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文教科学委員会

2026年4月2日

131件の発言

  1. ○委員長(熊谷裕人君) ただいまから文教科学委員会を開会いたします

    ○委員長(熊谷裕人君) ただいまから文教科学委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日までに、吉井章さんが委員を辞任され、その補欠として片山さつきさんが選任されました。     ─────────────

  2. ○委員長(熊谷裕人君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします

    ○委員長(熊谷裕人君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  委嘱審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、文部科学省大臣官房文教施設企画・防災部長蝦名喜之さん外六名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

  3. ○委員長(熊谷裕人君) 異議なしと認め、さよう決定いたします

    ○委員長(熊谷裕人君) 異議なしと認め、さよう決定いたします。     ─────────────

  4. ○委員長(熊谷裕人君) 去る三月三十日、予算委員会から、四月二日の一日間、令和…

    ○委員長(熊谷裕人君) 去る三月三十日、予算委員会から、四月二日の一日間、令和八年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、文部科学省所管について審査の委嘱がありました。  この際、本件を議題といたします。  予算の説明につきましては既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。

  5. ○鈴木大地君 おはようございます

    ○鈴木大地君 おはようございます。  自由民主党、緊張していますね、自由民主党の鈴木大地です。  本日、文教科学委員会で初めて質問に立たせていただきます。本当にオリンピックの決勝ぐらい緊張しておりますが、よろしくお願いいたします。  実は私、長い間、大学の教員を務めておりまして、学生への授業や部活動の指導に加えて、研究や社会活動などにも取り組んでまいりました。今でも現役の教員、研究者でありま

  6. ○国務大臣(松本洋平君) 国力、特に経済力の基盤となるのは人材力であります

    ○国務大臣(松本洋平君) 国力、特に経済力の基盤となるのは人材力であります。経済力というお話をしましたけれども、社会のありとあらゆる森羅万象はやはり全ては人が礎になっているものでありまして、そういう意味では、この人材力をいかに高めていくのかということは我が国にとって極めて重要だというふうに考えております。  加えて、私自身の問題意識でありますけれども、やはり、今、日本の国を取り巻く状況が大きく変

  7. ○鈴木大地君 大臣、ありがとうございます

    ○鈴木大地君 大臣、ありがとうございます。  今いろいろと、覚えられないぐらい施策が展開されているということで、是非、ありがとうございます、各省の、各局とですね、しっかり横断的に人材力強化を図っていただければと思っております。  さて、グローバル人材や理数系人材の育成については、やはり中学校、高校といった早い段階から、実社会とのつながりを重視した教育によって、児童生徒が理数科目を嫌いにならずに

  8. ○鈴木大地君 ありがとうございます

    ○鈴木大地君 ありがとうございます。是非、将来を見据えて展開をいただきたいと思っております。  私、これからの時代、この専門高校の生徒たちこそこのイノベーションの源泉といいますか、こういったものがあると考えておりまして、単に技術を習得するだけではなく、そこに幅広い教養、リベラルアーツを掛け合わせることで、自ら課題を見付け、テクノロジーを駆使して社会変革を起こす人材が育つと信じております。つまり、

  9. ○鈴木大地君 ありがとうございます

    ○鈴木大地君 ありがとうございます。  都道府県ですとか地域という話もございましたけど、地域特性もあろうかと思いますので、特色あるそういう学びを進めていただきたいと思っております。  さて、次に、理数系人材、デジタル人材の育成に関連し、大学の課題について伺います。  一般的に、この理数系学部の入試は難しいというふうに思われやすく、苦手意識や諦めからチャレンジする生徒を十分に確保できない、その

  10. ○鈴木大地君 ありがとうございます

    ○鈴木大地君 ありがとうございます。やはり、高校生にとってはこの入試を一つのゴールとして日々学習しているところでもありますけれども、また大学に入ってからも非常に重要ですので、引き続きよろしくお願いいたします。  次に、日本の大学の国際化について伺います。  最近、日本の大学を飛び越して最初から海外の大学に入学するという例をよく耳にします。スポーツ界も例外ではなく、同様のケースが増えてまいりまし

  11. ○鈴木大地君 ありがとうございます

    ○鈴木大地君 ありがとうございます。  この人材育成というのは一朝一夕に進まないと思いますので、継続してよろしくお願いいたします。  次に、辺野古沖合におきまして、平和学習を目的とした海上での活動中に船が転覆し、高校生が亡くなるという大変痛ましい事故につきまして詳細を確認したいと思います。  本件に関しては、現在調査中とはいえ、いろいろと問題点が指摘されております。定員超過で、悪天候下での強

  12. ○鈴木大地君 今世間の関心事でもありますので、是非お願いしたいと思います

    ○鈴木大地君 今世間の関心事でもありますので、是非お願いしたいと思います。  ちょっと時間がなくなってきたんですが、校外学習における事故を防止するために、あるいは万が一起きてしまった際の対応のために、文科省としてこのガイドラインの策定や必要な通知などを行っているのでしょうか。  私がスポーツ庁の在任中、二〇一七年に那須におきまして雪崩による事故が発生し、八人の方が亡くなられたということがござい

