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法務委員会

2025年12月2日

120件の発言

  1. ○委員長(伊藤孝江君) ただいまから法務委員会を開会いたします

    ○委員長(伊藤孝江君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日までに、若井敦子さん及び山崎正昭さんが委員を辞任され、その補欠として鈴木宗男さん及び朝日健太郎さんが選任されました。     ─────────────

  2. ○委員長(伊藤孝江君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします

    ○委員長(伊藤孝江君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  更生保護制度の充実を図るための保護司法等の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、法務省保護局長吉川崇さん外四名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

  3. ○委員長(伊藤孝江君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします

    ○委員長(伊藤孝江君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────

  4. ○委員長(伊藤孝江君) 更生保護制度の充実を図るための保護司法等の一部を改正す…

    ○委員長(伊藤孝江君) 更生保護制度の充実を図るための保護司法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案の趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。

  5. ○鈴木宗男君 鈴木宗男です

    ○鈴木宗男君 鈴木宗男です。  平口大臣、大臣就任おめでとうございます。  あれは平成十三年ですか、国交省を辞められて、政治家になりたい、選挙に出ると、私のところに相談に来たものですから、その方が今大臣の席におられるということで、感慨深く私は受け止めております。同時に、最初の選挙、苦労されましたね。一回目は苦杯でした。二回目、当選し、で、今あるわけですけれども、私、本当に平口さんが大臣になられ

  6. ○国務大臣(平口洋君) いろいろな言い方ができるんですけど、まず、非常に責任が…

    ○国務大臣(平口洋君) いろいろな言い方ができるんですけど、まず、非常に責任が重いことでございますので、一生懸命国民の負託に応えるように努力したいと思っております。

  7. ○鈴木宗男君 平口大臣の人柄は私は高く評価していますので、しっかり法務大臣とし…

    ○鈴木宗男君 平口大臣の人柄は私は高く評価していますので、しっかり法務大臣としての役割を果たしていただきたいと、こう思っています。  本法案についてでありますけれども、令和六年の五月の二十六日に滋賀県大津市で保護司の方が担当する保護観察中の男性に殺害されるという大変痛ましい事件がありました。今回の法改正に際しまして、改めて亡くなられた方に心からのお悔やみを申し上げます。  そこで、大臣、今回、

  8. ○国務大臣(平口洋君) 犯罪や非行をした人の立ち直りを地域において支える保護司…

    ○国務大臣(平口洋君) 犯罪や非行をした人の立ち直りを地域において支える保護司の存在は、我が国の更生保護において極めて重要であり、安全、安心な社会づくりに大きく寄与しているものと考えております。  法務省では、社会を明るくする運動などを通じて、保護司活動を始めとする更生保護の活動についての広報啓発に努めておりますが、必ずしも認知度は高くないと承知をいたしております。  今後、広く国民に保護司や

  9. ○鈴木宗男君 平口大臣、私はやっぱり、保護司の皆さん方が本当に献身的に善意でそ…

    ○鈴木宗男君 平口大臣、私はやっぱり、保護司の皆さん方が本当に献身的に善意でその任に当たっておられます。何が必要かといえば、やっぱりこれは名誉だとか誇りだと思います。  そのためにも、もっと広く国民から、やっぱり保護司さんという人はよくやっておられるというふうの徹底する、やっぱりこの立場あるいは日常の活動に、知らしめてもいいと思いますので、今大臣、一般的な答弁されておりますけど、ちょっと工夫した

  10. ○国務大臣(平口洋君) 委員の御指摘、非常に重く受け止めて、職務を、責任を全う…

    ○国務大臣(平口洋君) 委員の御指摘、非常に重く受け止めて、職務を、責任を全うするように努力をしたいと思っております。

  11. ○鈴木宗男君 この法案、私はもう賛成ですから、特別な質問がありませんので、次に…

    ○鈴木宗男君 この法案、私はもう賛成ですから、特別な質問がありませんので、次に、大臣の所信から、あるいは大臣になってからの動き等で、ちょっと大臣、再審法改正についてお尋ねをさせていただきます。  衆議院の予算委員会で高市総理が、再審制度が適切に機能することが重要だと考えましたと、自民党の総裁選挙でも訴えましたと、さきの演説でもこれをあえて入れ込みましたと述べられ、法務大臣にも再審法改正へのスピー

  12. ○国務大臣(平口洋君) 確定した刑事裁判をやり直す再審制度の見直しについて必要…

    ○国務大臣(平口洋君) 確定した刑事裁判をやり直す再審制度の見直しについて必要な検討を行うというふうに指示を受けました。

  13. ○鈴木宗男君 法務大臣、それ、予算委員会の質問の後受けたということでよろしいん…

    ○鈴木宗男君 法務大臣、それ、予算委員会の質問の後受けたということでよろしいんですか。予算委員会で総理は指示をすると、法務大臣に指示をしたというふうになっているんですけれども。

  14. ○国務大臣(平口洋君) 私が今申し上げましたのは、平成七年十月二十一日に、法務…

    ○国務大臣(平口洋君) 私が今申し上げましたのは、平成七年十月二十一日に、法務大臣に対する総理の指示ということでございます。

  15. ○鈴木宗男君 法務大臣になるとき、なったときの指示ですね、それは

    ○鈴木宗男君 法務大臣になるとき、なったときの指示ですね、それは。委員会じゃなくて。

  16. ○鈴木宗男君 そこで、法務大臣、予算委員会でも高市総理大臣はそのことに言及をさ…

    ○鈴木宗男君 そこで、法務大臣、予算委員会でも高市総理大臣はそのことに言及をされていますよね。そこで、法務大臣が諮問したこの法制審議会にそういったことは大臣は指示をしたんでしょうか。

  17. ○鈴木宗男君 大臣、あの予算委員会で高市大臣が御丁寧に、法務大臣に指示をした、…

    ○鈴木宗男君 大臣、あの予算委員会で高市大臣が御丁寧に、法務大臣に指示をした、スピード感を持ってやるように伝えたと、こう言って、法務大臣もその席にいるわけですよ、予算委員会の。だから、それを聞いて、さらに総理大臣は、法制審に向けて、審議状況についても法務大臣にはきちっと指示をしておりますというような言いぶりでお話を予算委員会ではしているんですけれども、それ大臣は聞いていると思うんですね、その場にい

  18. ○国務大臣(平口洋君) 総理からも、再審制度の見直しについて必要な検討を行うよ…

    ○国務大臣(平口洋君) 総理からも、再審制度の見直しについて必要な検討を行うように御指示をいただいておりまして、現在、再審請求事件の実情を踏まえて法制審議会において精力的に御議論いただいているところでございます。  法務省としては、引き続き、法制審議会において十分な検討が行われ、できる限り早期に答申をいただけるように力を尽くすとともに、議論の結果を踏まえて適切に対応してまいりたいと考えております

