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外交防衛委員会

2025年6月5日

217件の発言

  1. ○堀井巌君 おはようございます

    ○堀井巌君 おはようございます。自由民主党の堀井巌です。  今日は質問の機会をいただきまして、感謝を申し上げます。  まず、ちょっと通告しておりませんが、岩屋大臣に質問したいと思います。  昨日、隣国韓国において、李在明大統領が就任をされました。大臣、この大統領の就任について、一言、御感想があればお願いします。

  2. ○国務大臣(岩屋毅君) まず、李在明大統領の御就任に祝意を表したいと思います

    ○国務大臣(岩屋毅君) まず、李在明大統領の御就任に祝意を表したいと思います。  その上で、日本と韓国は国際社会の様々な課題にお互いにパートナーとして協力すべき重要な隣国だと考えております。また、現下の戦略環境あるいは安全保障環境に照らしたときに、日韓関係あるいは日米韓の協力の重要性はいささかも変わらず、むしろ一層その重要性を増しているというふうに考えておりますので、これまでの日韓関係の積み上げ

  3. ○堀井巌君 ありがとうございます

    ○堀井巌君 ありがとうございます。  今年は、日韓国交正常化六十周年ということであります。韓国は重要な隣国であります。同時に歴史問題も抱えているわけでございます。国益をしっかりと守りながら、日韓関係の発展に御尽力いただければと期待をしております。  次に、日米交渉について伺いたいと思います。  赤澤大臣が一日に四回目の交渉を終えて帰国されました。また、早速、今日から再び訪米されると存じており

  4. ○堀井巌君 ありがとうございます

    ○堀井巌君 ありがとうございます。もう政府を挙げて精力的に交渉いただき、我が国にとって望ましい形で決着できるように、皆さんの御尽力を期待をしております。  それでは、今日のこの二本の協定について伺いたいと思います。  まず、日・フィリピン部隊間協力円滑化協定について、その意義についてお聞かせください。

  5. ○堀井巌君 ありがとうございました

    ○堀井巌君 ありがとうございました。  次に、日伊物品役務相互提供協定、ACSAの意義について伺いたいと思います。

  6. ○堀井巌君 ありがとうございます

    ○堀井巌君 ありがとうございます。  このRAAもACSAも、自衛隊が相手国の部隊とより一層緊密に円滑に連携をしていく上で非常に効果的であるということはよく分かりました。  その上で、外務省の方に伺いたいと思います。  こういったRAAやACSA、昨今は、外交上の努力として様々な国々と結ぶ、そのような外交努力を続けておられると承知しております。このRAAやACSAを締結することの外交上の意義

  7. ○堀井巌君 私も、このRAA、ACSA、やっぱりこの外交努力としても、外交上の…

    ○堀井巌君 私も、このRAA、ACSA、やっぱりこの外交努力としても、外交上の戦略としても大変重要な取組だというふうに思いますので、今後、同志国等々と連携をしながら国際社会の平和を守り抜いていくためにも、このような取組、今後も積極的に続けていただきたい、そのように期待をしております。  一転、今度は、フィリピンとの海上警備能力等の能力構築の取組について伺いたいと思います。  フィリピンは、御案

  8. ○堀井巌君 日本は原油を中東に依存しております

    ○堀井巌君 日本は原油を中東に依存しております。中東からマラッカ海峡を通り、そして南シナ海を通って日本に原油が運ばれております。こういった、いわゆるシーレーンで自由な航行が確保されること、これは極めて重要だというふうに思います。それらの通る、東南アジア諸国、フィリピン等々とこのような自由な航行を保障する取組、極めて重要だと思いますので、引き続き能力構築支援に努めていただければと期待をしております。

  9. ○堀井巌君 ありがとうございます

    ○堀井巌君 ありがとうございます。  今日は、土田財務大臣政務官、お越しいただきましてありがとうございます。  やはりこの在勤手当の改善、見直しに当たっては、やはり財政当局の判断、極めて重要だというふうに思っておりますけれども、財務省としてはどのようにお考えか、お聞かせいただきたいと思います。

  10. ○大臣政務官(土田慎君) 御質問ありがとうございます

    ○大臣政務官(土田慎君) 御質問ありがとうございます。  先ほど外務省の答弁の中で出ておりました名称位置給与法においては、在外公館の所在地における物価、為替相場及び生活水準を勘案して定めなければならないとされており、こうした規定に基づき、毎年度、各国の生計費調査の結果や物価、為替変動等を踏まえ、必要な見直しを行っているところでございます。ちなみに、令和七年度予算においては、在勤手当について、対前

  11. ○堀井巌君 ありがとうございます

    ○堀井巌君 ありがとうございます。いろいろお考えいただいていることに感謝申し上げます。  他方で、先ほど申し上げたように、やっぱり、三十年間で二・一倍が、まだやっぱり一・二倍しか上がっていないというのもこれは事実であります。  在外に、私も、海外にいろいろ出かけたときに大使館の皆さんにお世話になったりしますけれども、その現状を見ていますと大変やはり厳しい経済環境の中で皆さん仕事をしておられます

  12. ○堀井巌君 ありがとうございます

    ○堀井巌君 ありがとうございます。  実は、私、三十年前にサンフランシスコの総領事館で勤務しておりました。物価が高騰して、すなわち家賃が高騰して、今、別の場所の狭い総領事館、別の場所の狭いスペースに移転をしています。  元々、総領事館というのは在留邦人の保護というのが一番の使命として設けられているものでありますけれども、どんどん、執務スペース、最小限の執務スペースのみを確保した総領事館、賃借で

  13. ○大臣政務官(土田慎君) 御質問ありがとうございます

    ○大臣政務官(土田慎君) 御質問ありがとうございます。  在外公館の国有化については、骨太方針二〇二四における、合理化、効率化を図りつつ、緊急時の邦人保護体制を含む在外公館の強靱化など外交・領事実施体制を抜本的に強化するといった方針に基づき、まずは所管である外務省において検討がなされ、必要な対応が進められるものと承知しております。  財務省としては、在外公館施設には有事などの際に在留邦人の命を

  14. ○堀井巌君 ありがとうございます

    ○堀井巌君 ありがとうございます。土田政務官、是非期待をしております。  ここでもう、土田政務官、結構でございますので、委員長、お取り計らいをお願いします。

  15. ○堀井巌君 次に、領事サービスのDX化について伺いたいと思います

    ○堀井巌君 次に、領事サービスのDX化について伺いたいと思います。  二〇二四年、令和六年、昨年現在で海外に居住する邦人は約百二十九万人、三十年前、一九九四年が約六十九万人ということであります。これ、統計上の数字ですが、二倍近くに増えております。また、近年は日本人の出国者数も再び増加傾向にあって、昨年、二〇二四年で約千三百万人という統計でございます。  こうした中、やはりこの邦人をいかに保護す

  16. ○堀井巌君 ありがとうございます

    ○堀井巌君 ありがとうございます。  今、在勤手当の改善、それから在外公館の強靱化、特に国有化、あるいは領事サービスのDX化について質問をいたしました。これらは全て外交基盤を強化する上で極めて重要なことだと私は考えております。是非こういった取組をしっかりと進めていただきたいというふうに思っておりますけれども、大臣の御決意をお聞かせいただきたいと思います。

  17. ○国務大臣(岩屋毅君) 外交基盤強化へ向けての堀井委員の一連のただいまの御質問…

    ○国務大臣(岩屋毅君) 外交基盤強化へ向けての堀井委員の一連のただいまの御質問に感謝申し上げたいと思います。  委員御指摘の在勤手当の改善、在外公館の強靱化あるいは領事サービスのDX化、これはいずれも重要な課題だと認識をしております。在外職員が能力を十分に発揮してもらえるように、また、在外公館がいざというときに、在留邦人の最後のとりででございますので、その機能を十分に発揮できるように、また、領事

  18. ○堀井巌君 是非よろしくお願いいたします

    ○堀井巌君 是非よろしくお願いいたします。  次に、パブリックディプロマシーの重要性について伺います。  尖閣諸島周辺の我が国領海内に中国海警船が侵入し、そこから発艦したヘリコプターが我が国領空を侵犯した事案は、我々、記憶に新しいところです。この事案に関し、中国側はCCTVといったメディアも利用して、日本の右翼分子の民間機が中国の領空を侵犯したという、うそのナラティブを大々的に拡散をしました。

  19. ○堀井巌君 取組に期待しております

    ○堀井巌君 取組に期待しております。  次に、日中共同声明と台湾の問題について伺います。  一九七二年の日中共同声明には、台湾が中華人民共和国の領土の不可分の一部であることを重ねて表明する、日本政府は、この中華人民共和国政府の立場を十分理解し、尊重するとあります。これを踏まえ、この台湾に関する日本政府のこれまでの立場について、もう一度確認したいと思います。

  20. ○堀井巌君 今、平和的に解決されるという文言がございました

    ○堀井巌君 今、平和的に解決されるという文言がございました。そうすると、もし台湾をめぐる問題が平和的に解決されず、仮に中国が武力による解決を求める場合、日本はどのように対応するんでしょうか。

  21. ○堀井巌君 もう一点、じゃ、確認させてください

    ○堀井巌君 もう一点、じゃ、確認させてください。日中共同声明のこの法的な位置付けというのはどういうものなんでしょうか。

  22. ○堀井巌君 ありがとうございました

    ○堀井巌君 ありがとうございました。一応今確認をしたく、質問をさせていただきました。  次に、防衛省の方に質問したいと思います。ちょっと時間の関係で、二問続けて伺いたいと思います。  自衛官の個人装備品、特に被服の貸与の改善についてであります。これも、これまでも各委員から質問が出ていたと思います。下衣と呼ばれる、いわゆるTシャツですけれども、訓練で汗をかいた隊員が洗濯しようにも、一人これまでは

  23. ○堀井巌君 よろしくお願いいたします

    ○堀井巌君 よろしくお願いいたします。  最後に、航空自衛隊幹部候補生学校、これ奈良にありますけれども、ここの施設設備の充実について要望したいと思っております。  今、サイバーセキュリティーとか宇宙分野への取組が大変重要になってきております。そういった教育をしっかり施していこうとなりますと、様々なこのIT環境の充実、また最新の資機材、機器類の導入といった取組が重要というふうに思いますし、またそ

  24. ○松川るい君 自由民主党の松川るいです

    ○松川るい君 自由民主党の松川るいです。  今日、私の尊敬する堀井先輩の後に質問させていただく機会を得て、良かったなと思っているところであります。済みません。  あわせて、私からも、本当に、今の御質問にありました、質疑にあった在勤手当とか公館の強靱化、そしてまた自衛官の皆様の待遇改善、本当に人あってこその外交、防衛だと思いますので、両大臣におかれましては引き続き更なるリーダーシップを発揮してい

  25. ○国務大臣(岩屋毅君) 松川委員御指摘のとおりだと考えております

    ○国務大臣(岩屋毅君) 松川委員御指摘のとおりだと考えております。  李在明大統領も、実利を重視した外交を展開するというふうにおっしゃっておられると思います。やはり、日韓関係というのは戦略的に我々も考えていかなければいけないというふうに思っておりまして、現下の国際情勢、安全保障環境を考えると、日韓、日米韓の連携というのはこれまで以上に重要だというふうに考えておりますので、一層韓国との意思疎通は緊

  26. ○松川るい君 ありがとうございます

    ○松川るい君 ありがとうございます。  多分、マルチで、サイドで会う機会も、六月中にもG7やNATOももしかしたらあるかということもありますので、いろいろ工夫をいただければと思っております。  それから、私、昨日の李在明さんの就任演説だけではなくて、というか、むしろそれ以上に、この五月末に非常に重要な演説というのが続いたなというふうに思っております。一つは、シャングリラ会合における中谷防衛大臣

  27. ○国務大臣(中谷元君) 先月三十日から六月一日にかけてシンガポールを訪問しまし…

    ○国務大臣(中谷元君) 先月三十日から六月一日にかけてシンガポールを訪問しまして、シャングリラ・ダイアローグに参加いたしました。  会合といたしましては、日、米、豪、比、仏、タイ、シンガポールなど、合計で八か国との二国間会談、そして、日米豪、日米豪比の防衛相会談も実施するなど、多くの国防大臣と意見交換を行いまして、それぞれ防衛面での協力、連携の強化について確認するとともに、個人的関係を構築できた

  28. ○松川るい君 ありがとうございます

    ○松川るい君 ありがとうございます。  私、スピーチ読ませていただいたんですけど、国名とかは別に明示していないのかなとさっくり思ったんですが、OCEAN構想、前にはワンシアターということもおっしゃっていたと思うんですけれども、具体的にはもう少しどういうことをやっていくということを提案されているのか、教えていただけますでしょうか。

  29. ○国務大臣(中谷元君) OCEAN構想の精神とは、第一に、開放、包摂、透明、こ…

    ○国務大臣(中谷元君) OCEAN構想の精神とは、第一に、開放、包摂、透明、これを確保しながら協力を、連携を進めていくということで三点。まず、ルールに基づき国際秩序を回復をする、第二に、アカウンタビリティー、これを強化をする、第三に、国際公共性、これを増進をしていくということが第一の柱です。  そして、第二の柱としましては、その上で、各国がインド太平洋全体を俯瞰的に捉えて、それぞれの主体的な取組

