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厚生労働委員会

2026年7月9日

187件の発言

  1. ○委員長(小川克巳君) ただいまから厚生労働委員会を開会いたします

    ○委員長(小川克巳君) ただいまから厚生労働委員会を開会いたします。  政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  労働者災害補償保険法等の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、厚生労働省労働基準局長岸本武史君外八名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

  2. ○委員長(小川克巳君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします

    ○委員長(小川克巳君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────

  3. ○委員長(小川克巳君) 労働者災害補償保険法等の一部を改正する法律案を議題とい…

    ○委員長(小川克巳君) 労働者災害補償保険法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案の趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。

  4. ○石田昌宏君 おはようございます

    ○石田昌宏君 おはようございます。石田です。  早速質疑に入ります。  労災の保険給付に関する情報提供の在り方について御質問いたします。  今回の法改正は、令和八年一月に労政審で労災保険部会が報告書をまとめて、それに基づいて行われていると思います。法改正マターはここで今審議しますが、それ以外の事項もありますので、そこも含めて質問いたします。  このまとめられた内容の中で、事業者への情報提供

  5. ○石田昌宏君 使用者側からは、再発防止などを踏まえて情報提供してくれという話、…

    ○石田昌宏君 使用者側からは、再発防止などを踏まえて情報提供してくれという話、労働者側からは、慎重にというか、かなり強いトーンの慎重にという感じで今聞き取れました。  あと、公益代表委員もいて、公益代表委員の方からは、例えば、労働者の疾病等が業務災害か否かは使用者が労働基準法の義務を果たすために必要な情報であると、これまで事業主に情報提供が一切なされてこなかったことに疑問を思うですとか、労働基準

  6. ○国務大臣(上野賢一郎君) 今御指摘がありましたとおり、一月の労政審の建議にお…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 今御指摘がありましたとおり、一月の労政審の建議におきましては、メリット制が労災隠し、あるいは労災保険給付を受けた労働者等に対する報復行為や不利益取扱いにつながる、そういった懸念について実態を把握するということとされました。このため、今年度、事業主による労災隠しが行われていないか、あるいは報復行為や不利益取扱いが行われていないか等について実態把握を行うとともに、来年度以降

  7. ○石田昌宏君 ありがとうございます

    ○石田昌宏君 ありがとうございます。  情報提供は私は必要なことだというふうに思ってはいますけれども、その是非の問題と、そもそも不利益な取扱いがあるかどうかという問題、この二つ今重なってきていると思いますので、そこはやっぱり論点なり議論が複雑にならないように、またずれないように丁寧に進めていって、より良い現場をつくっていただきたいというふうに思います。  次に、訪問系サービスについてちょっと御

  8. ○石田昌宏君 ありがとうございます

    ○石田昌宏君 ありがとうございます。  予算の確保、私たちも一生懸命頑張っていきたいと思いますので、それは協力してやっていきたいと思いますし、委員の皆様にも是非一緒に予算確保を頑張っていただけたら有り難いと思います。  ただ、地域医療確保基金なので、これ結構取り合いの話になってきますので、確実にケアマネジャーの元に行くように、その御配慮も是非お願いしたいと思います。  ここは一つの前進だと思

  9. ○国務大臣(上野賢一郎君) まず、訪問介護・看護においては、これまでも介護報酬…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) まず、訪問介護・看護においては、これまでも介護報酬上、利用者及びその家族の同意を得た上で複数名で訪問を行った場合の加算の算定を可能としております。また、ケアマネジャーも含めまして、今お話のありました地域医療介護総合確保基金などによりまして、複数人での訪問を実施する際の経費の助成といった支援も行っているところです。  その上で、本年十月には改正労働施策総合推進法が施行さ

  10. ○石田昌宏君 予算上の対応を含めて検討していただくのは有り難いと思いますし、是…

    ○石田昌宏君 予算上の対応を含めて検討していただくのは有り難いと思いますし、是非それも後押ししていきたいと思います。ただ、実態調査してから検討するって結構時間掛かるかもしれないので、これ多分命懸かっている話ですので、早急に取り組んでいただいて早急に実施していただきたいと思います。  まだちょっと質問あるんですけど、今日ちょっとスタートが遅れてしまったので、早めですけれどもここで終わって、次に譲り

  11. ○石橋通宏君 立憲民主・無所属の石橋通宏です

    ○石橋通宏君 立憲民主・無所属の石橋通宏です。  今日は、労災法ということで、極めて大事な法案の審議ですので、時間限られておりますが、事前に詳しめに通告もレクもさせていただいておりますので、できるだけ簡潔明瞭な答弁に努めていただきたいということで、まずお願いしておきたいと思います。  冒頭、資料の一にも配付をさせていただいています。我々、やはり何としても、労働災害、死亡、様々な障害も含めて何と

  12. ○国務大臣(上野賢一郎君) 近年の労働災害の発生状況につきましては、委員が今お…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 近年の労働災害の発生状況につきましては、委員が今お示しをいただいた資料のとおり、死亡災害は減少傾向にありますが、休業四日以上の死傷災害は、昨年は僅かに減少していますが、増加傾向が継続をしております。この原因、理由等については様々な要因が考えられると思いますが、一つにはやはり高年齢の労働者が増加をしていること、あるいは外国人労働者の増加ということも背景にあろうかというふう

  13. ○石橋通宏君 まず、大前提として、これ、分かっている、ちゃんとして労災等で記録…

    ○石橋通宏君 まず、大前提として、これ、分かっている、ちゃんとして労災等で記録されているデータの数です。この裏には恐らく、後ほど触れる労災隠しの問題等も含めて、実際に働く現場で様々な死傷事故が起きている。しかし、それが記録にも残らないままに、残念ながら労働者が泣き寝入りせざるを得ないと、こういった問題も現にある。ひょっとするとこの数倍にも及ぶ実は労働現場での死傷事故等が起こっているかもしれないとい

  14. ○国務大臣(上野賢一郎君) 高年齢の労働者につきましては、かねてからその労働災…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 高年齢の労働者につきましては、かねてからその労働災害防止のための施策に取り組ませていただいているところでありますが、とりわけ労働安全衛生法の改正によりまして、本年四月から、高年齢労働者の身体機能の低下などの特性に配慮した作業環境の改善等の措置を事業者の努力義務といたしました。また、本年二月には、事業者が講ずべき具体的な措置を大臣指針により示し、周知を図っているところであ

  15. ○石橋通宏君 これ、今後も六十歳超え、六十五歳超えの就労継続を一方で支援してい…

    ○石橋通宏君 これ、今後も六十歳超え、六十五歳超えの就労継続を一方で支援していく、であれば、やはりこの抜本対策をきちんと対策を講じていただかなければならないと思いますので、大臣、ここは是非この法案の審議も契機にしっかり対応していただくことを重ねてお願いしておきたいと思います。  資料の三。もう一方で、外国人労働者の数が今、ずっと増加しております。その一方で、残念ながら労働災害の発生状況も、これ見

  16. ○国務大臣(上野賢一郎君) 外国人労働者の労働災害ですが、発生率などを業種別に…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 外国人労働者の労働災害ですが、発生率などを業種別に見ますと、やはり業種によって違いが見られますので、その状況に応じた対策が必要だというふうに認識をしています。そうしたことから、令和八年度においては、労働災害、外国人の労働災害についての詳細な分析を行った上で、災害の実態をいま一度把握をして、業種別の労働災害防止マニュアルの作成などに取り組んでいきたいと考えております。

  17. ○石橋通宏君 ここ是非、そういった多様な言語で仕事をされている、中にはやはり文…

    ○石橋通宏君 ここ是非、そういった多様な言語で仕事をされている、中にはやはり文化的にも母国と違う日本の環境ということもあると思います。そういったことも含めた外国人労働者の皆さんの命、健康、安心、安全を守るという観点で、今の対策は是非徹底して、これ、これ以上増加するんじゃない、減少にしっかり転じていただけるように対策、これもお願いをしておきたいと思います。  その上で、先ほどもちょっと触れましたが

  18. ○国務大臣(上野賢一郎君) このような労災隠しであったり、あるいは労災保険給付…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) このような労災隠しであったり、あるいは労災保険給付を受けた労働者に対する報復行為など、そうしたことについては、建議でもその実態を十分把握するように伝えたところでありますので、そうしたことが起きないようにしっかりとした対応を取ることは大変重要なことだと考えております。

  19. ○石橋通宏君 これ、先ほど来話が出ている、今回実態調査をされるということで聞い…

    ○石橋通宏君 これ、先ほど来話が出ている、今回実態調査をされるということで聞いておりますけれども、その中にこの労災隠しがどのような形で残念ながら存在するのか、事業主側の事情、労働者側の事情、特に労働者側がなぜ、なぜそういった労働災害に遭いながらも労災の申請をためらうような状況に置かれているのか、そういったこともきちんと丁寧に実態調査していただけるということでよろしいですか。

  20. ○国務大臣(上野賢一郎君) 調査におきましては、労災隠しや先ほど申し上げました…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 調査におきましては、労災隠しや先ほど申し上げましたような報復行為等が発生をしているか、発生している場合にはその内容等について調査をする予定でありますので、当然、働いている労働者の皆さんからの視点というのも十分大切にして調査を行っていきたいと考えています。

  21. ○石橋通宏君 これ、是非実態調査、そうやって網羅的に、特に労働者の側が本当に残…

    ○石橋通宏君 これ、是非実態調査、そうやって網羅的に、特に労働者の側が本当に残念ながら泣き寝入りせざるを得ないと、そういった実態、状況にある、こういったこともきちんと丁寧に調査をしていただきたいということ、これお願いをしておきたいと思います。  その上で、先ほど石田委員からも、いなくなっちゃった、石田委員からも指摘がありましたが、メリット制の問題、これもやっぱり、我々、今回、労働側若しくは労働弁

  22. ○国務大臣(上野賢一郎君) 令和五年に労働安全衛生法第百条違反による労災隠しで…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 令和五年に労働安全衛生法第百条違反による労災隠しで送検をした事業者について、労災隠しを行った動機を調査しましたけれど、その際には、メリット制による労災保険料の増額を懸念したという回答はございませんでした。  ただ、労災保険部会でもそのデータを確認をしながら議論をしていただいているわけでありますが、一方、メリット制が労災隠しの原因となっているのではないかという指摘など、

