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外交防衛委員会

2026年5月14日

114件の発言

  1. ○委員長(里見隆治君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします

    ○委員長(里見隆治君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。  連合審査会に関する件についてお諮りいたします。  国家情報会議設置法案について、内閣委員会に対し連合審査会の開会を申し入れることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

  2. ○委員長(里見隆治君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします

    ○委員長(里見隆治君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、連合審査会開会の日時につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

  3. ○委員長(里見隆治君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます

    ○委員長(里見隆治君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。     ─────────────

  4. ○委員長(里見隆治君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします

    ○委員長(里見隆治君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  投資の促進及び保護に関する日本国とセルビア共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件外三件の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官笹野健君外十八名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

  5. ○委員長(里見隆治君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします

    ○委員長(里見隆治君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────

  6. ○委員長(里見隆治君) 投資の促進及び保護に関する日本国とセルビア共和国との間…

    ○委員長(里見隆治君) 投資の促進及び保護に関する日本国とセルビア共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件、投資の促進及び保護に関する日本国とパラグアイ共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件、投資の促進及び保護に関する日本国とザンビア共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件及び投資の自由化、促進及び保護に関する日本国とタジキスタン共和国との間の協定の締結について承認を求め

  7. ○岩本剛人君 おはようございます

    ○岩本剛人君 おはようございます。自由民主党の岩本剛人でございます。  質疑の機会をいただきまして、委員長、理事の先生方には心から御礼を申し上げたいと思います。  投資協定の前に、ちょっと数点、いろいろ伺いたいと思います。  まず、防衛生産、技術、防衛基盤整備のことについて伺いたいと思うんですけれども。  もう皆さん御承知のとおり、我が国を取り巻く国際環境は非常に厳しい状況であります。安全

  8. ○国務大臣(小泉進次郎君) おはようございます

    ○国務大臣(小泉進次郎君) おはようございます。今日もよろしくお願いいたします。  岩本先生からは、特に防衛産業企業にとってのキャッシュフローの面から御指摘をいただきましたので、お答えをさせていただきます。  岩本委員が御指摘のとおり、装備品の開発、生産、維持整備を担う防衛産業は言わば防衛力そのものであり、防衛省として、企業の資金繰りの悪化によって装備品の製造、納入等に支障が生じることがないよ

  9. ○岩本剛人君 ありがとうございます

    ○岩本剛人君 ありがとうございます。大変力強い御答弁をいただきましたので、是非大臣には、防衛産業を守っていただくために努力を重ねていただきたいと思います。  大臣におかれましては、ここで退席されて結構ですので。

  10. ○委員長(里見隆治君) 小泉大臣は御退席いただいて結構でございます

    ○委員長(里見隆治君) 小泉大臣は御退席いただいて結構でございます。

  11. ○岩本剛人君 ありがとうございます

    ○岩本剛人君 ありがとうございます。  今、サプライチェーンの話をさせていただいたんですが、もう先生方も御承知のとおり、今回、五類型を撤廃して防衛装備品の輸出を原則可能と、厳格なルールで十七か国に対して防衛装備品を輸出できるということが可能になったわけであります。これ、同盟国や同志国としっかり連携強化をしていくという大きな方針転換だというふうに受け止めております。  これ、装備品を輸出するとい

  12. ○岩本剛人君 是非、これからスタートしますから、本当にどういう形の体制で対応し…

    ○岩本剛人君 是非、これからスタートしますから、本当にどういう形の体制で対応していくのか、まさか防衛省・自衛隊がメンテナンスを受け持つわけではないでしょうから、その契約の形態ですとかそういったことを含めて、是非検討していただければというふうに思います。  それでは、投資協定について伺いたいと思います、時間もそろそろ来ていますので。  まず、衆議院の方でいろいろ議論しているのは承知をしております

  13. ○岩本剛人君 是非、積極的にこれからも投資協定進めていっていただければというふ…

    ○岩本剛人君 是非、積極的にこれからも投資協定進めていっていただければというふうに思います。  今回の投資協定の中で法的な環境を整えるという観点から考えますと、これから、今既に現地に進出している企業、あるいは進出しようとしている日本企業を具体的に支援していく、それは本当に重要なことだと、今回の投資協定の大きな役割だというふうに思うんですけれども、今回提出しているのも含めまして、投資関連協定が発効

  14. ○岩本剛人君 今回の四か国につきましては、いろいろ資料を拝見していましたら、こ…

    ○岩本剛人君 今回の四か国につきましては、いろいろ資料を拝見していましたら、これから可能性が非常に高い各四か国だというふうに受け止めておりますので、是非、そうした中で、日本からの進出の企業、先方からの要請、様々なエネルギー等の対応について可能性があると思いますので、是非その点については積極的に取り組んでいただきたいというふうに思います。  今回、パラグアイ、投資協定あるんですけれども、実は私、北

  15. ○岩本剛人君 是非、各都道府県に情報発信を是非、先日は我々の北海道にも知事のと…

    ○岩本剛人君 是非、各都道府県に情報発信を是非、先日は我々の北海道にも知事のところに様々な海外からの方も来られていますので、情報提供を是非まずお願いしたいというふうに思います。その上で、経済的な発展があれば、しっかりとした積極的な支援をお願いしたいというふうに思います。  それでは、最後になりますけれども、先般、高市総理はベトナム、オーストラリア、また、茂木大臣におかれましてはザンビア含むアフリ

  16. ○国務大臣(茂木敏充君) 岩本議員御指摘のとおり、先般の高市総理のベトナム及び…

    ○国務大臣(茂木敏充君) 岩本議員御指摘のとおり、先般の高市総理のベトナム及び豪州の訪問、そして私のアフリカ四か国訪問におきましては、二国間関係、これはもちろんでありますが、エネルギーの安定供給や重要鉱物を含みますサプライチェーンの強靱化に向けた協力、連携について各国との間でしっかりと確認をすることができました。経済安全保障であったりとか食料安全保障の重要性は高まってきておりまして、資源調達の多角

  17. ○青木愛君 立憲民主・無所属の青木愛です

    ○青木愛君 立憲民主・無所属の青木愛です。本日もよろしくお願い申し上げます。  投資協定四件について、早速質疑に入ります。  投資協定とは、海外に投資を行う際の規制をできる限りなくし、投資を自由に行うことのできる環境を整え、投資家及び投資財産を保護するための協定です。  全世界で署名又は締結された投資関連協定の数は、一九九〇年代から急増し、国連貿易開発会議のデータでは、二〇二六年二月現在で約

  18. ○青木愛君 御答弁ありがとうございます

    ○青木愛君 御答弁ありがとうございます。交渉中を含めれば、対象国は九十七か国で、九五%カバーをしているという御答弁だったかと思います。  それでは、衆議院でも様々議論が行われておりますので、本日は、それぞれの対象国に対する質問としてお伺いをしていきたいと思っております。  まず、バルカン半島に位置いたしますセルビアに関して質問をしてまいります。  二〇一八年に発表されました日本が主導する西バ

