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農林水産委員会

2026年5月14日

149件の発言

  1. ○委員長(藤木眞也君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします

    ○委員長(藤木眞也君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日までに、竹谷とし子さんが委員を辞任され、その補欠として竹内真二君が選任されました。     ─────────────

  2. ○委員長(藤木眞也君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします

    ○委員長(藤木眞也君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、農林水産省消費・安全局長坂勝浩君外三名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

  3. ○委員長(藤木眞也君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします

    ○委員長(藤木眞也君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────

  4. ○委員長(藤木眞也君) 家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案を議題といたします

    ○委員長(藤木眞也君) 家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案の趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。

  5. ○江島潔君 自由民主党の江島潔です

    ○江島潔君 自由民主党の江島潔です。  いつも水産のことばっかり聞いているんですけれども、今日はこの畜産に関する質問をさせていただこうと思います。  まず、鈴木大臣には、水産もですし、また、様々なこの御担当の分野で、霞が関だけではなくて、国内各地の現場に足を運んでいただいてその実態を見ていただけているということで、本当に敬意を表させていただきます。  先月も下関漁港に御視察をいただきまして、

  6. ○国務大臣(鈴木憲和君) まず、江島先生には下関で大変お世話になりまして、あり…

    ○国務大臣(鈴木憲和君) まず、江島先生には下関で大変お世話になりまして、ありがとうございました。  我が国を取り巻く家畜衛生の状況を見ますと、口蹄疫やアフリカ豚熱、高病原性鳥インフルエンザへの感染が欧州や韓国において拡大をしておりまして、訪日外国人観光客数の増加もあり、これらの疾病の侵入リスクがかつてなく高まっているというふうに認識をしております。  動物検疫につきましては、令和二年の家畜伝

  7. ○江島潔君 ありがとうございます

    ○江島潔君 ありがとうございます。  今回は、この改正において、幾つかの視点からこの改正案が出ているわけでありますけれども、特に立入権限、検査の権限を付与するとしたこの背景、それからこの改正の内容を是非詳細に教えていただければと思います。  また、一番今警戒をしなきゃいけないのは、特に養豚業ではアフリカ豚熱をいかに阻止するかと。一旦入ってしまうと、もう手の打ちどころがない、ワクチンがないという

  8. ○国務大臣(鈴木憲和君) まず、水際対策については、これまでも家畜伝染病の国内…

    ○国務大臣(鈴木憲和君) まず、水際対策については、これまでも家畜伝染病の国内への侵入を防ぐため、貨物や旅客の携帯品として輸入される畜産物などについて、家畜防疫官の口頭質問や動植物検疫探知犬による検査、そして空港や港における車両などの消毒の徹底など、水際対策強化をしてきているところであります。  このように、この水際の検疫体制を強化してきた中で、近年、輸入が禁止をされている肉製品と一緒ににおいの

  9. ○江島潔君 今大臣が御説明されたその事例なんかを見ると、もう明らかに悪質という…

    ○江島潔君 今大臣が御説明されたその事例なんかを見ると、もう明らかに悪質というか、意図的にこの外国の肉を持ち込もうとしている組織的な動きもあるということであります。ですから、これはもう性善説ではとても対処し切れないような事態に今なっているんだろうと思います。もちろん、そのような業者も最初から病原菌を持ち込もうとしているのではないのかもしれませんけれども、非常にそういうことがまかり通ってしまうとリス

  10. ○副大臣(山下雄平君) 地元佐賀のことにも触れていただきまして、大変ありがとう…

    ○副大臣(山下雄平君) 地元佐賀のことにも触れていただきまして、大変ありがとうございます。  当初このアフリカで流行しておりましたランピースキン病につきましては、当初は我が国では発生がなく、また致死率も高くないということで、家畜伝染病におきましては届出伝染病としていたところであります。  しかし、江島先生が御指摘のありました令和六年で我が国で発生したときに、このウイルスを検証したところ、従来ア

  11. ○江島潔君 佐賀県も山口県もこれ気を付けなきゃいけないなということを痛感をして…

    ○江島潔君 佐賀県も山口県もこれ気を付けなきゃいけないなということを痛感をしております。しっかりと、その辺はこの格上げをすることによってまた守り切るということを、是非農水省に先頭に立って取り組んでいただければと思います。  それでは、続けてまた豚の問題に戻りますけれども、アフリカ豚熱はまだ日本には入ってきていないということでありますけれども、一方で、単なる豚熱ですね、これはもう既に日本各地で発生

  12. ○大臣政務官(山本啓介君) 先生には長崎のブランドにもお触れいただきまして、感…

    ○大臣政務官(山本啓介君) 先生には長崎のブランドにもお触れいただきまして、感謝を申し上げたいと思います。  先生御指摘のとおり、選択的殺処分を導入したとしましても、飼養衛生管理の徹底を引き続き行っていくことは重要であります。飼養衛生管理がおろそかであると、農場全体にウイルスが広がるリスクが高まり、結果的に殺処分の範囲が拡大し、選択的殺処分が機能しなくなるおそれがございます。また、豚熱以外にも侵

  13. ○江島潔君 島国であるということで、長らく日本はそれほど、ヨーロッパで見られる…

    ○江島潔君 島国であるということで、長らく日本はそれほど、ヨーロッパで見られるような一気に広がってしまうということがなく過ごしてこれたんですけれども、これだけ国際化して人も物も行き来するようになると、日本も決して島国だから安心というような状況にはありません。そこをしっかりと守っていくのがこのような法律であろうと思っておりますし、和牛にしても、それからブランド豚にしても、これは、豚しゃぶも牛しゃぶも

  14. ○徳永エリ君 皆さん、おはようございます

    ○徳永エリ君 皆さん、おはようございます。立憲民主党の徳永エリでございます。  今日は、家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案について質問させていただきますけれども、今回の改正、見直しの内容につきましては、牛や水牛に感染する病気、ランピースキン病というんですか、ランピースキン病を家畜伝染病、法定伝染病に追加すること、それから豚熱の屠殺対象範囲を見直すこと、飼養衛生管理者による豚熱ワクチン接種を可

  15. ○徳永エリ君 都道府県に対して注意喚起をしていても、そこから現場に下りているの…

    ○徳永エリ君 都道府県に対して注意喚起をしていても、そこから現場に下りているのかという、時々下りていないということがあるので、今後そういうこともしっかり確認をして対応していただきたいというふうに思います。  それから、ランピースキン病は、これまで家畜伝染病予防法上は届出伝染病であったことから、二〇二四年十一月からの国内発生では法的強制力を持った蔓延防止措置を講じることができませんでした。発症した

  16. ○徳永エリ君 国内にウイルスがどう侵入したのかということについてなんですけど、…

    ○徳永エリ君 国内にウイルスがどう侵入したのかということについてなんですけど、風に乗ってきたのか、あるいは航空機、船、人や荷物に付着してきたのか。これヌカカとかサシバエですよね、媒介しているのは。これ、もう本当に予防するのがすごく大変だというふうに思うんですよね。  それで、これからも、もう国内にウイルスは侵入しておりますし、どこにまた入ってくるか分からないという状況は続いているわけですよね。そ

  17. ○国務大臣(鈴木憲和君) たくさん御質問いただいたと思います

    ○国務大臣(鈴木憲和君) たくさん御質問いただいたと思います。  ランピースキン病を含めまして国内未発生の家畜の伝染性疾病の侵入防止には、やはり水際対策、これの徹底が重要です。このため、まずは家畜防疫官による口頭質問や動植物検疫探知犬による検査を徹底するとともに、持込禁止品の周知、注意喚起のため、在外公館などと連携をして諸外国における情報発信に取り組むとともに、航空会社、船舶会社の協力を得て、日

  18. ○徳永エリ君 これまで発生した農場、生産者に対する支援と、それから、今回、法律…

    ○徳永エリ君 これまで発生した農場、生産者に対する支援と、それから、今回、法律に位置付けられたということによって支援内容がどう変わるのかということも御説明いただきたいと思います。

  19. ○国務大臣(鈴木憲和君) 確認しましたら、これまではJRAの事業の中で、ある種…

    ○国務大臣(鈴木憲和君) 確認しましたら、これまではJRAの事業の中で、ある種自主的にこれ要は淘汰をしているわけですから、手当金をやっていたということで、これからは法律に基づいてしっかりやらせていただくということになります。(発言する者あり)

  20. ○国務大臣(鈴木憲和君) 失礼いたしました、ごめんなさい

    ○国務大臣(鈴木憲和君) 失礼いたしました、ごめんなさい。  JRAの事業じゃなくて、地方競馬全国協会、畜産振興補助事業の方からお願いをしていたということであります。