  23. ○石橋通宏君 事業主に聞いたらそう言いますよ、大臣

    ○石橋通宏君 事業主に聞いたらそう言いますよ、大臣。だから、なかなかそれは余り信用できるデータとは言えないと思うのですが。  じゃ、逆に聞きます。メリット制がこの事業主の労災防止、この対策の強化に現につながっているというデータはあるのですか。

  24. ○国務大臣(上野賢一郎君) メリット制による災害防止の効果につきましては、労政…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) メリット制による災害防止の効果につきましては、労政審やあるいは労災保険制度の在り方に関する研究会においてもデータに基づいた御議論をいただいたところでありますが、メリット制による保険料が引き上げられた事業場における被災者数の前年度からの増減率は、全事業場の被災者数の前年度からの増減率よりもおおむね低いことが示されておりますので、一定程度メリット制の効果があったと考えられま

  25. ○石橋通宏君 いや、でも、それメリット制があるからそうなのか、なくてもそうなの…

    ○石橋通宏君 いや、でも、それメリット制があるからそうなのか、なくてもそうなのか、その区別のある科学的なデータ、根拠にはならないのではないですか。大臣、そこまでお調べになって言っておられるのかどうか分からないけど、現場からは、いや、かえってメリット制、むしろ労災隠しの原因になっているので、逆に言えば、メリットはそれほどないのではないかという指摘も受けています。  それから、もう一つ、現場から強い

  26. ○国務大臣(上野賢一郎君) まず、メリット制は、事業主間の保険料負担の公平性の…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) まず、メリット制は、事業主間の保険料負担の公平性の確保と事業主の労働災害防止努力の一層の促進を目的としているものであります。委員から御指摘ありましたとおり、一定の労働者数以上の規模の事業場に適用をしております。  規模の要件でありますが、仮に小規模の事業場で偶然生じました一件の労働災害によって事業主に御負担いただく保険料が大幅に増加をしてしまう、そうしたことも考えられ

  27. ○石橋通宏君 いや、余り意味が分かりません

    ○石橋通宏君 いや、余り意味が分かりません。  対象となっている特定事業主で、これメリット、つまり減額のメリットを受けている企業どれだけありますか、参考人で結構です。

  28. ○石橋通宏君 八割以上が実は減額の恩恵を受けております

    ○石橋通宏君 八割以上が実は減額の恩恵を受けております。重ねて、対象とならない事業主、大臣さっき、いや、一件でもあったらと言われたけれど、逆に努力をいただいてずっとゼロで頑張っていただいているところは、でもメリット制の対象にはならないので、一切そういう減額の措置が受けられません。  そういったことも含めて、現場からは、これメリット制はむしろ抜本的に見直すべきではないのか、むしろ廃止も含めて検討す

  29. ○国務大臣(上野賢一郎君) やはり、その建議の中におきましても、そういったメリ…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) やはり、その建議の中におきましても、そういったメリット制についての御議論を頂戴しております。まずは、先ほどの労災隠し等の課題もありますので、その実態をまず把握するということとされたところでございます。  そうした実態把握を実施をした上で、その結果を踏まえ、必要な対応を取っていく必要があろうかと考えています。

  30. ○石橋通宏君 今回、実態調査の対象にこの点も含めるということで先ほど御説明いた…

    ○石橋通宏君 今回、実態調査の対象にこの点も含めるということで先ほど御説明いただきましたので、改めてメリット制の是非についてしっかりと調査をしていただいて、存続の可否も含めた見直しをまた今後やっていただきたいと思いますし、我々も物申していきたいと思いますが。  この点の最後に、今労災隠しについて大臣また触れていただきましたけれども、じゃ、この労災隠しを根絶していく意味で、ほかにもいろんなやるべき

  31. ○石橋通宏君 これ、やはり、きちんと労働者がやっぱりそれを言うことによって、極…

    ○石橋通宏君 これ、やはり、きちんと労働者がやっぱりそれを言うことによって、極めて大きな不利益を得るのではないかという懸念、心配が、労働者側もちゅうちょしてしまう、ためらってしまうことになる。それをどう、きちんと、やっぱりそういうことはあってはいけないので、まずは表に出していただかないと、対策も講じられないし救済もできないという、その実態を是非徹底して、労働者がそういった不利益を受けないような形で

  32. ○石橋通宏君 ということは、大臣、実態調査を丁寧に、先ほど来からいろいろ項目も…

    ○石橋通宏君 ということは、大臣、実態調査を丁寧に、先ほど来からいろいろ項目も含めて議論させていただいていますが、実態調査を丁寧にしっかりやっていただいた、その結果として、やはり労働者の不利益が生じ得ると判断をされれば、情報提供を行わないという判断もあり得るということでよろしいですね。

  33. ○国務大臣(上野賢一郎君) 実態把握の結果を踏まえて、また労政審で議論をしてい…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 実態把握の結果を踏まえて、また労政審で議論をしていただく必要があろうかと思います。  その上で、結果次第ではありますが、何らかの必要が、対応が必要となった場合には、その措置が講じられるまでの間はこうした情報提供を停止をしたり、あるいは開始をしない、そうしたことも可能性としては考えられると考えております。

  34. ○石橋通宏君 開始をしないということもあり得るという大臣答弁をいただきましたし…

    ○石橋通宏君 開始をしないということもあり得るという大臣答弁をいただきましたし、やった上で何か不利益がもし生じた場合には止めるということもあり得るという答弁だったと思いますので、これは大変重要な答弁いただいたと思いますので、しっかりそれを踏まえていただきたいというふうに思います。  これ、絶対、今でさえ、先ほどのメリット制で、表に出たら自分のところが不利益になるから、絶対表に出すな、申請するなみ

  35. ○石橋通宏君 重要な点ですので、重ねて、これしっかりとした実態調査、把握、その…

    ○石橋通宏君 重要な点ですので、重ねて、これしっかりとした実態調査、把握、その結果としてどうするか、改めてしっかりと労働側の意見もきちんと聞いていただいた上で判断をしていただきたいということ、そのことを重ねてお願いをしておきたいと思います。  次に、これまで暫定措置となって任意適用となっておりました農林水産業の小規模個人経営事業への労災保険の適用が今回行われるということでありましたが、ちょっと懸

  36. ○石橋通宏君 一定の期間がというのは一部分からないでもないけれども、なぜ五年な…

    ○石橋通宏君 一定の期間がというのは一部分からないでもないけれども、なぜ五年なのかということ。これまで長年にわたって本来適用されるべき方々が適用除外に置かれてきてしまった、何かあっても救済すら求められなかった。一日も早く救済すべきですよね、大臣、当然ながら。本来加入対象になるべき方々がこれで適用になる。そうしたら、もう明日からでも本来は適用対象になって、救済、守るべきではないですか、大臣。であれば

  37. ○国務大臣(上野賢一郎君) 先ほど局長の方から答弁したとおり、これまで関係者等…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 先ほど局長の方から答弁したとおり、これまで関係者等あるいは関係審議会等の議論を経て、施行日五年以内の政令ということで合意をしているものでございます。  やはり、施行に当たりましては、小規模な事業者の方が大変多い、そうした実態も十分踏まえた上で対応する必要があろうというふうに考えておりまして、そうしたことで五年という時間を設定をさせていただいたことでございますので、その

  38. ○石橋通宏君 いや、当事者の方々なかなか理解されないと思う

    ○石橋通宏君 いや、当事者の方々なかなか理解されないと思う。二十二万とさっき局長おっしゃった。つまり、それだけの方々が適用されるべき方々ですよ。除外されてきたということでしょう。この五年の猶予期間の間にそういった方々、何かあったらどうするんですか、大臣。救済されないじゃないですか。だから五年も悠長なことを言っていたら駄目だと。  これ、大臣、これ法律できれば五年ということにこのままなる。しかし、

  39. ○国務大臣(上野賢一郎君) そうした方々が守られるということは非常に大事であり…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) そうした方々が守られるということは非常に大事でありますので、任意加入の促進などをしっかり進めていきたいと思います。  二十二万の農林水産業の小規模な個人経営体について、令和十一年度末までに任意加入率八割、そうしたことを達成することを目指して、円滑な全面適用に向けて努力をしていきたいと考えています。

  40. ○石橋通宏君 五年猶予、極めて私は課題があると思っていますが、大臣今答弁いただ…

    ○石橋通宏君 五年猶予、極めて私は課題があると思っていますが、大臣今答弁いただいた、とにかく一日も早く全ての方々が加入できるように厚労省としても責任持って対応いただく、そのことで、是非我々も後押しをしていきたいと思います。  それから、消滅時効期間の見直しについて触れておきたいと思いますが、今回一部の疾病に限って消滅時効期間が五年に延長されるということになりました。これ、なぜ一部に限ってしまった

  41. ○国務大臣(上野賢一郎君) 療養補償給付等の一部の給付については、早期に請求を…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 療養補償給付等の一部の給付については、早期に請求を行うことによりまして、事業主による迅速な再発防止措置や労働者の早期回復による迅速な職場復帰が可能となります。また、時間の経過とともに過去の事実の立証が困難になる、そうしたこともありますので、早期に権利を確定をさせて労働者救済を図ることが必要である、そうした趣旨から消滅時効期間が二年とされているところであります。  他方

  42. ○石橋通宏君 脳・心臓疾患、今回五年に延ばす、そこは我々も是としているというか…

    ○石橋通宏君 脳・心臓疾患、今回五年に延ばす、そこは我々も是としているというか、そうすべきだと思いますが、逆に対象から漏れた、例えばここでいうと、介護等給付、これ三割が時効徒過なんですよ、大臣。これ、今回も救済されなくなっちゃう。三割ですよ。なぜ、じゃ、この人たちはいいんですか、救済されずに、三割もの方々が。  下のところに、徒過した理由といって、一応介護とあるんですけれども、全然これ件数調べて