  30. ○松川るい君 ありがとうございます

    ○松川るい君 ありがとうございます。  本当に内容はいい内容なのでみんなが賛同するのは当然かなとは思うんですけれど、その中身でこれから進めていくことに関していくと、やっぱり日米韓、日米豪印、日米豪、それから日米豪フィリピン、そしてこの前は五か国で防衛大臣会合を日米韓豪フィリピンという核になる国とやって、政権が替わったのでこの先どうなのかはちょっとよく分からないですけれど、でも、積み上げてきたマル

  31. ○国務大臣(中谷元君) このOCEAN構想というのはFOIPの大枠に対する安全…

    ○国務大臣(中谷元君) このOCEAN構想というのはFOIPの大枠に対する安全保障版ということでありまして、御指摘のように様々な要素が入っております。  より多くの国に参加できるような、先ほど言いました開放性、包摂性、そして地域性などで呼びかけたものでございまして、その内容等につきましては、特にヘグセス長官がこの会議の中で、非常にこのアジアの太平洋地域においての安全保障情勢が非常に厳しくなってき

  32. ○松川るい君 ありがとうございます

    ○松川るい君 ありがとうございます。  今、もう途中まで、私、ラトナーさんのことと、それからヘグセス長官についての感想も、御発言の感想も聞こうと思ったんですが、そこもお答えいただいたということなのでございましょうか。ありがとうございます。  ちょっと説明が足りなかったかもしれないので、ありがとうございます、ヘグセス国防長官の御発言について私は追加して言うと、やっぱりその前に、台湾について、台湾

  33. ○松川るい君 できるだけ速やかに締結をしていただけるようにお願いをいたします

    ○松川るい君 できるだけ速やかに締結をしていただけるようにお願いをいたします。本日のテーマであります日・フィリピンRAAと併せて、非常に連携のしやすい体制ができていくものと考えております。  こうした流れの中で、韓国というのも非常に重要な国なわけですけれども、海の観点でいくと少し、朝鮮半島が第一であって、台湾はちょっと遠いみたいなイメージを多分韓国の多くの国民はまだ持っているんだとは思うんですが

  34. ○国務大臣(岩屋毅君) 先ほど中谷大臣からOCEAN構想について詳しく御説明が…

    ○国務大臣(岩屋毅君) 先ほど中谷大臣からOCEAN構想について詳しく御説明がございました。これは、インド太平洋の国々あるいはインド太平洋に関与しようとしている国々に幅広く受け入れられる考え方、構想なのではないかなと思っております。  その意味では、韓国との関係におきましても、こういう考え方を基本に置いて、しっかりと連携を深めることができるように、これから発足する新政権との間でもしっかりと意思疎

  35. ○松川るい君 ありがとうございます

    ○松川るい君 ありがとうございます。  本当に私、中国との関係というのは日本にとって大変重要だと思っておりまして、建設的で安定的な関係をつくっていくこと、これこそが、我が日本、すぐそばでありますので必要なんですけど、しかし、尖閣諸島で何かが起きるとか台湾有事が起きると、そもそもそんなことを考える余地もない状況に陥るわけでありまして、そう考える以上、やはり中国と安定的、建設的関係をつくる上でも、対

  36. ○国務大臣(岩屋毅君) 今の松川委員の御指摘もしっかり受け止めたいと思いますし…

    ○国務大臣(岩屋毅君) 今の松川委員の御指摘もしっかり受け止めたいと思いますし、私どもも基本的に同様の考え方を持っております。  今お話あったように、東南アジア諸国は今域外国とも連携をしてパートナーの多様化を図っている、まあ中国との関係構築あるいはGCCとの関係構築というのもその一環なんだというふうに見ております。四月二十一日にはインドネシアと中国の2プラス2が行われております。我が方もインドネ

  37. ○松川るい君 ありがとうございます

    ○松川るい君 ありがとうございます。  大臣、今おっしゃっていただいたように、私、日本は実は日本人が普通に思っている以上に外交アセットがたくさんある国だと思うんですね。どの国からも、ちょっと近隣にはいろいろ、まあ何というのか、厳しい関係ありますけれども、信頼度が非常に高いですし、これまで営々として培ってきた、やっぱり魚をあげるんじゃなくて魚の捕り方を教えてあげるような支援も含めて、こうしたアセッ

  38. ○松川るい君 本当はここに、CPTPPにEUが関税同盟なので加入するということ…

    ○松川るい君 本当はここに、CPTPPにEUが関税同盟なので加入するということも考えたらいいじゃないかというふうに申し上げたいところなんですけど、残りの質問ができなくなりそうな気がしている上に、お答えを知っているものですから飛ばそうかなと思いますが、是非御検討いただいたらいいんじゃないかと思います。今のところ、まだそういう対話がないということであります。  次に、もう一つ、アメリカの現状、今のア

  39. ○松川るい君 まだ直接的にこの現下のものについてのあれではないような気がしまし…

    ○松川るい君 まだ直接的にこの現下のものについてのあれではないような気がしましたけれども、是非、各大学が、今回のトランプ大統領の政策で出ていく頭脳を獲得しようとしている大学については、是非積極的な支援をすることを是非考えていただきたいと思います。なかなか、いながらにしてそういう研究者であったり留学生と切磋琢磨する機会というのはないわけですから、これは私は、日本自身の能力を上げるため、学生であったり

  40. ○松川るい君 ちなみに、同じアジアの韓国は六〇パーぐらいでしたっけ、何か非常に…

    ○松川るい君 ちなみに、同じアジアの韓国は六〇パーぐらいでしたっけ、何か非常に多いということであります。  やっぱり、パスポートを持たないと海外行かないわけであります。(発言する者あり)そうなんです。それはそうなんです。行ったら違法ですから、行ったら違法ですから。私は、特に若者たちは今なかなか外に行く機会というのがあるのかないのかよく分からない。特に私立だと修学旅行で、じゃ、オーストラリア行こう

  41. ○松川るい君 ありがとうございます

    ○松川るい君 ありがとうございます。是非よろしくお願いします。  それで、また今、観光八兆円の産業に育ったのですばらしいんですけど、アウトバウンドも一緒にないと、航空便の、何でしょう、収益が安定しないんですよね。そういう航空産業や観光業にも関わる、そしてまた若者が世界に目を向けて、やはり世界で活躍できる人材が育っていく日本にしていくためにも是非頑張っていただきたいと思います。  最後に、防衛産

  42. ○国務大臣(中谷元君) 現在、防衛予算を増加をしておりまして、政府による様々な…

    ○国務大臣(中谷元君) 現在、防衛予算を増加をしておりまして、政府による様々な施策も踏まえて、我が国の防衛産業においての生産増強に向けた投資、これ進みつつございます。これを持続可能なものとするために、防衛産業の中長期的な望ましい方向性を御提案をいただきましたので、この防衛産業の戦略として示していただきましたが、この検討過程で産業界、技術界との間で望ましい方向性について丁寧に意見交換を重ねております

  43. ○松川るい君 終わります

    ○松川るい君 終わります。ありがとうございました。    〔委員長退席、理事佐藤正久君着席〕

  44. ○広田一君 広田一でございます

    ○広田一君 広田一でございます。どうかよろしくお願いを申し上げます。  まず、対フィリピンRAA関係についてお伺いをいたします。  最初に、このRAAの締結が我が国の対フィリピン外交に与える影響、効果についてお伺いしたいというふうに思っておったんですが、この点については先ほど堀井委員の質疑等で明らかになりました。改めて、このRAAの重要性、認識をしたところでございます。  その上で、お伺いを

  45. ○広田一君 水質の汚染とか、また騒音とか、そういったことが具体的には想定をされ…

    ○広田一君 水質の汚染とか、また騒音とか、そういったことが具体的には想定をされるというふうなことでございます。  そのような中で、イギリスとかオーストラリアには規定のない項目が入っているんです、これには、実は。  フィリピン独自の規定として、先住民の遺産というふうな文言が入っているんですけれども、これはどのような経緯と理由で入ったのか、お伺いをいたします。

  46. ○広田一君 それでは、確認なんですけれども、じゃ、これはフィリピン側からの要請…

    ○広田一君 それでは、確認なんですけれども、じゃ、これはフィリピン側からの要請ということで規定をしたということでよろしいんでしょうか。日本の場合はそれは当てはまらないというふうな整理なんでしょうか。

  47. ○広田一君 フィリピン側からの提案ということであったんですけれども、我が国にお…

    ○広田一君 フィリピン側からの提案ということであったんですけれども、我が国においてはアイヌが対象になるということが確認ができたところでございます。  それでは、次に、第二十条第四項の規定に関連してお伺いしたいと思うんですが、これは第二十七条の合同委員会について規定がされているわけでございます。  この合同委員会、議事録は作成し、公開はされるんでしょうか。

  48. ○広田一君 当然、手続的なところはそのようになるのかなというふうに理解をしてい…

    ○広田一君 当然、手続的なところはそのようになるのかなというふうに理解をしているんですけれども。  例えば、イギリスとかオーストラリアについて、この合同委員会は議事録等は作成されているんでしょうか。

  49. ○広田一君 不開示が前提ということでございますけれども、この合同委員会というふ…

    ○広田一君 不開示が前提ということでございますけれども、この合同委員会というふうな言葉を聞くと、すぐ思い浮かべるのが日米合同委員会になるんですけれども、この日米合同委員会の議事録について、一部公開をされたことはあるんでしょうか。

  50. ○広田一君 実は公開をしているんですよね

    ○広田一君 実は公開をしているんですよね。  更に申し上げれば、令和五年三月二十九日の衆議院外務委員会において、当時の林外務大臣は、先ほど御指摘あったように、双方の同意があれば公表できるというふうな答弁をされているわけでございますので、原則非公開というふうな言い方と、この林外務大臣の、双方の同意があれば公表できるというふうなことについてはちょっと整合性が取れないんですけれども、いかがでしょうか。

  51. ○広田一君 そうした中で、我が国としてですね、我が国としてなんですけれども、公…

    ○広田一君 そうした中で、我が国としてですね、我が国としてなんですけれども、公開をするしないの判断基準、これ何なんでしょうか。

  52. ○広田一君 そうすると、日米合同委員会においてかつて一部公開をされたというふう…

    ○広田一君 そうすると、日米合同委員会においてかつて一部公開をされたというふうに承知しているんですが、そのときなぜ公開をしたのか、その判断基準は何だったのか、お伺いします。

  53. ○広田一君 ですから、一致して合意したその判断基準は何なのかということであります

    ○広田一君 ですから、一致して合意したその判断基準は何なのかということであります。

  54. ○広田一君 御答弁聞いていても、残念ながら、この公開、合意する判断基準といった…

    ○広田一君 御答弁聞いていても、残念ながら、この公開、合意する判断基準といったものが極めて曖昧でございますので、委員長、この合同委員会について、公開、議事録を公開する場合の判断基準について当委員会に報告するように求めたいと思いますので、取り計らいをよろしくお願いをいたします。

  55. ○広田一君 次に、この合同委員会に関しまして、イギリス、オーストラリアとの違い…

    ○広田一君 次に、この合同委員会に関しまして、イギリス、オーストラリアとの違いがあるんです。これは、今回は、フィリピンについては定期開催としている点であります。これが入れられた経緯とその理由をお伺いするとともに、定期的とはどれぐらいの頻度を考えているのか、お伺いをいたします。

  56. ○広田一君 これからフィリピン側と協議をするということでありますが、日本側とい…

    ○広田一君 これからフィリピン側と協議をするということでありますが、日本側といたしましては、どれぐらいの頻度が望ましいというふうに考えているんでしょうか。

  57. ○広田一君 申し訳ありませんが、今の御答弁聞くと、ちょっととても定期的に開催す…

    ○広田一君 申し訳ありませんが、今の御答弁聞くと、ちょっととても定期的に開催するような感じではないのではないかなというふうに思ってしまうんですよね。  そもそも、この協定を結ぶときに、フィリピン側からの提案というふうなことは理解できるんですけれども、大体これぐらいの期間でやっていこうというふうな相場観はあってしかるべきではないでしょうか。だからこういうふうに協定に定期開催ということを明記をされて

  58. ○広田一君 我が国の場合は、南海トラフ等巨大地震がもういつ発生してもおかしくな…

    ○広田一君 我が国の場合は、南海トラフ等巨大地震がもういつ発生してもおかしくないような状況でございます。そういったことも踏まえて、精力的に協議をしていただいて、結論を出してもらえればなというふうに思いますので、どうかよろしくお願いを申し上げます。  それでは次に、これも前に質問させていただきました、米軍岩国基地所属のF35Bが高知龍馬空港に予防着陸をして四十二日間駐機をした、この問題について、こ

