坂本 哲志

さかもと てつし

自由民主党
衆議院
選挙区
熊本3
当選回数
9回

活動スコア

全期間
13.4
総合スコア / 100
発言数213313.4/60
質問主意書00.0/20
提出法案00.0/20

発言タイムライン

2,255件の発言記録

  1. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 共同利用施設、とりわけ農業の水利施設につきましては、令和四年度…

    ○坂本国務大臣 共同利用施設、とりわけ農業の水利施設につきましては、令和四年度からの電気代高騰を受けまして、省エネルギー化に取り組む施設管理者に対しまして、高騰分の一部を補助する措置を講じてきております。  この措置につきましては、エネルギー価格がウクライナ侵攻前の水準まで低下してきたこと等を踏まえまして、終了することにしております。  ただ、本年の営農に支障があってはいけませんので、これは各

  2. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 最初のお尋ねの家畜排せつ物等につきまして、これは以前もお答えし…

    ○坂本国務大臣 最初のお尋ねの家畜排せつ物等につきまして、これは以前もお答えしたんだろうというふうに思いますけれども、廃棄物の処理及び清掃に関する法律、廃掃法に基づきまして、畜産農家が自らの責任におきまして処理しなければならないものとされておりまして、共同利用施設の利用者減に伴う利用者負担の増加への支援を行うことは難しい状況にございます。  ただ、今後、堆肥の高品質化あるいはペレット化、こういっ

  3. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 現行の基本法が施行されました平成十一年時点では、四百八十六万六…

    ○坂本国務大臣 現行の基本法が施行されました平成十一年時点では、四百八十六万六千ヘクタールございました。しかし、令和五年時点で四百二十九万七千ヘクタールとなりまして、この二十四年間で五十七万ヘクタール減少をいたしております。  主たる原因といたしましては、一つは、宅地や工場等の建設に伴います農地転用、これはとりわけ都市近郊で非常に激しくなっております。そしてもう一つは、やはり、中山間地も含めまし

  4. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 現行基本法制定時から六十万近く減少している、その原因としては先…

    ○坂本国務大臣 現行基本法制定時から六十万近く減少している、その原因としては先ほど御答弁差し上げたとおりでございます。  そういった状況を踏まえまして、今回の基本法改正に合わせまして農振法を改正をいたしまして、農振除外の厳格化を措置することで、農業生産の基盤である農地を確保するということにしております。一方の方で、法人経営体でございますが、経営基盤強化を措置することによりまして、やはり法人経営体

  5. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 農地農振法の改正があるということで、全国知事会等も含めて様々な…

    ○坂本国務大臣 農地農振法の改正があるということで、全国知事会等も含めて様々な要望が私のところに来ております。必要以上に厳格化することによりまして非常に地域にいろいろな弊害が起きるというようなことで、それぞれ、農地を守るためには地域地域の状況がありますので、それはそれとしてしっかりと考えながら、国と地方の協議の場等を通じまして農地を確保していかなければいけないというふうに思っております。  それ

  6. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 集積の結果としての副反応、これは委員の御地元でございます知床等…

    ○坂本国務大臣 集積の結果としての副反応、これは委員の御地元でございます知床等で私も話を聞いているところでございます。  それで、先ほど言いましたように、高齢化、人口減少も急激に進行している中で、地域の農地が適切に利用されなくなること、そして地域コミュニティーの維持等に支障が生じること、これは確かに懸念をされます。  このため、引き続き、担い手への農地の集積、集約化への取組を推進していかなけれ

  7. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 北海道の地理にちょっと不案内だったものですから、先ほどは失礼し…

    ○坂本国務大臣 北海道の地理にちょっと不案内だったものですから、先ほどは失礼しました。知床ではなくて、空知でございます。申し訳ありません。  高齢化いたします農業者の減少に伴いまして、今後、離農農地が多く生じることは懸念されます。経営規模の大小や家族、法人などの経営形態を問わずに、農業で生活を立てる担い手を育成、確保することが引き続き重要であるというふうに考えております。  一方で、委員おっし

  8. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 中山間地域で二〇〇〇年と二〇二〇年を比較をしてみますと、販売農…

    ○坂本国務大臣 中山間地域で二〇〇〇年と二〇二〇年を比較をしてみますと、販売農家数は半減をいたしております。しかし、一方の方で農業産出額の方は微増となっております。私は、それだけ中山間地の皆さん方、様々な形でブランド化をされている、健闘されているというふうに思います。米一つにいたしましても、コウノトリの米とか、あるいは赤とんぼ米とか様々な工夫をしながら中山間地ならではの特色を生かした取組というのを

  9. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 全体として、中山間地の直接支払制度がまず大きな枠としてあって、…

    ○坂本国務大臣 全体として、中山間地の直接支払制度がまず大きな枠としてあって、その中で、しっかりと営農される方々のそれぞれの営農手法、そういったものに対して支援をすることによりまして、中山間地の農業というものをやはり持続させなければいけないというふうに考えております。

  10. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 条件不利、いろいろなケース、パターンがあるんだろうというふうに…

    ○坂本国務大臣 条件不利、いろいろなケース、パターンがあるんだろうというふうに思います。  中山間地等におきましては、適切な農業生産が継続できるように、先ほど言いました中山間直払い等によりまして、生産条件に関する不利を補正をしているというところでございます。  本制度では、傾斜がある農地のほか、自然条件により小区画あるいは不整形な田も支援の対象としておりまして、委員お尋ねの面的な整備ができずに

  11. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 農地バンクを活用した集積は増加をしております

    ○坂本国務大臣 農地バンクを活用した集積は増加をしております。これまでの担い手への農地の集積は、相対の農地の貸借によるものが中心となっておりました。このため、一般的に、農地の分散錯圃が解消されずに、担い手に使い勝手のよい形での農地集積が図られないことが、担い手への農地集積が進まない要因というふうに考えております。  今後は、今、目標地図を作っていただいておりますので、それを明確化して、その中で作

  12. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 今後は、やはり農地バンクを更に活用すること、そして、地域計画を…

    ○坂本国務大臣 今後は、やはり農地バンクを更に活用すること、そして、地域計画を作成しておりますので、その地域計画に基づきまして、引き続き八割を目指して、担い手への集積率をフォローアップしてまいりたいと思っておりますが、それぞれ、地域地域、今委員言われましたようにそれぞれの事情がございますので、目標の立て方につきましては今後議論をしてまいりたいというふうに思っております。

  13. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 まず、耕作放棄地と、それから荒廃農地、この仕分につきましては委…

