処理期間、不服申立ての平均処理期間、それぞれどのぐらいですか。

  30. 法務委員会

    ○山添拓君 三十二・二月、約二年八か月ですよ

    ○山添拓君 三十二・二月、約二年八か月ですよ。一次審査の標準処理期間は六か月とされているのですが、その五倍です。これは、二〇二〇年は一次審査、約二十五・四か月でした。七か月延びているんですね。補完的保護対象者の認定も同じ難民認定の手続が予定されておりますから、ウクライナの避難者がこの手続を仮に使ったとしてもこれだけの時間が掛かるということなんですね。  私は、四月の当委員会で、ウクライナ避難民は

  31. 法務委員会

    ○山添拓君 いや、今でも告示によって在留資格を認めるという運用はされているわけ…

    ○山添拓君 いや、今でも告示によって在留資格を認めるという運用はされているわけですよ。それは法改正でお考えだったことはあるかもしれませんが、今でもかなり柔軟に、対応する必要がある場合には、オリンピック関係者のように在留資格認めるということをやっているわけですね。  もう一点、難民認定について伺います。  札幌高裁は、五月二十日、トルコ国籍のクルド人男性が難民認定を求めた裁判で、入管の難民不認定

  32. 法務委員会

    ○山添拓君 申請時に戻ってしまうと、申請中の状態に戻ってしまって、直ちに認定す…

    ○山添拓君 申請時に戻ってしまうと、申請中の状態に戻ってしまって、直ちに認定するということではないという意味ですか、今おっしゃったのは。

  33. 法務委員会

    ○山添拓君 そういうことであれば、直ちにその処分時以降の事情について判断をし、…

    ○山添拓君 そういうことであれば、直ちにその処分時以降の事情について判断をし、かつ公権的に認められた難民該当性、速やかに認めていくべきだと思うんですが、しかし、クルド人でこれまでにも二件、難民不認定が取り消された判決が確定しているのですが、いずれもその後不認定となっています。判決で難民であることがほとんど認められているにもかかわらず、従わないというなら大問題です。  私、先ほどウィシュマさんの問

  34. 憲法審査会

    ○山添拓君 日本共産党の山添拓です

    ○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  今日は、貴重な御意見をいただき、ありがとうございます。  お二人の参考人にそれぞれ伺いたいと思います。  参議院の選挙区の合区による一票の較差是正は、今日既にお話もありましたが、一部の県だけが合区の対象となり、そうでない県との間で不公平や不平等を生むことになります。また、地方の人口減少が続けば、それに応じて新たな合区を設定していくことにもなります。

  35. 憲法審査会

    ○山添拓君 ありがとうございます

    ○山添拓君 ありがとうございます。  最高裁が抜本的な見直しを求める中で、二〇一五年に自民党が強引に進めた合区制度が早くも限界を露呈しているということであろうと思います。  次もお二人の参考人に伺います。  この合区を解消するために憲法改正が必要だという議論が、主張があります。しかし、今日もお話がありますが、参議院が衆議院にも対等に近い強い権限が現状ある下で、参議院のみ投票価値の平等の要請を

  36. 憲法審査会

    ○山添拓君 憲法は選挙制度を設計する前提として投票価値の平等を要求し、一方、都…

    ○山添拓君 憲法は選挙制度を設計する前提として投票価値の平等を要求し、一方、都道府県を選挙区の単位としなければならない憲法上の要請はないと、したがって現在の仕組み自体を抜本的に見直すべきだというのが累次の最高裁判決の基本的な姿勢であると思います。  ですから、議会に民意をなるべく正確に反映させることが議会制民主主義で重要であり、最優先されるべきだと、憲法の要請というのは基本的にはここにあるんだと

  37. 憲法審査会

    ○山添拓君 あっ、じゃ、短く、いいですか

    ○山添拓君 あっ、じゃ、短く、いいですか。  あっ、じゃ、いいです、いいです、分かりました。  結構です。私はそのように考えますということで、意見表明に代えさせていただきます。  ありがとうございました。

  38. 法務委員会

    ○山添拓君 日本共産党の山添拓です

    ○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  参考人の皆さん、今日はありがとうございました。  石塚参考人に伺います。  意見陳述、また先ほど来も触れられております国連の被拘禁者処遇最低基準規則、二〇一五年に改定され、マンデラ・ルールズですけれども、身体を拘束する刑罰は、自由を奪うことによって犯罪者に苦痛を与えるものであって、規律維持の必要から制約を与える以上に強制してはならないという内容になって

