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財政金融委員会

2026年4月9日

155件の発言

  1. ○委員長(宮本周司君) ただいまから財政金融委員会を開会をいたします

    ○委員長(宮本周司君) ただいまから財政金融委員会を開会をいたします。  委員の異動について御報告をいたします。  本日、小池晃君が委員を辞任され、その補欠として大門実紀史君が選任されました。     ─────────────

  2. ○委員長(宮本周司君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします

    ○委員長(宮本周司君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。  財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府大臣官房審議官多田洋介君外十名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

  3. ○委員長(宮本周司君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします

    ○委員長(宮本周司君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────

  4. ○委員長(宮本周司君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします

    ○委員長(宮本周司君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。  財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に日本銀行総裁植田和男君を参考人として出席を求めることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

  5. ○委員長(宮本周司君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします

    ○委員長(宮本周司君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────

  6. ○委員長(宮本周司君) 財政及び金融等に関する調査を議題とし、財政政策等の基本…

    ○委員長(宮本周司君) 財政及び金融等に関する調査を議題とし、財政政策等の基本施策及び金融行政に関する件について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。

  7. ○小林孝一郎君 おはようございます

    ○小林孝一郎君 おはようございます。自由民主党の小林孝一郎です。  私は、医師として長く地域医療の現場に携わってきました。医療の現場におりますと、経済や財政というものは決して抽象的な数字ではなく、国民の暮らし、命、そして地域社会そのものに直結する政策であるということを日々実感いたしております。  歴史を振り返ってみますと、歴史家ポール・ケネディは、大国の興亡は、軍事力そのものではなく、経済力と

  8. ○国務大臣(片山さつき君) 高市内閣では、予算編成改革として、民間事業者の方々…

    ○国務大臣(片山さつき君) 高市内閣では、予算編成改革として、民間事業者の方々や地方自治体の取組を後押しするため、政府予算の予見可能性を確保する観点から、必要な予算は可能な限り当初予算で措置することとしています。  七日に成立させていただいた令和八年度予算、これはその第一歩として、責任ある積極財政の考えの下、複数年度の取組あるいは歳出構造の平時化に向けた取組を推進し、重要施策について当初予算での

  9. ○小林孝一郎君 ありがとうございました

    ○小林孝一郎君 ありがとうございました。  今回の予算が、単年度の予算ではなく、日本の将来に向けた投資の流れをつくる予算、予算編成改革に果敢に取り組んでいかれるという御答弁でありました。御期待を申し上げます。  次に、財政規律についてお伺いします。  今回の予算では、公債金は二年連続で三十兆円を下回り、公債依存度も三〇%を下回る水準となり、財政規律にも配慮した姿となっています。また、一般会計

  10. ○副大臣(舞立昇治君) 高市内閣におきましては、経済あっての財政の考え方の下、…

    ○副大臣(舞立昇治君) 高市内閣におきましては、経済あっての財政の考え方の下、戦略的に財政出動を行い、強い経済を構築すると同時に、財政の持続可能性を実現してまいります。  責任ある積極財政というのは、この強い経済と財政の持続可能性をバランスよく同時に実現することであり、それが今を生きている国民と未来を生きる国民に対する責任でもあると考えております。  引き続き、日々の市場動向を十分注視しつつ、

  11. ○小林孝一郎君 ありがとうございました

    ○小林孝一郎君 ありがとうございました。  市場が財政を評価するときには、やはり必ず基準となる指標があろうかと思います。これ、今後、財政健全化を示す指標を考えながら、政府債務残高対GDP比を安定的に引き下げていっていただけたらと思います。財政規律にも配慮した予算編成をよろしくお願いをいたします。  次に、物価高と国際情勢についてお伺いします。  現在、世界経済は、貿易政策の変化や地政学的緊張

  12. ○副大臣(舞立昇治君) まず、金利を含む金融市場においては大きな変動が生じてい…

    ○副大臣(舞立昇治君) まず、金利を含む金融市場においては大きな変動が生じていると認識しておりますが、これまでも大臣から御答弁も差し上げているとおり、様々な要因を背景に金利は市場において決まるもの、その動向について具体的に申し上げることは差し控えさせていただきます。  また、足下ですね、御指摘のとおり、原油価格高くなっているというところでございますが、政府では、ガソリン等に係る緊急的激変緩和措置

  13. ○小林孝一郎君 ありがとうございました

    ○小林孝一郎君 ありがとうございました。  日々情勢というのは変化をしているということであります。情勢の変化を注視していただきまして、適時適切な対応をお願いいたしたいと思います。  次に、医療・介護分野についてお伺いします。  現在、多くの医療機関や介護施設では、物価高、人件費の上昇、そして人材不足という、言わば三重の課題に直面しています。令和八年度予算は、令和七年度補正予算に続き、診療報酬

  14. ○副大臣(舞立昇治君) 社会保障を充実する観点からは、この医療・介護分野の賃上…

    ○副大臣(舞立昇治君) 社会保障を充実する観点からは、この医療・介護分野の賃上げや物価対応というのは非常に重要であると認識しております。  医療分野におきましては、令和八年度診療報酬改定において、医療機関に勤務する幅広い職種の賃上げに向け、令和八、九年度にそれぞれ三・二%のベースアップを実現するための措置ですとか、施設類型ごとの費用構造に応じたきめ細やかな物価対応のための措置を講ずることとしてお

  15. ○小林孝一郎君 ありがとうございました

    ○小林孝一郎君 ありがとうございました。  三十年ぶりにプラス三・〇九%という形で、診療報酬の改定いただきました。二年の平均でプラス三・〇九%ということであります。また、先ほど副大臣の方から、今後の経済・物価動向を見ながら、支障が生じた場合には加減算を含めた対応を行っていくと御答弁をいただきました。ありがとうございます。  一方で、私の地元岡山の医療機関等から切実な声を聞いております。医療や介

  16. ○国務大臣(片山さつき君) 東日本大震災からの復興、創生というのが日本の未来に…

    ○国務大臣(片山さつき君) 東日本大震災からの復興、創生というのが日本の未来に向けた挑戦であるというのは、もう皆様と同じ気持ちでございます。  第三期復興・創生期間の五年間も政府として総力を挙げて取り組んでまいる決意ですが、復興財源についても今般復興財源確保法の延長をお認めいただいたところでありまして、引き続きその総額を確実に確保し、被災者の心のケア、被災した子供に対する支援など、被災地のニーズ

  17. ○小林孝一郎君 御答弁ありがとうございました

    ○小林孝一郎君 御答弁ありがとうございました。  医師として災害現場に入った経験から申し上げます。災害への備えこそ、国家の安全保障ではないでしょうか。道路が寸断され、通信が途絶えれば、医療も行政も機能をせず、地域社会は立ち行かなくなります。国土強靱化は、国民の生命と国家機能を守る基盤であります。  そこで、再度お伺いします。防災・減災、国土強靱化を、単なる歳出ではなく、国家安全保障を支える基盤

  18. ○国務大臣(片山さつき君) 委員おっしゃるとおり、まさに基盤投資だと考えており…

    ○国務大臣(片山さつき君) 委員おっしゃるとおり、まさに基盤投資だと考えております。  また、危機管理投資、成長投資というものをこの高市内閣では戦略の肝に据えているわけですが、こういったものの中で、十七の成長投資あるいは危機管理投資の中でも、国土強靱化、防災・減災というものがはっきりと位置付けられております。  先ほど申し上げましたように、今後予算を改革していく上でも、皆様が予測可能性が持てて

  19. ○小林孝一郎君 ありがとうございました

    ○小林孝一郎君 ありがとうございました。是非よろしくお願いをいたします。  次に、研究開発税制についてお伺いします。  日本の成長力を高めていくためには、企業による研究開発投資をいかに促進するかが極めて重要であります。今回の税制改正では、研究開発税制の強化が盛り込まれ、我が国の研究人材や研究拠点の維持強化を図る観点から、研究開発の海外委託について一定の制限を設ける方向が示されています。これは、

  20. ○小林孝一郎君 ありがとうございました

    ○小林孝一郎君 ありがとうございました。  最後に、税関行政についてお伺いします。  近年、電子商取引の拡大に伴い、少額輸入貨物が急増しています。また、訪日外国人の増加に伴い、不正薬物や金の密輸なども摘発が続いています。大臣は所信の中で、厳格な水際取締りと円滑な通関の両立に取り組むと述べられました。  そこでお伺いします。税関体制の強化とデジタル化を通じて、取締りと迅速通関をどのように両立し

  21. ○副大臣(舞立昇治君) 先生御指摘のとおり、本当に、少額貨物の輸入件数、そして…

    ○副大臣(舞立昇治君) 先生御指摘のとおり、本当に、少額貨物の輸入件数、そして入国者数の急増、手口の巧妙化等々、不正薬物、金等の密輸リスク一段と高まるなど、税関を取り巻く環境、非常に厳しいものとなっておりまして、離島を含む全国津々浦々の水際の最前線で昼夜、休日を問わず職務に励む税関職員一人一人の負担も増大しております。  こうした中で、円滑な物流、人流を確保しつつ、厳格な水際取締りを遂行するとい