    ○坂本国務大臣 まず、耕作放棄地と、それから荒廃農地、この仕分につきましては委員今御指摘のとおりでございまして、現在、耕作放棄地につきましては、農業者の側からの農地ということで、これは統計として出ておりませんが、平成二十年から毎年調査をしております荒廃農地につきましては、全体的な推移といたしましては近年横ばいで推移をいたしております。令和四年末時点で二十五・三万ヘクタールというふうになっております

  14. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 中山間地の直払い制度の個別協定は、認定農業者そして農業法人等に…

    ○坂本国務大臣 中山間地の直払い制度の個別協定は、認定農業者そして農業法人等による農業生産活動の継続を支援するものでありまして、令和四年度で全協定のうち二%となっております。  委員御指摘のように、今後集落機能が低下する地域におきましては、農地の保全管理におきまして、担い手の果たす役割が大きくなっていくというふうに考えております。  そのため、少ない担い手でも広い農地を保全管理できるよう、農作

  15. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 今局長お答えいたしましたように、多様な農業者も含めて、あくまで…

    ○坂本国務大臣 今局長お答えいたしましたように、多様な農業者も含めて、あくまでも集落として集落協定を結ぶことによりまして、その集落の維持存続を図る、そして集落の中山間地の活性化を図るというのがまずはやらなければいけないことでございますので、個別協定につきましては、それは、選ばれた人といいますか、認定農業者、こういった方々としっかりそれは結んでいくというようなことで、集落協定の条件というものはしっか

  16. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 半農半Xは、例えば、都市から農村への移住者が、農業と別の仕事を…

    ○坂本国務大臣 半農半Xは、例えば、都市から農村への移住者が、農業と別の仕事を組み合わせて生活に必要な所得を獲得する働き方でありまして、その中で六次産業化に取り組むこともあり得るというふうに考えております。  半農半Xを実践される方が、六次産業化に取り組むことによりまして、将来の地域社会を維持する担い手になることが期待されることから、委員御指摘のように、半農半Xの働き方を支援することによって、地

  17. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 平成三十年の食品衛生法の改正におきまして、漬物製造業が新たに許…

    ○坂本国務大臣 平成三十年の食品衛生法の改正におきまして、漬物製造業が新たに許可を得なければ営業できない業種とされました。御指摘のとおりでございます。施行まで三年間の期間を取って令和三年六月に施行するとともに、従前から漬物製造業を営む方々にあっては、更に三年の経過期間を設けました。その経過期間は本年五月まででございます。公衆衛生の見地から必要な施設準備の遵守が求められているものというふうに承知をし

  18. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 生かさず殺さずという表現が出ること自体、大変残念でありますし、…

    ○坂本国務大臣 生かさず殺さずという表現が出ること自体、大変残念でありますし、そういうことを私たちはやはり考えない農政をしていかなければいけないというふうに思っております。  いろいろな方がいろいろな職業に就くときに、やはりそこは夢と希望と目標を持って就いていかれるはずです。その中で、目標に達しない、あるいはなかなか挫折をする、挫折せざるを得ない、そういうときはやはり再チャレンジできるような、そ

  19. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 九日の委員会での稲津議員への答弁は、主食用米の個々の販売農家に…

    ○坂本国務大臣 九日の委員会での稲津議員への答弁は、主食用米の個々の販売農家に生産数量目標を割り当てることを前提としていた旧戸別所得補償制度を復活させることとなれば、米の販売先との結びつきや、輸出を含め米の販売先の開拓、あるいは需要のある作物への転換など、生産者や産地が取り組んでいる、需要に応じた生産に向けた創意工夫や日々の努力にブレーキをかけることになりかねないことが懸念される旨を私が答弁したと

  20. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 やはりブレーキがかかるというふうに思っております

    ○坂本国務大臣 やはりブレーキがかかるというふうに思っております。

  21. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 それが前提となっているものではありません

    ○坂本国務大臣 それが前提となっているものではありません。一般論として、取引価格への影響としてやはり懸念がある、その懸念があることについては、農林水産省としてはその懸念の払拭に努めなければいけない、そういうために農林水産省としての通知を出して、要するに、優越的地位の活用にならないような、そういう状況をやはり私たちとしては防止をしなければならないということで通知したところであります。

  22. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 この交付金は、名称そのものが水田活用直接支払交付金ですから、交…

    ○坂本国務大臣 この交付金は、名称そのものが水田活用直接支払交付金ですから、交付対象は水を張る水田ということは、これは農業者の皆様方もまずは初期の時点で御理解いただいているんだろうというふうに思います。  そして、農林水産省は、財務省の予算執行調査におきまして米の生産ができない農地への交付事例が指摘されたこともありまして、こういったことも受けまして、交付金の目的に即した適正な執行が行われるよう、

  23. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 粗飼料というのは、今まで安かったんです

    ○坂本国務大臣 粗飼料というのは、今まで安かったんです。そして、簡単だったんです。ロットで輸入の乾牧草が一気に来ますので、棚に上げていればいい、そしてそれを崩して牛にやればいい、あるいは乳牛にやればいい、そういうような時代だったんです。しかし、これが急激に高騰をいたしました。そのことによりまして、やはり粗飼料の国産化というのは、これは待ったなしで迫られることだというふうに思っております。  そう

  24. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 有機フッ素化合物、一万種近くあるということを聞いております

    ○坂本国務大臣 有機フッ素化合物、一万種近くあるということを聞いております。その総称がPFASでございます。  しかし、農産物中のPFASについて、先ほど政府参考人からもお答えいたしましたけれども、科学的知見が本当にまだまだ不足しております。アメリカでは飲料水については規制を強化したようでありますけれども、農産物において果たして管理措置が必要なのかどうなのか、また、土壌の汚染の取扱いも含めまして

  25. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 漁業の方について申し上げますと、漁業は、自然の生態系に依存をし…

    ○坂本国務大臣 漁業の方について申し上げますと、漁業は、自然の生態系に依存をしておりまして、その一部を採捕することによって成り立つ産業であります。漁業活動を持続的に行っていくためには、海洋環境や海洋生態系を健全に保つことが重要であると考えます。  委員が環境省に御提案されております海域を含めた新たな環境支払い制度の創設につきましては、農林水産省として今お答えする立場にはございませんが、引き続き、

  26. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 私の考え方でもありますし、一般論でもありますけれども、生産コス…