  39. 法務委員会

    ○山添拓君 私も反省文を書かなければならないかもしれませんが

    ○山添拓君 私も反省文を書かなければならないかもしれませんが。  もう一度、石塚参考人に伺います。  マンデラ・ルールズは、社会復帰の支援を国家の側に義務付け、受刑者に対しては社会復帰を目指す処遇に能動的に参加する権利を保障する、そういう発想に立つものと言えると思います。  先ほどの質問で、改善更生の理想はどうあるべきかという質問に対して、働きかけをすることだという御答弁をされていました。そ

  40. 法務委員会

    ○山添拓君 ありがとうございます

    ○山添拓君 ありがとうございます。  石塚参考人に伺います。  慎重審議を求める先ほどの刑事政策学研究者の声明では、法案の十二条三項の「拘禁刑に処せられた者には、改善更生を図るため、必要な作業を行わせ、又は必要な指導を行うことができる。」、この規定について問題を指摘されております。  刑法についてはどういうふうに修正をするべきかという提案を今日も御紹介いただいたのですが、刑事収容施設の処遇法

  41. 法務委員会

    ○山添拓君 ありがとうございます

    ○山添拓君 ありがとうございます。  これは、次は今井参考人と石塚参考人に伺いたいと思います。  先日、この委員会で、先ほど石塚参考人の話にもありました川越少年刑務所を視察で伺ってきました。今年の秋から、少年院が蓄積してきた矯正教育のノウハウを活用した若年者ユニットを設けるとのことで、居室棟内に談話スペースを設置するなどして、そういう改修も行われていました。少年法の改正で特定少年と位置付けられ

  42. 法務委員会

    ○山添拓君 ありがとうございます

    ○山添拓君 ありがとうございます。  山田参考人に伺います。  侮辱罪について御指摘ありがとうございました。  やはり萎縮効果を生じさせない、表現の自由に対する萎縮効果を生じさせない法制度であるべきだと、厳罰化などを考える際にも少なくともそのような法制度が必要だと思います。今の政府の答弁としては、刑法三十五条の正当行為によって対処できるだろうというものであります。  一方で、名誉毀損罪にお

  43. 予算委員会

    ○山添拓君 日本共産党の山添拓です

    ○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  物価の高騰が学校給食に打撃を与えています。デザートが減るとか、あるいは東京の杉並区で伺うと、四月一日からの値上げを保護者が後から知らされて驚いたとか、様々な影響が出ております。  政府は臨時交付金で対応できると言いますが、これは一年限りです。義務教育の無償を定めた憲法二十六条二項に照らせば、学校給食も無償にするべきです。給食だけはお代わりできると、栄養の

  44. 予算委員会

    ○山添拓君 戦後すぐの国会で、与野党の議員が極めて熱く学校給食の無償化について…

    ○山添拓君 戦後すぐの国会で、与野党の議員が極めて熱く学校給食の無償化について語っていたんですね。私は、それ、今の与党の皆さん、ルーツにつながるような方々も含めてかなり積極的にやっぱり無償で提供していくべきだとお話しだったんですよ。  やっぱり国費で全額無償にしていくということ、そういう目標を持つということ、いかがですか。

  45. 予算委員会

    ○山添拓君 四千四百億円という話がありました

    ○山添拓君 四千四百億円という話がありました。軍事費五兆円増やしていこうというお話されていますから、そういうお金を子供たちのために、将来のために出せないのかということが問われていると思うんです。総理が無償化の目標すら語れないというのは、私は残念に思います。  憲法に義務教育は無償という条項があります。それでも、政治が決断しなければ無償にはならないわけです。今、教育無償化のために憲法改正という主張

  46. 予算委員会

    ○山添拓君 いや、他国との比較もありますけれども、私は、この額を今保護者が払わ…

    ○山添拓君 いや、他国との比較もありますけれども、私は、この額を今保護者が払わなくちゃいけない、学生が自分でアルバイトまでして担わなくちゃいけない、その額そのものについて総理がどうお考えかと伺っています。