  22. ○小林孝一郎君 ありがとうございました

    ○小林孝一郎君 ありがとうございました。  私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

  23. ○高木真理君 立憲民主・無所属の高木真理です

    ○高木真理君 立憲民主・無所属の高木真理です。  通告に従って質問させていただきます。  まず、大臣所信に対する質疑でありますので、三月十九日、片山大臣述べられました大臣所信について伺っていきたいと思います。  高市内閣の財政政策の骨格となっている事項について、この三月十九日の大臣所信においては、度々当委員会の質疑の答弁でも用いられるキーワードを中心にされ、コンパクトな形で、後半に予算案の説

  24. ○国務大臣(片山さつき君) 今お話がありました我が国の経済の状況でございますが…

    ○国務大臣(片山さつき君) 今お話がありました我が国の経済の状況でございますが、一九九〇年代のバブル崩壊以降、企業が足下の収益の確保のために賃金や成長の源泉である投資を抑制し、消費者も将来不安などから消費を抑制したという結果、需要は低迷、そしてデフレが加速するという悪循環が生じる中で、いわゆるコストカット型の経済に陥ってきたものと考えております。  こうした中で、アベノミクスについては、デフレで

  25. ○高木真理君 まさに規制緩和などをしても、それは、それが投資に向かうきっかけに…

    ○高木真理君 まさに規制緩和などをしても、それは、それが投資に向かうきっかけになればよかったけれども、そうはならなかったというのを、それで駄目なんだったら、違う方法で投資を呼び込むにはどうしたらいいかということを結局やらないまま長く引っ張ったということの反省の下に、今、次をつくろうとされているのかなというふうにも今の御答弁を受け止めましたけれども、長くその状態を放置し過ぎたかなというふうにも強く思

  26. ○国務大臣(片山さつき君) 繰り返しになりますが、九〇年代のバブル崩壊以降、い…

    ○国務大臣(片山さつき君) 繰り返しになりますが、九〇年代のバブル崩壊以降、いわゆるコスト型経済に日本経済が陥っている中で、アベノミクス当時において企業が投資不足であったということに加えまして、足下の経済状況という面でも、そのマクロの需給バランスが需要不足といった局面から供給制約の局面へと変化している中で、その供給力を強化していくために国内投資を促進していくことが、今この高木委員のおっしゃるサナエ

  27. ○高木真理君 戦略的に投資をしていくことでということは分かるんですけれども、そ…

    ○高木真理君 戦略的に投資をしていくことでということは分かるんですけれども、それ裏返すと、今までも、ここまで来る間にも政府はいろんな投資というのはしてきているわけで、先日、片山委員の御質問の中にもそうした御質問もありましたけれども、いろいろ投資もしてきているが、今の御答弁だと、それらは戦略的でなかったので結果が出ませんでしたと告白されているようなものなのかなというふうにも受け止めざるを得ません。

  28. ○国務大臣(片山さつき君) 責任ある積極財政、私たち、この責任ある積極財政とい…

    ○国務大臣(片山さつき君) 責任ある積極財政、私たち、この責任ある積極財政ということを強く掲げて、ずっとそれを政策の柱にしてきているわけです、この約半年ですけれども。  確かに、御期待をいただいていて、足下、既に民間投資が百兆円を超えたところでまた更に増えてきているので、それは、今回通していただいた本予算においても税収見込みがこれだけ伸ばすことができたということはその裏返しでもあるわけで、まさに

  29. ○高木真理君 国際的にも中国とアメリカの例出ましたけれども、官民でという、その…

    ○高木真理君 国際的にも中国とアメリカの例出ましたけれども、官民でという、その官が引っ張るという部分の事情が変わってきているというのは私も理解をするところでもあります。  次に行きたいと思いますけれども、資料を御覧をいただきたいというふうに思います。高市政権の責任ある積極財政、私も理解をしようと思っていろんなものを見聞きしたりするわけでありますけれども、公聴会に、予算委員会で三月二十四日お越しい

  30. ○国務大臣(片山さつき君) この責任ある積極財政というのは、ただ拡張的に財政支…

    ○国務大臣(片山さつき君) この責任ある積極財政というのは、ただ拡張的に財政支出を拡大するのではなくて、戦略的な財政出動により企業の前向きな国内投資を徹底的にてこ入れし、日本の潜在成長率の引上げを図っていくものであって、ワイズスペンディングの徹底であるというふうに総理も私も随所で申し上げております。  すなわち、政府支出の量的な規模を追求するのではなくて、企業の前向きな投資というか、成長力を引き

  31. ○高木真理君 拡張主義的ではないというところで確認させていただいたところでもあ…

    ○高木真理君 拡張主義的ではないというところで確認させていただいたところでもありますけれども、ただ、この先生によれば、そこまでやらないと効果は出ないよみたいなこともおっしゃっているので、効果を出すためにはどういう規模なのかとか、そこもやり方だけではなくて出てくるかと思いますので、これからも注意をしてまいりたいというふうに思っております。  ちょっと一問、ごめんなさい、飛ばして、六番目にしていた項

  32. ○副大臣(舞立昇治君) まず、当初予算と補正予算の関係についてでございますが、…

    ○副大臣(舞立昇治君) まず、当初予算と補正予算の関係についてでございますが、これまでも総理答弁されてきていますように、毎年、当初予算に計上すべきものは当初予算で計画的に計上し、その時々の経済・物価動向等を踏まえ、各事業の緊要性に基づき必要な事業を補正予算にするとの考え方が重要と認識しており、これまでもこうした考えで対応してまいりました。  補正予算につきましては、財政法第二十九条において、義務

  33. ○高木真理君 まあ若干苦しい御答弁だったなというふうに思いますけれども、これま…

    ○高木真理君 まあ若干苦しい御答弁だったなというふうに思いますけれども、これまでも緊要性を踏まえていましたとおっしゃるんですけれども、これからは緊要性を踏まえて、何かもっと当初予算にしますというような御答弁で。  ちょっともう一度聞きますけれども、そういう本当に緊要性があって、その時期にしか計上できないものはそこにするということで、つまり、補正予算で組むことももちろん考え、そこ必要だけれども、本

  34. ○副大臣(舞立昇治君) 今後の補正予算の編成について、先ほど予断を持ってお答え…

    ○副大臣(舞立昇治君) 今後の補正予算の編成について、先ほど予断を持ってお答えすることはできませんというふうに申したところでございますが、補正予算を組まないとは申しておりません。

  35. ○高木真理君 分かりました

    ○高木真理君 分かりました。今まで緊要じゃないものも実は含まれていたかもということを告白なさったのかなともちょっと思いました。  それでは、ちょっともう一つ飛ばして、スルガ銀行事件に行きたいというふうに思います。スルガ銀行問題ですね、事件。  まず、金融庁の責任について伺いたいというふうに思います。  三月二十六日の財政金融委員会で、柴委員が、金融庁には三つの過失があるという指摘をしています

  36. ○国務大臣(片山さつき君) 国の責任ということで、一般論としてですが、国が何々…

    ○国務大臣(片山さつき君) 国の責任ということで、一般論としてですが、国が何々をした、あるいは何々をしなかったことにより賠償の責を負うべきかどうかという訴訟は、それは当然あり得るわけで、被害を御主張される方が訴えを提起されて、これを受けて最終的には裁判所が国家賠償法上の要件に基づいて司法判断をなさるというものでございまして、今のところそういったものは提起されてはこの件についてはいないけれども、です

  37. ○高木真理君 この事件について責任を問うて、もっと被害者救済までしっかりやるの…

    ○高木真理君 この事件について責任を問うて、もっと被害者救済までしっかりやるのが金融庁の責務ではないかということを問わせていただいている際に、今までの御答弁の経緯でいくと、これは調停にかかっていて、そういう呼び方をしてはいけないということを柴議員からも指摘させていただきましたけれども、債務者の方の今後をどうするとかという言い方になったり、そうした裁判に委ねている部分があるのでそれ以上のことは金融庁

  38. ○高木真理君 裁判というか、その調停の結果が出ているからそれに従っていかなけれ…

    ○高木真理君 裁判というか、その調停の結果が出ているからそれに従っていかなければいけないという前提に立つ時点で、もう被害者は置き去りにされていて、金融庁から見放されている状態に残念ながら今なってしまっています。それは、証拠を示すことが、結果的に、この被害者の皆さんは、銀行の中でどんなふうに通帳のコピーが差し替えられてとか、不動産屋さんからその銀行に行くときにどんなやり取りがあってとか、分からない内

  39. ○高木真理君 これ、明らかにやっぱり、貸した側が借りた人の返済能力以上の与信を…

    ○高木真理君 これ、明らかにやっぱり、貸した側が借りた人の返済能力以上の与信をあえて吹っかけて、どんなことしてでも搾り取ろうという貸出しを行っている不正事件ですよ。だから、こんなことは今後二度とあっちゃいけないし、今回だって救済されなければいけません。そして、これがこうやって見逃されるということは、あっ、こうやってもいいんだって、ほかの銀行もやりますよ。それを見逃しているということと同じになります