  43. ○石橋通宏君 これまでにも、厚労省、いろんな取組してきたでしょう

    ○石橋通宏君 これまでにも、厚労省、いろんな取組してきたでしょう。してこなかったんですか。いや、してきたでしょう。してきてなおこれだけの、現実的に、時効徒過の方々が出ているわけですよ。でも、今回、二年にとどめたので、こういった方は結局また今後も二年で時効が来ちゃう、救済されない、その状況が続く。  じゃ、大臣、約束してくださいね。断固、この制度を知らなかったり、制度を申請しようと思って間に合わな

  44. ○国務大臣(上野賢一郎君) 委員御指摘のとおり、介護等給付において、時効期間を…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 委員御指摘のとおり、介護等給付において、時効期間を徒過し支給に至らなかった介護等給付が相当程度あることについては大変課題だ、問題だというふうに考えておりますので、今局長の方からお話がありましたけれども、医療関係者への更なる周知協力の依頼や、あるいは保険給付に係る請求書の様式を見直しまして、消滅時効に関する記載を盛り込むなど、請求期限を徒過しないように注意喚起、こうしたこ

  45. ○石橋通宏君 ここは是非きちんとした対応、大臣、お願いします

    ○石橋通宏君 ここは是非きちんとした対応、大臣、お願いします。我々もまた引き続きこの点についてもウォッチしていきたいというふうに思いますので、今後、重ねて、本来であれば全てやっぱり五年に延ばすべきではなかったのかというふうに問題意識は改めて提起はしておきたいと思います。  その上で、次の課題ですけれども、冒頭、残念ながら数字上出ているのはひょっとすると氷山の一角かもしれない、多くの働く者が本来、

  46. ○国務大臣(上野賢一郎君) IT技術等の進展によって働き方も多様化をしておりま…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) IT技術等の進展によって働き方も多様化をしておりまして、委員から再三この問題についても御指摘をいただいているところでございます。  ただ、そうした状況ではございますが、私どもとしては、やはり契約の名称や内容にかかわらず、その働き方の実態が労働者に該当をし、業務や通勤に起因する災害であると認められる場合には労災保険給付の対象としているところでございます。フリーランスある

  47. ○石橋通宏君 こういった方々が、本来やっぱり労働契約でちゃんと使用者、労働者と…

    ○石橋通宏君 こういった方々が、本来やっぱり労働契約でちゃんと使用者、労働者として働いていただくべき、そして使用者にきちんと保護責任を果たしていただくべきそういった方々が、偽装、先ほど言った偽装請負だったりフリーランス契約を強いられたりして、使用者が責任を果たさず、労働者が、本来労災保険本体に入れるべき方々が特別加入に入れるから特別加入で入れとか、自分で民間の保険に入れとか、そういったことを絶対や

  48. ○国務大臣(上野賢一郎君) 労働基準法上の労働者性の判断、様々な御意見がござい…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 労働基準法上の労働者性の判断、様々な御意見がございますが、現在、令和七年の五月から、学識経験者で構成をされた労働基準法における「労働者」に関する研究会を開催をしまして、現在、判例あるいは国際動向、そうした状況について把握、分析を進めているところでございますので、引き続き、そうした場を中心に、その判断基準の在り方等についても検討を深めていきたいと考えています。

  49. ○石橋通宏君 大臣、遅いですよ

    ○石橋通宏君 大臣、遅いですよ。もう、僕、この問題取り上げたのは二年、三年前だと思いますよ。そのときも検討しますって言っておられた、まあ歴代大臣の責任かもしれませんが。  大臣、いつまでも検討、検討、検討で、結果的に、そういう労働者の方々が、現場、労災保険に入れていない、現場で事故が起こっている、労災の救済を受けられない。大臣、こういう実態見ていないのですか。見てくださいよ。いつまでも検討、検討

  50. ○国務大臣(上野賢一郎君) 当然、判例ですとか、先ほど申しました国際動向の状況…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 当然、判例ですとか、先ほど申しました国際動向の状況とか、そうしたものを十分踏まえて今後の判断の在り方については検討していきたいと、検討で大変恐縮ではございますが、しっかりその問題の重要性を認識して検討させていただきたいと考えています。

  51. ○石橋通宏君 いみじくも、今回のILO総会二次討議で、プラットフォームワーカー…

    ○石橋通宏君 いみじくも、今回のILO総会二次討議で、プラットフォームワーカーの新しい条約、勧告ができました。日本も賛成をされたんだろうというふうに思います。  重ねて、こういった本来労働者として守るべき方々が守られない、大臣等言っているIT等の普及によって。これはもう何としても、いつも後追い後追いなんですよ、不利益を受けるのは労働者ですから、そうならないようにきちんと先んじて労働者を守り抜く、

  52. ○国務大臣(上野賢一郎君) 特別加入団体に対する業務改善命令やあるいは保険関係…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 特別加入団体に対する業務改善命令やあるいは保険関係を消滅させることについては、特別加入者が労災保険のセーフティーネットから抜け落ちることがないように留意して取り扱うことが大切だと考えています。  まずは、特別加入団体の運営が適切に行われるということが大事でありますが、それでもなお保険関係を消滅をさせるような必要がある場合には、その地位を失う特別加入者がもう可能な限り不

  53. ○石橋通宏君 今大臣も言っていただいたとおり、これも、残念ながら、いいかげんな…

    ○石橋通宏君 今大臣も言っていただいたとおり、これも、残念ながら、いいかげんな対応されるところについてはきちんとした厳正なる対応していただきたい。ただ、労働者の不利益になっては絶対にいけないので、そこはもうとにかく制度的な対応も含めて、しっかり支援、サポートをしていただきながら労働者の命を守っていただきたい、そのことを重ねて、大臣、しっかりやっていただくことをお願いしておきたいと思います。  あ

  54. ○国務大臣(上野賢一郎君) この点につきましても、再三委員からも御指摘を頂戴を…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) この点につきましても、再三委員からも御指摘を頂戴をしているところでございますが、労災保険、これは使用者に災害補償責任がない通勤災害についても、通勤が業務と密接な関連を持つことから保険給付の対象としております。原則として、住居と就業の場所との間の往復を前提としているものでございます。  委員御指摘のようなケース、これから増えてくることも想定をされますが、現在のところはこ

  55. ○石橋通宏君 時間来ましたので終わりますが、実態把握といってもなかなか、表、明…

    ○石橋通宏君 時間来ましたので終わりますが、実態把握といってもなかなか、表、明るみに出ないような、こういった働き方の実態、きちんと丁寧に現場の状況を調べていただきたいと思いますので、ちょっと我々もまた助言させていただきたいと思いますので、大臣しっかり対応いただきたいということをお願いをさせていただいて、今日のところの質疑は終わりにさせていただきます。  ありがとうございました。

  56. ○芳賀道也君 国民民主党・新緑風会の芳賀道也です

    ○芳賀道也君 国民民主党・新緑風会の芳賀道也です。  通告とは順番を変えて質問いたします。  労災保険法案の質疑に入る前に、五月、六月にこの委員会で審議した健康保険法改正案のうち、高額療養費のことで、まず質問をさせていただきます。  この委員会でいただいた答弁と真逆のことが行われているということなんですが、配付資料の一ページを御覧いただきたいと思います。人工透析患者や血友病の方など長期高額特

  57. ○大臣政務官(高橋はるみ君) 御答弁を申し上げます

    ○大臣政務官(高橋はるみ君) 御答弁を申し上げます。  御指摘のございました財政制度等審議会建議についてでございますが、これは、あくまでも財務大臣の諮問機関である財政制度等審議会として、制度創設から長期間が経過していること、他の長期療養疾患との公平性、そして負担能力に応じた負担等の観点から、制度の効果検証や対象者の実態把握等も踏まえつつ、見直しの必要性を含め検討していくべきものであるとの指摘がな

  58. ○芳賀道也君 事前に厚労省と連絡、相談などをされたのかということが抜けております

    ○芳賀道也君 事前に厚労省と連絡、相談などをされたのかということが抜けております。明確にイエスかノーでお答えください。

  59. ○大臣政務官(高橋はるみ君) 重ねての御質問にお答えをいたします

    ○大臣政務官(高橋はるみ君) 重ねての御質問にお答えをいたします。  これは、あくまでも財務大臣の審議会でございます財政制度等審議会の資料でございますので、事前に厚生労働省と御協議をさせていただく、そういった性質のものではないと認識をいたしております。

  60. ○芳賀道也君 これ、命を守るために大事なことですから、当然、検討の前に相談があ…

    ○芳賀道也君 これ、命を守るために大事なことですから、当然、検討の前に相談があってしかるべきだと指摘させていただきますし、さらに、この資料なんですが、明確に見直すという表現があるのに、今の御答弁の中では、見直しの必要性を含めて検討していくんだと。  これ、見直しの必要性を含めて検討していくと見直しというのは全く別なものであるし、しかも、この資料なんですが、御覧いただくと分かるように、明らかに意図

  61. ○大臣政務官(高橋はるみ君) お答えを申し上げます

    ○大臣政務官(高橋はるみ君) お答えを申し上げます。  先ほど御答弁を申し上げましたとおり、財務大臣の諮問機関の財政審における建議でございますので、あくまでも制度の見直し自身は御所管をされる厚生労働省において検討されるべきものと、このように認識をいたします。

  62. ○芳賀道也君 今の答弁にもありました、厚労省が決めるべきということで、厚労省が…

    ○芳賀道也君 今の答弁にもありました、厚労省が決めるべきということで、厚労省が反対したら、これやらないということでよろしいですね。イエスかノーかで。

  63. ○大臣政務官(高橋はるみ君) 今後の政策の方向性につきましては、しっかりと御所…

    ○大臣政務官(高橋はるみ君) 今後の政策の方向性につきましては、しっかりと御所管の厚生労働省と議論を深めてまいりたいと、こんなふうに思っております。  以上でございます。

  64. ○芳賀道也君 ちょっと答弁が変わりましたけれど

    ○芳賀道也君 ちょっと答弁が変わりましたけれど。  厚労大臣にも伺います。  今お聞きいただいたように、長期高額特定疾病患者の高額療養費の負担、がん患者に比べて低過ぎるとする資料が財政制度等審議会の財政制度分科会で配られました。財務省から連絡、相談は今なかったという財務省からの話ですけれども、人工透析を受けている患者さんなどは、終わることなく長期にわたって透析を受けなければならないこと、透析の

