仁比 聡平

にひ そうへい

日本共産党
参議院
選挙区
比例
当選回数
1回

活動スコア

全期間
7.1
総合スコア / 100
発言数10086.3/60
質問主意書140.8/20
提出法案00.0/20

発言タイムライン

1,040件の発言記録

  1. 法務委員会

    ○仁比聡平君 お手元の資料に、二枚目ですけれども、これも法務省の説明資料ですが…

    ○仁比聡平君 お手元の資料に、二枚目ですけれども、これも法務省の説明資料ですが、離婚後の子の養育の多様化を踏まえ、親権、養育費、親子交流等について、事案に応じた適切かつ柔軟な解決を可能とする規律を整備するというふうにありますけれども、大臣が今お述べになったことというのはこの説明のような趣旨ですか。事案に応じた適切かつ柔軟な解決を可能とするということが法務省の説明資料にありますが、大臣が先ほどお述べ

  2. 法務委員会

    ○仁比聡平君 果たしてそうなのかということが大問題なんだと思うんですね

    ○仁比聡平君 果たしてそうなのかということが大問題なんだと思うんですね。  父母の葛藤が激しくて、夫婦関係は破綻して冷え切っていると、そういう場合、離婚する前に別居しているという場合もあります。そして、離婚するということになった場合も、子供の養育に関してだけは協力、共同して責任を果たそうと、そういう場合、それが子の利益にかなう場合というのは私も多くあると思うんですよ。けれど、それは子の養育、子供

  3. 法務委員会

    ○仁比聡平君 選ぶことができるようになるというふうに大臣しきりに強調されるんで…

    ○仁比聡平君 選ぶことができるようになるというふうに大臣しきりに強調されるんですけれども、法案はそうではなく、合意ができない場合に裁判所が判断をすることができるという、そうした枠組みになっているわけですよ。大臣の今の御説明ぶりと法案の構造というのはどんな関係になるのかよく分からないですね、今の御説明では。  ちょっと別の角度で聞きますけれども、私は、別居や離婚の後も父母間で親としての責任を共同し

  4. 法務委員会

    ○仁比聡平君 大臣の答弁、やっぱりよく分からないんです

    ○仁比聡平君 大臣の答弁、やっぱりよく分からないんです。  手も挙げておられましたから民事局長にお尋ねしますけれど、あの提案されている改正案、これは、今大臣がおっしゃったような共同行使の真摯な合意ができている場合の父母についてだけではなくて、共同行使の真摯な合意ができない父母にも裁判所が共同親権を定めることになっているのではありませんか。

  5. 法務委員会

    ○仁比聡平君 今の民事局長の御答弁は、父母の合意のあるなしだけで決めようとして…

    ○仁比聡平君 今の民事局長の御答弁は、父母の合意のあるなしだけで決めようとしているわけじゃないんですということなんですよね。  つまり、合意ができない場合、非合意型の共同親権を裁判所が定めることはあるという御答弁なんですけど、そうすると、先ほど来大臣がおっしゃっているように、子供の養育については共同して責任を果たそうという関係性がある場合ということが共同親権も選べるようにするんだという御答弁、御

  6. 法務委員会

    ○仁比聡平君 今、民事局長が説明されておられる条文が資料の三枚目の八百十九条の…

    ○仁比聡平君 今、民事局長が説明されておられる条文が資料の三枚目の八百十九条の改正案なんですけれども、分からないですよ、何を言っているか。  つまり、私伺う限り、父母間に親権を共同し、これを共同行使するという真摯な合意がない場合、できない場合であるけれども、ちゃんと共同行使ができる関係みたいなこと、何かそんなことをおっしゃっているのかもなとは思うんですけど、合意ができないのに共同ができるというの

  7. 法務委員会

    ○仁比聡平君 そういう場合を裁判所が見極めると

    ○仁比聡平君 そういう場合を裁判所が見極めると。法文の用語で言うと、共同して親権を行うことが困難か子の利益を害すると認められるなどのときは単独親権にしなきゃいけないということになっていますから、だから、そうではないと、共同の方が子の利益になるという場合を裁判所が認めるという話をしておられるのかなと思うんですけど、ちょっとそういうことがこの法文から読めるかという問題と、それから、実際どんなことを何の

  8. 法務委員会

    ○仁比聡平君 大臣御自身が法案は完璧じゃないと言ったという話じゃないですか、今…

    ○仁比聡平君 大臣御自身が法案は完璧じゃないと言ったという話じゃないですか、今の御答弁は。  この戒能先生が指摘をしている今回の条文案で、どうなるのかという問題があれこれありますよね。これ、今後しっかりと議論されていかなきゃいけないんですけれども、その中で戒能先生がこうおっしゃっています。同居親の安心、安全は、子供が安心して暮らせる基盤となるものです、子供の利益を考えるならば、安心、安全をまず第

  9. 法務委員会

    ○仁比聡平君 周りにいる大人から愛されて、養育者を信頼できる、そうした安心でき…

    ○仁比聡平君 周りにいる大人から愛されて、養育者を信頼できる、そうした安心できる環境というのが子供にとって絶対必要ですよね。現行法の離婚後単独親権は、そうした同居親と子供の安心、安全の防波堤になっているという現実があります。  父母間に真摯な合意がない場合に共同親権とその行使を求めるということが、別居親の干渉だとか支配を復活、継続させる仕掛けに使われ、子の権利や福祉を損なうことにならないかと、そ

  10. 法務委員会

    ○仁比聡平君 そのとおりでありまして、そうした危険はないんだと言えるためには、…

    ○仁比聡平君 そのとおりでありまして、そうした危険はないんだと言えるためには、被害者や専門家から噴き上がっている数々の不安や懸念に安心できる回答が示されなければならないと思います。大臣もうなずいておられるとおりです。肝腎なのは子供の権利と福祉の保障なんですから、申し上げてきたようなキャッチボールがなされないまま押し切るようなことがあっては絶対ならないと強く指摘をしておきたいと思うんですが。  戒

  11. 法務委員会

    ○仁比聡平君 そういう議論を本当に徹底してしなきゃいけないし、普通、一般にそう…

    ○仁比聡平君 そういう議論を本当に徹底してしなきゃいけないし、普通、一般にそういう事態のことを急迫という表現はしないんですよね。  だからこそ様々な議論が起こってしまっていると思いますが、この別居ということに関わって、総務省においでいただいていますが、住民基本台帳事務におけるDVや児童虐待、ストーカー等の対策として行われる支援措置、これはどのような措置で、主な相談機関はどこで、支援の必要性がどの

  12. 法務委員会

    ○仁比聡平君 ありがとうございました

    ○仁比聡平君 ありがとうございました。  九枚目の資料に令和元年以降の実施件数、対象者数を示しておりますけれども、令和元年の六万四千件、十三万八千人というところからどんどん増えているわけですが、令和五年での推移はどうなっていますか、数字はどうなっていますか。