  40. ○国務大臣(片山さつき君) 一般論として、貸し手、銀行、金融機関ですね、借り手…

    ○国務大臣(片山さつき君) 一般論として、貸し手、銀行、金融機関ですね、借り手、債務者ほど借り手の信用力に係る情報というのは有していないというのがこれが普通ですが、その中で、御本人の支払能力以上の与信とならないように返済可能性を確保して適切に信用リスクを管理するために、借り手の財務状況の調査分析ですとか将来キャッシュフローの予測といった必要な収支審査を行っているべきであるんですね。  また、返済

  41. ○委員長(宮本周司君) 時間が来ておりますので、おまとめください

    ○委員長(宮本周司君) 時間が来ておりますので、おまとめください。

  42. ○高木真理君 はい

    ○高木真理君 はい。  今の大臣の御答弁では今回の被害者は救われないということを申し上げて、質問を終わります。

  43. ○江原くみ子君 ありがとうございます

    ○江原くみ子君 ありがとうございます。国民民主党・新緑風会の江原くみ子でございます。  私は、今回、NISAについて伺いたいと思います。  今回NISAを取り上げるのですが、現在、資産所得倍増プランですとか資産運用立国実現プランなど、様々な計画がございます。我が国の家計金融資産は長年にわたって預貯金に大きく偏っておりました。その構造を転換することは重要な政策であり、課題である、重要な政策である

  44. ○国務大臣(片山さつき君) 金融行政を通じまして経済や国民の生活の向上を図るた…

    ○国務大臣(片山さつき君) 金融行政を通じまして経済や国民の生活の向上を図るためには、国民の投資への関心を高めて、貯蓄から投資への流れというのを進めることが重要と考えております。  こうした中で、NISAは、家計の安定的な資産形成を促すとともに、経済成長に必要な成長資金の供給を拡大するということを目的とする制度だと位置付けております。  足下では、家計の金融資産における株式や投資信託等といった

  45. ○江原くみ子君 ありがとうございます

    ○江原くみ子君 ありがとうございます。  貯蓄から投資への流れを促進して経済成長とその分配の好循環を実現すると、この二つが大切ではないかというふうに考えております。  そこで、政府におけるNISAについてのKPI的な指標というのはどういったものでしょうか、伺います。

  46. ○江原くみ子君 ありがとうございます

    ○江原くみ子君 ありがとうございます。  二〇二七年の十二月末までには三千四百万口座、買い付け額が五十六兆円ということですけれども、数の方はまだ未達ですけれども、買い付け額についてはもう既に七十一兆ということで達成しているというふうに理解をしましたけれども、指標としてはこのNISAの口座数と買い付け額しかないということでよろしいのか、確認します。

  47. ○江原くみ子君 ありがとうございます

    ○江原くみ子君 ありがとうございます。  大臣の評価と数値的な評価、KPI等も伺いましたけれども、ここから若者のNISA活用について伺いたいと思います。  私は地方議員を長らく務めさせていただきまして、直接たくさんの皆さん方から声をいただいてまいりました。直接、お一人様にまつわる課題なども多く、特に最近は若者の孤独、孤立について多くの声をいただいておりますので、そういった観点も含めまして質問を

  48. ○江原くみ子君 十代におけるNISA口座の開設についてですけれども、昨年の六月…

    ○江原くみ子君 十代におけるNISA口座の開設についてですけれども、昨年の六月末時点での前年比増加率がほかの世代よりも大分多いですね。ほかの、二十代は六・一、三十代は五・三ですけれども、十代は二八・五%の増加率ということですけれども、こちらは、その背景は、学校教育の影響なのか、家庭の影響なのか、SNSの影響なのか、どのように捉えておるか、伺います。

  49. ○江原くみ子君 ありがとうございます

    ○江原くみ子君 ありがとうございます。  元々の基数自体が少ないということで認識をいたしますけれども、いずれにしても、若者世代に急拡大をしているという状況だと思います。  私たち国民民主党は、現役世代の手取りを増やそうと様々な提案をしておりますけれども、若い人たちは所得が少ないにもかかわらず、三十代では利用率が最も高い数字が出ております。さらに、社会的な風潮として、投資をしなければ将来に備えら

  50. ○委員長(宮本周司君) 答弁はどちらに

    ○委員長(宮本周司君) 答弁はどちらに。どなたに質問ですか。いいですか。  金融庁総合政策局岡田審議官。

  51. ○江原くみ子君 よろしくお願いをいたします

    ○江原くみ子君 よろしくお願いをいたします。  本当に若い世代においては、生活と投資のバランスが崩れた場合、その影響は長期間に残っていく、わたる可能性があります。だからこそ大切だというふうに思っておりますけれども。  そこで、金融教育が本当に大切だなというふうに考えております。金融リテラシー、金融教育の取組、主にJ―FLECについてかと思いますけれども、こちらについて伺います。

  52. ○江原くみ子君 ありがとうございます

    ○江原くみ子君 ありがとうございます。  様々な取組を取り組んでおられるのも存じ上げておりますし、J―FLECの取組、私もこれ本当にいい取組だというふうに思っておりますので、広めていきたいというふうに思っています。  ただ一方で、単に利用が広がっていく、認知度が広がっていく、その広がり方が健全なものにしていくことこそ必要なのである、必要ではないかと考えております。最終目標は何なのかということを

  53. ○副大臣(岩田和親君) お答えをいたします

    ○副大臣(岩田和親君) お答えをいたします。  委員御指摘のように、金融経済教育に関心がない、興味がない層へのアプローチは重要であると、このように認識をしております。  J―FLECにおきましては、無関心層や若年層を含めて幅広い層に金融経済教育を提供する観点から、場所や時間を選ばずに講義動画を視聴できるオンラインの講座の提供や、イベントなどのですね、そういったものと同様に学ぶことができる映像コ

  54. ○江原くみ子君 ありがとうございます

    ○江原くみ子君 ありがとうございます。  教材や講師の充実はもちろんですけれども、特に若い人などはティックトックとかユーチューブなどでリーチするというのも有効かと思います。  これ、ちょっと、おととしの調査ですけれども、新NISAの認知率は五二・三%、でも、制度の内容認知率は一八%ということになっております。その点について、興味、関心のない人たちにもユーチューブやティックトックなどでやっていく

  55. ○副大臣(岩田和親君) 先ほどお答えもいたしましたけれども、まさに御指摘いただ…

    ○副大臣(岩田和親君) 先ほどお答えもいたしましたけれども、まさに御指摘いただきましたようなインターネット等の動画、こういったものも活用した講座の充実を取り組んでいるところでございます。  重ねてではございますけれども、こういった委員御指摘の無関心層の若者を含む幅広い層に対して金融経済教育が提供できるように、更なる取組を進めてまいります。

  56. ○江原くみ子君 ありがとうございます

    ○江原くみ子君 ありがとうございます。よろしくお願いをいたします。  予算委員会の質疑で、若者の孤独・孤立対策について、若者十万人の総合調査について伺いました。もちろんJ―FLECなどの意識調査などももうあると思いますけれども、これからの若者の孤独・孤立対策においてどう感じているのか詳細に取るということは必要かと思います。という意味において、この設問の中に将来への生活設計や貯蓄や投資なども追加す

  57. ○江原くみ子君 ありがとうございます

    ○江原くみ子君 ありがとうございます。そういった意味では、NISAについて様々な若者たちの御意見をしっかりと受け取って政策に反映していただければというふうに思います。  それで、時間がもうございませんので、三問は飛ばさせていただければと思います。  最後に大臣に伺いますけれども、NISAは大変非常に重要な制度であると思っておりますけれども、その評価は、単に利用が広がったかどうかではなくて、国民

  58. ○国務大臣(片山さつき君) まさに委員今おっしゃったように、今の若い方ってやっ…

    ○国務大臣(片山さつき君) まさに委員今おっしゃったように、今の若い方ってやっぱり自分なりの自分の個性で決めたいとか、自分の知識でこのようなプランを作ってみたいというお考えって確かにあるなと、我々世代に比べてもすごくあるなと思いますので、この投資への取組、あるいは投資しない分は貯蓄して、それも除いた分は消費するんでしょうけど、最終的には、その人の人生のバランスというか、その人の個人のテイストという

  59. ○委員長(宮本周司君) 時間が来ておりますので、おまとめください

    ○委員長(宮本周司君) 時間が来ておりますので、おまとめください。

  60. ○江原くみ子君 はい

    ○江原くみ子君 はい。  今回は若者とNISAについて取り上げましたけれども、老後の資産という意味では、iDeCoや今回のこどもNISAなどもあります。いずれの制度も、普及の先にあるのは国民一人一人が安心できる生活です。その視点に立った政策運営を求め、質疑を終わります。

  61. ○原田秀一君 国民民主党・新緑風会の原田秀一です

    ○原田秀一君 国民民主党・新緑風会の原田秀一です。本日もよろしくお願いいたします。  昨日、議事要旨が公開されました三月二十六日の経済財政諮問会議について質問します。  諮問会議では、元IMFチーフエコノミストのブランシャールMIT名誉教授から、日本の財政政策について示唆に富む提言がありました。低金利下での既発債の影響で、現時点の金利、rと経済成長、gの関係から債務残高GDPを低下させるのは容