  47. 予算委員会

    ○山添拓君 そうやっていろんな手だてを取らなければならないというのは、高過ぎる…

    ○山添拓君 そうやっていろんな手だてを取らなければならないというのは、高過ぎるからですよ。  修学支援の新制度の利用者は、二〇年度二十七万人、二一年度は三十二万人でした。これは、全学生三百五十万人の一割にも満たない数です。  文科大臣に伺います。  このうち、授業料が全額免除となったのはそれぞれ何人だったでしょうか。

  48. 予算委員会

    ○山添拓君 つまり、修学支援新制度の利用者の半分程度と

    ○山添拓君 つまり、修学支援新制度の利用者の半分程度と。高等教育無償化だと言いますが、本当に無償になっているのはごく僅かなんですね。日本学生支援機構や民間のものを合わせますと、学生の半数が何らかの奨学金を利用しています。かなりの部分が借金です。大事な一歩を踏み出していると思うんですね、給付型奨学金も含めて。しかし、求められている規模には全く追い付いていないのが現状です。  日本の学費の高さ、先ほ

  49. 予算委員会

    ○山添拓君 総理、お答えいただきたいのですが、大学で学んで利益を得るのは学生だ…

    ○山添拓君 総理、お答えいただきたいのですが、大学で学んで利益を得るのは学生だから、学費は学生が払うべきだという受益者負担論ですね。私、学生時代にも学費の負担軽減を求めて財務省や文科省とも要請したことあるんですけれども、そのときもそういうふうに言われたんですよ。負担の公平あるいは財政上の問題、学生に適正な負担を求める、だから学費の無償化や給付型の奨学金などとんでもないと、こういう反応だったんですね

  50. 予算委員会

    ○山添拓君 社会全体にとってもプラスとなるというお話でした

    ○山添拓君 社会全体にとってもプラスとなるというお話でした。  日本政府は二〇一二年、国際人権A規約、いわゆる社会権規約の第十三条二項(c)の留保を撤回しました。これに参加するということですね。高等教育の漸進的無償化、次第に無償にしていくという条項です。外務省のホームページにはこの留保撤回を国連に通告した際の文書が今でも掲載されており、ここにお示ししています。平成二十四年、二〇一二年九月十一日か

  51. 予算委員会

    ○山添拓君 下げる議論がされた、それが公にされているものはありますか、確認いた…

    ○山添拓君 下げる議論がされた、それが公にされているものはありますか、確認いただければと思います。

  52. 予算委員会

    ○山添拓君 そういうものはないんですね

    ○山添拓君 そういうものはないんですね。むしろ、二〇一五年には、当時の安倍政権が、国立大学の学費を十五年間で四十万円値上げするという計画まで打ち出していました。漸進的無償化どころか逆行です。  こういう状況にある原因というのははっきりしていると思います。政府の高等教育予算が少ないからです。GDP比で僅か〇・四%、OECD三十八か国の平均の半分しかありません。逆に、これ見ていただきたいのですが、私

  53. 予算委員会

    ○山添拓君 財政の状況を考えてとおっしゃるんですね

    ○山添拓君 財政の状況を考えてとおっしゃるんですね。子育て、教育の話だと財政が理由になるんですよ。軍事費上げるときにはそうはおっしゃらないじゃないですか。相当な増額ってバイデン大統領と約束してきたじゃないですか。教育予算こそ相当な増額をするべきですよ。  私、提案したいと思うんです。文科大臣、いや、今私が質問していますので、文科大臣に伺いますけれども、授業料だけでなく入学金の負担というのも大きい

  54. 予算委員会

    ○山添拓君 この国立大学の入学金というのは二十八万二千円なんですけれども、何か…

    ○山添拓君 この国立大学の入学金というのは二十八万二千円なんですけれども、何か根拠あるんですかね。

  55. 予算委員会

    ○山添拓君 入学金は、合格した学生を受け入れる事務手続等にも充てられる、だから…

    ○山添拓君 入学金は、合格した学生を受け入れる事務手続等にも充てられる、だから認められるんだという最高裁判例があります。  国立大学の事務手続に二十八万円も掛かるんでしょうか。