  21. ○徳永エリ君 知らなかったので伺いたいんですけど、どういうことなんですか、その…

    ○徳永エリ君 知らなかったので伺いたいんですけど、どういうことなんですか、その地方競馬からの支援というのは。

  22. ○国務大臣(鈴木憲和君) 私も今初めてこれ見たんですけれども、これ多分、ランピ…

    ○国務大臣(鈴木憲和君) 私も今初めてこれ見たんですけれども、これ多分、ランピースキン病蔓延防止の自主対策促進事業というのを、要するにこれ法律に基づいてやれなかったものですから、ただ、それは自主的に要するに淘汰をしてもらわなければこれまた増えてしまうということで、どこかにお願いをするという観点でこの地方競馬の皆さんに助けていただいた、中央畜産会からそこに助けていただいたということになります。  

  23. ○徳永エリ君 ということは、ランピースキンが発生して支援が必要になったので、そ…

    ○徳永エリ君 ということは、ランピースキンが発生して支援が必要になったので、それをどこから支援をしようかという中で地方競馬にお願いしたということですね。

  24. ○徳永エリ君 お配りした資料を御覧いただきたいんですけれども、今いろいろと予防…

    ○徳永エリ君 お配りした資料を御覧いただきたいんですけれども、今いろいろと予防対策を打っていただくということだったんですが、もうウイルスは国内に侵入していますから、インバウンドだけではなくて、国内旅行者にもやっぱり注意喚起する必要があると思うんですね。  私も、いつも千歳空港に着くと、豚熱のポスターと、それから鳥インフルエンザのポスターが貼ってあるんですけれども、このランピースキン病に関しても、

  25. ○国務大臣(鈴木憲和君) これ結構、蚊とハエをどうするかという話、結構簡単じゃ…

    ○国務大臣(鈴木憲和君) これ結構、蚊とハエをどうするかという話、結構簡単じゃないわけですので、正直、私もさっき航空機の中で何ができるかという話を申し上げましたけど、ただ、実際それ、要するに殺虫成分まいてどうなのかという話もあろうかと思うので、ちょっとどういうやり方だと、まずそもそも可能なのかということは真剣に考えさせていただきたいと思います。

  26. ○徳永エリ君 空港に消毒マットも敷いてありますけど、あれも余りこれに関しては意…

    ○徳永エリ君 空港に消毒マットも敷いてありますけど、あれも余りこれに関しては意味がないということですから、本当大変だと思いますので、いろいろ検討して取り組んでいただきたいと思います。  とにかく、来年は共進会が北海道でありますので、感染が拡大しないように是非とも警戒していただきたいということをお願い申し上げたいと思います。  それから、豚熱についてお伺いをいたします。  これまで豚熱に罹患し

  27. ○副大臣(山下雄平君) お答えいたします

    ○副大臣(山下雄平君) お答えいたします。  先ほど御指摘のように、選択的殺処分は、ワクチンによる免疫が成立していない豚とPCRで陽性になった豚というものを殺処分とするために、多くの繁殖豚や出荷が近い肥育豚は殺処分が不要となる可能性が高いわけであります。このため、農場において早期の経営再建につながるほか、殺処分に要する労力の少ない子豚が殺処分の中心になることから、防疫措置に従事する方の負担は大幅

  28. ○徳永エリ君 それから、飼養衛生管理者にワクチン接種行為を認めるということでご…

    ○徳永エリ君 それから、飼養衛生管理者にワクチン接種行為を認めるということでございますけれども、この理由も家畜防疫員の負担軽減ということなんでしょうか。

  29. ○副大臣(山下雄平君) その点におきましては、家畜防疫員の業務負担を軽減するこ…

    ○副大臣(山下雄平君) その点におきましては、家畜防疫員の業務負担を軽減することができて、そうした家畜防疫員がより専門性を生かした業務に注力できるような環境を整備するという観点を考えております。

  30. ○徳永エリ君 というのは、家畜保健衛生所に勤務する獣医師の資格を持った公務員で…

    ○徳永エリ君 というのは、家畜保健衛生所に勤務する獣医師の資格を持った公務員である家畜防疫員、これが全国の七割に当たる三十三道県で不足しているということであります。現場は、高齢化による退職者の増加、それから一方で若手の採用がなかなか進まない、あるいは公務員職の不人気、それから労働環境が厳しい、また民間と比べて給与、待遇が良くない。いろんな問題がありますけれども、人員の確保にしっかり取り組んでいかな

  31. ○副大臣(山下雄平君) 徳永先生の御指摘のように、この人材の確保というのは非常…

    ○副大臣(山下雄平君) 徳永先生の御指摘のように、この人材の確保というのは非常に大切でありまして、我々としても更に力を入れていかなければならないと思います。  現在、農林水産省におきましては、産業動物獣医師として一定期間従事することを条件に返済を不要とする修学資金を用意するとともに、インターンシップによる職場体験への参加などを支援して、こうした職業としての魅力の発信に努めているところであります。

  32. ○徳永エリ君 そして、空港や海港で海外からの家畜伝染病の侵入を水際で防ぐ農林水…

    ○徳永エリ君 そして、空港や海港で海外からの家畜伝染病の侵入を水際で防ぐ農林水産省の動物検疫所に所属する国家公務員、家畜防疫官の役割、これインバウンドの増加とともに高まっていると思うんですけれども、資料を付けさせていただきましたが、令和一年度と比べると六十名しか増員されていないということなんですね。これ、インバウンドがこれだけ増えていて、六千万人を目指しているというのに、六十名しか増えていない。こ

  33. ○徳永エリ君 ちょっと出張回数のお話はなかったですけれども、圧倒的にやっぱり足…

    ○徳永エリ君 ちょっと出張回数のお話はなかったですけれども、圧倒的にやっぱり足りていないんだというふうにどう考えても思います。これだけインバウンド増えているんですから、六十名しか増えていないんじゃ、やっぱり相当現場は大変だというふうに想像に難くありません。  そして、今回の改正で、外国食材店等への立入検査及び輸入禁止品の破棄権限を付与するということになりますが、権限を付与されたら負担が更に大きく

  34. ○国務大臣(鈴木憲和君) まず、先ほどの家畜防疫官ですね、海外における家畜伝染…

    ○国務大臣(鈴木憲和君) まず、先ほどの家畜防疫官ですね、海外における家畜伝染病の発生状況、そして今、クルーズ船とか、あとは国際線もチャーターが結構地方空港にも入るようになってきておりまして、そういう状況もちょっとよく並行して考えながら、この配置の見直しとか、あと地方空港に出張所を新設するなど、効率的な検疫体制の構築に向けて、人員の確保もそうなんですが、取組は進めさせていただきます。  また、新

  35. ○徳永エリ君 権限の付与というと聞こえがいいですけれども、負担が増えるというこ…

    ○徳永エリ君 権限の付与というと聞こえがいいですけれども、負担が増えるということでありますから、しっかり家畜防疫官の方が働きやすい環境をつくる、そして人員をしっかり確保する、このことに取り組んでいただかなければ絵に描いた餅になってしまいますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。  ありがとうございました。

  36. ○横沢高徳君 立憲民主・無所属の横沢高徳でございます

    ○横沢高徳君 立憲民主・無所属の横沢高徳でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  まず冒頭、先日発生しました岩手県大槌町の林野火災について伺います。  今回の林野火災は、四月二十二日に発災、春の乾燥とリアス式海岸特有の地形もあり延焼が続き、一千六百三十三ヘクタール、東京ドームにしますと約三百五十個分が焼失、五月二日に鎮圧宣言が発表されました。現在も鎮火宣言に向けて活動が続けられており

  37. ○横沢高徳君 鎮圧宣言に向けた活動の後、災害復旧はこれからが本番です

    ○横沢高徳君 鎮圧宣言に向けた活動の後、災害復旧はこれからが本番です。土砂災害などの二次災害の防止、林野の再生など、復旧に向けては現場の状況に合った柔軟な対応をお願いしたいのですが、この点、大臣、いかがでしょうか。

  38. ○国務大臣(鈴木憲和君) まず、この消火活動を始め災害対応に当たられた皆様に心…

    ○国務大臣(鈴木憲和君) まず、この消火活動を始め災害対応に当たられた皆様に心から感謝申し上げるとともに、現地で避難された方々を含めて被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。  この火災に対しましては、山下副大臣が林野火災対策本部長を務めていますので、山下副大臣ともよく相談をさせていただきまして、私と山下副大臣で、来週になりますけれども、五月十八日に現地へお邪魔をさせていただいて、被害状況