  65. ○国務大臣(上野賢一郎君) これはあくまで財政審の資料だと考えておりますので、…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) これはあくまで財政審の資料だと考えておりますので、これに対しまして私の方から何か意見を申し上げることは控えたいというふうに思っております。  ただ、局長が答弁しておりますとおり、厚労省の立場におきましては、今回の見直しにおきましては高額長期疾病の患者負担は見直しの対象とはしていないというのは、再三申し上げているとおりでございます。  あの財政審の資料はあくまで財政的

  66. ○芳賀道也君 長年必要だという皆さんの合意があって行われているこの制度、慢性病…

    ○芳賀道也君 長年必要だという皆さんの合意があって行われているこの制度、慢性病の方へのサポートをなくしてはならないというふうに思います。  この委員会の審議の中でも、与野党問わず、がん患者の方も治療のために職を失ったり、通院治療に時間を取られる、収入が減る、更にこのサポートを強めるべきという声が与野党問わず多い中で、全く逆行している。負担の多い方に合わせろ、これは私はとんでもないことだと思います

  67. ○国務大臣(上野賢一郎君) 大切な制度だというふうに考えておりますが、やはり社…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 大切な制度だというふうに考えておりますが、やはり社会保障制度全体の改革というのは必要でございますので、特定の政策について、これはどうだということを今この場で申し上げるということはなかなか難しいわけでございますが、大切な制度だということはもちろん十分認識をしているわけでございます。

  68. ○芳賀道也君 大切な制度として守っていただくよう全力を尽くすということで理解し…

    ○芳賀道也君 大切な制度として守っていただくよう全力を尽くすということで理解してよろしいでしょうか。いかがでしょうか。

  69. ○国務大臣(上野賢一郎君) 大変恐縮ではございますが、制度改正全般について当然…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 大変恐縮ではございますが、制度改正全般について当然様々な議論があり得るわけで、この段階でこれについては絶対にこうするとかいうことはなかなか申し上げられませんけれども、当然、この制度で守られている方がたくさんいらっしゃるわけでありますので、そうしたことを前提にして私どもは政策を考えなければいけないと考えています。

  70. ○芳賀道也君 ちょっと残念な答弁ではありますが、与野党問わず、命を守るために頑…

    ○芳賀道也君 ちょっと残念な答弁ではありますが、与野党問わず、命を守るために頑張っていらっしゃる皆さんと協力してこの制度守っていこうではありませんか。どうぞよろしくお願いをいたします。  それでは、法案の質問に入ります。  昨年九月の第百十九回の労働政策審議会で、労働者代表の一人、JEC連合の副事務局長金井委員が指摘していましたが、本来労災保険の対象ではない一人親方やフリーランスなど個人事業主

  71. ○芳賀道也君 一つだけ確認したいんですが、審査を強化しなければならないという意…

    ○芳賀道也君 一つだけ確認したいんですが、審査を強化しなければならないという意識は厚労省では持っていらっしゃるんでしょうか。このことだけお答えください。

  72. ○芳賀道也君 これ、やはり審査を強化してもらうということが必要だと思いますので…

    ○芳賀道也君 これ、やはり審査を強化してもらうということが必要だと思いますので、よろしくお願いをいたします。  そして、一つ、私、漏れておりました。  財務省関連の質問は終わっております。財務省関連の答弁者、中座いただいて結構です。委員長、お取り計らいください。

  73. ○委員長(小川克巳君) 高橋財務大臣政務官におかれましては、御退室いただいて結…

    ○委員長(小川克巳君) 高橋財務大臣政務官におかれましては、御退室いただいて結構でございます。

  74. ○芳賀道也君 次に、労災保険法第三十五条第四項に新たに、特別加入団体が問題のあ…

    ○芳賀道也君 次に、労災保険法第三十五条第四項に新たに、特別加入団体が問題のある運営をしていると厚労省が確認した場合、業務改善命令ができるという条項が設けられますが、より具体的に、改善の必要があると認めるときはどのような場合を指すのか、また、業務改善命令はどの範囲まで出せるのか、そして、厚労省が業務改善命令を出すかどうか確認を行うために、特別加入団体に調査に入る権限はどのような範囲で認められるので

  75. ○芳賀道也君 是非、より調査などの権限も強める方向で、しっかりとしたこの働く者…

    ○芳賀道也君 是非、より調査などの権限も強める方向で、しっかりとしたこの働く者の無保険にならないようにというようなことも守っていただきたいと思います。  次に、ここにいらっしゃる議員の方々には、建設会社が下請企業などを集めて開いた安全大会に呼ばれて挨拶をされたという方もいらっしゃると思いますが、これは労働安全衛生法に基づくものということです。その労働基準局長の局長通知などによると、特定フリーラン

  76. ○芳賀道也君 次に、特別加入団体が業務改善命令に違反して労災保険が消滅する場合…

    ○芳賀道也君 次に、特別加入団体が業務改善命令に違反して労災保険が消滅する場合、なくなる場合、一人親方などの特別加入者に落ち度がないにもかかわらず、突如無保険となる事態は防がなければなりません。  五月二十九日の衆議院厚労委員会で、厚労省の岸本労働基準局長が、我が党の岡野代議士の質問に対して、三月末までの期間確保やほかの団体への移行推奨を行うと答弁していましたが、年度途中で緊急に承認を取り消さざ

  77. ○芳賀道也君 石橋委員からも指摘がありましたが、そうしたその未保険の状態に、善…

    ○芳賀道也君 石橋委員からも指摘がありましたが、そうしたその未保険の状態に、善意の加入者、保険金を払っているがそれが国に届いていなかった、そこはしっかりとやっていただく、大臣もうなずいていただいていますが、お願いいたします。  特別加入制度は、フリーランスなど個人事業者の労災補償を行う上で重要なセーフティーネットです。これ、労働者に当たる者は、特別加入ではなく労災保険本体に加入するのが当然です。

  78. ○国務大臣(上野賢一郎君) 形式上は請負や委託の契約形態となっていても、特別加…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 形式上は請負や委託の契約形態となっていても、特別加入を希望される方が実態として労働者と同様の働き方をしている場合は労働基準法の労働者に該当いたします。個人で労災保険の特別加入をするのではなくて、その事業場の労災保険に加入することになります。改正法の施行に向けまして、特別加入団体に対してはこうした取扱いについて周知を徹底していきたいと考えております。  また、労働者性に

  79. ○芳賀道也君 是非、労基局に相談した後の、やはり問題があるものについて、是正に…

    ○芳賀道也君 是非、労基局に相談した後の、やはり問題があるものについて、是正に実効性があるような形もより進めていっていただきたいと思います。  次に、今回の法改正の基となった労働政策審議会の報告書でも、実態把握の必要性というものが書かれていました。具体的に、いつ、どのような手法でメリット制の実態調査を行うのか。単なるアンケートにとどまらず、送検事案の分析や労働者側のヒアリングなど、多角的な手法を

  80. ○委員長(小川克巳君) 失礼しました

    ○委員長(小川克巳君) 失礼しました。岸本労働基準局長でございます。

  81. ○芳賀道也君 是非、こちらも、メリット制の実態の調査と、そして問題があればこれ…

    ○芳賀道也君 是非、こちらも、メリット制の実態の調査と、そして問題があればこれを、この問題をなくすための努力、お願いしたいと思います。  次に、二〇二〇年の労働災害データによりますと、建設業の死亡者二百五十八人に対して農作業の死亡者は二百七十人と、建設業の死亡事故より農業での死亡事故が多い。労災事故として補償すべき部分もあると考えますが、農業での事故を減らすためにどうするか、農水省の見解はいかが

  82. ○芳賀道也君 私のふるさと山形はサクランボの産地

    ○芳賀道也君 私のふるさと山形はサクランボの産地。高齢化も伴って、高所作業もあるので、このところ転落による事故なども増えて社会問題になっております。  農林水産省に伺いますけれども、サクランボなど果樹栽培そのほか、高所からの転落事故はこのところ増えているのか。また、落下事故にかかわらず、死亡事故や後遺症が残る事故の件数などは調査をされているのか。また、これが労災などに入っていなくて困っていらっし

  83. ○芳賀道也君 今の答弁によると、今回の労災法の改正で新たに労災の対象となる農業…

    ○芳賀道也君 今の答弁によると、今回の労災法の改正で新たに労災の対象となる農業従事者、どれだけいるかというのは分からないと、これからということでよろしいのでしょうか。そして、そもそも労災がなくて困っていらっしゃるけがをした農業従事者、手伝いの方、これ調査必要なんじゃないですか。どうですか。

  84. ○芳賀道也君 是非、農業従事者、それからお手伝いの方、この安全も守っていただき…

    ○芳賀道也君 是非、農業従事者、それからお手伝いの方、この安全も守っていただきたいと思います。  最後になりますが、大臣に伺いたいと思います。  ちょっと飛ばした問題ですけれども、二〇二三年のフリーランス法の制定以来、翌年以降の施行によって、労働基準監督署、フリーランスの人が労働者に当たるか個人事業主になるのか、業務が圧倒的に判断するために増えている、現場の方から聞いています。もちろん労働基準

  85. ○国務大臣(上野賢一郎君) 労働基準監督官については、厳しい定員事情の中にあっ…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 労働基準監督官については、厳しい定員事情の中にあっても一定の人員を確保しておるところでありますが、令和八年度の全国の労働基準監督署における定員は前年度から増加をし、三千百四十五人となっているところであります。  引き続き、私どもとしては増員要求を行い、必要となる人員や体制の確保に取り組んで、効果的、効率的な監督指導を行っていきたいと考えています。

