山添 拓

やまぞえ たく

日本共産党
参議院
選挙区
東京
当選回数
1回

活動スコア

全期間
21.1
総合スコア / 100
発言数325020.4/60
質問主意書100.6/20
提出法案10.1/20

発言タイムライン

3,421件の発言記録

  1. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 コメントを控えるという答弁自体が私は極めて不誠実だと思いますし、は…

    ○山添拓君 コメントを控えるという答弁自体が私は極めて不誠実だと思いますし、はなからダブルスタンダードですよ。  北朝鮮のロシアへの武器提供は強く非難するとおっしゃったんですね、北朝鮮のロシアへの武器提供。しかし、米国のイスラエルへの武器の提供については、コメントを差し控える、いや、それどころか、むしろ米国の対応について評価しているというような答弁でした。これ、大問題の姿勢だと思うんですね。

  2. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 その時点の

    ○山添拓君 その時点の。じゃ、今は変わっているとおっしゃるんですか。国際紛争の助長を回避する、だから武器輸出を制限すると、法制局長官が述べたことなんですよ。その時点の認識にすぎず、今は変わっているとおっしゃるんですか。

  3. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 いや、内閣法制局の最新の答弁例集にも、これ載っているんですよ

    ○山添拓君 いや、内閣法制局の最新の答弁例集にも、これ載っているんですよ。  変わったんだったら、いつ変わったんですか。

  4. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 国際紛争を助長しないという言葉を、政府はこの間、かたくなに避けてお…

    ○山添拓君 国際紛争を助長しないという言葉を、政府はこの間、かたくなに避けております。法制局の答弁例集には載っていますが、今の長官の答弁によれば、法制局まで揺らいでいるようなお話でした。  一方で、外務大臣は、平和国家としての立場は変わらないのだと、この間、繰り返し答弁されています。変わらないとおっしゃる以上は、武器の輸出による国際紛争の助長を回避する、この立場も変わりありませんね、外務大臣。

  5. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 平和国家としての立場は変わらないというその意味を聞いています

    ○山添拓君 平和国家としての立場は変わらないというその意味を聞いています。  武器の輸出による国際紛争の助長を回避する、この立場に変わりはありませんか。(発言する者あり)

  6. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 ですから、武器の輸出による国際紛争の助長を回避すると、これは歴代政…

    ○山添拓君 ですから、武器の輸出による国際紛争の助長を回避すると、これは歴代政府が述べてきた立場なんですが、それ、今述べられませんでしたね。これも捨てたとおっしゃるんですか。

  7. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 防衛装備移転三原則には国際紛争の助長回避という言葉は削られたんですね

    ○山添拓君 防衛装備移転三原則には国際紛争の助長回避という言葉は削られたんですね。  今も一度もおっしゃらないですね、皆さん。その立場はもうないんですか、外務大臣。

  8. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 いや、これではこの条約の審議は続けられないと思いますよ

    ○山添拓君 いや、これではこの条約の審議は続けられないと思いますよ。国際紛争の助長を回避と、この方針変えたとおっしゃるなら、そのことを述べられるべきだと思うんですよ、正直に。しかし、おっしゃらない。  一方で、内閣法制局の答弁例集にはそのまま残っていて、法制局の長官の答弁として、国際紛争の助長回避、これは一四年の防衛装備移転三原則に変わった後の答弁ですから、その関係については整理をして当委員会に

  9. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 武器の輸出が国際紛争を助長するという認識すらお持ちでないような今の…

    ○山添拓君 武器の輸出が国際紛争を助長するという認識すらお持ちでないような今の答弁だと思います。それは憲法に基づく平和国家としての立場を投げ捨てるものだと言わざるを得ないと考えます。  条約の審議ですのでその内容についても伺わなければなりませんが、三十八条について聞きます。  GIGOの職員について、訴訟手続免除の特権を認めています。法務省に伺いますが、背任や収賄などの嫌疑があっても、日本の捜

  10. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 特権・免除ですから、外務省、伺いますけど、捜査できるんですか

    ○山添拓君 特権・免除ですから、外務省、伺いますけど、捜査できるんですか。

  11. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 いや、特権・免除との関係を伺っているんですけどね

    ○山添拓君 いや、特権・免除との関係を伺っているんですけどね。条約の中身についても、このように、そのまま御説明にならない。  私は、例えば参考人としてGIGOの職員に事情聴取をしようと思っても、あるいはその内容に基づいて法廷で証言を求めるに当たっても、求めようとしても、守秘義務があるからといって拒まれるだろうと思います。特権が及ばないということで明示されているのは自動車事故ぐらいですよ。これでは

  12. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 つまり、不正の疑惑があってもお構いなしなんですよ、既に

    ○山添拓君 つまり、不正の疑惑があってもお構いなしなんですよ、既に。  二枚目の資料を御覧ください。  BAEシステムズのハーマン・クラーセンディレクターは、数百機の売却が見込まれる、これ手ぐすねを引いて次期戦闘機の開発に臨んでいます。林駐英日本大使は、四月二日、BAEシステムズの工場を訪問してクラーセン氏の説明を受けたといいます。条約の国会審議の前から前のめりで、そして汚職や腐敗には目もくれ

  13. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 いや、公表されていないので聞いているんですよ

    ○山添拓君 いや、公表されていないので聞いているんですよ。次期戦闘機の開発に参加する例えば主要な三企業、買ってもらっているのかいないのか、お答えにならないですか。大臣規範では、関係業者との接触に当たって国民の疑惑を招くような行為をしてはならないとされていますよ。次期戦闘機の受注企業に買ってもらっていないなら、そう断言されるべきじゃありませんか。

  14. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 もう始める前から真っ暗ですよね

    ○山添拓君 もう始める前から真っ暗ですよね。  私、軍事分野というのは、とりわけ政官財の癒着が深刻なものだと思います。次期戦闘機の共同開発、生産、輸出は、憲法に基づく平和国家としての在り方を壊し、政治と金の闇を一層深いものとするもので断じて容認できないと、このことを指摘して質問を終わります。