  59. ○広田一君 御答弁あったように、いわゆる予防着陸というのは、航空法第九十六条が…

    ○広田一君 御答弁あったように、いわゆる予防着陸というのは、航空法第九十六条が根拠になるというふうなことでございます。  そして、重ねてお伺いしますけれども、この四十二日間の駐機の間に、C130など米軍機が計十四回離発着をしたというふうなことでありますけれども、その行為は日米地位協定上は第五条第一項なのでしょうか。

  60. ○広田一君 そして、それの空港利用の届出書というのは提出されているんでしょうか

    ○広田一君 そして、それの空港利用の届出書というのは提出されているんでしょうか。

  61. ○広田一君 その上で、五月五日、無事に離陸をしたわけでございますけれども、この…

    ○広田一君 その上で、五月五日、無事に離陸をしたわけでございますけれども、この離陸自体は日米地位協定第五条一項に基づいたものなんでしょうか。

  62. ○広田一君 加えてお伺いします

    ○広田一君 加えてお伺いします。  先日、当委員会に提出された報告書によりますと、なお、日本国内で予防着陸する航空機が米軍機の場合、その米軍機の地位や扱いについては日米地位協定によって規律されることになりますとありますが、ここで言う日米地位協定によって規律されるとは具体的にどういう意味なんでしょうか。

  63. ○広田一君 そうすると、確認ですけれども、米軍機が高知龍馬空港の一部を四十二日…

    ○広田一君 そうすると、確認ですけれども、米軍機が高知龍馬空港の一部を四十二日間占有、利用した法的根拠は日米地位協定第五条一項ということになるんですけれども、その理解でよろしいんでしょうか。

  64. ○広田一君 別個の問題というのはどういうふうな整理から導き出される考え方なんで…

    ○広田一君 別個の問題というのはどういうふうな整理から導き出される考え方なんでしょうか。

  65. ○広田一君 その航空機自体が日米地位協定五条の第一項に規定されるというのは、こ…

    ○広田一君 その航空機自体が日米地位協定五条の第一項に規定されるというのは、これはどういうふうに読めばいいんでしょうか。第五条一項は、米軍機の出入りについて着陸料等が減免されるというふうな規定なのでございまして、米軍機そのものについて規定をした項目にはなっていないというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。

  66. ○広田一君 ですから、着陸料は免除されているんですが、その機体とは全く関係ない…

    ○広田一君 ですから、着陸料は免除されているんですが、その機体とは全く関係ないですよね。

  67. ○広田一君 ちょっと答弁が支離滅裂でよく分からないんですけれども、第五条は、米…

    ○広田一君 ちょっと答弁が支離滅裂でよく分からないんですけれども、第五条は、米軍機の空港に対する出入りについて規定をされているものであり、それに伴って着陸料等が免除されるというふうな規定でございますので、別に米軍機、機体そのものについて何ら定めたものでないと思いますけど、いかがでしょうか。

  68. ○広田一君 そうすると、それ、何か前段の答弁と違ってきていますよね

    ○広田一君 そうすると、それ、何か前段の答弁と違ってきていますよね。当初は第五条第一項みたいな話をされて、それではなくて、全体に規定されているんだというふうな話になってしまうわけでございますので、やはり、委員長、ここはまた、この点についてちょっと整理をして当委員会に報告していただきますように、よろしくお願いします。

  69. ○広田一君 ちょっと時間がないので次に行きたいというふうに思いますけれども、今…

    ○広田一君 ちょっと時間がないので次に行きたいというふうに思いますけれども、今回の報告書の中で、今般の高知空港の事案を踏まえて、国が管理する空港において、予防着陸後に一定期間を超えて停留が見込まれるなどの場合は、その段階において、届出書の提出を求めることを検討してまいりますというふうなことでありますけれども、ここでいう一定期間というのはどの程度を念頭に置いているのかということについてお伺いしたいと

  70. ○広田一君 これから検討をしていくというふうなことでございますけれども、最低限…

    ○広田一君 これから検討をしていくというふうなことでございますけれども、最低限何日以上というふうに考えているんでしょうか。

  71. ○広田一君 検討ということでありますので、検討結果について当委員会に報告をして…

    ○広田一君 検討ということでありますので、検討結果について当委員会に報告をしていただきますように、委員長、お取り計らいよろしくお願いします。

  72. ○広田一君 それで、あと一点確認なんですけれども、米軍機が高知龍馬空港の一部を…

    ○広田一君 それで、あと一点確認なんですけれども、米軍機が高知龍馬空港の一部を四十二日間占有、利用した法的根拠については、これはもう、じゃ、日米地位協定にはないと、そういった理解でよろしいんでしょうか。

  73. ○広田一君 そうすると、一部占有、利用した法的根拠というのは民法の第二百六条と…

    ○広田一君 そうすると、一部占有、利用した法的根拠というのは民法の第二百六条ということでよろしいんでしょうか。

  74. ○広田一君 ありがとうございます

    ○広田一君 ありがとうございます。  一連の御答弁頂戴をしまして、今回の米軍機の予防着陸についての一定の法的な根拠というのが明らかになったところでございます。すなわち、予防着陸それ自体については航空法、そして四十二日間の一部占用、そして利用については民法というふうなことでございます。  その上で、これはちょっと岩屋大臣に御答弁をしていただきたいんですけれども、そもそも平時の離発着というふうなこ

  75. ○国務大臣(岩屋毅君) 今般のその高知空港への米軍機の予防着陸、その後の待機な…

    ○国務大臣(岩屋毅君) 今般のその高知空港への米軍機の予防着陸、その後の待機などについてのそれぞれの法的根拠については、今委員とのやり取りの中で整理をされたと思います。  その上での今の御質問というか御意見だと思いますが、やはり予防着陸というのは何も軍用機だけに発生することではなくて、あらゆる航空機に発生し得ることでございますので、米軍機の場合は地位協定上で何かその規定をすべき、あるいは扱うべき

  76. ○広田一君 時間が参りました

    ○広田一君 時間が参りました。  大臣が最後の方におっしゃった地域住民の皆さんへの情報提供、説明責任というのは今回の教訓の一つでもありますので、是非しっかりやっていただきたいと思います。  それと、予防着陸について、ほかの航空機と同一に扱うことって、私、違和感があるんです。やっぱり米軍機という特殊な軍用機でありますので、それについてはやっぱりしかるべきやはり特別な対応をすべきじゃないかなという

  77. ○福山哲郎君 福山でございます

    ○福山哲郎君 福山でございます。よろしくお願いを申し上げます。  今日は、まず日韓関係からお伺いしようと思っていましたが、堀井先生からも松川先生からもその御質問がありましたので重複は避けたいと思いますが、私も、日韓関係については、外務大臣におかれては、相手側の外務大臣が決まればまず対話のレールを敷くことが大事だと思っておりまして、首脳会談並びに外相会談を一日も早く実現をしていただきたいというふう

  78. ○国務大臣(岩屋毅君) 日韓関係は極めて重要な二国間関係でございますので、この…

    ○国務大臣(岩屋毅君) 日韓関係は極めて重要な二国間関係でございますので、この度発足する韓国の新政権との間でも緊密な意思疎通をしてまいりたいと思っておりまして、委員御指摘あったように、一日も早く首脳同士の会談、また外交部長官が決まれば外相会談も早期に実施したいと考えております。

  79. ○福山哲郎君 よろしくお願いいたします

    ○福山哲郎君 よろしくお願いいたします。  赤澤大臣が今週も訪米されると聞いております。三週連続、五回目の協議だと。カナダのG7サミットや六月の二十四、二十五にはNATOの首脳会談が予定されています。こうした機会に石破首相が訪米して、日米首脳会談も視野に入れて協議が続いていると推察をします。なかなか、巷間言われている不信任案というのはなかなか、こういう日程でいうと本当にどう判断するのかというのは

  80. ○国務大臣(岩屋毅君) 交渉の枠組みといったときに、何をもって枠組みと定義する…

    ○国務大臣(岩屋毅君) 交渉の枠組みといったときに、何をもって枠組みと定義するかということにもよると思うんですけれども、今委員がおっしゃったように、この貿易の拡大あるいは非関税措置、経済安全保障面での協力など、そういう幅広い分野にわたって閣僚間で議論を深めてきていると考えております。もちろん、赤澤大臣からは、米国による一連の関税措置の見直しを協議のたびに強く申し入れているところでございます。  

  81. ○福山哲郎君 ありがとうございます

    ○福山哲郎君 ありがとうございます。本当に見えてこないので、少し気にしています。  そんな状況の中で、日本製鉄によるUSスチールの買収については最終合意のようですけれども、トランプ大統領は六月の四日からの鉄鋼、アルミへの追加関税を二五から五〇に引き上げました。これは極めて遺憾です。日本に対する影響が限定的だとかいろんなことはありますが、極めて遺憾です。  こういう乱暴なやり方はやっぱり僕は良く

  82. ○国務大臣(岩屋毅君) 御指摘の発表は承知をしております

    ○国務大臣(岩屋毅君) 御指摘の発表は承知をしております。米国のこの一連の関税措置のまた積み増しということだと思いますけれども、これが日米協議に与える影響については予断を持ってお答えすることは控えたいと思いますが、当然、これも含めて日米協議の中で見直し、撤回を求めていくということになると思います。  そのことも含めて、この日米協議、しっかりと成果を上げられるように政府一丸となって取り組んでまいり

  83. ○福山哲郎君 まあちょっと、まあ納得、納得はしにくいんですけれども、赤澤大臣が…

    ○福山哲郎君 まあちょっと、まあ納得、納得はしにくいんですけれども、赤澤大臣が行っているそばから、聞かされずにやられるわけですから、ちょっと失礼だなと思いますね。  とはいいながら、日本はアメリカに対して、例えばそれぞれの国のように、対抗措置をとるのかと。中国が一番対抗措置としては巷間知られているところですが、カナダやEUもそれぞれ対抗措置を準備をしていると。  あらゆる可能性を考えると石破総

  84. ○国務大臣(岩屋毅君) 五月九日、我が国は、御指摘の米国による鉄鋼、アルミニウ…

    ○国務大臣(岩屋毅君) 五月九日、我が国は、御指摘の米国による鉄鋼、アルミニウム製品及び自動車、自動車部品に対する関税措置に関しまして、WTOセーフガード協定に基づいて、米国の措置と実質的に等価値の譲許その他の義務の適用停止、いわゆるリバランス措置の権利を留保する旨をWTO事務局に通報いたしました。  ちょっと分かりにくいと思いますが、元々全ての選択肢はテーブルの上にあると、排除しないと、だけど

  85. ○福山哲郎君 つまり、WTOに対抗措置として日本は通報していると

    ○福山哲郎君 つまり、WTOに対抗措置として日本は通報していると。今の通報したということの具体的な内容について、事実関係も含めて、外務大臣はどこかで公式に発表されましたか。

  86. ○国務大臣(岩屋毅君) 今申し上げましたように、対抗措置をとるというんではなく…

    ○国務大臣(岩屋毅君) 今申し上げましたように、対抗措置をとるというんではなくて、そういう措置をとる権利は留保するという旨を事務局に通報したということでございますので、この通報は、五月十二日にWTO事務局からWTO加盟国に回付されておりまして、公のものとなっております。

  87. ○福山哲郎君 いや、WTOからは開示されているのは僕も理解している

    ○福山哲郎君 いや、WTOからは開示されているのは僕も理解している。日本の政府として積極的に、積極的じゃなくてもいいですね、事実関係として、これ発表はされていますか。

  88. ○国務大臣(岩屋毅君) これは、先刻から申し上げておりますように、あくまでも将…

    ○国務大臣(岩屋毅君) これは、先刻から申し上げておりますように、あくまでも将来の権利を留保するために手続を取った。一方、我が国は、米国側と今懸命に交渉を重ねているわけでございますので、積極的に私から広報したわけではございませんが、WTOの手続に伴って加盟国には回付、通知されているということでございます。

  89. ○福山哲郎君 これ、留保が主じゃないんです

    ○福山哲郎君 これ、留保が主じゃないんです。日本の通告は、譲許の停止は米国産の特定製品に対する関税引上げという形で実施される。日本も引上げをすると言っているんです。で、それは、最近の輸出データに基づいて措置がとられると。この停止は確かに米国の措置が解除されるまで継続されるけれども、日本はこれに関して権利を留保するというのはもちろんそう書いてあります。  しかし、現実には、実際に米国産の特定製品に

  90. ○国務大臣(岩屋毅君) 表現の仕方が違うだけで同じことだと思うんですけれども、…

    ○国務大臣(岩屋毅君) 表現の仕方が違うだけで同じことだと思うんですけれども、そういう措置をとり得るということを、その権利を留保しているということでございます。

  91. ○福山哲郎君 これ、インドも通報しています

    ○福山哲郎君 これ、インドも通報しています。英国も通報しています。同時期に通報しています。なぜそのことを国民に知らせないんでしょうか。もちろん留保しています。日本はそれを、権利を使うとは限りません。それは、逆に言えば、アメリカとの交渉を今しているわけだから、その結果によって、使うかもしれないし、そのまま留保したまま、交渉の結果が日本が納得できるものだったら、それは使わないことがあり得るかもしれない