  13. ○鈴木大地君 ありがとうございます

    ○鈴木大地君 ありがとうございます。ただでさえ少子化ですので、子供の安全をしっかり担保していただきたいと思います。  この文科省、教育、科学技術・学術、スポーツ、文化振興を一体的に行う、また創造的な人材育成や生涯学習の推進、世界最高水準の研究開発を通じ、日本の知的、文化的基盤と持続的な発展を支える重要な省庁ですので、引き続きよろしくお願いいたします。  たくさん質問を用意していたんですが、申し

  14. ○古賀千景君 立憲民主・無所属の古賀千景です

    ○古賀千景君 立憲民主・無所属の古賀千景です。今日は六十分という長い時間になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。  まず初めに、三十一日の大臣の答弁について質問いたします。  大臣は、三十五人学級、中学校三十五人学級のときに、教員の不足について聞かれたお言葉で、必要な教師が不足することは直ちに生じないということをおっしゃいました。  まず、ちょっと細かくて申し訳ないんですが、必要な教師

  15. ○国務大臣(松本洋平君) 御指摘の答弁につきましてでありますが、三月三十一日の…

    ○国務大臣(松本洋平君) 御指摘の答弁につきましてでありますが、三月三十一日の義務標準法改正法案の審議におきまして、クラス数が増えることによって教職員の不足は問題ないのかという質疑に対しまして私からお答えをしたものであるというふうに承知をしております。  令和八年度政府予算案におきましては約七千六百人の定数改善を計上しておりますが、その一方で、全体としては、子供の数自体が大きく減少することに伴い

  16. ○古賀千景君 安心しました

    ○古賀千景君 安心しました。  私、言葉ですけど、文科省の皆さん、教師と言われるんですけど、私は学校は教師だけではないと、教職員だと思っていますので、教職員という言葉を使わせていただきます。  学校は、よく文科省が言われるようにチーム学校ですので、全ての少数職種の皆さんも含めて、とても大切な必要な教師だということを是非私の方も確認させていただきました。  今お言葉あったのは、それは中学校三十

  17. ○国務大臣(松本洋平君) 今年、今年度から中学校一年生が四十人から三十五人とい…

    ○国務大臣(松本洋平君) 今年、今年度から中学校一年生が四十人から三十五人ということになるわけでありますけれども、これを来年以降も順次拡大をしていくということになっているところであります。  そうした状況の中で、今年度だけではなくて、来年度以降のこの教員の、教職員の状況について、我々といたしましても現場の確認をさせていただいているところであります。  今後につきましても、各自治体におきましてそ

  18. ○古賀千景君 今学校は四月で二日目、新しい学校で二日目、子供たちも新しい学年に…

    ○古賀千景君 今学校は四月で二日目、新しい学校で二日目、子供たちも新しい学年になりわくわくしている時期ではありますが、では、今の御答弁の中で、確認します、全ての教科において教職員が不足なく授業が行えるというふうに捉えていいですか。お願いします。

  19. ○国務大臣(松本洋平君) 中学校における三十五人学級の推進は、令和六年十二月に…

    ○国務大臣(松本洋平君) 中学校における三十五人学級の推進は、令和六年十二月に文部科学大臣、財務大臣の合意に加えまして、昨年六月に修正をされました改正給特法の附則においても令和八年度からの実施が規定をされているところであります。これらを踏まえまして、各自治体におきましては、教職員の確保など準備をいただいているものと承知をしております。また、文部科学省としても、各教育委員会に状況を伺いながら準備を進

  20. ○古賀千景君 努力していただいているのはよく分かりました

    ○古賀千景君 努力していただいているのはよく分かりました。本当に授業が全ての教科でそろって四月からスタートできるか、そこは文科省どう考えるか。数字とかそういう法令とかじゃなくて、どのように現状を捉えていらっしゃるか、お願いします。

  21. ○古賀千景君 多分、今この時期すっごい探していますよ

    ○古賀千景君 多分、今この時期すっごい探していますよ。それも、校長の仕事ではないけれど校長が。業務外の仕事言われて、うちの学校に技術がいない、どうする、誰か知り合いおらんか。だって、学校の保護者に免許持っていませんかってチラシを配る時代ですよ。それぐらいの人数足りないというのを自覚していただきたいと是非思います。  それと、今話が出てきました特別免許又は免許保有者が少ないということで、臨時免許な

  22. ○古賀千景君 臨時免許は、例えば数学の教員が、教職員が、技術が足りないから技術…

    ○古賀千景君 臨時免許は、例えば数学の教員が、教職員が、技術が足りないから技術の免許取ってくれと言われて免許を取る、ですよね。そして、そのときに技術の研修は全く受けない、受けずに、何も受けずに、ただ免許状を取ってくれと言われて取るというふうに私は思っていますが、それで間違いないですか。