  15. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 日本共産党を代表し、次期戦闘機共同開発条約、GIGO設立条約の承認…

    ○山添拓君 日本共産党を代表し、次期戦闘機共同開発条約、GIGO設立条約の承認に反対の討論を行います。  反対理由の第一は、戦闘機の輸出容認で日本を武器輸出大国へ大転換するものだからです。  政府は、一九六七年の武器輸出三原則、七六年の政府統一見解を通じて全面的な武器禁輸を表明し、国会は、八一年、憲法の理念である平和国家としての立場を踏まえ、衆参両院の全会一致の決議でこれを確認するに至りました

  16. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 日本共産党の山添拓です

    ○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  次期戦闘機の共同開発を発表した二〇二二年十二月の日英伊共同首脳声明は、我々三か国には、自由、民主主義、人権、法の支配といった共通の価値に基づく、長年にわたる緊密な関係があると述べています。  そこで、パートナー国とされる英国について伺います。  本会議でも指摘しましたが、英国は、二十一世紀に入ってからだけでも、イラク、リビア、シリアなど各地で戦闘を繰り

  17. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 いや、いずれにせよじゃないんですよ

    ○山添拓君 いや、いずれにせよじゃないんですよ。英国自身がその参戦の判断は誤りだったと結論付けているわけですね。  イラクの側の対応、もちろんありますよ。しかし、そういう事態があってなお外交的な対応が必要だったのではないかと、軍事作戦ではない対応が必要だったのではないかというのがこの報告書の結論です。そして、報告書は、イギリスの参戦について国連安保理決議を得ない参戦だと、ですから法的根拠には十分

  18. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 ですから、法的根拠は十分には程遠い中で参戦をしたと

    ○山添拓君 ですから、法的根拠は十分には程遠い中で参戦をしたと。その英国と十分に価値を共有しているということはですよ、日本も法的根拠が不十分であっても参戦していくと、そういう姿勢に立つということですか。  このイラク戦争についての検証結果について、英国との間でも共有していますか。

  19. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 英国自身がそうではないということを英国政府の報告書で示しているわけ…

    ○山添拓君 英国自身がそうではないということを英国政府の報告書で示しているわけですね。  そうすると、英国としては法的根拠十分ではないままの参戦だったと認めたと。日本政府は、今おっしゃったように、イラク戦争はいまだに安保理決議十分にあったと、根拠のある戦争だったとおっしゃる、そういうことになりますか。共有していないんじゃないですか、認識を。

  20. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 だって、長年にわたる緊密な関係があるんでしょう

    ○山添拓君 だって、長年にわたる緊密な関係があるんでしょう。英国のことは知りませんなんという姿勢でいいんですか。  防衛大臣は本会議で、コメントは差し控えるという答弁でしたけれども、コメントされるべきだと思います。

  21. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 同様の見解というのはよく分かりません

    ○山添拓君 同様の見解というのはよく分かりません。英国政府が自身の検証によってイラク戦争の参戦は誤りだったと、それは日本政府としても同じ見解だということになりますか。

  22. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 その上で外交手段を尽くしていなかったというのがイギリスの、英国の検…

    ○山添拓君 その上で外交手段を尽くしていなかったというのがイギリスの、英国の検証結果なんですよね。そのことについてはコメントされようとしない。戦闘機の共同開発については今後何世代にもわたって幅広い協力の礎となるなどと喧伝されていますが、不都合な事実についてはコメントされないわけですね。  角度を変えて伺います、防衛大臣に。  過去に国連憲章違反の武力行使に及んだ国でも次期戦闘機の輸出先となり得

  23. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 そのとおり通告しているんですけどね

    ○山添拓君 そのとおり通告しているんですけどね。過去にどれだけ国際法違反の武力行使を繰り返していたとしても、それだけでは輸出先から除外することにはならないと、こういうことでしょうか。

  24. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 除外されないということでありました

    ○山添拓君 除外されないということでありました。  国連憲章、国際法違反の武力行使を繰り返してきたのが米国です。しかし、イラク戦争については、米国の独立調査委員会も、二〇〇五年の三月、戦争前の米国情報機関の判断についてほとんど全てが完全な誤りだったとする最終報告を発表しています。後にブッシュ大統領も攻撃を決定した責任があると認めるに至っています。  防衛大臣、この米国のイラク開戦の違法性につい

  25. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 英国の検証も米国の調査も、その前段の情報について誤りだということを…

    ○山添拓君 英国の検証も米国の調査も、その前段の情報について誤りだということを指摘しているわけですね。前提事実が誤りであれば、安保理決議もないに等しいわけですよ。  米国との取決めでは、いかなる援助の供与及び使用も国際連合憲章と矛盾するものであってはならないとされております。米国との関係で武器や技術の供与をするその条件ですね。ですから、国連憲章違反があってはならないと言っているわけですけれども、

  26. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 米国も英国も、独自の調査によってその前提に誤りがあったということを…

    ○山添拓君 米国も英国も、独自の調査によってその前提に誤りがあったということを確認しているんですね。日本だけは誤りがないという認識のままいくのですか。そうして過去に行った武力行使について誤った認識を持っている者同士が、今度戦闘機の共同開発を進めていくんですか。こんな危なっかしいことありますか。

  27. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 その安保理決議の前提を欠くのではないかということをもう繰り返し指摘…

    ○山添拓君 その安保理決議の前提を欠くのではないかということをもう繰り返し指摘しているんですけどね、昨日も。  米国や英国のイラク戦争の誤り、これはスルーすべきではない問題だと思いますよ。外務大臣が、国連憲章を遵守するとの平和国家としての基本理念と、こうおっしゃるのであれば、なおさら過去の国連憲章違反について目をつぶったまま進むというのはこれは許されないと思います。  イラク戦争だけじゃありま