  19. ○鈴木宗男君 高市総理は、法務大臣に指示をいたしましたので、政府の責任において…

    ○鈴木宗男君 高市総理は、法務大臣に指示をいたしましたので、政府の責任において迅速に検討を進めてまいりたいと考えておりますと、こう答弁しているんですよ。  じゃ、大臣の認識として、今の法制審の審議は十分にこの総理の意向も受けて議論が進んでいると、こう受け止めているかどうか、お尋ねします。

  20. ○国務大臣(平口洋君) 法制審議会は審議会独自の議論をしておりますので、それに…

    ○国務大臣(平口洋君) 法制審議会は審議会独自の議論をしておりますので、それに加えて私の方で特段のコメントはしておりません。

  21. ○鈴木宗男君 平口大臣、前国会でもその前の国会でも、前の鈴木大臣、小泉大臣のと…

    ○鈴木宗男君 平口大臣、前国会でもその前の国会でも、前の鈴木大臣、小泉大臣のときも、私はこのことを何回も言ってきているんです。この委員の先生方もお分かりだと思うんですよ。これは継続性があるんです。  法務大臣、法務大臣が法制審議会に諮問したのは、じゃ、いつなんですか。それ、大臣、頭に入っていますか。事務方、これ、鈴木大臣は今年の二月に諮問したものですから、ここら辺、大臣、しっかり頭に入れてやって

  22. ○国務大臣(平口洋君) 部内の議論としてはそういう議論も当然しているということ…

    ○国務大臣(平口洋君) 部内の議論としてはそういう議論も当然しているということでございます。

  23. ○鈴木宗男君 大臣、従来じゃなくて、私が今言っているのは、十一月七日の予算委員…

    ○鈴木宗男君 大臣、従来じゃなくて、私が今言っているのは、十一月七日の予算委員会の総理の答弁を踏まえての話なんですよ。それからもう間もなく一か月近くなるわけですから、当然、大臣は指示して、私は、当然の責務だと、指示するのが責務だと思っているんですよ。それを果たしているかどうかを聞いているんです。

  24. ○国務大臣(平口洋君) 私としては、部内の議論でそういうことがあったんで、当然…

    ○国務大臣(平口洋君) 私としては、部内の議論でそういうことがあったんで、当然、法制審議会の方にも伝わっているという認識でございましたけれども、私自身が明示的に指示をしたということはございません、それは。

  25. ○鈴木宗男君 これ、大臣、きちっとこれ、予算委員会で内閣総理大臣が答弁している…

    ○鈴木宗男君 これ、大臣、きちっとこれ、予算委員会で内閣総理大臣が答弁しているんですから、これ、総理の任を受けて今、平口大臣あるわけですから、ここはきちっと、総理からもまた再度指摘があったということで、法制審議会に私は言うべきだと思いますが、大臣はどう考えています。

  26. ○国務大臣(平口洋君) 私はどちらかというと諮問をしている立場でございますので…

    ○国務大臣(平口洋君) 私はどちらかというと諮問をしている立場でございますので、まず法制審議会の議論をきちんと見守りたいということでございます。

  27. ○鈴木宗男君 大臣、国民から選ばれた国会議員が所属するこの委員会での発言と、大…

    ○鈴木宗男君 大臣、国民から選ばれた国会議員が所属するこの委員会での発言と、大臣が諮問したからそれを見守りたいというのでは、ちょっと受け止めが私は逆だと思いますよ。  国権の最高機関たる国会で内閣総理大臣が言ったことは重いんですよ。大臣、大臣が諮問したんですから、当然、大臣として、更に総理からこういう指摘がありましたと言ってお願いするのが筋じゃないんですか。遠慮する話じゃないと思いますよ。  

  28. ○委員長(伊藤孝江君) お時間になりましたので、おまとめください

    ○委員長(伊藤孝江君) お時間になりましたので、おまとめください。

  29. ○鈴木宗男君 また何回もやらせてもらいますから、是非とも大臣、しっかりこの過去…

    ○鈴木宗男君 また何回もやらせてもらいますから、是非とも大臣、しっかりこの過去の経緯等を踏まえて答弁に臨んでいただきたいと、こうお願いして、終えます。

  30. ○泉房穂君 立憲民主・社民・無所属の会派の無所属議員、泉房穂です

    ○泉房穂君 立憲民主・社民・無所属の会派の無所属議員、泉房穂です。よろしくお願いします。  この更生保護というとても大切なテーマ、議論できることを本当に有り難く思っております。  資料をお配りしております。少し資料の説明からさせてもらいます。  実は、この資料一の条例、明石市の条例ですが、単なる明石市の条例ではありません。明石市市長時代の十年前、法務省の当時の刑事三局長、保護局長、矯正局長、

  31. ○国務大臣(平口洋君) 委員におかれましては、まずもって、明石市において全国に…

    ○国務大臣(平口洋君) 委員におかれましては、まずもって、明石市において全国に先駆けて画期的な更生支援の取組を進めてこられたことに対して敬意を表したいと思います。  その上で、犯罪をした者などの再犯を防止し、その社会復帰を支えることは、政府の重要な課題の一つであると認識しております。近時、孤独、孤立が深刻化している社会におきまして、これらの者が地域により包摂され、再び社会の一員として自立していく

  32. ○泉房穂君 ポイントは、まさに自治体との連携です

    ○泉房穂君 ポイントは、まさに自治体との連携です。  今回の法改正で、できる規定から努力義務規定、何を遠慮しとるんですか。市町村も都道府県も当然やるべき法的責務ですよ。なぜ法務省は胸を張ってそのことを訴えない。私は本当に残念でなりません。これは地域がしっかりやらないと、再犯防止できるわけないんですよ。そういう意味で、私としては、是非、今回無理であっても、次回には、市町村、都道府県共にしっかり法的

  33. ○国務大臣(平口洋君) 地方公共団体の中には、明石市を含めて、委員御指摘のとお…

    ○国務大臣(平口洋君) 地方公共団体の中には、明石市を含めて、委員御指摘のとおり、再犯防止推進法の趣旨を踏まえた条例を制定するという大変意欲的な取組もあるというふうに承知しております。しかしながら、再犯防止を当たり前のこととして取り組んでいただいている例は限られておりまして、協力の程度には差があるのが実情でございます。  委員御指摘のとおり、再犯防止を一層推進するためには再犯防止に関し市町村との