  13. 法務委員会

    ○仁比聡平君 これだけの方々が居場所を絶対に知られたくないと恐怖をしているとい…

    ○仁比聡平君 これだけの方々が居場所を絶対に知られたくないと恐怖をしているというのは重いことだと思うんですよね。DVの本質は支配し従属させるということであって、こうした被害に取り組んでいる配偶者暴力相談支援センターや児童相談所は、それぞれどんな構えで相談や支援を行い、この支援措置については意見を述べておられるんでしょうか。

  14. 法務委員会

    ○仁比聡平君 それぞれ本当に御苦労さまでございます

    ○仁比聡平君 それぞれ本当に御苦労さまでございます。  時間の関係で、大臣に一問だけ聞いて終わりたいと思うんですけれども。  今のような取組の中で支援措置というのが出されています。ところが、一月、衆議院の予算委員会で、大臣も御答弁に立たれていますけれども、維新の市村議員が、そうした支援措置を受けている人も含めて、裁判所が保護命令、これ令和四年で千百十一件ですけれども、を出したもの以外は、九九%

  15. 法務委員会

    ○仁比聡平君 時間が参りましたので、続きは後ほどの予算委嘱で行いたいと思います

    ○仁比聡平君 時間が参りましたので、続きは後ほどの予算委嘱で行いたいと思います。

  16. 法務委員会

    ○仁比聡平君 日本共産党の仁比聡平でございます

    ○仁比聡平君 日本共産党の仁比聡平でございます。  先ほどの大臣所信質疑に続いて、共同親権に関わって、まず最高裁にお尋ねをしたいと思います。  先頃、深刻なDV被害を訴えておられる当事者が超党派の勉強会に御参加になられまして、裁判所から、あなたには保護命令は下りないから取り下げなさいと言われて深く傷ついている、そうした思いをお訴えになりました。  裁判所はDV被害にまともに向き合ってくれない

  17. 法務委員会

    ○仁比聡平君 男女共同参画白書の令和五年版にはそうした保護命令の運用状況につい…

    ○仁比聡平君 男女共同参画白書の令和五年版にはそうした保護命令の運用状況についての図が掲げられているんですけれども、令和四年でいいますと、取下げ等が二百四十九件あるということが明らかです。もちろん、その中にはいろんなものがあるでしょうということであるんですけれども、被害者が保護命令の申立てに至るというのは、これはよほどのことなんですよね。そう簡単に保護命令を申し立てるということはできない。ですから

  18. 法務委員会

    ○仁比聡平君 部会の方から求められたこともないんじゃないかと思うんですけれども…

    ○仁比聡平君 部会の方から求められたこともないんじゃないかと思うんですけれども、そうした審議になっているんじゃないか。強制的に取り下げさせるというのはあり得ないことだと思います。ですから、ですからというよりも、にもかかわらず、取下げということに至って深く傷ついた訴えが随分時間がたってからさえなされると。そのこと自体、沈黙を強いられてきたのではないか、重く受け止めるべきだと私は思うんですね。  大

  19. 法務委員会

    ○仁比聡平君 重要な考慮要素の一つというふうなおっしゃり方で本当に安心できるの…

    ○仁比聡平君 重要な考慮要素の一つというふうなおっしゃり方で本当に安心できるのかと、そこが今問われているんだと思うんですよ。  どんな深刻な実態があるのかということに関わって、お手元に、こども家庭庁の方で出していただいた児童相談所長又は施設長等による監護措置と親権者等との関係に関するガイドラインをお配りをいたしております。  こども家庭庁、この趣旨を御説明いただけますか。

  20. 法務委員会

    ○仁比聡平君 三ページ目から五ページ目辺り御覧いただきたいと思うんですけれども…

    ○仁比聡平君 三ページ目から五ページ目辺り御覧いただきたいと思うんですけれども、詳細に具体的な親が子供を害する場合というのが列挙されているわけですが、親権者等の意向に沿った場合に児童に不利益を与えてしまうという場合について、例えば、正当な理由なく、児童が必要とする契約や申請に同意せず、又は妨げる行為、例えば携帯電話や奨学金、自立する際の賃貸住宅や旅券など。あるいは、児童が希望しており、適切と考えら

  21. 法務委員会

    ○仁比聡平君 ありがとうございます

    ○仁比聡平君 ありがとうございます。  つまり、担当者が頭の中で考えたとかいうんじゃなくて、現実に日本社会の中で行われて、起こっている虐待あるいは不当行為ということの抽出なんですよ。  そうした中で、私、重い、とても重いものだと思うんですが、そうした中で、医療ネグレクト、この実情と、それが子の心身に与える重大な影響について御紹介いただけますか。

  22. 法務委員会

    ○仁比聡平君 厚生労働省にお尋ねしますが、こうした医療ネグレクトという現実もあ…

    ○仁比聡平君 厚生労働省にお尋ねしますが、こうした医療ネグレクトという現実もあるという下で、医療現場において親権者はどのように位置付けられているんでしょうか。

  23. 法務委員会

    ○仁比聡平君 医療法上と御紹介があったのは、医療法第一条の四第二項にインフォー…

    ○仁比聡平君 医療法上と御紹介があったのは、医療法第一条の四第二項にインフォームド・コンセントの理念として、医療を受ける者の理解を得るよう努めなければならないという規定をされている条文です。この条文が医療を支えているわけであって、の土台なわけであって、医療法上、親権者という規定はないんですよね。  この医療と親権の関わりについて、大臣、衆議院の本会議でも御答弁を一部されてはいるんですけれども、ち

  24. 法務委員会

    ○仁比聡平君 家庭裁判所の実態からして、審判の、審判というか、調査の期日、調停…

    ○仁比聡平君 家庭裁判所の実態からして、審判の、審判というか、調査の期日、調停の期日だってそんなに簡単に入らないのに、二か月先みたいな話になっちゃうのに、適時適切に判断なんかできるわけがないという批判があるのはもちろんなんですけどね。私が今問うているのは、医療の世界で、今局長がおっしゃったような重大な影響とかいうことを裁判所が判断するような、何かそんな枠組みの話なんですかと。インフォームド・コンセ

  25. 法務委員会

    ○仁比聡平君 保育についてそういう議論があって、それは、受験や進学、転校や居所…

    ○仁比聡平君 保育についてそういう議論があって、それは、受験や進学、転校や居所の変更、パスポートの取得や手当や給付金、あるいは税務上の控除といった子育ての様々な場面で、保護者とかあるいは親権者とか法定代理人とか、そうした条項というのは相当の数あるんですよ、私もちょっと調べかけていますけど。それぞれ利益状況が違う、問題の状況が違う、それぞれ規定があり、基準があり、運用をされていると思うんですが、そこ

  26. 法務委員会

    ○仁比聡平君 今後の連携の問題じゃなくて、法案の前提でしょう

    ○仁比聡平君 今後の連携の問題じゃなくて、法案の前提でしょう。他省庁に、そうやって何だか、げたを預けてというか、どうするんですかと私は思います。  この乳幼児を含む子供の意思や心情を把握して配慮するというために、特別の取組が今行われています。時間がなくなってしまったので、ちょっとこども家庭庁に御答弁をいただくことはできないのかもしれませんけれども、子供の福祉と権利ということを考えたときに、法案に