  62. ○国務大臣(片山さつき君) 三月二十六日に経済財政諮問会議でオリビエ・ブランシ…

    ○国務大臣(片山さつき君) 三月二十六日に経済財政諮問会議でオリビエ・ブランシャール教授とケネス・ロゴフ教授をお呼びして、この経済財政運営についてお話を聞いて議論が行われたということで、ブランシャール教授は翌日、私の部屋の方にも来ていただいて、一時間弱ほどお話もさせていただきました。  まず、諮問会議の場で教授がおっしゃったことの中には、財政運営については、経済の不確実性や債務残高対GDP比を踏

  63. ○原田秀一君 ありがとうございます

    ○原田秀一君 ありがとうございます。  ブランシャール教授の資料四ページでは、政府の債務管理において、債務の満期構成には日銀の当座預金も含めて考える必要があるとの指摘があります。ブランシャール教授は、著書「二十一世紀の財政政策」の中で、量的緩和による国債の買入れは統合政府全体で見れば債務の極端な短期化を招いていると警鐘を鳴らしています。実質的に政府と中央銀行を統合政府として捉え、日銀当座預金を期

  64. ○国務大臣(片山さつき君) この件についてはそれ以上のやり取りを私もしていない…

    ○国務大臣(片山さつき君) この件についてはそれ以上のやり取りを私もしていないので、御著書は私もいただいたんですけど、多分、委員がお持ちのものと同じなものかなと思いますけれども、日本語になったやつですね。  政府と日本銀行のバランスシートを連結した、いわゆる統合政府という考え方が前提となっているものだと思いますが、この点につきましては、日本銀行が金融政策を行う上での自主性にちょっといろいろ問題と

  65. ○原田秀一君 ありがとうございます

    ○原田秀一君 ありがとうございます。  先日の、統合政府で見れば債務の極端な短期化を招いているとの考えから、ブランシャール教授はより長期の国債を多く発行しておくべきだとも提言をされています。  現在の債務管理政策において、この期間の長期化を更に推し進める考えはありますでしょうか。大臣のお考えをお聞かせください。

  66. ○国務大臣(片山さつき君) 国債につきましては市場との対話を一番重視しておりま…

    ○国務大臣(片山さつき君) 国債につきましては市場との対話を一番重視しておりまして、発行計画をきちっと明らかにしているというのが我が国の考え方でございまして、それを今回は年央の見直しもあり得るということですね、さらに、もっとオンタイムでこれを、市場に優しくというんですか、市場の見方に合うようにということで運営を行っているところでございます。  また、一般論でしかないですが、発行年限の問題というの

  67. ○原田秀一君 ありがとうございます

    ○原田秀一君 ありがとうございます。  続きまして、資料六ページに、ブランシャールさんの資料六ページにありますように、ブランシャール教授は、不確実性を考慮した五年、二十年スパンの動的シミュレーションの採用を提案しています。  米国では、超党派の議会予算局が、毎年、今後十年間の歳入歳出、財政赤字及び政府債務残高の予測を公表します。米連邦議会では、この十年間の財政見通しを土台とした議論が定着してい

  68. ○国務大臣(片山さつき君) この点につきましては、ブランシャール教授が私の部屋…

    ○国務大臣(片山さつき君) この点につきましては、ブランシャール教授が私の部屋に来ていただいたときにもちょっと深めて議論をしたんですけれども。  今アメリカの議会の超党派の予算局の分析の話とか、あとイギリスの話も出たんですが、確実に非常に信頼されている、中立性があって、国際機関にとっても、あるいは様々なアカデミアにとってもというものが存在している国ってどことどこなんですかって聞いたら、いや、実は

  69. ○原田秀一君 ありがとうございます

    ○原田秀一君 ありがとうございます。  私、前職では企業全体を買収をするプライベート・エクイティー・ファンドにも在職していたんですが、五年、十年の長期の経営計画をベースに経営陣と議論をして、もっと業績を伸ばすための成長投資や経営改善策というのを実行してまいりました。国の在り方の議論も同じではないかというふうに思っています。毎年、単年度だけ丁寧に見ても、木を見て森を見ずになって、国会の本来の役割が

  70. ○国務大臣(片山さつき君) これも議論になったんですけど、ブランシャール教授は…

    ○国務大臣(片山さつき君) これも議論になったんですけど、ブランシャール教授はこのようにレジュメには書いていらっしゃるんですが、防衛につきまして、フランス人なんですよ、この方、また御活躍の場はMITですからアメリカなんですが、両国とも大変な、産業として防衛産業をお持ちで、非常に国富を形成しておられるので、それは十分お分かりな上で、投資の中にはそういうものもあるし、地球温暖化というのは長期的には人類

  71. ○原田秀一君 ありがとうございます

    ○原田秀一君 ありがとうございます。  次に、ロゴフ・ハーバード大学教授は、世界中、債務膨張、貿易システムの分断、軍事費の増大等で長期金利が上昇していると、私たちは、ほんの数年前とは全く異なる世界で生きていると、それにもかかわらず政治家の感覚はまだ低金利なままと警鐘を鳴らしました。  日本についても、低金利の恩恵を長く享受してきたが、日本の長期金利が今後数年で三%やそれ以上になっても驚かないと

  72. ○国務大臣(片山さつき君) 金利の上昇についての警鐘とそのリスク管理が大切であ…

    ○国務大臣(片山さつき君) 金利の上昇についての警鐘とそのリスク管理が大切であるということは、私たちも日頃そのように感じておりますし、まさに市場の信認ということを最重視しておりますので、責任ある積極財政の一つの重要な要素だと思っております。  ただ、私のこの立場では、じゃ、それが何%などということは今までも一切申し上げてはおりませんが、急上昇、それから、先般のですね、先般といってもかなり長いこと

  73. ○委員長(宮本周司君) 時間が来ておりますので、おまとめください

    ○委員長(宮本周司君) 時間が来ておりますので、おまとめください。

  74. ○原田秀一君 はい

    ○原田秀一君 はい。  ロゴフ教授もブランシャール教授も、今消費減税はやるタイミングじゃなくて、ほかのことをやる、もっとやることがいっぱいあるというコメントもありましたので、この質問もしたかったですが、時間が参りましたので、私の質問を終わります。  ありがとうございました。

  75. ○杉久武君 公明党の杉久武でございます

    ○杉久武君 公明党の杉久武でございます。  早速ですけれども、通告に従いまして、質問に入りたいというふうに思います。  まず最初に、日本版DOGEに関して質問をさせていただきたいというふうに思っております。  政府は、高額な補助金や基金に加え、税制優遇である租税特別措置についても、この日本版DOGEということで横断的に点検、見直し、行うこととされておりまして、この方向性自体はしっかりとやっぱ

  76. ○国務大臣(片山さつき君) 租税特別措置については、特定のその掲げられた政策目…

    ○国務大臣(片山さつき君) 租税特別措置については、特定のその掲げられた政策目的の実現に有効な政策手段となっているのかという、この必要性と有効性がちゃんとあるのかということが当然あるわけで、見直しというのはほとんど毎年やっていることになっておるわけで、法律的にも法人のものにつきましてはそれが掛かっておりますし、公平、中立、簡素という租税原則から見ると例外にはなるので、まさにEBPM的なデータに基づ

  77. ○杉久武君 なので、租特ってやっぱりめり張りが非常に大事だというふうに思ってお…

    ○杉久武君 なので、租特ってやっぱりめり張りが非常に大事だというふうに思っておりますけれども、私も長年この税調の中で議論を重ねてきて、とはいえなかなか簡単にできない部分も、いろんな議論があろうとは思いますけれども、しっかりと当初の目的に沿って進めていただければというように思っております。  続いて、今日は国税庁にもお越しいただいて、ありがとうございます。  食品ロスに関連する税制について確認を

  78. ○杉久武君 今御説明いただきましたとおり、原則は寄附行為に当たる、寄附行為に当…

    ○杉久武君 今御説明いただきましたとおり、原則は寄附行為に当たる、寄附行為に当たるので、寄附金控除の限度の枠の中でということだと思うんですけれども、今大事なポイントをお示しいただいたなと思います。  実質的に商品廃棄に該当するような状況であれば、ある意味、限度なく損金算入できるという整理だったというふうに思うんですけれども、この実質的に商品廃棄というのはこういう理解でいいのか。例えば、商品を、食

  79. ○杉久武君 最終的には判断が伴うところだとは思うんですけれども、できる限りやっ…

    ○杉久武君 最終的には判断が伴うところだとは思うんですけれども、できる限りやっぱりこれ広く受け入れていく、そういった環境がフードロス削減の大きな一助になるんではないかというふうに思っております。  関連して、この寄附のルート、在り方の部分について更にお伺いをしたいと思うんですが、食品のこういった寄附をする場合、直接、最終的にそれを活用されるところに直接届けるというのはなかなか大変でありまして、や

