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内閣委員会

2026年6月9日

116件の発言

  1. ○委員長(北村経夫君) ただいまから内閣委員会を開会いたします

    ○委員長(北村経夫君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日までに、宮本和宏君が委員を辞任され、その補欠として見坂茂範君が選任されました。     ─────────────

  2. ○委員長(北村経夫君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします

    ○委員長(北村経夫君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  経済施策を一体的に講ずることによる安全保障の確保の推進に関する法律及び株式会社国際協力銀行法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官門松貴君外十七名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

  3. ○委員長(北村経夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします

    ○委員長(北村経夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────

  4. ○委員長(北村経夫君) 経済施策を一体的に講ずることによる安全保障の確保の推進…

    ○委員長(北村経夫君) 経済施策を一体的に講ずることによる安全保障の確保の推進に関する法律及び株式会社国際協力銀行法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。

  5. ○松川るい君 自由民主党の松川るいです

    ○松川るい君 自由民主党の松川るいです。  本日、経済安保推進法改正案の締めくくりに当たる日だというふうに理解しております。これまで、衆議院、そしてこの本委員会におきましても各委員からの大変活発な御議論があって、随分この法案の改正についての理解というのは進んできたと思うんですね。  私、今回のこの質問では、特に私が重要だと考えている点、それは集団的自律性について着目をして質問したいと思っており

  6. ○松川るい君 ありがとうございます

    ○松川るい君 ありがとうございます。  あと、重要な点として、これ民間事業をJBICの劣後債なんかも使いながら支援するということだと思うんですけど、そのときに、民間事業というのは、別に大企業で大きなところだけじゃなくて、スタートアップだとか中小企業とかも対象になるという理解でよろしいでしょうか。

  7. ○松川るい君 ありがとうございます

    ○松川るい君 ありがとうございます。  だから、例えば、シーレーンに位置しているインドネシアの港湾を民間の事業者が拡大をしたりするというのを、民間の事業なんで直接ODA使いにくいねというときにも、このJBICがある程度リスクを取った投資をして港湾を拡大すれば、インドネシア自身の能力も上がるし、日本のいろんな船が寄港したりもできるので、そういう意味で日本にとってもメリットになるということだというふ

  8. ○松川るい君 なるほど

    ○松川るい君 なるほど。例えば半導体が足りなくなったときに韓国から融通ができるよとかいうことであったりとか、例えばどこかの国から輸出規制を行われて日本の水産物が売れなくなったというようなことがあったときに、その水産物を連携しているほかの国に買ってもらうことによってレジリエンスを高めるとか、そういったことも念頭にあるような考え方であるというふうに理解をしました。  要するに、仲間とともにサプライチ

  9. ○大臣政務官(大西洋平君) お答えを申し上げます

    ○大臣政務官(大西洋平君) お答えを申し上げます。  自由で開かれたインド太平洋、すなわちFOIPは、御承知のとおり、太平洋とインド洋という二つの海を囲む成長著しいアジアと潜在力あふれるアフリカという二つの大陸において連結性を強化し、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持強化することにより、インド太平洋地域、ひいては世界の平和と安定、繁栄を確保していくというビジョンでございます。ODAや二

  10. ○松川るい君 まさにおっしゃったとおりだと思うんですけれども、ここでちょっと私…

    ○松川るい君 まさにおっしゃったとおりだと思うんですけれども、ここでちょっと私懸念していることがございまして、ODAです。  OSAの予算は、この三年で、二十億で始めたのが今百八十億で、九倍増なんですね。といっても、元は小さいですから、ただ順調に伸びていて、これは非常に活用されていると。ただ、ODAは、一九九七年のピーク時から、今半分ぐらいの五千六百億ぐらいですか、ちょっと増えたかもしれませんけ

  11. ○大臣政務官(大西洋平君) お答えを申し上げます

    ○大臣政務官(大西洋平君) お答えを申し上げます。  ODAは日本外交を推進するための重要なツールでございまして、今、国際環境で大きく変化する中、ODAの戦略的意義は一層高まってございます。今般、経済安全保障推進法の改正を通じて、経済安全保障上重要な事業を支援する特定海外事業促進制度、御案内のとおり、OESAが創設されるものと承知をしております。  外務省といたしましては、資源調達の多角化や我

  12. ○松川るい君 お願いいたします

    ○松川るい君 お願いいたします。  はっきり言って、アメリカがこういう国際的な支援に後ろ向きになっている中で、日本がやっぱりその役割を一層補完する、むしろODAは増やさないといけない状況にあると思うんですね。  しかも、例えばモザンビークのナカラ回廊で資源がたくさん取れますけど、そういう資源国に支援をするという、支援によって、ODAによって支援をすれば、その国との関係が深まれば、限られた資源を

  13. ○国務大臣(小野田紀美君) 総合的な経済安全保障シンクタンクが国際的にプレゼン…

    ○国務大臣(小野田紀美君) 総合的な経済安全保障シンクタンクが国際的にプレゼンスを示し、世界的なネットワークを構築していくことは、シンクタンクの調査研究や政策提言の高度化のみならず、経済安全保障の国際世論の形成の観点からも大変重要であるというふうに考えております。  御審議いただいている本法案が成立した際には、本年度中にシンクタンクを設立し、例えば海外の主要なシンクタンクと共同研究などを行うこと

  14. ○松川るい君 小野田大臣の力強いお言葉に勇気が出ました

    ○松川るい君 小野田大臣の力強いお言葉に勇気が出ました。是非、本当にお願いします。  その際に、CSISとかそういうもちろんアメリカ、欧米のシンクタンクもあるんですけど、アジアのシンクタンクとも是非つながっていただいて、やっぱりインド太平洋といったら日本だよねというような、そういう世論形成の場所になるようにお力添えお願いします。  ちょっと次にお伺いしたいのが官民協議会でございます。  これ

  15. ○国務大臣(小野田紀美君) 御指摘のとおり、官民協議会は、構成員に国家公務員と…

    ○国務大臣(小野田紀美君) 御指摘のとおり、官民協議会は、構成員に国家公務員と同等の守秘義務を課すことで、政府と民間事業者等が経済安全保障に関する脅威やリスク認識等の情報を共有して対策の協議を促進するものです。  こうした官民協議会の性質に鑑みると、情報提供について主に想定しているのは、政府や民間事業者同士が時事問題に関する公の情報を広く共有することを目的とするものではなく、一定の保秘が求められ

  16. ○松川るい君 ありがとうございます

    ○松川るい君 ありがとうございます。  私は名前が良くないと思うんですね、この官民協議会という何か一般っぽい名前。もうちょっと何か特別な場所だということが分かるようなネーミングに変えることも、本来、まあでも、法案に書いちゃったのでしようがないんですけど、御検討いただいた方がよかったんじゃないかと思います。  いずれにしましても、改めまして、小野田大臣の、リーダーとして、トップリーダーとして、是