  19. ○国務大臣(茂木敏充君) バルカン半島を含めまして、歴史的に半島というのはどう…

    ○国務大臣(茂木敏充君) バルカン半島を含めまして、歴史的に半島というのはどうしても、様々な勢力の対立があったりと、こういう地域でありまして、その地域の安定というのは国際社会全体の安定にもつながると考えているところであります。  その上で、我が国は、西バルカン協力イニシアティブの下でセルビアのEU加盟プロセスの進展に向けた支援を継続してきておりまして、その一環として、日系企業の進出を促す取組を行

  20. ○青木愛君 御答弁ありがとうございます

    ○青木愛君 御答弁ありがとうございます。  このセルビアなんですが、中国、またロシアの影響が強く、首都ベオグラードには中国の方々が多く住んでおられ、また中国からの直行便も就航しています。セルビアは、質の高い労働力を有し、EU市場へのアクセスが良く、有望な投資先として注目をされています。二〇二四年十月のジェトロの報告によりますと、セルビアの対内直接投資額は年々増加をしており、中国が最大の投資国とな

  21. ○青木愛君 このセルビアと中国とは、二〇〇九年に戦略的パートナーシップを締結し…

    ○青木愛君 このセルビアと中国とは、二〇〇九年に戦略的パートナーシップを締結しています。また、二〇一六年には包括的な戦略的パートナーシップへの格上げ、また、二〇二四年には自由貿易協定、FTAが発効されておりまして、関係深化が急速に進められたように感じております。  しかし、日本とセルビアの外交関係は非常に古く、一八八二年にセルビア国王と明治天皇が親書を交換したことによって始まったとお聞きしており

  22. ○青木愛君 ありがとうございます

    ○青木愛君 ありがとうございます。是非、このまた記念事業をいいきっかけとして、セルビアと日本の両国のまた進展に期待するところでございます。  次に、南米にありますパラグアイに関する投資協定について質問を行ってまいります。  パラグアイとの投資協定及び南米政策についてもお伺いしていきますが、パラグアイは、南米で唯一、台湾と外交関係を維持しています。そして、大規模な日系社会を有する親日国でもござい

  23. ○国務大臣(茂木敏充君) パラグアイと台湾、御指摘のように、一九五七年に外交関…

    ○国務大臣(茂木敏充君) パラグアイと台湾、御指摘のように、一九五七年に外交関係を開設しまして、それ以降、パラグアイは一貫した台湾の承認国であります。また、本年、移住九十周年を迎えた約一万人の日系社会、これ、農業分野を中心に幅広い分野でパラグアイの発展に貢献をしてきております。私も五年前、前回の外務大臣時代にパラグアイ訪問しましたが、大変な歓迎を受けたということが非常に印象に残っているところであり

  24. ○青木愛君 地理的には遠いけれども実は近い、こうした南米でありますけれども、そ…

    ○青木愛君 地理的には遠いけれども実は近い、こうした南米でありますけれども、その中において、ブラジルなんですけれども、約二百万人以上の日系人が暮らしておられ、また多くの日本企業が進出していますけれども、いまだブラジルとの投資協定が進展していない理由を伺わせていただきたいと思います。また、あわせて、国会において今日の審議のように、承認された投資協定であるにもかかわらず、アルゼンチンがいまだ未発効な理

  25. ○青木愛君 ブラジルではISDS条項が憲法違反であるということ、アルゼンチンで…

    ○青木愛君 ブラジルではISDS条項が憲法違反であるということ、アルゼンチンでは先方の国会承認が得られないという御答弁だったと思います。もう少し突っ込んで聞きたいところではあるんですが、ちょっと先に進ませていただきます。  このような課題を踏まえて、この南米において、ブラジルが中心となっているメルコスールとの早期EPA締結を求める提言が日・ブラジル経済合同委員会や日・ブラジル戦略的経済パートナー

  26. ○青木愛君 承知いたしました

    ○青木愛君 承知いたしました。  それでは、パラグアイ関係では最後の質問になりますけれども、このパラグアイとの協定において、通常の投資協定に見られるような詳細なパフォーマンス要求禁止規定ではなく、TRIMs協定の再確認にとどまっております。この理由についても説明をお願いします。

  27. ○青木愛君 ありがとうございます

    ○青木愛君 ありがとうございます。  これでパラグアイに関する質問を終了させていただきまして、次に、アフリカのザンビアとの投資協定について質問をさせていただきます。  茂木外務大臣は、今般の大型連休中、本日投資協定を審議しておりますザンビア、そしてアンゴラ、ケニア、南アフリカのアフリカ四か国を訪問されました。アフリカ四か国訪問の成果、様々なところで語ってくださっておりますが、日本政府が掲げる自

  28. ○国務大臣(茂木敏充君) かなり多岐にわたる御質問をいただきましたので、若干長…

    ○国務大臣(茂木敏充君) かなり多岐にわたる御質問をいただきましたので、若干長くなるかもしれませんが。  まず、今回のアフリカ訪問におきましては、主に三つの目的と、また成果があったと考えております。第一に、国際社会で発信力を増しておりますいわゆるグローバルサウス、この主要な地域の一つでありますアフリカとの連携を強化したこと。第二に、資源や重要鉱物等を豊富に有するアフリカ各国と資源外交を展開し、サ

  29. ○青木愛君 御答弁ありがとうございます

    ○青木愛君 御答弁ありがとうございます。  南アフリカには、既にもう二百六十の日本企業が進出しているということで、なかなかほかの国には分からない南アフリカ独特の、特有の、なかなか投資協定を結べない事情があるのだと拝察をいたしました。  続きまして、本年三月ですが、ザンビアにおいてジェトロとJICAの共催によって、日本企業十八社と、そしてザンビアの政府、企業関係者が一堂に会しました日本・ザンビア

  30. ○青木愛君 今、ナカラ回廊のお話がありましたので、続けて質問させていただきます

    ○青木愛君 今、ナカラ回廊のお話がありましたので、続けて質問させていただきます。  昨年の第九回アフリカ開発会議、TICADにおきまして、ナカラ回廊開発によるグローバル・サプライチェーンの強靱化、立ち上げが発表されました。ナカラ回廊は、内陸国のザンビア、そしてマラウイからモザンビークのナカラ港を経てインド洋へとつながる国際回廊です。  ナカラ回廊開発の現状、そして今後の展望、また日本の資源外交

  31. ○青木愛君 御答弁ありがとうございました

    ○青木愛君 御答弁ありがとうございました。  それでは、四件目になりますが、中央アジアに位置しますタジキスタンに関する質問をさせていただきます。  タジキスタンは、中国、ロシア、イラン、アフガニスタンに囲まれた、中央アジアという地政学的に要衝な位置にあります。旧ソ連の構成国の一つであり、ソ連崩壊後に設立された上海ファイブの一国でもあります。従来、タジキスタンに対する主な投資国はロシアと中国であ