  27. 本会議

    ○仁比聡平君 日本共産党の仁比聡平です

    ○仁比聡平君 日本共産党の仁比聡平です。  私は、会派を代表して、特定不法行為等に係る被害者の迅速かつ円滑な救済に資するための日本司法支援センターの業務の特例並びに宗教法人による財産の処分及び管理の特例に関する法律案に賛成の立場から討論を行います。  賛成する理由は、本法案による法テラスの特例援助、特に立担保など訴訟費用の実費負担、対象宗教法人の財産監視制度などに個々の被害者の旧統一協会に対す

  28. 法務委員会、文教科学委員会連合審査会

    ○仁比聡平君 日本共産党の仁比聡平でございます

    ○仁比聡平君 日本共産党の仁比聡平でございます。  まず、盛山文部科学大臣にお尋ねしたいと思いますが、旧統一協会の解散請求に当たって、百七十人を超える被害者からの聞き取りなどが行われました。その上に立って、文化庁は、お手元に宗教法人世界平和統一家庭連合の解散命令請求についてという文書をお配りしておりますけれども、ここにもあるように、長期間にわたり被害を受けて傷ついた結果、御自身の気持ちの整理に時

  29. 法務委員会、文教科学委員会連合審査会

    ○仁比聡平君 大変深刻だという言葉だけしかおっしゃらなかったですよね、今、答弁…

    ○仁比聡平君 大変深刻だという言葉だけしかおっしゃらなかったですよね、今、答弁の中で。それは大変深刻ですよ。ですが、大変深刻というその深刻さがどのように文化庁によって認識されて、それが解散命令請求の根拠となっているのか。そのことを私はもっと語るべきだと思うんですが。  昨年の、一年前の法案の、関連法案の審議のときに、小川さゆり参考人をお招きしての質疑がありました。この小川さゆり参考人が、昨年取り

  30. 法務委員会、文教科学委員会連合審査会

    ○仁比聡平君 百七十人を超える被害者の方々から政府、文化庁が直接聞き取りを行っ…

    ○仁比聡平君 百七十人を超える被害者の方々から政府、文化庁が直接聞き取りを行って、これを根拠として解散命令請求を行っているということ、このこと自体、とても重要なことだと思います。  今この法案に関して問題になっている被害の深さと広がりを一体どう認識するのかということについて、もちろん解散命令請求手続は非訟手続ですから、その詳細をここで具体的に語れというのは無理かもしれないけれども、大臣として、あ

  31. 法務委員会、文教科学委員会連合審査会

    ○仁比聡平君 そのような被害が政府によって言わば公的に調査をされ、認識をされた…

    ○仁比聡平君 そのような被害が政府によって言わば公的に調査をされ、認識をされたのが今年の十月になったと。つまり、解散命令請求の根拠として、今おっしゃるような認識に到達したのが二〇二三年の十月であるという、このことというのは一方で極めて重大だと思います。  お配りしている資料の最後につづってあるのは、一九九九年に日弁連が反社会的な宗教的活動にかかわる消費者被害等の救済の指針を発表し、そこから抜粋を

  32. 法務委員会、文教科学委員会連合審査会

    ○仁比聡平君 そういうふうになっているんですよ

    ○仁比聡平君 そういうふうになっているんですよ。つまり、今日そうした認識に政府は到達した、だから、統一協会側が争おうとも、解散命令請求を必ず勝訴をするために頑張ってもらわなきゃいけないんですよ。ですが、その被害というのは、既に四半世紀に、個別救済ではなくて、国として、社会、日本社会としてこれは根絶しなきゃいけないものなんだという発信がされてきたということなんですね。  二世被害者、小川さゆりさん

  33. 法務委員会、文教科学委員会連合審査会

    ○仁比聡平君 もう一問、盛山大臣に私は聞いておかざるを得ないのですけれど、その…

    ○仁比聡平君 もう一問、盛山大臣に私は聞いておかざるを得ないのですけれど、その統一協会の関連団体ということのようですが、盛山大臣、昨年の三月に集まりに御自身出席をされて、挨拶をしておられますよね。そうした行為が一体、被害者にとって何をもたらしてきたのか。統一協会と歴代自民党政権が深く癒着してお墨付きを与え、広告塔になってきた。その中で被害が発生し、拡大をしてきた。そのことについて盛山大臣御自身はど

  34. 法務委員会、文教科学委員会連合審査会

    ○仁比聡平君 統一協会の反社会的不法行為の大きな特徴は、正体を隠すということな…

    ○仁比聡平君 統一協会の反社会的不法行為の大きな特徴は、正体を隠すということなんですよね。正体を隠してマインドコントロールに陥れていくということにあるんですが、御自身経験されて、正体隠しって極めて巧妙だと思いませんか。

  35. 法務委員会、文教科学委員会連合審査会

    ○仁比聡平君 そうした中で、小泉法務大臣にこの被害の深さ、広がりについての御認…

    ○仁比聡平君 そうした中で、小泉法務大臣にこの被害の深さ、広がりについての御認識をお尋ねしたいと思うんですけれども、今申し上げているような統一協会による被害の深さや広がりは、果たして、日本社会と我が国の司法制度の下で、とりわけ裁判を中心にした司法制度の下で、本当にそこをついて全面的に評価され、不法行為法であれば損害として認められてきたのかと。果たして、これまでの司法の運用、それに乗っかって物事を考

  36. 法務委員会、文教科学委員会連合審査会

    ○仁比聡平君 私が申し上げているのは、救済できないのではない、我が国の司法制度…

    ○仁比聡平君 私が申し上げているのは、救済できないのではない、我が国の司法制度だと救済できないのではありませんよ。憲法と司法制度の下で救済可能です。社会的に政治の力で救済可能ですけれども、それ、それが、救済されるべきが救済されてこなかったと。これが現実だということをしっかりと共有しないと、これからの解散命令請求が向かう中で、進む中での被害の完全な回復、救済というのは検討できないんじゃないのかという

  37. 法務委員会

    ○仁比聡平君 日本共産党の仁比聡平でございます

    ○仁比聡平君 日本共産党の仁比聡平でございます。  前回と、そして午前中の文教委員会との連合審査を通じて、遅くとも一九八〇年代以降のこの統一協会による被害の深さと広がりが極めて重大だということを議論をしてまいりました。  それを踏まえて、発議者にまずお尋ねしたいと思うんですけれども、解散命令請求に至った文化庁の説明文書を今もお配りしておりますが、そこには冒頭、解散命令事由に該当するかの判断に当

  38. 法務委員会

    ○仁比聡平君 弁護団頼みというのがこうやって与党発議者から語られるというところ…

    ○仁比聡平君 弁護団頼みというのがこうやって与党発議者から語られるというところに歴史の大きな発展を感じる思いがいたしますけれども。  もちろん、弁護団は頑張りますよ。頑張られるに決まっていますよ。その下で国が一体的に支援をしていくというのは大切なことだと思いますが、それが精神的、福祉的な支援などに、これは大事ですよ、とても。なんですけど、その支援が法的な被害回復、不法行為に基づく損害賠償請求とい