  86. ○芳賀道也君 是非労働者を守るために引き続き最大の努力をお願いをいたします

    ○芳賀道也君 是非労働者を守るために引き続き最大の努力をお願いをいたします。  時間ですので終わります。ありがとうございました。

  87. ○秋野公造君 公明党の秋野公造です

    ○秋野公造君 公明党の秋野公造です。お役に立てるように質疑をしたいと思います。  まず、ナフサ不足でシンナーや塗料が入手をできないといったようなお声が非常に強く、現状は変わっていないと思います。ホームセンター等で、業務用はともかく、一般消費者用に販売されている製品が労働現場で使用されていることがあると承知をしておりますが、そのときに安全データシートが添付されていない、こういう実態があると認識をし

  88. ○秋野公造君 ありがとうございます

    ○秋野公造君 ありがとうございます。本当に大変な状況だと思いますので、特段の御配慮に感謝をしたいと思います。  次に、私も労災保険給付請求権等の消滅時効の期間の見直しについてお伺いをしたいと思います。  資料の二ページ目には労政審の議論を付けてございます。このとき、二年から五年に延長するものとして、脳・心臓疾患、精神疾患、石綿関連疾病等ということで、等を付けていただいておりますけれども、一ペー

  89. ○国務大臣(上野賢一郎君) 今般の消滅時効の見直しにおきましては、疾病の性質上…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 今般の消滅時効の見直しにおきましては、疾病の性質上、業務災害等に当たるかどうか判断が難しい場合があり、実際に時効後に請求がなされた件数の割合が比較的高い疾病について消滅時効期間を五年としているところであります。  これは、これまでの労政審での議論、また労政審での建議等を踏まえまして、脳・心臓疾患、精神疾患、石綿関連疾病を対象に今後政令で規定をする予定としておりますが、

  90. ○秋野公造君 大臣、今、時効期間を徒過した件数がなかったことを理由にされました…

    ○秋野公造君 大臣、今、時効期間を徒過した件数がなかったことを理由にされましたけれども、今回の法改正の理由は、災害補償の事由に該当するものかどうか等を容易に判断することができない疾病と書いてあります。私は、先ほど御説明したとおり、加齢といったこともありましょう、なかなか分かりにくいという背景もありましょう、だからこそ騒音性難聴を追加すべきではないかとお伺いをしております。  別の理由を、ここに書

  91. ○国務大臣(上野賢一郎君) いずれにいたしましても、労政審の中で、この脳・心臓…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) いずれにいたしましても、労政審の中で、この脳・心臓疾患、精神疾患、石綿関連疾病については、先ほど申しましたエビデンス等も含めて御議論をいただいて、建議の中でも明記をしているところでございますので、委員御指摘の騒音性難聴につきましては、これまで議論はされておりませんので、そういった意味で、先ほど現時点では対象疾病に含むことは想定をしていないと申し上げたところであります。

  92. ○秋野公造君 大臣、労政審で騒音性難聴について議論はされましたか

    ○秋野公造君 大臣、労政審で騒音性難聴について議論はされましたか。どういう結論になったかをお伺いいたします。

  93. ○国務大臣(上野賢一郎君) 済みません、議論はしておりません

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 済みません、議論はしておりません。

  94. ○秋野公造君 議論をしないで追加をしないと言い切る理由は何ですか

    ○秋野公造君 議論をしないで追加をしないと言い切る理由は何ですか。

  95. ○国務大臣(上野賢一郎君) 今回の追加につきましては、労政審でエビデンスも含め…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 今回の追加につきましては、労政審でエビデンスも含めて御議論をいただいたものについて今後政令で規定することを予定しているものでございますので、労政審で議論していないものは現在指定をすることは想定をしていないと申し上げました。  しかしながら、今後、施行の状況を踏まえまして、対象疾病については、必要な追加や見直しについては検討していくと先ほど申し上げたところであります。

  96. ○秋野公造君 施行の状況を待たずに労政審で議論をしていただくのはいかがですか

    ○秋野公造君 施行の状況を待たずに労政審で議論をしていただくのはいかがですか。

  97. ○秋野公造君 騒音性難聴について、労政審で議論をしていただいてはいかがでしょうか

    ○秋野公造君 騒音性難聴について、労政審で議論をしていただいてはいかがでしょうか。

  98. ○国務大臣(上野賢一郎君) 今後の施行状況を踏まえまして、必要なものについては…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 今後の施行状況を踏まえまして、必要なものについては追加、見直し、また当然、労政審での議論というのはあり得ると考えております。

  99. ○秋野公造君 私が申し上げているのは、施行の状況を待たずに御検討をされてはいか…

    ○秋野公造君 私が申し上げているのは、施行の状況を待たずに御検討をされてはいかがですかと申し上げております。

  100. ○国務大臣(上野賢一郎君) 施行前におきましても当然様々な議論が労政審で行われ…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 施行前におきましても当然様々な議論が労政審で行われますので、そうした場での議論というのを否定するものではございません。

  101. ○秋野公造君 否定しなかったらどうなりますか

    ○秋野公造君 否定しなかったらどうなりますか。していただけるということで理解してよろしいですか。

  102. ○国務大臣(上野賢一郎君) 今後の労政審の中でどういった議論をするか、労政審の…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 今後の労政審の中でどういった議論をするか、労政審の委員長を始め皆さんと相談をしていく必要があろうかと考えております。

  103. ○秋野公造君 では、よろしくお願いをしたいと思います

    ○秋野公造君 では、よろしくお願いをしたいと思います。  聴力の低下が見られる方には、保護具の使用を指導するということを事前に御説明をいただきました。ガイドラインを示してあるということで聞いております。  四つ目ですけれども、耳栓とかイヤマフといった聴覚保護具を付けながら作業している労働者、これ、安全確保のために指示を受けて作業する場合、指示が聞こえないといったようなことがあります。聴覚の保護

  104. ○国務大臣(上野賢一郎君) まず、騒音障害防止のためのガイドラインにおいては、…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) まず、騒音障害防止のためのガイドラインにおいては、危険作業等において安全確保のために周囲の音を聞く必要がある場合や会話の必要がある場合は、遮音値が必要以上に大きい聴覚保護具を選定しないよう配慮することとしているところであります。  騒音環境でも会話がしやすい、そうした聴覚保護具については既に市販されているものもあると承知をしておりますので、事業者が状況に応じて適切な聴

  105. ○秋野公造君 今大臣がおっしゃった遮音値が必要以上に大きい聴覚保護具を選定しな…

    ○秋野公造君 今大臣がおっしゃった遮音値が必要以上に大きい聴覚保護具を選定しないよう配慮することということでありますけど、繰り返しになりますけれども、聴覚の保護と、指示とかいった情報を取るということの両立は非常に難しくて、今おっしゃった答弁というのは矛盾も含んでいるということを指摘せざるを得ないということであります。  それから、市販をされているということで御紹介をいただきまして調べたんですけれ

  106. ○国務大臣(上野賢一郎君) 委員御指摘のとおり、音を遮断をしながらも必要な情報…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 委員御指摘のとおり、音を遮断をしながらも必要な情報については入手をするといいますか、会話ができる、そうしたことは大事だと考えております。  現在におきましても、聴覚保護具にバッテリー、集音マイク、スピーカーなどを加えることによって、騒音環境においても遮音性能を維持をしながら会話を容易にしたり、外部通信機器などと接続してコミュニケーションができる、そうした聴覚保護器が既

  107. ○秋野公造君 今大臣がお話しになっている機器と、保護具と、私が申し上げている保…

    ○秋野公造君 今大臣がお話しになっている機器と、保護具と、私が申し上げている保護具は多分一緒のものだと思います。  繰り返しになりますが、これでは二十六デシベル下げることしかできない、一定の限界があります。更なる開発の支援が必要ではないかという質疑に対して、答弁をお願いします。

  108. ○国務大臣(上野賢一郎君) 今委員からも御指摘をいただきましたので、その状況を…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 今委員からも御指摘をいただきましたので、その状況をちょっと十分把握をさせていただいた上で、どういった対応が必要かについては検討していきたいと考えています。

  109. ○秋野公造君 よろしくお願いいたします

    ○秋野公造君 よろしくお願いいたします。  騒音性難聴の方に対する健診、非常に重要だと思いますけれども、この二次健診、アフターケアの制度においてもこの騒音性難聴の方を対象とした十分なケアが行われているか、お伺いをしたいと思います。

  110. ○国務大臣(上野賢一郎君) 労災保険の二次健康診断等給付についての御指摘かと思…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 労災保険の二次健康診断等給付についての御指摘かと思いますけれども、これ、過労死防止の観点から、労働安全衛生法に基づいて、定期の健康診断において脳・心臓疾患に関する一定の項目に異常の所見が認められた者を対象に二次健康診断等を行うものでありまして、騒音性難聴については対象となっておりません。  ただ、他方で、騒音性難聴の方への対応は重要だと考えておりますので、労災保険の義

  111. ○秋野公造君 音を聞こえるためということであればそれでいいんですけど、耳鳴りと…

    ○秋野公造君 音を聞こえるためということであればそれでいいんですけど、耳鳴りとかいった様々な症状等もありまして、医療へのアクセス等は必要だと考えますので、引き続き御検討をお願いをいたします。  終わります。

  112. ○川村雄大君 公明党の川村雄大でございます

    ○川村雄大君 公明党の川村雄大でございます。  引き続きまして質疑をさせていただきます。  今回の改正におきましては、遺族補償年金等について、夫にのみ課されていた支給要件を撤廃することや、疾病の性質上、災害補償の事由に該当するかどうか等を容易に判断できない一定の疾病について、療養補償給付、休業補償給付、介護補償給付等の請求権の消滅時効時間を二年から五年に延長すること等が盛り込まれております。い

  113. ○川村雄大君 ありがとうございます

    ○川村雄大君 ありがとうございます。  予想どおりといいますか、データでありますけれども、やはり現状でも夫が受給しているというのは全体の一%程度、妻に比べてやっぱり大分少ないというような現状かと思います。  それから、今回の夫要件撤廃による新規対象者数、精緻な推計は困難だと思いますけれども、数十人という単位であるというふうに今御答弁がありまして、これまでの経過から考えますと、一旦は限定的な規模