  32. ○国務大臣(茂木敏充君) タジキスタンを含みます中央アジア諸国、歴史的に見ても…

    ○国務大臣(茂木敏充君) タジキスタンを含みます中央アジア諸国、歴史的に見ても、中国から天山山脈を越えまして、最終的にはアラブのバグダッドに通ずるシルクロードの最後の中継点がウズベキスタンのサマルカンドになるわけでありまして、歴史的に見ても地政学的な要衝に位置していたわけでありますが、現在も、タジキスタンを含みます中央アジアの国々、諸国ですね、五か国は、中国、ロシア、イラン、アフガニスタン等に囲ま

  33. ○青木愛君 ただいまの御答弁、ありがとうございます

    ○青木愛君 ただいまの御答弁、ありがとうございます。  自由化型の締結になった経緯については、もう少し御説明いただけますでしょうか。

  34. ○青木愛君 ありがとうございます

    ○青木愛君 ありがとうございます。  加えて、日本はICSID条約の締約国でありますけれども、タジキスタンは同条約を締結していません。そのため、本協定が発効しても、現状ではICSID条約に基づく仲裁手続を用いることはできないということにはなります。  世界の各投資関連協定に基づく仲裁手続の中でICSID条約に基づく仲裁手続が利用される場合が多いのは、仲裁判断が自国の裁判所の確定判決とみなされる

  35. ○青木愛君 まだ時間があろうかと思いますので、このタジキスタンが有する銀、アル…

    ○青木愛君 まだ時間があろうかと思いますので、このタジキスタンが有する銀、アルミ、アンチモン、世界上位の埋蔵量を誇る鉱物資源、また水資源、こうした分野において日本企業進出をどのように後押ししていくのか、お考えを伺います。

  36. ○青木愛君 最後の質問になります

    ○青木愛君 最後の質問になります。  今回のこの四件の協定は、東欧、中央アジア、南米、アフリカと、地球を俯瞰した外交政策であると考えます。中国、ロシアの影響圏に対する日本外交、また親日国との関係深化、また各種資源のサプライチェーンの強靱化に資する地政学的にも歴史的にも、また戦略的にも日本にとり重要な協定であると考えます。  改めて、今回の四件の投資協定の意義と今後に向けた更なる日本の外交戦略と

  37. ○国務大臣(茂木敏充君) 青木委員の方から、地球を俯瞰する日本外交というお話が…

    ○国務大臣(茂木敏充君) 青木委員の方から、地球を俯瞰する日本外交というお話がありました。かつては地球儀を俯瞰する日本外交、こんなふうにも言っておりましたが、どちらも私は同じ意味ではないかなと思っております。  委員御指摘のとおり、投資協定の推進に当たっては、日系企業に対する支援等の経済的な観点に加えまして、まさに外交的観点も踏まえながら我が国の国益に資するように戦略的に取り組んできたところであ

  38. ○青木愛君 ありがとうございました

    ○青木愛君 ありがとうございました。今後、ますます日本の果たす役割が大きくなってくると思います。茂木大臣始め外務省の今後のお取組に期待をして、質問を終わります。  ありがとうございました。

  39. ○山田吉彦君 国民民主党・新緑風会、山田吉彦でございます

    ○山田吉彦君 国民民主党・新緑風会、山田吉彦でございます。  かなりこの投資協定関係、岩本議員、青木議員から細かく御質問をされておりますので、私、一点、セルビアに関して御質問をさせていただきたいと思います。  このセルビアという国、一九九〇年代、大変な事態となっておりました。民族紛争の中、そして今のセルビアがあると。そして、今セルビア、この西バルカン地域においても非常に注目される国であるという

  40. ○国務大臣(茂木敏充君) ここまでセルビアに関して幾つか御質問いただいて答弁も…

    ○国務大臣(茂木敏充君) ここまでセルビアに関して幾つか御質問いただいて答弁もさせていただいているので重なる部分もあるんですが、日本とセルビア、一八八二年に明治天皇と当時のセルビア国王との間で書簡が交換されて以来、百四十年以上にわたって伝統的な友好関係を維持しております。  そして、来年、二〇二七年は日・セルビア友好百四十五周年に当たりまして、横浜でのグリーンエクスポ二〇二七にセルビアが参加表明

  41. ○山田吉彦君 ありがとうございます

    ○山田吉彦君 ありがとうございます。  セルビアがEUの中で、EUに対してどのように関わっていくのか、非常にヨーロッパ、これは世界の平和に関わる重要な問題だと思っております。  私、一九九五年十一月、セルビアに行っております。ベルグラードにおりました。その場で見たことが私の人生を変えました。民族浄化ですね。守る力を失うと民族が滅びていく、子供たちが殺されていく、だから、しっかりとした守る力を失

  42. ○国務大臣(茂木敏充君) まず、イラン情勢でありますが、米国とイランの間では協…

    ○国務大臣(茂木敏充君) まず、イラン情勢でありますが、米国とイランの間では協議の再開に向けて引き続きやり取りが行われている。パキスタン等の仲介国を介してのMOU、原文の交換というかやり取りも行われておりまして、また、パキスタンを始めとする仲介国によります外交努力というのも、私もパキスタンの外務大臣とも電話会談を行いましたが、本当に熱心にやっているなと感じるところでありまして、こういった外交努力も

  43. ○山田吉彦君 ありがとうございます

    ○山田吉彦君 ありがとうございます。  日本人のみならず、世界各国の日本関係船に乗船されている乗組員の方々の安全な航行、今現在既に努めて、かなり努力していただいております。全ての船員の方が元の生活に戻るように引き続き御努力の方、お願いいたします。確実に成果を上がっていると感じております。一層よろしくお願いいたします。  ヤンブー港からバブ・エル・マンデブ海峡通過ルート及びフジャイラ港から石油の

  44. ○山田吉彦君 これも各国の努力によりましてバブ・エル・マンデブも今通航ができる…

    ○山田吉彦君 これも各国の努力によりましてバブ・エル・マンデブも今通航ができる状態を維持されているということ、これも外交努力、なかなか言葉にすることは難しいのかもしれません、安全保障に関わる問題でもございます。  ただ、日本、今七割とおっしゃっていましたが、恐らく今の各国の、あるいは各タンカーの動きを見ておりますと、それ以上の効果が期待できるのではないかと見ております。この件に関しましても、引き