  80. ○杉久武君 よく理解できました

    ○杉久武君 よく理解できました。しっかりとやはりこの食品寄附が広がるように、今日お話しいただいたこともしっかりと現場で私も様々な場面で語っていければなと思っております。  続いて、今日は岩田副大臣にもお越しいただきました。ありがとうございます。  社会保障国民会議の実務者会議に関連して少し質問をさせていただきたいというふうに思っております。  昨日も、社会保障国民会議実務者会議が開催をされま

  81. ○国務大臣(片山さつき君) 食料品消費税率ゼロでございますけれども、税や社会保…

    ○国務大臣(片山さつき君) 食料品消費税率ゼロでございますけれども、税や社会保険料負担や物価高に苦しむ中低所得者の方々に対する十分な負担軽減というのが現下の最重要課題でありますので、この対応として、税、社会保険料を含めた給付と負担の全体像を把握した上で、給付付き税額控除によって中低所得者の負担を集中的に軽減し、所得に応じて手取りが増えるようにすることこそが改革の本丸と考えております。新たな制度であ

  82. ○杉久武君 私もこれ何度か国会で取り上げてきていまして、そのつなぎと本丸という…

    ○杉久武君 私もこれ何度か国会で取り上げてきていまして、そのつなぎと本丸という話ではあるんですけれども、やはり、これを一緒に議論している当事者としても、なかなかここの整理が難しいなというのが肌感覚としてありましたので、ちょっと今日も質問させていただきました。  正直、今の御答弁でも何かこう、すっと落ちるという感じではないんですけれども、ちょっとまた引き続きここはやっぱりでもしっかり整理をして、や

  83. ○副大臣(岩田和親君) お答えをいたします

    ○副大臣(岩田和親君) お答えをいたします。  社会保障国民会議の議論の進め方についてでございますが、まずは給付付き税額控除と食料品の消費税率ゼロを同時並行的に議論を進めまして、その両者について、令和八年夏前をめどに中間取りまとめを行うこととされております。これを踏まえて、議論の具体的な進め方につきましては参加政党とよく御相談をしていくものだと、このように考えております。  その上で、政府とし

  84. ○杉久武君 やはりこれどうやって実現していくのかというのが非常に大事だというふ…

    ○杉久武君 やはりこれどうやって実現していくのかというのが非常に大事だというふうに思っておりまして、正直、私も昨日も参加をさせていただくと、いろんな課題が出てはきてはおります。ただ、やっぱりその課題をどう乗り越えていくのかというのを、やはりこの前向きな、具体的な議論を今後私も提案をしていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをしたいというふうに思っております。  続いて、今国会で金

  85. ○杉久武君 続いて、担い手の今能力や実務経験の話をしましたけれども、やっぱり保…

    ○杉久武君 続いて、担い手の今能力や実務経験の話をしましたけれども、やっぱり保証するという観点では、私が長年仕事をしてきた中でやっぱり一番、一番というか非常に重要な要素になってくるのが、やっぱりその保証の信頼性確保のためには、独立性や倫理性の確保、これやっぱり非常に重要な問題だというふうに思っておりまして、これをどういうふうに独立性確保し、また倫理基準を求めるのか、またそれをどういうふうに確保され

  86. ○杉久武君 同じような論点でもあるんですけれども、今度は保証業務、質の確保の観…

    ○杉久武君 同じような論点でもあるんですけれども、今度は保証業務、質の確保の観点から伺いたいというふうに思います。  やっぱりこの品質管理ということは保証業務において非常に重要な要素でありまして、ただ今回は、公認会計士に限らないという状況の中で、事業者間の品質格差、また価格競争の激化による品質の低下といったリスクに対してどういうふうに制度的対応を講じていくおつもりなのか、この点についても金融庁に

  87. ○杉久武君 品質管理は、今、内部的な管理のお話があったと思うんですけれども、た…

    ○杉久武君 品質管理は、今、内部的な管理のお話があったと思うんですけれども、ただ、これは担い手は登録制で、今回はこれは金融庁に登録をするということになろうかというふうに思いますので、新たに金融庁の中にこの登録業者を検査監督する、こういった仕組みをつくっていかなきゃいけないというふうに思っております。  これをどういう体制で組まれていくおつもりなのか、また、今回の開示と保証は対象企業数を段階的にこ

  88. ○杉久武君 最後に大臣にお伺いをしたいというふうに思います

    ○杉久武君 最後に大臣にお伺いをしたいというふうに思います。  今のお話の若干繰り返しでもあるんですけど、本制度は限定的な導入からスタートをいたしまして、将来的に対象拡大をして制度を充実、拡充させていくわけでございます。  制度全体としてどのような発展ビジョンを描いていらっしゃるのか、お伺いをしたいと思います。

  89. ○国務大臣(片山さつき君) 日本におけるこのサステナビリティー情報の開示基準の…

    ○国務大臣(片山さつき君) 日本におけるこのサステナビリティー情報の開示基準の適用とそれから第三者保証の義務化については、グローバルな投資家さんたちともその建設的な対話を志向するというのは、このプライム市場、やっぱり上場企業の中でプライム市場でございますので、そのうちでも時価総額の大きな企業から順次義務付けるということで検討させていただいております。  これは、公認会計士協会ともよくお話合いをし

  90. ○杉久武君 時間になりましたので、続きは法案審査の際にも行わせていただければと…

    ○杉久武君 時間になりましたので、続きは法案審査の際にも行わせていただければと思います。  ありがとうございました。

  91. ○委員長(宮本周司君) 午前中の委員会はここまでといたしまして、午後一時十五分…

    ○委員長(宮本周司君) 午前中の委員会はここまでといたしまして、午後一時十五分に再開することとし、休憩いたします。    午後零時十七分休憩      ─────・─────    午後一時十五分開会

  92. ○委員長(宮本周司君) ただいまから財政金融委員会を再開いたします

    ○委員長(宮本周司君) ただいまから財政金融委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、財政及び金融等に関する調査を議題とし、財政政策等の基本施策及び金融行政に関する件について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。

  93. ○浅田均君 日本維新の会、浅田均でございます

    ○浅田均君 日本維新の会、浅田均でございます。  今日は、大臣所信に対する質疑ということでございます。  それに関連して、先日、経済財政諮問会議の配付資料を見ておりました。そうしたら、そこに、現時点における高市政権の取組は、日本は技術革新力、労働の効率性という底力があるのに、国内投資が不足し、潜在成長率が低迷しているを基本として掲げ、過度な緊縮志向、未来への投資不足からの脱却と官民協調による国

  94. ○浅田均君 ありがとうございました

    ○浅田均君 ありがとうございました。  質問しておきながらこういうことを言うのも何なんですが、今ずっと数字を挙げていただきまして、私は資料を持っているんでよく分かるんですけれど、聞いておられる方々は持っておられないので、細かい数字については、まあ多分、よっぽど記憶の良い方を除いて頭に残っていなかったんではないかと危惧しております。資料を配付すべきだったなと思っておりますので、あらかじめ皆様方にお

  95. ○国務大臣(片山さつき君) 御指摘の潜在成長率でございますが、資本投入量、労働…

    ○国務大臣(片山さつき君) 御指摘の潜在成長率でございますが、資本投入量、労働投入量、それから全要素生産性、TFPですね、それぞれの伸びから構成されている中で、我が国において、その労働投入、さっき御説明もありましたが、これまでも女性や高齢者が労働参加に向かいましてその取組も進めてきたので、就業者数自体は潜在成長率の押し上げに寄与してきたところはあるんですが、人口動態を踏まえますと、更なる押し上げ余

  96. ○浅田均君 今の内閣府の説明によりますと、潜在成長率が伸びていく、その寄与度に…

    ○浅田均君 今の内閣府の説明によりますと、潜在成長率が伸びていく、その寄与度においては、資本投入量よりもTFPですね、全要素生産性が上がってきているんで潜在成長率が上がってきているというふうに解釈するのが普通の解釈であって、それならば、TFPをもっと上げるようなところにお金を回していくというふうな説明をされた方がいいと思うんですけれども、その点いかがですか。

  97. ○国務大臣(片山さつき君) 今も申し上げたんですけれども、今、これから資本投入…

    ○国務大臣(片山さつき君) 今も申し上げたんですけれども、今、これから資本投入として設備投資を行うと、我々も成長戦略十七分野でこれから今出していこうとしているわけですが、単に量としての資本ストックが高まるということではなくて、必ずそこにAIロボティクスとか省人化、研究開発も含めて、生産性向上に直結するような投資しかほとんど難しいというか、その税制改正においてもそういった部分ですね、これを強調して条

  98. ○浅田均君 その部分はよく分かります

    ○浅田均君 その部分はよく分かります。  それで、その資本投入量を増やすことによって、これ、労働投入量というのはカバーできないと思うんですけれども、その点に関しまして財務大臣はどういうふうにお考えでしょうか。

  99. ○国務大臣(片山さつき君) 成長戦略本部の初回のときもそういう御意見申し上げた…

    ○国務大臣(片山さつき君) 成長戦略本部の初回のときもそういう御意見申し上げたんですけれども、これだけの投資が官が引っ張る形で民間で始まるということになると、日本の場合、一番最初に危惧されることは労働人口が足りるのかと、逼迫しないかということでございまして、そこで横串として全ての分野で省力化、ロボティクス、その他AIなどを通しているということもあるんですけれども、そこの辺の投資の見通しとかも含めて

