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財政金融委員会

2026年5月26日

113件の発言

  1. ○委員長(宮本周司君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします

    ○委員長(宮本周司君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。  政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。  財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官岡本利久君外十三名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

  2. ○委員長(宮本周司君) 御異議ないと認め、さよう決定をいたします

    ○委員長(宮本周司君) 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。     ─────────────

  3. ○委員長(宮本周司君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします

    ○委員長(宮本周司君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に日本銀行副総裁氷見野良三君及び同理事神山一成君を参考人として出席を求めることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

  4. ○委員長(宮本周司君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします

    ○委員長(宮本周司君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────

  5. ○委員長(宮本周司君) 財政及び金融等に関する調査を議題といたします

    ○委員長(宮本周司君) 財政及び金融等に関する調査を議題といたします。  まず、金融機能の再生のための緊急措置に関する法律第五条の規定に基づく破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告に関する件について、政府から説明を聴取いたします。片山内閣府特命担当大臣。

  6. ○国務大臣(片山さつき君) 令和七年十二月十二日に、金融機能の再生のための緊急…

    ○国務大臣(片山さつき君) 令和七年十二月十二日に、金融機能の再生のための緊急措置に関する法律第五条に基づき、破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告書を国会に提出いたしました。  報告対象期間は、令和七年四月一日以降令和七年九月三十日までとなっております。  御審議に先立ちまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、今回の報告対象期間中に、金融整理管財人による業務及び財

  7. ○委員長(宮本周司君) 以上で説明の聴取は終わりました

    ○委員長(宮本周司君) 以上で説明の聴取は終わりました。  これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。

  8. ○小林孝一郎君 おはようございます

    ○小林孝一郎君 おはようございます。自由民主党の小林孝一郎です。  本日は、租税特別措置、補助金、基金など、国家の財政運営の質をどのように高めていくのか、政府が設置した租税特別措置・補助金見直し担当室を中心とするいわゆる日本版DOGEの取組について質問をいたします。  まず初めに、日本版DOGEの意義についてお尋ねします。  我が国の一般会計総額は令和八年度予算で百二十兆円を超える規模となり

  9. ○副大臣(舞立昇治君) 租税特別措置、補助金の見直しについてでございますが、ま…

    ○副大臣(舞立昇治君) 租税特別措置、補助金の見直しについてでございますが、まず、日本維新の会と自民党との連立合意にありますとおり、責任ある積極財政の考え方に基づき、効果的な官民の投資拡大を進めつつ、非効率な政府の在り方を見直すと。その一環として、政策効果の低い租税特別措置や補助金の見直しを進め、政策効果を高めるための総点検をしっかりと行っていくことが重要であると考えております。  その上で、年

  10. ○小林孝一郎君 御答弁ありがとうございました

    ○小林孝一郎君 御答弁ありがとうございました。是非、こうした総点検を毎年実施していただきまして、見える化をしていただけたらと思っております。  次に、四月十日の副大臣会議、先ほど御答弁いただきましたこの副大臣会議で、各府省庁に求められた自己点検についてお伺いします。  副大臣会議では、令和九年度予算要求、税制改正要望に向け、各府省庁に対して租税特別措置や補助金等の自己点検を徹底するよう依頼がな

  11. ○副大臣(舞立昇治君) 租税特別措置等につきましては、これまでも、政策評価法に…

    ○副大臣(舞立昇治君) 租税特別措置等につきましては、これまでも、政策評価法に基づき、法人関係税制のうち、税負担の軽減等を図る措置の延長や拡充等を行う場合、各府省庁において政策評価を実施し、その結果の公表が行われてきたところでございます。  一方で、今回の自己点検につきましては、令和八年度与党税制改正大綱におきまして、令和九年度税制改正の要望段階から各府省庁がデータに基づいた説明責任を果たすこと

  12. ○小林孝一郎君 御答弁ありがとうございました

    ○小林孝一郎君 御答弁ありがとうございました。  まず各府省庁で自己点検をということでありました。自己点検ということになりますと、どうしても身内による評価ということになりますので、身内による評価というものがありますので、客観性を持たせる意味でも、省庁横断型、財務省がこの後全体的に検証されると思うんですけれども、省庁横断型で客観性を持たせた評価をしていただけたらと思います。  次に、基金の活用に

  13. ○国務大臣(片山さつき君) 基金につきましては、これまでも不断の検証と適正化を…

    ○国務大臣(片山さつき君) 基金につきましては、これまでも不断の検証と適正化を進めてまいりましたが、委員御指摘のとおり、今後、市場の信認を確保しながら必要な投資を進めていくためには、租税特別措置、補助金見直しの取組の中でも、基金についてもしっかりと適正化を図っていくことが重要と考えております。  現に、先月公表いたしました国民の皆様からの提案募集におきましても、この基金について、一定期間ごとに成

  14. ○小林孝一郎君 御答弁ありがとうございました

    ○小林孝一郎君 御答弁ありがとうございました。  基金ルールの明確化という御答弁をいただきました。三年ルールというのは確かにあると思うんですけれども、国庫の返納でありますとか廃止、こうしたもの、いわゆる基金の出口に当たる部分、こういった出口に当たる部分のルールもしっかりと明確化していっていただけたらと思います。これを機に見直しを進めていただけたらと思いますので、よろしくお願いをいたします。  

  15. ○国務大臣(片山さつき君) 高市内閣では、毎年度補正予算が組まれることを前提と…

    ○国務大臣(片山さつき君) 高市内閣では、毎年度補正予算が組まれることを前提とした予算編成とは決別して、補正予算は緊要性の高いものに限定して、恒常的な施策については原則当初予算で措置していくという方針です。  これは、単に補正予算を当初予算に振り替えるという趣旨ではなくて、めり張り付けを行う中で、必要な予算は可能な限り当初予算で計画的に措置するとともに、必要のないものはもうやめていくということを

  16. ○小林孝一郎君 御答弁ありがとうございました

    ○小林孝一郎君 御答弁ありがとうございました。  めり張りを付けて、そして厳しくというお言葉をいただきました。  より厳格な効果検証を行っていただきたいと思っておりますけれども、例えば三年連続で補正計上されている事業とか、こういったものについては、例えば自動的に当初予算化をするとか事業見直しの対象とするとか、何らかの仕組みを導入すべきではないかと考えますが、いかがでしょうか。