  92. ○国務大臣(岩屋毅君) それはまさに外交上の総合的な判断だと思います

    ○国務大臣(岩屋毅君) それはまさに外交上の総合的な判断だと思います。いや、米国側も当然承知しているわけですね。だから、承知をしているということを前提に、これからまた五回目の協議をやるわけでございますから、それをどういう形で表に出すか、発表するかということは、まさに総合的な外交判断だと思います。

  93. ○福山哲郎君 でも、アメリカも承知をされているわけです

    ○福山哲郎君 でも、アメリカも承知をされているわけです。これ、実は、報道もありますし、さっきおっしゃったように、私は、これ、通報の文書も入手しています。これは当然、交渉上の一つの、一つのツールです。それを石破総理は、外務大臣はさっき積極的に発表していないと言われたし、石破総理は、対抗措置をとらないのかという質問に対して、いや、あらゆる選択肢があるけれどもと言っていて、やるともやらないとも、今までは

  94. ○国務大臣(岩屋毅君) 特段その事実を何か国民に隠しているとかそういうことでは…

    ○国務大臣(岩屋毅君) 特段その事実を何か国民に隠しているとかそういうことでは全くなくて、まさに日米協議というのは佳境に入りつつあるわけでございます。サミットでの首脳の接触の機会もあり得るということを前提に五回目の閣僚協議に臨むということになります。  そのときに、元々我が国はあらゆる選択肢を排除しないと言ってきたわけでございますが、そのことを確保するためにWTOにそういう通報をしているというこ

  95. ○福山哲郎君 僕は理解しているつもりなんですよ

    ○福山哲郎君 僕は理解しているつもりなんですよ。外交上のやり取りです、だからこのことについては申し上げられませんということについては僕は一定理解をしているつもりです、これまでも。しかし、これ外交上のやり取りじゃないじゃないですか、これ公式のやり取りじゃないですか、WTOへの通報というのは。だから、WTOはもうこれ開示しているんでしょう。そのことについてなぜ言わないのかと。  アメリカとの交渉の真

  96. ○国務大臣(岩屋毅君) 外交上のやり取りというか、外交上のやり取りはまさに日米…

    ○国務大臣(岩屋毅君) 外交上のやり取りというか、外交上のやり取りはまさに日米協議そのものでございますよね。そこに向かってどういう環境を整えて協議に臨むか。もちろん、我々は全ての選択肢は捨てていない、その権利はきちんと留保しておかなければいけないというのが九日の通報でありまして、その通報が十二日にWTOの事務局から全加盟国に回付をされ公のものになったということでございます。  この段階で、米国側

  97. ○福山哲郎君 私は喧伝しろとは言っていませんよ

    ○福山哲郎君 私は喧伝しろとは言っていませんよ。事実として、交渉の一つとして日本はWTOに通報しましたということを、私は最低でも事実として発表するべきではないかというふうに申し上げたわけです。これ外交防衛委員会で指摘されなかったら、黙ったまま交渉に今週も行かれるわけです。それは少し事実とは違うんじゃないですかと。交渉の環境整備として、日本はWTOに通報した上でアメリカと交渉すると。この通報したこと

  98. ○国務大臣(岩屋毅君) まさに委員御指摘のとおり、PEPFARの動向、それから…

    ○国務大臣(岩屋毅君) まさに委員御指摘のとおり、PEPFARの動向、それからグローバルファンドについての米国政府の政策の影響ということを我々も非常に心配をしております。  今、米国政府は、対外援助、それから外交政策の整合性について評価中だというふうに承知をしておりますので予断を持ってお答えをすることは控えたいとは思うんですけれども、いずれにしても、この米国の対外援助政策をめぐる動きが世界全体あ

  99. ○福山哲郎君 これ本当に、米国の肩代わりはできないかもしれませんけど、EU諸国…

    ○福山哲郎君 これ本当に、米国の肩代わりはできないかもしれませんけど、EU諸国に呼びかけて、この埋め合わせをどうにかしていこうというような働きかけは、日本はやっぱり国際援助や保健の問題では大変信頼と信用があります、積み上げてきたものがあります。武見前厚労大臣も本当に頑張ってきていただきましたし、グローバルファンドのプレッジ会合には、実は私、官房副長官のときに当時の菅総理と国連総会でそのプレッジを発

  100. ○国務大臣(岩屋毅君) 委員御指摘のように、二〇二二年にグローバルファンドの第…

    ○国務大臣(岩屋毅君) 委員御指摘のように、二〇二二年にグローバルファンドの第七次増資会合に際しまして、我が国は三年間で最大十・八億ドルの拠出を行うという表明をいたしております。この十・八億ドルは、当時の全体目標額が百八十億ドルであったことを踏まえて、あくまで拠出する上限値として表明したものでありました。  我が国から、今後、拠出見込額となる九・四二億ドルは確かに十・八億ドルを下回るんですけれど

  101. ○福山哲郎君 その説明はよく分かるんですけれども、逆に言うと、さっき申し上げた…

    ○福山哲郎君 その説明はよく分かるんですけれども、逆に言うと、さっき申し上げたとおりです。それは、USAIDもPEPFARも動いているときのプレッジです。今は本当にそこが動かなくなって、世界中で実は薬が届かない、多くの方々が本当に死に直面をしています。  二〇二五年の今年度の当初予算は、実は、済みません、たった七・六億円しか予算措置されていないんです。七・六億円ですよ、これドルでいうと四百四十二

  102. ○国務大臣(岩屋毅君) まず、予算の組み方、立て方ですけれども、こういう世界の…

    ○国務大臣(岩屋毅君) まず、予算の組み方、立て方ですけれども、こういう世界のエイズ・結核・マラリア対策基金、グローバルファンドですけれども、こういった感染症は緊急の対応が求められることも多く、また、発生する時期や国・地域を事前に予見、予想することが難しいということもあって、その状況を見極めて補正で措置をするという計上の仕方が続いておりまして、こういう予算の立て方については委員を始め様々御意見を承

  103. ○福山哲郎君 僕は、ずっと外務省の予算の立て方についてはいろんな問題提起をして…

    ○福山哲郎君 僕は、ずっと外務省の予算の立て方についてはいろんな問題提起をしています。全部補正予算を想定しての当初予算の作り方はやっぱり問題があるというふうに申し上げていて、それは財務省との関係でも分かっているつもりですけど、でも、今回みたいな事態が起こると本当に必要なときにお金が出せないみたいな状況になるので、そこは御留意をいただきたいのと、何とか御奮闘いただいて知恵を出していただければと思いま

  104. ○福山哲郎君 もうさっきのWTO通報が長引いたので用意した質問できなくて申し訳…

    ○福山哲郎君 もうさっきのWTO通報が長引いたので用意した質問できなくて申し訳ないんですけど、これ大事なのは、撤去している最中のものを海上保安庁が確認しているんですね、作業している状態を。これは何が言いたいかというと、万が一、今後そういうことがあったときに、撤去の作業は確認できるということは、ひょっとしたら、これ写真見ていただいたら分かるように、こんな大きいものですから、さっさとできるわけではない

  105. ○福山哲郎君 はい、分かりました

    ○福山哲郎君 はい、分かりました。  これ、続きやりますけれども、これ実は、海上保安庁も外務省も、国連海洋条約上、なかなかそのことの対抗措置は難しいということを聞いておりますが、そのことの工夫ができないのかという問題意識がありまして、また次の機会にこのことを詳しく聞いていきたいと思います。  終わります。ありがとうございました。

  106. ○三浦信祐君 公明党の三浦信祐です

    ○三浦信祐君 公明党の三浦信祐です。  外務大臣、通告していませんけれども、これまでも韓国との関係について御質問等がありましたので、私も重ねて質問させていただきたいと思います。  まず、李在明大統領が選出をされたということに関して、やはり日韓関係、今年は六十周年でもあります。加えて、政策の一貫性を確保していくことが地域の平和と安定につながると、そして、やはり首脳間、また大臣も含めた閣僚間の交流

  107. ○国務大臣(岩屋毅君) 御指摘のとおり、日韓関係、そして日米韓の関係はこれまで…

    ○国務大臣(岩屋毅君) 御指摘のとおり、日韓関係、そして日米韓の関係はこれまでにも増して重要だというふうに考えております。したがいまして、首脳会談もできるだけ早期に実現をしていただきたいと思っておりますし、私もカウンターパートが決まればできるだけ早くコンタクトを取りたいと思っておりますし、恐らく中谷防衛大臣もカウンターパートとの協議を早急にしていただけるものというふうに思っております。それらを通じ

  108. ○三浦信祐君 是非よろしくお願いします

    ○三浦信祐君 是非よろしくお願いします。  二協定の審議に入る前に、スクランブルの対応について質問させていただきたいと思います。  我が国の領空、領海、領土を守るために日々警戒活動に当たっていただいている自衛官の皆様に改めて感謝申し上げたいと思います。領空侵犯を防ぐため、スクランブル対処、即応できるように任務に当たられているパイロットの皆様、またレーダー等を駆使して国籍不明機を探査し、的確な情

  109. ○三浦信祐君 回数が増えているということで、御負担が大きいということは、もう本…

    ○三浦信祐君 回数が増えているということで、御負担が大きいということは、もう本当に我々も共有していかなければいけないことであります。  加えて、いかに早く見付けるかということと、そして、どれだけ早く対応できるかということが重要だと思います。  我が国でのスクランブル対応として、今御答弁いただきましたけれども、無人機に対し無人機で対応することについての検討状況を伺いたいと思います。  無人機技

  110. ○国務大臣(中谷元君) 昨今の中国の無人機による我が国周辺での活動の活発化を踏…

    ○国務大臣(中谷元君) 昨今の中国の無人機による我が国周辺での活動の活発化を踏まえますと、やはり対領空侵犯措置に当たり、対処の実効性をより向上させていくことは重要であります。  無人機は、一般に、人的コスト、そして連続の運用時間の面で、有人機と比べて大きな利点を有しております。一方、自衛隊が現在保有する戦闘機には、無人機に比べて相手の動きに応じた柔軟な機動が可能であるということ、そして、必要に応

  111. ○三浦信祐君 やはりこれからいろんな技術が出てくると思いますので、それに対応で…

    ○三浦信祐君 やはりこれからいろんな技術が出てくると思いますので、それに対応できることは、もう不断の努力が必要だと思います。是非取り組んでいただきたいと思います。  次に、海上自衛隊の哨戒機について質問させていただきます。  対潜哨戒機P3Cの後継機は全てターボジェット機のP1であると理解をしております。P1は、巡航速度も、巡航高度、そしてペイロード、また上昇可能限度も高く、航続距離も長いこと

  112. ○三浦信祐君 両方の活用ということと、また、P1の運用の仕方ということも徐々に…

    ○三浦信祐君 両方の活用ということと、また、P1の運用の仕方ということも徐々にアップグレードしていかなきゃいけないかなというふうに思います。  現状、一九八一年に導入されたP3Cも、これまでの安定運用が続けられている信頼性に基づいて、哨戒、警戒監視活動に主力機として活躍をしていると承知しています。世界でも現役で哨戒活動に当たっています。  一九五〇年代にロッキード社が民間機として開発したエレク

  113. ○三浦信祐君 これ、運用できるということは、製造メーカーだったり、部品を供給す…

    ○三浦信祐君 これ、運用できるということは、製造メーカーだったり、部品を供給するためにいろいろ御尽力いただいている方の努力によるものだと思います。順次、この交代時期になっていくに当たっては、そういうメーカーの維持、そしてその負担をどう軽減していくかということが大事でありますので、よく、整備をしてくださる方々とも連携を取っていただきたいということをお願いもさせていただきたいと思います。  常時警戒

  114. ○国務大臣(中谷元君) 今般、海上自衛隊は、MQ9、このシーガーディアンを導入…

    ○国務大臣(中谷元君) 今般、海上自衛隊は、MQ9、このシーガーディアンを導入しますが、一般的に、無人アセットについては、長期連続運用が可能、そして危険な場所へも進出可能、また短期間で安価に取得が可能、そして同時大量運用可能、要員の育成、要員が可能といった特性がございます。  シーガーディアンにつきましては、連続の長期の運用が可能であるということから、従来、有人機の、この有人の哨戒機で行っていた

  115. ○三浦信祐君 まさに、人口減少社会の中で、自衛官の皆さんの本当に任務のこのきち…

    ○三浦信祐君 まさに、人口減少社会の中で、自衛官の皆さんの本当に任務のこのきちっとした位置付け、これのために無人アセットというのは極めて重要であります。昔、P3Cでオホーツク海の流氷を観測をしていたとか、いろんなことがありますけれども、代替できるものというのも不断にしっかりと見直していただけるように取り組んでいただきたいというふうに思います。  次に、先ほどもありましたけれども、シャングリラ・ダ

  116. ○国務大臣(中谷元君) 先日のシャングリラ、アジア防衛相会議におきまして、私か…

    ○国務大臣(中谷元君) 先日のシャングリラ、アジア防衛相会議におきまして、私から、OCEANという協力と連携、この精神を提起をいたしました。  このOCEANの精神というのは、まず第一に、開放性、包摂性、透明性、これを確保しながら協力と連携を進めていくということで、三つの柱があります。第一に、ルールに基づく国際秩序を回復をする、第二に、アカウンタビリティー、説明責任、これを強化をする、第三に、国