  100. ○浅田均君 財務大臣、くどいんですけれど、今のところをもう一回質問させていただ…

    ○浅田均君 財務大臣、くどいんですけれど、今のところをもう一回質問させていただきます。  なぜ投資が不足してきたかというと、財務大臣今おっしゃったように、人口と労働力が減少して需要が縮小していると、だから企業の投資、期待収益率が低下していると。だから、新たな、さはさりながら、新たな需要をつくっていったらいいわけであって、そうすることによって潜在成長率も高まるというふうなお考えを今述べられたんだと

  101. ○国務大臣(片山さつき君) 投資を大きく二つに分けて説明しているのが高市政権の…

    ○国務大臣(片山さつき君) 投資を大きく二つに分けて説明しているのが高市政権の強い経済をつくる戦略で、繰り返し申し上げて申し訳ないんですけど、経済安全保障、食料安全保障などの様々なリスクを最小化する危機管理投資ということになりますと、これは食料安全保障で輸入の国内代替ということがあります。経済安全保障については新たな分野がかなりあると思います。  そして、AI・半導体、造船は既に複数年度的なアプ

  102. ○浅田均君 お立場上そう言わざるを得ないですよね

    ○浅田均君 お立場上そう言わざるを得ないですよね。  今大臣の方から、攻めの、攻めのサプライサイドとおっしゃいましたのは、まさにそのとおりやと思うんですね。  私は、九〇年代かな、第五世代コンピューターというのに間接的に関わっておりまして、当時の経産省ですよね、が投じたお金はどこへ行ってしまったんだろうと。今のAIにせよ生成AIにせよ、やっているところはほとんどアメリカあるいは中国で、だから、

  103. ○浅田均君 それで、全体としては改善傾向にあると言われている今のその自己資本利…

    ○浅田均君 それで、全体としては改善傾向にあると言われている今のその自己資本利益率ですよね。エクイティーって資本に対する当期純利益の割合。この資本収益率の慢性的な低さを改善されてきていると今、植田総裁はおっしゃいましたけれども、財政を拡大することによって、これ、今内部留保のお話がありましたけれども、財政を拡大することによって、例えば補助金とか税制優遇とか、そういうやつが内部留保の方に増えてしまうの

  104. ○国務大臣(片山さつき君) 財政支出の拡大が日本企業の自己資本収益率に与える影…

    ○国務大臣(片山さつき君) 財政支出の拡大が日本企業の自己資本収益率に与える影響というのは、どういう財政支出の拡大かにもよるんですけれども、それで一概にはだから言えないと思いますけれども、成長分野への投資を支援する、直接、当然、生産性を上げるとか、ROEも当然上がる分析がなければ大企業が大きな投資はそもそもしないと思いますけれども、それを更に後押しするとか、需要の創出を通じて企業の収益率や資本効率

  105. ○浅田均君 あと一分半ぐらいですので、三十秒で質問しますから一分で答えてください

    ○浅田均君 あと一分半ぐらいですので、三十秒で質問しますから一分で答えてください。  これ、今のお話なんですけど、公的投資の拡大が民間投資の増加につながるかということで、日銀総裁にお答えいただきたいんですけれど、いわゆる、今需給ギャップがゼロ近傍、ちょっとプラスになったとか言われていますけれども、こういうところでクラウディングインが起きるのかクラウディングアウトが起きるのかは分からないと思うんで

  106. ○浅田均君 時間になりましたので、終わらせていただきます

    ○浅田均君 時間になりましたので、終わらせていただきます。この続き、またやらせていただきますので、よろしくお願いします。  ありがとうございました。

  107. ○塩入清香君 参政党の塩入清香です

    ○塩入清香君 参政党の塩入清香です。本日もよろしくお願いいたします。  本日は、政府が新たな財政規律として掲げる債務残高対GDP比について、その妥当性と実効性を中心に伺ってまいります。  まず、確認をさせていただきます。政府が債務残高対GDP比の引下げを新たな財政規律として重視する理由は何でしょうか。

  108. ○副大臣(舞立昇治君) 債務残高対GDP比につきましては、政府が負う債務につい…

    ○副大臣(舞立昇治君) 債務残高対GDP比につきましては、政府が負う債務について、その返済の原資となる税収を生み出す元となる国の経済規模、すなわちGDPに対しどの程度の割合になっているかを示した指標でございまして、財政の持続可能性を見る上では有意義なものと考えております。  また、一般論として申し上げれば、債務残高対GDP比の高い我が国におきましては、金利が上昇し、利払い費が増加すれば、政策的経

  109. ○塩入清香君 ありがとうございます

    ○塩入清香君 ありがとうございます。  つまり、市場の信認を確保するために重要な指標だと見ていらっしゃるということなんですが、市場の信認とは、つまり投資家がその国の国債を安心して持てると信じられる状態のことを指すと思うんですが、これを維持するためということと認識いたしました。  次に、長期金利について伺いたいと思います。  最近の長期金利の上昇について、先日の予算委員会でも、政府の財政出動、

  110. ○国務大臣(片山さつき君) 何度もお答えしているんですけれども、先月の三十日の…

    ○国務大臣(片山さつき君) 何度もお答えしているんですけれども、先月の三十日の月曜日にG7各国の財務大臣・中銀総裁の合同会合が開催されて、今般の中東情勢がエネルギー市場や世界経済、そして世界中のあらゆる金融市場に与えた、また与えつつある影響について幅広い観点から議論いたしましたが、ここのところの債券価格が下がっているということは金利が上がっているということですから、それは明らかに影響としてこのとこ

  111. ○塩入清香君 ありがとうございます

    ○塩入清香君 ありがとうございます。伺いたかった答えが言っていただけたので、ありがとうございます。  つまり、必ずしも国債増発が金利上昇の原因ではないという認識ということで、様々な複合的な理由があるということです。  金利の上昇はイコール信認の低下ではないということを意味していると思うんですが、市場が見ているのは、結局は、債務の大きさではなくて返済の可能性、経済の供給力、成長力ではないでしょう

  112. ○国務大臣(片山さつき君) これもまた繰り返しになりますけど、国債の金利という…

    ○国務大臣(片山さつき君) これもまた繰り返しになりますけど、国債の金利というのは様々な要因が背景にございます。  先ほどはこのところの一か月の特殊要因について申し上げたわけですから、具体的にどのレベルということはいつものように私の立場では申し上げることは控えさせていただきたいんですが、市場の信認が確保されている状況というのは、将来にわたって国債の償還可能性とか債務の持続可能性の分について維持さ

  113. ○塩入清香君 おっしゃるとおり、その信認の根本には強い経済があるということをお…

    ○塩入清香君 おっしゃるとおり、その信認の根本には強い経済があるということをおっしゃっていただいたんですけれども、だとするならば、なぜ対GDP比で債務残高の引下げを目標にするのでしょうか。  今の内閣では、政府の投資が圧倒的に足りないということが、足りなかったということがネットの資金需要で事後的に分かっているわけです。なのに、成長の方の目標値がなくて、債務残高だけGDP比で引き下げていくというの

  114. ○副大臣(舞立昇治君) 御質問ありがとうございます

    ○副大臣(舞立昇治君) 御質問ありがとうございます。  まず、我が国におきまして、相続税というものは、資産の再分配を通じて格差の固定化を防止するなど、税制の中で非常に重要な役割を果たしているものと考えております。  その上で、諸外国と比較して重いのではないかといったような問題意識かと思いますけれども、一般論として申し上げれば、我が国の相続税の最高税率は五五%でございますので、この点だけ見れば諸

  115. ○塩入清香君 ありがとうございます

    ○塩入清香君 ありがとうございます。  しかしながら、おっしゃることも分かるんですけれども、日本の相続税は、やっぱり英国とか米国と比べてその適用される課税対象の範囲が広くて、結果的に中間層にも課税が及ぶという構造になっております。そのため、やはり不動産を放棄したりですとか、あるいは不動産を売却して相続税を払うなんていう例も多くて、それがきっかけで、いわゆる空き家問題とか、外国人がそこに、その不動

  116. ○松田学君 参政党の松田学でございます

    ○松田学君 参政党の松田学でございます。よろしくお願いいたします。  私からは、積極財政と国際マーケットとの関係を中心にいろいろとお聞きしたいと思っていまして、今般成立した令和八年度予算、二十八年ぶりのプライマリーバランス黒字化、参政党から叱られてとさっき大臣御答弁ありましたけれども、そういうのを見ましても、従来からの財務省の財政健全化路線が見事に結実した予算のように見えます。高市内閣で積極財政

  117. ○国務大臣(片山さつき君) まず、総理の施政方針とか総理の度々の国会答弁でござ…

    ○国務大臣(片山さつき君) まず、総理の施政方針とか総理の度々の国会答弁でございますが、必要な政策をきちんと積み上げた結果があるべきであって規模ありきではない、規模ありきで財政運営を行っているわけではないということを何度も申し上げ、マーケットからの信認を損なう野方図な財政政策は取らないということも総理御自身が何度もおっしゃっていただいております。  その中で、プロアクティブ、先を見据えたというの