  56. 予算委員会

    ○山添拓君 じゃ、調べた上で、やっぱり不合理な制度だと思うんですね、廃止に向け…

    ○山添拓君 じゃ、調べた上で、やっぱり不合理な制度だと思うんですね、廃止に向けて動き出していただきたい。教育にお金が掛かり過ぎることが少子化に拍車を掛ける事態ともなっております。国際的に見ても低水準の高等教育予算、抜本的に拡充することを求めたいと思います。  桜を見る会について伺います。安倍元総理が、後援会員を大量に招待し、税金を使った公的行事を私物化していた問題です。  総理は、昨年十二月、

  57. 予算委員会

    ○山添拓君 まだ検証中ということでありました

    ○山添拓君 まだ検証中ということでありました。それでは決して多くの国民は……(発言する者あり)まあ議論の途中だという答弁だったと思います。  そういう中で、前夜祭について新たな事実が明らかになりました。  しんぶん赤旗日曜版が安倍元総理の公設秘書の刑事確定記録を閲覧したところ、会場のホテルが作成した宴会ファイルに安倍事務所側が持ち込んだ酒の種類や本数が明記されていました。例えば二〇一八年は、ビ

  58. 予算委員会

    ○山添拓君 違法な企業献金に当たる可能性もあることであろうと思います

    ○山添拓君 違法な企業献金に当たる可能性もあることであろうと思います。  東京の秘書の二〇二〇年十二月十二日付けの供述調書が、これも刑事確定記録で出されています。会費の不足分を安倍氏や関係政治団体が負担すれば、有権者への寄附に当たり、公職選挙法に違反するおそれがあることは分かっていました、そのため、ホテルから提供される飲食の代金を抑えるために会場にお酒を持ち込んだと書かれています。これもパネルを

  59. 予算委員会

    ○山添拓君 これは個別の案件といって済まされる問題ではないと思うんですよ

    ○山添拓君 これは個別の案件といって済まされる問題ではないと思うんですよ。自民党の元総裁、総理ですね。そして、これだけ国政を揺るがし、政治をゆがめた疑惑として注目をされてきたもので、自民党自身も、先ほど総理おっしゃったように、信頼を取り戻さなければならないと、そのきっかけの一つとなった出来事ですよね。  やっぱり説明し直してもらう必要あるんじゃないでしょうか。

  60. 予算委員会

    ○山添拓君 これは当然説明し直していただかなければならないと思います

    ○山添拓君 これは当然説明し直していただかなければならないと思います。  サントリーは、二〇一六年から四年間、酒を無償提供していたといいます。この時期は、政府・与党が税制改正でビールを減税し、発泡酒や第三のビールは増税し、やがては一本化という検討をしていた時期です。第三のビールの比率が多いサントリーは、この税制改正が進めば大打撃だと言われていました。  ところが、二〇一五年、サントリーホールデ

  61. 予算委員会

    ○山添拓君 二〇一六年十二月の日経新聞は、「政府の経済財政諮問会議の民間議員も…

    ○山添拓君 二〇一六年十二月の日経新聞は、「政府の経済財政諮問会議の民間議員も務める新浪剛史社長が動いたとの噂が、まことしやかに広がった。」と記していたほどです。動いていたどころか、酒の無償提供までして総理にコミットしていたのではないかと。当時表面化していたら大問題だったはずです。  大体、安倍氏は、総理をお辞めになった今も、敵基地攻撃能力の保有、核共有、軍事費二%、あるいは日銀は政府の子会社、

  62. 予算委員会

    ○山添拓君 はい

    ○山添拓君 はい。  もう終わりますけれども、日本共産党は、やっぱりこういう企業・団体献金、あるいはその抜け穴となっているパーティー券購入を含めた全面禁止をするべきだと。違法行為、不正の温床となるような企業・団体献金については禁止をしていく、そういう改革が必要だと思います。そのことを最後に主張し、質問を終わります。  ありがとうございました。

  63. 法務委員会

    ○山添拓君 日本共産党の山添拓です

    ○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  侮辱罪の法定刑引上げについて伺います。  逮捕が容易になることが懸念をされております。そこで、法務省と警察庁連名による政府統一見解が出されております。侮辱罪による現行犯逮捕について、表現の自由の重要性に配慮しつつ慎重な運用がなされる、実際上は想定されないなどと記されております。  国家公安委員長に伺います。  前回の質疑で法務省は、侮辱罪で現行犯逮捕