  23. ○古賀千景君 誤解していただきたくないのは、研修を増やしてくれと言っているわけ…

    ○古賀千景君 誤解していただきたくないのは、研修を増やしてくれと言っているわけじゃないんです。ただ、全く知らない教科を子供たちに教えるというのが、そんな簡単に免許を出していいのかなと。特に中学校ですね、小学校じゃなくて。そこを私は思っているんです。  全国に何人ぐらい臨時免許取得者がいますか、教えてください。そして、増加傾向にあるかどうかもお願いします。

  24. ○古賀千景君 それは増えているんですか、減ってきているんですか

    ○古賀千景君 それは増えているんですか、減ってきているんですか。

  25. ○古賀千景君 その全く専門的に免許を持っていないところの人が授業をするというこ…

    ○古賀千景君 その全く専門的に免許を持っていないところの人が授業をするということは、文科省としてはどのような御見解をお持ちですか。

  26. ○国務大臣(松本洋平君) 臨時免許状でありますけれども、今局長からも答弁をさせ…

    ○国務大臣(松本洋平君) 臨時免許状でありますけれども、今局長からも答弁をさせていただきましたとおり、普通免許状を有する教員を採用できない場合に限りまして教育職員検定を通じて授与をすることができる、そういう免許状となっているところであります。臨時免許状の授与に当たりましては、各授与権者においてこうした制度の趣旨を十分に踏まえた上で適切に御判断いただく必要があると考えているところであります。  過

  27. ○古賀千景君 確保していただくではなく、文科省が主体となって、どうやって確保す…

    ○古賀千景君 確保していただくではなく、文科省が主体となって、どうやって確保するか、そこをしっかり考えていただきたいということも思います。私は、これでは、質の高い教育とよく言われますが、これは実施できないのではないかということも思います。実はそれ、教員も大変なんですよ。だって、教えたこともない教科をいきなり、技術って糸のこしたりとかパソコンやったりとか、そんなのを教えなければいけないということで、

  28. ○国務大臣(松本洋平君) 先ほど申し上げたとおりでありまして、臨時免許状は普通…

    ○国務大臣(松本洋平君) 先ほど申し上げたとおりでありまして、臨時免許状は普通免許状を有する教員が採用できない場合に限り授与することができる、そういう免許状となっております。  そのため、基本的には、教師の任命権者である教育委員会において、普通免許状又は特別免許状を有する教師人材を確保、配置をしていただくことが大変重要であるというふうに考えているところでもあります。先ほども申し上げましたけれども

  29. ○古賀千景君 よろしくお願いします

    ○古賀千景君 よろしくお願いします。  現状を言いますが、今、四月、担任、今必死に探しています。けど、昨年度を見たときに、担任が一年間いなかった学級もあるんですよ。それとか、一年間に五人担任が替わる、病休とかで。そんな学校になっていることをもっと知ってほしいんです。私聞いた中で、フルタイムで働く教職員の最高齢、八十九歳でしたよ。それぐらい足りないんですよ。だから、本当に考えてほしいということをも

  30. ○古賀千景君 十二月に対応が困難って、でもね、学校って大体十二月に来年四月はど…

    ○古賀千景君 十二月に対応が困難って、でもね、学校って大体十二月に来年四月はどうなるかなってめどは大体立てますよ。それで、多分すごい苦しんで、この二百二室はどうにかしようとやったと思います。  じゃ、その九室ですね、対応困難という九室は四十人学級のままでしょうか。

  31. ○古賀千景君 今年は分かりました

    ○古賀千景君 今年は分かりました。来年度、対応が未確定の教室は四百十九室、もう困難だと分かっているのが十二室、再来年度、未確定な教室が六百十室、これは文科省として早めに動いて、子供たちが三十五人学級になるようにする必要があると思いますが、そこはどのように対応されるか、教えてください。

  32. ○古賀千景君 調査だけではなくて、財源も必要ですから、そこもしっかりと文科省と…

    ○古賀千景君 調査だけではなくて、財源も必要ですから、そこもしっかりと文科省としてやっていっていただきたいと思っています。  それと、特別教室の確保について私、以前お伺いしたんですが、特別教室は足りるのかと。教室が増えるので理科室を使う学級が増えていく、家庭科室を使う学級が増えていくというところです。そしたら、調査はしていないけれども、特段困っているという声は聞いていないということを私は部屋に来

  33. ○古賀千景君 学校現場では、例えば第一理科室、月曜日一時間目、何年何組、何年何…

    ○古賀千景君 学校現場では、例えば第一理科室、月曜日一時間目、何年何組、何年何組できちんとはまっています。ここが、例えば一クラス増えると分かっても、なかなかぎゅうぎゅうで入らないところもあるんですよね。そういうところは、家庭科室、理科室、例えば体育館を一つの、二つに割って動かなければならなかったら運動量減りますよね。そういうところとかは大丈夫ということですね。確認です。