  118. ○松田学君 規模というのにこだわりますのは、私たちは規模という点から見てもまだ…

    ○松田学君 規模というのにこだわりますのは、私たちは規模という点から見てもまだ足りないというふうに思っておりまして、高市内閣は、日本列島を強く豊かにと、これを投資をもって実現すると。  昔、日本列島改造論というのがあって、公共事業という投資が昔行われたんですが、これ、今回は投資の内容がAIとか半導体等々に置き換わっていると。ただ、共通しているのは、国のお金の回し方として、大企業の事業にお金を回し

  119. ○国務大臣(片山さつき君) 昔、理財局で、やっぱりマーケットキャパというのがあ…

    ○国務大臣(片山さつき君) 昔、理財局で、やっぱりマーケットキャパというのがあるんだという議論や研究をしていた頃があるんですよ、私も委員もまだ財務省に在籍していた時代のことで。やはり、国債というのはやっぱり相当着目を浴びた、注目を浴びた頃なんですけれども、その頃から比べて、もう残高自体が倍増ではないけど五割ぐらい増えていますが、国債償還は確実に行われておりますので。  先ほどお話に出ました経済財

  120. ○松田学君 安定的な引下げ、GDPの成長率よりも国債の伸び率が低くなるという、…

    ○松田学君 安定的な引下げ、GDPの成長率よりも国債の伸び率が低くなるという、いずれにしても国債は増えていく中でGDPをそれ以上に成長させるということなんだろうと思いますが。  一方で、日本は主要国に比べて国債残高そのものの対GDP比が圧倒的に高いと。その中で、例えば、昔、赤字国債も六十年償還のルールにしたのは一九八五年だったと思いますけども、その後、借換え借換えが続いて、日本は必要以上に国債残

  121. ○国務大臣(片山さつき君) まず、その六十年償還ルールのお話の上にそういうお話…

    ○国務大臣(片山さつき君) まず、その六十年償還ルールのお話の上にそういうお話もあったんですけれども、これ八五年ですと、私も委員もまだ若かりし頃、その議論が非常に盛んだった頃に省内にいたわけでございますが、今となっては、これだけの国債残高を抱えて六十年償還ルールを維持してきている日本ということはみんなが知っている、国際的にもみんなが知っているルールですが、これを今この残高の下でなかなかいじるという

  122. ○松田学君 また追って時間をいただければこの議論を続けたいと思いますが

    ○松田学君 また追って時間をいただければこの議論を続けたいと思いますが。  最後に、参政党は、発表している政策の中に、国債償還政府通貨の発行による積極財政の実現と国債利払いからの脱却というのを掲げていまして、これはまた機会がありましたら議論をしたいと思いますけれども。  今、世界的に暗号資産が拡大し、ステーブルコインも現れ、そして各国の中央銀行がCBDCという法定通貨検討している、そして、二〇

  123. ○国務大臣(片山さつき君) ブロックチェーン技術を活用した新たな決済手段という…

    ○国務大臣(片山さつき君) ブロックチェーン技術を活用した新たな決済手段ということでは、ステーブルコインですとかトークン化預金が出ておりまして、また、CBDCについては、これは日本銀行とそれから我々の財務省の方では理財局も協力して実験をずっとやっているんですが。  アメリカにおいては、トランプ政権の発足とともに、このブロックチェーン型の技術を活用して分散型で決済をしようと。つまり、中央集権的では

  124. ○委員長(宮本周司君) 時間が来ておりますので、おまとめください

    ○委員長(宮本周司君) 時間が来ておりますので、おまとめください。

  125. ○松田学君 はい

    ○松田学君 はい。  またこの議論は更に深めていきたいと思います。  本日は御答弁ありがとうございました。

  126. ○大門実紀史君 大門です

    ○大門実紀史君 大門です。  財政金融委員会で質問するのは久しぶりでございます。よろしくお願いします。やっぱりこの第三委員会室っていいですね。何か、何となく議論が格調高く感じていいなと思っております。懐かしいでございます。  私の方は、現場の問題について、損保代理店問題について質問させていただきます。  この問題は、二〇一七年に最初にこの委員会で初めて質問させていただいて、今回で十三回目の質

  127. ○国務大臣(片山さつき君) 損保代理店、損害保険代理店は、損害保険会社と顧客を…

    ○国務大臣(片山さつき君) 損保代理店、損害保険代理店は、損害保険会社と顧客をつなぐ役割を担っていただいていて、特に中小の代理店さんが地域密着で地域における保険ニーズを酌み取って保険商品を販売していただいている重要な主体であるというふうに認識をしております。  こうした代理店の役割踏まえまして、損保会社には、例えば、代理店手数料の設定等の際にも一方的な押し付けとならないよう、代理店側の意見にしっ

  128. ○大門実紀史君 ありがとうございます

    ○大門実紀史君 ありがとうございます。  また、この問題は党派を超えた各党の先生方の御協力があった、応援があったから前進してきたというふうに思います。特に、参議院のこの財政金融委員会の先生方のお力添えが大変有効に働いたと思います。西田先生、もう大御所で、公取への働きかけ、大阪の集会にまで足を運んでいただきましたし、船橋先生もこの前質問していただきましたし、委員長も、宮本委員長もいろいろ御理解をい

  129. ○大門実紀史君 ありがとうございます

    ○大門実紀史君 ありがとうございます。  せっかくこの監督指針を出していただいたんですけれど、なかなか大手損保の方は、その金融庁の趣旨をそのままやろうとしないということで、ある大手損保の内部文書を入手いたしまして、どこの会社か金融庁には名前をお伝えしてありますが、あえてここでは名前出しません。是非早急に改善してほしいという思いがあって今日は名前出しませんが、入手した資料というのは、もう名前を言え

  130. ○大門実紀史君 もう一つ、この大手損保の内部文書なんですけど、この監督指針あり…

    ○大門実紀史君 もう一つ、この大手損保の内部文書なんですけど、この監督指針ありますね、規模とか増収とか、つまり大きいだけで判断するなと、業務品質、つまり顧客サービスを含めて代理店のことを評価しなさいと(1)にありますよね。ところが、それを受けているはずなのに、その大手損保の手数料のこの評価、代理店に対する評価ですね、業務品質といいながら、結局、顧客サービスができる体制なのかどうかとか、人数がちゃん

  131. ○国務大臣(片山さつき君) 中小代理店が地域に果たしている保険販売の重要な役割…

    ○国務大臣(片山さつき君) 中小代理店が地域に果たしている保険販売の重要な役割、もうしっかり認識しておりまして、今お話を聞いていて、確かにそういう内部マニュアル的な取扱いで、私どもはこういう方針で監督指針を出しているわけですが、中ではそういう取扱いをしているということでは非常に本意ではございませんので、そういった実態把握に努めて、まさに代理店において地域で顧客本位の考えに基づいてお仕事ができるよう

  132. ○大島九州男君 れいわ新選組、大島九州男でございます

    ○大島九州男君 れいわ新選組、大島九州男でございます。  今日は、午前中もちょっとありましたNISAの関係ですけど、つみたて投資枠年齢要件の撤廃、いわゆるこどもNISAと。前回もちらっと問題提起をしましたけれども、こどもNISAをやるというこの目的というのをちょっと簡潔に教えていただければ。

  133. ○大島九州男君 この間の説明では、教育とかいうふうに言っていたでしょう

    ○大島九州男君 この間の説明では、教育とかいうふうに言っていたでしょう。  私が、財務省がヒアリングに来ますからね、そこでいろいろ話して、子供が自分で投資するんですかと。子供がお年玉をそのNISAに入れるなんてことはないわけですよ。じゃ、誰がそうするかって、親とか、おじいちゃん、おばあちゃん。特に、おじいちゃん、おばあちゃんは、孫に対して、教育資金だと。昔は学資保険とか、郵便局にそうやってみんな

  134. ○大島九州男君 適用しないと

    ○大島九州男君 適用しないと。文科省としては要望しているけれど、残念でしたと。これは、税金は与党が決めるものだというふうに言われるので、与党の先生にお願いした方がいいのかどうかは別として。  要は、正直、国民に、言うなれば株式にお金をどんどん投資してもらいたいんだと、株を上げたいんだと。だから、信託にやるよりもこっちの方の株に誘導するというような願いがあって、このこどもNISAを導入しましたと。

  135. ○国務大臣(片山さつき君) 以前からこどもNISAについても問題意識を伺ってお…

    ○国務大臣(片山さつき君) 以前からこどもNISAについても問題意識を伺っておりますし、教育資金の一括贈与の贈与税の非課税は、これ設けられたときにも随分私たち賛成して、党の中の話ですけれども。  ただ、その後、御答弁がありましたように、近年の新規利用件数が年間七千件というのは一定のニーズがあるとしても、導入当初は七万件だったんですが、その後、いろいろと広報をしているにもかかわらず顕著に減っている