    ○坂本国務大臣 私の考え方でもありますし、一般論でもありますけれども、生産コストと取引価格の差額を公的な負担によりまして補償するなどの所得補償をした場合には、その差額の補填を織り込んで、取引の現場で生産者価格が低く抑えられてしまう懸念があるということがあります。それから、消費が減少している品目を対象に行えば、需要に応じた生産が進まず、需給バランスが崩れること等が懸念をされております。  このため

  27. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 所得をそのまま補償するのか、あるいは様々な形で実質的に所得を担…

    ○坂本国務大臣 所得をそのまま補償するのか、あるいは様々な形で実質的に所得を担保していくのか、そういったところの考えが必要だろうというふうに思います。  現在は、やはり、様々な農業者の皆さん方の経営判断によって所得を引き上げ、それを追い越してしまうようなコスト高に対しましては、しっかりと多様な、重層的な支援措置というのをそこで考えていかなければいけない、そのことが結果として所得を確保することにつ

  28. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 現在でも、中山間地の直接支払い等を含めまして、中山間地に対する…

    ○坂本国務大臣 現在でも、中山間地の直接支払い等を含めまして、中山間地に対する様々な支援措置、これは講じているところでございます。  今後も、中山間地に対しては、非常に、食料自給という観点からも重要な地域でございますので、しっかりと後押しをしていかなければいけないというふうに思っております。

  29. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 EUも含めて、今、私たちも含めて、直接支払いという形で所得を一…

    ○坂本国務大臣 EUも含めて、今、私たちも含めて、直接支払いという形で所得を一定程度、確保するというような方向に世界も進んでおりますので、そういう方向でしっかり所得を確保してまいりたいというふうに思っております。

  30. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 米につきましては、主食用米の国内の需要が年間十万トンずつ減少し…

    ○坂本国務大臣 米につきましては、主食用米の国内の需要が年間十万トンずつ減少しています。その中で、我が国で唯一、自給可能な作物が米であります。輸出拡大によりまして新たな需要を生み出していくことは、食料安全保障の強化という点では非常に重要であります。そういうことで、輸出拡大実行戦略に基づきまして、更なる輸出拡大に取り組んでいるところです。  一方、米の輸出量は、直近四年間で倍増をいたしました。昨年

  31. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 有機農業の推進に当たりましては、有機農法の指導、それから有機肥…

    ○坂本国務大臣 有機農業の推進に当たりましては、有機農法の指導、それから有機肥料の生産資材の確保、さらにはブランディングや販売店の開拓などの点から、こうした能力を持つ地域のJAを巻き込んで進めることが重要であるというふうに考えております。  実際に、議員御指摘のJAたじまのみならず、ほかにも、茨城県石岡市のJAやさとでは、有機部会の設立や、JAが販路を確保する生産、販売のサポートとともに、有機農

  32. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 委員御指摘のとおりであります

    ○坂本国務大臣 委員御指摘のとおりであります。有機農業の拡大に向けましては、各地域で有機農業の技術を指導できる人材をいかに確保していくのかというのが重要でございます。  このため、農林水産省では、有機農業の栽培技術や有機JAS制度等の指導を行います都道府県の有機農業指導員の育成に対する支援を行っております。令和五年末までに三十四府県で約千名の有機農業指導員が育成される見込みでございます。  こ

  33. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 その辺のバランスは一番大事なところだというふうに思っております

    ○坂本国務大臣 その辺のバランスは一番大事なところだというふうに思っております。  やはり、コスト指標をしっかり出して、その中で、合理的な価格をそれぞれに出していく。しかし、それを積み上げた結果、かなり高くなって、価格が高くなってしまうと一人一人の入手が困難になってしまうというようなことですので、そこは両々考えまして、今政府参考人も言いましたように、やはり購買力というものがまず大前提で、購買力と

  34. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 資材費等のコスト増につきましては、価格転嫁が基本と考えています…

    ○坂本国務大臣 資材費等のコスト増につきましては、価格転嫁が基本と考えていますけれども、価格転嫁が間に合わない大幅なコスト増も想定されます。このため、収入保険等の経営安定対策と併せまして、施設園芸の燃料や配合飼料、肥料についての価格高騰対策等を講じているところです。  基本法改正案におきましても、今後、第四十二条第三項におきまして、農業資材の価格の著しい変動が農業経営に及ぼす影響を緩和するために

  35. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 影響緩和のための対策を講じていくということであります

    ○坂本国務大臣 影響緩和のための対策を講じていくということであります。これまでも重層的にそういったものをやってまいりましたけれども、そういう影響を緩和させるための対応策というものをその時々でしっかり講じていくということであります。

  36. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 今、政府参考人の方から言いましたように、EUの方も、共通政策の…

    ○坂本国務大臣 今、政府参考人の方から言いましたように、EUの方も、共通政策の中で、それぞれの国の自主性というものをやはり尊重をする流れにあります。そして、直接支払いの方も、環境等に重点を置いて直接支払いというのをやっております。しかし、その直接支払いの中身につきましては、日本の場合も、十アール当たりの支払い等につきましては、単位面積当たりではEUよりもはるかに高額の直接支払いをしているところでご

  37. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 今御紹介をいただきました識者の方の考え方というものにつきまして…

    ○坂本国務大臣 今御紹介をいただきました識者の方の考え方というものにつきましては、またじっくりと考えてみたいと思いますけれども、我々といたしましては、世界の食料需給が不安定化している中で、将来にわたり食料の安定供給を図るために、国内で生産できるものはできるだけ国内で生産するということがまずは重要であるというふうに考えております。  その上で、現在の消費に合わせた生産を図るためには、国内の農地の約

  38. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 まず、国土観、農地観を持つべきであるというようなことで、今回こ…

    ○坂本国務大臣 まず、国土観、農地観を持つべきであるというようなことで、今回この基本法に併せまして、農地農振法、こういったものも提出をさせていただいて、そして、国としてどう農地の確保に取り組むべきかということを、この国会の中で審議していただきたいというふうに私たちの方で考えているところでございます。  そして、国土の在り方についても、国土形成法に基づきまして、国土形成計画におきまして、都市、農山

  39. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 繰り返しになりますけれども、全体の国土形成計画としては、国の方…

    ○坂本国務大臣 繰り返しになりますけれども、全体の国土形成計画としては、国の方でそれを提示をしております。それから、都市には都市に、都市農業振興基本法というのがありまして、生産緑地をどれだけ確保するのか、その中で、都市のオアシスとしてどういう農地を確保し、どういうものを生産していくのか、そういうような、都市としての農地のあるべき姿というのがありますので、やはり、全体は全体として国が提示をしながら、