  39. ○横沢高徳君 昨年の大船渡の大規模火災に続きまして、また面積も非常に広範囲にわ…

    ○横沢高徳君 昨年の大船渡の大規模火災に続きまして、また面積も非常に広範囲にわたりますので、柔軟な対応を是非お願いしたいと思います。  前回、四月二十一日の本委員会、火災発生の前日に田名部委員から質問がありましたが、全国的に林野火災が多発していて、まずは林野火災防止、予防の強化、まずこれが大前提ではありますが、林野火災の復旧では、林野再生に向けた所有者の個人負担、そして高齢化や後継者不足は全国的

  40. ○国務大臣(鈴木憲和君) この林野火災は、長年守り育ててきた貴重な森林が失われ…

    ○国務大臣(鈴木憲和君) この林野火災は、長年守り育ててきた貴重な森林が失われることに加えまして、やっぱり地域住民への被害や消防活動への対応など、本当に地域に多大な影響を及ぼす災害であります。  また、この林野火災の出火原因は、基本的には勝手に火が出るわけでは日本の場合ないですから、人によるものが大半であることから、私も、私の地元で、私の家のすぐそばのところで、五百ヘクタールぐらいでしたかね、大

  41. ○横沢高徳君 是非ともよろしくお願いを申し上げます

    ○横沢高徳君 是非ともよろしくお願いを申し上げます。  それでは、法案に入りたいと思います。  まず、水際対策強化について伺います。  持込みが禁止されている品物を持ち込むなど、水際検疫で摘発される人が十年で倍以上に増えています。まずは、その原因、背景、なぜ増えたのか、伺います。

  42. ○横沢高徳君 訪日客が増えるとやはり増えるという、先ほどの徳永先生の問題意識と…

    ○横沢高徳君 訪日客が増えるとやはり増えるという、先ほどの徳永先生の問題意識と一緒でございます。  どこの国からの持込みが多いのか、また増えているのか、お聞かせいただきたい。

  43. ○横沢高徳君 それでは、令和二年に法改正がありました

    ○横沢高徳君 それでは、令和二年に法改正がありました。その法改正で、防疫官が入国した方に質問や検査ができるようになって水際対策が強化されました。その効果について伺います。

  44. ○大臣政務官(山本啓介君) 令和二年の法改正により、携帯品検査において肉製品の…

    ○大臣政務官(山本啓介君) 令和二年の法改正により、携帯品検査において肉製品の所持に係る質問、検査権限や、発見された違反畜産物の廃棄権限の付与など、家畜防疫官の権限を強化したことに加え、輸入検査に係る違反についての罰則も強化したところであります。  そのことにより、輸入禁止品の摘発件数が大幅に増加し、中にはその悪質性から逮捕に至った事例もあるなど、法改正が一定の効果を上げているものと考えておりま

  45. ○横沢高徳君 一定の効果があったというふうに伺いました

    ○横沢高徳君 一定の効果があったというふうに伺いました。  済みません、林野庁長官の質問は終わりましたので、御退席いただいて結構です。

  46. ○委員長(藤木眞也君) 小坂長官におかれましては、退席されても結構です

    ○委員長(藤木眞也君) 小坂長官におかれましては、退席されても結構です。

  47. ○横沢高徳君 ありがとうございます

    ○横沢高徳君 ありがとうございます。  次に、各省庁との連携と近隣諸国との情報共有について伺います。  輸入禁止品持込みが多い、先ほど言った中国、韓国、中にベトナムなど、国と国との情報共有と国際間の対策強化が今後必要となってくると思います。この点の取組はどのようになっているのか、伺います。

  48. ○副大臣(山下雄平君) お答えします

    ○副大臣(山下雄平君) お答えします。  御指摘のように、他省庁との連携と、また近隣諸国を始め外国との連携というのは非常に重要だと我々も考えておりまして、まず、その他省庁との連携においては、空港や港における旅客を対象とした動物検疫の実施に当たり、税関や入管とも連携しながら携帯品の検査を継続的に強化してきたところであります。  また、今回の改正に向けた動物検疫の見直しに際しても、過去に悪質な持込

  49. ○横沢高徳君 是非、大臣含め政務三役の皆さんは、海外行った際には啓発活動も是非…

    ○横沢高徳君 是非、大臣含め政務三役の皆さんは、海外行った際には啓発活動も是非お願いしたいと思います。  あとは、国内に流通している違反品について伺いますが、国内に出回っている違反品に対して、やはりスピード感を持って対応していかなければいけません。この緊急性についてまず伺います。

  50. ○副大臣(山下雄平君) ありがとうございます

    ○副大臣(山下雄平君) ありがとうございます。  本当にこうした問題というのはスピード感を持って対応していかなければならないと思っておりまして、今回の改正におきましては、国内の食材店などにおいて、動物検疫を適切に受けずに我が国に違法に持ち込まれたと疑われる商品が販売されている実態が明らかになったことを受けて、国内に流通している輸入禁止品について厳格かつ機動的な対応を行うために、従来の輸入禁止、輸

  51. ○横沢高徳君 今改正では食材店への立入りが可能になるということですが、ちょっと…

    ○横沢高徳君 今改正では食材店への立入りが可能になるということですが、ちょっと確認させていただきたいんですが、この法案の立入検査の対象は具体的にどのようなお店までが対象になるのか、伺います。

  52. ○横沢高徳君 五十一条二には、事業所、事務所、倉庫その他の場所と書いております…

    ○横沢高徳君 五十一条二には、事業所、事務所、倉庫その他の場所と書いておりますが、先ほど訪日外国人増加の話もありました、そして在日外国人の方も増えています。最近、外国人の方が経営するレストラン、飲食店も増えているんですが、このような店舗も検査の対象になるのかどうなのか、確認したいと思います。

  53. ○横沢高徳君 対象になるということですね

    ○横沢高徳君 対象になるということですね。  あとは、立入検査の実効性を高めるためには、警察との連携なども必要になってくると考えますし、また、その検査した内容をデータベース化して、やはり今後に生かすことも必要だと考えますが、この点、いかがでしょうか。

  54. ○横沢高徳君 是非、実効性のある立入検査となるのと、やはり防疫官の仕事がかなり…

    ○横沢高徳君 是非、実効性のある立入検査となるのと、やはり防疫官の仕事がかなり増えると思いますので、この体制強化も必要だというふうに考えます。  次に、国民の理解と防疫体制の強化について、これ大臣に伺いますが、私も、先ほど山下副大臣からあったように、先日、羽田検疫に行ってまいりました。検疫探知犬が最前線で大活躍をしておりました。真空パックになった肉類をスーツケースの中に入れても、すぐに嗅ぎ分ける

  55. ○国務大臣(鈴木憲和君) ありがとうございます

    ○国務大臣(鈴木憲和君) ありがとうございます。  この国民に対する、まあ国民だけではなくて、これ海外の皆さんもそうなんですけれども、動物検疫制度に関する啓発活動につきましては、海外から輸入禁止品等を持ち込ませないため、空港や港、イベントなどにおける広報キャンペーン、そしてSNS、動画の配信を通じた注意喚起などを実施をしてきているところであります。  今回の改正の機会を捉えつつ、動物検疫の適切

  56. ○横沢高徳君 ありがとうございます

    ○横沢高徳君 ありがとうございます。  今大臣からもSNSというお話がありました。私も、農水省の検疫のインスタをフォローさせていただいておりますので、多分、ここにいる皆さん、みんなフォローすればフォロワーが増えるんじゃないかなというふうには考えますが、非常に分かりやすい発信をされております。農水省も頑張っていると思います。  先ほど徳永委員からもありましたが、政府は、二〇三〇年までに訪日外国人

  57. ○国務大臣(鈴木憲和君) まさに先生御指摘のとおりだというふうに思います

    ○国務大臣(鈴木憲和君) まさに先生御指摘のとおりだというふうに思います。  ですので、この動物検疫体制についても、探知犬はこの五十三頭だったのを百四十頭に増やしてきておりますし、家畜防疫員も、確かに十分かといえば当然まだ不足感あるんだというふうに思いますが、五百四十四名体制まで今後増員をする予定にしております。  ただ、この配置の仕方も大変これ難しくなってきておりまして、要するに、羽田なんか

  58. ○横沢高徳君 やはり訪日外国人目標を政府で立てているということは、予算を要求す…

    ○横沢高徳君 やはり訪日外国人目標を政府で立てているということは、予算を要求するときも、是非農水省の方から積極的に予算要求を進めていただきたいというふうに考えます。  先ほどもアフリカ豚熱水際対策の件も大臣触れていただきましたので、この点ちょっと割愛をさせていただいて、最後に豚熱の発生状況について伺います。  豚熱、野生イノシシの感染はどんどんどんどん北上してきていて、本州ではもう一番北の田名