  17. ○国務大臣(片山さつき君) 今おっしゃっていただいたような視点も含めて、まさに…

    ○国務大臣(片山さつき君) 今おっしゃっていただいたような視点も含めて、まさに最初の見直しの趣旨で申し上げたように緊要性の高いものが本来補正予算でございますから、毎年ルーチンのようにそちらに寄せていたというものはもちろん趣旨じゃないので、委員の御意見も踏まえましてしっかりと見直しに取り組んでまいりたいと、かように考えております。

  18. ○小林孝一郎君 御答弁ありがとうございました

    ○小林孝一郎君 御答弁ありがとうございました。  本日、四つの質問をさせていただきました。いずれも限られた財源をどう生かすかという一点につながるものでありました。単なる歳出削減でも、単なる歳出拡大でもなく、政策効果を高めながら未来への投資を実現するワイズスペンディングをどう進めていくか、その実現に向けて日本版DOGEが実効性ある改革として進むことを御期待申し上げまして、私の質問を終わらせていただ

  19. ○高木真理君 立憲民主・無所属の高木真理です

    ○高木真理君 立憲民主・無所属の高木真理です。  早速質問に入ってまいりたいと思います。  まず、金利の動向について伺いたいと思います。  今月十八日には政府の補正予算編成が行われるのではないかという報道の中、長期金利の速い上昇が報じられました。しかし、翌日には、六月には利上げではないかという観測が広がり、落ち着いた動きという報道に変わってまいりました。米欧対比で日本の長期金利の上昇速度とい

  20. ○高木真理君 それでは、その答弁を踏まえましてと申しましょうか、次に伺いたいと…

    ○高木真理君 それでは、その答弁を踏まえましてと申しましょうか、次に伺いたいと思います。  今年の春闘回答、五%台と好調でした。そして、二十二日発表の実質賃金も三か月連続プラスということでありましたけれども、一方で、中東情勢の負の影響が日増しに大きくなっておりまして、コストアップによる消費抑制が強まる危険がある状況になっております。こうした中では、経済成長に対して下押し圧力が掛かることとなってい

  21. ○高木真理君 まさに、中東情勢の不透明さというのがある中での難しい判断がいろい…

    ○高木真理君 まさに、中東情勢の不透明さというのがある中での難しい判断がいろいろ迫られるところかと思いますけれども、物価が上昇が激しいと国民生活にも多大な影響も出てまいりますので、しっかりとした御判断を注視してまいりたいというふうに思います。  日銀に対する質問、こちらまでとなりますので、委員長、お取り計らいよろしくお願いします。

  22. ○委員長(宮本周司君) 日本銀行氷見野副総裁におかれましては、御退席いただいて…

    ○委員長(宮本周司君) 日本銀行氷見野副総裁におかれましては、御退席いただいて結構でございます。

  23. ○高木真理君 引き続き、JBICの融資について伺ってまいります

    ○高木真理君 引き続き、JBICの融資について伺ってまいります。  戦略的投資イニシアチブ第一弾で、四月十七日に、オハイオ州のガス火力発電事業、それからテキサス州原油輸出ターミナル事業への対米投資、対米融資が決まりました。こうした中、JBICは、建設予定地未定のままオハイオ州ガス火力事業への支援検討を開始をしております。  JBICには環境配慮ガイドラインというものがあって、これにおいては、事

  24. ○国務大臣(片山さつき君) 日米戦略投資イニシアチブの第一弾のガス火力発電事業…

    ○国務大臣(片山さつき君) 日米戦略投資イニシアチブの第一弾のガス火力発電事業のことに関する御質問かと存じますが、JBICが策定している環境社会配慮確認のための国際協力銀行ガイドラインというのがございますが、これは、案件の性質上、例外的に、出融資等の意思決定が必要な時点で環境レビューに必要な文書を入手できない場合には、融資決定後に環境レビューを行うことも規定されております。  この御指摘のガス火

  25. ○高木真理君 今の、事後でもいいんだというような御説明でしたけれども、事後でも…

    ○高木真理君 今の、事後でもいいんだというような御説明でしたけれども、事後でもいいと言って、これだけの巨大プロジェクトで、政府が関わっていて、ちゃんと、おかしい内容が出てきたときに止まるんだろうかと思うんですけど、これ止まることになっているんでしょうか。

  26. ○高木真理君 やはりこうした、もう先ほども申し上げましたように、新規化石燃料事…

    ○高木真理君 やはりこうした、もう先ほども申し上げましたように、新規化石燃料事業への支援はもう二〇二二年度末までに終了するとも合意しているわけですし、環境負荷が大きいということは、この地域で既に稼働している、この地域じゃないですね、テキサス州の原油輸出ターミナル事業と同地域にあるフリーポートのLNGの方ですけれども、こちらでは、これはもう稼働している施設でありますけれども、爆発事故が起きたりとか、

  27. ○高木真理君 重要な役割を今果たしている資源であるということは分かるんですけれ…

    ○高木真理君 重要な役割を今果たしている資源であるということは分かるんですけれども、転売するほどの量があるんであれば、使っていくとだんだん枯渇していくこともあるので次のものを準備をしているんだという説明もレクでは伺いましたけれども、転売をしたりせずに、日本で使う分を確保してそれを消費していくということをやっていくのであれば、それほどのスピードで新規開発をしていかなくても十分今あるものを使っていける

  28. ○高木真理君 今そうした意味での危機が来ているわけですけれども、そういう中で日…

    ○高木真理君 今そうした意味での危機が来ているわけですけれども、そういう中で日本は、じゃ、輸出はやめて全量を日本で抱えるということをやっているのかどうか、そこも疑問だなというふうに思います。何か方便になっているんじゃないかなという気が大変するわけでありますけれども。  次は、JBICさんの方、JBICのことについて伺いたいと思いますが、こうした今の方針でいくという場合に、開発が行われていくという

  29. ○高木真理君 今の御答弁だと、やはりこの二〇二二年度末までにこのエルマウ・サミ…

    ○高木真理君 今の御答弁だと、やはりこの二〇二二年度末までにこのエルマウ・サミットで約束した合意との整合性が問われるという問題クリアできないというふうにも思いますので、引き続き、この問題、私も注視してまいりたいと思います。  次に、スルガ銀行の問題に移ってまいります。  スルガ銀行問題の再発防止に向けた枠組みづくりについて、再発防止というふうに申し上げておりますけれども、もちろん今の被害者の皆

  30. ○国務大臣(片山さつき君) スルガ銀行のアパマン問題でございますが、これ何回も…

    ○国務大臣(片山さつき君) スルガ銀行のアパマン問題でございますが、これ何回もそのように申し上げていると思いますけど、訴訟の場でスルガ銀行によるその損害賠償責任というのが認められておりません、このアパマン問題については。調停が行われてきたわけですが、調停においてもスルガ銀行の不法行為が成立する余地がないではないという考えが示されるにとどまったということ、これも何回も申し上げましたが、申し上げており