  17. ○鬼木誠君 立憲民主・無所属の鬼木誠でございます

    ○鬼木誠君 立憲民主・無所属の鬼木誠でございます。本日もよろしくお願い申し上げます。  前々回の委員会で、基幹インフラ制度の対象事業に医療分野を加える、追加をするということについて、幾つかの課題について御質問させていただきました。この点、公明党の司委員からも、現場実態に基づく様々な課題について、あるいは病院システムに関する質問もなされたところでございますが、私も同様の問題意識ではあるんですけれど

  18. ○鬼木誠君 ありがとうございます

    ○鬼木誠君 ありがとうございます。  一気に全部はちょっと無理だよねということだというふうに私は思っているんですね。今回の医療分野追加についても、三年という時間を掛けながら進めていくというようなことになっている。スピード感を持って医療分野における対処、対応を進めていくということについてはやっぱり無理があると。あるいは、そこまでスピード感を持った対応というのは厳しいというようなことも考えていらっし

  19. ○鬼木誠君 ありがとうございます

    ○鬼木誠君 ありがとうございます。  御丁寧な対応をいただけるというものと今の答弁で確信をいたしました。是非、過度な負担にならないようにということについては御配慮いただきたいというふうに思います。  次に、官民協議会についてお尋ねをしたいというふうに思います。  今ほども御質問ございまして、一定の保秘が求められるものについてというような想定についてのお話もございました。この官民協議会が設置さ

  20. ○国務大臣(小野田紀美君) 官民協議会では、経済安全保障上の幅広い課題について…

    ○国務大臣(小野田紀美君) 官民協議会では、経済安全保障上の幅広い課題について、その時々の情勢等を踏まえつつ、官民で情報共有や対策の協議を行うべきテーマを設定し、テーマに応じて必要な産学官の関係者の参画を得て議論を行うことになります。  構成員として、総務省や地方三団体ではなく個別の自治体が参加するのはどのようなテーマかというお尋ねの趣旨もあると理解したんですけれども、例えば特定の地域の社会イン

  21. ○鬼木誠君 ありがとうございます

    ○鬼木誠君 ありがとうございます。特定の地域に関わる課題については自治体限定というようなことについては今の答弁で分かりました。  この官民協議会あるいは官民連携の強化という点については、サイバー対処能力強化法においても能動的サイバー防御の柱の一つとして掲げられておりまして、ここでも協議会が設置をされ、この協議会にも自治体の参加というようなことが想定をされているというふうに理解をしています。  

  22. ○鬼木誠君 ありがとうございました

    ○鬼木誠君 ありがとうございました。  そうしたら、今回の改正法における官民協議会への地方公共団体の参加の在り方について、これにつきましても同様に、当該の地方公共団体等々から意見交換、意見を聴取をするなどしてというような検討の在り方になるのかということについて、改めて確認をさせていただきたいと思います。

  23. ○鬼木誠君 ありがとうございました

    ○鬼木誠君 ありがとうございました。  最後おっしゃっていただいたように、関係者との意見交換、意見聴取をしっかり行っていただいてということについては重ねてお願いをしておきたいというふうに思います。  ちょっと心配をしているのは、サイバー対処能力強化法の審議の中で、今日もお話ありましたけれども、やっぱり機微情報の提供が行われる、あるいは共有をすることになる、そうなるとセキュリティークリアランス制

  24. ○鬼木誠君 御丁寧にありがとうございました

    ○鬼木誠君 御丁寧にありがとうございました。  運用基準読まさせていただきましたが、かなり網羅的に記載をいただいているものというふうに思っておりますし、今答弁いただきましたように、個別の事案については今のところまだ上がってきていないということだと思います。この点、相談窓口等についても設置をしていただいていると、あるいはそういう制度をもうつくっていただいているというふうに思いますので、引き続きしっ

  25. ○国務大臣(小野田紀美君) 官民協議会においては、構成員に国家公務員と同様の守…

    ○国務大臣(小野田紀美君) 官民協議会においては、構成員に国家公務員と同様の守秘義務を課すことで、機微な情報を含め政府から民間企業、自治体等に提供することを可能にしております。  その上で、政府から提供する情報の中に機密性の高い情報が含まれる場合には、必要に応じてセキュリティークリアランス制度、ここでは重要経済安保情報保護活用法を活用し、当該情報を取り扱うことが見込まれる者に限り適性評価を実施す

  26. ○鬼木誠君 ありがとうございます

    ○鬼木誠君 ありがとうございます。  その辺の丁寧な説明が必要だろうというふうに思いますし、ただ一方で、先ほど御答弁ありましたように、官民協議会の中でやっぱり機微な情報の提供と共有ということがどうしても必要になる場面というのは出てくると思うんですよね。その際に配意をいただくということについては是非重ねてお願いをしておきたいというふうに思います。  もう一点、最後の質問になるでしょうかね、官民協

  27. ○国務大臣(小野田紀美君) 官民協議会においては、政府から民間企業等に機微な情…

    ○国務大臣(小野田紀美君) 官民協議会においては、政府から民間企業等に機微な情報を提供することを可能とするとともに、民間企業等から情報提供を容易にするよう構成員に国家公務員と同等の守秘義務を課し、情報の漏えい等に関する罰則を規定しているというのは繰り返し申し上げているとおりですが、委員御指摘の未公開情報に基づく登記や投資の取扱いについては、例えば民間企業等から情報提供されたインサイダー情報を用いて

  28. ○鬼木誠君 理解いたしました

    ○鬼木誠君 理解いたしました。  どうもありがとうございました。終わります。

  29. ○塩村あやか君 立憲民主・無所属の塩村です

    ○塩村あやか君 立憲民主・無所属の塩村です。よろしくお願いいたします。  今回の特定海外事業の促進と、今回は海外事業の促進とグローバルサウスの連携についてお伺いをしたいなというふうに思っております。  インフラ投資にかなり偏重しているんじゃないかなというふうに印象を受けておるんですが、そのものの意義については否定はしません。一方で、経済安保とその核心というのは、特定国への過度な依存を脱却して、

  30. ○国務大臣(小野田紀美君) 委員御指摘のとおり、我が国のみで自律性を確保するこ…

    ○国務大臣(小野田紀美君) 委員御指摘のとおり、我が国のみで自律性を確保することが困難な重要物資のサプライチェーン多角化などのためには、グローバルサウス、もちろんフィリピンも含むいろんな、フィリピン始め準同盟国、同志国、グローバルサウスを含むところと緊密に連携することは重要だというふうに考えております。  例えば重要鉱物については、こうした国々と鉱物資源の採掘や製錬を支援するといった連携も行って