  59. ○副大臣(山下雄平君) お答えいたします

    ○副大臣(山下雄平君) お答えいたします。  豚熱に感染した野生イノシシについては、家畜での豚熱発生の要因になり得ることから、豚熱対策として野生イノシシの捕獲強化や経口ワクチンの散布を実施しているところであります。  捕獲によりイノシシの個体数が減少するとともに、野生イノシシが経口ワクチンを接種することで、豚熱ウイルスに感染しにくくなるだけではなく、感染したとしてもウイルスの増殖が抑制されるた

  60. ○横沢高徳君 是非、現場でどのような効果が出ているのかも、検証を含めて進めてい…

    ○横沢高徳君 是非、現場でどのような効果が出ているのかも、検証を含めて進めていただきたいと思います。  時間が来ましたので、以上で終わります。ありがとうございました。

  61. ○舟山康江君 国民民主党・新緑風会の舟山康江でございます

    ○舟山康江君 国民民主党・新緑風会の舟山康江でございます。よろしくお願いいたします。  今回の家伝法改正案では、今もう既に何人かから質問がありましたけれども、輸入検疫体制の強化を図るというのが柱の一つとなっております。違法な肉類等の輸入禁止措置は、伝染性疾患の病原体を国内に持ち込むことを抑える意味でも非常に重要だと思っています。今回、ランピースキン病という、これまで発生のなかったものが去年発生を

  62. ○副大臣(山下雄平君) 舟山先生の御指摘のとおり、この現行法の第三十六条におい…

    ○副大臣(山下雄平君) 舟山先生の御指摘のとおり、この現行法の第三十六条においては、畜産業に重大な影響を及ぼす悪性伝染病の発生地域からの畜産物等の輸入を禁止している一方、輸入禁止品の摘発件数は、二〇二五年には過去最高の二十六・二万件となったところであります。  輸入禁止品が持ち込まれる背景につきましては、我が国の動物検疫制度について十分理解せずに、機内食でありますとか、また、日本国内の知人や家族

  63. ○舟山康江君 ありがとうございます

    ○舟山康江君 ありがとうございます。  まあ恐らく、今御答弁いただきましたけれども、かなりの部分は悪意なく、うっかり、知らなかったというところだと思います。それに関しては、改めて、先ほど徳永さんの資料にもありましたけれども、そういった肉類加工品、まあ大丈夫じゃない、熱も通しているしと思うものもやはりいけないということの周知をいかに徹底していくのか。  今、先ほど大臣からもありましたけれども、入

  64. ○舟山康江君 やはりその悪質案件をしっかりと摘発するということ、そしてそれが万…

    ○舟山康江君 やはりその悪質案件をしっかりと摘発するということ、そしてそれが万が一にも擦り抜けないようにやはり検疫体制しっかりしなきゃいけないと思いますけれども、逆に、私、今回の法案のこの審議を通じて、違法食材ですね、違法な肉類等が持ち込まれて、擦り抜けて持ち込まれていて、販売しても禁止ができなかった、罰則がなかったと、これ自体がかなり驚きだったんですけれども、こういった、まさにそういうことをきち

  65. ○国務大臣(鈴木憲和君) まず、今般の法改正に際しまして開催をいたしました水際…

    ○国務大臣(鈴木憲和君) まず、今般の法改正に際しまして開催をいたしました水際検疫の強化に向けた検討会においては、法改正にて措置をする輸入禁止品に係る国内対応の取締り強化に加えて、水際検疫体制の強化についても提言を受け、昨年六月に中間とりまとめを公表したところであります。  この提言に基づきまして、関係省庁と申合せを行っております。特に、過去に悪質な持込みを行った者、これを入国の都度確実に検査で

  66. ○舟山康江君 今、このCIQも電子化等も進んでおりますので、是非強化をしっかり…

    ○舟山康江君 今、このCIQも電子化等も進んでおりますので、是非強化をしっかり図っていただきたい。まあ連携ですよね、当然農水省の動物検疫だけでは対応できない、そこを他の省庁とも連携してしっかりとした水際対策の強化に努めていただきたいと思います。  ただ、そうはいっても、やはり重要なのがこの水際での防疫体制強化、家畜防疫員のやはり体制強化というか人員拡大、これは不可欠ではないのかなと思っています。

  67. ○舟山康江君 今回、極めて業務範囲が広がるということなんですけれども、先ほど徳…

    ○舟山康江君 今回、極めて業務範囲が広がるということなんですけれども、先ほど徳永議員からの資料にもありました、ここ七年で僅かしかまだ増えていない、六十名ですね。去年から今年にかけては三名増えましたけれども、直近でいえば、令和四年から令和五年にかけて十五人増えております。  これ、お聞きしましたら、アフリカ豚熱対策というところで、訪日外国人の検査、それから国際郵便物の検査の強化ということで十五人増

  68. ○舟山康江君 今お答えいただきましたとおり、業務の効率化も必要なんですけれども…

    ○舟山康江君 今お答えいただきましたとおり、業務の効率化も必要なんですけれども、やっぱり絶対数としてやはり更なる拡充が必要だと思うんですね。  今局長からもありましたけれども、でも、これは農水省が増やしたいと思って増やせるものではなくて、やはり組織・定員要求きちっとしていかなければならないという意味では、やはり省を挙げて、大臣先頭に、その決意を持って是非交渉に当たっていただかなきゃいけないと思う

  69. ○国務大臣(鈴木憲和君) しっかり頑張らさせていただきます

    ○国務大臣(鈴木憲和君) しっかり頑張らさせていただきます。

  70. ○舟山康江君 一言ではありましたけれども、重たい一言だったと思いますので、その…

    ○舟山康江君 一言ではありましたけれども、重たい一言だったと思いますので、そのように受け止めさせていただきます。  そして、この家畜防疫官、まあこれは獣医師に限らないんですけれども、多くは獣医師の資格を持った方かなって気がするんですね。国家Ⅰ種を持った方であれば家畜防疫官にはなれますけれども、ただ、家畜防疫員、この地方にいる家畜防疫員は獣医師の中から選ばれるということです。そういった意味では、や

  71. ○国務大臣(鈴木憲和君) 済みません、失礼いたしました

    ○国務大臣(鈴木憲和君) 済みません、失礼いたしました。  その対策の成果ということですけれども、例えば修学資金においては、給付を受けた学生の約七割が産業動物分野に就業しています。そして、インターンシップにおいては、参加した学生の約五割が産業動物分野に就業しているところでありまして、まずこの取っかかりのところで入っていただければ、これ普通に産業動物分野に行く獣医学生の数というのは相当少ないので、

  72. ○舟山康江君 この分野の獣医師が足りないということは、まさに増やしていかなきゃ…

    ○舟山康江君 この分野の獣医師が足りないということは、まさに増やしていかなきゃいけないわけですよね。先ほど冒頭に言いましたけれども、獣医師の数は基本的に大体横ばいで、小動物獣医師も横ばいなんですけれども、小動物の数は今減っているんですよね。そういう意味では、まあここもきちっと分析しなければ何とも言えませんけれども、若干過剰傾向なのかなと。その小動物を目指す方々をいかに大動物、産業動物の方に誘導して

  73. ○大臣政務官(山本啓介君) 我が国を含め、近隣アジア諸国や欧米でも、毎年このよ…

    ○大臣政務官(山本啓介君) 我が国を含め、近隣アジア諸国や欧米でも、毎年このような発生が見られている状況であります。このような世界的な流行の原因としては、ウイルス変異の結果、また感染する動物の種類が増加し、環境中のウイルス分布の範囲が拡大するなど、家禽への感染リスクを高める要因が増加した可能性が高いというふうに分析をしております。

  74. ○舟山康江君 かなりこういった蔓延の中で、採卵鶏でもそれこそ肉用鶏でも、飼養衛…

    ○舟山康江君 かなりこういった蔓延の中で、採卵鶏でもそれこそ肉用鶏でも、飼養衛生管理基準の強化でかなり現場の農家の皆さんには御苦労いただいていると思います。  そういう中で、やっぱり鳥を介するとかいろんなことを言われていましたけれども、これ農水省のワクチン技術検討会の資料を見ますと、発生原因となった可能性がある特段の要因が認められていない発生事例もあり、適切な飼養衛生管理を行ったとしても本病を確