  117. ○三浦信祐君 これを具現化をし、更に深化をさせていくということのキックオフにな…

    ○三浦信祐君 これを具現化をし、更に深化をさせていくということのキックオフになったということを理解をさせていただきました。  次に、日米豪防衛協力深化のための取組に関する日米豪防衛協議体閣僚級会談、三か国国防大臣会談、TDMMが併せて行われたと承知をしております。FOIPの実現には、着実な体制を構築するための議論と具体的な取組が必要であります。その会談の際、生産、維持整備及びサプライチェーン協力

  118. ○三浦信祐君 これから始まったことでありますし、より連携をするという意味では官…

    ○三浦信祐君 これから始まったことでありますし、より連携をするという意味では官民での力を合わせていくことが重要だと思います。強力に推進していただきたいというふうに思います。  次に、我が国に望ましい安全保障環境を構築するために防衛装備移転を図ることは安保三文書で整理をしております。もちろん大前提は脅威自体を発生させない外交力を駆使することでもあります。防衛装備移転三原則にのっとった前提、また判断

  119. ○国務大臣(中谷元君) 先日の六月一日、オーストラリアの副首相兼国防大臣マール…

    ○国務大臣(中谷元君) 先日の六月一日、オーストラリアの副首相兼国防大臣マールズ氏に会談をいたしましたときに、このオーストラリアの次期汎用フリゲートの調達プロジェクトに我が国の「もがみ」型の護衛艦の能力向上型が採用されれば、自衛隊とオーストラリア軍の相互運用性が更に高まって、両国にとって大きな戦略的意義があるということをお話をさせていただき、そして、こうした認識の下に、我が国として本件を重視してし

  120. ○三浦信祐君 潜水艦の経験もしっかり生かさなければいけないと思いますし、コミュ…

    ○三浦信祐君 潜水艦の経験もしっかり生かさなければいけないと思いますし、コミュニケーションをよく取っていただくということ、まさに外務大臣も防衛大臣もここはしっかりと取り組んでいただきたいと思いますし、経産省の皆さんにも相当尽力をいただかなければいけないこともあると思いますので、細かい連携をしっかりやっていただきたいと思います。  日本とフィリピンとのRAA協定に関して質問させていただきます。

  121. ○国務大臣(岩屋毅君) 御指摘のとおりだと思います

    ○国務大臣(岩屋毅君) 御指摘のとおりだと思います。  フィリピンとはもう長きにわたる交流の歴史がございますが、特に近年は、外交安全保障だけではなくて、経済、人的交流、文化といった幅広い分野での協力が飛躍的に進展してきております。  経済面で申し上げますと、現在、約千六百社の日本企業がフィリピンに進出をしております。これまでのインフラや社会経済支援のみならず、医療などのフィリピンの社会課題に取

  122. ○三浦信祐君 日本への信頼という部分とまた文化等の共有というのは、今後の両国関…

    ○三浦信祐君 日本への信頼という部分とまた文化等の共有というのは、今後の両国関係にとっては極めて重要だと思います。アニメが本当に人気があるということも大変うれしいことだと思いますし、一方で、日本のこの医療だったり薬、こういうことに関する期待も高いと思いますので、是非外務省も間に入っていただいて、よくつなぐということをお願いをしたいというふうに思います。  日本とフィリピンとの安全保障協力の強化は

  123. ○国務大臣(中谷元君) フィリピンは戦略的要衝に位置する日本の戦略的パートナー…

    ○国務大臣(中谷元君) フィリピンは戦略的要衝に位置する日本の戦略的パートナーでありまして、我が国のこの安全保障環境が厳しさを増す中で、フィリピンの間では、例えば防衛大学生の受入れ、また共同訓練、装備移転など様々な分野で防衛協力を強化をしてきております。  こうした中、今年二月、私はフィリピンを訪問しましてテオドロ防衛相と会談をしましたけれども、両国の防衛面での協力を更に一段高いものに引き上げて

  124. ○三浦信祐君 海洋安全保障の視点で、今後、東シナ海における警戒監視能力向上とい…

    ○三浦信祐君 海洋安全保障の視点で、今後、東シナ海における警戒監視能力向上というのは、我が国にとっても、またFOIPの実現においても、そして持続的な経済活動の面でも死活的に重要であります。  フィリピンはその要衝に位置しています。その安全確保のために我が国としてでき得る五類型の範囲内における装備移転、これを積極的に推進すべきだと私は考えます。警戒管制レーダーに続く大型の装備移転の検討状況、どのよ

  125. ○三浦信祐君 その警戒管制レーダーでありますけれども、二〇二〇年の八月にフィリ…

    ○三浦信祐君 その警戒管制レーダーでありますけれども、二〇二〇年の八月にフィリピンに移転する契約が締結をされて、そして二〇二三年十月にフィリピン空軍に一基目が納入され、順次これが納入されていると思います。  我が国にとっての初めての移転であります。これに関わられた皆さんの本当に御尽力に感謝したいと思います。加えて、確実に運用してこその効果であって、メンテナンス能力や運用能力構築、人材育成に継続的

  126. ○国務大臣(中谷元君) フィリピンに対しましては、二〇二〇年に同国の国防相と三…

    ○国務大臣(中谷元君) フィリピンに対しましては、二〇二〇年に同国の国防相と三菱電機の間で、同社製の警戒管制レーダー四基を納入する契約が成立をして、現在まで二基を納入をいたしております。  この警戒管制レーダーにつきましては、今年二月にフィリピンを訪問した際に、先ほどお話ししたとおり、現場を見る機会がありました。まさに南シナ海、今、中国の船がたくさん出現をするような状況にありまして、我が国から移

  127. ○三浦信祐君 やはりニーズをつくっていくということも重要でしょうし、また、それ…

    ○三浦信祐君 やはりニーズをつくっていくということも重要でしょうし、また、それに応え得るだけの能力を持っていくということも重要であります。今後、この装備移転に関する経験を是非他国ともよくよく連携を取っていただきながら進めていただきたいと思います。  安保関連三文書の議論を経て、政府安全保障能力強化支援、OSAを創設しております。その目的は、我が国にとって望ましい安全保障環境を創出するために、力に

  128. ○三浦信祐君 これは、OSAの効果って極めてこれから重視されて、効果も出てくる…

    ○三浦信祐君 これは、OSAの効果って極めてこれから重視されて、効果も出てくると思います。その執行にはやっぱり予算が必要だと思いますので、予算のバックアップもしっかりやりたいと思います。  防衛協力とともに、海上保安体制の能力構築に日本が貢献できる幅は広いと考えます。フィリピン沿岸警備隊と日本の海上保安庁との連携を更に進めるため、能力構築支援等の機会を増加すべきだと私は思います。是非取り組んでい

  129. ○三浦信祐君 是非これ、より進めていただきたいというふうに思います

    ○三浦信祐君 是非これ、より進めていただきたいというふうに思います。  ちょっと二問飛ばさせていただいて、イタリアとのACSAの締結について質問させていただきます。  まず、我が国で既に締結しているACSA接受国との関係において、物品役務相互提供実績のうち、具体的に多いものは何でしょうか。それが生じている機会はどのような場合でしょうか。具体的な事例を踏まえて御答弁いただきたいと思います。

  130. ○三浦信祐君 この手続がスムーズになるということはいろんな機会を生み出すことが…

    ○三浦信祐君 この手続がスムーズになるということはいろんな機会を生み出すことができると思いますので、この日・イタリアのACSAの締結というのは極めて、一日も早く実現すべきだというふうに思っております。  この日・イタリアACSAの締結は、アジア太平洋とヨーロッパとの連携を強化する上で、具体的な取組として早期に実現すべきであります。その上で、イタリアはEU、NATOに加盟しています。ACSAは、あ

  131. ○三浦信祐君 日伊ACSAにおいて、提供物品、特に弾薬について目的外使用、第三…

    ○三浦信祐君 日伊ACSAにおいて、提供物品、特に弾薬について目的外使用、第三者移転を禁じておりますが、これを確認する手法、具体的な方策はどのようになっているのでしょうか。  防衛装備移転に関する議論においても、これを担保するということが必須である、その体制と確たるルール運用ができるかが重要であると整理をしております。この確認に当たって、事前同意型としているのでしょうか。また、事前同意を求められ

  132. ○三浦信祐君 もう当然、適切に対応していただくと思うんですけれども、これジャッ…

    ○三浦信祐君 もう当然、適切に対応していただくと思うんですけれども、これジャッジメントをちゃんとしていかなきゃいけないことでありますので、的確なフローがあると思いますから、これをしっかりと運用していただきたいというふうに思います。  いずれにしましても、イタリアとのACSA、GCAPを進めている中でもありますし、そしてヨーロッパとの関係構築という部分ではとても重要な取組でありますので、成立をしっ

  133. ○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます

    ○松沢成文君 日本維新の会の松沢成文でございます。  二つの協定の質問に入る前に、私、どうしてもこの尖閣諸島の防衛について、一国会議員としてももう本当に心配で心配でたまらぬのですね。両大臣もそんなに在任期間長くないと思いますので、私も、今国会、恐らく最後の質問です。ですから、今日は、もう両大臣とこの議論するの最後になると思いますので、是非とも、両大臣の本音を聞きたいし、また行動を期待したいという

  134. ○国務大臣(岩屋毅君) 尖閣諸島は言うまでもなく我が国固有の領土でございますの…

    ○国務大臣(岩屋毅君) 尖閣諸島は言うまでもなく我が国固有の領土でございますので、これは断固として守り抜くという一貫した方針をこれまでも取っておりますし、これからも取ってまいります。

  135. ○国務大臣(中谷元君) 様々な事柄に対しまして、私は、我が国の領土、領海、領空…

    ○国務大臣(中谷元君) 様々な事柄に対しまして、私は、我が国の領土、領海、領空、そして国民の生命、財産、これを断固守っていくための不断の努力、全力で挙げているつもりでございます。

  136. ○松沢成文君 断固として守ると、我が国の領土だと、その意識はよく分かりました

    ○松沢成文君 断固として守ると、我が国の領土だと、その意識はよく分かりました。  それで、実は私は、昨年の五月からもう一年以上にわたりまして、この委員会でも恐らく五回か六回質問をしていると思います。それは、尖閣諸島防衛のために久場島と大正島にある米軍射爆撃場を利用して日米合同訓練を実施すべきだ、これ何度も両大臣に訴えているんですね。  これが実現できれば、尖閣諸島の防衛力の強化になるし、中国の

  137. ○国務大臣(中谷元君) 委員とは、是非引き続き議論をさせていただきたいと思います

    ○国務大臣(中谷元君) 委員とは、是非引き続き議論をさせていただきたいと思います。  この様々な要素というのは何かということでありますが、第一に、久場島、大正島を含む尖閣列島は歴史的にも国際上も疑いのない我が国固有の領土であり、現に我が国はこれを有効に支配しているということ、第二に、実際に両島を日米地位協定に基づく日本国における施設・区域として我が国から米国に提供をし、そしてまた米軍による射爆撃

  138. ○松沢成文君 ちょっと話変わりますけれども、石破総理が、今のお米の価格高騰と米…

    ○松沢成文君 ちょっと話変わりますけれども、石破総理が、今のお米の価格高騰と米不足に対して、これ、やっぱりこれだけの国家的な危機なんだから関係閣僚会議をつくってやろうと。で、スタートしましたよね。もちろん質は全然違いますけど、私は、尖閣の防衛というのは、これ、もう国家的な危機ですよ、大問題なんですね。これ、もちろん外務大臣、防衛大臣だけじゃない、もちろん海保を担当している国交大臣、官房長官、あるい

  139. ○国務大臣(中谷元君) 現に尖閣諸島はしっかりと実効支配をしております

    ○国務大臣(中谷元君) 現に尖閣諸島はしっかりと実効支配をしております。有効に支配をしております。我が国の固有の領土であるということでありますので、そのためには国を挙げて対応しているわけでありますし、これに対してあらゆる事態が発生したとしても、それを防ぐべく全力で対応する、そういうことは常日頃から各省で連携しながら対応を重ねているというところでございます。

  140. ○松沢成文君 有効支配をしているということですが、ただ実態は、連日、中国の海警…

    ○松沢成文君 有効支配をしているということですが、ただ実態は、連日、中国の海警船が入ってきて、それからヘリコプターまで領空侵犯をしてきて、それがエスカレートしているんですよ。  政府は今何をやっているかというと、海保と自衛隊で警戒監視をやってしっかり守っていますと言っているんですね。それは、中国の船が日本の領海、領空に入ってきたのをどうにか追い出しているだけです。政府の仕事はそれじゃないんですよ