  34. ○古賀千景君 どうぞよろしくお願いしますし、もしよかったら調べていただきたいな…

    ○古賀千景君 どうぞよろしくお願いしますし、もしよかったら調べていただきたいなというのを思います。どれくらい困っているか。  私が、これ三十五人学級ではないんですが、小学校が、がっとマンションが建って、とっても子供たちが一気に三十人、四十人転入してきて学級が足りないといったときに、その学校は家庭科室を潰しました。家庭科室を潰して、だから、じゃ、その学校の家庭科の実習はどうしたかというと、中学校ま

  35. ○古賀千景君 なぜそんな質問をするかというと、教室は決まっていますよね、通常学…

    ○古賀千景君 なぜそんな質問をするかというと、教室は決まっていますよね、通常学級はちゃんと決まっているけど、特別支援学級は特にそういう決まりはないということかもしれませんが、実は学校が、今その二百二が三まで減ったというのも私はとても疑問に思っているんですが、特別支援学級を真ん中で、同じ広さの、通常学級の、パーティションでくくって二学級一緒に授業をする、これは結構どこでもあっているんです。  特別

  36. ○古賀千景君 学校現場の判断、足りないから仕方がない、これはおかしくなりますよね

    ○古賀千景君 学校現場の判断、足りないから仕方がない、これはおかしくなりますよね。だって、子供の資質、教育の質のためにその広さがある程度規定されるのであって、私は、特別支援学級だからこそ広くあるべきなのではないかと私は思います。  ですので、多分パーティションで区切っているところとかいっぱいあると思うので、そういうところを是非改善の方向に向けて私は動いていただきたいと思いますが、いかがでしょうか

  37. ○国務大臣(松本洋平君) 今局長から答弁をさせていただいたとおり、それぞれの学…

    ○国務大臣(松本洋平君) 今局長から答弁をさせていただいたとおり、それぞれの学校現場において御判断をいただくということであろうかとは思いますが、ただ、文部科学省としては、学校施設整備指針におきまして、特別支援学級関係室の計画に当たっては多様な学習活動などに柔軟に対応できる空間を確保することが重要であることを示しているところであります。それに基づきまして、設置者においては適切な整備を促すということを

  38. ○古賀千景君 では、続いて、特別支援学級の子供たちのことについて伺います

    ○古賀千景君 では、続いて、特別支援学級の子供たちのことについて伺います。  三十五人学級といいますが、三十五人学級は、例えば一年一組とかいうのが三十五人学級で、もしその子供の、そして特別支援学級に例えばA組とかあったら、特別支援学級に行っているお子さんは除外ですよね。別にカウント、三十五人学級はここ。例えば、一年一組所属なんだけど、特別支援学級に配属されているお子さんは三十五人には入らないです

  39. ○国務大臣(松本洋平君) 障害のある児童生徒と障害のない児童生徒が触れ合うこと…

    ○国務大臣(松本洋平君) 障害のある児童生徒と障害のない児童生徒が触れ合うこと、そして共に活動する交流及び共同学習というものは大きな意義がある、そのように考えているところであります。  また、障害者基本法におきましても、「国及び地方公共団体は、障害者である児童及び生徒と障害者でない児童及び生徒との交流及び共同学習を積極的に進めることによつて、その相互理解を促進しなければならない。」というふうにさ

  40. ○古賀千景君 全てのことが、学校で行われていることは教育です

    ○古賀千景君 全てのことが、学校で行われていることは教育です。給食も教育です。そうやって食育でやっているんだから。そうやって、それが四十人になるというのよりも、やっぱり一緒に、ずっと一緒に三十五人というカウントでやっていけるような制度改革を是非していただきたいなと。そこに支援員さんが付いたりとかしてやってくださっているのは重々分かっています。しかし、初めから三十五人なら、その子たちも入れた数でカウ

  41. ○国務大臣(松本洋平君) 教育は子供たちの未来をつくる上で重要な役割を担うもの…

    ○国務大臣(松本洋平君) 教育は子供たちの未来をつくる上で重要な役割を担うものであります。一人一人が持つ可能性を最大限引き出すため、教育費の負担軽減とともに、教育の質を不断に向上させることが必要であります。  そのため、文部科学省におきましては、令和八年度予算案におきまして、高校就学支援金制度の拡充や学校給食費の抜本的な負担軽減とともに、教師を取り巻く環境整備や不登校、いじめ対策の強化、国立大学

  42. ○古賀千景君 大臣のそのお考えを是非広めて、エールを送ります

    ○古賀千景君 大臣のそのお考えを是非広めて、エールを送ります。どうぞよろしくお願いいたします。  それで、今回の義務標準法で、本当は養護教員の数が概算要求では全校配置でしたよね、と文科省は要望していただいたと思っています。私は喜びましたよ。いや、さすが文科省って、全校配置をついに実現させてくれるかと思っておりましたが、残念ながら予算案には消えておりました。  改めて、なぜ養護教諭の全校配置が必