  31. ○塩村あやか君 ありがとうございます

    ○塩村あやか君 ありがとうございます。  やっぱりグローバルサウスと連携をしていくことはこの先の日本にとって非常に重要だというふうに考えておりますので、特にお願いをしておきたいというふうに思っております。  その上で、資料の一を御覧いただきたいんですけれども、これ金曜日の予算委員会でも使わせていただいた資料になります。  経済安保の確立には、やっぱりサプライチェーンの強靱化だけではなくて、大

  32. ○副大臣(舞立昇治君) 御質問ありがとうございます

    ○副大臣(舞立昇治君) 御質問ありがとうございます。  まず、為替相場の変動は輸出入等を通じ国民生活や企業の事業活動に影響を及ぼしますので、為替政策は経済を支える上で重要であると考えております。  その上で、為替に関する具体的なコメントは差し控えますが、円安の影響について一般論として申し上げれば、輸出などを通じて企業の売上げが改善するといった面がある一方で、御指摘の重要物資の国外からの調達に対

  33. ○塩村あやか君 つまり、やはり適切に対応しなくてはいけないというぐらいにやっぱ…

    ○塩村あやか君 つまり、やはり適切に対応しなくてはいけないというぐらいにやっぱり影響あると、マイナス面があるという理解でよろしいでしょうか。

  34. ○副大臣(舞立昇治君) 具体的なコメントは差し控えさせていただきますが、これは…

    ○副大臣(舞立昇治君) 具体的なコメントは差し控えさせていただきますが、これは総理や大臣も言っておられますけれども、為替変動にも強い経済を高市政権でつくっていくことで、しっかりと円の信認確保にも努めてまいりたいというふうに考えております。

  35. ○塩村あやか君 ありがとうございます

    ○塩村あやか君 ありがとうございます。  私がお伝えしたいのは、今の円安の状況って国民生活にも非常にきついということ、ここもみんなで共有しておきたいなというふうに思っています。  こういう質疑をしたときには、これまでもレクなどでは円安というのは大企業にとってプラスの面が大きいんだみたいな話も聞いてきましたけれども、この数十年間やってみた結果、やっぱり輸入に頼っている日本としてみれば、価格が高く

  36. ○副大臣(堀井巌君) お答え申し上げます

    ○副大臣(堀井巌君) お答え申し上げます。  まず、基本的な我々の認識でありますけれども、国連は、加盟国数が創設当時の五十一か国から現在は百九十三か国にまで大幅に増えております。一方で、安保理の構成は御案内のとおりほとんど変わっておりません。現在の構成は国際社会の実態を反映していないと考えております。国際社会の諸課題により効果的に安保理が対処できるように、改革を推進し、安保理の代表性と正当性を向

  37. ○塩村あやか君 御提案でもないですけれども、苦言は申し上げておきたいと思います

    ○塩村あやか君 御提案でもないですけれども、苦言は申し上げておきたいと思います。二十一年たっているわけです。二十一年たって日本の状況はどうなっているのかというと、厳しい状況に経済上も立たされているというふうになったときに、私たちが常任理事国に入りたいと言った場合にどれぐらいの国が応援してくれるんだろうかということも考えなきゃいけないと思いますし、お隣の韓国だって力を付けてきておりまして、そもそも論

  38. ○副大臣(三谷英弘君) お答えいたします

    ○副大臣(三谷英弘君) お答えいたします。  現行国籍法は、基本的に重国籍を認めておりません。これは、重国籍者については、どちらの国家が保護すべきかという外交保護権の衝突や、それぞれの国家において別に登録されることによる身分関係の混乱といった弊害が生ずるおそれがあること等を踏まえたものでございます。  我が国におきまして、御指摘いただいたとおり、広く重国籍を許容することについて様々な意見がある

  39. ○塩村あやか君 日系人大会でも皆さんが要望しているところもあります

    ○塩村あやか君 日系人大会でも皆さんが要望しているところもあります。どんどんと日系人が減っていくという状況に日本は今あるということを、ほかの国とは違うんだというところ、悪い意味で、そこを認識して課題の克服が必要、そこが経済安保にもつながってくるということを申し上げて、質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。

  40. ○堂込麻紀子君 国民民主党・新緑風会の堂込麻紀子です

    ○堂込麻紀子君 国民民主党・新緑風会の堂込麻紀子です。  早速質問に入らせていただきます。  まず初めに、指定基金でございますKプログラムにおける中小企業やスタートアップの参画について伺います。  Kプログラムは、一件当たりの支援額というところが比較的大きいということもありまして、中小企業やスタートアップの参加割合というのが十分とは言えないという状況かなというふうに認識をしております。今回の

  41. ○国務大臣(小野田紀美君) 委員御指摘のとおり、特定重要技術の研究開発の促進等…

    ○国務大臣(小野田紀美君) 委員御指摘のとおり、特定重要技術の研究開発の促進等のためには、優れた技術力を持つ多様な研究実施主体の参画を得ることが重要であると思います。これは中小企業やスタートアップを含めです。このため、Kプロにおいては、これまでも中小企業やスタートアップからも一定の参加を得てきたところであります。  今後の制度の運用に当たっては、こうした多様な主体の参加を一層促進するため、本制度

  42. ○堂込麻紀子君 ありがとうございます

    ○堂込麻紀子君 ありがとうございます。  是非検討していただきたいというところも、先ほどもお伝えしましたが、やはり多様な主体による経済安全保障への参画というところもすごく重要だというふうに思います。こうした研究開発力のある中小企業、またスタートアップ、こうしたところが参加しやすい是非制度設計お願いしたいというふうに思っております。  続きまして、Kプログラムなんですが、この肥料の方にちょっと入

  43. ○国務大臣(小野田紀美君) Kプログラムにおいては、昨年三月に委員御指摘の肥料…

    ○国務大臣(小野田紀美君) Kプログラムにおいては、昨年三月に委員御指摘の肥料に関する技術を新たに支援対象技術として追加した後、内閣府及び文科省において、達成目標や研究開発の具体的内容、実施期間等を定める研究開発構想を策定してまいりました。その後、JSTにおいて公募を行い、現在、採択、公表に向けて審査中であるというふうに聞いております。  肥料に関する支援対象技術は、肥料の国内生産の拡大、少ない

  44. ○堂込麻紀子君 肥料は食料安全保障という基盤でもございます

    ○堂込麻紀子君 肥料は食料安全保障という基盤でもございます。その安定供給と自給力、この向上に向けた取組というのが大変重要だというふうに考えております。  このKプログラム、この方向性自体は評価させていただいておりますけれども、肥料問題というのはある意味、農業経営にも直結する大変喫緊の課題でもあるというふうに考えています。そのために、今後三年また五年の中で省肥料化や国産化、どの程度進むのかというと