  31. ○高木真理君 東日本大震災と、災害とは一緒にできないというふうにおっしゃいまし…

    ○高木真理君 東日本大震災と、災害とは一緒にできないというふうにおっしゃいましたけれども、でも、それをこの答弁の場でそういうのも使えるんじゃないかということを大臣自身がおっしゃったわけですよね。だから、おっしゃっていますよ。なので、そういうのも使えるんじゃないかみたいなことですよね。なので、みんな真剣にそこを考えるわけですよ。  今、サービサーに売却するという案も浮上して、報道がされておりますけ

  32. ○国務大臣(片山さつき君) 変化形というのもなかなか難しいという、ちょっと今お…

    ○国務大臣(片山さつき君) 変化形というのもなかなか難しいという、ちょっと今お伺いした限りではなかなか難しいと思うんですけれども。  先般、決算委員会がございまして、五月十一日に別の先生から高市総理に対して東日本大震災のようなというようなことの趣旨の御質問が出たときに、総理のお答えが、東日本大震災のような大規模自然災害に起因する被害と、スルガ銀行の不正融資問題のように取引の相手方が存在して民事訴

  33. ○委員長(宮本周司君) 時間が来ておりますので、質問おまとめください

    ○委員長(宮本周司君) 時間が来ておりますので、質問おまとめください。

  34. ○高木真理君 はい

    ○高木真理君 はい。  私が発言されたというふうに申し上げたのは、大臣の発言、三月二十六日の答弁であったわけでありますけれども、いずれにしても、再発防止のためにも枠組みをつくっていかなければいけないと思います。  以上、終わります。

  35. ○原田秀一君 国民民主党・新緑風会の原田秀一です

    ○原田秀一君 国民民主党・新緑風会の原田秀一です。  本日は、NISAとiDeCoについて政府の見解を伺います。  いずれも共通する問題意識があります。政府は貯蓄から投資へを掲げていますが、その本質は国民一人一人が自らに合った形で長期資産を形成する環境を整えることだと考えます。特に、少子高齢化により現役世代の年金の実質給付水準は親世代より低下するのは確実です。社会保険料が増加し続け、世代間格差

  36. ○国務大臣(片山さつき君) 日銀の国債買入れ減額が行われている中で、国内外の幅…

    ○国務大臣(片山さつき君) 日銀の国債買入れ減額が行われている中で、国内外の幅広い投資家に国債を保有していただく努力は、今後の国債の安定的な消化の観点から一層重要になっていると我々把握をしているものでございますから、強く認識はしております。  その上で、個人向け国債の商品性、今、十年の変動、それから五年の固定、三年の固定というのがあるんですけれども、この商品性の在り方というのはもう不断に検討を進

  37. ○原田秀一君 ありがとうございます

    ○原田秀一君 ありがとうございます。  次に、iDeCoについて伺います。  さて、本日出席の委員の皆様はiDeCoに御加入でしょうか。国会議員は、国民年金第一号被保険者です。つまり、現在六十五歳未満、本年十二月よりは七十歳未満の方はiDeCoに加入できる立場にあります。掛金上限は月六万八千円、年間八十一万六千円が全額所得控除、歳費水準を考えれば節税効果は相当なものです。ベテランの議員であられ

  38. ○原田秀一君 ありがとうございます

    ○原田秀一君 ありがとうございます。  ただいま御答弁いただいた数字を踏まえ、伺います。  配付資料一にあるとおり、近年、NISAの利用者の増加は著しい一方、iDeCoはNISAの七分の一以下と遠く及ばない状況が続いています。もちろん、両制度には政策目的の違いがあることは承知しています。NISAは幅広い国民の自由な資産形成、iDeCoは公的年金を補完する老後専用の上乗せ年金という位置付けです。

  39. ○大臣政務官(神谷政幸君) お答えします

    ○大臣政務官(神谷政幸君) お答えします。  NISAが家計の安定的な資産形成の支援を目的とした制度である一方、iDeCoは公的年金の上乗せ部分として老後に向けた資産形成を目的とした制度であることから、それぞれの制度の仕組みや対象者、税制上の措置も異なっているということは委員も御案内のことかと思います。また、公的年金の上乗せの制度としては企業年金等の制度もあり、iDeCo共に広く活用されていると

  40. ○原田秀一君 ありがとうございます

    ○原田秀一君 ありがとうございます。  今、厚労大臣政務官から広報や認知度の課題という答弁も少しありましたが、配付資料二を御覧ください。  確かに、iDeCoの認知度はNISAよりは少しは落ちますが、両者にさほどの差はありません。やはり単に知られていないのではなく、知った上で利用をためらう障害があると考えます。  第一の障害は転職時の問題です。厚労省に伺います。  企業DCの加入者が転職時

  41. ○原田秀一君 ありがとうございます

    ○原田秀一君 ありがとうございます。  政府は、労働移動を促進し、人への投資を掲げています。しかし、転職のたびに資産形成が止まり手数料だけが引かれ続ける制度で、本当に現役世代の長期積立てを支援できるでしょうか。  厚生労働省に伺います。  企業型DCの転職時、転退職時における、国民年金に自動移換され現金で放置されている八十二万人、三千億を超える資産を減らす取組を国民年金基金連合会としてやるべ

  42. ○大臣政務官(神谷政幸君) お答えします

    ○大臣政務官(神谷政幸君) お答えします。  企業型DCは、御本人がiDeCoの口座を開設している場合はiDeCoへ、また転職先に企業型DCがある場合は転職先の企業型DCへ資産の持ち運びが可能であり、これらの資産について適切に手続が行われ、安定的な老後の所得確保が実現されることが望ましいことであります。  また、御本人が既にiDeCoに加入されている場合や、転職先に企業型DCがある場合には、御

  43. ○原田秀一君 ありがとうございます

    ○原田秀一君 ありがとうございます。  第二の障壁は、手数料の問題です。  厚生労働省に伺います。  iDeCoでは、加入時、二千八百二十九円に加え、運用中、毎月、国民年金基金連合会等への固定手数料として月百七十一円、年間二千五十二円掛かります。来年から月百八十六円、年間二千二百三十二円に値上げされます。この固定費型の構造は、少額積立者ほど手数料負担が重くなる逆進的な設計です。  政府が本