  28. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 いや、条約上の義務として支援が求められるということですよ

    ○山添拓君 いや、条約上の義務として支援が求められるということですよ。他の共同開発国からの輸出を支援していくと、それが義務になっているわけです。輸出できるようにお互い援助するということです。  今、日本が十五か国と結んでいるという協定では、共同開発の相手国から第三国への輸出には日本の事前の同意が必要としており、今も答弁がありました。ですから、英国やイタリアから次期戦闘機を第三国へ輸出するに当たっ

  29. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 余りはっきりしないんですけれども、仮にその事前の同意を拒んだ場合で…

    ○山添拓君 余りはっきりしないんですけれども、仮にその事前の同意を拒んだ場合でも、この条約によれば、英国やイタリアが輸出できるように支援することになるんじゃないですか、外務省。

  30. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 可能な限りやっぱり支援していくわけですよ、同意を与えていくわけですよ

    ○山添拓君 可能な限りやっぱり支援していくわけですよ、同意を与えていくわけですよ。事前の同意を必要とするとおっしゃるわけですが、本条約の下では限りなく可能な限り同意に傾き、日本が拒める場合は私は想定し難いと思います。  次期戦闘機は、ヨーロッパでは、英国、イタリア、ドイツ、スペインが共同開発した戦闘機、ユーロファイターの後継機とされます。  ドイツ政府は、二〇一八年十一月、サウジアラビアの著名

  31. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 時間が来ましたので終わりにいたしますけれども、このドイツの実例は、…

    ○山添拓君 時間が来ましたので終わりにいたしますけれども、このドイツの実例は、仮に事前の同意を与えない、反対したとしても、その意思決定というのは様々な圧力にさらされるということを如実に示していると思います。  輸出すべきでないという政治的な理由や国際紛争を助長するか否かという観点よりも、国内外の軍需産業の業績、雇用が優先され得るということです。ですから、GIGOの下で日本が輸出の継続に反対を貫け

  32. 本会議

    ○山添拓君 日本共産党を代表し、次期戦闘機共同開発条約、GIGO設立条約につい…

    ○山添拓君 日本共産党を代表し、次期戦闘機共同開発条約、GIGO設立条約について質問します。  ICJ、国際司法裁判所は、二十四日、イスラエルに対し、ガザ地区南部ラファでの攻撃を直ちに停止するよう暫定措置を命じました。法的拘束力のある命令です。  ところが、イスラエル政府は、ラファでの軍事行動はパレスチナ市民の殺害につながらないなどと述べ、命令後も攻撃を続けています。政府は、どう認識し、どう対

  33. 憲法審査会

    ○山添拓君 日本共産党を代表し、参議院の緊急集会と災害対応について意見を述べます

    ○山添拓君 日本共産党を代表し、参議院の緊急集会と災害対応について意見を述べます。  首都直下地震を想定した政府の業務継続計画は、一週間にわたり停電、断水し、外部から食料等の補給が行われない状況下で非常時優先業務を実施できる体制を目指すというもので、これに基づき各省庁が業務継続計画を作成することとされます。参議院事務局が策定した業務継続計画もこれに沿うものとされ、発災後一週間以内に本会議や委員会

  34. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 日本共産党の山添拓です

    ○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  国際復興開発銀行協定の改正、欧州復興開発銀行設立協定の改正については、必要な措置であり、承認に賛成です。  ロンドン条約一九九六年議定書二〇〇九年改正に関わって、まず外務大臣に伺います。  WMO、世界気象機関が三月に発表した世界気象の現状二〇二三は、昨年は観測史上最も温暖な年となり、世界の平均気温が産業革命前から一・四五度上昇したとしています。一・五

  35. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 切迫性については共有されることだと思いますが、一方、四月三十日、G…

    ○山添拓君 切迫性については共有されることだと思いますが、一方、四月三十日、G7の気候・エネルギー・環境相会合で、石炭火力発電を二〇三五年までに段階的に廃止すると合意し、共同声明を発表しています。  G7が石炭火力発電の廃止時期に言及したのは初めてのことです。ところが、よく読みますと、二〇三〇年代前半、又は各国の温室効果ガス排出実質ゼロに向けた目標に沿う形で段階的に廃止するとあります。ですから、

  36. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 結局、日本としては石炭火力発電の廃止目標期限は今後も設けていかない…

    ○山添拓君 結局、日本としては石炭火力発電の廃止目標期限は今後も設けていかないということですか。

  37. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 それは、やはり求められる在り方とは懸け離れていると思うんですね

    ○山添拓君 それは、やはり求められる在り方とは懸け離れていると思うんですね。  このぼかした目標、二〇三五年ではなく、ぼかした目標というのは、石炭火力に依存する日本とドイツへの配慮だとされます。ただし、ドイツは二〇三八年廃止を掲げております。期限がないのはG7で日本だけであり、かつ石炭火力が三割に上ります。これ、廃止時期を明確にすべきだと考えます。  加えて、G7が廃止時期を表明したのは、排出

  38. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 ないということなんですよね

    ○山添拓君 ないということなんですよね。  しかし、IPCC、気候変動に関する政府間パネルは、この対策が取られていないの意味について、CO2を分離回収し、地中などに貯留するCCS技術などによりCO2を九〇%回収する対策が取られていること、そう定義をしています。ところが、G7ではそういう定義はしなかったと。  自然エネルギー財団の報告によれば、現在、世界でただ一つ稼働しているCCS火力発電はカナ

  39. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 二〇二一年は二七・五%しか回収していないそうですね