  45. ○山田吉彦君 この数字を多いと見るか少ないと見るかなんですが、国土交通省、非常…

    ○山田吉彦君 この数字を多いと見るか少ないと見るかなんですが、国土交通省、非常に謙虚にお話しされていますが、外航船、百を切る事態からようやく三倍までなってきた。ただ、まだまだ少ないと思いますが、一層の努力をしていただきまして、便宜置籍船よりも日本国籍を持つ船を増やして、日本船籍を持つ船を増やすべきであると考えております。  また、いかに日本が外国人の方の努力により物流が支えられているのかと。この

  46. ○国務大臣(茂木敏充君) 四方を海に囲まれました我が国、貿易量のほとんどを海上…

    ○国務大臣(茂木敏充君) 四方を海に囲まれました我が国、貿易量のほとんどを海上輸送に依存していることもありまして、海上輸送、これは我が国の経済、国民生活を支える基盤としてまず極めて重要であると考えております。  また、我が国における安定的な海上輸送の確保を図る観点で、先ほど国土交通省の方から数字については答弁があったところでありますが、日本船舶、そして日本人船員はその中核となるべき存在でありまし

  47. ○山田吉彦君 ありがとうございます

    ○山田吉彦君 ありがとうございます。  日本船籍、日本人外航船員を増やす取組というのが必要だと私も感じております。  では、具体的に、今現在、日本船員が足りないという問題に対しましては、国土交通省の方ではどのようにお取り組みで、そしてどのようなことをお考えなんでしょうか。

  48. ○山田吉彦君 ありがとうございます

    ○山田吉彦君 ありがとうございます。  実は、九十二から三百二十三、かなり増えている中で、これ、日本船籍が増えるということは日本の造船業にとっても非常にプラスになってくることだと思います。引き続きよろしくお願いしたいと思います。  ただ、船員を増やす問題に関しましては、幾つかのまだ解決しなければいけない課題があると考えております。例えば、船員における高等機関、大学ですね、船員に係る大学の入学定

  49. ○山田吉彦君 私も沖縄に頻繁に行っておりますが、沖縄では、いち早い各基地の、そ…

    ○山田吉彦君 私も沖縄に頻繁に行っておりますが、沖縄では、いち早い各基地の、それぞれの基地の返還によりまして、新たな更なる沖縄の発展、国際都市としての沖縄の発展ということが期待されております。  この辺野古の建設というのは、普天間基地からの移設ということが一つの目的であると聞いております。普天間基地の返還交渉及びこの返還予定時期をお教えいただきたいと思います。また、そのほか米軍施設の返還実績、交

  50. ○山田吉彦君 この返還、そして返還のための辺野古の工事、是非着実に、確実に進め…

    ○山田吉彦君 この返還、そして返還のための辺野古の工事、是非着実に、確実に進めていただきますと、沖縄の未来がつくられる。そして、この沖縄というのはアジアの結節点でもあります。この沖縄の発展というのは、その後の日本全域の発展にもつながるものであると思っております。  この返還ですが、なかなか全体的には進んでいない。多くの方が望んでいる返還がなぜ進んでいないのか、そしてこの辺野古の反対運動が、一つは

  51. ○国務大臣(小泉進次郎君) まず、戦後八十年を経た今もなお沖縄県民の皆様に大き…

    ○国務大臣(小泉進次郎君) まず、戦後八十年を経た今もなお沖縄県民の皆様に大きな基地負担を担っていただいていることは重く受け止めておりますし、沖縄の基地負担軽減は政府の最重要課題の一つであります。  その上で、先生の問題意識が辺野古での反対運動ということでしたので、一言述べさせていただくと、おととし、普天間飛行場代替施設建設事業に対する抗議活動に際し、抗議者を車から守ろうとした警備員一名がお亡く

  52. ○山田吉彦君 できるだけ具体的に、さらに、できるだけ多くの方に御理解をしていた…

    ○山田吉彦君 できるだけ具体的に、さらに、できるだけ多くの方に御理解をしていただけるように努めていただきたいと思います。  冒頭お話しさせていただきまして、ちょっと私、冒頭のセルビアの件なんですが、大変失礼いたしました。セルビアのことを思い出すと涙が出てしまいます。  子供たちの命は大人しか守れません。そして、ある日突然いさかいというのは起こり得ることであると、偶発的な問題も含めまして。そのた

  53. ○平木大作君 公明党の平木大作でございます

    ○平木大作君 公明党の平木大作でございます。  今日はセルビア、パラグアイ、ザンビア、タジキスタンとの投資協定の審議ということでありますが、先立ちまして、本日行われます米中首脳会談に関連して幾つか質問させていただきたいと思っています。  この五月の十一日から十三日までの間で、米国のベッセント財務長官が訪日をされました。ちょっと私の認識では、これ元々何か予定されていたというよりは、割と急に決まっ

  54. ○国務大臣(茂木敏充君) ベッセント財務長官、おとといの夕刻から日本に訪日をさ…

    ○国務大臣(茂木敏充君) ベッセント財務長官、おとといの夕刻から日本に訪日をされて、基本的には昨日一連の会談をされたということでありますが、昨日の私のベッセント財務長官との会談では、三月の日米首脳会談のフォローアップとして、経済面での協力の更なる推進や関税に関する日米間の合意の着実な実施を行っていこうと、こういったことを確認をさせていただきました。また、今日からの米中の首脳会談も見据えまして、中国

  55. ○平木大作君 本当このタイミングで日米でしっかりと呼吸合わせをすることができた…

    ○平木大作君 本当このタイミングで日米でしっかりと呼吸合わせをすることができた、また中国をめぐる問題についても様々な率直な意見交換をできた、本当にすばらしい機会だったんじゃないかというふうに思っております。  やはり関心として、これ、ちょうど一昨日の質問の中でもちょっと時間的に入り切らなかったことがあるわけでありますが、今、茂木大臣から御答弁あったように、一月以降、これ、中国からはこのデュアルユ

  56. ○平木大作君 まあなかなか内容は答えにくいということかもしれません

    ○平木大作君 まあなかなか内容は答えにくいということかもしれません。  ただ、本当に、そういう意味でいくと、様々自由に今回議論されたようでありますし、まさに、マーケットの信認を得るかどうかというのは極めて、極めて今の日本政府の政策の遂行において重要なことだと思っています。どんなところにいわゆるアラートを張っているのか、今回も、債券の市場の値動きといっても、別に日本国債が急落したわけじゃないので、

  57. ○国務大臣(茂木敏充君) 基本的な考え方は平木委員のおっしゃるとおりだと思って…

    ○国務大臣(茂木敏充君) 基本的な考え方は平木委員のおっしゃるとおりだと思っておりまして、今般の四本の投資協定、これは、日本企業の海外展開の下支えや相手国企業によります日本への投資の拡大に加えまして、特に近年重要になってきております資源国とのサプライチェーンの強靱化、グローバルサウス諸国との連携強化、ルールに基づく自由で公正な経済秩序の維持強化を含めて、様々な観点から大きな意義があると考えておりま