  44. ○大臣政務官(神谷政幸君) お答えします

    ○大臣政務官(神谷政幸君) お答えします。  iDeCoについては、実施主体である国民年金基金連合会において、加入資格の確認や掛金の拠出限度額の管理などの業務を担っており、これらに必要な経費やシステム費用については、加入者からの手数料により賄われております。  これまで、加入対象者の拡大や拠出限度額の引上げなど制度の充実とともに、オンライン手続の導入等を進めるなど、加入者の利便性向上が図られて

  45. ○原田秀一君 ありがとうございます

    ○原田秀一君 ありがとうございます。  次に、第三の障壁であります出口課税の問題についてお伺いします。  財務省に伺います。  iDeCoは、受取時に退職所得として課税されます。今年一月からは、五年のルールが十年ルールへ、十年に改正され、iDeCoと退職金の受取間隔を十年以上空けなければ退職所得控除が大幅に削られる仕組みになりました。本改正を改悪であるという国民の声が殺到しているのは御存じの

  46. ○副大臣(舞立昇治君) 先生御案内のように、iDeCoを一時金として受け取る場…

    ○副大臣(舞立昇治君) 先生御案内のように、iDeCoを一時金として受け取る場合には、所得税法上、退職手当等とみなされて退職所得課税の対象となるところでございますが、これらの退職所得含めまして、退職金につきましては他の所得に比べてかなり税負担を軽減しておりますが、複数の退職金を受給する場合には、課税の公平性の観点から、勤続期間の重複について調整した上で退職所得控除額を計算することとしております。

  47. ○原田秀一君 ありがとうございます

    ○原田秀一君 ありがとうございます。  続きまして、第四の障壁です。私がXで行ったアンケートで最も多かったものです。  厚生労働省に伺います。  現役世代がiDeCoを敬遠する最大の理由は、六十歳まで引き出せないというロックアップへの不安です。会社員は、既に厚生年金保険料として月収の約九%を強制的に拠出しています。その上で、さらに六十歳まで引き出せない制度に追加拠出することへの心理的抵抗は、

  48. ○大臣政務官(神谷政幸君) お答えします

    ○大臣政務官(神谷政幸君) お答えします。  iDeCoは、拠出や引き出しが自由な貯蓄とは異なり、公的年金の上乗せ部分として老後に向けた資産形成のための自主的な取組を支援することを目的としていることから、原則として六十歳到達前の中途引き出しは認められていないことは委員も御案内のことかと思います。  その上で、iDeCoを含む確定拠出年金制度における中途引き出しの在り方については、一昨年の社会保

  49. ○原田秀一君 ありがとうございます

    ○原田秀一君 ありがとうございます。  最後に、金融担当大臣に伺います。  iDeCo制度発足から四半世紀が経過しています。一方で、現役世代が加入をためらう根本的な障壁は依然として残っています。加入者三百九十三万人という現状は、制度の理念と設計の乖離を示していると思います。四半世紀を経た今こそ、抜本的な制度改革を取り込むときだと考えています。  金融大臣としてのiDeCoの更なる改善策の要否

  50. ○国務大臣(片山さつき君) iDeCoにつきましては、所管の厚生労働省におきま…

    ○国務大臣(片山さつき君) iDeCoにつきましては、所管の厚生労働省におきまして、加入者の利便性向上や普及促進に向けた方策を鋭意御検討されているものと承知しております。金融庁におきましても、私が分科会長を務める新戦略策定のための資産運用立国推進分科会における検討を踏まえた新たな金融戦略の骨子案の中で、加入者目線に立ったiDeCo制度の改善、広報の充実というのを盛り込んでおりまして、政府全体として

  51. ○原田秀一君 ありがとうございます

    ○原田秀一君 ありがとうございます。  自助努力が報われる制度への改正を強く求めまして、質問を終わります。ありがとうございました。

  52. ○杉久武君 公明党の杉久武でございます

    ○杉久武君 公明党の杉久武でございます。  通告に従いまして順次質問をしてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いをいたします。  まず、補正予算について確認をしたいと思います。  時系列に沿って申し上げますと、先週、現下の物価高に対応するための補正予算の編成について、片山大臣に対して検討を指示したとの高市総理の発言がございました。申し上げるまでもなく、イラン情勢に伴う原油高は国民生活を直

  53. ○国務大臣(片山さつき君) 補正予算につきましては、昨日の総理の会見において、…

    ○国務大臣(片山さつき君) 補正予算につきましては、昨日の総理の会見において、中東情勢は依然として不透明であり、電気・ガス料金支援、これに限らず、必要な施策を臨機応変に講じていくと、このため、リスクの最小化の観点から、資金面で万全の備えを取るべく、補正予算を編成し、来週にも国会に提出するという御発言があったところでございます。  あわせて、昨日の会見で総理からは、補正予算の規模については三兆円強

  54. ○杉久武君 今御答弁いただきました電気・ガス料金等については我々の提言も取り入…

    ○杉久武君 今御答弁いただきました電気・ガス料金等については我々の提言も取り入れていただいたと思いますが、一方で、低所得、子育て世帯向けの現金給付でありましたり雇用調整助成金の要件緩和、拡充でありましたり、原油高騰の影響を受ける事業者への金融支援、こういったことも提言をさせていただいておりますけれども、その辺りがどういう形で反映されているのか、まだよく分からないところもございます。この中身につきま

  55. ○国務大臣(片山さつき君) パリで行われましたG7蔵相・中央銀行総裁会議におき…

    ○国務大臣(片山さつき君) パリで行われましたG7蔵相・中央銀行総裁会議におきまして、先端AI、フロンティアAIとも言われておりますが、これにつきまして議論がございまして、各国間の情報共有を強化するというようなことで文書が合意されて発表されておりますが、それ以前に、私と米国のベッセント長官も、ベッセント長官、来日をされておりますので、その間も何回か日米蔵相会談等も行っておりまして、一連の会談で話を

  56. ○杉久武君 是非、この先端AI技術が国民生活と金融システムの安全に資するように…

    ○杉久武君 是非、この先端AI技術が国民生活と金融システムの安全に資するようになるよう、万全な対策を進めていただきたいと思います。  次に、二輪車販売店などで自賠責保険の代理店契約が解除される事例が増加しているという件について取り上げたいというふうに思います。  ビッグモーター事案を踏まえまして、損保代理店の業務品質の向上を図る取組が進められていると思いますが、この取組自体は重要でございます。