  43. ○古賀千景君 すばらしいです、そのとおりです

    ○古賀千景君 すばらしいです、そのとおりです。絶対養護教諭は学校に必要なんです。だって、自分の子供さんとかお孫さんが通っている学校に養護教員がいなかったら心配じゃないですか。うちの子、熱出したらどうするっちゃかと。けがだってありますよ、大けがもあります。そんな中で、養護教諭がいない学校に通わせる保護者の思いを考えたときに、私は絶対全校配置が必要だと思っています。子供の容体はくるくる変わりますので。

  44. ○国務大臣(松本洋平君) 今委員から御指摘をいただいたとおり、概算要求ではそう…

    ○国務大臣(松本洋平君) 今委員から御指摘をいただいたとおり、概算要求ではそういう形の要求をさせていただきましたけれども、様々な交渉、また検討の経緯、また同時に、小規模校を含めた児童生徒の心身の健康課題に対応するための加配定数の措置等々のこうした措置というものも加えつつ、今回はこうした形に落ち着いたところであります。  まずは、今回五十人、その基準の引下げというものを小中学校で行ったところであり

  45. ○古賀千景君 教職員の中で、養護教諭はまだ倍率高いんですよ、十何倍とかあります

    ○古賀千景君 教職員の中で、養護教諭はまだ倍率高いんですよ、十何倍とかあります。ということは、志願者いっぱいいるんですよ。だから、合格してもらえれば、その子たち、全校配置にすぐ結び付きますし、複数配置に結び付きます。是非、その部分もよろしくお願いします。  教職員の免許取得について伺います。  先日の附帯決議の十番の中に、「質の高い教員の確保に向けて幅広く人材を活用するために、多様な知識又は経

  46. ○国務大臣(松本洋平君) 委員御指摘のとおり、令和七年度時点で唯一、中学校及び…

    ○国務大臣(松本洋平君) 委員御指摘のとおり、令和七年度時点で唯一、中学校及び高等学校理科の通信制の教職課程を提供していた大学が令和八年度以降の課程の認定を取り下げた旨の報告を受けているところであります。なお、こうした教職課程の開設や取下げについては、あくまでも各大学において経営判断を含めた判断をしていただくものと承知をしております。  通信制以外の課程を通じた中学校及び高等学校理科免許状の取得

  47. ○古賀千景君 せっかくやる気もあり経験もある、しかし生活のためにそれを諦めなけ…

    ○古賀千景君 せっかくやる気もあり経験もある、しかし生活のためにそれを諦めなければならなくなるような、そこを救ってこそが国の、文科省の役目だと私は思いますので、是非そこの道を開いていただきたいということをお願い申し上げます。  それと、次、担任手当について伺います。  担任の概念を教えてください。担任。

  48. ○国務大臣(松本洋平君) 給特法改正を踏まえました政省令改正における通知におき…

    ○国務大臣(松本洋平君) 給特法改正を踏まえました政省令改正における通知におきまして、基礎的な学習集団の単位である学級における生活指導や教科指導を担当する業務を担当している教師のことを学級担任というふうにさせていただいております。

  49. ○古賀千景君 生活指導という言葉がありましたが、それには、例えば今、さっきもお…

    ○古賀千景君 生活指導という言葉がありましたが、それには、例えば今、さっきもお話ありました、養護教員とかは、いろいろ心の悩みを聞いたりとかしているというところでは担任の概念にちょっと当てはまるんじゃないですか。いかがですか。

  50. ○古賀千景君 学級担任にならなければ出ないということですか

    ○古賀千景君 学級担任にならなければ出ないということですか。

  51. ○古賀千景君 文科省はチーム学校を推奨しているんですよね

    ○古賀千景君 文科省はチーム学校を推奨しているんですよね。子供たちは、学校全体でチームとしてやっていくというところは推奨していますよね。確認です。

  52. ○古賀千景君 その状況、チーム学校でやっていこうとするときに担任にだけ手当が付…

    ○古賀千景君 その状況、チーム学校でやっていこうとするときに担任にだけ手当が付く、これおかしくないですか。いかがですか。

  53. ○古賀千景君 御存じだと思いますが、中学校とかでは、進路指導とか大変だから担任…

    ○古賀千景君 御存じだと思いますが、中学校とかでは、進路指導とか大変だから担任外すんですよね。とか、授業数が多い人は、ちょっとこの人授業で大変だから担任外そうかという形で、やっぱり学校、中学校やっていますが、その人たちには出ない。これ、おかしくないですか。どうですか。

  54. ○国務大臣(松本洋平君) 学校における校務分掌につきましては、各教職員ごとの業…

    ○国務大臣(松本洋平君) 学校における校務分掌につきましては、各教職員ごとの業務の状況や学校全体の状況などの様々な要素を勘案をして、各学校において御判断をいただいているものと承知をしております。  なお、学級担任に対する手当は、学級は児童生徒にとって学習や学校生活の基盤であること、学級担任の職務は、日々の学習指導に加え、学級に関する様々な業務や保護者への連絡、相談対応などに取り組んでいること、令