  141. ○国務大臣(岩屋毅君) 米国との間では、累次の機会に日米安保条約第五条は尖閣諸…

    ○国務大臣(岩屋毅君) 米国との間では、累次の機会に日米安保条約第五条は尖閣諸島にも適用されることを確認をしてきております。先般の日米首脳会談においても確認をしたところでございます。  一方、竹島や北方領土でございますが、ここにおいては、残念ながら、現状では、この日米安保第五条に基づいて、我が国の施政の下にある領域におけるということには、現在の北方領土及び竹島は現実に我が国が施政を行い得ない状態

  142. ○松沢成文君 そういうことだと思います

    ○松沢成文君 そういうことだと思います。  それで、私は尖閣もそうなっていってしまうというふうに危機感持っているんですね。政府は、中国のサラミスライス戦術、つまり尖閣諸島の領海、領空の侵犯のこのエスカレーション、常態化、既成事実化、これを私は甘く見てはいけないというふうに思います。  海上保安庁艦船によるこの警告ですよね、ここは日本の領海だから出ていけと警告しています。あるいは航空自衛隊、ある

  143. ○国務大臣(岩屋毅君) まず、委員の危機意識というものはしっかりと受け止めたい…

    ○国務大臣(岩屋毅君) まず、委員の危機意識というものはしっかりと受け止めたいと思います。  その上で、その上で、まず、外交ルートではこれまでも度重ねて厳重な抗議を行ってきておりますし、これからもしてまいります。また、正確な理解を国内外において得るために内外発信の強化にも努めておりますし、これからもしてまいります。  その上で、必要なこの実効支配を高め、有効な支配を高め、確実にしていく努力は今

  144. ○松沢成文君 政府の皆さん、様々な経験、知識お持ちでしょうから、戦略的に分析し…

    ○松沢成文君 政府の皆さん、様々な経験、知識お持ちでしょうから、戦略的に分析して一番有効な方法を判断するのは当たり前ですよ。ただ、時間との闘いなんです。  習近平国家主席は、来年、三年後、今度三期目を迎えるのかな、その二〇二七年までには台湾有事があるんじゃないかと、これみんな言われているんですね、世界の専門家も。私は、その前に尖閣有事が起きる可能性あると思いますよ。  これ、やっぱり尖閣を中国

  145. ○国務大臣(中谷元君) 久場島につきましては、在日米軍施設・区域として米側に提…

    ○国務大臣(中谷元君) 久場島につきましては、在日米軍施設・区域として米側に提供をするために、昭和四十七年五月十五日から、国と土地所有者一名との間で賃貸借契約を締結の上、賃借料を支払っているところであります。  この久場島に係る賃借料を明らかにした場合は土地所有者の権利利益を害するおそれがあるということがあるために、これまでもお示しをしていないということを御理解をいただきたいと思います。  そ

  146. ○松沢成文君 今、金額の答弁はありませんでしたが、恐らくこれ地主さんが一人なん…

    ○松沢成文君 今、金額の答弁はありませんでしたが、恐らくこれ地主さんが一人なんですよね。金額を言ってしまうとどれだけのその賃借料が払っていて所得があったという個人情報が出てしまうので、それは言えないのかもしれません。  そこは理解をするんですけれども、これ、一九七八年以降、四十七年間使っていないんです、使っていないんですよ。大体四十七年ですね、足して。これ、これだけ使っていない施設だったらこれ返

  147. ○国務大臣(中谷元君) ヘグセス長官との間では、南西地域における日米の共同プレ…

    ○国務大臣(中谷元君) ヘグセス長官との間では、南西地域における日米の共同プレゼンスの拡大、より高度かつ実践的な共同訓練の充実等を含め、同盟の最優先の事項の一つとして取り組むということで話をし、一致をしております。  また、現場レベルの両軍、両国の米軍と自衛隊の間におきましても、共同訓練など常時協議は続けているわけでありますが、御指摘の久場島、大正島の射爆撃場での共同訓練につきましては、提案すべ

  148. ○松沢成文君 最後おっしゃっていましたけれども、トランプ政権に替わって、米軍の…

    ○松沢成文君 最後おっしゃっていましたけれども、トランプ政権に替わって、米軍の、何というか、閣僚、スタッフも、これ非常に積極的な、中国にはしっかり対峙していこうと、アジア太平洋地域の抑止力を高めていこうと、日米安保を強化しようと、こういう閣僚がなっているわけですよ、ルビオさんにしろヘグセスさんにしても。これ、今やらなくていつやるんだという作戦で、作戦というか戦略だと、戦術だと思いますよ。  是非

  149. ○国務大臣(中谷元君) 東シナ海でも、過去、米軍と共同訓練をやったり、また他国…

    ○国務大臣(中谷元君) 東シナ海でも、過去、米軍と共同訓練をやったり、また他国、フィリピン、オーストラリアとの海上兵力による合同訓練、これは実施しております。

  150. ○松沢成文君 これ、もし米軍の射爆撃場で日米合同訓練ができると、これはかなり、…

    ○松沢成文君 これ、もし米軍の射爆撃場で日米合同訓練ができると、これはかなり、もう実効支配というか、もう有効支配のレベルがぐっと上がります、アメリカ軍も関与しているのを実証するわけですから。そうなったら中国は簡単に入れないですよ、尖閣の領海、領空に。そこがまたチャンスなんです。そのチャンスを使って自衛隊を置くべきです、自衛隊を。  私は、前回の質問で、何だっけ、スイリョウ軍団だっけ、済みません、

  151. ○国務大臣(中谷元君) 平素より、南西地域の防衛につきまして、共同訓練も含めて…

    ○国務大臣(中谷元君) 平素より、南西地域の防衛につきまして、共同訓練も含めて、他国で数多く、東シナ海でも共同訓練実施できるようにしておりますし、南シナ海においても海上自衛隊がNATOとか他国との共同訓練実施するというようなことをしておりまして、尖閣周辺を含む海域においても、海上保安庁とか自衛隊が連携して警戒監視、これに万全を期しておりまして、状況に応じて、護衛艦、航空機などを柔軟に運用をいたして

  152. ○松沢成文君 実は石破総理ですね、総理になる前、国会議員としての活動の中で、実…

    ○松沢成文君 実は石破総理ですね、総理になる前、国会議員としての活動の中で、実は、尖閣には船だまりを造るべきだ、通信基地を造るべきだとはっきり言っていたんです。それで、随分前になりますが、石原元東京都知事との会談の中で、自衛隊を置くべきだまで言っていたんですよね。  やっぱり、ところが、総理になると、それは外務大臣、防衛大臣もそうでしょうけど、すごく難しい立場になるからそんな簡単には言えないとい

  153. ○国務大臣(中谷元君) 私も、那覇や石垣、また与那国などの自衛隊のベースキャン…

    ○国務大臣(中谷元君) 私も、那覇や石垣、また与那国などの自衛隊のベースキャンプ、また基地は訪問しまして、隊員の激励には努めていますし、また、状況についても報告を受けているところでございますが、尖閣周辺での部隊を含めて、この状況等につきまして、政府の立場に基づいてまた適切に判断をしてまいりますが、この領海、領土、領空を断固として守り抜くという態勢においては、現場としてもしっかり勤務しておりまして、

  154. ○松沢成文君 尖閣に日本人は上陸できない、日本の行政施設、何も造れない

    ○松沢成文君 尖閣に日本人は上陸できない、日本の行政施設、何も造れない。こうなったら日本の施政権が及んでいないということになって、アメリカは、これ安保条約第五条の施政権下にあるというところに当てはまらないねと、竹島と余り変わらなくなっちゃっているねといったら、アメリカは助けてくれませんよ。

  155. ○松沢成文君 ここをよく考えてください

    ○松沢成文君 ここをよく考えてください。施政権をしっかりと握る、有効支配を確実なものとする、そのために行動していただきたいと思います。  済みません、ちょっと興奮し過ぎて二つの協定まで質問が行きませんでした。答弁作っていただいた皆さん、ごめんなさい。私どもは、二つの協定は、フィリピンとイタリア、もう友好国であり同志国なので……

  156. ○松沢成文君 はい

    ○松沢成文君 はい。  ここでの安全保障協力を進めていくことには大賛成ですので、そのことを申し上げまして、お二人の大臣の決断を心から願って、質問を終わります。  どうも失礼しました。ありがとうございました。

  157. ○榛葉賀津也君 国民民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます

    ○榛葉賀津也君 国民民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。  一月に始まりましたこの国会もいよいよこの二条約で終わりということで、思えば遠くに来たものでございますが、いよいよ今日が最後の質問かと思いますけれども、もう一回あるのか、もう一回一般質問がありますか。この長い国会、いよいよ条約、これ締めでございます。  百五十日間も国会やっていると、政党も政治家も調子のいいときや調子の悪いときやい

  158. ○国務大臣(岩屋毅君) 日韓関係、これまでいろんなことがありました

    ○国務大臣(岩屋毅君) 日韓関係、これまでいろんなことがありました。まさに雨の日も風の日も嵐の日もあったと思うんですけれども、ようやく関係改善というモメンタムができ上がって、今日までそれを保ってくることができたと思います。  したがいまして、李在明新大統領の下での新政権とも是非緊密な連携、連絡を取らせていただいて、日韓関係、ひいては日米韓の連携を更に強固にして、地域の平和と安定に貢献できるような

  159. ○榛葉賀津也君 我々議員団ですけれども、議員外交としても、今日同僚でいらっしゃ…

    ○榛葉賀津也君 我々議員団ですけれども、議員外交としても、今日同僚でいらっしゃる中曽根先輩や、麻生先生や菅先生や、御引退されましたけど、立憲民主党の中川正春先生とか、多くの議員も超党派で、共産党さん含めてですよ、努力してきた歴史がありますから、今こそ議員外交を含めて頑張らなければならないんですが。  今回の大統領選挙を見て、私は、一つ大きな変化があったなというのが、今度の大統領選挙、反日がテーマ

  160. ○榛葉賀津也君 これ、台湾と国交がある国というのは十幾つって限られるんですけど…

    ○榛葉賀津也君 これ、台湾と国交がある国というのは十幾つって限られるんですけど、このうち七つが実は中南米に集中していると、特に中米です、中南米に。これとても大事なエリアだと思うんですけれども、ホンジュラス同様にその中南米・カリブの大事な国としてパラグアイがあるんですけれども、このパラグアイというのはもうこの戦略的パートナーシップに格上げされているんでしょうか。

  161. ○榛葉賀津也君 台湾海峡の安定やこれからの我が国考えると、この台湾に御理解いた…

    ○榛葉賀津也君 台湾海峡の安定やこれからの我が国考えると、この台湾に御理解いただいている国々というのはとても大事だと思います。とりわけ、この中南米・カリブの国は、七つの国も国交をしっかりと樹立をされている。  ただ、残念なことに、先ほど野口局長から御指導いただいたんですけれども、私、すっかりホンジュラスもこの国交を持っている国かと思ったら、二年前にホンジュラスは台湾から中国に、言葉は悪いけど乗り

  162. ○榛葉賀津也君 今、大和局長がおっしゃったこの多国間訓練というのも極めて重要な…

    ○榛葉賀津也君 今、大和局長がおっしゃったこの多国間訓練というのも極めて重要なので、重層的な連携でますますASEANとの連携を深めてほしいと思うんですが、政治家やシビルの、文官の話合いだけではなくて、まさに自衛官、部隊そのものが共に活動する訓練が増えるというのは、ASEAN諸国との間でまさにこのFOIPが徐々に現場の活動にも浸透しているということで、実効性が伴ってきているなというふうに思うわけでご

  163. ○榛葉賀津也君 これ、財務当局や外務省さんとの座布団の問題もあって、なかなか防…

    ○榛葉賀津也君 これ、財務当局や外務省さんとの座布団の問題もあって、なかなか防衛省的にはしっかり配置したいけれども苦労があると思うんですが、私、これからのASEAN諸国考えると、兼轄じゃなくて、しっかりと各ASEAN諸国それぞれに必ず一人の武官は、防衛駐在官を入れる、若しくは主要国については陸海空それぞれの自衛官が駐在武官として配置される、こういう体制が望ましいと思うんですけれども、大和さん、どう

  164. ○榛葉賀津也君 ラオスとか、やっぱり中国との関係が強いと思います

    ○榛葉賀津也君 ラオスとか、やっぱり中国との関係が強いと思います。しかし、だからこそ私は、しっかりと武官を駐在させる、派遣させることが大事なんだろうというふうに思います。  他方で、これ、ASEANに加盟できていない国、若しくはASEAN諸国でない東南アジア関連諸国もあると思うんですが、例えば東ティモール、東ティモールはもうASEANに入りたいということを、意思、ずっと言っていますが、私もイース

  165. ○国務大臣(中谷元君) 榛葉委員も、東ティモール議員連盟を通じまして、東ティモ…

    ○国務大臣(中谷元君) 榛葉委員も、東ティモール議員連盟を通じまして、東ティモールに寄り添ってこの発展、友好、お努めいただいておりますが、東ティモールにつきましては、PKOを以前実施したこともあります。また、防衛相会談、私も現職のときに二度訪問をしまして、また防衛協力も行っておりました。PKO終わるときにブルドーザーとか工作機械もかなり置いてきて、そういった点の協力もいたしております。  それか