  57. ○杉久武君 特に、自賠責保険は被害者保護と無保険者防止とを担う公共性の高い制度…

    ○杉久武君 特に、自賠責保険は被害者保護と無保険者防止とを担う公共性の高い制度でありまして、地域の販売店や整備事業者がこの加入実務を支えてきたという実態がございます。品質管理の強化は重要である一方で、現場で過度な萎縮や代理店減少が進めば、かえって加入機会の低下につながる懸念もございます。  金融庁として、品質管理と現場実態、加入機会確保とのバランスを今後どのように図っていくお考えなのか、伺いたい

  58. ○杉久武君 最後に国交省に伺います

    ○杉久武君 最後に国交省に伺います。まとめてお伺いしたいと思います。  自賠責保険は交通事故被害者保護の基盤であり、特に二輪、原付分野では地域の販売店や整備事業者が加入を支えてまいりました。一方で、現場からは、損保会社による代理店管理強化の中で、自賠責取扱いの継続に不安を感じる声や地域の販売店等が取引から撤退しかねないとの懸念も聞かれております。国交省として、現在、この状況をどのように認識をされ

  59. ○委員長(宮本周司君) 時間が来ております

    ○委員長(宮本周司君) 時間が来ております。おまとめください。

  60. ○杉久武君 時間になりましたので、以上で質問を終わります

    ○杉久武君 時間になりましたので、以上で質問を終わります。ありがとうございました。

  61. ○浅田均君 日本維新の会、浅田均でございます

    ○浅田均君 日本維新の会、浅田均でございます。  私からは、冒頭、大臣から御説明のありました報告についてまず質問させていただきたいと思っております。トップバッターで、小林委員の方から基金ルールの明確化に関して言及がありました。私も同様の視点からこの報告に関して質問をさせていただきたいと思っております。  大臣の御説明でいきますと、預金保険機構の政府保証付借入残、合計で三千四百四十五億円という御

  62. ○国務大臣(片山さつき君) 今委員の方から、昨年の十二月十二日にこの今回の報告…

    ○国務大臣(片山さつき君) 今委員の方から、昨年の十二月十二日にこの今回の報告書を国会に提出したわけですが、その内容を触れていただいて、その上で、今までの制度趣旨のようなことに言及していただいてその論点を提示していただいたわけでございますが。  制度としてまた更に申し上げるのもなかなか恐縮ではありますが、この国の資本参加によって取得した株式、まあ大体優先株が多いんですけれども、これの処分を行うと

  63. ○浅田均君 今大臣がおっしゃったような政策の効果が見られたらいいんですけれども…

    ○浅田均君 今大臣がおっしゃったような政策の効果が見られたらいいんですけれども、詳細を読みますと、ただ数値が下がっている、七五・五%が七五%に下がっていて、実際の経費率というのは六〇%以下が求められているのに、そういう指標がないから、ただ下がっている、上がっているとか、そういう評価抜きの報告でしかないので、そこで評価指標を設けていただきたいなというのが私の願いですので、どうぞよろしくお願い申し上げ

  64. ○国務大臣(片山さつき君) 実は、この問題は今回のパリのG7で初めて出たのでは…

    ○国務大臣(片山さつき君) 実は、この問題は今回のパリのG7で初めて出たのではなくて、四月のワシントンのG7で、アメリカの財務長官の方から、四月の初旬にそのアンソロピック社の方から自己申告があって、大変能力が格段に上がるものができてしまったので、これは、あそこは本当に財務、金融も含めて、財務長官が全ての球を拾うようなケースが多いものですから、まとめて米国財務省の方でそのリスクを見て、これをどのよう

  65. ○委員長(宮本周司君) もう時間が来ておりますので、おまとめください

    ○委員長(宮本周司君) もう時間が来ておりますので、おまとめください。

  66. ○浅田均君 はい

    ○浅田均君 はい。  時間になりましたので、終わらせていただきますが、日銀から耐量子暗号について質問させていただくべく来ていただきましたけれども、時間がなくて大変失礼なことをいたしました。次回必ず質問させていただきますので、どうぞよろしく御容赦をお願いいたします。  ありがとうございました。

  67. ○松田学君 参政党の松田学でございます

    ○松田学君 参政党の松田学でございます。  今回、財政運営の基本的な考え方について幾つか御質問をしたいと思っていますが、いわゆる国民負担率がもう四六%前後、五公五民なんという言葉も聞こえる。さらに、これからは社会保障だってまだ、まだ高齢化が続いていくし、少子化対策、いろんな財政需要があって、その中で、この防衛費について、GDP比三・五%みたいな話も国際社会ではありますけれども、日本も、自民党でも

  68. ○国務大臣(片山さつき君) 現行の防衛力整備計画に基づく防衛力の抜本的強化につ…

    ○国務大臣(片山さつき君) 現行の防衛力整備計画に基づく防衛力の抜本的強化につきましては、既に何回かお答えしておりますが、歳出改革、決算剰余金の活用、税外収入、税制上の措置によって財源を確保することというふうにしておりまして、先般、税制上の措置として防衛特別所得税の創設についても国会でお認めいただいたということでございます。  その上で、今後の防衛力の具体的な内容、それからこれを実現するための防

  69. ○松田学君 このところ高市政権から聞こえてくるのは、この責任ある積極財政が必ず…

    ○松田学君 このところ高市政権から聞こえてくるのは、この責任ある積極財政が必ずしも財政拡大を意味するものではないというメッセージで、積極財政というとマーケットがネガティブな反応をすると。金利が、先ほどもあったように二・八%になったりとか、そういうこともあるのかなと。  四月九日の本委員会で、国債発行に対するマーケットの制約について私質問いたしましたところ、片山大臣からは、マーケットキャパの議論よ

  70. ○国務大臣(片山さつき君) 大変広範な質問なので、全部にお答えし切れるかどうか…

    ○国務大臣(片山さつき君) 大変広範な質問なので、全部にお答えし切れるかどうかちょっと分かりませんが、まず、金利のお話が今回G7でも、金利というか金融市場についての議論がいろいろ出まして、金利自体は様々な要因を背景に市場において決まるものでございまして、今回様々な要因の中で一番中東情勢は大きいわけですが、十八日、十九日の議論でも、この中東情勢を受けて世界的にインフレ懸念が上がっていて、これから債券

  71. ○松田学君 いずれにしても、あれですね、公債等GDP比の安定的な低下というのが…

    ○松田学君 いずれにしても、あれですね、公債等GDP比の安定的な低下というのが大事だということなんですが。  内閣府の中長期の経済財政に関する試算では、この比率は最近数年間は低下を続けている、まあ物価上昇もあるんでしょうけれども。で、今後、二〇三五年度にかけての十年間について見ても、GDP成長率が一%台の過去投影ケースでも、二〇三五年度は一八七・五%と、二六年度の見込みの一八六・六%とほぼ横ばい