    ○山添拓君 二〇二一年は二七・五%しか回収していないそうですね。これ、事業者はトラブルを理由としているようですが、つまり、それぐらい未確立の技術であるということを示していると思います。ですから、CO2の回収がおぼつかないということであれば、これ、そもそも有効性に疑問があるということになります。  本協定は回収したCO2の輸送を可能とする改定で、先ほど、その大量輸送のための技術はまだ確立されていな

  40. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 分離回収にも大量のエネルギーと水を消費することになります

    ○山添拓君 分離回収にも大量のエネルギーと水を消費することになります。  CCSというのは、地中への注入により地震を誘発する危険性、先ほどもあった漏出のリスク、またコストの高さ、そしてモニタリング等、万一事故が起きた場合の賠償責任など、問題点が多々指摘されます。脱炭素の切り札とは言い難い現状にあるかと思います。  大臣に伺います。  それでもCCSにこだわるのは、結局、石炭火力発電の延命を図

  41. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 有効な手段かもしれない、そのような技術かもしれない

    ○山添拓君 有効な手段かもしれない、そのような技術かもしれない。そのような技術開発が速やかに進み、実証もされて十分安全に使い得るということならば、今進んでいくということにも合理性があるかもしれません。しかし、気候変動対策に残された時間は短いわけですね。最初に大臣がその切迫性について認識を示されたとおりです。にもかかわらず、将来成功するかもしれないその技術に託していくというのは、私は余りに悠長な姿勢

  42. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 尊重されるべきだと

    ○山添拓君 尊重されるべきだと。この気候の問題と人権の問題とを一体のものとして論じていくということは大事な視点だと思います。  資料の三枚目を御覧ください。  二〇二一年十月、国連人権理事会で、安全性上、健康的で持続可能な環境に対する人権に関する決議が採択されました。四十三か国が賛成しましたが、四か国が棄権しています。その四か国は、中国、インド、ロシア、そして日本です。  資料の四枚目を御覧

  43. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 最後の話は余計な話だと思うんですけど

    ○山添拓君 最後の話は余計な話だと思うんですけど。そうすると、その明確じゃないことを指摘し、明確じゃないものに賛成したということになるんですか。今でも、この決議が挙げているこのクリーンで健康で持続可能な環境に対する権利というのは明確じゃないものだ、尊重しなくていいものだと、だけど何となく賛成しましたと。  そうではないかと思うんですけれども、これ大臣、いかがですか。

  44. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 大臣にも最後にもう一度伺いたいと思うんですけれども、この決議の内容…

    ○山添拓君 大臣にも最後にもう一度伺いたいと思うんですけれども、この決議の内容に示されている権利の範囲というのは確かに広範にわたるかと思います。しかし、そうした環境に対する権利を人権の問題として捉えていくということは非常に大事な視点だと思うんです。  その立場で世界の国際環境に対しても外務省としても向き合っていただきたいと思っていますが、いかがでしょうか。

  45. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 この決議は、環境被害は世界中の全ての個人やコミュニティーに関わる課…

    ○山添拓君 この決議は、環境被害は世界中の全ての個人やコミュニティーに関わる課題である一方、先住民、高齢者、障害者、女性、少女などがとりわけ脆弱な立場にあると述べて、人々が正確で適切な情報を得る権利、政府の環境に関する意思決定に実効的に参加する権利、実効性のある救済措置を受ける権利などを示しています。日本の現状はこの水準には及ばないと思います。  気候危機を人権問題と捉えるべきです。そして、石炭

  46. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 日本共産党を代表し、国際復興開発銀行協定の改正、欧州復興開発銀行設…

    ○山添拓君 日本共産党を代表し、国際復興開発銀行協定の改正、欧州復興開発銀行設立協定の改正について承認に賛成、ロンドン条約一九九六年議定書二〇〇九年改定の承認について反対の討論を行います。  ロンドン条約一九九六年議定書二〇〇九年改定は、海洋投棄を検討できる廃棄物について輸出を禁止した一九九六年議定書第六条の例外として、二酸化炭素を含んだガスを一定の条件下で輸出できることとするものであり、二酸化

  47. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 日本共産党の山添拓です

    ○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  アメリカ共和党のリンゼー・グラハム上院議員が、八日、上院歳出委員会国防小委員会の公聴会で、バイデン政権のイスラエルへの弾薬輸送停止を批判し、その中で、広島、長崎への原爆投下に触れ、日本への原爆投下は正しい判断だったと思うかと質問しました。米軍のチャールズ・ブラウン統合参謀本部議長が、世界大戦を終わらせたと言えると答え、続けて問われたオースティン国防長官も同

  48. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 先ほど、グラハム議員事務所から、議員側と意思疎通を図るという話があ…

    ○山添拓君 先ほど、グラハム議員事務所から、議員側と意思疎通を図るという話がありました。この議員事務所から何か回答はあったんでしょうか。

  49. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 この発言の後、十二日のNBCのテレビ番組でも、このグラハム議員は正…

    ○山添拓君 この発言の後、十二日のNBCのテレビ番組でも、このグラハム議員は正しい決断だったと繰り返しました。本当に申入れってされたんですか。

  50. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 しかし、その抗議は伝わっていないと思いますね

    ○山添拓君 しかし、その抗議は伝わっていないと思いますね。伝えていないわけですから伝わっていないと。  米国の政治家による原爆投下を正当化する発言は、戦後繰り返されています。九一年には、湾岸戦争でイラクへの空爆を始める中、当時のチェイニー国防長官が、核兵器使用の可能性を視野に、原爆投下は正しかったと発言しました。当時のブッシュ大統領も、原爆投下の判断は正しかった、日本に謝罪する必要はないと言い放

  51. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 どれだけ申入れをしても伝わってはいないということだと思いますよ

    ○山添拓君 どれだけ申入れをしても伝わってはいないということだと思いますよ。  資料二枚目を御覧ください。  被団協、日本原水爆被害者団体協議会が十五日、声明を発表しました。広島、長崎への原爆投下によって第二次世界大戦が終結した、原爆投下は日米の戦争の早期終結に必要だったとする歴史観は、今日アメリカの言論の中でも少数派であり、逆に、戦争終結のためには原爆投下は必要なかったというのがアメリカの歴