  64. 法務委員会

    ○山添拓君 いや、私が伺ったのは、その上で、最終的に現行犯逮捕をするかどうかの…

    ○山添拓君 いや、私が伺ったのは、その上で、最終的に現行犯逮捕をするかどうかの判断は現場の捜査官が行うことになると思いますが、そうですね。

  65. 法務委員会

    ○山添拓君 三回目ですから

    ○山添拓君 三回目ですから。その上で、最終的に現行犯逮捕するかどうかの判断は現場の捜査官が行うわけですね。

  66. 法務委員会

    ○山添拓君 慎重な運用というのは当然ですけれども、最終的には現場の捜査官次第と…

    ○山添拓君 慎重な運用というのは当然ですけれども、最終的には現場の捜査官次第ということになります。それは歯止めにならないのではないかということを指摘してきたわけです。  これは、二〇一九年の参院選、安倍元首相が行った街頭演説で、安倍辞めろ、増税反対などと声を上げた市民二人を北海道警察が排除した事件からも明らかです。  警察庁に伺いますが、やじを飛ばした二人は警官らに肩や腕などをつかまれて移動さ

  67. 法務委員会

    ○山添拓君 この二人とも言葉を発してから十秒程度で排除されています

    ○山添拓君 この二人とも言葉を発してから十秒程度で排除されています。要請などなく、道警が勝手に判断して行ったものです。国家賠償請求の裁判で道警は、警察官職務執行法四条、五条に基づく行為だと主張しました。しかし、この主張自体理解し難いものです。  四条は、何らかの危険が及びそうなので避難させることができるという規定です。原告の二人が誰かから危害を加えられかねないと、言わば被害者と見て移動させたとい

  68. 法務委員会

    ○山添拓君 私が伺っていますのは、そのトラブルがあったと、あるいはそれが懸念さ…

    ○山添拓君 私が伺っていますのは、そのトラブルがあったと、あるいはそれが懸念されたということであれば、その相手方ではなく、なぜこのやじを飛ばした方を排除したのですかということです。

  69. 法務委員会

    ○山添拓君 原告を排除した後、警察官は、演説しているから、それ邪魔しちゃ駄目だ…

    ○山添拓君 原告を排除した後、警察官は、演説しているから、それ邪魔しちゃ駄目だよ、選挙の自由妨害すると発言したといいます。  トラブル防止ではなく、演説の邪魔をするなということだったんではありませんか。

  70. 法務委員会

    ○山添拓君 そのような報告を受けられていると言いますが、札幌地裁の判決は、警察…

    ○山添拓君 そのような報告を受けられていると言いますが、札幌地裁の判決は、警察官が安倍総裁の街頭演説の場にそぐわないと判断し、表現行為そのものを制限し、また制限しようとしたものと推認せざるを得ないと判断しました。そのとおりだと思います。  国家公安委員長に伺います。本当に現場の警察官の対応が適切だったと言えるでしょうか。御自身はそのことを確認されましたか。判決お読みになりましたか。

  71. 法務委員会

    ○山添拓君 札幌地裁の判決は、公安委員長自身はお読みになったでしょうか

    ○山添拓君 札幌地裁の判決は、公安委員長自身はお読みになったでしょうか。

  72. 法務委員会

    ○山添拓君 証人尋問の中で現場の警察官が次のように証言しているんですね

    ○山添拓君 証人尋問の中で現場の警察官が次のように証言しているんですね。質問、一般的に有形力を行使するには法律の要件を満たしている場合に限るということは間違いないですか、答え、仮定の質問にはお答えできません。質問、要人警護のためであっても、警察が有形力を行使するには法律の定める要件を満たしていなければならないと思うんですが、それはあなたの認識と合致していますか、答え、個別の法解釈については回答でき

  73. 法務委員会

    ○山添拓君 トラブル防止であれば、法律ののりを越えて有形力を行使してよいという…

    ○山添拓君 トラブル防止であれば、法律ののりを越えて有形力を行使してよいということにはならないと思うんですよ。しかし、その現場の警察官の認識、裁判で聞かれて、問われて答えた認識というのは、個別の法令解釈については答えない、だけど現場では適切に法令に基づいて対処した、これは答えになっていないと思うんですが、こういう認識で現場に臨んでいたということなんですね。  排除の法的根拠についても、先ほど警職