  72. ○国務大臣(片山さつき君) 二十二日に総理と植田日銀総裁が会われているわけです…

    ○国務大臣(片山さつき君) 二十二日に総理と植田日銀総裁が会われているわけですけれども、これにつきましても私の方から申し上げられることは当然ございません。  ただ、そのぶら下がりで総裁が、政府、日銀のアコードに沿って、あくまでも政府、日銀のアコードに沿って、高市内閣が進める物価高対策や危機管理投資、成長投資といった取組について理解の上、日銀としても適切な政策を実行してほしいというお話がありました

  73. ○松田学君 五月二十二日の経済財政諮問会議で高市総理は、新たな投資枠について、…

    ○松田学君 五月二十二日の経済財政諮問会議で高市総理は、新たな投資枠について、前年度の予算にとらわれず必要な金額を確保するための仕組みであると、ということなんです。  いろんなお話聞いていると、この別枠管理というのは、要するに、予算編成の増分主義だとか、あるいは単年度主義という弊害を改める質的な改革であって、いわゆる積極財政の別枠管理なのかどうかちょっと見えにくくなっているんですが、この点はいか

  74. ○国務大臣(片山さつき君) 事業者に予見可能性を持って研究開発や設備投資をして…

    ○国務大臣(片山さつき君) 事業者に予見可能性を持って研究開発や設備投資をしていただきたいと、このためには、政府の予算の予見可能性を高めなければ当然それは無理でしょうと、付いてきていただけないでしょうと、こういうことを繰り返し考えておりますし、こういうことが重要だと思っておりますので、成果管理を徹底することを前提に、複数年度の財政出動をコミットする仕組みを構築するということにしております。  御

  75. ○松田学君 なかなか、最近は積極財政という言葉を言うとマーケットの反応がやっぱ…

    ○松田学君 なかなか、最近は積極財政という言葉を言うとマーケットの反応がやっぱり恐れているのかなという感じがして、なかなか踏み込んだ発言、最近余り見えないんですが、国債マーケットの制約のない形で、いわゆる量的な意味での積極財政ということでは幾つかの提案もなされているところですが、例えば、最近の円安による為替特会、外国為替特別会計の実現益ですね、特に最近では大規模介入によって実現した為替の評価益が実

  76. ○国務大臣(片山さつき君) 委員御承知だと思いますけれども、外為特会の収益の活…

    ○国務大臣(片山さつき君) 委員御承知だと思いますけれども、外為特会の収益の活用については、介入については私どもお答えをしておりませんので、一般論として申し上げますと、介入で得た円貨というのは償還期限を迎える政府短期証券の償還に充てるということが法令上決まっておりまして、これを財源として活用するということはできない法令上の仕組みになっております。  その外為特会につきましては、法令にのっとって、

  77. ○委員長(宮本周司君) 時間が来ておりますので、おまとめください

    ○委員長(宮本周司君) 時間が来ておりますので、おまとめください。

  78. ○松田学君 はい

    ○松田学君 はい。  なかなか量的な意味での積極財政は今の仕組みの下では八方塞がりのようにも聞こえますが、いろいろな新たな工夫を重ねて、是非、積極財政が実現するよう要望して、私の質問を終わりにさせていただきます。  どうもありがとうございました。

  79. ○小池晃君 日本共産党の小池晃です

    ○小池晃君 日本共産党の小池晃です。  スルガ銀行によるアパマン不正融資の問題なんですが、スルガ銀行は六百件で調停が成立して解決金支払対象外の方でも示談が進んでいるというふうにしています。一方で、最近、被害者同盟の皆さん、アンケートをやりまして、回答四百八十九件中四七%の方が未解決だと、完全に解決した方は一〇%にすぎないという結果が出ています。しかも、和解案に応諾した半数以上がテールヘビー、すな

  80. ○国務大臣(片山さつき君) 小池委員からの御指摘ということで、私の手元にも十ペ…

    ○国務大臣(片山さつき君) 小池委員からの御指摘ということで、私の手元にも十ページというふうに数えるんだと思いますが、スルガ銀行「解決済み六百件」の実態アンケート、これを拝見をさせていただいております。  そもそもですが、その二〇二二年の二月に被害者弁護団から申立てがありました民事調停につきまして、本年の一月二十日にスルガ銀行に対して解決金の支払を求めることを内容とした案件百九十三件の調停が成立

  81. ○小池晃君 大臣、私は被害者同盟のアンケートの中身について聞いたのに、大臣言わ…

    ○小池晃君 大臣、私は被害者同盟のアンケートの中身について聞いたのに、大臣言われたのは、スルガの言い分繰り返しているだけですよ。実態は違うんですよ。これがこのアンケート結果に示されていると私思うんですね。  しかも、このアンケート結果見ますと、この被害者の皆さん、話合い行われているんですけど、スルガの側から、提案のまないともう白紙に戻すというようなことを迫られていると。今、応諾したというふうにお

  82. ○小池晃君 被害者の皆さんは、この報道に接して、これ、セゾンによる買収で被害者…

    ○小池晃君 被害者の皆さんは、この報道に接して、これ、セゾンによる買収で被害者切り捨てられるんじゃないかというような不安の声も上がっているんですが、大臣、そんなことは決してないということは言明していただけますか。

  83. ○国務大臣(片山さつき君) 先ほど政府参考人からも申し上げたように、既にこの会…

    ○国務大臣(片山さつき君) 先ほど政府参考人からも申し上げたように、既にこの会社はスルガ銀行の株式の一七%を保有して業務提携はしておりますが、その記事について同行に確認したところ、記事にあるような事実はありませんという回答ですから、要するにそれはないと言っているわけですから、そういう前提でお答えをせざるを得ないんですが。  いずれにしても、この問題はきちっと金融庁としてスルガ銀行が合意した調停条

  84. ○小池晃君 いや、きちっとフォローするというのであれば、やはり私は、この被害者…

    ○小池晃君 いや、きちっとフォローするというのであれば、やはり私は、この被害者同盟のアンケートに出ているような実態に耳傾けるべきだと思いますよ。全く寄り添った対応になっていないわけですよ。これが実態だということを踏まえた、金融庁の設置目的にふさわしい対応をしていただきたい。  先ほど高木委員の質問に、大臣は今まで、私、政治家としてかなりいろんな知恵も出すような答弁されてきたと思うのを、何かできな