  75. ○舟山康江君 それから、カラスが結構各地で大発生していますけれども、カラスの影…

    ○舟山康江君 それから、カラスが結構各地で大発生していますけれども、カラスの影響も指摘されていると思うんですね。この影響と対策はどのようにお考えでしょうか。

  76. ○舟山康江君 ありがとうございました

    ○舟山康江君 ありがとうございました。  私も、発生農場の方、それからその方を通じて他の事例もお聞きしたら、やっぱりカラスの営巣地が近くにあったとか、後で振り返ればカラスがたくさんいたという話がありましたので、是非このカラス対策、これも併せて強化をいただきたいというふうに思います。  その上で、先ほども申し上げましたけれども、なかなか、特段、もうそれこそ飼養衛生基準をしっかり守っている、ちゃん

  77. ○国務大臣(鈴木憲和君) ありがとうございます

    ○国務大臣(鈴木憲和君) ありがとうございます。  高病原性鳥インフルエンザにつきましては、清浄性の確保を図るという観点から、これまで予防的なワクチン接種は行わず、農場における飼養衛生管理の向上、早期発見及び感染家禽の迅速な殺処分を基本的な対処方針と、対応方針としてきましたが、近年、この高病原性鳥インフルエンザがもう世界中で大流行しておりまして、欧米諸国でもワクチン接種の検討が進められているとこ

  78. ○舟山康江君 ありがとうございます

    ○舟山康江君 ありがとうございます。  様々議論しなければならない課題はあるかと思うんですけれども、八月に設置されてまだ二回しか開かれていないというところで、今大臣から加速させていきたいということだったので、やはりこれ、接種ありきということではないんですけれども、やはりきちっとプラスマイナス検討いただく中で、検討は加速していかないと、また、その発生シーズンも秋には多分始まってしまうんですよね。そ

  79. ○国務大臣(鈴木憲和君) 鳥の立場に立つということも大事だというふうには思いま…

    ○国務大臣(鈴木憲和君) 鳥の立場に立つということも大事だというふうには思いますが、ちょっと申し上げさせていただくと、我が国で一般的な飼養方式でありますバタリーケージでの飼養においては、各種論文によると、強い鶏が弱い鶏をつつくなどの闘争行動が減少することによる死亡率の低下、そして、鶏が排せつ物に触れにくいので清潔に保たれるなどのメリットもあるわけです。特に、我が国のこれ特殊性でありますけれども、要

  80. ○舟山康江君 ありがとうございました

    ○舟山康江君 ありがとうございました。  時間となりましたので以上で終わりますけれども、この数字を見ると、やっぱりケージ飼いの割合が、日本、メキシコもそうですけれども、極めて高い、極端に高いということを考えると、やはりある程度、強制はしませんけれども、平飼いのメリット等もアピールしながら、そういった方向への移行というのも促していくというのも大事じゃないのかなと思いますので、御検討いただければと思

  81. ○高橋光男君 おはようございます

    ○高橋光男君 おはようございます。公明党の高橋光男でございます。  本日は、家畜伝染予防法の一部改正案の審査に当たりまして質問の機会をいただき、ありがとうございます。  今回の改正は大きく三つございます。第一に、ランピースキン病を家畜伝染病に位置付け、初動を強化していくこと、また第二に、豚熱についてワクチン接種の実態を踏まえて、全頭殺処分から選択的殺処分へ見直すこと、そして第三に、輸入禁止品対

  82. ○高橋光男君 個別農場も含めて支援をしていただくだとか、共同堆肥場も今年度から…

    ○高橋光男君 個別農場も含めて支援をしていただくだとか、共同堆肥場も今年度から対象にしたといったようなお話がございました。ここは大きな前進だというふうに思いますので、是非、現場の実情に合わせて切れ目のない支援が行き届くように、引き続きしっかりと後押しをしていただきたいと思います。  続きまして、ここからは豚熱の対策についてお伺いしてまいりたいと思います。  最初に、選択的殺処分の基準と免疫管理

  83. ○高橋光男君 しっかりと農場ごとの免疫状況の違いを前提に確認検査を行っていただ…

    ○高橋光男君 しっかりと農場ごとの免疫状況の違いを前提に確認検査を行っていただくことも大事だというふうに思いますので、その点も含めて、現場に分かる形で丁寧に示していただくようにお願いしたいと思います。  続きまして、屠畜場段階での運用についてお伺いしたいと思います。  今回の見直しは、私は農場だけの話ではないというふうに思っております。生産現場から搬送され、屠畜、この流通までつながっていく、そ

  84. ○国務大臣(鈴木憲和君) 大変大事な御指摘です

    ○国務大臣(鈴木憲和君) 大変大事な御指摘です。ありがとうございます。  令和元年十月の豚熱ワクチン接種の開始以降、ワクチン接種地域での発生は現在までにまず四十五事例確認をされております。四十五事例確認をされておるんですが、出荷適期の豚で発生したということはありませんで、屠畜場での発生事例も今のところは確認をされておりません。また、選択的殺処分の導入後は適切にワクチン接種がされており、出荷前の臨

  85. ○高橋光男君 まさに、今大臣が御丁寧にお話しになられたことを現場にしっかり周知…

    ○高橋光男君 まさに、今大臣が御丁寧にお話しになられたことを現場にしっかり周知していただきたいというふうに思います。  万が一にも発生した場合ということで、一問ちょっと飛ばして、停止や滞留等が発生した場合の負担に関してお伺いしたいと思います。  屠畜場で万が一にも疑似患畜が確認された場合には、この防疫措置だけでは終わりません。停止とか滞留、また廃棄、再検査、こうした負担が現実に生じるかと思いま

  86. ○大臣政務官(山本啓介君) 万が一ということで、屠畜場で発生が確認された場合で…

    ○大臣政務官(山本啓介君) 万が一ということで、屠畜場で発生が確認された場合であっても、出荷の停止や家畜の滞留といった影響が出ないよう、速やかに殺処分等の防疫措置を実施することにより早期に屠畜を再開することが可能であるというふうに認識しております。  その上で、なお防疫措置に要する費用についてお尋ねをいただいております。農場での発生時と同様に、家畜伝染病予防法に基づき支援をすることとなるほか、家

  87. ○高橋光男君 今御答弁いただいたとおり、防疫措置に要する費用とか手当金について…

    ○高橋光男君 今御答弁いただいたとおり、防疫措置に要する費用とか手当金については、農場と同様に支援をしていただけるという大事な御答弁であったと思います。  しっかりと屠畜場や流通の段階にまで目配りした制度運用が現場の協力を得る上でも重要だと思いますので、この点指摘しておきたいというふうに思います。  続きまして、これも大臣にお伺いしたいと思います。事業継続支援と分割管理についてであります。

  88. ○国務大臣(鈴木憲和君) 一般的な繁殖肥育一貫農場で豚熱が発生した場合は、殺処…

    ○国務大臣(鈴木憲和君) 一般的な繁殖肥育一貫農場で豚熱が発生した場合は、殺処分の対象が、これまでは全部だったわけですけれども、子豚が中心になることになります。ですので、繁殖豚などは対象外となることから、経営への負担は、今回の法改正後、大きく軽減をされるというふうに考えておりますので、法改正に伴う追加的な支援は不要というふうに考えております。  また、委員から今お話がありました農場の分割管理の推

  89. ○高橋光男君 おっしゃられたように、選択的殺処分で経営負担は軽減されると、一方…

    ○高橋光男君 おっしゃられたように、選択的殺処分で経営負担は軽減されると、一方で、分割管理は引き続き大事だといった御答弁だったということですが、是非、この分割管理こそ私は平時からの備えとして大事だというふうに思います。実際、事業者の方々も、それがまさにリスクヘッジする上で取り組まれているわけでありますから、今おっしゃられた施設整備支援なども含めて現場に普及が進むように、更なる後押しをお願いしたいと

  90. ○大臣政務官(山本啓介君) お答えいたします

    ○大臣政務官(山本啓介君) お答えいたします。  今回措置する特例に基づくワクチン接種は、都道府県の実施する研修を修了した飼養衛生管理者が、ワクチンの管理体制が整っている農場において、都道府県に登録した上で、家畜防疫員の指示の下、行うことを認めるものであります。  都道府県が実施する研修は、ワクチンの適切な使用方法、ワクチンの保管に関する注意点、接種に当たり必要な法令知識といった内容を含み、受

  91. ○高橋光男君 ありがとうございます

    ○高橋光男君 ありがとうございます。  研修は無償で行われると、また複数回、そして負担にも配慮して実施されるということでありましたし、また監督とかこの手順書についても指針で明確化されるという御答弁だったと思います。  ここは本当に現場の安心につながることだというふうに思いますので、しっかりと施行前にそうした内容についてお示ししていただくことが重要かというふうに思いますので、早めの周知をお願いし