  40. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 やはり、そこは車の両輪だというふうに思います

    ○坂本国務大臣 やはり、そこは車の両輪だというふうに思います。  産業政策は産業政策として必要だと思います。ですから、私たちは、需給に応じた生産、そしてそれぞれの経営判断に基づいた作付、そしてコスト低減、こういったものを生産者の皆様方にお願いしているところであります。  そして、一方の方では、やはり、食料・農業・農村基本法でございますので、農村が持つコミュニティー性、農村が持つ多面的な機能、こ

  41. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 農林水産物・食品の輸出促進につきましては、貿易統計で確認できる…

    ○坂本国務大臣 農林水産物・食品の輸出促進につきましては、貿易統計で確認できる輸出額として、二〇二五年に二兆円、そして二〇三〇年に五兆円とする目標を掲げているところです。  委員御指摘のGDPの押し上げの目標設定というのは行っておりませんが、農林水産物・食品の輸出拡大実行戦略におきまして、農業者の所得向上に向けた具体的な戦略というのを定めているところでございます。この輸出戦略につきましては、農業

  42. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 委員おっしゃいますように、様々なリスクがあると思います

    ○坂本国務大臣 委員おっしゃいますように、様々なリスクがあると思います。地政学的なリスク、それから気候変動のリスク、あるいは感染症や様々な病害虫のリスク、そういったものに対しまして、備蓄と輸入というのがやはり非常に重要であるというふうに思っております。そういうことで、今国会に食料供給困難事態対策法案を出しておりまして、そこで基本方針を定めていく予定であります。  ただ、この備蓄に関してもいろいろ

  43. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 令和六年四月一日、宮崎県内の全十三JAが合併をし、宮崎県全域を…

    ○坂本国務大臣 令和六年四月一日、宮崎県内の全十三JAが合併をし、宮崎県全域を地区とするJAみやざきが発足をしたというふうに承知しております。農業大県でございます宮崎県で、よく県一農協が達成されたなと、合併に向けたこれまでの関係者の御尽力に心から敬意を表したいというふうに思っております。  JAみやざきは、将来に向けて、産地としての持続的な農業振興、そして、組合員の安定的な営農活動の継続の実現を

  44. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 農産物や食品の価格につきましては、需給事情や品質評価によって決…

    ○坂本国務大臣 農産物や食品の価格につきましては、需給事情や品質評価によって決まることが基本ではございますが、近年の資材価格等の高騰は、生産から消費に至る段階に幅広く影響が及んでおりまして、食料の持続的な供給を行っていくためには、食料システム全体の持続性を確保する必要があるというふうに考えております。  このため、農林水産省では、昨年八月より、生産、加工、流通、小売、消費等の幅広い関係者が一堂に

  45. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 委員がおっしゃる温暖化に伴います酷暑対策、これは本当に重要だと…

    ○坂本国務大臣 委員がおっしゃる温暖化に伴います酷暑対策、これは本当に重要だと思います。とりわけ、御指摘の水田農業に対する米の劣化の問題、これは本当に深刻度を増しております。  そういうために、異常な高温等によりまして農業用水の取水期間の延長等が必要になった場合には、河川の流量やダムの運用等を踏まえまして河川管理者と協議をして、可能であれば、河川に水があれば河川から緊急的な取水を行うことが考えら

  46. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 気候変動や世界的な人口増加に伴います食料需給の不安定化が予測さ…

    ○坂本国務大臣 気候変動や世界的な人口増加に伴います食料需給の不安定化が予測される一方、国内は、二〇五〇年、日本の総人口は一億人、現在から約二千万人減少することが予測されています。このように人口減少が不可避となる中で、農業につきましても、今後二十年間で基幹的農業従事者が百二十万人から三十万人に減少することが見込まれております。  こうした中で、輸出が大幅に増え、日本の農業がアジアを中心とする諸外

  47. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 アメリカの農務長官が農業の大規模化に伴います地域社会の弱体化の…

    ○坂本国務大臣 アメリカの農務長官が農業の大規模化に伴います地域社会の弱体化の問題を指摘されたということは、承知しております。  各国の農業が置かれている状況は様々でありますけれども、その国の農業を取り巻く課題に応じて必要な政策を講じていくということが重要であるというふうに思います。  米国と我が国では大規模経営の規模が大きく異なるというふうに思います。アメリカでは一戸当たり平均百八十ヘクター

  48. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 農業者の数につきましては、個人経営体の農業者である基幹的農業従…

    ○坂本国務大臣 農業者の数につきましては、個人経営体の農業者である基幹的農業従事者が、この二十年、高齢化等の進展によりまして、百六十万人、半減をいたしました。現在、年齢構成から見て、先ほど言いましたように、今後二十年間で三十万人にまで減少するおそれがあるというふうに危機感を抱いております。  一方、法人経営体の役員や常雇い等は、基幹的農業従事者とは別に二十四万人おられまして、この二十年間で増加を

  49. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 食料・農業・農村基本法の改正案を成立させていただきましたならば…

    ○坂本国務大臣 食料・農業・農村基本法の改正案を成立させていただきましたならば、政府といたしましては、これに基づきまして、食料・農業・農村基本計画を策定をいたします。その中で、基本法に定める施策の具体化を行ってまいります。  その上で、基本計画に定める施策を的確かつ着実に進めていくためには、その施策の推進の原動力となる予算そして定員を確保する必要がありますので、このことは委員御指摘のとおり重要な

  50. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 改正案におきまして、消費者の役割として、農業等への理解を深める…

    ○坂本国務大臣 改正案におきまして、消費者の役割として、農業等への理解を深めるとともに、食料の消費に際しまして、環境への負荷低減など食料の持続的な供給に資する選択に努めていただくということを、委員御指摘のとおり規定をいたしました。  消費者にこういった役割を果たしていただくためには、委員御指摘のとおり、やはり、食や農林水産業に対する理解を深める食育あるいは食農教育を更に進めることが重要であるとい

  51. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 私たちは、食育基本法に沿って様々な施策をしておりますけれども、…

    ○坂本国務大臣 私たちは、食育基本法に沿って様々な施策をしておりますけれども、その中に、食というものを、そして農というものをどういうふうに考えていくかということは、やはりしっかりと取り込んでいかなければいけないというふうに思っております。

  52. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 農村関係人口は、都市部にいながら農産物の購入など農村に関わる形…

    ○坂本国務大臣 農村関係人口は、都市部にいながら農産物の購入など農村に関わる形から、実際に生活拠点を農村に移す形に至るまで、農村の外部から関心、関与を持ち農村に関わる人であり、徐々に段階を追って農村への関わりを深めていくことで、農村の新たな担い手へ発展すること、これを期待しております。いわゆるその地域地域のファンを増やすということであります。  そして、農村地域におきましては、人口減少、高齢化が