  85. ○国務大臣(片山さつき君) もちろん、金融庁の目的自身が預金者を守るということ…

    ○国務大臣(片山さつき君) もちろん、金融庁の目的自身が預金者を守るということ、それから金融サービスが適切に提供される状況を確保しなきゃいけないということは、これは当たり前でございまして、皆様と御一緒にこの委員会におきまして、被害者弁護団の代表の方も被害者の方もここで御意見を言っていただいて、もう非常におつらい立場等々のことに対して寄り添った対応を適切にしていくような確認をというか、その方向に持っ

  86. ○小池晃君 本当にこれ、やっぱり与野党を超えて知恵出して解決しなきゃいけない課…

    ○小池晃君 本当にこれ、やっぱり与野党を超えて知恵出して解決しなきゃいけない課題だということを改めて申し上げたいと思います。  補正予算の問題、昨日、高市首相が説明されました。予備費の積み増し、ガソリンや電気・ガス代、料金の支援ということが中心だということなんですが、今の物価高、物不足はエネルギー、石油製品だけではないわけですね。暮らしに関わる全分野を支援する必要があると私は思います。  財務

  87. ○国務大臣(片山さつき君) 補正予算につきましては、昨日総理が会見されて、中東…

    ○国務大臣(片山さつき君) 補正予算につきましては、昨日総理が会見されて、中東情勢が依然として不透明なので、まず電気・ガス料金支援に限らず必要な施策を臨機応変に講じることができるように講じていきますから、このため、リスクの最小化という観点から、資金面で万全の備えを取るべく補正予算を編成し、来週にも国会に提出すると申し上げておりまして、その上で、政府としては、中小企業に対して、既に政府系の金融機関と

  88. ○小池晃君 赤字国債の発行を最小限に抑えるんだというような話もあって、長期金利…

    ○小池晃君 赤字国債の発行を最小限に抑えるんだというような話もあって、長期金利が上昇している、円安の問題もある。私は、やっぱり責任ある積極財政ということでやってきたことの矛盾がここに現れているんじゃないかなというふうに思うんですよ。やっぱり本当の意味で本格的な支援をやっていくためには、安定した財源をつくる、そのためにはやっぱりタックス・ザ・リッチ、大企業あるいは富裕層に対する行き過ぎた減税を見直し

  89. ○国務大臣(片山さつき君) よくそういった御意見を小池委員からいただいているわ…

    ○国務大臣(片山さつき君) よくそういった御意見を小池委員からいただいているわけですけれども、今般の補正予算についての御質問でございますので、これにつきましては、総理が述べられたとおり、歳入としては特例国債は追加、特例公債は追加することになるけれども、前年度分の特例公債のうち、今後六月までの発行が予定されている三兆円分は税収、税外収入、歳出不用の見込みを踏まえると、実際には発行せずに済む見込みが立

  90. ○小池晃君 終わります

    ○小池晃君 終わります。終わりますが、きっちりとやられていないじゃないですか。極めて不十分だと思いますよ。だから、それを今度の補正予算でそれやれって、なかなかそれはないかもしれないけど、今後の課題としてやっぱり本格的に踏み込まないといけないということを申し上げて、質問を終わります。

  91. ○大島九州男君 れいわ新選組、大島九州男でございます

    ○大島九州男君 れいわ新選組、大島九州男でございます。  早速質問させていただきますが、米国のフリーポートLNGの件で現地の住民の方々が来日をされて、先日、政府やJBICと面談をしたと聞いていますが、何のために来日して、何をお話しされたのかを教えていただきたいと思います。

  92. ○大島九州男君 高木委員の質疑にもありましたけれども、この環境保護庁、EPAの…

    ○大島九州男君 高木委員の質疑にもありましたけれども、この環境保護庁、EPAのオゾン環境基準において、深刻な基準未達成の状態にあると。フリーポートLNGは、二〇二一年までに百件近くの大気汚染に係る許可違反を犯したが、科された罰金は僅か九千ドルにとどまったと。また、LNG事業は大量の水を消費し、メキシコ湾の生態系に近接した場所に産業排水を排出していると。  実は、現地の方が、私、水俣の関係をやって

  93. ○国務大臣(片山さつき君) 私、この本フリーポートLNGという方々にお会いをし…

    ○国務大臣(片山さつき君) 私、この本フリーポートLNGという方々にお会いをしていないんですが、委員の御質問によると、環境被害があるということで現地の住民の方々として来日されて、私どもではないですけれども、関係者とお会いになったということであるとすれば、JBICにおいてきちっとその対応がされているということが当然であると思いますが。  伺っているところ、JBICの方では、環境社会配慮確認のための

  94. ○大島九州男君 当然、いろんな融資を申請するということになれば、いや、自分たち…

    ○大島九州男君 当然、いろんな融資を申請するということになれば、いや、自分たちはこういうふうにやっています、環境配慮をやっていますというふうにして、当然書類は出しますよね。だから、その書類だけ見れば、当然それはもう申請する側の理屈で出すわけだから、だから調査する方というのは、現実にそういう事故が起こっているのか、環境の影響がないのかどうかというところを自主的に見るべきだと思いますし、こういう資料の

  95. ○大島九州男君 まあ、それは当然建前

    ○大島九州男君 まあ、それは当然建前。  ちょっと確認しますよ。今言った融資を決めたところと、こういう異議申立てを受けたところで調査する部署、これって、まるっきりの第三者の外部で審査するんじゃなくて、JBICの中でのその融資審査みたいな部分と、その申立てをチェックすると。言うなれば、スルガ銀行不正の中で、それこそいいかげんにやり取りして、こういう不正を生んで被害者を生むような構図と同じような仕組

  96. ○大島九州男君 いや、何言っているんですか

    ○大島九州男君 いや、何言っているんですか。  別の人たちというのは、融資を決定するときに審査した人がJBICの中のAさんとして、今度異議申立てを受けたら、それこそクレーム処理班みたいなのがいて、そのクレームに対してやる人は違う人でしょう、当然ね。これが同じだったらとんでもない話だけど。  でも、今言ったその違う人というのは、JBICの中の違う人でしょうという、そのことを聞いている。どうぞ。

  97. ○大島九州男君 いや、こう言うと申し訳ないけど、私がその組織の中にいて、そして…

    ○大島九州男君 いや、こう言うと申し訳ないけど、私がその組織の中にいて、そして異議申立てをされて、それを受けて、じゃ、あんたがそんないいかげんな決定して、こんな異議申立て来ているんじゃないかと、おかしいだろう、それひっくり返せなんていうのは、そういうことができなかったから、スルガなんかでも、当然、そういう問題があっても中では言えなかったんでしょう、結局。頭取からどんどん融資しろと言われたら、やっぱ