  92. ○高橋光男君 各地域の実情に応じて、しっかり国としても都道府県と連携して御対応…

    ○高橋光男君 各地域の実情に応じて、しっかり国としても都道府県と連携して御対応いただくことをお願いしたいというふうに思います。  続きまして、この地域差という観点からは、産業動物獣医師の確保についても同様に課題があろうかというふうに思っております。家畜伝染病の予防もワクチン接種体制も、結局、人が重要でございます。人がいなければ適切にそうしたことを管理していくことはできないという中において、特に飼

  93. ○副大臣(山下雄平君) 御指摘のように、産業動物獣医師には地域的な偏在があると…

    ○副大臣(山下雄平君) 御指摘のように、産業動物獣医師には地域的な偏在があるというふうに考えておりまして、現在、各都道府県は、国が策定しました基本指針に即して都道府県計画を策定の上、必要人数の確保を向けて取り組んでおりますけれども、その確保状況については地域によって差があるというふうに考えております。  なので、その確保に向けて、農林水産省としましては、産業動物獣医師として一定期間従事することを

  94. ○高橋光男君 是非、ちょっと関連になりますけれども、この就業の促進とか定着支援…

    ○高橋光男君 是非、ちょっと関連になりますけれども、この就業の促進とか定着支援に関しては、やはりしっかりとした人材を確保していく上で大変大事でありますけれども、その定着を図っていくためには、この修学資金、また労働環境改善だけでも足りないのではないかというふうに思っております。  ちなみに、この修学資金については、受ける、フルで受けると、十年間はしっかりその分野で働いていただくことということが要件

  95. ○副大臣(山下雄平君) この産業動物獣医師の確保や定着を図るには、委員御指摘の…

    ○副大臣(山下雄平君) この産業動物獣医師の確保や定着を図るには、委員御指摘のように、業務の魅力ややりがいを知ってもらうことが大変重要だというふうに認識しております。  この観点からの取組といたしましては、関係団体と協力して獣医系大学の学生に産業動物獣医師の魅力を紹介するためのパンフレットでありますとかウェブコンテンツの作成などを行っております。また、農林水産省の職員によります獣医系大学での出前

  96. ○高橋光男君 是非、そうした若い方々が目指したい魅力ある職業として産業動物獣医…

    ○高橋光男君 是非、そうした若い方々が目指したい魅力ある職業として産業動物獣医師が選ばれるように、しっかりと国として支援をしていただくことをお願いしたいと思います。  次が最後になりますけれども、今日の朝にも様々な先生方がおっしゃられてきた、輸入禁止品対策の実効性確保に当たっての立入検査体制の整備ということで、私も同じ質問になってしまうんですけれども、やはりこの現場の実効性がなければ制度として十

  97. ○高橋光男君 今おっしゃられた様々な取組が現場でしっかりと執行していただけるよ…

    ○高橋光男君 今おっしゃられた様々な取組が現場でしっかりと執行していただけるように、是非国として対処していただくことを強くお願い申し上げまして、私の質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。

  98. ○委員長(藤木眞也君) 午後一時五分に再開することとし、休憩いたします

    ○委員長(藤木眞也君) 午後一時五分に再開することとし、休憩いたします。    午後零時七分休憩      ─────・─────    午後一時五分開会

  99. ○委員長(藤木眞也君) ただいまから農林水産委員会を再開いたします

    ○委員長(藤木眞也君) ただいまから農林水産委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。

  100. ○佐々木りえ君 ありがとうございます

    ○佐々木りえ君 ありがとうございます。日本維新の会、佐々木りえです。  家畜伝染病予防法の改正案について質疑をさせていただきます。  今回の改正は、家畜伝染病の侵入防止と蔓延防止を強化するものであり、その方向性については理解しております。  農水委員会に所属をさせていただいて、私の事務所にも農水省から、豚熱や鳥インフルエンザが発生をするたびにその状況がファクスで送られてきます。もちろん補償が

  101. ○大臣政務官(山本啓介君) お答えいたします

    ○大臣政務官(山本啓介君) お答えいたします。  選択的殺処分につきましては、ワクチン接種から一定期間が経過をしていること、豚熱感染を疑う症状が認められない豚については免疫が成立していると考えられ、殺処分の対象から除外することとしております。  その上で、委員から御質問がありました殺処分対象とならなかった豚は、基本的に感染を広げるおそれはないと我々は考えておりますが、念のための措置として、発生

  102. ○佐々木りえ君 ありがとうございます

    ○佐々木りえ君 ありがとうございます。  ここで、一点整理させていただきたいと思います。  ワクチンは、感染時の重症化や蔓延を抑える免疫です。一方、飼養衛生管理基準を法で縛ることにより、防波堤の役割を、それを更に高度に実践し、区域管理、動線管理、記録管理などを通じ、農場へのウイルス侵入リスクを下げるものが私は農場HACCP、管理手法だと考えています。  この区別を踏まえて伺います。  かつ

  103. ○大臣政務官(山本啓介君) 事前のレクでは、一%を切っていると、〇・八というふ…

    ○大臣政務官(山本啓介君) 事前のレクでは、一%を切っていると、〇・八というふうに伺っております。

  104. ○佐々木りえ君 ありがとうございます

    ○佐々木りえ君 ありがとうございます。  私は、自分で官僚の方にお聞きしたときは〇・〇、まあ数%だと自分では思っていました。でも、官僚の方がしっかりと計算をしていただきまして、〇・八%だとレクを受けました。  現場では、農場HACCPのための、消費者の安心のため、膨大な管理資料や高額な更新費用を負担しながら、基準維持を努めてくださっています。しかし、この正直者が報われない現状こそが日本の防疫体

  105. ○国務大臣(鈴木憲和君) 二つの御質問をいただいたと思っております

    ○国務大臣(鈴木憲和君) 二つの御質問をいただいたと思っております。  まず、この豚熱の国際的な清浄国ステータスへの復帰には、使用するワクチンを野外株による感染かどうかを判別できるマーカーワクチンに切り替えた上で、十二か月以上農場での発生ゼロを達成をするということが必要になります。  このため、現在、農林水産省として、マーカーワクチンの実用化に向けた研究を進めております。そしてまた、生産現場に

  106. ○佐々木りえ君 是非、引き続き、この〇・八%ですから、十五年かけて、更に推し進…

    ○佐々木りえ君 是非、引き続き、この〇・八%ですから、十五年かけて、更に推し進めていただけるようにお願いします。  次に、農家の皆さんはやはり書類を作るために農作業をされているわけではないと思います。先ほども農場HACCPの話させていただきました。普及率〇・八%という壁を突破するには、やはりアナログ管理からの脱却、つまり仕組みの改革が必要だと思います。現行のHACCPは事務負担が限界を超えている

  107. ○国務大臣(鈴木憲和君) これですね、佐々木さんからお話しいただいたやつは、こ…

    ○国務大臣(鈴木憲和君) これですね、佐々木さんからお話しいただいたやつは、これHACCPに限らないんですけど、衆議院のこの議論の中でも議論になったんですけど、やっぱり今AIとか画像認証、画像認識のあれが大分進展をしてきているので、いかにして飼養衛生管理がちゃんとできているのかということを、例えばカメラを使っていろんなことが記録に残って、例えば分割管理とかもしますよねと、本当に分割管理でちゃんとで

  108. ○佐々木りえ君 ありがとうございます

    ○佐々木りえ君 ありがとうございます。  飼養管理衛生のその観点も非常に重要だと思いますし、全てのものですね、やはりその交付金とか有機JASの申請とかもそうですけど、基本的に全てこのデータ化ができればいいなと思っておりますので、是非、また議論させていただき、前に進めたらと思っております。よろしくお願いいたします。  Q4なんですけど、産業動物の分野の獣医師の確保について伺いたいと思っておりまし

  109. ○副大臣(山下雄平君) ありがとうございます

    ○副大臣(山下雄平君) ありがとうございます。御答弁申し上げます。  こうした、どういったところに立入調査の対象とするかということにつきましては、過去の国際郵便物の検査結果でありますとか、また従業員の方などによる情報提供によって得られた情報などを基に選定することになるというふうに考えております。  一方で、食材店などの関係者に協力を仰ぐという点も非常に重要でありまして、農林水産省ではこれまでも

  110. ○佐々木りえ君 ありがとうございます

    ○佐々木りえ君 ありがとうございます。  私たち日本人自身も他国に禁止製品を持ち込んだり、持ち帰ったりすることもあると思いますので、日本全体で防疫リテラシーを高めていければいいと思っております。  以上で私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