  53. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 農村地域におきましては、農村関係人口を創出、拡大し、多様な人材…

    ○坂本国務大臣 農村地域におきましては、農村関係人口を創出、拡大し、多様な人材を呼び込むことが重要であると考えておりまして、御指摘の二地域居住もその有効な手段だというふうに考えております。  このため、農林水産省といたしましては、先ほど言いました農泊とかRMOとか、そういったものを実施しているところでございますけれども、国土交通省の方でも、社会資本整備交付金等によりまして広域的な流通というものを

  54. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 農水省は農水省として、農泊、それから農山漁村発イノベーション、…

    ○坂本国務大臣 農水省は農水省として、農泊、それから農山漁村発イノベーション、そして農村RMO、こういったものを進めてまいります。  先般も、私のところの廃校になりました小学校を活用して、農山漁村活性化交付金、こういったもので五千五百万拠出をしたところでありますけれども、そういう予算の獲得というものを、具体例を提示しながらしっかり確保してまいりたいというふうに思っております。

  55. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 都市農業につきましては、現行の基本法の三十六条第二項の中で、今…

    ○坂本国務大臣 都市農業につきましては、現行の基本法の三十六条第二項の中で、今委員御指摘の条文が盛り込まれているところでございます。  これを受けまして、都市農業に関する議論が深まる中で、平成二十七年に、都市農業に特化した基本法である都市農業振興基本法という、もう一つの基本法が制定をされました。そういうことで、都市農業につきましては、農産物を供給する機能のみならず、良好な景観や、防災、さらには国

  56. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 農業経営の規模拡大が進む中、法人における雇用労働者や外国人材が…

    ○坂本国務大臣 農業経営の規模拡大が進む中、法人における雇用労働者や外国人材が増加していることを踏まえますと、人権に配慮した経営を更に進めていくことが重要であるということは認識をいたしております。  また、こうした取組につきましてGAP認証を取得することは、国内のみならず、海外への輸出や我が国農業の、農産物の評価向上に際しましても有効なものであるというふうに考えております。  国際水準GAPに

  57. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 適正価格という言葉は使っておりません

    ○坂本国務大臣 適正価格という言葉は使っておりません。適正な価格形成、価格形成が適正であること、そして、価格につきましては、合理的な価格ということで使い分けをしております。

  58. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 概念としてというか、価格形成におけるその適正さ、適正な価格の形…

    ○坂本国務大臣 概念としてというか、価格形成におけるその適正さ、適正な価格の形成をしていくという意味での適正でございまして、合理的価格は、生産から加工、流通そして小売、消費者に至るまでの段階で、それぞれのやはり業界、業態が合理的な価格でもって納得をするというようなことで、概念という捉え方でいうならば、それは違うというふうに思います。

  59. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 条文化する際は、統一的な価格水準で決めるように見えますけれども…

    ○坂本国務大臣 条文化する際は、統一的な価格水準で決めるように見えますけれども、生産者そして食品事業者の取引関係者ごとにその水準が異なり、価格を一義的に、価格そのものは定められるものではありません。  そういうことで、現行基本法第二条第一項におきまして、先ほども言いましたけれども、国民の理解と納得が得られる価格という意味で、合理的な価格との用語を用いております。  そして、答申の趣旨でございま

  60. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 これまでは、生産、加工、流通そして小売、消費者、そういったもの…

    ○坂本国務大臣 これまでは、生産、加工、流通そして小売、消費者、そういったものの食料システムとしての考え方をしておりませんでした。  ですから、今回の合理的な価格、あるいは価格形成を適正にしていくということで、このそれぞれの流通段階におけるシステムの皆さん方に話合いをしていただいて、納得でき得る価格を決めていくというようなことで、持続可能な農業を今後確立していくというふうにしたところであります。

  61. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 基本法の改正案におきましては、農業者も含めた、生産から消費まで…

    ○坂本国務大臣 基本法の改正案におきましては、農業者も含めた、生産から消費までの各段階の関係者が合意できる価格として、先ほどから答弁しております、合理的な価格と規定して、この価格の形成につきましては、食料の持続的な供給が行われるよう、その持続的な供給に要する合理的な費用が考慮されるようにしなければならない旨を規定したところでございます。  この考慮されるべき持続的な供給に要する合理的な費用という

  62. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 昨年の八月からやっております協議会、生産から消費に至るまでの幅…

    ○坂本国務大臣 昨年の八月からやっております協議会、生産から消費に至るまでの幅広い関係者による話合い、この食料システム全体の持続性の確保を目的として、それぞれ関係者が協調して、そしてこれまで論議を行ってまいりました。  先週五日金曜日の第四回協議会では、関係者による納得が得られる合理的な費用が考慮される仕組みづくりにつきまして、共通認識が得られたところであります。ですから、基本法とは別に、法制化

  63. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 種子は、肥料それから飼料などと並んで農業生産に欠かせない私は大…

    ○坂本国務大臣 種子は、肥料それから飼料などと並んで農業生産に欠かせない私は大切な資材の一つであるというふうに考えております。農業資材の一つである。また、種子は、生産者、消費者、それから実需者のニーズに即した優れた品種を開発するためにも重要でありまして、種子に勝る技術はなしというような言葉があります。  ですから、種子は、非常に重要視しながら、次世代に引き継ぐべき貴重な遺伝資源として今後もしっか

  64. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 第一次産業を所管する大臣といたしまして、やはり静岡県知事の発言…

    ○坂本国務大臣 第一次産業を所管する大臣といたしまして、やはり静岡県知事の発言は看過できないというようなことで、次のようなことを記者会見を通して述べさせていただきました。  国民の食ばかりでなく地域の経済やコミュニティーを支える農業者の皆様にとって残念なものであり、農村地域に生まれ育ち、これまで農業の現場における創意工夫を見てきた一人の政治家として、憤りを禁じ得ないというようなことを言いました。

  65. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 この食料・農業・農村基本法の改正案を成立させていただいた暁には…

    ○坂本国務大臣 この食料・農業・農村基本法の改正案を成立させていただいた暁には、政府として、これに基づきまして食料・農業・農村基本計画を策定し、その中で、基本法に定めます施策の具体化を行うことになります。  このため、令和七年度予算につきましても、この新たな基本計画に定める施策の柱立てを基に要求を行ってまいります。  タイムスケジュールでいいますと、夏に概算要求をいたします。そして、十二月に概