  166. ○榛葉賀津也君 さりげなく選挙区の宣伝もしていただいて、ありがとうございます

    ○榛葉賀津也君 さりげなく選挙区の宣伝もしていただいて、ありがとうございます。  次に、外務省にお伺いするんですが、政府安全保障能力強化支援、いわゆるOSA、これフィリピンへ沿岸レーダー、沿岸警戒レーダーを供与したり、マレーシアへの救難艇であるとか警戒監視用の小型ドローン提供、こういうのはよく有名でございますが、今後、ASEAN諸国にどんなOSAを計画しているんでしょうか。

  167. ○榛葉賀津也君 是非、外務省さん、防衛省さんともよく連携してやってほしいと思い…

    ○榛葉賀津也君 是非、外務省さん、防衛省さんともよく連携してやってほしいと思います。  ASEANを信頼することも大事ですし、ASEANから信頼されることもっと大事で、ASEAN各国にアンケートを取ると、ASEAN全体で誰を信用しますかというと、一位がASEANそのもので二〇%、二位が日本なんですね、一七%。三位が中国で一四%。このASEANとの信頼関係は、我が国の外交のみならず、防衛上とても大

  168. ○榛葉賀津也君 小池さん、長々答弁してもらいましたが、その前段のところは、全て…

    ○榛葉賀津也君 小池さん、長々答弁してもらいましたが、その前段のところは、全ての過疎地や人口減少の自治体はもう全てそうなんです。  私が聞いているのはそんなことじゃなくて、安全保障上、南西というのは、沖縄の皆さんよく感じていますが、緊張感半端ないんですよ。これ、有事の際に国民守らなきゃいけないから。その際に、努力しますとかお伺いしていますではなくて、我が国が主体的に、離島を守ってくださっている基

  169. ○山添拓君 日本共産党の山添拓です

    ○山添拓君 日本共産党の山添拓です。  議題であります日本・フィリピン部隊間協力円滑化協定、RAAについて伺います。  自衛隊とフィリピン軍との間で相互に相手国を訪問し、共同訓練を始め協力活動を一層行いやすくするために、訪問部隊が相手国に滞在する際の手続や法的地位を定めるものです。  今日午前中も議論になっておりましたが、二十七条に合同委員会の定めがあります。協定の実施についての協議機関であ

  170. ○山添拓君 合同委員会は協議を経て取決めも行うことができるとされるものです

    ○山添拓君 合同委員会は協議を経て取決めも行うことができるとされるものです。ところが、何を協議し、何を取り決めたのかも明らかにされない可能性があるわけですね。  先ほどから忌憚のない意見交換のために非公開を原則にするという話が出ておりますが、忌憚のない意見交換って、要するにそれ国民に知られると困るような話もお互いにすることが前提になっているということなんでしょうか。

  171. ○山添拓君 この協定の下では、部隊間の協力活動の下で起こった公務上あるいは公務…

    ○山添拓君 この協定の下では、部隊間の協力活動の下で起こった公務上あるいは公務外の事件、事故、その刑事責任が問われるような場合の問題も含まれます。ですから、国家主権がどうなるかということが関わるような問題についても初めから非公開を前提にするというのは、これは承服しかねるところです。  大体、議事録は非公開にするということは協定には書いていませんよね。

  172. ○山添拓君 ですから、国会承認では、この審議を通じて承認する、承認を求められて…

    ○山添拓君 ですから、国会承認では、この審議を通じて承認する、承認を求められているこの議案は非公開にすることを前提になどはしていないと思うんですね。アカウンタビリティーと先ほど別の文脈ですが大臣は言われました。アカウンタビリティーというのは説明責任ということでしょうから、それをはなから非公開を前提にするというのは、これは到底納得いかないものだと思います。    〔理事佐藤正久君退席、委員長着席〕

  173. ○山添拓君 米軍基地内で漏出があったことについて公表するかどうかについて、協議…

    ○山添拓君 米軍基地内で漏出があったことについて公表するかどうかについて、協議をしたという事実はあるんでしょうか。

  174. ○山添拓君 つまり、このようにブラックボックスになっちゃうわけですよ

    ○山添拓君 つまり、このようにブラックボックスになっちゃうわけですよ。日米間でPFASの漏出という、基地の外に住む、周辺に住む人たち、あるいは基地の中で働いている人にとっても重大な関心事ですけれども、その事実を公にするかしないか、協議をしたかどうかさえ明らかにされないと。  先日、この二三年一月の漏出について、米側から日本政府はいつ聞いたのかと尋ねましたら、今と同じです、やり取りの詳細は米側との

  175. ○山添拓君 今複数の案件とおっしゃいましたが、具体的にはどのような対象について…

    ○山添拓君 今複数の案件とおっしゃいましたが、具体的にはどのような対象について議論があるのでしょうか。また、その協議の記録というのは公開されていますか。

  176. ○山添拓君 記録の公開についてはお考えにならないでしょうか

    ○山添拓君 記録の公開についてはお考えにならないでしょうか。

  177. ○山添拓君 どういう兵器であれば売り込めるかという、その商談まがいの協議はそれ…

    ○山添拓君 どういう兵器であれば売り込めるかという、その商談まがいの協議はそれ自体私は大問題だと思いますが、ここでも議事録は公にしないと、そして合意すれば決まったことだといって進めるつもりでおられるわけです。私は国会軽視が甚だしいと思いますね。  四月四日から五月九日にかけて米国とフィリピンが主催した多国間共同軍事演習、バリカタン二五が行われ、自衛隊が初めて参加しています。なぜ初めて参加したのか

  178. ○国務大臣(中谷元君) 本年四月四日から五月九日の間、このバリカタン二五に参加…

    ○国務大臣(中谷元君) 本年四月四日から五月九日の間、このバリカタン二五に参加しました。  この訓練において、海上自衛隊の護衛艦「やはぎ」を派遣をしました。また、多国間海上機動訓練に参加するとともに、統合幕僚監部、陸海空自衛隊員等の要員が人道支援、災害救援に係る幕僚訓練等に参加をいたしました。  この訓練は、自由で開かれたインド太平洋、この実現に取り組んでいくために参加をしたわけでございます。

  179. ○山添拓君 バリカタンというのはタガログ語で肩を並べてという意味だそうです

    ○山添拓君 バリカタンというのはタガログ語で肩を並べてという意味だそうです。  五月十二日付けのジャパン・タイムズで、フィリピン陸軍のマイケル・ロジコ准将が単独インタビューに答えています。RAAの実施手続が整えばすぐ、早ければ来月実施予定の演習の構想の策定に日本の関与を得るつもりだと述べております。  RAAの整備によってこれまでと何かが変わるのでしょうか。防衛省にお答えいただきたいと思います

  180. ○山添拓君 要するに、訓練を一層拡大していくということであります

    ○山添拓君 要するに、訓練を一層拡大していくということであります。  元々、これは米比の共同軍事演習です。今回はオーストラリアと日本が参加をしました。  ところで、米国とフィリピン、米国とオーストラリアの軍事同盟における関係は、日本とこれらの国々との関係とは異なります。それは日本に憲法九条があるからです。自衛隊の活動は、憲法の制約を受け、政府の従来の解釈によれば、専守防衛と、自衛のための必要最

  181. ○山添拓君 憲法の範囲内でと

    ○山添拓君 憲法の範囲内でと。当たり前なんですけどね。当たり前なんですが、必要に応じて適切にと言われるだけでは、何をどう説明されているのかというのは、これは全く分かりません。  そして、共同演習について、実施されたらプレスで発表がありますけれども、そのどこを読んでも自衛隊の制約について書かれてはいないんですね。ですから、私は、演習段階から既に憲法置き去りだと指摘せざるを得ないと思います。  先

  182. ○国務大臣(中谷元君) 今般の日米豪比の防衛相会談では、かなり詳しく情勢認識を…

    ○国務大臣(中谷元君) 今般の日米豪比の防衛相会談では、かなり詳しく情勢認識を述べ合いまして、その結果、共同声明にも記述をしましたが、中国による東シナ海、南シナ海における不安定化をもたらす行動及び力又は威圧による一方的な現状変更の試みについては、引き続き深刻な懸念を表明をするとともに、国連の海洋法条約を始めとする国際法を遵守し、航行及び上空の飛行の自由を守ることの重要性を確認した、これは四か国で真

  183. ○山添拓君 大臣自身が会談の中で、東シナ海や南シナ海で中国はこれまで以上に活動…

    ○山添拓君 大臣自身が会談の中で、東シナ海や南シナ海で中国はこれまで以上に活動を活発化させていると述べ、出席していた米国のヘグセス国防長官も、中国による前例のない軍備増強に直面していると述べたと。こうして、やはり対中包囲網強化のための会談だからこそ、名指しをし対外的にも知らしめる、そういう狙いだということになるんでしょうか。

  184. ○山添拓君 いや、具体的な問題についての記述はこれまでもあったと思います

    ○山添拓君 いや、具体的な問題についての記述はこれまでもあったと思います。しかし、一般的に海域の問題として名指しをしたのは初めてだと思います。  そして、私も、中国による東シナ海や南シナ海、現状変更の試み、これに対しては厳しく批判をすべきだと思います。しかし、こうして日米豪比と国防相会談の中でそれをアピールする狙いをただしております。それがもたらす意味の問題ですね。  共同声明の二つ目の項目に

  185. ○山添拓君 二日付けのジャパン・タイムズでは、共通運用状況図、COP、いわゆる…

    ○山添拓君 二日付けのジャパン・タイムズでは、共通運用状況図、COP、いわゆる共通作戦図を確立するためと報じられています。そういう意味なんでしょうか。

  186. ○山添拓君 これは否定をされませんでしたけれども、共通作戦図というのは、簡単に…

    ○山添拓君 これは否定をされませんでしたけれども、共通作戦図というのは、簡単に言えば戦場の見取図ですね。異なるセンサーの情報を融合し、攻撃や防御に必要な作戦上の情報を同一の画像にリアルタイムに示して、指揮官の意思決定を支援するシステムです。  これを四か国で、今、フィリピンとの関係だけ言われましたが、四か国の国防相会談です。四か国で確立するというのは、一体的な武力行使の準備であり、これはつまり大

  187. ○国務大臣(中谷元君) そういうことではございません

    ○国務大臣(中谷元君) そういうことではございません。  アジア各国の防衛大臣、国防大臣が集まって、それぞれの情勢を述べたり、またそれぞれの国の考え方や方針を述べて、目的としては、この地域の平和の安定を保つためにはどうしたらいいかというのがテーマでありますが、そのことについて各国で協議をし、意見を述べ、そして情報交換をする、そういう場でございます。

  188. ○山添拓君 私、先ほど外務大臣が、韓国の問題について、引っ越すことのできない永…

    ○山添拓君 私、先ほど外務大臣が、韓国の問題について、引っ越すことのできない永遠の隣人だと述べられたのは大事な視点だと思うんです。中国もそうです。  ですから、中国に対して脅威とならないよう求める、当然のことだと思いますが、そうであれば、力による平和を公言する米国を中心に、力対力の関係強化を図るような、そういう挑発をすべきではありません。対話と協力の外交にこそ力を注ぐべきだということを指摘しまし

  189. ○伊波洋一君 ハイサイ、沖縄の風の伊波洋一です

    ○伊波洋一君 ハイサイ、沖縄の風の伊波洋一です。  本日の二条約案は、安保三文書に基づき、同志国との軍事的な連携強化を図るもので、賛同できません。  安保三文書の下、軍拡を進める日本が周辺国からどのように認識され得るのか、まず検討したいと思います。  配付資料①のように、二〇一五年の衆議院安保法制特別委員会での、七月十日、岡田克也君要求に対する平成二十七年八月二十一日付けの内閣官房提出の「存

  190. ○国務大臣(中谷元君) 我が国の防衛政策についてでございますが、これは、まず、…

    ○国務大臣(中谷元君) 我が国の防衛政策についてでございますが、これは、まず、国家安全保障戦略というものがありまして、我が国は、平和国家として専守防衛、そして他国に脅威を与えるような軍事大国にはならないといった基本方針を取っております。その上で、演習も含めまして、我が国の防衛政策は、特定の国や地域を脅威とみなし、これに軍事的に対抗をしていくという発想には立っておりません。  この戦略に基づく防衛

  191. ○伊波洋一君 先ほどの山添委員の質疑等でもありましたように、やはり中国をある意…

    ○伊波洋一君 先ほどの山添委員の質疑等でもありましたように、やはり中国をある意味で想定しているというふうに考えなきゃいけないんだろうと思います。  相手国、周辺国から見れば日本は集団的自衛権の発動対象であって、結果的に日本は周辺の三つの核武装した軍事力に対峙することを余儀なくされます。日本の五年で四十三兆円も掛けている防衛力整備、軍拡は、一生懸命日本を脅威とみなすように、周辺国を追いやっているの