  111. ○杉本純子君 参政党、杉本純子です

    ○杉本純子君 参政党、杉本純子です。  本日も質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  二〇二四年に日本国内において初めて確認されたランピースキン病ですが、まず、なぜ日本にこの病気が入ってきたのか、原因が明確に分かっていて、水際対策がしっかり機能しているのかという問題点の解決が大切だと思います。その上で、畜産農家の方々にとって過度な負担や犠牲を押し付けてしまうことのないようにしてほ

  112. ○杉本純子君 ありがとうございます

    ○杉本純子君 ありがとうございます。日本の畜産も厳しい経営状況だという声を聞きます。是非、国内畜産を守れるように検討していただきますようお願いいたします。  同じく、補償についてお聞きします。日本では、一部の屠殺義務を伴うものを除き、特別手当金は支給されません。ランピースキン病も患畜三分の一、疑似患畜五分の四は支給されますが、全額の手当てがありません。  しかし、EUでは、市場価格に基づいて、

  113. ○国務大臣(鈴木憲和君) 家畜伝染病の発生時には、この殺処分した疑似患畜の所有…

    ○国務大臣(鈴木憲和君) 家畜伝染病の発生時には、この殺処分した疑似患畜の所有者や、病原体に汚染をされた生乳などの生産物の所有者に評価額の五分の四相当の手当金が交付をされます。このほか、移動制限による売上げの減少額についても支援することとなります。  加えて、この発生農家の方々が円滑に経営再開できるように各種の融資制度による支援も実施をしておりまして、これまでのところ、このような支援により、経営

  114. ○杉本純子君 ありがとうございます

    ○杉本純子君 ありがとうございます。安心しましたけど、本当に離農も進んでいますので、是非きちんとした対応をよろしくお願いいたします。  次に、豚熱ワクチンの飼養衛生管理者に関して質問いたします。  これは、獣医さんが不足していることにより家畜防疫の人手不足解消を目的としたものですが、法改正案におきまして、新しく附則第五条では、研修と登録を経た飼養衛生管理者が豚熱予防液その他の政令で定める動物用

  115. ○副大臣(山下雄平君) 御指摘の防疫指針による対応というのは、豚熱が急速に拡大…

    ○副大臣(山下雄平君) 御指摘の防疫指針による対応というのは、豚熱が急速に拡大する中で、二〇二二年から緊急避難措置として認めてきたものではあります。豚熱のワクチン接種は予防のためには不可欠な措置であり、引き続きワクチン接種を徹底していくことが重要だというふうに考えておりまして、こうした中、清浄化までにはまだ当面ワクチン接種が必要な状況が継続するというふうに認識しております。選択的殺処分の前提として

  116. ○杉本純子君 ありがとうございます

    ○杉本純子君 ありがとうございます。  体制が強化されることに関しては理解しますが、家族経営や少ない人材で頑張っているところには、研修や登録、書類対応などが負担になり、現場が疲弊してしまわないのか、そちらのバランスも考えていただけたらと思います。  続いて、附則五条にある当分の間という表現の意図についてですが、これは、家畜防疫員をこれからもっともっと増員させていくということで、それを対処するま

  117. ○大臣政務官(山本啓介君) もう既に御議論いただいている質問でありますけれども…

    ○大臣政務官(山本啓介君) もう既に御議論いただいている質問でありますけれども、今回の特例では、豚熱の選択的殺処分を導入するに当たり、より一層打ち手の確保が必要な状況であることに鑑みた暫定的な措置であるということを認識しております。現時点で今後の豚熱の発生状況やワクチン接種者の確保状況が見通せないことから、当分の間という表現を用いているものであります。  家畜の診療や防疫に従事する産業動物医、獣

  118. ○杉本純子君 ありがとうございます

    ○杉本純子君 ありがとうございます。  人員不足はもちろん理解できます。しかし、本来、国が担うべき防疫体制の整備が民間の農場側の負担となってはならないと考えております。また、責任の所在地が分かりにくくならないかという点も懸念いたしております。国なのか、自治体なのか、農場なのかと責任が曖昧にならないように、また農家の重い負担、自己負担となることがないようにお願いいたします。  次に、輸入禁止品へ

  119. ○杉本純子君 ありがとうございます

    ○杉本純子君 ありがとうございます。  確かに、なかなか困難だということは分かっております。郵便物検査にAIを活用したエックス線画像解析の導入をするとのことですが、今後是非、常習的な違反者又は関連者などのデータ、先ほど蓄積しているとおっしゃっていましたけれども、こちらのデータをAIを活用していただいてひも付けるなどし、再犯防止の徹底をしていただけたらと思います。日本は厳しいという認識を持ってもら

  120. ○国務大臣(鈴木憲和君) まず、今回の改正は、従来の輸入規制に加えまして、国内…

    ○国務大臣(鈴木憲和君) まず、今回の改正は、従来の輸入規制に加えまして、国内での販売行為についても規制の対象とすることとしたところであります。  また、所持まではなかなかどこまで規制できるかというのは、過剰な規制とならないよう、その慎重な検討が必要なんですが、今回の改正では、販売規制に加えまして、店舗等への立入検査権限及び輸入禁止品などの廃棄権限を家畜防疫官に付与するほか、検査中の販売停止、そ

  121. ○杉本純子君 ありがとうございます

    ○杉本純子君 ありがとうございます。  日本の畜産業と国民の食の安全を守る観点からも、是非、この輸入禁止品への厳格な対応の強化、極めて重要だと考えております。ましてや、家畜伝染病の侵入リスク等も考えられるため、もし万が一侵入したら国内の畜産農家に甚大な被害を及ぼしてしまいます。日本の食料安全保障にも深刻な影響を与えます。一度持ち込めたり又は何度も持ち込めたりすれば、日本は簡単に輸入禁止品を持ち込

  122. ○岩渕友君 日本共産党の岩渕友です

    ○岩渕友君 日本共産党の岩渕友です。  初めに、法案について質問をします。  本法案で、子豚や症状があり検査陽性となった豚だけを殺処分とする方法に変更をされますけれども、全頭殺処分になる場合があるとすれば、それはどんな場合でしょうか。

  123. ○岩渕友君 今答弁にもあったんですけれども、適切にワクチンが接種されるように是…

    ○岩渕友君 今答弁にもあったんですけれども、適切にワクチンが接種されるように是非サポートをお願いしたいというふうに思っています。  それで、ここからは飼料用米について質問をしていきたいというふうに思います。  二〇二六年度の飼料用米の需要量が約三十万トンから四十万トンであるのに対して、作付け意向が二十四万トン程度ということで、農水省が生産量が六万トンから十六万トン不足をするという見通しを示しま

  124. ○国務大臣(鈴木憲和君) 去年は、まず、価格がというのもありますけど、元々主食…

    ○国務大臣(鈴木憲和君) 去年は、まず、価格がというのもありますけど、元々主食用のお米が足りないのではないかということで皆さん主食用のお米の生産を増やしたというふうに私としては理解をしておりますが、今般の飼料用米も含めて多様な米の需要に応じた生産についての呼びかけについては、まず、令和八年産の生産者の作付け意向にこれ基づくものであります。この作付け意向、令和八年産の作付け意向が一番初めにこれ取りま

  125. ○岩渕友君 飼料用米の生産が呼びかけられたということに対して、既に田植終わって…

    ○岩渕友君 飼料用米の生産が呼びかけられたということに対して、既に田植終わってしまっているじゃないかとか、今更そんなこと言われても苗もないし土地もない、また農家振り回すのかというような怒りの声も上がっているんですよね。  こうした事態に今からどう対応しようというふうに考えているのか、大臣、教えてください。

  126. ○国務大臣(鈴木憲和君) 我々としては、まず飼料用米について、需要量に対して増…

    ○国務大臣(鈴木憲和君) 我々としては、まず飼料用米について、需要量に対して増産が可能であるということを、きめ細かに今の需給の状況、そして需要の見通しとかも含めてコミュニケーションをしていくということが大事かと思いますので、これ飼料用米に限らず、加工用米も、要は加工用米の関係者の皆さんから聞くところによると、需要に対して作付け意向ではちょっと正直足りないとか、米粉用もそうですし、輸出用もそういうお

  127. ○岩渕友君 今答弁にもあったんですけど、生産者団体の皆さんや大規模生産者の皆さ…

    ○岩渕友君 今答弁にもあったんですけど、生産者団体の皆さんや大規模生産者の皆さんとの意見交換を行われたということなんですけど、そこの中でどんな話合いが行われたのか、もうちょっと詳しく教えていただきたいということと、不足分が埋まる見通しというのが立ったのかということを教えてください。