  39. 法務委員会

    ○仁比聡平君 そこでお尋ねをしますけれども、法案に言う特定不法行為の被害者とい…

    ○仁比聡平君 そこでお尋ねをしますけれども、法案に言う特定不法行為の被害者という概念があります。この特定不法行為の被害者の被害というのが、救済されるべき被害というよりも、支援されるべき被害ということなんだと思うんですが、ここには、改めて伺いますが、二世を含む被害者の精神的損害、これは含まれるわけですね。

  40. 法務委員会

    ○仁比聡平君 その点で、これまでの日本の裁判所の活動などにおいても、その二世を…

    ○仁比聡平君 その点で、これまでの日本の裁判所の活動などにおいても、その二世を始めとした被害者の精神的な被害というのが損害賠償として正当に評価されてきたのかということについては、私はそうなってはこなかったのではないかという思いを持っておりまして、そのことは、この法案が支援を拡充しようとしている法テラスによる援助にも関わる話になります。  もうこれも釈迦に説法ですけど、法テラスによる援助の要件には

  41. 法務委員会

    ○仁比聡平君 各地の法テラスがこの援助申請があったときにどう取り組むかを考えた…

    ○仁比聡平君 各地の法テラスがこの援助申請があったときにどう取り組むかを考えたら、統一協会の被害者だということになれば、これはもう全部受けるということになると思うんですよ。その勝訴の見込みが云々なんというのは問題にならない、やっぱりこの期に及んでね。  だからこそ、それをちゅうちょなく行える予算の確保は皆さんの責任だというふうに思いますし、それから、立替金や立担保の返還という問題に関しては、これ

  42. 法務委員会

    ○仁比聡平君 そのような趣旨がきちんと、法テラスの業務方法書だったり立担保の手…

    ○仁比聡平君 そのような趣旨がきちんと、法テラスの業務方法書だったり立担保の手続細則などがありますけれども、これらにきちんと反映されるようにきちんと取り組んでいただきたいというふうに思います。  もう一点だけ法案について伺っておきますけれども、対象法人の財産処分に関して、通知を行わないで行われたときはこれは無効というのは、これ宗教法人法の準用なんですが、この宗教法人法、その準用される宗教法人法に

  43. 法務委員会

    ○仁比聡平君 時間が参りましたのでもう質問はできませんけれども、そうした点も含…

    ○仁比聡平君 時間が参りましたのでもう質問はできませんけれども、そうした点も含めて、状況をしっかり見ながら、今後の被害救済と財産保全の在り方について、この委員会でも議論になってきた、仮に裁判所の判断で包括的保全処分を行うという野党が提起している課題に照らせば、管理人の権限や調査権、あるいはその管理に反する処分の効果などをどういう規定にすれば実効性が担保されるかなども含めて、被害者の皆さんにも参画し

  44. 法務委員会

    ○仁比聡平君 私は、日本共産党を代表して、特定不法行為等に係る被害者の迅速かつ…

    ○仁比聡平君 私は、日本共産党を代表して、特定不法行為等に係る被害者の迅速かつ円滑な救済に資するための日本司法支援センターの業務の特例並びに宗教法人による財産の処分及び管理の特例に関する法律案に賛成の討論を行います。  賛成の理由は、本法案による法テラスの特例援助、特に立担保など訴訟費用の実費負担、対象宗教法人の財産監視制度などに、個々の被害者の旧統一協会に対する請求を後押しする一定の意義を認め

  45. 法務委員会

    ○仁比聡平君 日本共産党の仁比聡平でございます

    ○仁比聡平君 日本共産党の仁比聡平でございます。  まず、十二月一日の衆議院の法務委員会で自公国案の説明について、柴山発議者なんですけど、仮差押えによって全ての教団の財産を仮差押えする必要はない、少なくとも流出のおそれがあるものを必要な限度で押さえておけば、後に明らかになった場合に様々な被害者の権利を満たすことはこれは可能である、我々はそのための十全な財産流出、逸失防止措置をとっているという、こ

  46. 法務委員会

    ○仁比聡平君 ちょっと二つの角度で認識をお尋ねしたいと思うんですが、まずは、お…

    ○仁比聡平君 ちょっと二つの角度で認識をお尋ねしたいと思うんですが、まずは、お配りしている資料の八ページ目に、旧統一教会の被害者(一世、二世、親族)有志一同、宗教二世問題ネットワークの皆さんの要望書がありまして、その一ページ目の真ん中辺ですが、統一教会は、国内に多数の関連団体があるため、国内でも財産隠しや財産移転を簡単に行うことができてしまいます、悪質な献金勧誘活動を当該関連団体を介して巧妙に行っ

  47. 法務委員会

    ○仁比聡平君 その点もよく吟味する必要があると思うんですけれども、もう一点は、…

    ○仁比聡平君 その点もよく吟味する必要があると思うんですけれども、もう一点は、民事保全とは何かということでありまして、特に私が今日認識をきちんと共有したいなと思うのは、仮差押え、民事保全は被保全債権の範囲内で行われるものだということなんですよね。  ですから、現に訴えを起こしてきた被害者たち、あるいは、この間、相談もたくさん寄せられていて、集団的な交渉などもされているという、そういう意味では、知

  48. 法務委員会

    ○仁比聡平君 それまでの、つまり解散命令請求が確定するまでの間にとどめておくと…

    ○仁比聡平君 それまでの、つまり解散命令請求が確定するまでの間にとどめておくというのが十全かと、与党案で十全かということが問題になってきたんだと思うんですよね。これが今後この法案を検討していく上でとても大事なことだと思うんですよ。それは言い換えると、統一協会による被害の深さと広がりを、国として、あるいは我々国会、あるいは国会議員が党派を超えてしっかりとつかんで、国として主体的、積極的に被害者の救済

  49. 法務委員会

    ○仁比聡平君 今お話にあったような判断に至ったのは、この一年間の民事判決、ある…

    ○仁比聡平君 今お話にあったような判断に至ったのは、この一年間の民事判決、あるいは百七十人を超える被害者の皆さんからの聞き取り、あるいは七回の報告徴収などによって得られた事実、その事実に基づく認識の積み重ねがあるわけですよね。それだけ多数の取組を行って今日の認識に到達しているということだと思います。  これは被害者の皆さんからも違う形で訴えられていまして、先ほどの十一月二十九日付けの要望書の二ペ

  50. 法務委員会

    ○仁比聡平君 そういう答弁ならば、そういう議論をきちんとこの委員会でやりましょ…

    ○仁比聡平君 そういう答弁ならば、そういう議論をきちんとこの委員会でやりましょうよ。国会でしっかりと被害の実態をつかみ、被害者の皆さんから、参考人質疑も含めて、しっかりとお話を伺って認識を共有するということがとっても大事だなと思います。  今、マインドコントロールが解けた後は時効が進行するというふうにすっとおっしゃいましたけど、マインドコントロールが解けるというのはどんな状態かとか、あるいは時効