  34. ○泉房穂君 このテーマは、もう一回言いますね

    ○泉房穂君 このテーマは、もう一回言いますね。明石市長時代、十二年間でいろんなテーマやってきました。私のライフワーク、大きく三つあって、子供のテーマ、犯罪被害者支援、そしてこの更生保護。子供の施策、一気に全国広がりました。子育ての無料化も一気に全国に広がっていった。犯罪被害者支援も実は一気に広がって、兵庫県では四十一ある市や町全てで条例制定に至りました。私、二十二年前、衆議院議員していて、同じよう

  35. ○国務大臣(平口洋君) 委員御指摘のとおり、更生保護の充実を図るためには関係機…

    ○国務大臣(平口洋君) 委員御指摘のとおり、更生保護の充実を図るためには関係機関というものの連携が重要でございまして、社会を明るくする運動や矯正展などの広報の機会をより一層効果的に活用して、連携強化を更に進めたいと考えております。  また、明石市における各種の広報やネットワーク会議などの取組については、全国的には実施状況に差が生じているものと認識しておりますが、この点につきましては、国と地方公共

  36. ○泉房穂君 このテーマで本当に、繰り返します、最も重要だと思うのは連携だと思い…

    ○泉房穂君 このテーマで本当に、繰り返します、最も重要だと思うのは連携だと思います。  配付資料の資料一の最後のまさにページ辺りに、明石市、このテーマをするのに関係団体に集まっていただいて、明石市更生支援ネットワーク会議なる形で継続して実施を続けております。三十七団体が一堂に会する形で取組をしています。資料一の条例の最後の三十九ページ、四十ページに見開きで三十七団体記載しています。  大事なの

  37. ○国務大臣(平口洋君) 孤独、孤立が深刻化している近年の社会において、地域社会…

    ○国務大臣(平口洋君) 孤独、孤立が深刻化している近年の社会において、地域社会における共生というのは非常に重要な論点だと認識しております。この点、令和五年に閣議決定された第二次再犯防止計画においても、地域による包摂の推進というものが重点課題の一つになっております。本法案においても、地方公共団体による更生保護への協力規定を整備するなど、犯罪をした者などを地域社会の中で支援していくことに着目した事項を

  38. ○泉房穂君 思い入れ強いテーマなので熱くなってしまいましたけど

    ○泉房穂君 思い入れ強いテーマなので熱くなってしまいましたけど。  私、弁護士になったの三十年前なんです。弁護士になって愕然としたこと幾つもありましたが、今日もお伝えしたように、三つ大きくあった。一つは、子供が放置されている。離婚のときに子供の声が聞かれていないという辺り。二つ目が、犯罪に遭った被害者が放置されている。三つ目は、罪を犯した方に対して、処罰だけでその後のフォローがなされていないとい

  39. ○国務大臣(平口洋君) 保護観察所と地域生活定着支援センターや地方公共団体の福…

    ○国務大臣(平口洋君) 保護観察所と地域生活定着支援センターや地方公共団体の福祉関係部局など、厚生労働省所管の分野との連携が重要であることは十分に認識をしております。  こうした連携は、地域によっては必ずしも十分でない場合もあると思っておりまして、保護観察所では、地域の福祉関係機関等との協議会を実施するなどして、平素から緊密な連携の確保に努めているところでございます。  引き続き、地域において

  40. ○大臣政務官(神谷政幸君) お答えします

    ○大臣政務官(神谷政幸君) お答えします。  高齢又は障害により福祉的な支援を必要とする犯罪をした者等については、その再犯を防止し、社会復帰を支援するため、司法分野と福祉分野との緊密な連携が重要と認識をしております。  そのため、委員御指摘の地域生活定着支援センターにおいては、司法関係者と自治体の福祉部局を始めとした福祉関係者が連携して支援を行うためのネットワークづくりを進めるとともに、保護観

  41. ○泉房穂君 この点、是非お伝えしておきたいのは、二十年前から、私、同じようなこ…

    ○泉房穂君 この点、是非お伝えしておきたいのは、二十年前から、私、同じようなこと話をしてきました。法務省や厚生労働省ともいろんな相談も重ねてまいりました。そういった中で、厚労省としやすいということもありまして、高齢者や障害者のテーマからこのテーマに入っていくという形になったと理解をしております。  ただ、私としては、別に高齢者、障害者だけが福祉ではなくて、まさにこの更生保護そのものが、一旦ルール

  42. ○国務大臣(平口洋君) 基本的に委員御指摘のとおりだと思っております

    ○国務大臣(平口洋君) 基本的に委員御指摘のとおりだと思っております。  福祉や心理、法律といった分野の専門知識を有する方や地方公共団体の職員及びその退職者などの方々にそれぞれ知識、能力を発揮していただいて保護司として活動していただくということは、多様な人材を確保する観点からも大変に有意義であると考えております。これまでに、保護観察所が社会福祉士会に対して保護司候補者の推薦を働きかけたという例も

  43. ○泉房穂君 提案ですけど、今回、法改正で、いわゆるこの保護司探しが保護観察所の…

    ○泉房穂君 提案ですけど、今回、法改正で、いわゆるこの保護司探しが保護観察所の長の責務に変わります。これはいいことです。これまでは既存の保護司が次を見付けるような状況が実態としてありましたけど、これでは、いい人見付かりません。保護観察所の所長がしっかりと責務を負うのであれば、今お伝えしたような関係団体と連携を密にして、例えば弁護士会とか社会福祉士会などから推薦をいただくという形もありだと思います。

  44. ○国務大臣(平口洋君) 犯罪の被害に遭われた方やその御家族、御遺族への配慮等、…

    ○国務大臣(平口洋君) 犯罪の被害に遭われた方やその御家族、御遺族への配慮等、きめ細やかな支援というものは、更生保護に対する理解の上で大変重要でございます。被害者の方の心情やその置かれている状況を十分に配慮して行うということでございます。保護司の方々にも被害者支援の取組の内容や重要性を御理解いただくため、研修などを通じて理解促進を図っているところでございます。  委員御指摘のとおり、更生保護と犯

  45. ○泉房穂君 とても大事なテーマですから、共に頑張りましょう

    ○泉房穂君 とても大事なテーマですから、共に頑張りましょう。よろしくお願いします。

  46. ○川合孝典君 国民民主党の川合孝典です

    ○川合孝典君 国民民主党の川合孝典です。  保護司法の改正法案について御質問させていただきたいと思います。  昨年の五月の大津における事件を受けて、昨年の五月、六月のこの法務委員会において様々な問題の指摘をさせていただきました。今回、そうした指摘も数多く踏まえた形で保護司法の改正法案を御提出いただいたということについては大変前向きに捉えておりますし、今後、この保護司法が改正されて以降、実効性を