  55. ○古賀千景君 先日の義務標準法の附帯六、賛同いただきました

    ○古賀千景君 先日の義務標準法の附帯六、賛同いただきました。「特定の教員が一人で学級経営を担う体制を見直し、いわゆる「チーム担任制」の導入を含め、複数の教職員が協働して学級・学年を支援することができるよう指導・運営体制の充実を図ること。」という文面があります。合っていますか。整合性ありますか。ちょっと私はないと思うんですが、いかがでしょうか。

  56. ○国務大臣(松本洋平君) 今申し上げたように、それぞれの校務分掌の中で、それぞ…

    ○国務大臣(松本洋平君) 今申し上げたように、それぞれの校務分掌の中で、それぞれの担任の先生を始めとするそれぞれの先生方に対しまして、そうした手当というものを支給をする仕組みとさせていただいているところであります。  これが一概にチーム学校と整合性を欠いているのではないかという指摘に関しましては、私どもとしてなかなかそれにお答えをするすべを今持ち合わせていないところではありますけれども、ただ、附

  57. ○古賀千景君 複数担任制で二人で担任をしていたら千五百円、千五百円ですよね

    ○古賀千景君 複数担任制で二人で担任をしていたら千五百円、千五百円ですよね。そして、今四月から、女性が働きやすくなるためにということで、七月までに産育休に入られる方がいらっしゃるところは四月から複数でと国は言ってくださっていますよね。その人たちも千五百円、千五百円ですよね。何かこれ、そういう人たちにプラスアルファで何かお配り、ちょっとチーム担任で頑張ってやっているからとか、そういうプラスアルファは

  58. ○国務大臣(松本洋平君) 御指摘のように、いわゆる複数担任制として、一つの学級…

    ○国務大臣(松本洋平君) 御指摘のように、いわゆる複数担任制として、一つの学級の担任業務を複数の教員で分担をしたり、また副担任を配置している学校がある、そういう実情があるということは承知をしているところであります。  先ほど局長から答弁を申し上げましたけれども、この義務教育費国庫負担金の算定については、学級担任への手当の加算は学級数に応じて配分することとされているところであります。そういう意味で

  59. ○古賀千景君 では、数で、三千円掛け何クラス、何クラスですよね、クラス

    ○古賀千景君 では、数で、三千円掛け何クラス、何クラスですよね、クラス。じゃ、それを、学校の校長裁量とかで、うちは十五クラスだけど二十人教職員いるから二十で割ろうとか、そういうことは可能なんですか。

  60. ○古賀千景君 ありがとうございます

    ○古賀千景君 ありがとうございます。私の希望としては、全員に三千円、お金が掛かって無理でしょうけど、私はそう思っています。  それと、最後に一つだけ。これは法改正が必要ですのでなかなか難しいことですが、六十歳の定年延長、これの七割給与、これをやめれば絶対教職員は増えます。みんなそれで辞めているんだから。月十万ぐらい減っている。これをやめていくということを要望して、私の質問を終わります。

  61. ○水野孝一君 国民民主党・新緑風会の水野孝一です

    ○水野孝一君 国民民主党・新緑風会の水野孝一です。本日もどうぞよろしくお願いいたします。  私からは、高等学校教育改革についてお伺いをいたします。  人づくりこそ国づくりであります。もし日本が百人の村だったとしたら、今この村を実際に支えている言わば現役世代はおよそ四十人であります。そして、これからこの村を支えていく次の担い手、今学んでいる世代、およそ二十人しかいません。更に申し上げれば、その二

  62. ○国務大臣(松本洋平君) 公立高校の配置の在り方につきましては、その域内の事情…

    ○国務大臣(松本洋平君) 公立高校の配置の在り方につきましては、その域内の事情などをしっかりと把握できます都道府県が、その責任において地域住民の御意見を伺いながら判断をいただくということが大切になってまいります。  他方で、今委員から御指摘をいただきましたように、公立高校は多様な背景を有する生徒の様々な学習ニーズに応えるセーフティーネットの役割も果たすとともに、地域が求める人材育成などの観点から

  63. ○水野孝一君 大臣、ありがとうございます

    ○水野孝一君 大臣、ありがとうございます。  この一校は、単なる教育機関ではなくて、極めて重要な役割を担う、まさに地域のインフラであるということを大臣と共有できたというふうに思います。そして、この問題は、学校の存廃にとどまらず、地域における教育機会の確保そのものであるというふうにも思います。この前提で、具体的な中身の改革や制度設計について伺ってまいりたいというふうに思います。  普通科改革につ