  66. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 まず、私たちの役割としては、国民の皆様方に安定的な食料供給をし…

    ○坂本国務大臣 まず、私たちの役割としては、国民の皆様方に安定的な食料供給をして、そしてそれを手元までお届けするというのが、農林水産省のまず大使命であります。そして、そのことが持続的に行われなければいけない、持続的な食料供給でなければならないというようなことであります。  そして、その持続的な食料供給を行っていくためには、食料システムの中で、生産、加工、流通、小売、消費の中で、それぞれの関係者に

  67. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 人口減少、平成二十年をピークにどんどん減っております

    ○坂本国務大臣 人口減少、平成二十年をピークにどんどん減っております。同時に、やはり農業者人口も減っております。この二十年間で、先ほど私は百六十万人と言いましたけれども、百十六万人、半減をいたしました。そのうちの七十歳以上が六十八万人でございますので、現在、百十六万人いらっしゃる中で、七十歳以上が六十八万人、五八・七%でございます。これが二十年後に三十万人に減少するという一つの積算の基礎、積算でご

  68. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 基本法はあくまでも理念法でありまして、これが成立した暁には、基…

    ○坂本国務大臣 基本法はあくまでも理念法でありまして、これが成立した暁には、基本計画として、自給率も含めて、新たな数字というのをしっかりそこに入れてまいります。  そして、今言われた、私たちにとって必要最低限の熱量。現在は二千二百六十キロカロリー、これは欧米とはやはりちょっと、いろいろな体格の差もありますので違うんだろうというふうに思います。それが、ぎりぎりのところで私たちとしては千九百キロカロ

  69. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 食料の価格形成につきましては、再三答弁しておりますように、昨年…

    ○坂本国務大臣 食料の価格形成につきましては、再三答弁しておりますように、昨年八月より、生産、加工、流通、小売、消費の幅広い関係者が一堂に集まります協議会を開催をいたしております。食料システム全体の持続性の確保を目的に、持続的な供給に必要な合理的費用を考慮した価格形成の仕組みの必要性、そして、品目ごとに作成する費用の指標であるコスト指標の作成等につきまして、関係者間で議論をこれまで行ってまいりまし

  70. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 世界の食料需給が不安定化している中で、食料を安定的に供給してい…

    ○坂本国務大臣 世界の食料需給が不安定化している中で、食料を安定的に供給していくためには、国内で生産できるものはできるだけ国内で生産する、すなわち、今委員言われました自給力を向上していくことが重要であると考えております。  現行基本法制定時に比べますと、国内人口が減少局面に転じまして、生産者の急減が見込まれる中、今回の基本法の改正におきましては、農業法人の経営基盤の強化、サービス事業体の育成、確

  71. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 農林水産省では、主食用米の需要量の減少が続く中で、主食用米から…

    ○坂本国務大臣 農林水産省では、主食用米の需要量の減少が続く中で、主食用米から、需要に応じ、輸入に依存する麦や大豆、加工・業務用野菜などへの転換を進める必要があり、水田活用直接支払交付金や畑地化促進事業等によりまして、麦、大豆等の本作化を推進をしているところです。  これに対しまして、所得を補償する政策は、過去の戸別所得補償制度を見ましても、農地の集積、集約化等が進まず、生産性の向上が阻害される

  72. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 農林水産省では、みどりの食料システム戦略に基づきまして、農産物…

    ○坂本国務大臣 農林水産省では、みどりの食料システム戦略に基づきまして、農産物の生産段階における温室効果ガス削減や生物多様性保全等の環境負荷低減の取組を評価をし、星の数で消費者に分かりやすく伝える、見える化の取組を現在進めているところです。  これは、面積、収量、農薬、肥料の使用量など、基本的な栽培情報があれば、どなたでも取り組める簡易なものとなっております。  一方、昨年、内閣府が実施をいた

  73. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 環境負荷低減につきましては、輸出促進と同様に、改正案におきまし…

    ○坂本国務大臣 環境負荷低減につきましては、輸出促進と同様に、改正案におきまして、第三条の基本理念として新たに位置づけを行うとともに、第三十二条でその具体的な施策を規定をしています。  繰り返しになりますけれども、これらを踏まえまして、環境への負荷の低減の取組として、化学農薬、肥料の使用削減など幅広い取組を促していくこととしており、この中に有機農業も当然含んでおります。環境負荷低減の中に有機農業

  74. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 基本法は理念法でありますことから、施策の対象を狭めないよう、具…

    ○坂本国務大臣 基本法は理念法でありますことから、施策の対象を狭めないよう、具体的な内容を逐一例示することはしませんが、カーボンニュートラルも含めた概念として、環境と調和の取れた食料システムの確立を柱に位置づけたところであります。  カーボンニュートラルの実現も、みどりの食料システム戦略に位置づけられた重要な政策事項でありますので、この実現に向けて、関係者の理解と協働を得ながら、省一丸となって取

  75. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 フードマイレージを小さくするためには、国内で生産いたしました食…

    ○坂本国務大臣 フードマイレージを小さくするためには、国内で生産いたしました食料を国内で消費すること、そして、地産地消の推進を図ることが有効なのは御指摘のとおりでございますけれども、一方で、国内生産で国内需要を賄えない農林水産物・食品につきましては、安定的な輸入の確保が必要であるとともに、将来にわたり国民に対して食料の安定的な供給を図るためには、海外への輸出を通じた食料供給能力を維持することが必要

  76. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 委員御指摘の輸入品について、しっかりやるべきだと思っております

    ○坂本国務大臣 委員御指摘の輸入品について、しっかりやるべきだと思っております。  そのために、現在、官民の円卓会議というのを設けております。そして、その下に温室効果ガスの見える化作業部会というのを設置しまして、カーボンフットプリントの算定方法等に係る議論を行っているところでございます。

  77. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 今、事務方から答弁したとおりでございますけれども、実際には、い…

    ○坂本国務大臣 今、事務方から答弁したとおりでございますけれども、実際には、いろいろな形で、各それぞれのJAが、有機米の出荷、そういったものに非常に協力をしているところがあります。  ですから、有機米の推進に当たりましては、ブランディングとか有機米農法の指導とか、こういった能力を持つ地域のJAを巻き込んで推し進めていくことが大事だろうというふうに思っております。