  98. ○国務大臣(片山さつき君) 先ほど、日米戦略投資イニシアチブにおいて、いわゆる…

    ○国務大臣(片山さつき君) 先ほど、日米戦略投資イニシアチブにおいて、いわゆるそのガスタービンの一部を押さえなきゃいけないという理由によって先行融資が行われて、その時点では環境アセスメントが終わっていないというお話がありましたが、それは、環境アセスメントが後になって、環境アセスメントの結果が悪ければ、それは止まるんですよ。止まったら、それはそこから先、融資はしないのでございますが。  今、フリー

  99. ○委員長(宮本周司君) 時間が来ていますので、おまとめください

    ○委員長(宮本周司君) 時間が来ていますので、おまとめください。

  100. ○大島九州男君 はい、終わります

    ○大島九州男君 はい、終わります。  当然、こういう人に害を及ぼすようなところに公的資金を投入するなんということは絶対にやめていただきたいということを言って、終わります。

  101. ○ラサール石井君 社民党、ラサール石井です

    ○ラサール石井君 社民党、ラサール石井です。  まず、ギャンブル等依存症対策についてお聞きします。  去る五月十四日から二十日は、ギャンブル等依存症問題啓発週間でありました。金融庁におかれては、公式SNSで積極的な広報をされていたことに敬意を表します。  ギャンブル等依存症は、脳のブレーキに当たる部分が壊れ、欲求をコントロールできなくなってしまう病気であり、回復するためには依存症患者を孤立さ

  102. ○国務大臣(片山さつき君) 御指摘のギャンブル等依存症に対する取組として、政府…

    ○国務大臣(片山さつき君) 御指摘のギャンブル等依存症に対する取組として、政府は、毎年五月の中旬をギャンブル等依存症問題啓発週間と定めまして、金融庁もこの啓発に取り組んでおります。  この業界団体や金融機関等を通じた取組としては、例えば金融機関等の窓口を通じて、多重債務問題やギャンブル等依存症に悩む方の相談先を記載したリーフレットを配っております。また、日本貸金業協会又は全国銀行個人信用情報セン

  103. ○ラサール石井君 是非細やかな取組をお願いしたいと思います

    ○ラサール石井君 是非細やかな取組をお願いしたいと思います。  では、続いて、選択的夫婦別姓についてお伺いします。  高市総理は、旧姓の単記も可能とする基盤整備の検討を進めることを関係閣僚に指示されましたが、三月二日、三日の衆院予算委員会で、マイナンバーカード、運転免許証、パスポートなど厳格な本人確認に用いられる書類については戸籍上の氏と旧氏の併記を求めると、前言撤回のような答弁もされました。

  104. ○ラサール石井君 これ以上どのような変更を加えるのか分からなかったですが

    ○ラサール石井君 これ以上どのような変更を加えるのか分からなかったですが。  その関連法案、今回提出を見送られました。仮に旧姓単記を法制化した場合、金融面でも大きな弊害があると考えます。  政府は、マネーロンダリングやテロ行為等を防止するための重要な取組として、結婚、離婚などで姓が変わった、引っ越しなどで住所が変わった、転職して職業が変わった、電話番号やメールアドレスが変わったなど、個人情報が

  105. ○ラサール石井君 結局、一々戸籍名を確認しているわけですね

    ○ラサール石井君 結局、一々戸籍名を確認しているわけですね。  二〇二四年に作られたEUマネーロンダリング防止規則第二十二条は、規則対象企業に対し、顧客の本人確認としてオール・ネームズ・アンド・サーネームズを確認することを義務付けることにしています。日本人がEUで口座開設や金融取引等を行う場合、使用が法制化された旧姓は同規制のいうサーネームに該当するのでしょうか。旧姓が同規制のいうサーネームに該

  106. ○ラサール石井君 米国の税法である外国口座税務コンプライアンス法、FATCAで…

    ○ラサール石井君 米国の税法である外国口座税務コンプライアンス法、FATCAですね、これにのっとり、日本の金融機関は、口座開設時や顧客が米国に転居する際に米国の納税義務者であるかを確認し、米国人等に該当する場合は顧客の同意の下に内国歳入庁に口座情報等を報告するとされています、IRSですね。  旧姓を法制化した場合、日本の金融機関がIRSに報告する口座名義人の名前は、戸籍名か旧姓、いずれになるので

  107. ○ラサール石井君 何か一々面倒くさそうです

    ○ラサール石井君 何か一々面倒くさそうです。  そして、外国の金融機関等を利用した国際的な脱税及び租税回避に対処するため、OECDにおいて、非居住者に係る金融口座情報を税務当局間で自動的に交換するための国際基準である共通報告基準、CRSが作られました。これにより、各国の税務当局がその居住者の金融口座情報を名寄せできることになりましたが、旧姓はCRSに則した法的な名前として報告で使用できるのでしょ

  108. ○委員長(宮本周司君) 時間が来ておりますので、質疑をおまとめください

    ○委員長(宮本周司君) 時間が来ておりますので、質疑をおまとめください。

  109. ○ラサール石井君 はい、終わりますが

    ○ラサール石井君 はい、終わりますが。  事ほどさように、旧姓を法案化すると非常に煩雑なことがたくさん起こる。これらを解決するのは、選択的夫婦別姓を認めれば即座に解決すると思われます。法案を取り下げ、今、出すのを、また、出すのをやめておられますけれども、そもそも出せないのではないかと考えております。  質問を終わります。

  110. ○委員長(宮本周司君) 本日の調査はこの程度にとどめます

    ○委員長(宮本周司君) 本日の調査はこの程度にとどめます。     ─────────────

  111. ○委員長(宮本周司君) 外国為替及び外国貿易法の一部を改正する法律案を議題とい…

    ○委員長(宮本周司君) 外国為替及び外国貿易法の一部を改正する法律案を議題といたします。  政府から趣旨説明を聴取いたします。片山財務大臣。

  112. ○国務大臣(片山さつき君) ただいま議題となりました外国為替及び外国貿易法の一…

    ○国務大臣(片山さつき君) ただいま議題となりました外国為替及び外国貿易法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  外国為替及び外国貿易法は、対外取引自由を基本としつつ、一定の業種に対する対内直接投資等につきまして、国の安全等の観点から事前届出を求め、審査を行うこととしております。  我が国経済の健全な発展に寄与する対内直接投資を一層促進しつつ、安全保

  113. ○委員長(宮本周司君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました

    ○委員長(宮本周司君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。    午後零時四十二分散会