  114. ○川村雄大君 ありがとうございました

    ○川村雄大君 ありがとうございました。やはり数十人という単位かなというふうに思います。  であれば、少なくとも財政上は、実態を把握した上で、例えば、過去に遡及まではしないまでも、施行日後分に係る経過措置の可否については検討をすべきではないかと、こう感じたわけであります。これについて、実は衆議院の厚労委員会でも議論があったというふうに理解をしておりますが、困難であるというような御答弁でございました

  115. ○国務大臣(上野賢一郎君) 今般の消滅時効の見直しにおきましては、疾病の性質上…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 今般の消滅時効の見直しにおきましては、疾病の性質上、業務災害等に当たるかどうか判断が難しい場合があり、実際に時効後に請求がなされた件数の割合が比較的高い疾病について消滅時効期間を五年としているところであります。  対象疾病については、本法案の成立後、政令で定めることとしておりますが、具体的には、脳梗塞、心筋梗塞、うつ病、石綿による肺がん、中皮腫等を想定をしておりますが

  116. ○川村雄大君 適時適切に対象疾病見直していくということでございました

    ○川村雄大君 適時適切に対象疾病見直していくということでございました。脳・心臓疾患って、つまり虚血性の疾患であります。  関連して、高次脳機能障害を取り上げたいと思います。  高次脳機能障害は、外見上分かりにくく、本人や家族、医療機関もなかなか気付かないまま放置されてしまうということが問題でございます。例えば、記憶障害、新しいことを覚えられないとか、注意障害、一つのことに集中できない、遂行機能

  117. ○川村雄大君 ありがとうございます

    ○川村雄大君 ありがとうございます。  高次脳機能障害につきましては、昨年の臨時国会で高次脳機能障害者支援法が成立をいたしておりますので、この高次脳機能障害ということについてもしっかり社会的にも認知を高めていきたいというふうに考えております。  次に、職業性がんと労災病院の役割について伺います。  全国に三十ある労災病院等では、独自の病職歴調査を行っております。これは、労災病院に入院した患者

  118. ○川村雄大君 ありがとうございます

    ○川村雄大君 ありがとうございます。  まさにアスベストのみならず様々なことが職業がんの引き金になるということも考慮、検討、常に入れていただければと思います。  そして、最後、改めて、全国に今三十ある労災病院等の社会的使命をどのように位置付けているのかを御見解を伺えればと思います。また、この労災病院で蓄積をしてきたこの病職歴調査の知見を最大限に活用して、職業性がんを含む職業性疾病に関する科学的

  119. ○国務大臣(上野賢一郎君) 労災病院等を運営をいたします独立行政法人労働者健康…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 労災病院等を運営をいたします独立行政法人労働者健康安全機構に対して、厚生労働省が示す中期目標がございます。それにおいては、労災病院は、勤労者医療の充実に向け、疾病の予防から診断、治療及び治療と仕事の両立支援までの一貫した取組等を推進することや、得られた知見や好事例を他の医療機関に情報提供すること等を政策的役割としております。  御指摘の病職歴調査については、職業と疾病

  120. ○川村雄大君 どうもありがとうございました

    ○川村雄大君 どうもありがとうございました。以上で終わります。

  121. ○委員長(小川克巳君) 午後一時三十分に再開することとし、休憩いたします

    ○委員長(小川克巳君) 午後一時三十分に再開することとし、休憩いたします。    午後零時五分休憩      ─────・─────    午後一時三十分開会

  122. ○委員長(小川克巳君) ただいまから厚生労働委員会を再開いたします

    ○委員長(小川克巳君) ただいまから厚生労働委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、労働者災害補償保険法等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。

  123. ○猪瀬直樹君 日本維新の会の猪瀬直樹です

    ○猪瀬直樹君 日本維新の会の猪瀬直樹です。  まず、労災保険について伺います。  今般の法改正で、労災年金の一つである遺族補償年金の受給者の資格要件が変わることになりました。具体的には、夫だけに課せられていた、配偶者の死亡時に五十五歳以上又は一定の障害の状態にある者という要件が撤廃されます。これ、どういう影響があるかということは先ほど川村議員が質問しましたので、これについては質問省略させていた

  124. ○国務大臣(上野賢一郎君) 労働災害に伴う補償責任は、事故が発生をしたその時点…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 労働災害に伴う補償責任は、事故が発生をしたその時点における事業主集団が負うべきだとの考え方から、労災保険の年金の給付に要する費用については、事故が発生した時点において、将来の費用も含めて保険料として全額事業主から徴収をしています。この年金の給付に要する費用を含めた保険料などの収入から保険給付等と社会復帰等促進事業に要する費用などを差し引いた額について、積立金として積み立

  125. ○猪瀬直樹君 だから、運用については財投でということは分かりましたが、しかし、…

    ○猪瀬直樹君 だから、運用については財投でということは分かりましたが、しかし、その財投の運用益の使途についてお尋ねしますけれども、財投の運用益、資料二、御覧になってください。上の方に九百四十四億円、財投、預託金利利子収入九百四十四億円と書いてありますね。この収入がどこに行くかというと、今度、下の方、左下の方に、右下の方に社会復帰促進事業に七百九十七億円回っていますと。  そこで、上野大臣に伺いま

  126. ○国務大臣(上野賢一郎君) この社会復帰促進等事業から予算が交付されている団体…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) この社会復帰促進等事業から予算が交付されている団体等、多数ありますけれども、そのうち労働災害防止に関係する独立行政法人は一団体、特別民間法人は五団体であります。これらについてお答えをさせていただきたいと思います。  各団体の令和六年度決算における収入については、まず、独立行政法人労働者健康安全機構の収入は約三千八百七十五億円ですが、そのうち社会復帰促進等事業からの交付

  127. ○猪瀬直樹君 今のことで重ねてお尋ねするけれども、中央労働災害防止協会は、専務…

    ○猪瀬直樹君 今のことで重ねてお尋ねするけれども、中央労働災害防止協会は、専務理事はそちらの天下りですね。月額百三万円というふうに僕は聞いていますけれども。それで、これボーナス入っていないんで、年収レベルで幾らになりますか。

  128. ○国務大臣(上野賢一郎君) 中央労働災害防止協会の常勤の専務理事につきましては…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 中央労働災害防止協会の常勤の専務理事につきましては、年額で約千六百万円となります。

  129. ○猪瀬直樹君 それでは、ついでにお尋ねしますけれども、建設業労働災害防止協会の…

    ○猪瀬直樹君 それでは、ついでにお尋ねしますけれども、建設業労働災害防止協会の専務理事は幾らですか。

  130. ○国務大臣(上野賢一郎君) 建設業労働災害防止協会の専務理事、常勤でありますが…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 建設業労働災害防止協会の専務理事、常勤でありますが、年額で約千七百万円となります。

  131. ○猪瀬直樹君 そちらにいろいろと問合せをして月額しか出してこなかったんですけど…

    ○猪瀬直樹君 そちらにいろいろと問合せをして月額しか出してこなかったんですけど、今お答えで、年収レベルで千六百万とか千七百万とか、かなり高額な報酬を受けているということが分かりました。  つまり、これ天下り先というのをつくるためにこういうふうなシステムになっているんじゃないかと疑わざるを得ないんですが、この役員報酬というのは適正だと思いますか。大臣、お答えください。

  132. ○国務大臣(上野賢一郎君) まさに、そのOBがいらっしゃるということであります…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) まさに、そのOBがいらっしゃるということでありますけれども、役員の選任については、過去とは選任の方法、相当異なると考えておりまして、それぞれの団体におきまして、適切な選考方法をもって、またその職務に照らして妥当な者を任命をしているというふうに考えています。

  133. ○猪瀬直樹君 そういうお答えは予想はしていたんですが、改めて、もう一度資料二の…

    ○猪瀬直樹君 そういうお答えは予想はしていたんですが、改めて、もう一度資料二の方を御覧になっていただきますが、財投の預託金利子収入が約一千億円あるわけですね。そして、天下り組織に八百億円近く行っていると。このシステムをそのままやりながらこれを続けていくということであれば、保険料、保険料を更に下げるという措置を講じた方がよいかというふうに思うんですね。  今後も、この天下りについて目を向けて注視し

  134. ○国務大臣(上野賢一郎君) まさに賃金を持続的に上げていくためには、労働生産性…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) まさに賃金を持続的に上げていくためには、労働生産性を持続的に上昇させるということは重要であります。

  135. ○猪瀬直樹君 同意していただけたということで、次の話に移りますけれども、一般に…

    ○猪瀬直樹君 同意していただけたということで、次の話に移りますけれども、一般に労働市場の流動性を高めることはマクロの労働生産性や経済成長率を高めると言われますが、なぜなら、労働生産性の低い業種の労働力が高い業種へとシフトしやすくなるからであります。特に、AIや自動化などの技術の進歩が劇的な現在、労働シフトが起こる可能性が高まっています。  では、具体的にどのような仕事でシフトが起こるのでしょうか

  136. ○国務大臣(上野賢一郎君) 労働者の解雇につきましては、御指摘の米国では、随意…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 労働者の解雇につきましては、御指摘の米国では、随意雇用原則では使用者がいついかなる理由であっても労働者を解雇することができる、そういうふうにされているのは承知をしておりますが、海外でも米国以外の国では、解雇には法令の規定ぶりなどは、これは国によって異なりますが、日本と類似をした正当な理由、これが求められるのが一般的だと承知をしております。  我が国における解雇ルールの

  137. ○猪瀬直樹君 しっかり考えていただいて、社会保障国民会議で給付付き税額控除のこ…

    ○猪瀬直樹君 しっかり考えていただいて、社会保障国民会議で給付付き税額控除のことを今やっているわけですけれども、そういうことをどんどん進めていかないと、日本がイノベーションのジレンマに陥ることなく国際競争力を維持し続けるためには、労働流動性を高めて労働生産性を上げる必要があるんですね。  今大胆な政策を次々と打ち出さないと、日本は先進国から転げ落ちてしまいます。その瀬戸際にいるという危機感を持た

  138. ○宮出千慧君 参政党の宮出千慧です

    ○宮出千慧君 参政党の宮出千慧です。よろしくお願いいたします。  本日は、労災保険法の一部を改正する法律案について御質問いたします。午前中の他の委員の方々と質問が少々かぶるところもありますが、よろしくお願いいたします。  今回の改正では、その疾病の性質上、業務上の疾病に該当するかどうかを容易に判断することができないものとして政令で定める疾病について、療養補償給付等を受ける権利の消滅時効期間を二