  74. 法務委員会

    ○山添拓君 警視庁の要人SPも配備されていたことは裁判の資料上明らかになってい…

    ○山添拓君 警視庁の要人SPも配備されていたことは裁判の資料上明らかになっているんですね。  安倍元総理の街頭演説に当たって警察庁から何らかの指示はしていたということかと思いますが、いかがですか。

  75. 法務委員会

    ○山添拓君 やじを排除したことについての指示ではなく、安倍元総理が街頭演説をす…

    ○山添拓君 やじを排除したことについての指示ではなく、安倍元総理が街頭演説をするに当たって警察庁から何らかの指示をしていたことは事実ですよね。

  76. 法務委員会

    ○山添拓君 これは裁判でも記録が開示されたんですけれども、黒塗りでした

    ○山添拓君 これは裁判でも記録が開示されたんですけれども、黒塗りでした。何ら組織的な関与がないとおっしゃるのであれば、いかなる指示をしていたのか明らかにされるべきだと思います。  国家公安委員長はこのやじ排除について、先ほどの答弁でも、現場の警察官の判断としてあくまで適切だという立場であろうかと思います。そうなりますと、今後も現場の警察官は全国で同様の対応をすることになると思うんですよ。何の問題

  77. 法務委員会

    ○山添拓君 トラブル防止などではなく排除ありきの対応だったということが裁判では…

    ○山添拓君 トラブル防止などではなく排除ありきの対応だったということが裁判では指摘をされております。  私は、先日、池袋で街頭演説を行ったんですけど、道路占用許可も得て警察とも調整してのものでありました。ですから、大勢の警察官がいたわけです。ところが、右翼の街宣車が私たちの車のすぐ横、あるいはすぐ前、聴衆が耳を塞ぐような大音量で罵声を浴びせ続けました。一時間近くに及びました。しかし、警察がこれを

  78. 本会議

    ○山添拓君 日本共産党を代表し、二〇二二年度補正予算案に反対の討論を行います

    ○山添拓君 日本共産党を代表し、二〇二二年度補正予算案に反対の討論を行います。  急激な物価高が国民生活に深刻な打撃を与えています。  五月の東京の消費者物価指数は四月に続き前年同月比二%近く上がり、エネルギー価格は二二・三%の大幅な上昇です。生鮮野菜は一五・三%上がり、タマネギは天候不順の影響もあり二・一倍、スーパーでも驚くような値段で並んでいます。  東京文京区のある豆腐店は、国産大豆や

  79. 予算委員会

    ○山添拓君 日本共産党を代表し、二〇二二年度補正予算案に反対の討論を行います

    ○山添拓君 日本共産党を代表し、二〇二二年度補正予算案に反対の討論を行います。  急激な物価高が全般に及び、国民生活に深刻な打撃を与えています。ところが、本補正予算案には、物価対策はガソリン、燃油価格の抑制策しかありません。コロナ禍が二年以上に及び、物価が高騰する中、賃金が上がらず、年金が下げられる下、国民が直面する困難を支援する対策はないに等しいものとなっています。これでは暮らしを守れません。

  80. 法務委員会

    ○山添拓君 日本共産党の山添拓です

    ○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  侮辱罪の法定刑引上げについて伺います。  侮辱罪や名誉毀損罪は、一八七五年、政府批判を封じるために作られた讒謗律が由来とされます。讒謗というのは、名誉毀損を意味する讒毀と侮辱を意味する誹謗を組み合わせた言葉とされます。同じ日に布告された新聞紙条例とともに、自由民権運動の弾圧に用いられました。この讒謗律によって最初に処罰されたとされるのは、ある新聞の編集長

  81. 法務委員会

    ○山添拓君 私、法改正のこと、まだ聞いていないんですよね

    ○山添拓君 私、法改正のこと、まだ聞いていないんですよね。  現行法の侮辱罪についても、その侮辱の文言も解釈も明確とは言えません。表現の自由を脅かす懸念があるということを確認したまでなんですが、そしてこれは正確に通告もしているんですけれども、その懸念については共有いただきたいと思うんですが、大臣、いかがですか。