  51. 法務委員会

    ○仁比聡平君 時間が来ましたので終わりますけれども、解散命令が確定した後の清算…

    ○仁比聡平君 時間が来ましたので終わりますけれども、解散命令が確定した後の清算に当たっても、そう遠くないわけですから、今こうやって議論していることというのは、これはもう喫緊の課題なんですよ、目の前の課題なんですよ。だからこそ、この法案が成立して後、財産保全の在り方についての検討も含めて、この被害の深さと広がりをしっかり共有して前に進むべきだということを申し上げまして、今日は質問を終わります。

  52. 災害対策特別委員会

    ○仁比聡平君 日本共産党の仁比聡平でございます

    ○仁比聡平君 日本共産党の仁比聡平でございます。松村大臣、どうも御苦労さまでございます。  まず、木造仮設住宅の恒久活用について大臣の御認識をお尋ねしたいと思うんですけれども、三年余りたちました二〇二〇年七月の九州豪雨の球磨川流域を中心とした被災者の住まいの再建に関してお手元に資料をお配りをしておりますが、熊本県は、被災者向けに整備した木造仮設住宅七百四十戸のうち四割に当たる約三百戸を恒久的な住

  53. 災害対策特別委員会

    ○仁比聡平君 木造仮設住宅のメリットというのを改めて私たち共有したら、すること…

    ○仁比聡平君 木造仮設住宅のメリットというのを改めて私たち共有したら、することが必要なんじゃないかと思うんですよね。  今大臣もおっしゃいましたけれども、かつて仮設住宅というとプレハブということになって、東日本のときもプレハブの住宅が大変、結露があったり、寒さ、暑さに弱いということで被災者の皆さんの暮らしが大変厳しくなってしまうというような弊害もありました。  一方で、木造仮設住宅は、様々な工

  54. 災害対策特別委員会

    ○仁比聡平君 今日も議論がありましたように、この仮設木造住宅というのはもちろん…

    ○仁比聡平君 今日も議論がありましたように、この仮設木造住宅というのはもちろん大工さんを始めとした建築職人の皆さんに仕事をしていただくわけで、この方々にとって、今日も与党からも御議論ありましたけれども、災害現場に真っ先に駆け付けてその技能がしっかり生かせるというのはとても誇りでもあるし、そしてこれが地元の経済をきちんと立て直していく力にも大きくなるし、もちろん被災者には喜ばれるということで、こうし

  55. 災害対策特別委員会

    ○仁比聡平君 高台の移転だったり、堤防や宅地のかさ上げだったり、あるいはその川…

    ○仁比聡平君 高台の移転だったり、堤防や宅地のかさ上げだったり、あるいはその川のしゅんせつや中小河川の本格的な整備だったり、やっぱり政治がやらなきゃいけないことというのが決定的だと思うんですけれども、具体的にはまたいつかの機会に御議論させていただくとして。  そうした中で、やっぱりこうやって三年たった九州豪雨も含めて振り返ってみたときに、被災者の自力では乗り越えられない壁がやっぱりあるんだと。そ

  56. 災害対策特別委員会

    ○仁比聡平君 民間はもちろん、専門家あるいは応援に来る職員とか様々な人たちとの…

    ○仁比聡平君 民間はもちろん、専門家あるいは応援に来る職員とか様々な人たちとの連携が必要で、これをつくり上げていくということだけでも大変な仕事だと思うんですよね。ただ、これを乗り越えていって更に発展させると。  例えば、この間の七月豪雨で久留米市では、お手元に紹介をしていますけれども、エアコンを始めとした家電製品を、合計でいいますと四十万超える金額を支援するという取組が行われています。静岡県の磐

  57. 法務委員会

    ○仁比聡平君 日本共産党の仁比聡平でございます

    ○仁比聡平君 日本共産党の仁比聡平でございます。  法案に関連して、今日は、今法制審で議論されているいわゆる離婚後共同親権問題について、現行民法の子は親権に服するという条文をそのままにしたままでよいのかという点についてお尋ねしたいと思います。  法制審の諮問前に行われた家族法研究会の令和三年二月の報告書においては、親権の用語については、親の子に対する責任を強調する用語に置き換えることとし、親の

  58. 法務委員会

    ○仁比聡平君 この親権という今の現行民法の用語についての歴史的な経過を私たちし…

    ○仁比聡平君 この親権という今の現行民法の用語についての歴史的な経過を私たちしっかり捉える必要があると思うんですよね。  お手元の資料の一枚目にありますように、旧民法、明治民法八百七十七条は、子はその家にある父の親権に服すと規定をしておりました。これは、親権を父の子に対する身分的支配権、父権などとも言われますけれども、家制度の下でそうした性格を色濃く持っていたのではないかと思いますが、局長、いか

  59. 法務委員会

    ○仁比聡平君 そのように説明されているんですけれども、戦後民法は、親権という用…

    ○仁比聡平君 そのように説明されているんですけれども、戦後民法は、親権という用語、そして子は親権に服するという条文構造を明治民法のまま引き継いでいます。お手元の資料のとおりなんですね。  そのことは、親権をなお親の子に対する支配権であるかのように捉える社会の中の観念につながっているのではないかと思いますが、法務省、いかがですか。

  60. 法務委員会

    ○仁比聡平君 つまり、憲法十三条、二十四条の下で行われたはずなんだけれども、戦…

    ○仁比聡平君 つまり、憲法十三条、二十四条の下で行われたはずなんだけれども、戦後の民法改正というのはこの点において不十分だったと思います。  今、民事局長の御答弁にあった子の利益のためにという概念が条文化されたのは二〇一一年の改正だと思うんですよね。極めて近年のことなわけです。各国では、一九七〇年代から、国際人権規約や女性差別撤廃条約あるいは子どもの権利条約などに基づいて、子供の権利を中心に捉え

  61. 法務委員会

    ○仁比聡平君 混乱が起こらないように基本の概念をしっかり定めるというのは大切な…

    ○仁比聡平君 混乱が起こらないように基本の概念をしっかり定めるというのは大切なことなんですよね。  実際、各国では、共同親権と呼ばれてきたものの見直しが起こっています。先月十九日、オーストラリアで家族法改正が可決をされ、十一月六日に成立をいたしました。お手元に国会図書館の資料をお配りしておりますけれども、ここでは、父母の平等な共同親責任の推定という規定が廃止をされました。その理由について、国会図

  62. 法務委員会

    ○仁比聡平君 そうした各国の動向も含めて、しっかりそこをついた議論といいますか…

    ○仁比聡平君 そうした各国の動向も含めて、しっかりそこをついた議論といいますか、基本概念を曖昧にしたまま進むということはこれはできないと思いますので、調査審議が行われることを私も強く期待したいと思います。  そこで、私が、混乱しているんじゃないかという議論の一つをちょっと紹介しますと、離婚後、共同親権がないから面会交流ができないといった趣旨の議論があります。いや、本当にそうかと、面会交流は果たし

  63. 法務委員会

    ○仁比聡平君 実際、非親権者が自分の子供に面会交流をしたいという、それが面会交…

    ○仁比聡平君 実際、非親権者が自分の子供に面会交流をしたいという、それが面会交流の多くの場合で、実際、家庭裁判所での調停、審判などが行われているケースなわけですね。  そもそも面会交流の法的性質について、二〇二一年の三月二十二日の当委員会で法務省は、誰の誰に対する権利又は義務として整理するかなどについて更に検討を進めることが提案されているというふうに答弁をされておりますが、今日、時間がたちました