  139. ○宮出千慧君 今回の改正では、今おっしゃっていただいた脳・心臓疾患、精神疾患、…

    ○宮出千慧君 今回の改正では、今おっしゃっていただいた脳・心臓疾患、精神疾患、石綿関連疾病の三つを想定して政令で定める予定であると承知をしております。  一方で、業務上の疾病の中には、この三つの疾病以外にも、同様に因果関係の認識に時間を要するものが将来的に明らかになる可能性は否定できません。医学的知見の発展や働き方の変化に伴い、新たな業務起因性疾病の存在が明らかになることも考えられます。  そ

  140. ○国務大臣(上野賢一郎君) いずれにいたしましても、今後、施行状況を踏まえまし…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) いずれにいたしましても、今後、施行状況を踏まえまして、対象疾病の必要な追加、見直しを行うということも考えられますので、その際には労災保険部会へ諮ることとしたいと考えております。

  141. ○宮出千慧君 ありがとうございます

    ○宮出千慧君 ありがとうございます。  次に、労災保険の適用事業に関する暫定措置の廃止についてお伺いいたします。  現行制度では、農業、林業、水産業の一部の零細事業について、例えば農業であれば、個人経営で常時使用する労働者数が五人未満の事業については労災保険の加入が義務ではなく任意とされる、いわゆる暫定任意適用事業とされてまいりました。これは、昭和四十四年の労災保険法改正の際に、零細な第一次産

  142. ○宮出千慧君 ありがとうございます

    ○宮出千慧君 ありがとうございます。  本当に、普通の労働者の感覚として、こうしたマッチングサービスを通じて農家で働くと、農業で働くという以上は、その農家は当然に労災保険に加入をしていて、万一の事故の際には補償が受けられるものと私はちょっと考えていたんですけれども、しかしながら、実際には、現在は必ずしもそうではないということで、今御答弁いただいたとおり、暫定任意適用事業の仕組みの下では零細な農家

  143. ○宮出千慧君 次に、本改正案において、労災保険の特別加入制度における特別加入団…

    ○宮出千慧君 次に、本改正案において、労災保険の特別加入制度における特別加入団体の要件を法定化することが盛り込まれております。  特別加入制度は、本来労災保険の対象とならない中小事業主や一人親方等について労働者に準じた保護を及ぼす仕組みであり、その加入手続の窓口となるのが特別加入団体です。  現行制度では、この特別加入団体の承認要件は、法律や政省令ではなく、昭和四十年の通達により定められてきた

  144. ○宮出千慧君 ありがとうございます

    ○宮出千慧君 ありがとうございます。  ちょっと質問六を飛ばさせていただいて、次に行かせていただきます。  今回は労災保険法の改正が中心ではございますが、労働災害防止のための事前の予防措置を定める労働安全衛生法と実際に被災した労働者の補償を担う労災保険法とは、言わば車の両輪として労働者を守る仕組みを構成しているものと考えます。そこで、関連する論点として、改正労働安全衛生法における高齢労働者対策

  145. ○宮出千慧君 ありがとうございます

    ○宮出千慧君 ありがとうございます。  次に、精神障害に係る労災認定の状況についてお伺いいたします。  厚生労働省が公表した令和六年度の過労死等の労災補償状況によりますと、精神障害の労災請求件数は三千七百八十件、支給決定件数は千五十六件と、支給決定件数が初めて千件を超えて、六年連続で過去最多を更新したとのことです。請求件数、支給決定件数共に右肩上がりの傾向が続いており、精神障害を理由とする労災

  146. ○宮出千慧君 ありがとうございます

    ○宮出千慧君 ありがとうございます。  ちょっと質問九も飛ばさせていただきます。  最後に、精神障害の労災に係る業種別の状況についてお伺いをいたします。  先ほどの精神障害の労災請求、支給決定件数について、これを業種別に見ますと、請求件数、支給決定件数共に医療、福祉が最多となっております。令和六年度の支給決定件数は二百七十件と、他の業種と比べても突出した水準にあります。  医療、福祉分野、

  147. ○国務大臣(上野賢一郎君) まさに今委員から御指摘のあった課題につきましては、…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) まさに今委員から御指摘のあった課題につきましては、労働者保護という観点のみならず、医療、福祉の人手不足、そうしたものにも影響しかねない大変重要な論点、課題だと考えております。  令和六年度に業務災害として認定をされました医療、福祉業でありますが、精神障害の件数、二百七十件ということで大変多うございますし、その中では、顧客からの著しい迷惑行為、カスタマーハラスメント、ま

  148. ○宮出千慧君 ありがとうございます

    ○宮出千慧君 ありがとうございます。  今回、労災の補償状況というものを拝見しておりまして、精神障害の労災認定件数が増えている。もちろん時間外労働の長さであったり複数の要因があるとは思いますけれども、やはり様々なハラスメントも増えているということが分かりました。  これは、もちろん、何がハラスメントに当たるかというこの社会的な感度が高まったということもあるとは思います。そして、政府としても様々

  149. ○白川容子君 日本共産党の白川容子です

    ○白川容子君 日本共産党の白川容子です。  早速、労働災害補償法等改正案の質疑に入ります。これまでの質問と重複するところもありますけれども、御容赦いただきたいと思います。  まず、暫定任意適用事業について伺います。  労災保険は、原則として労働者を使用する全ての事業に適用されますが、農林水産業の一部については暫定任意適用事業として強制適用の例外となっています。  同事業は、相互間の労力交換

  150. ○白川容子君 適用上の課題について、私、質問をいたしましたその課題について、ど…

    ○白川容子君 適用上の課題について、私、質問をいたしましたその課題について、どう解消されたのかという明確な御答弁はなかったんですけれども、人材確保のためだという答弁がございました。  これは、二〇二四年の食料・農業・農村基本法の改定で、農業経営の基盤強化を図るために雇用の確保に資する労働環境の整備が規定をされて、その背景として、少子高齢化等の影響により人材確保が、獲得が全産業の共通の課題となる中

  151. ○白川容子君 時間の指定ですとか場所の管理等の要件を勘案をして総合的に判断する…

    ○白川容子君 時間の指定ですとか場所の管理等の要件を勘案をして総合的に判断するということですけれども、どのように労働者性を的確に把握するのかということとともに、労災防止の取組も一層重要さが増してきているというふうに思うんです。  農業における労災の発生も、就業者十万人当たり死亡事故者数も上昇傾向で、他産業と比べても高い状態が継続しています。  二〇二四年の要因別の死亡事故発生状況を見ますと、農

  152. ○国務大臣(上野賢一郎君) まず、労働災害防止対策でありますけれども、農業での…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) まず、労働災害防止対策でありますけれども、農業での労働災害防止対策については、災害発生事業場等への指導などに加えまして、事故の多い高所作業での墜落防止、農業機械の転落防止、刈り払い機による切れ、こすれの防止等について、農水省と連携をして事業者、労働者それぞれが講ずべき対策を分かりやすくまとめた研修資料を作成をいたしまして、その周知に努めているところであります。  また

  153. ○白川容子君 今後、労働者性の判断に関するリーフレット等を作成するということで…

    ○白川容子君 今後、労働者性の判断に関するリーフレット等を作成するということでありますけれども、現場に混乱が生じないようにしっかりと対応していただきたいというふうに思います。  でも、そもそもなぜここまで農業の担い手が減少してしまったのかと。私は、農業で生計を立てることが難しいために担い手が減ってしまっているのだろうというふうに思います。労災の適用の義務化など、やっぱり、雇用環境を整えることも必

  154. ○国務大臣(上野賢一郎君) 労働者該当性につきましては、先ほど来答弁をさせてい…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 労働者該当性につきましては、先ほど来答弁をさせていただいているとおりでございますけれども、雇用契約によらずに働く場合に、業種、業態によって指導、指揮監督の態様なども様々でありますので、やはり総合的に個々の労働実態を踏まえて判断することが必要であります。  そのためには、個々の労働実態を踏まえずに労働者性を判断することや、プラットフォームを提供する企業を一律に使用者と判

  155. ○白川容子君 一律に使用者と判断することを求めているのではなくて、一定の基準に…

    ○白川容子君 一律に使用者と判断することを求めているのではなくて、一定の基準に該当する場合に、例えばプラットフォーム事業者が従業者の労働について指揮命令と管理を行っていることを示す事実が確認された場合は、プラットフォーム事業者を雇用主に推定するなど、更なる保護のために検討していただくことを求めておきたいというふうに思います。  最後に、メリット制についても一問伺いたいと思います。  メリット制

  156. ○国務大臣(上野賢一郎君) メリット制は、事業主間の保険料負担の公平性の確保と…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) メリット制は、事業主間の保険料負担の公平性の確保と事業主の労働災害防止努力の一層の促進、これを目的といたしまして、事業場の労働災害の多寡に応じて労災保険料率を増減させる仕組みであります。  メリット制による災害防止の効果でありますが、メリット制によって保険料が引き上げられた事業場については、被災者数の前年度からの増減率、これが全事業場の被災者数の前年度からの増減率より

  157. ○白川容子君 先ほど来、御質問の答弁にも、実態調査を実施するという御答弁もあり…

    ○白川容子君 先ほど来、御質問の答弁にも、実態調査を実施するという御答弁もありました。この実態調査、この結果を踏まえて、廃止も含めた対応を検討もしていただくことを求めまして、私の質問を終わります。

  158. ○天畠大輔君 代読します

    ○天畠大輔君 代読します。  れいわ新選組の天畠大輔です。  私はいつも、社会の中で見えにくくされている人たちのことを考えています。制度からこぼれ落ちる人、声を上げたくても上げられない人、働いているのに守られていない人。今回の労災保険法改正案も、そうした人たちに光が当たるものになっているのかという視点から、主にフリーランスの働き方をされている人たちについて質問します。  このほど、全国の俳優