  82. 法務委員会

    ○山添拓君 質問にはお答えいただいておりません

    ○山添拓君 質問にはお答えいただいておりません。  国連自由権規約委員会が二〇一一年に発表した一般的意見三十四は、意見を持つ自由及び表現の自由は個人の完全な発展に欠かせない条件であるとした上で、その四十七項で、締約国は名誉毀損を犯罪の対象から外すよう検討しなければならない、刑法の適用が容認されるのは最も重大な事件に限られなければならず、拘禁刑は決して適切な刑罰ではないとしています。  法務省に

  83. 法務委員会

    ○山添拓君 なぜ示されたかつまびらかでないという答弁だったのですが、表現の自由…

    ○山添拓君 なぜ示されたかつまびらかでないという答弁だったのですが、表現の自由は透明性と説明責任の原則を実現するために必要な条件である、人権の促進及び保護に不可欠だと、こういう前提の上で自由権規約委員会は勧告をしたものではないのですか。

  84. 法務委員会

    ○山添拓君 法的拘束力がないから、それと逆行するような法改正やってよいというこ…

    ○山添拓君 法的拘束力がないから、それと逆行するような法改正やってよいということにはならないと思うんですね。  刑法の侮辱罪は、最も重大な事件に限らず刑罰の対象としています。今回、その法定刑を引き上げ、懲役刑まで科そうとするものです。国連の一般的意見に反する方向となるものだと指摘しなければなりません。  アメリカやイギリス、フランスなどでは、名誉に対する罪を廃止し、あるいは法定刑から拘禁刑を削

  85. 法務委員会

    ○山添拓君 ちなみに、実際削除がなされた件数などについては情報がありますか

    ○山添拓君 ちなみに、実際削除がなされた件数などについては情報がありますか。

  86. 法務委員会

    ○山添拓君 そういった対策を進めることが大事だと思うのですが、この名誉毀損ある…

    ○山添拓君 そういった対策を進めることが大事だと思うのですが、この名誉毀損あるいは侮辱罪などの対応でそれが十分な対策となるのかということについては、これは法制審で二度の議論しかなされていないということもあり、必ずしも実効的な対策となるものではないのではないかと、逆に、表現の自由との関係の十分な検討がされないままに法定刑の引上げが行われることへの懸念が広がっているという状況ではないかと思います。

  87. 法務委員会

    ○山添拓君 侮辱罪が正当行為に当たるとして違法性が否定されて無罪となった例とい…

    ○山添拓君 侮辱罪が正当行為に当たるとして違法性が否定されて無罪となった例というのはあるんですか。

  88. 法務委員会

    ○山添拓君 ないんですよ

    ○山添拓君 ないんですよ。ですから、大臣が言われるように、過去の事例の例があるからといって、それによって許される政治的批判と侮辱とは区別できないということになると思うんですね。  正当行為というのは、法令又は正当な業務による行為をいいます。  法務省に伺います。  政治家に対する批判的な言葉は、どのような場合に正当行為になり得るんでしょうか。

  89. 法務委員会

    ○山添拓君 じゃ、例えば政治家について、うそつきだとか裏切り者だとか、そういう…

    ○山添拓君 じゃ、例えば政治家について、うそつきだとか裏切り者だとか、そういうツイートをする、街頭演説で聴衆が叫ぶ。侮辱に当たると言えますか。

  90. 法務委員会

    ○山添拓君 法制審でも十分議論が尽くされたとは言い難いと思うんですね

    ○山添拓君 法制審でも十分議論が尽くされたとは言い難いと思うんですね。そもそも立件された数が少ないですから裁判例は乏しいわけです。萎縮効果がゼロかというと、懸念があって否定できないという意見まで法制審で出されています。名誉毀損と同じように、違法性が否定される場合があり得るとは思います。しかし、そのことは明文で規定しなければ表現の自由の観点から重大な疑念が生じる、こういう指摘が法制審でもされてきたと

  91. 法務委員会

    ○山添拓君 今答弁のあった犯罪捜査規範の百十八条、確かに慎重適正に運用しなけれ…

    ○山添拓君 今答弁のあった犯罪捜査規範の百十八条、確かに慎重適正に運用しなければならないと書かれています。要するに、ここで慎重に運用しなければならないと書いているので、そのことをこの統一見解にも書いただけだと、こういうことになりますか。