  136. ○大島九州男君 おっしゃるように、教育の部分については高校無償化と、こういった…

    ○大島九州男君 おっしゃるように、教育の部分については高校無償化と、こういったものがあり、それで一旦廃止というのは一つ理解できなくもないわけですよ。  実際、おじいちゃん、おばあちゃんたちが、このニーズというと、教育だけではなくて、実は孫の結婚資金だったりとかいろんなニーズがあるわけですよね。だから、逆に言うと、もう今回、教育だけというのをもっと幅広くして使ってもらうような、言うなればたんす預金

  137. ○国務大臣(片山さつき君) 食料品の消費税率ゼロについては、改革の本丸と捉えて…

    ○国務大臣(片山さつき君) 食料品の消費税率ゼロについては、改革の本丸と捉えている給付付き税額控除の実施までの二年間に限ったつなぎの負担軽減でございますので、もうそのほかに何か目的が、先生のおっしゃるゆでガエル的な目的というのは全くございませんので、この事業者免税点制度をお使いの方、簡易課税制度を御利用の方等がそのままそのことによって本則課税に誘導されるということはないので、まだそこについての取扱

  138. ○大島九州男君 私が懸念しているのは、現実的に、消費税導入のときに、中小零細の…

    ○大島九州男君 私が懸念しているのは、現実的に、消費税導入のときに、中小零細のところは、免税点五千万、三千万、一千万、そしてインボイスというふうになっている。こういうようなことにならないようにしてもらいたいと。  いつも言うんですけれども、大企業の輸出戻し税みたいなやつはそのまま。それが税率が変わって何か丸々消費税が還付されるんじゃなくて、それが何割かカットになりましたとかいうなら少しは平等、公

  139. ○ラサール石井君 どうも、社民党、ラサール石井です

    ○ラサール石井君 どうも、社民党、ラサール石井です。  スルガ銀行問題についてお聞きいたします。  スルガ銀行の不正融資問題については、三月十七日に調停手続が終了しました。とはいえ、三百二物件については、各申立人及びスルガ銀行は、不法行為が成立しないことを前提として、支払条件について誠実に協議し、示談による解決を目指すことを約束するという取決めがなされただけで、具体的な救済のめどは立っておりま

  140. ○ラサール石井君 別に個別に今聞いていないんですけど

    ○ラサール石井君 別に個別に今聞いていないんですけど。具体的にとお聞きしたんですが、結局は全然具体性がないお答えですね。要するに、ずっと見守っていたというだけ。  スルガ銀行不正融資に係る調停で多くの方が救済されなかったのは、被害者側と銀行側の間の情報の非対称性、要するに、銀行側はいっぱい証拠や資料を持っていて、被害者側は何も知らされていないということですね。さらに、銀行側が不正行為に関わって処

  141. ○国務大臣(片山さつき君) 御質問、何点か、いろんな論点があると思いますが、ス…

    ○国務大臣(片山さつき君) 御質問、何点か、いろんな論点があると思いますが、スルガ銀行の処分行員リストでございますね。これ三月二十三日の参議院財政金融委員会理事会への提出資料に記載したとおり、スルガ銀行によりますと、スルガ銀行から東京地裁に対して担当職員の処分の有無を含む資料を提出したとのことであり、その旨は、同行から被害者弁護団に対して書面により提出しているものと承知しております。  また、ス

  142. ○ラサール石井君 いかにも調停が終了したら終わりみたいな言い方なんですけど、調…

    ○ラサール石井君 いかにも調停が終了したら終わりみたいな言い方なんですけど、調停終了で幕引きという印象が広がることは避けなければいけないと思います。むしろ、調停が終わったときがスタートということだと思います。  金融庁は、二〇一八年十月にスルガ銀行に対して業務改善命令を出しました。これは今も解除されていないという認識でよいのですね。

  143. ○ラサール石井君 業務改善命令の発出から七年半たってなお解除できていないという…

    ○ラサール石井君 業務改善命令の発出から七年半たってなお解除できていないというのは極めて異例のことだと思います。なぜ解除できないのですか。

  144. ○ラサール石井君 昨年十二月四日の当委員会では、片山大臣と石田監督局長から、業…

    ○ラサール石井君 昨年十二月四日の当委員会では、片山大臣と石田監督局長から、業務改善命令から七年以上が経過しているにもかかわらず、いまだに最終的な解決に至っていない、まあ債務者とお呼びになる、まあ被害者ですな、の方々が存在するということ自体が大変遺憾との御発言がございました。  三月十七日の調停終了をもって最終的解決に至ったと判断されてはなりません。三百物件についてはこれから返済プランを作るわけ

  145. ○国務大臣(片山さつき君) スルガ銀行に対する今後の行政対応の非常に具体的な部…

    ○国務大臣(片山さつき君) スルガ銀行に対する今後の行政対応の非常に具体的な部分についてまでは予断を持って申し上げることは差し控えますが、一般論として、この業務改善命令というものは、これを発出する要因となった問題に関して、改善への取組状況などを踏まえて、業務改善計画に沿って十分な改善措置が講じられたと認められない限りは業務改善命令に基づく履行状況の報告義務は解除されないものと考えております。  

  146. ○ラサール石井君 業務改善命令には、シェアハウス向け融資及びその他投資用不動産…

    ○ラサール石井君 業務改善命令には、シェアハウス向け融資及びその他投資用不動産融資に関して、金利引下げ、返済条件見直し、金融ADR等を活用した元本の一部カットなど、個々の債務者に対して適切な対応を行うための態勢の確立との事項がありますから、是非金融庁として、銀行側の今後の対応、きちんと監督するよう強くお願い申し上げます。  そして、被害者の皆様によると、スルガ銀行が責任を認めた案件についても、銀

  147. ○ラサール石井君 調停が終わった今こそ、金融行政による監督の在り方が問われてい…

    ○ラサール石井君 調停が終わった今こそ、金融行政による監督の在り方が問われていると考えるものであります。これまでの銀行側の対応を見ていても、性善説に立ってはいけないと思います。  ちょっと時間が迫っておりますので、ちょっと飛ばします。じゃ、もう九番に参りましょう。  そもそも、本件の債務は銀行側が組織的に不正融資を行ったことで生じたものです。まあ詐欺みたいなものです。被害者の皆様は、不正融資に

  148. ○国務大臣(片山さつき君) 委員のお調べのとおり、欧米の法令におきましては、銀…

    ○国務大臣(片山さつき君) 委員のお調べのとおり、欧米の法令におきましては、銀行に対して金銭的制裁による抑止力を働かせるという観点から、法令違反ですとか不適切な業務の運営に行政上多額の制裁金を科すことができる規定が設けられている例があるということは承知をしております。  我が国では、金融規制におきまして、規制の実効性を確保することを目的とする課徴金制度を導入している事例はありますけれども、銀行法

  149. ○ラサール石井君 投資は自己責任という

    ○ラサール石井君 投資は自己責任という。私も知人と論争になりました。もうけたいと思って勝手に買って、損したら自己責任じゃないかと。  という、そういう現状を変えるためにも、金融商品をめぐる不法行為責任の立証の在り方を考えるとともに、責任の所在を明確化し、再発防止を図るための立法が必要だと考えますが、大臣の御認識をお答えください。

  150. ○国務大臣(片山さつき君) 金融商品版PL法というふうにおっしゃっているらしい…

    ○国務大臣(片山さつき君) 金融商品版PL法というふうにおっしゃっているらしいということを伺いましたが、まさに金融サービスの提供業務を行う者の職責を定める法律としては、実は金融サービス提供法というのがありまして、これにおいては、銀行を含めた金融事業者に対しまして、顧客の最善の利益を勘案して、誠実かつ公正な義務遂行を求めておりまして、金融庁はモニタリングを通じてこの顧客本位の業務運営を促すという、こ

  151. ○委員長(宮本周司君) 時間が来ておりますので、おまとめください

    ○委員長(宮本周司君) 時間が来ておりますので、おまとめください。

  152. ○ラサール石井君 はい

    ○ラサール石井君 はい。  まとめますけれども、スルガ銀行、私、芸能界におりましたが、芸能界の人間は住宅ローンを組もうとしてもなかなか組めません、浮き沈みが激しいから。だけど、どこでも断られたらスルガ銀行に行けとずっと言われておりました。それは、審査がすぐ通る、お金を貸してもらえるということです。  その頃から金融庁がもうちょっと監査するなり指導するなりしていれば、こんな事件は起きなかったかも

  153. ○委員長(宮本周司君) 時間が来ておりますので、おまとめください

    ○委員長(宮本周司君) 時間が来ておりますので、おまとめください。

  154. ○ラサール石井君 コロナ禍中に赤字負債が膨らんだ事業者の救済に尽力されたと存じ…

    ○ラサール石井君 コロナ禍中に赤字負債が膨らんだ事業者の救済に尽力されたと存じ上げておりますが、スルガ銀行の被害者についても政治の責任で救済していただくよう、お願い申し上げます。

  155. ○委員長(宮本周司君) 本件に対する質疑はこの程度にとどめたいと思います

    ○委員長(宮本周司君) 本件に対する質疑はこの程度にとどめたいと思います。  本日はこれにて散会いたします。    午後三時五分散会