  58. ○平木大作君 丁寧に御答弁いただきまして、ありがとうございます

    ○平木大作君 丁寧に御答弁いただきまして、ありがとうございます。まさにその戦略的視点、どこまで広げるのか、どういう順番で取り組むのか、本当に重要だと思っています。  同時に、投資案件一件一件を見ると、それは個々の企業で当然やっていくものに基本的にはなるわけでありますけれども、相手国が受け止めたときに、やはりこの日系企業、日本の企業がやっている投資というのはやっぱりほかと違うという形をこれからつく

  59. ○国務大臣(茂木敏充君) 投資協定の締結、これは日本にとって様々なメリットがあ…

    ○国務大臣(茂木敏充君) 投資協定の締結、これは日本にとって様々なメリットがありますが、同時に日本から海外への投資を考える際には、委員御指摘のとおり、相手国の経済社会の発展であったり人材育成、さらには環境、労働問題といった点への配慮も必要であると考えております。  今回アフリカを訪問する中で、これは日本の例ではないんですが、違う国の例として、例えば様々な鉱山の採掘を行う、その際に出ます廃棄物、こ

  60. ○平木大作君 もう今の大臣の御答弁に端的に表れていたと思うんですが、例えばこれ…

    ○平木大作君 もう今の大臣の御答弁に端的に表れていたと思うんですが、例えばこれまで日本がアフリカとの関係の中でやってきたTICADの取組、本当すばらしいと思うんですね。九〇年代の初頭からこのアフリカの可能性というものに着目をしながら、現地のニーズに沿うような形で様々大事な取組を重ねてきて、そこにある意味日本の民間投資も乗る形でこれまでやってきた。  ただ、この日本のやり方が、ある時期から他国のい

  61. ○平木大作君 事今回の協定の相手国であるセルビアに関して言うと、今、西バルカン…

    ○平木大作君 事今回の協定の相手国であるセルビアに関して言うと、今、西バルカンということで御説明いただきましたが、やはり、これ先ほど来の質問で指摘されているように、基本的には今、中国との距離を大分詰めてきている国だということであります。そして、私なりにちょっといろいろ見てみると、今回の協定も、そもそも二〇二四年に中国とセルビアの自由貿易協定が発効していて、ある意味、ここにある意味乗っかるような形で

  62. ○平木大作君 多分最後の問いになるかと思うんですが、日・パラグアイについても一…

    ○平木大作君 多分最後の問いになるかと思うんですが、日・パラグアイについても一点だけお伺いして終わりたいと思います。  ここは、もうパラグアイについては、南米市場への玄関口、そして豊富な農業生産、先ほども御説明いただきました。そして、今年は移民九十年ということで日本とのつながりも深い、こういったことを考えると、本来であれば実はもっと両国間の経済交流がそもそもあっていいんじゃないかと思ったりもしま

  63. ○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます

    ○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。  ちょっと順番変えまして、投資四協定の前に、ちょっと東シナ海の問題についてお伺いしていきたいと思います。  私は、本委員会でも何度も尖閣諸島を中国に侵略されかかっていると、日本はどう対応するのかと、この問題取り上げてきましたが、今日は尖閣諸島だけじゃなくて、東シナ海全体を中国は海洋権益としてもう着々と狙って行動しているんじゃないかと、こういう

  64. ○国務大臣(茂木敏充君) 現段階で日中外相会談について何ら決まっていることはあ…

    ○国務大臣(茂木敏充君) 現段階で日中外相会談について何ら決まっていることはありませんが、日中間には様々な、隣国でありますから、懸案だったりとか課題もあると。  そして、松沢委員の方から御指摘いただいたような問題、日本としても遺憾の意を示すだけではなくて、二〇〇八年の合意、これに基づきます国際約束の締結交渉の再開、これについても強く求めてきているところでありまして、当然、何というか、どこかのタイ

  65. ○松沢成文君 やっぱり、私、中国に対する日本外交はカウンターアクションが弱い

    ○松沢成文君 やっぱり、私、中国に対する日本外交はカウンターアクションが弱い。カウンターパンチが遺憾である、これだけですからね。もう中国、全然関係ないですよ、どんどん自分たちの権益確保のために動いていきますから。ここはちょっと日本も性根を入れてやらないと、どんどん権益荒らされると思うんですね。  特に、この東シナ海のこの海洋開発に向けては、大臣もおっしゃっていたように、二〇〇八年六月に日中間で共

  66. ○国務大臣(茂木敏充君) これまで政府としては、委員の方から御指摘のありました…

    ○国務大臣(茂木敏充君) これまで政府としては、委員の方から御指摘のありました中国側への抗議にとどまらず、例えば東シナ海におきます一方的な資源開発に関する現状であったりとか我が国の立場について、外務省のウェブサイトにおいて、写真や地図も用いて、日本語、英語、両言語で発信するなど、国際社会に向けた発信にも努めてきているところでありまして、こうした取組を進めつつ、国際会議、これはいろんなテーマがありま

  67. ○松沢成文君 もちろん国際会議でもしっかりと日本から提起していただきたいのです…

    ○松沢成文君 もちろん国際会議でもしっかりと日本から提起していただきたいのですが、私としては、最初に申し上げたように、日中外相会談、あるいは日中首脳会談で、これ完全な外交問題ですから、約束違反ですから、ここはしっかり取り上げて、もう一回きちっと、条約を作るなり、共同開発の、その方向に持っていくという行動に是非とも出ていきたいというふうにお願いをしておきたいと思います。  それでは、四協定、投資協

  68. ○松沢成文君 このアクションプランについて外務大臣にちょっと質問するのを忘れち…

    ○松沢成文君 このアクションプランについて外務大臣にちょっと質問するのを忘れちゃったんで、ごめんなさい、もう一度質問させてもらいますけれども。  政府は、二〇一六年五月に、投資関連協定の締結促進等投資環境整備に向けたアクションプランを作ったわけですが、大臣、これにおいてこう書いてあるんです。二〇二〇年までに、百の国・地域を対象に、投資関連協定の署名、発効を目指すと、これ明確な数値目標を掲げたアク

  69. ○国務大臣(茂木敏充君) 確かに、二〇一六年五月に公表した御指摘のアクションプ…

    ○国務大臣(茂木敏充君) 確かに、二〇一六年五月に公表した御指摘のアクションプラン、これ、二〇二〇年までに百の国・地域を対象として投資協定、署名、発効を目指すということになっております。そして、二〇二一年三月の成果の検証と今後の方針を踏まえて、現状は、委員おっしゃるように、署名済みや交渉中の協定を含めれば九十七の国・地域をカバーしておりますし、また、これらの相手国・地域は、二〇二五年時点で我が国の