  92. 法務委員会

    ○山添拓君 身体の自由に関わりますから慎重に運用しなければならないのは当然です…

    ○山添拓君 身体の自由に関わりますから慎重に運用しなければならないのは当然ですね、もとよりです。そして、今警察庁がおっしゃったのは、表現の自由に関わる行為であるのでなおさら慎重にと、そういう趣旨での答弁であったと思います。  しかし、現実はどうかということを私は問いたいと思います。今のように、慎重な運用をしなければならないというのはまさに運用上の問題ですから、法的な規範に基づいて、要件に沿って慎

  93. 法務委員会

    ○山添拓君 その後、二十三日間も身体拘束しているんですよ

    ○山添拓君 その後、二十三日間も身体拘束しているんですよ。それは警察の判断ですよ。  法務省にも伺います。  この事件、わざわざ起訴しました。慎重な運用ではありませんね。

  94. 法務委員会

    ○山添拓君 罪に問うわけですから、表現の自由に関わる問題であれば、どの罪状であ…

    ○山添拓君 罪に問うわけですから、表現の自由に関わる問題であれば、どの罪状であっても慎重な運用というのは当然求められると思うんですね。身体拘束までする、起訴する。違いますか。

  95. 法務委員会

    ○山添拓君 表現の自由に関わることが明らかな事件を平気で逮捕し、起訴してきた事…

    ○山添拓君 表現の自由に関わることが明らかな事件を平気で逮捕し、起訴してきた事実があるわけです。それが表現の自由、政治活動の自由への弾圧であるということの自覚もなければ反省もないように私は今の答弁を伺って受け止めました。  侮辱罪の法定刑引上げによって不当逮捕の懸念が広がるのは当然だと思います。この資料の中には、表現行為という性質上、逮捕時に正当行為でないことが明白と言える場合は実際上は想定され

  96. 法務委員会

    ○山添拓君 その段階で正当行為であるかどうかということを逮捕者自身が、これは正…

    ○山添拓君 その段階で正当行為であるかどうかということを逮捕者自身が、これは正当行為などではないと、だから侮辱罪であって逮捕しなければならない、そういうふうになることはあり得るということですね。

  97. 法務委員会

    ○山添拓君 想定外があり得ることについては否定されていないと思うのですが、そし…

    ○山添拓君 想定外があり得ることについては否定されていないと思うのですが、そして実際の事案になれば、個々の事案の問題なので答弁はできないとおっしゃる。  先ほどの葛飾のビラ配布事件の第一審東京地裁は、ビラをドアポストへ投函することを刑事処罰の対象と見るような社会通念は確立しておらず、立入り行為は正当な理由があって、住居侵入罪は成立しない、無罪判決を言い渡していたんですね。  住居侵入と侮辱とは

  98. 本会議

    ○山添拓君 日本共産党を代表し、刑法等改正案及び関連法案について質問します

    ○山添拓君 日本共産党を代表し、刑法等改正案及び関連法案について質問します。  法案に先立ち、ウクライナからの避難者の受入れについて伺います。  入管庁は、日本への避難者に対して、住まいの提供や生活費の支援を行い、受入先の自治体へ移転した後は、医療費、日本語教育費や就労支援費を必要に応じて実費負担することとしています。かつてない対応であり重要です。  必要に応じてとはどういうことですか。とり

  99. 法務委員会

    ○山添拓君 日本共産党の山添拓です

    ○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  成年年齢の引下げに伴い、十八、十九歳の未成年者取消し権が奪われ、アダルトビデオへの出演契約を取消しできないことが支援団体などから訴えられ、国会でも議論されてきました。  若い女性がAVに出演する意識がないままプロダクションと契約し、仕事を断れば違約金などと脅され、出演を強要され、事実上断れない状況に追い込まれる。あるいは、もうそれしか道がないと思うほど生

  100. 法務委員会

    ○山添拓君 この売防法というのは、性売買に従事する女性の取締りあるいは保護更生…

    ○山添拓君 この売防法というのは、性売買に従事する女性の取締りあるいは保護更生を目的としており、人権の理念が欠如したものだとして、見直しが必須だと指摘をされてきています。本来は買春行為こそ問われるべきだろうとも思います。ただし、今お話のあった、お金を払って性交させることが尊厳を害する、女性の尊厳を傷つける、それはそのとおりだろうと思います。  売防法二条が禁止するのは、不特定の相手方との性交です

前へ21 / 34 ページ次へ