  45. ○大臣政務官(山本啓介君) お答えいたします

    ○大臣政務官(山本啓介君) お答えいたします。  肥料については、その原料のほとんどを輸入に依存をしていることから、経済安全保障推進法に基づき、リン酸アンモニウムと塩化カリウムについて、年間需要量の三か月分に当たる原料備蓄に取り組んでいるところであります。同法の枠組みにより、備蓄に取り組む肥料関係事業者に対して保管料等の支援を行う措置を講じることとしており、これまでに十二件の供給確保計画を認定し

  46. ○堂込麻紀子君 ありがとうございます

    ○堂込麻紀子君 ありがとうございます。  今、山本政務官からも、調達先の多角化、また国内資源の活用など、一定の前進があるというふうに今お伺いすることができました。  私自身、茨城県ということもありまして、農業従事者が身近にする立場におります。その立場から申し上げますと、言うまでもありませんけれども、今、肥料の価格というところは依然として高止まりしている状況でございます。経営を大きく圧迫している

  47. ○大臣政務官(山本啓介君) 御地元の声をしっかりと受け止めて、引き続き取り組ん…

    ○大臣政務官(山本啓介君) 御地元の声をしっかりと受け止めて、引き続き取り組んでまいりたいというふうに思います。  御質問の尿素についてでありますけれども、委員御指摘のとおり、我が国の調達についてはマレーシアからの輸入が大半を占め、中東国であるサウジアラビアの輸入は全体の五%程度、限定的であります。中東情勢の影響を直接受ける状況にありませんが、予断を持たず、安定確保に向けて万全を期す必要があると

  48. ○堂込麻紀子君 不断の努力もしていただいているというところで、本当にありがとう…

    ○堂込麻紀子君 不断の努力もしていただいているというところで、本当にありがとうございます。  改めて申し上げさせていただきますけれども、単に供給体制を整えるという段階から一歩踏み込んでいただきまして、農業者が実際に使える価格で安定的に肥料を確保できる環境というのをいかに構築していくかというところが重要だというふうに考えますので、その上で、国内資源肥料のコスト低減というところにも更なる御支援いただ

  49. ○委員長(北村経夫君) 山本政務官におかれましては、御退席されて結構です

    ○委員長(北村経夫君) 山本政務官におかれましては、御退席されて結構です。

  50. ○堂込麻紀子君 次に、特定機能病院の指定の進め方についてお伺いできればというふ…

    ○堂込麻紀子君 次に、特定機能病院の指定の進め方についてお伺いできればというふうに思います。  特定機能病院、質問もこれまでも出ておりますけれども、地域医療における言わば最後のとりでとして位置付けられておりますが、今回の制度においては、施行後、段階的に指定を拡大し、最終的には各都道府県に少なくとも一つの病院を指定していくという考え方がお示しされております。  そこで、まず、その結果として、法律

  51. ○堂込麻紀子君 私の認識と合っておりました

    ○堂込麻紀子君 私の認識と合っておりました。施行から三年の中でというところで伺いました。  この段階的な対応の必要性というのはもちろん理解しておるんですけれども、現場のリスクというところは、もう今おっしゃっていただいたように、やっぱりサイバー攻撃の脅威、本当に高まる一方です。今もニュース等で、今朝も拝見しております。こうした地域医療への影響、またリスクの大きさも踏まえながらも、必要に応じた指定の

  52. ○国務大臣(小野田紀美君) 委員御指摘のサプライチェーン調査は、経済安全保障推…

    ○国務大臣(小野田紀美君) 委員御指摘のサプライチェーン調査は、経済安全保障推進法第四十八条に基づき、物資所管省庁が物資の生産等を行う事業者に対し、その生産等の状況について回答する努力義務を課した上で調査を行うものでございます。  サプライチェーン調査の実効性を高めるため、各省庁は、日々の行政を通じ、所管の業界と意見交換しつつ必要な情報収集を行っているところでありまして、今後ともこうした官民連携

  53. ○堂込麻紀子君 ありがとうございます

    ○堂込麻紀子君 ありがとうございます。  サプライチェーンの複雑化というところは、ここにいらっしゃる多くの皆さんがもう既に踏まえているところだというふうに思いますが、やはり任意の協力だけでは十分な実態把握も難しいという状況でもあるというふうに考えております。  一方で、やはり企業活動する上で、そういった協力、また負荷というところは大変厳しいものがございますので、そういったところにも配慮していた

  54. ○国務大臣(小野田紀美君) 五月十三日の内閣委員会において堂込議員からの御質問…

    ○国務大臣(小野田紀美君) 五月十三日の内閣委員会において堂込議員からの御質問に木原官房長官より答弁させていただいたとおり、国家情報局の下で、経済安全保障に関する情報についても、質、量共に充実を図っていく、これが政府としての方針でございます。  経済安全保障担当大臣としても、情報管理を適切に行いつつ、今後、国家情報局と総合的な経済安全保障シンクタンクや、改正外為法に基づくいわゆる日本版CFIUS

  55. ○堂込麻紀子君 ありがとうございます

    ○堂込麻紀子君 ありがとうございます。  これまでも各委員からの御指摘もありましたけど、やはり組織の縦割りというところは大変ここからも、見えにくい部分でありますが、大変高い壁があるんだというふうに思っております。その点も、情報共有、また政策立案という意味では、一体的に進めていただける体制づくり、是非行っていただければというふうに思います。  次の質問です。  令和八年度の内閣府の予算を拝見さ

  56. ○堂込麻紀子君 ありがとうございます

    ○堂込麻紀子君 ありがとうございます。  今、内数を教えていただきました。国費を投入する以上はその成果、政策への貢献について国民に説明責任を果たす役割がございますので、こうした面からも、予算と成果の両面からの不断の検証を是非お願いしていければと、私もそうですけれども、検証していきたいというふうに思っております。  質問続きますが、五月二十八日、私の質問に対して小野田大臣から、総合的な経済安全保

  57. ○国務大臣(小野田紀美君) 繰り返しになってしまう部分もあるんですが、二つのシ…

    ○国務大臣(小野田紀美君) 繰り返しになってしまう部分もあるんですが、二つのシンクタンクは役割や組織体制、調査研究対象が異なることから、まず、各シンクタンクがそれぞれの役割に基づき設立され、活動を進めていくことに経済安保上の意義があると考えております。  その上で、二十八日の答弁で申し述べたとおり、有識者会議の御提言を踏まえて、独立行政法人と民間機関という各シンクタンクの役割に適した組織体制の違