  159. ○天畠大輔君 代読します

    ○天畠大輔君 代読します。  確かに、現状では、特別加入の対象は法令上、狭い意味での労働者とは言えないとされる、従業員を雇わない一人親方、フリーランスのアーティストなどです。しかし、一旦労働災害が発生した場合、次の日からの生活が脅かされることは同じです。こうしたフリーランスが法的な労働者として認められるよう、早期に検討することを求めます。  もう一つの要望について伺います。  現行の文化芸術

  160. ○国務大臣(上野賢一郎君) 発注者と受注者間における特別加入のための保険料は、…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 発注者と受注者間における特別加入のための保険料は、様々なコストの負担の在り方を話し合う中で合意すべきものであります。また、特別加入は任意であります。そうしたことから、一律に発注者負担とすることや発注者が保険料負担について協議に応じる義務を明確化することはなかなか難しいと考えています。ただ、両者の合意によって発注者が保険料相当額を実質的に負担する、そうしたことはあり得るも

  161. ○委員長(小川克巳君) 天畠君が発言の準備をしておりますので、お待ちください

    ○委員長(小川克巳君) 天畠君が発言の準備をしておりますので、お待ちください。

  162. ○天畠大輔君 ありがとうございます

    ○天畠大輔君 ありがとうございます。ガイドラインの周知徹底と協議の義務化をお願いします。代読お願いします。  ところで、文化芸術分野のアーティストやプラットフォーム事業の就労者などの働き手は、労働基準の遵守やハラスメント防止の面で大きく立ち遅れている実態が指摘されてきました。こうした分野の労働者に対する労働基準法や最賃法上の違法行為及びハラスメントなどの不法行為に関する対応と現状認識について、厚

  163. ○天畠大輔君 代読します

    ○天畠大輔君 代読します。  ただいま八九・八%がハラスメントを受けた経験なしという調査結果が厚労省から示されました。しかし、日本芸能従事者協会の調べによると、約六〇%がパワハラの、約三五%がセクハラの被害を受けたといいます。厚労省は本当に実態を把握しているのか、懸念が払拭できません。これを機に、ハラスメントのみならず、様々な処遇をめぐってどれだけ自分の要望を訴える機会があるのかなど、広範な調査

  164. ○国務大臣(上野賢一郎君) お尋ねのような不安やちゅうちょそのものに関する実態…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) お尋ねのような不安やちゅうちょそのものに関する実態調査というのは承知をしておりませんが、令和二年にフリーランス実態調査において、フリーランスとして働く上での障壁を調査したところ、収入が少ない、安定しないが約六割と最も多かったところであります。また、取引先とのトラブル経験者が約四割でありますが、そのうち交渉せずに受け入れたとする者が約二割見られまして、主な理由は、取引打切

  165. ○委員長(小川克巳君) 天畠君が発言の準備をしております

    ○委員長(小川克巳君) 天畠君が発言の準備をしております。お待ちください。

  166. ○天畠大輔君 声を上げられない沈黙の中にこそ、見過ごせない実態があります

    ○天畠大輔君 声を上げられない沈黙の中にこそ、見過ごせない実態があります。大臣、更なる調査を検討してください。いかがでしょうか。

  167. ○国務大臣(上野賢一郎君) フリーランス・事業者間取引適正化等法が施行されてお…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) フリーランス・事業者間取引適正化等法が施行されておりまして、これに基づいて様々な政策が進められております。  この法律は、厚労省を始め各省との共管の法律でありますので、調査の実施等についてはこの関係省庁で相談をする必要がありますので、今この段階でなかなか申し上げることは難しいわけでありますが、法の施行状況とか、フリーランスの皆さんの実態であったりとか、そうしたものはし

  168. ○委員長(小川克巳君) 天畠君が発言の準備をしておりますので、お待ちください

    ○委員長(小川克巳君) 天畠君が発言の準備をしておりますので、お待ちください。

  169. ○天畠大輔君 調査を検討してください

    ○天畠大輔君 調査を検討してください。代読お願いします。  ただいま、先ほど、八九・八%がハラスメントを受けた経験なしという調査結果が厚労省から示されました。しかし、日本芸能従事者協会の調べによると、約六〇%がパワハラの、三五%がセクハラの被害を受けたと、失礼しました。済みません、ちょっと元に戻ります。  先ほど大臣が引用した実態調査から見えてくるフリーランスの実態は、まず第一に、四十代以上の

  170. ○国務大臣(上野賢一郎君) フリーランスを始め、多様な働き方をされている方々の…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) フリーランスを始め、多様な働き方をされている方々の御意見を踏まえながら労働政策に関する議論が進められていくことは重要だと考えています。  これまでも、フリーランスの方々に関連する内容について労働政策審議会において議論を行う際には、フリーランスの関係団体からのヒアリングを通じて御意見をいただいてまいりました。例えば、フリーランス関係団体へのヒアリングについては、労災保険

  171. ○天畠大輔君 代読します

    ○天畠大輔君 代読します。  労政審における公労使の三者体制が、公正を装う形だけの制度であってはなりません。いわゆる主流と位置付けられている典型的雇用形態の労働者だけではなく、日本国内の様々な働き方、全ての属性を有する働き手が当事者として参画し、その声が政策立案の場で反映されるべきと申し上げて、次の質問に行きます。  公正取引委員会に伺います。  いわゆるフリーランスのアーティストのみならず

  172. ○天畠大輔君 代読します

    ○天畠大輔君 代読します。  この人は自分の言うことに何でも従う、あるいは、自分はこの人に何でも命令できるという関係に陥ったとき、両者の関係性は極めていびつなものに転落し、やがて腐敗すると思います。それを食い止めるのが人権規範であり、憲法上の諸原則です。あらゆる商取引は客観的に見て公平公正でなければならないし、何人も他人を物扱いしてはならないはずです。あらゆる取引の現場でその原則を貫徹せよと命じ

  173. ○国務大臣(上野賢一郎君) 老齢年金と障害年金など、二種類以上の年金の受給権が…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 老齢年金と障害年金など、二種類以上の年金の受給権が発生をした場合には、原則としていずれか一方の年金のみを支給し、もう一方は支給停止をする、そういった併給調整を行っております。  これは、年金において、老齢、障害、死亡といった複数の保険事故が発生をした場合であっても所得保障の必要性の程度は比例的に加重されるわけではないことを踏まえた取扱いであり、適当なものだと考えており

  174. ○理事(自見はなこ君) 天畠君が発言の準備をしておりますので、お待ちください

    ○理事(自見はなこ君) 天畠君が発言の準備をしておりますので、お待ちください。    〔理事自見はなこ君退席、委員長着席〕

  175. ○天畠大輔君 困難は足し算ではなく掛け算であることを政府は分かっていないようで…

    ○天畠大輔君 困難は足し算ではなく掛け算であることを政府は分かっていないようですね。代読お願いします。  ただいま厚労省は、複数の保険事故が発生した場合であっても所得保障の必要の程度は比例的に加重されるわけではないと答弁されました。しかし、私は理解できません。障害を負った上に配偶者を亡くした人、障害を負った上に高齢となり、更に生活基盤が弱くなった人、生活の困窮には様々な理由があります。困難は、決

  176. ○国務大臣(上野賢一郎君) 仮に消滅時効を撤廃をした場合には、過去の事実の立証…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) 仮に消滅時効を撤廃をした場合には、過去の事実の立証が困難な事案が増えるなど、多数の事案に対応しなければならない労災保険制度の適正な運営に支障が生じるおそれがありますので、消滅時効の撤廃は困難だと考えております。  労災保険制度の不知や手続の失念等により時効期間を徒過して請求された事案も一定程度存在をいたしますが、消滅時効の期間の延長ではなくて、労災保険の申請を考慮する

  177. ○天畠大輔君 時間ですので、まとめます

    ○天畠大輔君 時間ですので、まとめます。  被災労働者を本当の意味で保護するためにも、消滅時効の撤廃を求めて、質問を終わります。

  178. ○委員長(小川克巳君) 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認め…

    ○委員長(小川克巳君) 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。  これより討論に入ります。  御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。

  179. ○天畠大輔君 新たなビジネスモデルで雇用を劣化させてはなりません

    ○天畠大輔君 新たなビジネスモデルで雇用を劣化させてはなりません。代読お願いします。  れいわ新選組の天畠大輔です。  私は、会派を代表して、労働者災害補償保険法等の一部を改正する法律案に対して、反対の立場から討論を行います。  本法案は、就業構造の変化と働き方の多様化に対応し、労働災害に対するセーフティーネットを強化することを主要な目的としています。改正案には、遺族補償年金の支給要件の見直

  180. ○委員長(小川克巳君) 他に御意見もないようですから、討論は終局したものと認め…

    ○委員長(小川克巳君) 他に御意見もないようですから、討論は終局したものと認めます。  これより採決に入ります。  労働者災害補償保険法等の一部を改正する法律案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕

  181. ○委員長(小川克巳君) 多数と認めます

    ○委員長(小川克巳君) 多数と認めます。よって、本案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  この際、小西君から発言を求められておりますので、これを許します。小西洋之君。

  182. ○小西洋之君 私は、ただいま可決されました労働者災害補償保険法等の一部を改正す…

    ○小西洋之君 私は、ただいま可決されました労働者災害補償保険法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・無所属の会、立憲民主・無所属、国民民主党・新緑風会、公明党、日本維新の会、参政党及び日本共産党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     労働者災害補償保険法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当たり、次の事項に

  183. ○委員長(小川克巳君) ただいま小西君から提出されました附帯決議案を議題とし、…

    ○委員長(小川克巳君) ただいま小西君から提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。  本附帯決議案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕

  184. ○委員長(小川克巳君) 全会一致と認めます

    ○委員長(小川克巳君) 全会一致と認めます。よって、小西君提出の附帯決議案は全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。  ただいまの決議に対し、上野厚生労働大臣から発言を求められておりますので、これを許します。上野厚生労働大臣。

  185. ○国務大臣(上野賢一郎君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては…

    ○国務大臣(上野賢一郎君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力してまいります。

  186. ○委員長(小川克巳君) なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御…

    ○委員長(小川克巳君) なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

  187. ○委員長(小川克巳君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします

    ○委員長(小川克巳君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後三時十三分散会