  64. ○国務大臣(松本洋平君) 高校教育改革のグランドデザインにおきましては、普通科…

    ○国務大臣(松本洋平君) 高校教育改革のグランドデザインにおきましては、普通科改革の方向性といたしまして、複眼的に物事を捉えながら課題解決をしていく資質、能力を養うため、探求、文理横断、実践的な学びを重視することなどを示しているところであります。  その上で、普通科の在り方の転換、魅力の強化といたしまして、一〇〇%の普通科高校において文理横断的な学びに取り組む、将来的には文系、理系の区分がなくな

  65. ○水野孝一君 ありがとうございます

    ○水野孝一君 ありがとうございます。  ここまで明確な目標が掲げられている以上、問われているのは実行力であるというふうにも思います。大臣の力強いリーダーシップにも期待をしているところであります。  理念は共有されている一方で、社会の人材需要とのミスマッチ、これをどのように是正できるのかというところが問われているようにも思います。どのようなスピード感でどこまで現場を変えられるのか、その具体化が不

  66. ○国務大臣(松本洋平君) 高等専門学校は、高度な技術者を養成する高等教育機関と…

    ○国務大臣(松本洋平君) 高等専門学校は、高度な技術者を養成する高等教育機関として、例えば企業からの教材作成の支援や専門家講師の派遣受入れ、企業との共同研究やインターンシップの実施といった地域の産業界と連携した教育を進めるなど、地域課題や社会課題解決に貢献する即戦力を育成していただいております。専門高校の機能強化、高度化のためには、高等専門学校で取り組まれておりますこのような産業界などと連携をした

  67. ○水野孝一君 大臣、ありがとうございます

    ○水野孝一君 大臣、ありがとうございます。  義務教育以降の十五歳からの学びという点で、その高校教育と高専教育、二つに分かれているようにも思いますけれども、是非、十五歳からの学びということで一緒に捉えていただきながら、そのような視点でこの知見を生かしていただきたいというふうに思います。  続きまして、専門科の多様化についてお伺いします。  現在の専門高校は、工業、商業、農業などの分野が中心と

  68. ○国務大臣(松本洋平君) 専門高校は、我々にとりましても大変重要なそういう役割…

    ○国務大臣(松本洋平君) 専門高校は、我々にとりましても大変重要なそういう役割を担っていただいている、とりわけ、こうして人口減少であったり様々な社会の構造が変化をする中におきまして、やはり地域産業の担い手、また地域の担い手として、こうした専門高校を始めとしたそうした教育を充実をさせることによって、そうした社会の担い手をいかに確保していくのかということはこれからの極めて重要な課題である、そのように考

  69. ○水野孝一君 ありがとうございます

    ○水野孝一君 ありがとうございます。  教育と産業の接続、地域に人材を残す政策そのものだというふうにも思いますので、是非とも御検討よろしくお願いいたします。  続きまして、地域における特色ある学びについてお伺いいたします。  国は、地域高二留学を推進しています。これは、高校二年生の一定期間、他の地域の高校で学ぶ機会を提供することで、多様な学びの機会の確保、地域間の教育資源の共有、そして生徒の

  70. ○国務大臣(松本洋平君) 高校生が多様な学習ニーズに応じた教育を受けるに当たっ…

    ○国務大臣(松本洋平君) 高校生が多様な学習ニーズに応じた教育を受けるに当たっては、学校間連携を通じて高校生が自分の育った地域から離れた地方の公立高校へ留学することも一つの学びの形であると考えております。  今般の高校就学支援金法の附帯決議におきましても、通学や寮、地方の高校への留学などに関する環境整備などについて御指摘をいただいているところであります。  高校教育改革促進基金や今回創設される

  71. ○水野孝一君 大臣、ありがとうございます

    ○水野孝一君 大臣、ありがとうございます。  そういった様々な制度があるわけですけれども、地域における特色ある学びの充実のために様々な制度を時に壁を乗り越えて戦略的に結び付けていくということも是非とも御検討いただきたいというふうに思います。  続きまして、総務省の高等学校教育改革等推進事業債についてお伺いいたします。  これは、地方負担に対して、地方債を発行できるようにし、元利償還金の一部を

  72. ○水野孝一君 ありがとうございます

    ○水野孝一君 ありがとうございます。  今回の事業債は単なる支援策ではなく、自治体の方向、政策を方向付ける極めて力強いメッセージであるというふうにも思いますので、是非ともそのメッセージを大臣の方からもまたお願いしたいというふうに思います。  続いて、その事業債に対する懸念点についてお伺いをいたします。  今回の制度は非常に魅力的な財政措置と言われておりますけれども、一方で、施設整備や設備更新

  73. ○国務大臣(松本洋平君) 全く思いを一緒にしております

    ○国務大臣(松本洋平君) 全く思いを一緒にしております。  文部科学省が先般公表した高校教育改革のグランドデザインにおいても言及をしておりますけれども、高校生たちがそれぞれの将来を見据えながらより一層充実した高校生活を送るためには、産業構造の変化やデジタル技術の発展、そして少子化の深刻化といった社会の変化が極めて大きくなっている中にありまして、生徒一人一人がその個性や可能性を最大限伸ばしていくこ