  58. ○堂込麻紀子君 我が国の限られた人材や資源を最大限活用するという観点からも、重…

    ○堂込麻紀子君 我が国の限られた人材や資源を最大限活用するという観点からも、重複や分散というところを避ける不断の努力も必要だというふうに考えております。統合ありきというわけではありませんけれども、少なくとも機能面での一体運用、また将来的な統合という可能性については引き続き御検討いただければというふうに思います。  最後の質問になると思います。令和八年一月三十日に経済安全保障の法制に関する有識者会

  59. ○国務大臣(小野田紀美君) 我が国の経済安全保障の取組は、政府のみならず民間企…

    ○国務大臣(小野田紀美君) 我が国の経済安全保障の取組は、政府のみならず民間企業等も主要な担い手となることから、企業や個人による自由かつ公正な経済活動を前提としつつも、事業者間で情報を共有し、連携して取り組むことが求められるケースもあり得ます。この点、事業者間における情報交換や対話において、独禁法との関係で萎縮することがないように、経産省や公取が委員御指摘の事例集を策定し、企業活動の予見性が高まる

  60. ○窪田哲也君 公明党の窪田哲也です

    ○窪田哲也君 公明党の窪田哲也です。今日もよろしくお願いいたします。  初めに、基幹インフラ事業への医療分野の追加に関連して、厚労大臣政務官、二つ伺いたいと思います。支援の在り方、それから対象の範囲、この二つについて伺いたいと思います。  初めに、改正案では、基幹インフラ制度の特定社会基盤事業として定めることができる事業に医療分野が追加されることになります。本会議で質問させていただきまして、指

  61. ○大臣政務官(栗原渉君) お答え申し上げます

    ○大臣政務官(栗原渉君) お答え申し上げます。  事業者支援についてでございますが、窪田委員御説明、御指摘ございましたように、基幹インフラ制度につきましては、本制度の対応が事業者にとって過度な負担にならないよう、基幹インフラ制度の基本指針において規制対象を真に必要なものに限定することとされております。医療分野につきましては、事業者の負担に配慮し、十分な準備期間を設けるために段階的に対象病院を指定

  62. ○窪田哲也君 ありがとうございます

    ○窪田哲也君 ありがとうございます。  もう一点、指定する病院の範囲についてですけれども、小野田担当大臣は、本会議での答弁のとおり、準備期間などの観点から段階的に広げていくものと私も理解をしております。  有識者会議の提言では、改正法施行時には一地域につき少なくとも一病院を指定をして、その後、地域分布にも留意をしつつ、改正法施行から三年度までに各都道府県につき一病院を指定するという方向で検討す

  63. ○大臣政務官(栗原渉君) お答えいたします

    ○大臣政務官(栗原渉君) お答えいたします。  指定範囲の拡大についてのお尋ねでございますが、基幹インフラ制度の対象となる事業者の指定基準は、同制度の基本指針におきまして、その提供する役務の安定的な供給に支障が生じた場合に国家及び国民の安全を損なう事態を生ずるおそれが大きいものとして、事業者の事業規模や代替可能性を踏まえて定めることとされております。  このため、社会保障審議会医療部会や経済安

  64. ○窪田哲也君 御丁寧な答弁、大変にありがとうございます

    ○窪田哲也君 御丁寧な答弁、大変にありがとうございます。  支援についてはやはり人の問題もあると思います。それから、指定の範囲については地域の特殊事情もあると思いますので、その辺りをしっかり考慮しながら不断の検討をよろしくお願いをしたいと思います。  ありがとうございます。  大臣政務官、御退席いただいて結構でございます。

  65. ○委員長(北村経夫君) 栗原政務官におかれては、御退席いただいて結構です

    ○委員長(北村経夫君) 栗原政務官におかれては、御退席いただいて結構です。

  66. ○窪田哲也君 続きまして、先端的な重要技術の開発支援について伺いたいと思います

    ○窪田哲也君 続きまして、先端的な重要技術の開発支援について伺いたいと思います。Kプログラムへの中小企業、スタートアップの参加促進策です。  国家と国民の安全を経済面から確保する、このために国家安全保障の強化の基盤となる科学技術、イノベーション力の強化が不可欠であります。  科学技術・イノベーション基本計画、今年の三月二十七日に閣議決定をされていると承知しております。経済安全保障重要技術育成プ

  67. ○窪田哲也君 Kプログラムでは、研究開発成果を民生につなげるため、経済安全保障…

    ○窪田哲也君 Kプログラムでは、研究開発成果を民生につなげるため、経済安全保障法に基づく指定基金協議会が開催をされ、伴走支援が実施をされます。  改正案では、指定基金協議会を設置することができる基金について、現行法上五法人が設置する基金だけではなく、研究開発独立行政法人その他の特別の法律により設立された法人が設置する基金に対象が拡大をされると。基金の対象拡大により、限られた国の資源が薄まってしま

  68. ○窪田哲也君 経済的、戦略的なリスクや国家的、国際的な安全保障のリスクをもたら…

    ○窪田哲也君 経済的、戦略的なリスクや国家的、国際的な安全保障のリスクをもたらす行為から研究コミュニティーを保護する活動である研究セキュリティーは、デュアルユース技術の戦略的研究開発や経済安全保障上重要な研究開発を進める際、海外の国家等による研究への不当な干渉を防止するため、取組を強化をしていく必要がございます。  G7各国、同志国においては、重要技術の流出防止を図るため、安全保障貿易管理等の枠

  69. ○窪田哲也君 この研究セキュリティーの確保が非常に重要になると思いますので、ど…

    ○窪田哲也君 この研究セキュリティーの確保が非常に重要になると思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。  続きまして、特定海外事業の促進でありますけれども、改正案で、経済安全保障上重要な海外事業を支援するための新たな制度としてJBICにおいて大胆なリスクテークを行うと、可能とするという枠組みが創設されることになりまして、これについては参考人も、慶應義塾大学の大学院政策・メディア研究科の白

  70. ○窪田哲也君 続きまして、官民協議会についてですけれども、七番目の質問は、済み…

    ○窪田哲也君 続きまして、官民協議会についてですけれども、七番目の質問は、済みません、飛ばさせていただきます。  八番目、独禁法との関係でございます。  有識者会議では、独占禁止法上の運用と経済安全保障との両立について懸念点が示されているところであります。例えば、弁護士が独禁法の適用を懸念する結果、官民協議会に参加しないという企業も出てくるのではないか、あるいは、共有情報が競争領域に属する場合

  71. ○窪田哲也君 どうか事業者の皆さんの不安を払拭できるように、よろしくお願いした…

    ○窪田哲也君 どうか事業者の皆さんの不安を払拭できるように、よろしくお願いしたいと思います。  続きまして、企業の経済インテリジェンス体制づくりの支援ということについて伺いたいと思います。  参考人質疑で白石教授が述べられました。経済安全保障は、大企業においては理解が進みつつあるものの、中堅・中小企業の理解はまだまだであると、しかし、サプライチェーン上の脆弱性や情報漏えいリスクはむしろ中堅・中