  47. ○川合孝典君 個別の案件について具体的に論評するというか、答弁をするということ…

    ○川合孝典君 個別の案件について具体的に論評するというか、答弁をするということが不可能なことは十分承知はしているんです。  他方、この間、いわゆる保護観察率は低下する、このことに関して言うと、いわゆる刑事事件自体が減少しているといったような総数の話をよくされるんですけれども、よくよく調べてみますと、総数は減少している一方で、いわゆる刑事犯の再犯率は二〇二〇年の時点で四九・一%、実は過去最高なんで

  48. ○川合孝典君 大切なことは、現実問題として神戸の事案等もありましたけれども、裁…

    ○川合孝典君 大切なことは、現実問題として神戸の事案等もありましたけれども、裁判所で再犯のおそれというものが指摘をされていたにもかかわらず保護観察を付けなかった、その結果、その後いわゆる死傷事件につながったという事案もあるわけでありまして、個別の判断ですという説明でトータルとしての保護観察率が低下しているということをそのまま放置できる状況にはないということだけこの間指摘をさせていただきたいと思いま

  49. ○川合孝典君 ありがとうございます

    ○川合孝典君 ありがとうございます。  そこで、いろいろなこの今回の保護司法の改正に係ることにも関わってくるんですけど、保護観察所とも意見交換をしていらっしゃる、一方で、この保護司は不足している。いわゆる保護司の制度の運営に係る様々な予算のことについても様々な問題が指摘されている等々のことを考えたときに、いわゆる再犯を防止するという観点とは別に、保護司、いわゆる保護観察所との関係値の中でどういっ

  50. ○国務大臣(平口洋君) 刑の執行猶予に保護観察を付ける割合につきましては、個々…

    ○国務大臣(平口洋君) 刑の執行猶予に保護観察を付ける割合につきましては、個々の裁判所の判断の積み重ねの結果でありまして、その割合に対する評価等について法務省からお答えすることは極めて困難でございます。  一般論として申し上げれば、保護観察は、犯罪をした者の再犯を防ぎ、その改善更生を助けることを目的とするものでございまして、保護観察所においては、地方裁判所との間で意見交換の機会を設けるなどして保

  51. ○川合孝典君 大臣所信において、いわゆる保護観察の制度については今後充実強化を…

    ○川合孝典君 大臣所信において、いわゆる保護観察の制度については今後充実強化を図っていくということも含めて所信で大臣はおっしゃっているわけですけど、大臣がおっしゃるところのこの充実強化というのは何を意味しているということなんでしょうか。

  52. ○国務大臣(平口洋君) 保護観察官は、社会内処遇に関する高い専門性を生かして保…

    ○国務大臣(平口洋君) 保護観察官は、社会内処遇に関する高い専門性を生かして保護観察処遇等に当たっておりまして、また、保護司からの相談に応じて必要な助言を行うということなど、保護司の安全確保を含めて保護司活動を支援するという重要な役割を担っておりますから、そこを一層強めてまいりたいと、このように思っております。

  53. ○川合孝典君 済みません、質問していない次の質問に御回答いただきまして、ありが…

    ○川合孝典君 済みません、質問していない次の質問に御回答いただきまして、ありがとうございます。  いわゆる保護観察官のことを言及いただきましたので、いわゆる保護司と保護観察官の間の連携というものが非常に必要であるということを、この間、保護司法の改正に係る議論をする中で多くの方が御指摘をされています。  実際に人員も、少しずつですけれども、予算取って増員をするといったお取組もいただいているという

  54. ○国務大臣(平口洋君) 平成七年度の当初予算における更生保護委託費は、前年度ま…

    ○国務大臣(平口洋君) 平成七年度の当初予算における更生保護委託費は、前年度までの委託件数、済みません、令和七年度でございます。済みません。前年度までの委託件数の推移などを踏まえて計上されたものでございます。  しかしながら、本年度当初の見込みよりも更生保護施設等での保護を必要とする人の宿泊日数などが多くなりまして、本年度末に不足額を生ずる見込みとなったわけでございます。  そのため、今回閣議

  55. ○川合孝典君 今御説明をいただきましたけれども、前年の実績も踏まえて予算の計上…

    ○川合孝典君 今御説明をいただきましたけれども、前年の実績も踏まえて予算の計上を行っているという御答弁だったんですけれども、前年の要は実績を踏まえて予算計上した結果、令和六年から令和七年にかけておおよそ九千万円の予算減になっています。  一方で、物価上昇、食費を始めとする様々な諸経費の上昇によって一人当たりの委託単価は一方で上がっているんですよね。上がっている状況の中で総額を減らしているというこ

  56. ○国務大臣(平口洋君) おっしゃることはよく分かりますので、個々の単価とか数量…

    ○国務大臣(平口洋君) おっしゃることはよく分かりますので、個々の単価とか数量とかをよく吟味してやろうとしているところでございます。  現在のところは来年度の見込み数というのを前提にして計算しましたので、数字が補正予算と当初予算とを足したものと比較して低くなるかもしれませんけれども、現在のところはそういう見通しでやっておりますので、御了解いただきたいと思います。

  57. ○川合孝典君 それが駄目だから今指摘しているんです

    ○川合孝典君 それが駄目だから今指摘しているんです。  保護局長、どうぞ。

  58. ○川合孝典君 説明としては承りましたけれども、年度途中、十月に、もうこのままで…

    ○川合孝典君 説明としては承りましたけれども、年度途中、十月に、もうこのままでは既に足りないと、年央でその話が出てきているわけですよ。ということは、急に増えたからといった説明ではなく、説明では到底理解を得られるようなものではないということは指摘させていただきたいと思います。同時に、五十五億円近いという話になっておりますが、それでも今年のいわゆる不足額を充当するだけの当初予算額にはなっていないという

  59. ○川合孝典君 大臣には、この間のやり取り聞いていただいたと思いますので、この予…

    ○川合孝典君 大臣には、この間のやり取り聞いていただいたと思いますので、この予算の措置のことも含めてしっかりとお取組を進めていただくことをお願いしまして、私の質問を終わります。  ありがとうございます。

  60. ○横山信一君 公明党の横山信一でございます

    ○横山信一君 公明党の横山信一でございます。  それでは、早速質問に入ります。  本改正案により新設される保護司法第三条第五項、これには、保護観察所の長が、保護司の職務の意義及び内容に関する広報を実施するとともに、保護司の推薦を行うに当たり、関係行政機関若しくは地方公共団体又は民間の団体若しくは個人の協力を得て多様な人材の確保に資するよう努めるものとするとしています。  地方公共団体の協力に