  52. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 長崎市の鈴木史朗市長は、原爆投下、核兵器の使用に正当化の余地は一ミ…

    ○山添拓君 長崎市の鈴木史朗市長は、原爆投下、核兵器の使用に正当化の余地は一ミリもない、原爆投下でいかに非人道的、破滅的な結末が起こったか、それを踏まえれば、いかなる理由をもってしても正当化されるものではないと述べています。そのとおりだと思います。  これは政府として公式に抗議すべきだと考えますが、いかがですか。

  53. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 一連の発言は、米国がイスラエルへの弾薬輸送を停止した、この対応をめ…

    ○山添拓君 一連の発言は、米国がイスラエルへの弾薬輸送を停止した、この対応をめぐるものです。グラハム議員は、我々が広島、長崎に原爆を投下して戦争を終わらせたように、イスラエルもユダヤ人国家として生き残るために必要なことは何でもすべきだと述べています。原爆投下を引き合いに、イスラエルへの武器供与を続け、ガザの壊滅を支援せよと述べているわけです。これは二重、三重に許されないです。そして、一議員の発言に

  54. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 しかし、広島ビジョンには被爆者という言葉すら入っていなかったんですね

    ○山添拓君 しかし、広島ビジョンには被爆者という言葉すら入っていなかったんですね。ですから、被爆の実相を共通認識として表明するということさえできなかったと。  その結果、どういうことが起こっているか。米国NNSA、核安全保障局は、五月十四日に臨界前核実験を行ったと発表しました。バイデン政権で三回目です。抗議しましたか。

  55. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 抗議したとおっしゃらない

    ○山添拓君 抗議したとおっしゃらない。被爆地広島や長崎だけでなく、神奈川県や京都府など、多くの自治体、地方議会が抗議文を発表しています。ところが、日本政府は、抗議するどころか、容認、擁護、そういう姿勢です。  NNSAは、今後こうした臨界前核実験を行う頻度を上げる計画だと表明していますよ。これからも抗議されないんですか。

  56. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 済みません

    ○山添拓君 済みません。  時間ですので終わりにしなければなりませんが、実験というのは使用を前提とするものです。ですから、核の廃絶には完全に逆行します。核兵器のない世界をうたうのであれば、あらゆる実験に反対し、やめさせるべきです。その根底には、私は日本政府の核抑止力論にしがみつく姿勢があると思います。日本政府の姿勢が問われているということを指摘して、質問を終わります。

  57. 本会議

    ○山添拓君 日本共産党を代表し、民法等一部改定案に反対の討論を行います

    ○山添拓君 日本共産党を代表し、民法等一部改定案に反対の討論を行います。  子供の気持ちを伝える場所がない状態でこの話が進んでいる、子供のために作られると専門家は言うがスタート地点が違うような気がする、今週月曜日のテレビ番組でMCが発したコメントは本法案の本質をついています。  DVや虐待から逃れ、安心、安全な生活を取り戻そうと必死で生きる人々、行政や司法、医療や教育、福祉の現場から悲鳴のよう

  58. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 日本共産党の山添拓です

    ○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  法案について伺います。  自衛隊や米軍の基地周辺で風力発電設備の設置を規制する法案です。電波障害のおそれを防ぐためと言いますが、基地の都合で民間の経済活動を一方的に制約するものです。事業者は、工事の着手前に防衛大臣に届出を義務付けられる規律となっています。  資料をお配りしていますが、この産経新聞の見出しは、「外資の再エネ参入 安保リスク」となっていま

  59. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 そうすると、普通は資本関係や国籍などは、レーダーなどでの影響とは関…

    ○山添拓君 そうすると、普通は資本関係や国籍などは、レーダーなどでの影響とは関係ない事項ということになるでしょうか。

  60. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 事業者と防衛大臣は、相互に、工事の計画の変更など必要な措置を求める…

    ○山添拓君 事業者と防衛大臣は、相互に、工事の計画の変更など必要な措置を求めることができるとされています。  相互にと言いますが、どう考えても、防衛大臣側が事業者に対して計画変更などを迫る場面の方が多いだろうと思います。安全保障のために協力せよと言って、必要な措置をとるように協議を求めていくということが想定されます。  そこで、大臣に伺いますが、法案には、協議の結果、事業者が計画の変更、それは

  61. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 規定がないんですね

    ○山添拓君 規定がないんですね。協議が調うまでは最大二年間、今日もお話がありましたが、工事をストップさせ得るわけです。もしその間に着手すれば、罰則を科すわけですね。しかし、事業者は、計画を作って着手寸前、その段階で初めて自衛隊や米軍の計画を知らされるという事態も起こり得るだろうと思うんです。計画準備段階に掛けた費用や二年間稼働すれば得られた利益を得られなくなる可能性もあるわけですね。  今の大臣

  62. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 これは明確にされるべきだと思うんですね、少なくとも

    ○山添拓君 これは明確にされるべきだと思うんですね、少なくとも。  憲法二十九条三項です。私有財産の制約というのは正当な補償がなければ許されないというのが我が国の憲法です。財産権と経済活動の自由を制限するにもかかわらず、何の補償についても定められない。協議はするとおっしゃいましたが、規定がありません。自衛隊、米軍の都合を優先というのは、私は憲法に照らして理不尽だと考えます。法案には反対です。

  63. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 米軍の輸送は、そうすると、絶対に行わないわけですか

    ○山添拓君 米軍の輸送は、そうすると、絶対に行わないわけですか。

  64. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 つまり、可能性はあるということで、否定されないわけです