  72. ○窪田哲也君 ありがとうございます

    ○窪田哲也君 ありがとうございます。  最後、大臣に伺いたいと思います。  こうした中小企業の支援はもちろんですけれども、国民の理解ということがとても大事だと思っております。二〇二二年にこの法律ができまして、国民の理解は徐々に浸透をしているところだと理解しておりますけれども、ただ、この経済安全保障、重要性、国の政策まで含めて、国民の理解醸成をどう図っていくのか、最後に小野田担当大臣の御決意を伺

  73. ○国務大臣(小野田紀美君) 委員御指摘のとおり、経済安全保障の取組は政府のみな…

    ○国務大臣(小野田紀美君) 委員御指摘のとおり、経済安全保障の取組は政府のみならず民間事業者等も主要な担い手となることから、経済安全保障の推進に当たっては、国民の皆様の幅広い理解と協力が必要不可欠であるというふうに認識をしております。  政府としては、こうした認識の下、例えば経済安全保障推進法に基づく各施策の趣旨や内容について民間事業者に対する個別説明会を行うほか、QアンドAを公表するなど、周知

  74. ○柴田巧君 日本維新の会の柴田巧です

    ○柴田巧君 日本維新の会の柴田巧です。よろしくお願いします。  これで最後の質疑になると思いますので、これまでの議論、そして先般の参考人質疑での参考人からの御意見なども参考に、順次質問をしていきたいと思います。  まず最初は、経済インテリジェンスについてです。  改めて言うまでもありませんが、経済安全保障を推進するにはこの経済インテリジェンス能力を国全体として高めていく、この必要があろうかと

  75. ○柴田巧君 続いて、大企業と中小企業の経済インテリジェンス能力の格差についてお…

    ○柴田巧君 続いて、大企業と中小企業の経済インテリジェンス能力の格差についてお聞きをしたいと思いますが、本年四月に発表されているかと思いますが、ジェトロが日本企業の本社向けに行った地政学リスクや経済安全保障への対応状況についてのアンケートの調査結果によりますと、経済安保対応の課題は情報収集とされ、特に情報収集の強化、国際情勢であったり特定リスクのモニタリングなどへの対応状況については、これ大企業が

  76. ○柴田巧君 先ほど窪田先生が白石参考人の御意見を引用されましたけど、サプライチ…

    ○柴田巧君 先ほど窪田先生が白石参考人の御意見を引用されましたけど、サプライチェーン上の脆弱性や情報漏えいリスクは中堅・中小企業にこそあるということが大変ポイントだと思いますので、しっかり大企業との差が埋まっていくように取り組んでいただきたいと思います。  今度は大臣にお聞きをいたしますけれども、企業の経営判断において、この経済安全保障上の脅威、リスクに備えることが大きな課題になっているわけです

  77. ○国務大臣(小野田紀美君) 国際情勢の急速な変化や先端技術の開発競争の激化など…

    ○国務大臣(小野田紀美君) 国際情勢の急速な変化や先端技術の開発競争の激化など、経済安全保障をめぐる課題が複雑化する現状を踏まえますと、経済安全保障の推進を下支えする経済インテリジェンスの重要性、一層高まっているというふうに認識をしております。  経済安全保障の取組は、政府のみならず民間企業等も主要な担い手となることから、先ほど経済産業省から答弁のあったガイドラインの整備等、御指摘の情報リテラシ

  78. ○柴田巧君 ありがとうございました

    ○柴田巧君 ありがとうございました。  いずれにしても、この官民一体となった、また中堅、中小を含むこの官民連携を強めて、経済インテリジェンスの向上にしっかりと取り組んでいただきたいと思います。  それでは次に、ちょっと前回やろうと思って、時間がなくてできなかった質問をしてまいりたいと思いますが、経済的威圧についてです。一つこれ残りましたので、お聞きをしておきたいと思います。  まずは、民間企

  79. ○柴田巧君 よろしく進めていただきたいと思います

    ○柴田巧君 よろしく進めていただきたいと思います。  次に、重要鉱物の調達先の多角化についてお聞きをします。  レアアースを始めとする重要鉱物は我が国の産業活動に不可欠とされますが、そのサプライチェーンの多くを特定国に依存しており、一たび輸出国による輸出管理措置が発動されれば、供給が不安定化するという課題を抱えています。  それゆえ官民一体の総合的な資源戦略が必要だということになるわけですが

  80. ○柴田巧君 特定国への依存度を下げていかなければいけない、そのためにいろんな努…

    ○柴田巧君 特定国への依存度を下げていかなければいけない、そのためにいろんな努力をしていく必要があると思いますけど。  その中で、レアアースの中においても、この重希土類の鉱床というのは中国南部に集中していると言われています。資源の偏在性や技術力、コストの問題等から、世界の精製量、製錬量のほぼ一〇〇%を中国が占めているということですけれども、そういう中で、昨年の十月、総合商社の双日と独立行政法人エ

  81. ○柴田巧君 これからも、その成功事例を一つとして、いろんなこの支援をやっていた…

    ○柴田巧君 これからも、その成功事例を一つとして、いろんなこの支援をやっていただきたいと思いますし、ちょっと次の質問は時間の関係で飛ばさせていただきますけれども、この鉱山開発や製錬事業に対しての一層の支援強化、しっかり取り組んでいただきたいと思います。  八番の方に移りますが、レアアースをめぐっては多国間の枠組みによる協力の動きも活発化しています。本年五月に行われたG7の財務大臣・中央銀行総裁会

  82. ○柴田巧君 ありがとうございました

    ○柴田巧君 ありがとうございました。  では、この質疑の締めくくりとして、大臣に最後お尋ねをします。  国際情勢は日々変わっていきますし、いろんな問題が新たにどんどんどんどん出てくるわけですけれども、今回この法改正が成ったとしても、不断のいろんな見直しがこれからも必要になってくると思いますし、いずれにしても、引き続き不可欠性、自律性の確保に全力で挙げて取り組んでいただきたいと思います。  そ

  83. ○国務大臣(小野田紀美君) 国家及び国民の安全を経済面から確保することの重要性…

    ○国務大臣(小野田紀美君) 国家及び国民の安全を経済面から確保することの重要性が一層高まっている中で、御審議いただいている今般の改正法案による施策等を講ずることで、外交力、防衛力、経済力、技術力、情報力、人材力を含む総合的な国力を強化しながら最大限活用し、我が国の平和と安全、繁栄を経済面から確保し、強くて豊かな日本の実現にしっかり貢献してまいりたいと考えております。  また、国家安全保障戦略の改