  128. ○国務大臣(鈴木憲和君) まず、どんな話が行われたかということですけど、私から…

    ○国務大臣(鈴木憲和君) まず、どんな話が行われたかということですけど、私からは、まず、飼料用米も含めた多様な米について、実需者の皆さんからかなり強いニーズがあるということ、具体的にはどの米が幾らぐらいまだ、要は、何というか、需要がありますよというお話はさせていただきました。そして同時に、この基本計画に掲げる二〇三〇年の八百十八万トンという増産目標に向けて、やはりその需要を満たしていくことが重要で

  129. ○岩渕友君 不足分が埋まる見通しは立ったのかということについては御答弁なかった…

    ○岩渕友君 不足分が埋まる見通しは立ったのかということについては御答弁なかったというふうに思うんですけれども、大臣としては、主食用米を飼料用米として供給してほしいということなんでしょうか。

  130. ○国務大臣(鈴木憲和君) 基本的には、主食用米を、ごめんなさい、飼料用米として…

    ○国務大臣(鈴木憲和君) 基本的には、主食用米を、ごめんなさい、飼料用米として供給してほしいというよりは、要するに飼料用米として作付けをしていただきたいと。  確かに、でも、岩渕先生おっしゃるように、その品種が、要するに餌用の専用品種というのがある中で、いや、もうこれ今年は、要するに、例えばですけど、つや姫から、つや姫はなかなか飼料用には使わないと思いますけど、はえぬきを、うちの地元でいうとはえ

  131. ○岩渕友君 今日の答弁にも少しあったし、会見でも大臣述べていらっしゃるんですけ…

    ○岩渕友君 今日の答弁にも少しあったし、会見でも大臣述べていらっしゃるんですけど、地元産米とか国産米を使ってブランド化するとか差別化するということで、畜産経営されている方たちがいらっしゃるわけですよね。  コープデリ連合会というところは、一都七県で展開をされていて、生協の事業連合組織としては最大規模だというんですね。ここに出荷をしている養豚業者さんによれば、全国六十を超える農場で生産されている産

  132. ○岩渕友君 そうはいっても下がるので、これやっぱり何らかの手当てを検討する必要…

    ○岩渕友君 そうはいっても下がるので、これやっぱり何らかの手当てを検討する必要があると思うんですけど、大臣、いかがですか。

  133. ○国務大臣(鈴木憲和君) これ、岩渕先生にも是非分かっていただきたいのは、飼料…

    ○国務大臣(鈴木憲和君) これ、岩渕先生にも是非分かっていただきたいのは、飼料用米の専用品種は、なぜ我々としては、それを、補助の単価も、補助というか水活の単価も含めて高いかといえば、それは、まず多収性であって、要するに餌になるわけですから、別に餌になるものが豚にとっておいしいかどうかというのは正直言って余り関係ないというか、米だったら米でいいわけなんで、なるべく多く一反当たり作っていただきたいとい

  134. ○岩渕友君 何らかの手当て必要じゃないかなというふうに思うんですね

    ○岩渕友君 何らかの手当て必要じゃないかなというふうに思うんですね。  今、飼料用米の新しい支援策検討されていますけれども、どういった内容になるのか。米の生産性向上支援について、簡潔に説明お願いします。

  135. ○岩渕友君 収量に応じた面積払いということになると、大規模に生産している農家、…

    ○岩渕友君 収量に応じた面積払いということになると、大規模に生産している農家、そして専用品種の生産をしている農家に手厚い支援ということになりますよね。  群馬県の方から、飼料用米の専用品種を作れば、補助金は減らないけれども、群馬県の中山間地域では、一枚の田んぼの面積が小さくて、隣の田んぼと同品種を作らなければ異品種混入を起こすので、現実問題として専用品種への変更が難しいのが実情だという訴えが届い

  136. ○国務大臣(鈴木憲和君) まず、中山間地域、確かに田んぼが小さくて、あとその収…

    ○国務大臣(鈴木憲和君) まず、中山間地域、確かに田んぼが小さくて、あとその収量が、単収がなかなか上がらない地域が大変多いというのは私もよく認識をしております。  ですので、今与党とも相談をしておりますけれども、地域の実情を踏まえて、今後制度設計するに当たっては、要するに単収増というのをどこで見るのかということは、真ん中の基準点というのは、地域の実情を踏まえてそれぞれの地域で、ああ、このぐらいだ

  137. ○岩渕友君 ちょっと現場の実態というのがあるのでね

    ○岩渕友君 ちょっと現場の実態というのがあるのでね。  それで、今少し答弁にもあったんですけど、コストが高くなりがちな中山間地域などで小規模な農家がコストを賄える単価設定になるのかということが非常に気になるところだと思うんですね。  大臣、そのコストを賄える単価設定をするんだというふうに、今検討中だと思うんですけど、言ってもらったら、これ皆さん安心だというふうに思うんですね。このコストが賄える

  138. ○国務大臣(鈴木憲和君) まず、その中山間地域とちょっと平場というのは、やっぱ…

    ○国務大臣(鈴木憲和君) まず、その中山間地域とちょっと平場というのは、やっぱりちゃんと分けて考えた方がいいというふうに思っております。大規模で、例えば一枚が一ヘクタール以上の水田で営農ができるところは、コスト相当下がりますからそれに対応ができると思いますが、一方で中山間地域であればそういうことにはならないというふうに思っています。今、中山間、直接支払の見直しの議論も並行してやっておりますので、こ

  139. ○岩渕友君 今、食料自給率三八%ということで、飼料用米を含めた飼料は自給率を上…

    ○岩渕友君 今、食料自給率三八%ということで、飼料用米を含めた飼料は自給率を上げる鍵になっています。  大臣に最後に伺うんですが、この需給次第で飼料用米を増やしたり減らしたりするんじゃなくて、積極的に国産の飼料に切り替えていく。そのためにも、生産も支援する仕組みに再構築する必要があると思うんですね。この飼料についてどんなビジョンを持っているのか、最後にお願いします。

  140. ○国務大臣(鈴木憲和君) 輸入飼料への過度な依存から脱却をして国内の飼料生産基…

    ○国務大臣(鈴木憲和君) 輸入飼料への過度な依存から脱却をして国内の飼料生産基盤に立脚した畜産に転換することは、畜産経営の安定に重要であるというふうに考えております。畜産農家が求める品質や価格と気象や土地の条件などを踏まえて、地域の実情に応じた国産飼料の生産を推進をしていきます。  そして、飼料用のお米につきましては、国産米にこだわって利用し、差別化を図っている畜産農家が存在をするということも踏

  141. ○岩渕友君 今、衆議院では食糧法の改正案の議論もされていますけれども、需要に応…

    ○岩渕友君 今、衆議院では食糧法の改正案の議論もされていますけれども、需要に応じた生産と言ってきた結果が今回の飼料用米の不足ということだと思うんですよ。この方針は見直しが必要だということを述べて、質問を終わります。

  142. ○委員長(藤木眞也君) 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認め…

    ○委員長(藤木眞也君) 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。  これより討論に入ります。──別に御意見もないようですから、これより直ちに採決に入ります。  家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕

  143. ○委員長(藤木眞也君) 全会一致と認めます

    ○委員長(藤木眞也君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  この際、石垣さんから発言を求められておりますので、これを許します。石垣のりこさん。

  144. ○石垣のりこ君 私は、ただいま可決されました家畜伝染病予防法の一部を改正する法…

    ○石垣のりこ君 私は、ただいま可決されました家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・無所属の会、立憲民主・無所属、国民民主党・新緑風会、公明党、日本維新の会、参政党及び日本共産党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   令和二年に行われた家畜伝染病予防法の総合的な見直

  145. ○委員長(藤木眞也君) ただいま石垣さんから提出されました附帯決議案を議題とし…

    ○委員長(藤木眞也君) ただいま石垣さんから提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。  本附帯決議案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕

  146. ○委員長(藤木眞也君) 全会一致と認めます

    ○委員長(藤木眞也君) 全会一致と認めます。よって、石垣さん提出の附帯決議案は全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。  ただいまの決議に対し、鈴木農林水産大臣から発言を求められておりますので、この際、これを許します。鈴木農林水産大臣。

  147. ○国務大臣(鈴木憲和君) ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました

    ○国務大臣(鈴木憲和君) ただいまは法案を可決いただき、ありがとうございました。  附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえて適切に対処してまいります。

  148. ○委員長(藤木眞也君) なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御…

    ○委員長(藤木眞也君) なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

  149. ○委員長(藤木眞也君) 異議ないと認め、さよう決定いたします

    ○委員長(藤木眞也君) 異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後二時六分散会