    ○山添拓君 つまり、可能性はあるということで、否定されないわけです。これは、文字どおり、日米で兵たんまで一体化を進めていくということにほかなりません。しかも、大臣は、海上輸送群が特定利用港湾、南西地域を始めとする民間港湾を平時から利用することが想定されるとも述べておりますから、米軍を輸送する船がこの特定利用港湾なども使っていく、その可能性も今の時点で否定されていないわけです。  そこで、特定利用

  65. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 これ、このQアンドAですけど、そもそも問いと答えが対応していないと…

    ○山添拓君 これ、このQアンドAですけど、そもそも問いと答えが対応していないと思うんですよ。問いは、特定利用空港・港湾となることで米軍も利用することになりますか、少なくともその可能性が高まるのではないですかと。しかし、答えは、米軍が本枠組みに参加することはありませんとあるだけで、米軍が利用するかどうかということは答えていないんですね。いわゆるこれは御飯論法ですよ。  施設管理者や地元自治体や住民

  66. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 今も、参加することはないと言って、誤解を招くような表現をされている…

    ○山添拓君 今も、参加することはないと言って、誤解を招くような表現をされていると思います。  だって、自衛隊がより使いやすいようにするために特定利用空港・港湾、指定していくわけですから、日米で共同訓練を強めていく、平時から使っていく、そうなれば米軍の利用も当然増えることが想定されると思うんですよ。ところが、それをここでは書かれていないわけですね。大臣も今、そのようにははっきりおっしゃいませんでし

  67. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 いや、この資料にははっきり書いていますよ、自衛隊及び米軍が優先的に…

    ○山添拓君 いや、この資料にははっきり書いていますよ、自衛隊及び米軍が優先的に利用できるようと。米軍も含めた優先利用を検討しているじゃありませんか。防衛省、どうなんですか。

  68. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 平素から調整を行っていくための枠組みが今度の特定利用空港・港湾です…

    ○山添拓君 平素から調整を行っていくための枠組みが今度の特定利用空港・港湾ですよね。それは既に自衛隊や米軍が優先的にできるように、利用できるよう確保していく、その狙いの下につくられた枠組みということをここでは既にはっきりしていると思うんですよ。違うんでしょうか。

  69. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 つまり、当初は自衛隊と米軍が優先利用できる仕組みをとお考えだったけ…

    ○山添拓君 つまり、当初は自衛隊と米軍が優先利用できる仕組みをとお考えだったけれども、断念したということなんでしょうか。それなら、その旨はっきりしていただきたいと思います。

  70. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 いや、先ほど米軍の利用もあり得るとおっしゃったばかりですよ

    ○山添拓君 いや、先ほど米軍の利用もあり得るとおっしゃったばかりですよ。またそうやってごまかされるのでしょうか。  この資料には、自衛隊の輸送や国民保護に万全を期すため、日米両国による民間の空港、港湾を含む施設の実地調査を推進するとあります。調査しましたか。

  71. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 おのずから別とはにわかには信じ難いと思いますので、整理して委員会に…

    ○山添拓君 おのずから別とはにわかには信じ難いと思いますので、整理して委員会に提出いただきたいと思います。

  72. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 ということはですよ、今の説明ですと、この枠組みとは別途、日米両国で…

    ○山添拓君 ということはですよ、今の説明ですと、この枠組みとは別途、日米両国で民間の空港、港湾を含む施設の実地調査を行ってきた、あるいはこれから行う、こういうことですか。

  73. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 私は、調査をしたからこそ、この間、特定利用空港・港湾、その指定につ…

    ○山添拓君 私は、調査をしたからこそ、この間、特定利用空港・港湾、その指定につながっていると考えるのが自然かと思うんです。  調査の有無、内容について、委員会に報告を求めたいと思います。

  74. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 米国のエマニュエル駐日大使が明日十七日、軍用機で与那国町と石垣市を…

    ○山添拓君 米国のエマニュエル駐日大使が明日十七日、軍用機で与那国町と石垣市を訪れる計画だといいます。玉城知事は自粛を求めています。住民からも、資料四枚目のとおり、反対の声が上がっています。  駐日大使が軍用機の使用を強行する、これはあってはならないと考えますが、政府からはどのようにお伝えになっているでしょうか。

  75. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 いや、お答えいただくべきだと思うんですね

    ○山添拓君 いや、お答えいただくべきだと思うんですね。  軍用機で民間空港を緊急時というわけではないのに使っていくというのかと。優先利用のためじゃない、米軍は参加しないと、地元を始め多くの国民をだまして、だますように計画を進めるのは言語道断だと考えます。特定利用空港・港湾の枠組みはやめるべきだということを指摘して、質問を終わります。

  76. 外交防衛委員会

    ○山添拓君 日本共産党を代表し、安保・風力発電規制法案に反対の討論を行います

    ○山添拓君 日本共産党を代表し、安保・風力発電規制法案に反対の討論を行います。  本法案は、安保三文書に基づく大軍拡の一環を成し、日米一体の軍事体制を強化しようとするものです。  政府は、敵基地攻撃能力、敵基地攻撃を可能とする長射程ミサイルやイージスシステム搭載艦、衛星コンステレーション、無人機の導入などを矢継ぎ早に進めています。日米首脳会談で日米の作戦及び能力のシームレスな統合を確認し、米軍

  77. 法務委員会

    ○山添拓君 日本共産党の山添拓です

    ○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  前回に続いて質問をいたします。  法案の大きな問題は、離婚後、父母の合意がないのに裁判所が共同親権を強制し得る点にあり、引き続き懸念の声が広がっています。  そこで、大臣にこの法案についての認識をまず問いたいと思います。  おとといの質疑で、濫訴や不当訴訟、リーガルハラスメントあるいはリーガルアビューズ、法的な虐待とも呼ばれますが、そうした事態が広が