  84. ○柴田巧君 ありがとうございました

    ○柴田巧君 ありがとうございました。  この経済安全保障政策を進めていく上で、今日もいろんな省庁の答弁頂戴しましたが、非常に多岐にわたります。また、中小企業や地方公共団体との連携も必要であると思いますが、大臣のリーダーシップの下、先ほどおっしゃったことが実現をされていくことを大いに期待して、質問を終わります。  ありがとうございました。     ─────────────

  85. ○委員長(北村経夫君) この際、委員の異動について御報告いたします

    ○委員長(北村経夫君) この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、見坂茂範君が委員を辞任され、その補欠として加藤明良君が選任されました。     ─────────────

  86. ○大津力君 参政党の大津力でございます

    ○大津力君 参政党の大津力でございます。  それでは、経済安保推進法案につきまして、最終の質疑をさせていただきます。  まず初めに、ナフサ関連製品の価格高騰抑制について、これまでも各委員からたくさん質疑出ておりましたけれども、本日も、新聞の方でもかなり報道がございました。ナフサ不足による物資が不足をしている、さらに入荷が不安定、さらに価格がもう高騰して困っていると。  この分野におきますと、

  87. ○大津力君 今現在では考えていないというところなんですが、先ほど申し上げたとお…

    ○大津力君 今現在では考えていないというところなんですが、先ほど申し上げたとおり、本当に現場ではもう悲鳴が上がっている状態でございまして、何とか見通しを立てたいわけですよね。とにかく、本当、物はあるということであれば、やはり回るように政府が、やはりこれはリーダーシップを発揮してやっていってもらいたいというのが国民の願いなんですね。  また、今回の補正予算でも予備費ということで計上されましたが、内

  88. ○大津力君 ありがとうございます

    ○大津力君 ありがとうございます。  日本の企業の内訳は、中小企業がもう九九・七%、企業数でいうと、もうそれだけほとんどが中小企業でございますから、是非ともこの中小企業の方の支援の方、引き続きよろしくお願い申し上げます。  続きまして、三点目の外国資本による土地買収抑制についてお尋ねをさせていただきます。  このテーマは、もう外国人政策等、いろいろなところで申し上げてきたところでございますが

  89. ○大津力君 先ほどの答弁ありがとうございました

    ○大津力君 先ほどの答弁ありがとうございました。是非ともちょっと検討を進めていただきたいと思います。  それでは、時間の関係で最後の質問になると思うんですけれども、基幹インフラ重要設備におけるバックドア仕込みの対応についてお尋ねします。  これ、二〇二四年の国会議員会館の掃除ロボの問題で、ちょうど小野田今大臣が当時委員で地方創生デジタル委員会で質疑をされて、その掃除ロボにある国のメーカーが含ま

  90. ○国務大臣(小野田紀美君) 基幹インフラ事業者の重要な設備に対して、いわゆるバ…

    ○国務大臣(小野田紀美君) 基幹インフラ事業者の重要な設備に対して、いわゆるバックドア等の不正な機能を埋め込んで設備の機能を停止又は低下させる行為は、基幹インフラ制度において防止すべき妨害行為の一つとして想定しているものです。  そのため、本制度においては、基幹インフラ事業者による重要な設備の導入や維持管理等の委託に関して、設備導入等の際に不正な機能が仕込まれるリスクも含め、事前届出による審査を

  91. ○大津力君 時間ですので終わりますけれども、とにかく今、日本経済大変ですので、…

    ○大津力君 時間ですので終わりますけれども、とにかく今、日本経済大変ですので、是非ともよろしくお願いします。  以上です。ありがとうございました。

  92. ○大門実紀史君 お疲れさまでございます

    ○大門実紀史君 お疲れさまでございます。  今日でこの法案の審議も最後ということで、ちょっと寂しい思いがありますけれども、まああと二十時間ぐらいやってもいいんじゃないかというぐらいの法案だと私は思っておりますけれども、最後ということですので、シンクタンク問題についてお聞きをいたします。    〔委員長退席、理事渡辺猛之君着席〕  資料をお配りしておりますけれども、上段の方なんですが、今回の改

  93. ○大門実紀史君 私、RIETIの今までの業績を考えるともったいないなというふう…

    ○大門実紀史君 私、RIETIの今までの業績を考えるともったいないなというふうに思っているところでございます。  泉さんは四年前もそこに座っておられて、ちょっと出世が止まっているのかという心配をしたんですが、全然そうじゃなくて、四年前に比べたら随分この経済安保の分野が重層的に重厚になって、そのボリュームのある仕事の大きな部局の責任者になられてまたそこに座っておられるんだと思いますので、全体よく御

  94. ○大門実紀史君 恐らく、経済安保といっても国家安全保障戦略と一体ですよね

    ○大門実紀史君 恐らく、経済安保といっても国家安全保障戦略と一体ですよね。そういう点でいきますと、もちろんこのランドも経済分野にも大変もういろんな提言の最先端を出していますし、CSISもそうですよね。  このランド研究所というのはちょっと特殊なところがあると思うんですけれど、泉さん、もし、個人的な感想でも結構なんですが、ランド研究所の役割というのはどういうふうに捉えておられますか。

  95. ○大門実紀史君 おっしゃるとおり、世界の頭脳と言われるような人を集めております…

    ○大門実紀史君 おっしゃるとおり、世界の頭脳と言われるような人を集めておりますが、詳しく申し上げませんが、分厚いランドの本っていっぱい出ているんですけれども、この間でいえば、やっぱりデュアルユース、アメリカは広くいろんなものをデュアルユースとして考えていますので、その辺の最先端を行っているということと、このCSISは日本部というのがあるんですかね、日本部長さんがいらっしゃって、その中に日本人のスタ

  96. ○国務大臣(小野田紀美君) 委員よりもう委員会の審議を通じて度々御指摘いただい…

    ○国務大臣(小野田紀美君) 委員よりもう委員会の審議を通じて度々御指摘いただいたことではあるとは思うんですけれども、政府としては、個人や企業の経済活動は自由に行われることが基本であるとの考え方に立って、経済安全保障の確保に取り組んでまいりました。  他方で、やっぱり急速に変化する国際情勢等に鑑みれば、経済安全保障上の一定の課題については、市場や競争に過度に委ねず、官民で連携して日本の国益を守る取

  97. ○伊勢崎賢治君 どうも

    ○伊勢崎賢治君 どうも。  小野田大臣、実は私、かつてJBICと密接に仕事をしたことがありまして、本日は、その実務経験を踏まえ、経済安全保障を目的としたJBICの海外事業支援とそれに伴う地政学的リスクについて質問いたします。  第一に、特定案件勘定、つまり、いわゆる新勘定の設計についてであります。  政府は、これまで経済安全保障のために民間が取れない高いリスクに挑戦するリスクテーク機能の強化