  70. ○松沢成文君 もう少しで百ですから、まず百を達成して、新たな目標に取り組んでい…

    ○松沢成文君 もう少しで百ですから、まず百を達成して、新たな目標に取り組んでいただきたいと思います。  タジキスタンとかほかのいろんな国も出ていましたけど、やっぱりこれセルビアについて一件、最後お伺いしますが、これ、セルビアはバルカンの大国であります。中国の一帯一路構想において、ハンガリー・セルビア高速鉄道、あるいは高速道路網等の大型インフラを中国企業が次々と受注する欧州側の重要拠点です。セルビ

  71. ○委員長(里見隆治君) 時間が参っておりますので、端的にお願いいたします

    ○委員長(里見隆治君) 時間が参っておりますので、端的にお願いいたします。

  72. ○山中泉君 今日はよろしくお願いいたします

    ○山中泉君 今日はよろしくお願いいたします。  今回のこれら投資協定、我々参政党としましては、これらの投資協定や外交がどの程度国益にかなう外交なのかという点について、これ非常に我々の重要な参政党の問いなんですけれども、この点に基づいて今日は質問をさせていただきたいと思います。  私も一番目、二番目、三番目の三つの質問を用意しているんですが、これをちょっと順番を、三番目を先に外務大臣の方へお伺い

  73. ○国務大臣(茂木敏充君) 囲い込みと言うかどうかは別にして、確かに、委員おっし…

    ○国務大臣(茂木敏充君) 囲い込みと言うかどうかは別にして、確かに、委員おっしゃるように、アニメ、漫画といったコンテンツ、日本として非常に世界的にも強みを持っていると考えております。  そして、国際社会で日本に関する理解が深まり、客観的事実に基づく認識が形成されるような取組を強化していくことは重要だと考えておりまして、いわゆるパブリックディプロマシー、この二本柱は、政策発信、広報と、我が国の魅力

  74. ○山中泉君 大臣、ありがとうございます

    ○山中泉君 大臣、ありがとうございます。  今、最後におっしゃられた、非常に、例えば華道であるとか茶道であるとか、これは日本の伝統的な文化でありますし、私、長く稽古してきました空手、これ武道ですね、これも世界的に広がって非常に大きなプレゼンスを持っている。世界中に日本の愛好者、日本のいわゆる支援者というか味方を増やす意味で、アニメ、漫画なんか非常に強力なこれやっぱりコンテンツなんですよね。是非そ

  75. ○山中泉君 二番目の質問なんですが、これ、かなり今までの委員の方々からも細かく…

    ○山中泉君 二番目の質問なんですが、これ、かなり今までの委員の方々からも細かく、パラグアイ、ザンビア、タジキスタン、セルビア、こういった国々との関係において、どのぐらい我々の、日本の国益として将来資するようなことがあるのかお聞きしたかったんですが、かなりお答えもいただいておりましたので、もう一度、委員の方でもいいんですが、私が質問したかった最大のポイントは、日本の企業が進出する、それによって日本の

  76. ○山中泉君 ちょっと質問を幾つか順番を変えまして皆様に御迷惑をお掛けしましたが…

    ○山中泉君 ちょっと質問を幾つか順番を変えまして皆様に御迷惑をお掛けしましたが、失礼いたしました。  非常に、しかし、これら投資協定、幾つもの重要な国との関係、これから更に、我々は更に拡大していかなくちゃいけないということの中で、前回、茂木大臣も非常に重要な国を幾つも外交で回られて、更にこれらを発展させていただいて、私どもは是非、日本の経済そのものへの、そして日本の国益そのものへの重要な役目をこ

  77. ○委員長(里見隆治君) この際、委員の異動について御報告いたします

    ○委員長(里見隆治君) この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、小野田紀美君が委員を辞任され、その補欠として宮本和宏君が選任されました。     ─────────────

  78. ○山添拓君 日本共産党の山添拓です

    ○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  近年、投資協定には、投資家と投資受入れ国との間の紛争解決手続、ISDSが定められることが多く、議題となっている四つの協定にも盛り込まれています。  国連人権理事会の独立専門家は、二〇一五年、こうした協定は人権や環境保護のための国家の規制権限を制約しており、人権や環境に悪影響を与えると懸念を表明しています。  外務大臣に伺います。  投資受入れ国が国内

  79. ○国務大臣(茂木敏充君) まず、萎縮効果になるという話でありますけれど、これま…

    ○国務大臣(茂木敏充君) まず、萎縮効果になるという話でありますけれど、これまで日本としてISDS含めた投資協定たくさん結んできておりまして、全体の日本の輸出入、投資等でいいますと九五%を超えると、こういう形でありますので、それが必ずしも萎縮効果につながっていると考えているわけではありませんが、ISDS手続、これは公正中立的な仲裁に付託できるという選択肢を投資家に与えるものであります。これは相手国

  80. ○山添拓君 我が国が必要かつ合理的だと考えて行った規制が後に紛争で争われる可能…

    ○山添拓君 我が国が必要かつ合理的だと考えて行った規制が後に紛争で争われる可能性があるという、そういう制度です。  今回の四つの協定ですが、投資家の義務として、受入れ国の人権や環境保護のための措置を遵守するよう求める、そういう規定というのはあるでしょうか。

  81. ○山添拓君 今御説明があったのは、受入れ国側が規制してよいと、そういう規定だけ…

    ○山添拓君 今御説明があったのは、受入れ国側が規制してよいと、そういう規定だけで、投資家の義務を定めたものではありません。外国の投資家が日本の裁判制度、憲法秩序の枠外で日本国内の人権や環境保護の規定を争い得るとすること自体が私は大問題だと考えます。多国籍企業の利益のために、これ、日本であれ他国であれ、投資受入れ国の主権を脅かすISDS条項を含む投資協定には賛成できません。  対外投資と関わって、

  82. ○国務大臣(茂木敏充君) 御指摘いただきました判決、これを受けまして、まず、速…

    ○国務大臣(茂木敏充君) 御指摘いただきました判決、これを受けまして、まず、速やかに日本政府から米国政府に対しまして、通関等の現場の混乱によりまして、日本企業を含みます現地の輸入業者に悪影響が生じないよう申入れを行いました。その後、米側は、米国税関・国境警備局におきまして関税還付のシステムを導入し、運用してきていると承知をいたしております。  また、我が国としては、米側に対して、米国政府が新たな

  83. ○山添拓君 そもそもの出発点のトランプ関税、相互関税が違法とされたわけです

    ○山添拓君 そもそもの出発点のトランプ関税、相互関税が違法とされたわけです。着実な合意ということでよいのかが問われます。  私は、昨年、国際貿易裁判所の違法判決について質問した際に、当時の岩屋大臣、内容や影響を十分精査すると答弁がありました。最高裁判決の第一報を受けた赤澤大臣のコメントも同様でした。  ところが、トランプ氏が判決直後に、ばかげた判決を盾に駆け引きをしようとする国はより高い関税を