  64. 法務委員会

    ○仁比聡平君 つまり、親権という権利概念あるいは権利義務概念とその面会交流の実…

    ○仁比聡平君 つまり、親権という権利概念あるいは権利義務概念とその面会交流の実施というのは、これは別の問題なわけですよね。特に、別居親の監護親に対する権利として何だか強く捉えてしまうと、典型的にはDVのケースなどにもなりますけれども、子の利益や監護親の権利侵害に至りかねないという矛盾をはらんでしまうことになるわけです。そうした複雑で繊細な、また多くの場合、高葛藤の家族のための面会交流調停について、

  65. 法務委員会

    ○仁比聡平君 お手元資料の六枚目、「ケース研究」三百四十一号という雑誌の百四ペ…

    ○仁比聡平君 お手元資料の六枚目、「ケース研究」三百四十一号という雑誌の百四ページのところに、なぜニュートラルフラットという言葉を使うのかと。それは、当初から面会交流ありきという先入観を持って調停運営に当たっている、家裁は別居親側であり、同居親を不利に扱っているという批判があり、今後そのような批判を受けるようなことがあっては絶対になりませんというふうに記載されているように、公平に取組を進めるんだと

  66. 法務委員会

    ○仁比聡平君 こうした取組を更に広げる必要が私もあると思います

    ○仁比聡平君 こうした取組を更に広げる必要が私もあると思います。加えて、スウェーデンやドイツ、フランスなどで行われている国による養育費の立替払制度や養育費の取立て援助制度などを我が国でも一日も早く実現するというこの検討の場を、大臣、つくるべきだと思いますよ。これらは現行法の下で十分やれるし、早急にやるべきことなのであって、離婚後共同親権の導入を拙速に進めるのではなくしっかり議論するということと、そ

  67. 法務委員会

    ○仁比聡平君 日本共産党の仁比聡平でございます

    ○仁比聡平君 日本共産党の仁比聡平でございます。  性犯罪をなくすために、今日は、直接、性犯罪者、加害者の指導に当たる保護観察の体制についてお尋ねをしたいと思います。  お手元に、保護局が取り組んでいる性犯罪者処遇プログラムのワークブックから私の方で主要な点を抜粋させていただきまして、お配りをしております。  大臣、もう既に御覧いただいているかと思うんですが、資料でいうと三枚目になるんですけ

  68. 法務委員会

    ○仁比聡平君 大変な仕事だと思うんですよ

    ○仁比聡平君 大変な仕事だと思うんですよ。大変な働きかけだと思うんですよね。  前国会の法案審議のときに参考人としておいでいただいた斉藤章佳さんの「「小児性愛」という病―それは、愛ではない」という本を皆さんもお読みになられたのではないかと思うんですが、冒頭で、余りにもおぞましい認知なので、私がここで言葉にできるだけのところだけ読みますけど、今日のXは最初からすごく積極的だった、困ったような顔をし

  69. 法務委員会

    ○仁比聡平君 もう一度三枚目のところを見ていただいたら、子供に対する性加害者の…

    ○仁比聡平君 もう一度三枚目のところを見ていただいたら、子供に対する性加害者の認知の癖というのが下の方に列挙されていますよね。愛情を持っていれば子供に性的な行為をしても構わないとか、子供と性的な行為をすることはその子にとって性教育になるとか、子供であってもしぐさや態度で大人を誘惑してくることがある、子供が性的な行為をされても親に言わないのは性的な行為をされることが嫌ではないからだなどなど。こうした

  70. 法務委員会

    ○仁比聡平君 そのとおりだと思うんですよね

    ○仁比聡平君 そのとおりだと思うんですよね。そのとおりというのは、つまり、この再犯の防止にとってゴールはないわけですよね。言わば模索しているということでもあろうかと思うんですよ。その最前線といいますか、直接、性犯罪者なり、あるいは再犯に至ること絶対にさせてはならない犯罪者の保護観察に取り組んでいるのが保護観察官、一人一人の保護観察官だということだと思うんですよね。  この認知の癖、これを新たな認

  71. 法務委員会

    ○仁比聡平君 そのとおりだと思うんですよ

    ○仁比聡平君 そのとおりだと思うんですよ。  続きに、全国の保護観察官の配置の現状を資料でお配りしていますけれども、もう時間がないので私から申し上げますが、日本中で千五百人程度しかいらっしゃらないんですよね。かつ、観察所の所長を始めとした管理職だったり、あるいは本省で政策形成なんかに当たったりしていらっしゃる保護観察官がいらっしゃいますから、現場で実際のその犯罪者に直接指導している保護観察官は千

  72. 法務委員会

    ○仁比聡平君 日本共産党の仁比聡平でございます

    ○仁比聡平君 日本共産党の仁比聡平でございます。小泉大臣、どうぞよろしくお願いいたします。  まず、柿沢前副大臣の辞任について大臣にお尋ねしたいと思うんですけれども、十月三十一日の朝に電話をしたと、それから、参議院の予算委員会の休憩中のお昼過ぎ、面会を直接されたということなのですけれど、その際に、前副大臣は江東区長選挙において違法な有料ネット広告を区長に提案していたということを大筋認めていたので

  73. 法務委員会

    ○仁比聡平君 先ほど来、この件について、国民、そして国会に不信感を与えてしまっ…

    ○仁比聡平君 先ほど来、この件について、国民、そして国会に不信感を与えてしまったという点を反省というかおわびというか、大臣はしておられるんですけれども、この不信感で済むかという、済まないだろうというのが世論だと思うんですよね。  選挙は四月で、七月には公選法違反ではないかという告発もされて、その後、どこかの時点で東京地検特捜部の捜査は始まって、区長の辞職始めとして大きな騒動になっているわけですよ

  74. 法務委員会

    ○仁比聡平君 ということは、この元々の十月三十一日の朝日新聞の朝刊の一面トップ…

    ○仁比聡平君 ということは、この元々の十月三十一日の朝日新聞の朝刊の一面トップの記事というのは、「柿沢副大臣 ネット広告提案 江東区長選「私が勧めた」」という大見出しで、この記事の中には、柿沢さんが、ユーチューブ広告は効果があるからやった方がいいと勧めた、あるいは、実際の広告が出て後に、結構見られていますなどという報告は受けていたとか、あるいは、私が勧めなければ自発的にはやらなかっただろうと述べた

  75. 法務委員会

    ○仁比聡平君 いや、だとですよ、その岸田総理の、この具体的な事案の内容までは承…

    ○仁比聡平君 いや、だとですよ、その岸田総理の、この具体的な事案の内容までは承知しておりませんというこの答弁ぶりというか、これはちょっと私はあきれましたけど、議場にいて。これ本当、余りにも無責任じゃないですか。任命責任を感じるとはおっしゃっているけど、だけど取らないと。あなたの責任でしょうと、大臣、言いたくなりません。