  61. ○横山信一君 保護司は、保護司法第二条により定数が定められています

    ○横山信一君 保護司は、保護司法第二条により定数が定められています。全国で五万二千五百人を超えないとされていますが、令和七年一月一日時点の保護司数は四万六千四十三人ということで、充足率は八八%でございます。  法務省令により地方更生保護委員会ごとの定数も定められていますが、全国に八百八十三ある保護区において、地域による偏在はどうなっているのか、伺います。

  62. ○横山信一君 保護司全体で見て保護司不足というよりは、地域によって深刻なところ…

    ○横山信一君 保護司全体で見て保護司不足というよりは、地域によって深刻なところがあるということなんですけれども、こうした地域偏在に対してどのように取り組むのか、副大臣、伺います。

  63. ○副大臣(三谷英弘君) お答えいたします

    ○副大臣(三谷英弘君) お答えいたします。  先ほど政府参考人から答弁させていただきましたとおり、保護区ごとに保護司の定数が定められ、その充足状況は地域によりばらつきが生じるものと承知しております。  その上で、保護観察所におきましては、各保護区における保護司の充足状況などに応じまして、保護司活動について紹介する保護司セミナー等の実施、また地方公共団体の広報誌等を通じた保護司活動の紹介や募集、

  64. ○横山信一君 全体としては保護司の数は減少傾向にあるんですけれども、不安感、負…

    ○横山信一君 全体としては保護司の数は減少傾向にあるんですけれども、不安感、負担感を背景にして、なり手の確保が難しくなっている状況もあると思います。今、様々な形で、セミナーをやられたり、あるいはインターンシップをやったりとか、いろんな活動をされているんだと思いますけれども、保護司の確保策の一つとして、公務員というのが、やはりその地域には必ず公務員の方がいらっしゃって意識も高い、こういうことに対して

  65. ○横山信一君 意外に多いなという感じがするんですけれども

    ○横山信一君 意外に多いなという感じがするんですけれども。  もっともっと、ここは大事なところだと思いますし、地方公務員が仮に保護司になると自治体との連携が非常にスムーズになりますから、後で質問もいたしますけれども、様々、自治体の社会福祉的な様々なメニューを活用する場合にも非常に連携がスムーズになると思います。  一方、地方公務員の場合は、今は報酬制はないですけれども、だから兼業ができるわけで

  66. ○副大臣(三谷英弘君) お答えいたします

    ○副大臣(三谷英弘君) お答えいたします。  先ほど答弁させていただきましたこの保護司活動について紹介する保護司セミナーですが、これは地方公共団体の職員に対しても行ってまいりまして、保護司活動に対する理解の促進を図ってきたところでございます。  本法案では、幅広い世代から多様な保護司の担い手を確保するための規定や、保護司及び保護司会に対する地方公共団体の協力規定の整備がなされるところでございま

  67. ○横山信一君 地方公務員と違って、地方公務員も転勤ありますけど、国家公務員の場…

    ○横山信一君 地方公務員と違って、地方公務員も転勤ありますけど、国家公務員の場合は全国股に掛けて転勤するので、なかなかなり手としてはできる人は限られてくるんだというふうに思いますけれども、ここは積極的に活用していただきたいと思います。  令和六年十月に公表された法務省の持続可能な保護司制度の確立に向けた検討会報告書は、保護司の無償性は、制度発足以来、利他の精神や人間愛に基づく地域社会における自発

  68. ○国務大臣(平口洋君) 委員御指摘のとおり、保護司制度の検討会の報告書において…

    ○国務大臣(平口洋君) 委員御指摘のとおり、保護司制度の検討会の報告書において、報酬制はなじまないとされているところでございます。この報告書は議論の積み重ねの結果でありまして、本法律案ではこれを尊重して報酬制導入は見送るということにしたわけでございます。  また他方で、保護司の経済的負担の軽減は重要な課題というふうに認識しておりまして、保護司活動をしっかり支えていくためには、引き続き保護司の負担

  69. ○横山信一君 検討会の先生方の慎重な議論を積み重ねた結論が今回だといっても、世…

    ○横山信一君 検討会の先生方の慎重な議論を積み重ねた結論が今回だといっても、世代が替わっていけば必ず報酬制を望む人たちが出てくる、多くなってくるというふうにも思いますので、今後も検討会、見直しが定期的に行われていきますので、しっかりとこのテーマはその状況に応じて判断をしていただきたいというふうに思います。  本改正案には、地域社会を構成する一員として、それぞれの個性と能力を発揮してと文言が追加を

  70. ○横山信一君 保護司について定めた更生保護法三十二条は、保護司は保護観察官で十…

    ○横山信一君 保護司について定めた更生保護法三十二条は、保護司は保護観察官で十分でないところを補う旨を規定しています。一方、保護司は、夜間、休日対応等、時間的にも保護観察官の業務を補充していますので、保護観察官と保護司の関係性が主客転倒しているんじゃないか、そういう指摘もあります。  こうした現状に対してどのように取り組むのか、伺います。

  71. ○副大臣(三谷英弘君) 先ほど政府委員の方から答弁させていただきましたこの保護…

    ○副大臣(三谷英弘君) 先ほど政府委員の方から答弁させていただきましたこの保護観察官と保護司の協働態勢でございますが、保護観察官は、社会内処遇に関する高い専門性を生かして保護観察対象者に対するアセスメントを適切に行い、その結果を踏まえて、直接関与を強化するなど適時適切な対応を行うことが重要となっております。また、保護観察官は、夜間、休日を含めて保護司からの相談等に応じて必要な助言を行うなど、保護司

  72. ○横山信一君 保護司の安全確保について伺います

    ○横山信一君 保護司の安全確保について伺います。  保護観察官による定期的な点検や保護司の不安等の適時的確な把握等、本法案には多くの取組が追加されています。それでも保護司が被害に遭った場合には、国家公務員災害補償法あるいは保護司物損補償制度の対象となっています。  そこで、公務上災害とは身体的損害以外にどのようなことが想定されているのか、また家族の被害については補償されるのか、伺います。

  73. ○横山信一君 ほぼ補償の対象にはなっているんですが、最後おっしゃられたように、…

    ○横山信一君 ほぼ補償の対象にはなっているんですが、最後おっしゃられたように、その公務上災害には家族の精神的障害が含まれないということになります。この度の改正により面接場所が自宅ではなくなりますので、そういう意味では保護観察対象者が保護司の家族と接する機会は減るというふうに考えられますが、しかし、保護司の家族に対し嫌がらせをするなどがあった場合、家族に精神的な障害をもたらされることも当然考えられる