  98. ○大臣政務官(高橋はるみ君) 私の方から、まずJBICに関してお答えを申し上げ…

    ○大臣政務官(高橋はるみ君) 私の方から、まずJBICに関してお答えを申し上げたいと思います。  JBICにおきましては、審査に持ち込まれる様々な案件について、収支相償、償還確実性や日本企業への裨益などについてしっかりと精査をした上で融資を決定していると承知をいたしております。その過程で見込まれる収入が費用に見合わない等の理由で融資判断に至らぬ案件も当然あったところでございますが、その具体例につ

  99. ○国務大臣(小野田紀美君) この法案に対するどういうプロセスがというお話だった…

    ○国務大臣(小野田紀美君) この法案に対するどういうプロセスがというお話だったので、先にそちらからですけれども、海外事業は元々リスクが高く、近年、国際環境の変化や産業競争の激化によりリスクが一層高まっているため、経済安全保障上重要な事業であっても民間の判断のみでは投資が進まないというケースが生じていると。こうした中で、先ほど財務大臣政務官から御答弁があったように、JBICでは収支相償、償還確実性の

  100. ○伊勢崎賢治君 全てが、全ての援助は、アメリカでも相手国のためなんですよ、建前…

    ○伊勢崎賢治君 全てが、全ての援助は、アメリカでも相手国のためなんですよ、建前上は。それで、こういう教訓、こういう失敗が続いているということを申し上げ、この熱量を分かっていただき、この問題の深刻さをね。  続けますよ、いいですか。この時代のアフガニスタンと同時進行していたもう一つの事例があります。イラクであります。  二〇〇三年のアメリカのイラク侵略、そしてサダム・フセイン政権の崩壊後、日本は

  101. ○大臣政務官(高橋はるみ君) JBICに関してお答えをいたします

    ○大臣政務官(高橋はるみ君) JBICに関してお答えをいたします。  先ほど御答弁申し上げましたとおり、JBICはこれまで、収支相償や償還確実性、さらには日本企業への裨益等について十分に精査をした上で融資を決定してきていると、このように承知をいたしております。  財務省といたしましても、JBICがこれらの法令上の要請に沿って適切な融資判断を行うことが重要であると考えるものであります。  なお

  102. ○国務大臣(小野田紀美君) もう時間もあると思うので、繰り返すことはしませんけ…

    ○国務大臣(小野田紀美君) もう時間もあると思うので、繰り返すことはしませんけれども、資金回収のことに関してはちょっともう繰り返しませんが、政治的思惑等を優先し、審査規律を乗り越えてというところに関しましては、その御懸念に関しては、本制度に基づく出資等の適切性、透明性の確保をするため、条文上で対象事業の認定基準を明記するとともに、今後策定する基本指針において認定に関する基本的な事項を更に具体化して

  103. ○伊勢崎賢治君 だからこそ、あれですね、国会への事前通告、これをやるべきです

    ○伊勢崎賢治君 だからこそ、あれですね、国会への事前通告、これをやるべきです。だって、アメリカはやっているんだから。ほかの国もやっています。  最後です。今期の……

  104. ○委員長(北村経夫君) 時間が来ておりますので、おまとめください

    ○委員長(北村経夫君) 時間が来ておりますので、おまとめください。

  105. ○伊勢崎賢治君 はい

    ○伊勢崎賢治君 はい。  私は、国家情報局と武器輸出について、こう警告しました、出したら戻らないと。安全保障を大義名分にした金も、出したら戻りません。心置きください。どうも。  終わります。

  106. ○委員長(北村経夫君) 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認め…

    ○委員長(北村経夫君) 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。  これより討論に入ります。  御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。

  107. ○大門実紀史君 本法案に反対の討論を行います

    ○大門実紀史君 本法案に反対の討論を行います。  政府が、日本国民の知的財産や技術を保護し、発展させることは当然です。問題は、その方向性と中身です。  第一に、現在の政府の経済安保戦略は、当初からアメリカの軍事、経済両面における対中国戦略に追随した主体性のないものでした。さらに、アメリカも中国も、それぞれ関係国、同志国を組織して、経済ブロックの形成を進めようとしています。こうした大国主義の、大

  108. ○伊勢崎賢治君 れいわ新選組を代表し、本法案に強く反対の意を表明します

    ○伊勢崎賢治君 れいわ新選組を代表し、本法案に強く反対の意を表明します。  本法案は、安全保障を大義名分に、我が国が守るべき一線を次々と踏み越えるものであります。  理由は、第一に、JBICの実務者だったこととして、対米協力の下に日本が深く関わったアフガニスタンやイラクでの教訓を無視し、金融規律をゆがめる新勘定の創設、これは大変問題です。  安全保障や政治的思惑を優先して審査規律を緩めた融資

  109. ○委員長(北村経夫君) 他に御意見もないようですから、討論は終局したものと認め…

    ○委員長(北村経夫君) 他に御意見もないようですから、討論は終局したものと認めます。  これより採決に入ります。  経済施策を一体的に講ずることによる安全保障の確保の推進に関する法律及び株式会社国際協力銀行法の一部を改正する法律案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕

  110. ○委員長(北村経夫君) 多数と認めます

    ○委員長(北村経夫君) 多数と認めます。よって、本案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  この際、鬼木君から発言を求められておりますので、これを許します。鬼木誠君。

  111. ○鬼木誠君 私は、ただいま可決されました経済施策を一体的に講ずることによる安全…

    ○鬼木誠君 私は、ただいま可決されました経済施策を一体的に講ずることによる安全保障の確保の推進に関する法律及び株式会社国際協力銀行法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・無所属の会、立憲民主・無所属、国民民主党・新緑風会、公明党、日本維新の会及び参政党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     経済施策を一体的に講ずることによる安全保障の確保の推進に

  112. ○委員長(北村経夫君) ただいま鬼木君から提出されました附帯決議案を議題とし、…

    ○委員長(北村経夫君) ただいま鬼木君から提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。  本附帯決議案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕

  113. ○委員長(北村経夫君) 多数と認めます

    ○委員長(北村経夫君) 多数と認めます。よって、鬼木君の提出の附帯決議案は多数をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。  ただいまの決議に対し、小野田内閣府特命担当大臣から発言を求められておりますので、この際、これを許します。小野田内閣府特命担当大臣。

  114. ○国務大臣(小野田紀美君) ただいま御決議のありました事項につきましては、御趣…

    ○国務大臣(小野田紀美君) ただいま御決議のありました事項につきましては、御趣旨を十分に尊重してまいります。

  115. ○委員長(北村経夫君) なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御…

    ○委員長(北村経夫君) なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

  116. ○委員長(北村経夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします

    ○委員長(北村経夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後四時十九分散会