  76. 法務委員会

    ○仁比聡平君 本当に任命責任というものを一体どう考えている政権なのかということ…

    ○仁比聡平君 本当に任命責任というものを一体どう考えている政権なのかということがやっぱり今も問われ続けていると思います。  また引き続きは別の場にするとして、私からも、八月四日に前齋藤大臣が記者会見をされた、送還忌避者のうち本邦で出生した子供の在留特別許可に関する対応方針についてお尋ねをしたいと思います。  これまでに御答弁があっていますけれども、この方針に基づいて、入管庁は、各地方入管が、こ

  77. 法務委員会

    ○仁比聡平君 そうした家族状況などの、あるいは生活、最新の生活状況を聞き取る意…

    ○仁比聡平君 そうした家族状況などの、あるいは生活、最新の生活状況を聞き取る意味についてですね、前国会のこれ五月二十六日の予算委員会でのこれもまた岸田総理の答弁なんですけど、家族関係や人道上の配慮の必要性などを考慮して適切に判断をすると、それが齋藤大臣が当時述べていた方向性だったからだという、そういう発言をしておられるんですね。  だから、今のその状況を聞かないとそれは分からないと。今の状況をち

  78. 法務委員会

    ○仁比聡平君 齋藤前大臣と思いは変わらないと、先ほどの、今の小泉大臣の答弁は私…

    ○仁比聡平君 齋藤前大臣と思いは変わらないと、先ほどの、今の小泉大臣の答弁は私も信頼したいと思うんですよ。なんですが、これまでの日本の入管行政、在留管理の在り方、なぜこれだけの子供たちが在留資格を持たずにこんなふうに大きくなっているのか、生活しているのか、そうならざるを得ないのか、それを一くくりに送還忌避者と呼んで、難民申請中なのに送還停止効を奪ってしまうという法律が成立するのかというところにやっ

  79. 法務委員会

    ○仁比聡平君 つまり、数として私たち国会に、この委員会に示すことはできないとお…

    ○仁比聡平君 つまり、数として私たち国会に、この委員会に示すことはできないとおっしゃっているんですよね。大臣、これおかしいと思いません。世帯数は少なくとも限られているでしょう。それは、この間に離婚されたとか、あるいは新しく赤ちゃんが生まれたとか、そういうおうちありますよ。あるいは、学齢にぎりぎり近づいてきていて、施行まで、つまり来年度ですね、学校に上がるという子が生まれます、出てきますというおうち

  80. 法務委員会

    ○仁比聡平君 今の大臣の御答弁のとおり御努力いただくと同時に、委員長、この委員…

    ○仁比聡平君 今の大臣の御答弁のとおり御努力いただくと同時に、委員長、この委員会にも、今、先ほど申し上げた項目の数字を提出をいただくように理事会で協議いただきたいと思いますが、よろしくお願いします。

  81. 法務委員会

    ○仁比聡平君 なぜ急がなきゃいけないかということのもう一つに、先ほど牧山理事の…

    ○仁比聡平君 なぜ急がなきゃいけないかということのもう一つに、先ほど牧山理事の御質問の中にもありましたけれども、この十一月の中下旬から十二月、年内、年末が迫ってくるという時期が、子供たちとその家族にとってどんな時期なのかということがあるんですよ。  この二学期の半ばになって、年末、クリスマスになるよねというときというのは、つまり進路を決めていく時期ですよね。進路を決めるというのは、日本人の子にと

  82. 法務委員会

    ○仁比聡平君 その仮放免の実態について、さきの国会で北関東医療相談会、AMIG…

    ○仁比聡平君 その仮放免の実態について、さきの国会で北関東医療相談会、AMIGOSの長澤参考人が御紹介いただいた資料を皆さんにも改めてお配りをいたしています。  仮放免の実態というのは、入管庁が送還忌避者と呼ぶ、令和四年末でいえば四千二百三十三人のうちの大半を占めるんですね。その実態について、大方が、つまり八七%が二十歳から五十歳までの、二十代から五十代の働ける年齢層の人たちだと。この人たちの就

  83. 法務委員会

    ○仁比聡平君 つまり、地方入管から本省の部局にちゃんと上がり切っていないのかも…

    ○仁比聡平君 つまり、地方入管から本省の部局にちゃんと上がり切っていないのかもしれないですね。それが今の到達点なのかもしれません。  大臣、実際にいらっしゃるんですよ。特に高校は学費が掛かりますし、なかなか難しくてというので、進まなかったりあるいは中途でやめざるを得なくなったりという子たちがいますよね。義務制の小中学校でも、例えば弟、妹たちの世話とか親の日本語通訳、子供たち、すごい日本語上手とい

  84. 法務委員会

    ○仁比聡平君 つまり、この八月四日方針にそのまんま文言どおりだと当てはまらない…

    ○仁比聡平君 つまり、この八月四日方針にそのまんま文言どおりだと当てはまらないということを前提に今、次長、しておられるわけですよね。だけれども、そこには当てはまらないからといって認めないわけじゃない、個別人道的な状況もつかんでちゃんと判断していくんだとおっしゃっているわけですよ。私、そのことは、日本で幼い頃やってきて育った子、それから、仮放免のまま大きくなって十八歳は超えて、日本の法律でいえば成人

  85. 法務委員会

    ○仁比聡平君 ありがとうございました

    ○仁比聡平君 ありがとうございました。  在留管理の安定性というけれども、それが差別と排斥になっちゃ駄目なんですよ。それを取り払って、保護と共生という大きな転換が今大臣に問われているし、私たち国会に問われているということを強く申し上げて、今日は質問を終わります。

  86. 災害対策特別委員会

    ○仁比聡平君 日本共産党の仁比聡平でございます

    ○仁比聡平君 日本共産党の仁比聡平でございます。  今夏の梅雨前線と台風六号、七号は、線状降水帯などによってまたも各地で過去最大雨量を更新する大雨をもたらし、人命を含む甚大な被害となりました。  この一枚目の資料は久留米市田主丸町の千之尾川の土石流の現場ですけれども、ここでお一人が亡くなられ、そして幾人もの方が重傷と今闘っていらっしゃいます。御覧のとおり、多くの住まいが跡形もなくなってしまって

  87. 災害対策特別委員会

    ○仁比聡平君 迅速な事業の採択と、それから森山川の谷でも頑張っていただくという…

    ○仁比聡平君 迅速な事業の採択と、それから森山川の谷でも頑張っていただくということで、今最後にお話があったように、国、県、市が協議会を設置して取り組んでいくんだということに大いに期待をしておりますので、是非、安心を取り戻していくために、よろしくお願いしたいと思います。  五枚目の資料は、その谷の西側になるんですけれども、同じ竹野の地区に流れる七夕川の上流部分で、御覧のように、氾濫して、隣接する民

  88. 災害対策特別委員会

    ○仁比聡平君 市が責任を持って復旧をしていっていただいているということで、本当…

    ○仁比聡平君 市が責任を持って復旧をしていっていただいているということで、本当に感謝を申し上げたいと思います。  さらに、こうした川が流れ込むのが巨瀬川ですけれども、先ほど下野議員がお尋ねになったように、氾濫をして大きな浸水被害をもたらしてしまったんですが、先ほど河川整備計画の取組については御説明がありましたので、私、端的に聞きたいと思うんですが、筑後川に合流するところの、まあ言わば巨瀬川の下流