  74. ○国務大臣(平口洋君) 保護司物損補償制度におきましては、保護司の家族が保護観…

    ○国務大臣(平口洋君) 保護司物損補償制度におきましては、保護司の家族が保護観察対象者の加害行為により身体的損害を受けた場合も補償の対象とされておりますが、この場合の身体的損害には精神障害が補償対象として想定されておりません。  保護司や保護司の家族がそうした被害に遭わないように安全を確保していくことがまずもって必要となるわけでございますが、万一の被害に備えた補償はどうあるべきかといった観点から

  75. ○横山信一君 よろしくお願いします

    ○横山信一君 よろしくお願いします。  ちょっと時間がなくなってきたので、ちょっと飛ばしまして、保護観察対象者の再犯リスクの分析、評価について伺います。  大臣に伺います。  この保護観察対象者に関する情報収集の方策として、更生保護法において、公務所等への照会規定や少年鑑別所による鑑別の規定を新設することとしています。  保護観察処遇の入口の再犯リスクの分析、評価は、その後の保護観察の在り

  76. ○国務大臣(平口洋君) 保護観察の開始当初に適切にアセスメントを行い、再犯リス…

    ○国務大臣(平口洋君) 保護観察の開始当初に適切にアセスメントを行い、再犯リスクを分析、評価し、発達障害の傾向や知的能力の制約等の心理的な特性などを把握することは、効果的な保護観察を実施していくために非常に重要なものであると認識をしております。  本法案においては、関係機関からの情報収集など、保護観察官によるアセスメントの強化を図るための規定を設けております。  また、法務省においては、有識者

  77. ○横山信一君 コミュニケーションが苦手な人が犯罪に行ってしまうということはよく…

    ○横山信一君 コミュニケーションが苦手な人が犯罪に行ってしまうということはよくある話ですから、こうした人たちをその後しっかりと自治体等の支援メニューにつなげてあげるということも重要だと思います。  以上で質問を終わります。

  78. ○嘉田由紀子君 ありがとうございます

    ○嘉田由紀子君 ありがとうございます。日本維新の会、嘉田由紀子でございます。  更生保護制度の充実を図る保護司法等の一部を改正する法律案について、十分の時間をいただきましたので、質問させていただきます。  まず、昨年の五月下旬、大津市内の保護司の新庄博志さんが保護観察中の若者と自宅で面談中に殺害された事件、地元で本人と大変長い付き合いがあり、また恩もいただいていた私自身、本当に驚愕をいたしまし

  79. ○嘉田由紀子君 ありがとうございます

    ○嘉田由紀子君 ありがとうございます。  本当に保護司さんの仕事というのは守秘義務もあってなかなか広がっていかないんですけど、この新庄さんの事件を背景に、実は滋賀県内では随分と地元の新聞が保護司さんの活動を紹介をしてくれております。  あるA新聞社ですが、もう見出しが「新庄さん、もう悪さしないよ」ということで、自分がいかに立ち直ったかということを具体的に紹介をしてくれています。彼の、Aさんの言

  80. ○嘉田由紀子君 ありがとうございます

    ○嘉田由紀子君 ありがとうございます。  省の仕事を増やしてしまうかもしれませんが、前向きのポジティブな発信、是非お願いしたいと思います。  三点目ですけど、令和三年の京都コングレスのときに、日本の保護司制度は国際的に見ても大変特色のあるすばらしい制度であると称賛をいただきました。  実は、地域社会学研究を私してまいりまして、アメリカ、ヨーロッパ、日本と比べてみると、アメリカは元々植民地で、

  81. ○国務大臣(平口洋君) 我が国の更生保護の中核を担う保護司制度は、保護司が地域…

    ○国務大臣(平口洋君) 我が国の更生保護の中核を担う保護司制度は、保護司が地域社会、地域の隣人の一人として、犯罪をした者等に寄り添い、そして立ち直りを支援するものでございまして、国際的にも高く評価されていることは委員御指摘のとおりでございます。  法務省においては、幅広い世代から多様な保護司の担い手を確保するために、保護司活動について広く知っていただくための広報に取り組んでいるところでございます

  82. ○委員長(伊藤孝江君) お時間になりましたので、質問おまとめください

    ○委員長(伊藤孝江君) お時間になりましたので、質問おまとめください。

  83. ○嘉田由紀子君 ありがとうございました

    ○嘉田由紀子君 ありがとうございました。  時間になりましたので、これで終わります。ありがとうございました。  以上です。

  84. ○安達悠司君 参政党の安達悠司です

    ○安達悠司君 参政党の安達悠司です。  今回の法案について、更生保護にも積極財政をという観点から質疑を行っていきます。  まず、保護観察の現状について確認していきますが、現在、保護観察の開始人員は、令和五年の数値で、成人が一万二千八百二十八人、少年が一万一千四百八人で、おおむね一対一ですね。成人と少年は制度も異なるので、分けて考えた方がよいのではないかと私は思っています。  少年の保護観察は

  85. ○安達悠司君 ありがとうございます

    ○安達悠司君 ありがとうございます。  この政府の資料によれば、更生保護施設の収入の八割以上が国の委託費で成り立っており、財政基盤が脆弱な法人が多いとのことです。この更生保護施設を運営する法人の経営が厳しい理由は何ですか。

  86. ○安達悠司君 ありがとうございます

    ○安達悠司君 ありがとうございます。  私も、更生保護施設は、まさに施設を維持するために一定の人件費が固定で毎月掛かってきますけれども、ただ、受入れ数によって、これは人員によって変動するので収入が安定しないと、こういった状況にあるのかなと思います。  この更生保護委託費の次は内訳ですね、委託単価についてお尋ねしたところ、資料二枚目の数字が回答いただきました。  このうち、特に宿泊費と食事付宿

  87. ○安達悠司君 ありがとうございます

    ○安達悠司君 ありがとうございます。  更生保護施設は保護観察にとって必要な、不可欠な施設であり、国が一からつくるにも住民の反対などがあって困難な状況と聞いていますので、こうした施設の経営の安定のためには、単価の改定もそうですし、この変動費だけじゃなくて固定費も積極的に国が助成する必要があると考えますが、この点について大臣の見解をお尋ねします。