  84. ○山添拓君 判決の結論だけで中身の御説明がなかったので、余り精査されているよう…

    ○山添拓君 判決の結論だけで中身の御説明がなかったので、余り精査されているように感じなかったんですが。  この百二十二条というのは、国際収支が大規模かつ深刻な赤字である場合に関税を課すことができるというものです。トランプ政権は国際収支の赤字を貿易赤字と読み替えて関税を発動しましたが、巨額の貿易赤字があっても、物だけでなくサービスや投資の配当、利子なども含めた国際収支全体を赤字とする根拠は薄弱、こ

  85. ○山添拓君 既に協議要請があったということでしたが、私、この出発点の相互関税を…

    ○山添拓君 既に協議要請があったということでしたが、私、この出発点の相互関税をめぐって最高裁判決、連邦最高裁が示したのは、議会の承認なく大統領の権限で関税を課すこと自体が違憲というものだと思います。今後、どれだけ手を替え品を替え関税を持ち出したとしても、トランプ政権による関税の全てについて今後も違憲が問われ得るということです。  私は、新たな関税のための事前調査を受ける場合には、政府は何よりも、

  86. ○山添拓君 大臣、どうですか

    ○山添拓君 大臣、どうですか。こんな法的安定性を害するような、手を替え品を替え、やめるよう求めるべきじゃありませんか。

  87. ○国務大臣(茂木敏充君) いずれにしても、日米間では既に通商問題については合意…

    ○国務大臣(茂木敏充君) いずれにしても、日米間では既に通商問題については合意をしておりまして、日米の相互利益の促進、経済安全保障の確保に向けた協力の拡大、経済成長の促進につながる、そういった合意であると考えておりまして、我が国として合意を引き続き着実に実施する考えでありまして、同時に、米国に対しても合意を着実に実施するよう引き続き求めていきたいと思います。

  88. ○山添拓君 いや、我が指摘しているのはその合意の前提が崩れているという話です

    ○山添拓君 いや、我が指摘しているのはその合意の前提が崩れているという話です。  連邦最高裁の違憲判決で、日本が約束した対米投資も前提を失っています。トランプ氏が通告した二四%に上る高関税を免れるために、五千五百億ドルの対米投資で一五%まで引き下げてもらったと、これが協議でした。しかも、その後の通商法百二十二条に基づく実効税率は一一%から一三%だと。巨額の投資約束で勝ち取ったはずの一五%の合意よ

  89. ○国務大臣(茂木敏充君) 恐らく、山添委員と考え方が違いますのは、山添委員は一…

    ○国務大臣(茂木敏充君) 恐らく、山添委員と考え方が違いますのは、山添委員は一方的に日本の資金を米国に提供する、こういうお考えだと思うんですが、今進めております日米合意、これは、先ほども申し上げたように、日米の相互利益を促進すると、経済安全保障の確保に向けた協力、これは極めて重要でありまして、日米間で進めていく、また経済成長の促進につながるものだと思っておりまして、何か一方的に、何というか、関税の

  90. ○山添拓君 米国は出資も融資もしませんよ

    ○山添拓君 米国は出資も融資もしませんよ。元本回収まで日米五割ずつ、そして元本回収後は米国は九割を得るというスキームです。投資の決定はトランプ氏です。リスクの大半は日本です。こんな不平等な話がありますか。  今日、皆さん、国益、国益とおっしゃりますけれども、米国内では既に反対の世論も広がり、最高裁も含めて違法判断を下して、その下で日本だけは合意に基づいてと言って投資を続けていく、こんな不合理な話

  91. ○福島みずほ君 社民党の福島みずほです

    ○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。  まず、四か国との投資協定についてお聞きをいたします。  今日も様々な委員から、日系企業の保護、法の支配の徹底という言葉が出ました。また、この協定の中には投資の円滑化、透明性、腐敗防止といった要件もあります。それで、ビジネスと人権というのは国連の中でも大いに議論され、日本にはビジネスと人権に関する行動計画があります。この協定、投資の件に関して、この投資

  92. ○国務大臣(茂木敏充君) 投資協定の推進に当たりましては、日系企業に対する支援…

    ○国務大臣(茂木敏充君) 投資協定の推進に当たりましては、日系企業に対する支援等の経済的観点、これに加えまして、外交的観点も踏まえながら、我が国の国益全体に資するように戦略的に取り組んでいくことが重要であると考えております。  その上で、セルビアは、西バルカン諸国中最大の経済規模を有しまして、良好な経済運営の下、安定的な経済成長を続けておりまして、日系企業を含めまして、海外からの直接投資も増加傾

  93. ○福島みずほ君 ビジネスと人権の考え方はとても重要で、日本にも行動計画があります

    ○福島みずほ君 ビジネスと人権の考え方はとても重要で、日本にも行動計画があります。今日もいろんな委員から話がありましたが、投資の中で、地域住民への健康や環境の配慮、あるいは雇用、労働条件の問題や持続可能な社会への貢献、それからジェンダー平等の実現など、投資の中で日本がやらなければならない、あるいは期待されていることも大きいと思います。是非、その観点から投資が進められるよう、私たちも、私もちゃんとチ

  94. ○福島みずほ君 それ、もう何年もそうやって言っているんですよ、何年も

    ○福島みずほ君 それ、もう何年もそうやって言っているんですよ、何年も。私、これおかしいと思いますよ。沖縄本島には嘉手納基地や普天間基地や大きな基地もある、ミサイルも配備されると言われている。なぜ南西諸島十二万人は島外避難で、沖縄本島は島内避難なのか。人口が多いからじゃないんですか。いつまでもいつまでもこの違いを説明せずに、沖縄とは議論していくというのでは納得がいきません。  これ、島を離れたくな

  95. ○福島みずほ君 宮古島や石垣島でも、避難したくない、自分の島をずっと離れたくな…

    ○福島みずほ君 宮古島や石垣島でも、避難したくない、自分の島をずっと離れたくないという人たちもたくさんいます。簡単に島外避難、島内避難とやっているけれども、島を捨てろというのかという声もあります。問題です。  ところで、南西諸島の人十二万人は、安全な九州、山口に避難すると言われております。九州、山口は安全なんですか。

  96. ○福島みずほ君 意味が分かりません

    ○福島みずほ君 意味が分かりません。  防衛大臣、有事のときに何がどこでどう起きるか、どう考えているんですか。九州は安全ですか。九州、鹿屋基地、宮崎新田原基地、そして熊本の健軍基地、長距離ミサイルが配備される、佐賀空港はオスプレイ基地、大分の大分市には弾薬庫、そして湯布院には長距離ミサイル設置、築城基地、そして佐世保はまさに海兵隊の基地です。  九州、安全ですか。先島諸島から八代、熊本の八代に