  78. 農林水産委員会

    ○坂本国務大臣 実際に有機農業に取り組んでおられる方々におきましては、有機農産…

    ○坂本国務大臣 実際に有機農業に取り組んでおられる方々におきましては、有機農産物を取り扱うネット上のサイトの利用や、近隣の直売所での販売など、消費者への直接販売に取り組んでいらっしゃる方が非常に多いというふうに思います。  それから、有機農産物を取り扱う流通業者や生協等への契約出荷や近隣のレストランへの販売などによりまして安定的な販売先を確保するなど、安定的な供給ルートを確保しながら有機農業の経

  79. 決算行政監視委員会

    ○坂本国務大臣 私が最初に当選したのは平成十五年でありますが、一番最初に議員立…

    ○坂本国務大臣 私が最初に当選したのは平成十五年でありますが、一番最初に議員立法に関わったのがこの食育基本法でございました。  そのときは、子供を中心に、食の慣習も含めて、あるいは日本の食材も含めて、どうやってやはり子供の食育をきちんとやるかということで、文部科学省が主管でございましたけれども、そのことについては、やはり農業も、それから日本全体の食の問題として、そして消費者の問題として捉えるべき

  80. 決算行政監視委員会

    ○坂本国務大臣 この消費・安全対策交付金といいますのは、非常にそれぞれの都道府…

    ○坂本国務大臣 この消費・安全対策交付金といいますのは、非常にそれぞれの都道府県の裁量というのを大事にしておりまして、その都道府県の中で、鳥インフルエンザとか、そういった病害虫の防除も含めて、最も重要視されるものに使用してくださいというようなことになっておりますので、それぞれの都道府県でどういうふうに食育の方に割かれているかというようなことは、都道府県の方で把握しているということでございます。

  81. 決算行政監視委員会

    ○坂本国務大臣 食育の支援につきましては、各都道府県の実情に応じて柔軟に、先ほ…

    ○坂本国務大臣 食育の支援につきましては、各都道府県の実情に応じて柔軟に、先ほど言いましたように、やっておりますけれども、支援の充実というのは大変重要なことと考えております。  今後とも、必要な予算の確保に全力で努めてまいりたいというふうに思っております。

  82. 決算行政監視委員会

    ○坂本国務大臣 今事務方からもお答えしましたけれども、食料自給率は、農業者、そ…

    ○坂本国務大臣 今事務方からもお答えしましたけれども、食料自給率は、農業者、それから食品産業事業者、消費者に関わる幅広い問題です。広範な政策分野ごとの取組の組合せとして数値が出てくるものであります。  例えば、平成十年度の四〇%から令和四年度の三八%への自給率の変化につきましては、小麦や大豆の国内生産の転作が自給率を押し上げました。これは一・四%押し上げました。逆に、米の消費量の減少が、今度は自

  83. 決算行政監視委員会

    ○坂本国務大臣 今回の食料・農業・農村基本法の改正案が成立させていただきました…

    ○坂本国務大臣 今回の食料・農業・農村基本法の改正案が成立させていただきましたならば、その暁には、基本計画におきまして、食料自給率その他の食料安全保障の確保に関する事項の目標を定めます。そして、目標の達成状況を少なくとも毎年一回調査をし、その結果を公表するなどいたしまして、目標の達成状況を踏まえてPDCAサイクルを回す新たな仕組みを導入することとしています。  これによりまして、食料自給率目標を

  84. 農林水産委員会

    ○国務大臣(坂本哲志君) 我が国の食料安全保障の強化のためには、輸入依存度の高…

    ○国務大臣(坂本哲志君) 我が国の食料安全保障の強化のためには、輸入依存度の高い小麦、大豆、そして自給可能な米の新規需要策として重要な米粉用米の生産拡大をやりながら国内の農業生産の増大を図っていくということが不可欠であります。  今般の食料・農業・農村基本法の改正案でも、第二条を食料安全保障の確保といたしまして、同条第二項におきまして、世界の食料の需給及び貿易が不安定な要素を有していることに鑑み

  85. 農林水産委員会

    ○国務大臣(坂本哲志君) 平成三十一年の前回の改正の際には、平成三十年のCPT…

    ○国務大臣(坂本哲志君) 平成三十一年の前回の改正の際には、平成三十年のCPTPP、そして平成三十一年のEU・EPAが発効したところです。  これらの協定による影響を特定農産加工業者の事業者数と国内生産額をもって評価をいたしますと、令和元年から令和三年までの動向として、事業所数は約六千五百か所から約六千三百か所と約三%減、そして国内生産額は約六兆一千二百億円から約五兆九千億円と約四%減と、それぞ

  86. 農林水産委員会

    ○国務大臣(坂本哲志君) 主食用米の需要は毎年十万トンずつ減少をいたしております

    ○国務大臣(坂本哲志君) 主食用米の需要は毎年十万トンずつ減少をいたしております。米は、それでも米は我が国で自給可能な作物でありまして、国内外において需要の拡大を図ることは、食料安全保障上の面、保障の面でも特に重要な課題というふうに認識をいたしております。  現行の食料・農業・農村基本計画では、米の一人一年当たりの消費量を二〇三〇年度に五十一キログラムと、減少トレンドに歯止めを掛ける見通しを示し

  87. 農林水産委員会

    ○国務大臣(坂本哲志君) 世界の食料需給が非常に不安定化している中で、我が国の…

    ○国務大臣(坂本哲志君) 世界の食料需給が非常に不安定化している中で、我が国の食料安全保障の強化のためには、小麦や大豆など輸入依存度の高い品目の生産を拡大しまして国内の農業生産の増大を図っていくことが不可欠であり、その旨、今回の基本法にも位置付けております。  このため、農林水産省では、単なる畑地化だけではなくて、水田機能を維持しながら、稲、麦、大豆等の作物を生産する水田については水田でのブロッ

  88. 農林水産委員会

    ○国務大臣(坂本哲志君) 新たに創設いたします調達安定化措置の承認基準につきま…

    ○国務大臣(坂本哲志君) 新たに創設いたします調達安定化措置の承認基準につきましては、新たな経済的環境に円滑に適応するために有効なのか、そして国内の生産地との連携の強化と農産物の調達方法が適切かとしております。  新たな経済的環境に円滑に適応するために有効かにつきましては省令で基準を定めるところでございますが、御指摘の国産食品原材料の使用割合を定めることにつきましては、国際約束上も、国内外の小麦

  89. 農林水産委員会

    ○国務大臣(坂本哲志君) 我が国の原料輸入をめぐる情勢につきましては、国際貿易…

    ○国務大臣(坂本哲志君) 我が国の原料輸入をめぐる情勢につきましては、国際貿易におけます中国の台頭と我が国のシェアの低下が進みました。円安も相まって購買力が低下をしております。そして、ウクライナ情勢等から、小麦、大豆の国際価格が高止まる等のリスクが顕在化をいたしております。  このため、今回の食料・農業・農村基本法も見直しまして食料安全保障の強化を図ろうとしているところですけれども、本法におきま