  88. ○国務大臣(平口洋君) 保護局長からも答弁があったとおり、更生保護施設は、犯罪…

    ○国務大臣(平口洋君) 保護局長からも答弁があったとおり、更生保護施設は、犯罪をした者等の地域における自立支援と再犯防止に不可欠な存在であるというふうに考えております。  法務省としては、令和八年度概算要求におきまして、更生保護委託費の単価増に必要な経費などを計上しているところでありまして、引き続き更生保護施設の運営に必要な更生保護委託費の確保に努めてまいりたいと考えております。  なお、更生

  89. ○安達悠司君 ありがとうございます

    ○安達悠司君 ありがとうございます。  是非、国がしっかり監督するのと同時に、こういった財政的な支援もお願いしたいと思います。  次のテーマなんですけど、保護司に関する自宅以外の面接場所確保についてなんですが、今、保護司が自宅以外の場所で、大津の事件もありましたし、大変痛ましい事件もありましたし、自宅以外の場所で面接できることが重要ではないかと思っておりまして、それについて更生保護サポートセン

  90. ○安達悠司君 ありがとうございます

    ○安達悠司君 ありがとうございます。  次に、専門職の保護司を設けることについてお尋ねします。  保護司は、保護観察対象者に対してもちろんこれは重要な役割担っておりますが、高齢化等により、人員確保は困難とされています。ここで、弁護士が業務の傍らボランティアとして保護司を行っている方は現在何人いらっしゃいますか。

  91. ○安達悠司君 ありがとうございます

    ○安達悠司君 ありがとうございます。  逆に言うと、弁護士は今四万六千人ぐらいいるので、七十八名しかいないということでもあります。  弁護士は、自宅以外の面接場所を夜間でも土日でも確保しやすいと、これ弁護士とかでも思いますし、犯罪や非行を犯した方に対する対応も熟練していて、また、結構、私も実は更生保護施設でボランティアで相談やったことあるんですけど、多いのは、債務整理の相談、特に、五年間たった

  92. ○安達悠司君 ありがとうございます

    ○安達悠司君 ありがとうございます。  是非これ積極的に検討いただきたいんですね。特に、保護司の方が、一般の方が、どんな事件でも、成人の事件は特にですね、やっぱり対応が困難な事件ってあると思うんですね。むしろ弁護士とか、犯罪被害者もそうですし、犯罪を犯した人についても対応が慣れているケースもあるわけですから。  実際、保護司の方が直接対応しないで、対応が困難と言われる事件というのは、これ何件ぐ

  93. ○安達悠司君 困難事案ですね、保護司が対応できない事案というのは全体で何件ぐら…

    ○安達悠司君 困難事案ですね、保護司が対応できない事案というのは全体で何件ぐらいあるんでしょうか。

  94. ○安達悠司君 私は、これ千二百件ぐらいあると聞いているんですね

    ○安達悠司君 私は、これ千二百件ぐらいあると聞いているんですね。  弁護士は、今四万六千人超えて、三十年前の約三倍です。他方で、刑事事件減っているので、一人当たりの刑事事件の件数は減っているんですね。弁護士は、むしろ捜査から公判までサポートできますし、弁護士が増えたので、むしろ刑の執行後も保護観察などをサポートしていくことは合理的ではないかと思います。  私が特に言いたいのは、弁護士が、この法

  95. ○副大臣(三谷英弘君) 今の保護司制度の在り方についてどのようにしていくのかに…

    ○副大臣(三谷英弘君) 今の保護司制度の在り方についてどのようにしていくのかについては、様々な関係される方々の意見をしっかりと伺いながら検討を進めてまいりたいというふうに考えております。  その上で、あえて申し上げれば、この弁護士あるいは弁護士会との連携というものは、この再犯防止等々に関して非常に重要な役割を果たしていただいているというふうに認識をしております。  必要な支援がしっかりと必要な

  96. ○委員長(伊藤孝江君) お時間になりましたので、質問おまとめください

    ○委員長(伊藤孝江君) お時間になりましたので、質問おまとめください。

  97. ○安達悠司君 最後、大臣、一言お伺いしたかったんですけれども、お時間になりまし…

    ○安達悠司君 最後、大臣、一言お伺いしたかったんですけれども、お時間になりましたので、是非、この保護観察の制度、保護司の制度、弁護士会との連携もしっかりやっていただいて、専門職保護司の提案、是非御検討いただきたいと思います。  ありがとうございました。

  98. ○仁比聡平君 日本共産党の仁比聡平でございます

    ○仁比聡平君 日本共産党の仁比聡平でございます。  まず大臣にお尋ねをしたいと思うんですけども、更生支援、保護観察の充実のために奮闘しておられる関係者の皆さんに、まず心から敬意を表したいと思います。  ある保護司の方にこの法案の議論に当たってちょっとインタビューをいたしまして、例えば性犯罪再犯防止プログラムというのがあります。保護観察所に行ってこのプログラムを受けてきた対象者は、もうそのプログ

  99. ○国務大臣(平口洋君) 保護観察対象者に対する指導や支援を適切に行うに当たり、…

    ○国務大臣(平口洋君) 保護観察対象者に対する指導や支援を適切に行うに当たり、保護観察官と保護司との協働態勢と連携というものは極めて重要であるというふうに認識しております。  保護観察官と保護司の協働態勢において、保護観察官は、社会内処遇に関する高い専門性を生かして保護観察処遇等に当たるとともに、保護司の安全確保を含め、その活動を支援する重要な役割を担っております。  本法案においては、保護司

  100. ○仁比聡平君 今大臣から御答弁あったように、この保護観察官と保護司さんの連携、…

    ○仁比聡平君 今大臣から御答弁あったように、この保護観察官と保護司さんの連携、協働をしっかり実効あらしめていくために、保護観察官の責任というのはこれ極めて大きいと思います。  今日はその点について少し伺いたいと思うんですけれども、まず、大津の事件。この事件は、保護観察付全部執行猶予という判決を受けた対象者が保護司さんをあやめたという事件です。  保護局長、この大津事件の教訓というのをどう受け止

  101. ○仁比聡平君 裁判手続において裁判所が保護観察付全部執行猶予という判決を出すと…

    ○仁比聡平君 裁判手続において裁判所が保護観察付全部執行猶予という判決を出すと、そこには当然合理的な理由があるわけですよね。一方で、社会内で自立的な更生を図っていくというその対象者、保護観察対象者には、その更生を図っていこうという条件もあれば、再犯に陥りかねないというリスクもあると。ここをしっかり見極めていくという上で、保護観察官の専門性というのは極めて重要だと思うんですが、局長、もう一度いかがで