  97. ○国務大臣(小泉進次郎君) 政府として、武力攻撃事態、そして武力攻撃予測事態に…

    ○国務大臣(小泉進次郎君) 政府として、武力攻撃事態、そして武力攻撃予測事態について、先生は、何がとかどこでと、こういったことをお尋ねになるわけですけれども、何がどこで起きるといった特定の事態をあらかじめ想定しているわけではありません。いかなる事態がこれらの事態に該当するかは、これは今までも各委員会の国会答弁でも使わせていただいていますが、実際に発生した事態の個別具体的な状況に即して、政府が全ての

  98. ○福島みずほ君 全く分かりません

    ○福島みずほ君 全く分かりません。  内閣官房は、先島諸島の人は安全な九州に避難する、熊本に避難するって言うんですよ。そして、防衛大臣は、何が起きるか分からない、総合的に考えると言う。九州、全く安全じゃないじゃないですか。健軍基地に長距離ミサイルが配備なんですよ。安全じゃないですよ。狙われるじゃないですか。安全な九州に避難をすると言う内閣官房、絵に描いた餅じゃないですか。  防衛大臣、改めてお

  99. ○国務大臣(小泉進次郎君) まず、先ほども申し上げましたとおり、何が起きるとか…

    ○国務大臣(小泉進次郎君) まず、先ほども申し上げましたとおり、何が起きるとか、どこで起きると、こういったことを、特定の事態をあらかじめ想定しているわけではありませんし、今、世界の安全保障の現状を見たときに、先生はお分かりだと思いますけれども、何が起きるということをあらかじめ考えて、その事態にのみ特化をして対応するということではなくて、何が起きても、平素から備えをしっかりして、いかなる事態であって

  100. ○福島みずほ君 いや、全く納得いきません

    ○福島みずほ君 いや、全く納得いきません。  何を想定して何を準備するのか。日本全体に百三十棟弾薬庫を造るわけですよね。そして、内閣官房は、いや、沖縄本島は島内に避難する、そして南西諸島は、十二万人は船で六日間掛け、あるいは飛行機で、民間機で九州、八代などに、あるいは山口に避難する。安全じゃないじゃないですか。  何のシミュレーションもしていなくて、何が起きるか分からない。台湾有事が起きたとき

  101. ○国務大臣(小泉進次郎君) 日本がミサイルで攻撃されるんですかというのは、それ…

    ○国務大臣(小泉進次郎君) 日本がミサイルで攻撃されるんですかというのは、それは我々に聞く質問じゃないんじゃないですか。

  102. ○福島みずほ君 お笑いにしないでください

    ○福島みずほ君 お笑いにしないでください。  というのは、ミサイル基地が長距離ミサイルの配備をやって、だから長距離ミサイルの配備をやることに地元の人たちはすごい危機感感じていますよ。にもかかわらず、地元説明会すら防衛省やらないじゃないですか。説明すらしないんですよ。説明すらしていないんですよ。いや、だって、地元説明会をやっていないじゃないですか、展示だけやっていて。そして、その中でいろんな、何が

  103. ○福島みずほ君 二年前に聞いたときは、牛や豚や何でも全部置いていく、かばん一個…

    ○福島みずほ君 二年前に聞いたときは、牛や豚や何でも全部置いていく、かばん一個だけ持って飛行機か船に乗れでしたが、牛や豚も連れていくんですか。

  104. ○福島みずほ君 与那国は有事があるかもしれない、何があるか分からない

    ○福島みずほ君 与那国は有事があるかもしれない、何があるか分からない。もうお医者さんが一人もいなくなりましたよ、ドクター・コトーの島でしたけれども。みんな本当に今困っていますよ、逆に。  九州、山口への避難はホテルですか。一か月と言われておりますが、一か月後はどうなるんですか。有事で被害を受けた際の補償はどうなるんでしょうか。

  105. ○委員長(里見隆治君) 時間が参りましたので、おまとめください

    ○委員長(里見隆治君) 時間が参りましたので、おまとめください。

  106. ○福島みずほ君 はい

    ○福島みずほ君 はい。  一か月しか念頭に置いていなくて、その後はこれからの検討事項、補償についても分からないんですよ。そして、安全な九州、山口に避難するって、絵に描いた餅じゃないですか。今日、何一つ説明などされていないですよ。それを言われて、避難せよと言われてどうなるんですか。先が見えなくなっているし、まさにやっていることがとんちんかんで、何が、説明もないというふうに思っております。  以上

  107. ○委員長(里見隆治君) 他に御発言もないようですから、四件に対する質疑は終局し…

    ○委員長(里見隆治君) 他に御発言もないようですから、四件に対する質疑は終局したものと認めます。  防衛大臣及び政府参考人は御退席いただいて結構でございます。  これより四件について討論に入ります。  御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。

  108. ○山添拓君 日本共産党を代表し、日・セルビア投資協定、日・パラグアイ投資協定、…

    ○山添拓君 日本共産党を代表し、日・セルビア投資協定、日・パラグアイ投資協定、日・ザンビア投資協定、日・タジキスタン投資協定の承認にいずれも反対の討論を行います。  四投資協定は、投資協定の締結加速を求める経済界の要望に応え、日本の多国籍企業の海外展開による利益の拡大を促すために、相手国との間で投資環境の整備を図るものです。いずれの投資協定にもISDS条項が盛り込まれています。  ISDSは、

  109. ○委員長(里見隆治君) 他に御意見もないようですから、四件に対する討論は終局し…

    ○委員長(里見隆治君) 他に御意見もないようですから、四件に対する討論は終局したものと認めます。  これより採決に入ります。  まず、投資の促進及び保護に関する日本国とセルビア共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件の採決を行います。  本件を承認することに賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕

  110. ○委員長(里見隆治君) 多数と認めます

    ○委員長(里見隆治君) 多数と認めます。よって、本件は多数をもって承認すべきものと決定いたしました。  次に、投資の促進及び保護に関する日本国とパラグアイ共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件の採決を行います。  本件を承認することに賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕

  111. ○委員長(里見隆治君) 多数と認めます

    ○委員長(里見隆治君) 多数と認めます。よって、本件は多数をもって承認すべきものと決定いたしました。  次に、投資の促進及び保護に関する日本国とザンビア共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件の採決を行います。  本件を承認することに賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕

  112. ○委員長(里見隆治君) 多数と認めます

    ○委員長(里見隆治君) 多数と認めます。よって、本件は多数をもって承認すべきものと決定いたしました。  次に、投資の自由化、促進及び保護に関する日本国とタジキスタン共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件の採決を行います。  本件を承認することに賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕

  113. ○委員長(里見隆治君) 多数と認めます

    ○委員長(里見隆治君) 多数と認めます。よって、本件は多数をもって承認すべきものと決定いたしました。  なお、四件の審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

  114. ○委員長(里見隆治君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします

    ○委員長(里見隆治君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後一時十三分散会