  90. 農林水産委員会

    ○国務大臣(坂本哲志君) 今般新たに創設いたします調達安定化措置につきましては…

    ○国務大臣(坂本哲志君) 今般新たに創設いたします調達安定化措置につきましては、国産農産物への切替え等の原材料の生産地の変更、それから、輸入小麦から国産米粉への転換等の代替原材料の使用等に事業者が取り組むこととしておりますけれども、これらは農産加工業者の国産農産物の利用の取組等を主眼としているところであります。  このため、計画の承認に当たりましては、原材料たる農産物の国内の生産地との連携の強化

  91. 農林水産委員会

    ○国務大臣(坂本哲志君) 環境の負荷を低減する、これは待ったなしの農政の大きな…

    ○国務大臣(坂本哲志君) 環境の負荷を低減する、これは待ったなしの農政の大きな問題の一つだというふうに思っております。  このため、昨年十二月末の食料安定供給・農林水産業基盤強化本部で決定いたしました食料・農業・農村政策の新たな展開方法に基づく具体的な施策の内容におきまして、環境負荷低減に向けた取組強化について決定をいたしたところです。  具体的には、まず、農林水産省の全ての補助事業等に対して

  92. 農林水産委員会

    ○国務大臣(坂本哲志君) この前も答弁いたしましたけれども、EUと高温湿潤なア…

    ○国務大臣(坂本哲志君) この前も答弁いたしましたけれども、EUと高温湿潤なアジア・モンスーン地帯とはそれぞれ環境が違います。そういうことも含めまして、我が国に合った、そして我が国の農業者にインセンティブを与えられるような、そういう環境負荷低減の制度というものをつくり上げてまいりたいというふうに思っております。

  93. 農林水産委員会

    ○国務大臣(坂本哲志君) 発信をしっかりやってまいりたいと思っております

    ○国務大臣(坂本哲志君) 発信をしっかりやってまいりたいと思っております。  まずは、食品衛生法に基づきまして、廃棄、回収を、回収の指示を受けました小林製薬の紅こうじ関連三製品に関連して、大阪市より当該事業者に対しまして自主回収を指示しているほか、農林水産省では既に業界団体に対して回収の協力要請を行っております。  また、小林製薬の紅こうじ原料を使用した食品事業者が製造いたしました食品につきま

  94. 農林水産委員会

    ○国務大臣(坂本哲志君) 今般の改正案では、現行の経営改善措置等は関税の引下げ…

    ○国務大臣(坂本哲志君) 今般の改正案では、現行の経営改善措置等は関税の引下げ等による影響に対処するものである一方、新たに導入する調達安定化措置は新型コロナ及びウクライナ情勢によります農産物の輸入価格の変動に伴う影響に対処するものであるということで、御指摘のように差異があることは事実であります。  他方、いずれの措置も輸入事情の著しい変化への対処という点では共通の枠組みの下にあります。そして、対

  95. 農林水産委員会

    ○国務大臣(坂本哲志君) 特定農産加工法におきまして指定されました業種に係る国…

    ○国務大臣(坂本哲志君) 特定農産加工法におきまして指定されました業種に係る国境措置の変更につきましては、発効済みの日EU・EPA等によりまして引き続き国境措置の変更がなされることになっております。  例えば、CPTPP、そして日EU・EPAにおきましては、ビスケットでは段階的に関税が引き下げられ、十一年目、令和十年度でありますけれども、までに関税撤廃、菓子製造業は関税撤廃、それからハード系チー

  96. 農林水産委員会

    ○国務大臣(坂本哲志君) 今般新たに規定いたします調達安定化措置につきましては…

    ○国務大臣(坂本哲志君) 今般新たに規定いたします調達安定化措置につきましては、国産農産物の利用促進等を通じまして国内の農業の健全な発展に資する取組を後押しするものであります。  このような観点から、調達安定化に関する計画の承認に当たりましては、原材料たる農産物の国内の生産地との連携の強化、そして調達方法が適切かを考慮することとしておりまして、品質や量、一次加工の有無等も踏まえ、国内の生産地から

  97. 農林水産委員会

    ○国務大臣(坂本哲志君) 我が国の食料安全保障の強化のためには、輸入依存度の高…

    ○国務大臣(坂本哲志君) 我が国の食料安全保障の強化のためには、輸入依存度の高い小麦、大豆の生産拡大など、国内の農業生産の増大を図っていくことが不可欠であります。  このため、農林水産省では、国産小麦や大豆につきまして、基盤整備による汎用化、畑地化の推進と併せまして、作付けの団地化やブロックローテーション、スマート技術等の営農技術、新たな品種の開発、導入を支援するとともに、豊作、凶作変動のリスク

  98. 農林水産委員会

    ○国務大臣(坂本哲志君) 従来から、品種につきましては、品種に勝る技術なしと言…

    ○国務大臣(坂本哲志君) 従来から、品種につきましては、品種に勝る技術なしと言われております。  国産小麦につきましても、輸入品と置き換えていくためには、高品質で生産性が高い品種の開発を進めていく必要があります。国産小麦の品種開発につきましては、農研機構を中心として産学官が連携して取り組んでおりまして、実需者による品質評価を経まして優秀な品種が開発をされております。  具体的には、今委員の方も

  99. 農林水産委員会

    ○国務大臣(坂本哲志君) 食品におきましては、安全の確保が第一です

    ○国務大臣(坂本哲志君) 食品におきましては、安全の確保が第一です。改めてこのことをしっかりと認識し、そして農林水産省といたしましても、リスク管理機関の一つとして、関係省庁とともに今後とも食の安全確保に万全を期してまいりたいというふうに思っております。

  100. 農林水産委員会

    ○国務大臣(坂本哲志君) 有機農業の拡大に向けましては、生鮮の有機農産物の生産…

    ○国務大臣(坂本哲志君) 有機農業の拡大に向けましては、生鮮の有機農産物の生産を拡大していくことに加え、長期間の保存が可能で規格外品の活用も容易な有機加工食品向けの供給を増やしていくことが有機農産物の生産拡大には不可欠であるというふうに考えております。  また、有機農業に取り組まれる農家の経営にいたしましても、有機加工品への原料供給やその製造に取り組むことで供給先の確保そして付加価値の向上につな

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