  78. 法務委員会

    ○山添拓君 今、リスクはあるということをお認めになりましたが

    ○山添拓君 今、リスクはあるということをお認めになりましたが。  資料をお配りしています。ちょっと待って共同親権プロジェクトが、今月八日から十日、行った調査です。  二枚目の下の方から三枚目にかけて、別居、離婚経験者の五八%が離婚後アビューズに遭っているという結果でした。精神的なもの、経済的なもの、面会交流のこと、法的なもの、様々あります。離婚後アビューズに遭った五百八十二人のうち、子の面前で

  79. 法務委員会

    ○山添拓君 いや、今協力義務に違反するということをおっしゃいましたが、まさにそ…

    ○山添拓君 いや、今協力義務に違反するということをおっしゃいましたが、まさにその協力義務という条項が入ることによって協力義務に違反するという新たな訴えが起こされる、そういう懸念もあると思うんですね。  大臣がおっしゃるように、確かに婚姻中別居でも多くの問題があります。だからこそ離婚を選択し、ようやく逃れようとしたにもかかわらず、離婚後も共同親権となれば、言わば無期限の延長戦を強いられる、そうした

  80. 法務委員会

    ○山添拓君 親権者の定めをすべき件数が一万六千件余りと三千二百件余りですから、…

    ○山添拓君 親権者の定めをすべき件数が一万六千件余りと三千二百件余りですから、合計二万件弱となります。裁判上の離婚は全体の十数%ですので、協議離婚でおおむね同程度の割合だとすると、年間約二十万組の父母間で離婚に伴い子の親権者の定めがされているということになります。正確な数字ではありませんけれども、年間そのぐらいのボリュームになる。  そうしますと、離婚に伴って父母のいずれかが親権者となっている子

  81. 法務委員会

    ○山添拓君 民事局はどうですか

    ○山添拓君 民事局はどうですか。大体そのぐらいの数になっていくだろうということは推定されますよね。

  82. 法務委員会

    ○山添拓君 これは容易に推定し得るものだと思うんですが、つまり、どのぐらいの方…

    ○山添拓君 これは容易に推定し得るものだと思うんですが、つまり、どのぐらいの方に影響が及ぶ法案なのかということを推定されていない、その前提もなく議論がされてきているわけですが、法案が成立すれば多くの父母間で新たに共同親権への変更が請求される可能性が少なくともあります。少なくとも子が成人するまではその可能性があります。中には、相当以前にDVや虐待が原因で離婚した父母間で、加害者側が共同親権を求めると

  83. 法務委員会

    ○山添拓君 いや、主張ないし立証されればという御答弁でしたから、必ずしも立証さ…

    ○山添拓君 いや、主張ないし立証されればという御答弁でしたから、必ずしも立証されなくても必要によって認められる、そういうケースがあり得るということかと伺いました。

  84. 法務委員会

    ○山添拓君 ないではないということでしたが、相手が否定すれば難しいだろうと思う…

    ○山添拓君 ないではないということでしたが、相手が否定すれば難しいだろうと思うんですね。  協議離婚によって調停や裁判のような記録が残っていない、手元にメモや録音もない、いや、そもそもそうした苦しい過去からなるべく遠ざかりたいと思って記録は捨て去っているという方もいらっしゃると思うんです。  最高裁にも伺いたいと思うんですが、過去のDVや虐待の証拠となるのは被害者である本人の言葉だけ、そして相

  85. 法務委員会

    ○山添拓君 総合してとおっしゃるんですけれども、そのような証拠そのものが残って…

    ○山添拓君 総合してとおっしゃるんですけれども、そのような証拠そのものが残っていなくて被害を訴える側の供述のみだと、そしてそれを相手は否定をしてくる、そのときに果たして裁判所は、いや、この事件では、このケースではDVや虐待のおそれありとまで果たして判断してくれるのか。そうとは限らないと思うんですよ。だから、合意もないのに父母に共同親権を強要し得る仕組みはやめるべきだと私は考えます。  山崎参考人

  86. 法務委員会

    ○山添拓君 それは、この当事者からの声に全然向き合っておられないと思いますよ

    ○山添拓君 それは、この当事者からの声に全然向き合っておられないと思いますよ。だって裁判では、当事者は双方いるわけですから、片方の声だけに耳を傾け、全てを決めるということにはならないと思うんですね。それを否定する加害者側が、DVや虐待の場合の加害者の側の声についても聞くことになりますよね。そうして、結果としては、ああ、DVや虐待の記録は残っていませんね、今は反省している、もうやっていませんね、共同

  87. 法務委員会

    ○山添拓君 適切な医療は適切な説明が前提、ですからその意味で、親権者が同意を与…

    ○山添拓君 適切な医療は適切な説明が前提、ですからその意味で、親権者が同意を与えることによって医療行為が行えるようになる、そういう現場の実態だということですね。

  88. 法務委員会

    ○山添拓君 そうあるべきだと思います

    ○山添拓君 そうあるべきだと思います。  しかし、その下でどんな事態が現に起きているか。大津地裁で二〇二二年十一月十六日、娘の手術に当たって父親に説明や同意を求めなかったのは違法だとして、病院に対して慰謝料の支払を命じる判決がありました。  当時三歳だった娘が、肺の動脈弁をバルーンで拡張する手術を受けました。このバルーン手術は三歳程度までが適用で、その年齢に達しつつありました。当時、父母は婚姻

  89. 法務委員会

    ○山添拓君 判決については通告をしておりますが、大臣の方で必ずしも把握されてい…

    ○山添拓君 判決については通告をしておりますが、大臣の方で必ずしも把握されていないということであれば、これは病院が相手になった裁判です、厚労省は把握しておられますか。

  90. 法務委員会

    ○山添拓君 一般化できるものではないとおっしゃいますけれども、現にこのような判…

    ○山添拓君 一般化できるものではないとおっしゃいますけれども、現にこのような判決が出ているわけです。病院の側は困ると思うんですよ。当事者から、母親から、子の父親は面会禁止になっていると、裁判所がそう決めているという書面も持ってきていたんですね。ですから、今同居している母親の側の同意によって手術をして構わないだろうと病院はそう判断したわけです。問題は、医療機関が萎縮しないかということにあると思います