  89. 災害対策特別委員会

    ○仁比聡平君 是非よろしくお願いいたします

    ○仁比聡平君 是非よろしくお願いいたします。  次の六枚目の資料は、大分県中津市を流れる山国川の流域の被害の状況ですけれども、まずお尋ねしたいのは内水の排水ポンプについてなんですけれども、この耶馬溪、旧耶馬溪町や本耶馬溪のところでは、中津市が出水期にレンタルして、青の洞門の近くとか城井小学校の前とか、三か所にポンプを作っているんですけれども、これが今回も内水被害が起こってしまいました。中には、砂

  90. 災害対策特別委員会

    ○仁比聡平君 やっぱり、そのときに国のイニシアチブ、責任というのはとても重いと…

    ○仁比聡平君 やっぱり、そのときに国のイニシアチブ、責任というのはとても重いと思うんですよね。  是非取り組んでいただきたいと思うんですが、こうして見たときに、今起こっているのは気候危機の進行の下で、中小河川や渓流を含めて氾濫や土砂災害などの危険箇所の対策の遅れが顕在化しているということなのではないかと思うんです。  ですから、流域に住んでいる住民の皆さんの意見をよく聞いて、中長期掛かる整備を

  91. 災害対策特別委員会

    ○仁比聡平君 ありがとうございます

    ○仁比聡平君 ありがとうございます。  その方針のまず具体的な第一歩の例みたいなふうに聞いていただきたいと思うんですけれども、この六枚目の資料の山国川の右上の写真、委員の皆さんもよく御覧いただいたらと思うんですが、写真の奥の方で荒れ狂っているのが山国川本川です。手前が川のように見えますが、ここは田んぼなんですね。  この箇所というのは、キャプションにもあるように、二〇一二年、それから二〇一七年

  92. 災害対策特別委員会

    ○仁比聡平君 よろしくお願いをいたします

    ○仁比聡平君 よろしくお願いをいたします。  そこで、大臣、こうして写真を幾つか改めて確認いただいたときに、営農収入の低迷、資材高騰というのが本当の大変な中にある農家の皆さんの心情というのは、やっぱり私たち本当に受け止めなきゃいけないと思うんですよね。  先ほどの大野議員が派遣報告の中で紹介をされたように、私たちが視察をした五城目町の馬場目川水系土地改良区の加藤理事長からも農家の自己負担を極力

  93. 災害対策特別委員会

    ○仁比聡平君 農村振興局の整備部長においでいただいています

    ○仁比聡平君 農村振興局の整備部長においでいただいています。この八ページの資料にあるように、激甚災害が指定されれば地元負担は過去五年平均でいえば〇・六%という、そういう数字であるにもかかわらずですね、残念ながら、その次の資料は六年前の九州北部豪雨のときのある市の農家向けの資料ですけれども、災害の直後に農地なら百分の十の負担がなければ災害救助は、復旧はできないという資料が、条件になっちゃっているんで

  94. 災害対策特別委員会

    ○仁比聡平君 はい

    ○仁比聡平君 はい。  今回の災害で農政局始め現場の皆さんが相当頑張っていただいて、もう答弁は求めませんけれども、被災したかんがい施設への揚水ポンプの設置だとか、随分喜ばれています。そうした支援をどれだけ速やかに届けていくことができるかということ。それから、流域全体の治水の前進のためには、何しろ国が財政の上での重い責任を果たさなきゃいけないと思います。是非そうした取組を進めていただきたいというこ

  95. 議院運営委員会

    ○仁比聡平君 日本共産党の仁比聡平です

    ○仁比聡平君 日本共産党の仁比聡平です。  私は、会派を代表して、衆議院提案の歳費法及び裁判官弾劾法の一部改正案に賛成の立場から意見を述べます。  本改正案は、同法が定める議会雑費、国会開会中一日六千円のいわゆる委員長手当の支給対象から、各議院の常任委員長、特別委員長、参議院調査会、憲法審査会、情報審査会の各会長、裁判官訴追委員会委員長、裁判官弾劾裁判所裁判長を除外するものです。  委員長手

  96. 法務委員会

    ○仁比聡平君 日本共産党の仁比聡平でございます

    ○仁比聡平君 日本共産党の仁比聡平でございます。  まず、被害者等の聴取を録音、録画した記録媒体を伝聞例外とするという改正案に関わる議論の前提として、こども家庭庁に今日お越しいただいております。  お配りをしております資料の三枚目をまず御覧いただければと思うんですが、法務省から提出していただいております、これまで、つまり平成二十七年から令和三年に行われた聞き取り対象者、十八歳未満の年齢分布とい

  97. 法務委員会

    ○仁比聡平君 そのような取組がこれまで行われてきたわけですけれども、その前の資…

    ○仁比聡平君 そのような取組がこれまで行われてきたわけですけれども、その前の資料、代表者聴取における代表者、聞き取り者は誰かという資料を見ますと、年を追うごとに検察官による聴取というのが割合的にも、もちろん絶対数的にも増えておりまして、令和三年でいいますと、トータルでこれ二千四百十七件の総数になるんですけれども、七九・二五%が検察官、それから一四・四二%が警察官によるものということになるわけですね

  98. 法務委員会

    ○仁比聡平君 そうしたプロトコル、つまり面接の手法をきちんと学んだ、身に付けた…

    ○仁比聡平君 そうしたプロトコル、つまり面接の手法をきちんと学んだ、身に付けた聞き取り主体によるものでなければ、この代表者聴取そのものが言わば成り立たないということかなと思うんですけれども。  四ページ目の資料に、このNICHDプロトコルに準拠した代表者聴取の手順、手法についての法務省資料をお配りいたしています。私の方で紹介しますけれども、導入の仕方、グラウンドルールの説明、リラックスした話しや

  99. 法務委員会

    ○仁比聡平君 もちろん、私も、今御紹介している二つのプロトコルに限定されるとい…

    ○仁比聡平君 もちろん、私も、今御紹介している二つのプロトコルに限定されるということを申し上げるつもりはないわけですけれども、この取り組まれてきた趣旨から外れると、これは大きな問題が起こると思うんですね。  その手法のグラウンドルールの説明のところをちょっと御覧いただきたいと思いますが、面接の約束事として、面接者は知識を持っていないという項がありますよね。子供たちはとても敏感で、暗示や誘導という

  100. 法務委員会

    ○仁比聡平君 条文上そういう限定をしていないから、私はあえてこういう質問をして…

    ○仁比聡平君 条文上そういう限定をしていないから、私はあえてこういう質問をしているんですよ。  大臣、ちょっとお尋ねしたいと思うんですけれども、伝聞法則というのは、供述の認知から表現に至るまでのプロセスを法廷における直接供述をただしながら行われるからこそ効果を発揮するわけですよね。それが憲法の保障なわけですよ。  実際、こうした脆弱な子供たちの供述というのが重要な証拠になるときに、これを伝聞例

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