  192. ○伊波洋一君 スタンドオフとは、敵の脅威圏の外から対処できるという意味です

    ○伊波洋一君 スタンドオフとは、敵の脅威圏の外から対処できるという意味です。しかし、防衛省が有識者会議に提出している配付資料④で分かるとおり、日本列島は中国のミサイルの射程圏内にすっぽり包まれています。日本の領土、領海そのものが客観的に見て既に、脅威圏外、スタンドオフではなく、脅威圏内、スタンドインなのです。このことは私がこの委員会で繰り返し指摘したことです。その都度防衛省ははぐらかすような答弁を

  193. ○国務大臣(中谷元君) 我が国の防衛政策とか、また防衛力整備というのは、随時検…

    ○国務大臣(中谷元君) 我が国の防衛政策とか、また防衛力整備というのは、随時検討は重ねておりますけれども、これは特定の国や地域を脅威とみなして、これに軍事的対抗をしていくという発想には立っておりません。  その上で、スタンドオフミサイルの導入目的について申し上げますと、各国の早期警戒管制能力、また各種ミサイルの性能が著しく向上していく中で、自衛隊員の安全を確保、そして我が国への攻撃を効果的に阻止

  194. ○伊波洋一君 また、ただいまの防衛大臣の答弁のように、どこも想定していないとい…

    ○伊波洋一君 また、ただいまの防衛大臣の答弁のように、どこも想定していないというような、そんな戦略やそんな戦術はないと思います。これだけの莫大なお金を使ってやるからには、具体的なやはり取組としての実態があると。そのことは、やはり相手もそのように見ているでしょうし、現実に配備をする部隊、それもそうなっているはずです。  持続性、強靱性のうち、施設の強靱化は四十三兆円のうち四兆円という巨額に上ります

  195. ○国務大臣(中谷元君) 防衛力整備計画を実施するに当たりましては、この施設整備…

    ○国務大臣(中谷元君) 防衛力整備計画を実施するに当たりましては、この施設整備については、民間の知見、これを活用しつつ、円滑に執行していくということが必要でございます。  そのために、一般社団法人防衛施設強靱化推進協会の活動に注目を、注視をしておりまして、そしてこの協会を始め建設業団体との意見交換、これは施設の強靱化の取組を円滑に実施していく上で大変意義のあることであると考えておりまして、特に事

  196. ○伊波洋一君 そこに、⑦の配付資料のように、もう本当に大きなお金がここ何年も続…

    ○伊波洋一君 そこに、⑦の配付資料のように、もう本当に大きなお金がここ何年も続くわけです、これからも。これは、まさに防衛バブルというべきことが起こっています。現実には、安全保障なのか建設業支援なのかはっきり分からないような状況になるんだろうと思います。  防衛省は、既存の自衛隊施設の最適化に向けて施設ごとに、配付資料⑧のようにマスタープランを作成する方針です。なぜ今回、マスタープランの作成が計画

  197. ○伊波洋一君 施設の強靱化について防衛省は、抗堪性を高めるとか、抗堪化すると表…

    ○伊波洋一君 施設の強靱化について防衛省は、抗堪性を高めるとか、抗堪化すると表現しています。  防衛省によれば、抗堪性、抗堪化とは、自衛隊の施設が敵の攻撃を受けても機能を維持するための対応をして防御性能を高めていくということです。つまり、これまでとは異なり、敵の攻撃を受けることを想定して施設の改修がなされているのです。資料には、「CBRNeに対する防護性能の付与」という記述もあります。  全国

  198. ○伊波洋一君 抗堪性を高め防護性能を付与するため、配付資料⑩のように、全国十四…

    ○伊波洋一君 抗堪性を高め防護性能を付与するため、配付資料⑩のように、全国十四か所の司令部を地下化することも明らかになっています。  地下化される司令部十四か所について、どのような進捗状況ですか。

  199. ○伊波洋一君 地下化のように、やはりこれ全国に及んでいるんですね

    ○伊波洋一君 地下化のように、やはりこれ全国に及んでいるんですね。  それで次に、火薬庫、弾薬庫の新設です。防衛省は、スタンドオフミサイルを始めとした各種弾薬の取得に連動して必要な火薬庫を整備するため、配付資料⑪のように、整備目標約七十棟のうち、令和七年度までに十二施設四十五棟を計上と公表しています。  この弾薬庫四十五棟が新設される場所についてはどのような考えで進めているのでしょうか。

  200. ○伊波洋一君 この配付資料⑪ですけれども、北海道に数多くの弾薬庫ができることも…

    ○伊波洋一君 この配付資料⑪ですけれども、北海道に数多くの弾薬庫ができることも明らかになりますが、全国的にあるんですね。沖縄は二か所ですよね。そういう意味では、今進んでいる整備計画というのはまさに全国なんです。沖縄だけじゃないんです、全国です。  その中で、この資料⑪の沖縄訓練場に五棟は、沖縄市の沖縄訓練場に大型火薬庫を新設するということですね。

  201. ○伊波洋一君 大型弾薬庫というのは、前、防衛大臣も説明しておりましたけど、これ…

    ○伊波洋一君 大型弾薬庫というのは、前、防衛大臣も説明しておりましたけど、これは弾薬が大きいからじゃなくて、大型のミサイルを配備、入れるためのものですよということの説明があったように思います。  これらとは別に、武力攻撃を想定した避難施設として住民避難用の地下シェルターを確保する取組も進められています。現時点でどのような状況でしょうか。特に先島諸島の五市町村の整備状況についてお答えください。

  202. ○伊波洋一君 ただいまのシェルターの件ですけれども、おおよその、中に入る人数等…

    ○伊波洋一君 ただいまのシェルターの件ですけれども、おおよその、中に入る人数等が概算でも分かればお答えいただけますか。

  203. ○伊波洋一君 私、たしか、少ないもので二百とか、あるいは三百とか四百とかという…

    ○伊波洋一君 私、たしか、少ないもので二百とか、あるいは三百とか四百とかというような話は聞いたような気がしますけど。ただ、先島は全員住民避難なんですよ、全住民避難。そこは、そういう事態になる前に。だから、このシェルターというのは一体誰が使うのかなというのはかなり疑問ではありますけれども、そういうことが行われていると。  昨年、防衛省は、陸自第一五旅団の師団化に伴い訓練場を確保するとして、沖縄県う

  204. ○伊波洋一君 これとは別個に、南西諸島の訓練補給拠点を確保するとして、今年度の…

    ○伊波洋一君 これとは別個に、南西諸島の訓練補給拠点を確保するとして、今年度の予算には施設施工庁費という調査業務が盛り込まれています。  調査対象地域はどこでしょうか。

  205. ○伊波洋一君 一方で、二〇二五年四月三日の第五回有識者会議総会では、配付資料⑬…

    ○伊波洋一君 一方で、二〇二五年四月三日の第五回有識者会議総会では、配付資料⑬のように、「防衛施設と地域社会をめぐる課題の発生」として、在日米軍施設・区域が県面積の約八%、沖縄本島の一四%を占めており、航空機騒音や米兵による事件、事故など、沖縄県の過重な基地負担に言及しています。防衛力整備計画の賛否は別にしても、少なくとも現状の沖縄県の過重な基地負担を全国で応分に負担する、分担していくことは検討さ

  206. ○国務大臣(中谷元君) 沖縄には米軍施設・区域が集中しておりまして、県民の皆様…

    ○国務大臣(中谷元君) 沖縄には米軍施設・区域が集中しておりまして、県民の皆様には大きな基地負担を引き受けていただいているということを重く受け止めております。  沖縄基地負担の軽減につきましては、引き続き取り組んでいかなければならない政府最重要の課題の一つとして認識をいたしております。中でも、米軍施設・区域の返還につきましては、基地負担軽減のみならず、跡地利用に係る非常に高い期待があります。日米

  207. ○伊波洋一君 いずれにせよ、グアムにはもう既に基地は完成しているので、アメリカ…

    ○伊波洋一君 いずれにせよ、グアムにはもう既に基地は完成しているので、アメリカも台湾有事が起こる前に海兵隊などはやっぱり移そうと思っているはずですよ。ですから、是非、目に見える形で実現をしていただきたいと思います。  防衛省は、防衛力整備計画の経費について、歳出ベース四十三兆円のうち五五%、二十三兆八千億円を、契約ベースでは四十三・五兆円のうち六二%、二十七兆円を措置したと公表しています。  

  208. ○伊波洋一君 戦前、日本が軍事費を国債で賄った結果、軍拡競争と財政破綻につなが…

    ○伊波洋一君 戦前、日本が軍事費を国債で賄った結果、軍拡競争と財政破綻につながったという歴史的教訓から、安保三文書以前は防衛費に国債を使ってきませんでした。岸田政権は、その原則をなし崩しに、施設整備や艦船建造費を建設国債の発行対象としました。  四十三兆円のうち、建設国債の発行対象となる額はどれぐらいでしょうか。

  209. ○伊波洋一君 防衛大臣、このような不正常な防衛費の支出は早急にやっぱり取りやめ…

    ○伊波洋一君 防衛大臣、このような不正常な防衛費の支出は早急にやっぱり取りやめるべきだと思いますが、いかがですか。

  210. ○国務大臣(中谷元君) 令和五年度に国家安全保障戦略会議が定められまして、ここ…

    ○国務大臣(中谷元君) 令和五年度に国家安全保障戦略会議が定められまして、ここで防衛省と海上保安庁の連携等が位置付けられました。  海上保安庁の方は、施設整備、船舶、航空、港湾等公共インフラの整備に関する経費が従来から国債の発行対象であるということを踏まえまして、安全保障に関する経費の全体で整合的な考え方を取っていくという観点から、防衛関係費のうち施設整備、艦船建造に関する経費についても建設公債

  211. ○伊波洋一君 報道によれば、有識者会議は夏にも、つまり参議院選挙後にも防衛費増…

    ○伊波洋一君 報道によれば、有識者会議は夏にも、つまり参議院選挙後にも防衛費増額の提言を出すと言われています。有識者会議の事務局は防衛省が務めており、このような自作自演による防衛費の拡張は行うべきではないと考えますが、大臣、いかがですか。

  212. ○国務大臣(中谷元君) 有識者会議のメンバーにつきましては、それこそ各界を代表…

    ○国務大臣(中谷元君) 有識者会議のメンバーにつきましては、それこそ各界を代表するような有識者、専門家の方々が構成をされておりまして、このような方々の理解と協力を得るという仕組みを構築するということは必要ということでこの有識者会議を設けております。有識者の会議における今後の御議論につきましては、防衛省の立場で予断を持ってお答えすることは控えなければなりません。  いずれにしましても、防衛省として

  213. ○伊波洋一君 冒頭述べたように、この五年で四十三兆円の支出については、二〇二二…

    ○伊波洋一君 冒頭述べたように、この五年で四十三兆円の支出については、二〇二二年度のGDP比二%になるのが二〇二七年度の金額面から見た完成形です。現計画を決定した当時の浜田防衛大臣は二三年一月六日の会見で、装備や施設整備も集中的に実施し、次期整備計画では新規の物件費は相当程度減額できるため、防衛関係費の規模は持続可能な水準になる旨答えています。  この計画が終了する二〇二八年度以降も、以前のベー

  214. ○国務大臣(中谷元君) 現行の防衛力整備計画では、令和九年度の防衛関係費は八・…

    ○国務大臣(中谷元君) 現行の防衛力整備計画では、令和九年度の防衛関係費は八・九兆円程度とするとともに、その後の整備計画におきましては、令和五年度から令和九年度の五年間における集中的な整備を適切に勘案した結果、内容といたしまして、令和九年度の水準を基に安定的かつ持続可能な防衛力整備を進めるということとされております。  この点につきましては、現行の防衛力整備計画や相当数の装備品や部品の整備を行う

  215. ○伊波洋一君 まとめます

    ○伊波洋一君 まとめます。はい。  今や日本は戦争ができる国ではなく戦場を招き入れる国になろうとしています。やはり今こそ私たちは安保三文書を見直して、自衛隊による軍事力、抑止力偏重ではなく、外交を中心とする安全保障政策に転換して、東アジアの平和と安定を取り戻すべきということを求めて、質問を終わります。  ありがとうございました。

  216. ○山添拓君 日本共産党を代表し、日・フィリピン部隊間協力円滑化協定及び日・イタ…

    ○山添拓君 日本共産党を代表し、日・フィリピン部隊間協力円滑化協定及び日・イタリア物品役務相互提供協定の承認にいずれも反対の討論を行います。  日・フィリピン部隊間協力円滑化協定は、日本の自衛隊とフィリピン軍との間で、相互に相手国を訪問し、共同訓練を始めとする協力活動を一層行いやすくするために、訪問部隊が相手国に滞在する際の各種手続や法的地位を定めるものです。  安保三文書の一つ、国家防衛戦略

  217. ○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です

    ○伊波洋一君 沖縄の風の伊波洋一です。  会派を代表して、日・フィリピン円滑化協定、RAA、及び日伊ACSAに反対の討論を行います。  日・フィリピンRAAは、自衛隊とフィリピン国軍の一方が他方の国を訪問して活動する際の手続及び部隊の地位等を相互に定めるもので、日米地位協定の在日基地の規定を除いた、いわゆる訪問軍地位協定です。  反対の理由の一つは、フィリピン国軍の日本国内における駐留や訓練