  91. 法務委員会

    ○山添拓君 周知を図っても、現場では実際に困る事態が起こり得ると思うんですね

    ○山添拓君 周知を図っても、現場では実際に困る事態が起こり得ると思うんですね。この大津の裁判の事件も、手術については父親の方が自らの同意も必要だと、こう後から裁判を起こしてきたわけですが、一方で、カルテの開示請求については、同居していない一人の親権者である父親の、一人の請求によっても開示できるはずだと、こう言って求めてきたと。  ですから、医療機関としては、親権者が、どちらも親権者だと言って治療

  92. 法務委員会

    ○山添拓君 私は、ガイドラインでは医療機関が安心して対応するということはなかな…

    ○山添拓君 私は、ガイドラインでは医療機関が安心して対応するということはなかなか難しいと思うんですよ。ガイドラインは、ないよりは参考になるかもしれません。しかし、それが裁判官を拘束するわけではありません。訴訟リスクを負うのはそれぞれの機関ですから、医療機関などですね。  法案の八百二十四条の二、一項は急迫の事情があるとき、二項は日常の行為に係る親権の行使について、父母それぞれ単独で親権を行使でき

  93. 法務委員会

    ○山添拓君 いや、こうした事態が婚姻中も起こり得るという説明はもうやめられるべ…

    ○山添拓君 いや、こうした事態が婚姻中も起こり得るという説明はもうやめられるべきだと思いますよ。婚姻中に確かに起こっているその問題をどう解決するかが政治の側にも司法の側にも問われると思うんですが、婚姻中にも起こっている、だから今度、共同親権で離婚後にも新たな問題が生じてもそれは同じことですと、そういう説明はもうされないべきだと思うんですけれども。  民事局長、その認識は、この法案を提出しておきな

  94. 法務委員会

    ○山添拓君 いや、先ほどもリスクはあるということをお認めになったわけですが、共…

    ○山添拓君 いや、先ほどもリスクはあるということをお認めになったわけですが、共同親権を導入し、この法案の定めるような仕組みを導入することによって新たな懸念が生まれるではないかと、そういう懸念に、批判の声にどう応えるかということが問われていると思うんですよ。  浜田参考人は、日常の養育に関する決定については監護親が行い、非監護親は監護親の権限行使を不当に妨げてはならないものとすべきだ、こういう認識

  95. 法務委員会

    ○山添拓君 権利の濫用と判断されることがあり得ると答弁がありました

    ○山添拓君 権利の濫用と判断されることがあり得ると答弁がありました。確かにそのとおりだろうと思います。  しかし、それはいつ判断されますか。裁判に訴え出て、権利の濫用だといって、不法行為だといって、一審、二審、いつ権利の濫用を、だから同居親の判断が正しいんだと、それを妨害することは許されないんだと、いつ判断してくれますか。

  96. 法務委員会

    ○山添拓君 結局、それはいつになるか分からないですよ

    ○山添拓君 結局、それはいつになるか分からないですよ。数年掛かるかもしれない。そのときに、子の学校だ、病院やいろんな生活に関わる問題についての最終決定が遅れた。その遅れは取り戻すことはできないことになりかねません。  私、法務省がどれだけガイドラインなどで意義や類型を示しても、繰り返しますが、裁判所を拘束するわけではないという懸念は消えないと思うんです。そして、リーガルハラスメント、リーガルアビ

  97. 法務委員会

    ○山添拓君 日本共産党を代表し、民法等一部改定案に反対の討論を行います

    ○山添拓君 日本共産党を代表し、民法等一部改定案に反対の討論を行います。  本法案の最大の問題は、離婚する父母が合意をしていなくても、裁判所が離婚後共同親権を定め得る点にあります。夫婦関係が破綻しても、父母間に子の養育だけは協力、共同して責任を果たそうとする関係性の下、親権の共同行使が真摯に合意され、それが子の利益にかなうケースはあるでしょう。しかし、父母間に真摯な合意がないのに親権の共同行使を

  98. 国民生活・経済及び地方に関する調査会

    ○山添拓君 日本共産党の山添拓です

    ○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  本調査会のテーマ、誰もが取り残されず希望が持てる社会の構築、今国会の論点である社会経済、地方及び国民生活に必要な施策に関わって意見を述べます。  誰もが取り残されず希望が持てる社会のためには、人権後進国の現状を改めることが不可欠です。ジェンダー、若者、障害者、外国人など、個人の尊厳を基本とする人権尊重の施策としてこそ、希望につながります。  女性の低賃

  99. 憲法審査会

    ○山添拓君 日本共産党の山添拓です

    ○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  緊急集会について、本日の御説明を受け、法制局に伺います。  日本国憲法に参議院の緊急集会を導入することについて、憲法制定議会では、民主政治を徹底させて国民の権利を十分擁護するためと説明されています。明治憲法の緊急勅令や緊急財政処分といった政府の専断による処理を排除したのは明らかですが、同時に、当時の議論では、あらかじめ国会常置委員会を設置しておき対応する

  100. 憲法審査会

    ○山添拓君 国民代表、国民から選ばれるという点に意義があるだろうと思います

    ○山添拓君 国民代表、国民から選ばれるという点に意義があるだろうと思います。  選挙が長期間、広範囲で行えない場合は、緊急集会では対応し切れないと指摘されます。しかし、災害などで選挙が実施できない場合には、現行法上、繰延べ投票の制度があります。阪神・淡路大震災でも東日本大震災でも全国的に選挙が困難となる事態は起きず、熊本地震では三か月後に参議院選挙が行われました。災害対応という点では、能登半島地

前へ9 / 35 ページ次へ