  102. ○仁比聡平君 この保護観察付全部執行猶予ということを初めてその判決を受ける被告…

    ○仁比聡平君 この保護観察付全部執行猶予ということを初めてその判決を受ける被告人は、それまでの間に、更生保護の観点からの、今の保護観察官の観察、調査のような評価を受けないということになる。つまり、裁判の手続、事実と証拠に基づいて、検察官の起訴、弁護人の弁護、そして裁判官の判断ということになると。そうした事案について、今お話しのように、保護観察所からの照会などの取組ということになるんですが、刑事局長

  103. ○仁比聡平君 その今御答弁にあった入口支援が、当事者が弁護士あるいは弁護人の法…

    ○仁比聡平君 その今御答弁にあった入口支援が、当事者が弁護士あるいは弁護人の法的サポートをしっかり受けた上で真摯に同意をした形で行われるということがとても大事だと思いますし、実際そのように行われていると思うんですが、いかがですか。

  104. ○仁比聡平君 こうした中で、様々な対象者がいるわけですよね

    ○仁比聡平君 こうした中で、様々な対象者がいるわけですよね。今日もちょっと議論になっていますけれども、その面接場所ということを考えるときに、私は、保護司さんが対象者の特性に合わせて選択することができるということがとても大事だと思います。  自宅で家庭的な環境で面接することがふさわしい方もあれば、そうではなく、やや公のところですよね、公民館やサポートセンターということがよく言われますが、私はファミ

  105. ○仁比聡平君 保護司さんたちからは、やっぱりその経済的な負担ということの声が現…

    ○仁比聡平君 保護司さんたちからは、やっぱりその経済的な負担ということの声が現実に上がっているわけですし、若い世代に担っていただこうということになれば、そこのところの透明性といいますか、ということもしっかりしていくということが大事なことなんじゃないかと思いますので、よろしく御検討いただきたいと思います。  最後、大臣に、保護司さんたちから、この法案審議の、法案を作る中で、保護観察官が自分たちの町

  106. ○国務大臣(平口洋君) 保護観察官は、社会内処遇に関する高い専門性を生かして保…

    ○国務大臣(平口洋君) 保護観察官は、社会内処遇に関する高い専門性を生かして保護観察処遇等に当たるとともに、保護司からの相談に応じて必要な助言を行うといった保護司活動の支援など、様々な業務を担っているものと認識しております。  令和八年度概算要求においては、保護司の安全確保等に向けた体制整備を図るため、保護観察所の保護観察官について九十二人の増員を要求しているところでございます。  保護司活動

  107. ○委員長(伊藤孝江君) 時間が来ておりますので、おまとめください

    ○委員長(伊藤孝江君) 時間が来ておりますので、おまとめください。

  108. ○仁比聡平君 はい

    ○仁比聡平君 はい。  二年前、小泉元大臣は、保護観察官の高度な専門的な知識と実行力、高度な人間性、これが大きな効果を上げることを期待したいし、コストに対して大きな効果が上がるんだということで増員を求めていきたいという御答弁されました。  是非頑張っていただきたいと申し上げて、質問を終わります。

  109. ○北村晴男君 日本保守党の北村晴男です

    ○北村晴男君 日本保守党の北村晴男です。  本日は、外国人に対する保護観察の現状に関して御質問します。  この保護観察は、刑務所に拘禁することなく犯罪を行った者の改善更生を助けるいわゆる社会内処遇としてその果たす意義は極めて大きいものであり、これにボランティアとして携わる保護司の皆様の日頃の努力と献身に心から敬意を表します。  この保護司制度は、犯罪を行った者であっても地域社会が互いに支え合

  110. ○北村晴男君 ありがとうございます

    ○北村晴男君 ありがとうございます。  保護司の方の現場体験に基づいた意識の調査も是非お願いしたいと考えております。  さて、外国人に対する保護観察による更生支援に困難を伴うこと、これは海外の実証研究からも裏付けられています。  欧州、ヨーロッパですね、ヨーロッパの保護観察刑務所協会の報告によりますと、二〇一四年にロンドン保護観察局が行った調査結果があります。  イギリスにおきましては、有

  111. ○北村晴男君 ありがとうございます

    ○北村晴男君 ありがとうございます。  なかなか難しいところがございますけれども、予算措置、通訳の確保などの予算措置等も含めて御検討いただきたいというふうに考えております。  さて次に、保護観察に付された外国人、外国人被観察者の再犯率について伺います。  被観察者全体については再犯率が一定程度公表されていますが、外国人について、日本人と比較可能な例えば国籍別の再犯率統計は公表されていません。

  112. ○北村晴男君 ありがとうございます

    ○北村晴男君 ありがとうございます。  統計的に意味があるかどうか分からないという御指摘もありましたが、これは国民の関心事でもございますので、そこは調査いただきたいと。  それから、技術的に可能かどうかという御指摘がありましたが、技術的に不可能なことは物理的なもの以外はほぼありませんので、工夫次第で何とでもできるのではないかというふうに考えております。その点、是非御検討いただきたいというふうに

  113. ○委員長(伊藤孝江君) 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認め…

    ○委員長(伊藤孝江君) 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。  これより討論に入ります。──別に御意見もないようですから、これより直ちに採決に入ります。  更生保護制度の充実を図るための保護司法等の一部を改正する法律案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕

  114. ○委員長(伊藤孝江君) 全会一致と認めます

    ○委員長(伊藤孝江君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  この際、打越さんから発言を求められておりますので、これを許します。打越さく良さん。

  115. ○打越さく良君 私は、ただいま可決されました更生保護制度の充実を図るための保護…

    ○打越さく良君 私は、ただいま可決されました更生保護制度の充実を図るための保護司法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、立憲民主・社民・無所属、国民民主党・新緑風会、公明党、日本維新の会、参政党、日本共産党及び日本保守党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     更生保護制度の充実を図るための保護司法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)

  116. ○委員長(伊藤孝江君) ただいま打越さんから提出されました附帯決議案を議題とし…

    ○委員長(伊藤孝江君) ただいま打越さんから提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。  本附帯決議案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕

  117. ○委員長(伊藤孝江君) 全会一致と認めます

    ○委員長(伊藤孝江君) 全会一致と認めます。よって、打越さん提出の附帯決議案は全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。  ただいまの決議に対し、平口法務大臣から発言を求められておりますので、この際、これを許します。平口法務大臣。

  118. ○国務大臣(平口洋君) ただいま可決されました更生保護制度の充実を図るための保…

    ○国務大臣(平口洋君) ただいま可決されました更生保護制度の充実を図るための保護司法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。

  119. ○委員長(伊藤孝江君) なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御…

    ○委員長(伊藤孝江君) なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

  120. ○委員長(伊藤孝江君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします

    ○委員長(伊藤孝江君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時二十四分散会