  74. ○水野孝一君 大臣、ありがとうございます

    ○水野孝一君 大臣、ありがとうございます。  まさにここがこの制度の成否を分けるポイントであるように思います。制度が投資になるのか単なる支出で終わるのかはこの評価と運用に懸かっているというふうに思いますので、大臣の力強いリーダーシップに是非とも期待をさせていただきたいと思います。  ここまで、個別の制度や施策について伺ってまいりましたが、重要なのは、それらがどのような全体像に向かっているのかと

  75. ○国務大臣(松本洋平君) 高校教育改革のグランドデザインにおきましては、社会状…

    ○国務大臣(松本洋平君) 高校教育改革のグランドデザインにおきましては、社会状況の大きな変化が見込まれる二〇四〇年を見据えまして、高校改革の視点を踏まえました上で、高校改革の方向性について、専門高校の機能強化、高度化、普通科改革、地理的アクセス、多様な学びの確保の三つを示したところであります。  その上で、二〇四〇年までに達成を目指す目標といたしまして、先ほど述べた普通科改革に関するもののほか、

  76. ○水野孝一君 ありがとうございます

    ○水野孝一君 ありがとうございます。  制度、予算で終わらせず、未来を担う人材を育む改革としていただくことをお願いをして、質問を終わります。  ありがとうございました。

  77. ○委員長(熊谷裕人君) 午後一時に再開することとし、休憩いたします

    ○委員長(熊谷裕人君) 午後一時に再開することとし、休憩いたします。    午前十一時五十七分休憩      ─────・─────    午後一時開会

  78. ○委員長(熊谷裕人君) ただいまから文教科学委員会を再開いたします

    ○委員長(熊谷裕人君) ただいまから文教科学委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、令和八年度総予算の委嘱審査を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。

  79. ○谷合正明君 公明党の谷合正明です

    ○谷合正明君 公明党の谷合正明です。  本日は、教育の未来、特に大学の教育の在り方について伺っていきたいと思います。  我が国の教育基盤を振り返りますと、世界に誇るべき強みがあると私は思います。例えば、直近のPISAにおいても、日本の子供たちは読解力、数学的リテラシー、科学的リテラシーの各分野で世界トップレベルを維持しています。また、高い識字率は我が国の近代化と経済発展を支えてきた知的インフラ

  80. ○国務大臣(松本洋平君) 我が国の初等中等教育でありますけれども、今御紹介をい…

    ○国務大臣(松本洋平君) 我が国の初等中等教育でありますけれども、今御紹介をいただきましたように、国際的な学力調査でも世界トップレベルの水準を維持していることに加えまして、児童生徒の状況を総合的に把握して教師が指導を行うことで子供たちの知徳体を一体的に育んでいるとして、これまでも諸外国から高い評価を受けてきた、そのように認識をしているところであります。  今年の一月、私もエジプトに訪問をしてまい

  81. ○谷合正明君 守るべきものは守って、変えていくべきものは変えていくという大臣の…

    ○谷合正明君 守るべきものは守って、変えていくべきものは変えていくという大臣の御発言、午前中の質疑でもそうした御発言がございました。  例えば課題としては、真の生涯学習社会を築いていく、そういう必要性に迫られているというのも事実だと思っております。  私たち公明党は、昨年来、選択肢と可能性を広げる包摂社会の実現、このことを中道改革政治の柱の一つに据えて、具体的な施策として、社会人や高齢者を含む

  82. ○国務大臣(松本洋平君) 今委員から御指摘をいただきましたように、家庭の背景の…

    ○国務大臣(松本洋平君) 今委員から御指摘をいただきましたように、家庭の背景の違いなどによって高等教育機会への進学率が異なるという現状があります。教育の機会均等に当たりましては、格差の固定化を防ぐ観点からも、意欲のある者が進学を諦めない社会の実現を目指すことが必要であります。  私も全く同じような問題意識を持っておりまして、昨年の三千億円の基金のメニューの一つの中にいわゆる地域と連携をした学校外

  83. ○谷合正明君 単線型の教育システムじゃなくて、生涯にわたって学び続けられる拠点…

    ○谷合正明君 単線型の教育システムじゃなくて、生涯にわたって学び続けられる拠点の場にしたいという話でございました。  そこで、政府参考人に伺いたいと思います。  リカレント教育、このリカレント教育の定義とは何か、政策として着手した時期はいつなのか、及びこれまでの大きな歩みは何なのか。二点目は、施策の進捗度や必要性を測る指標、国際的な比較が分かるような指標は何か。最後に三点目に、リカレント教育推

  84. ○谷合正明君 今参考人から人材投資の低さ、これは我が国は、OJT除くと、GDP…

    ○谷合正明君 今参考人から人材投資の低さ、これは我が国は、OJT除くと、GDP比でいうと〇・一%だと。米国では二・〇かな、欧州は一%台ですから、十倍以上の差が開いているし、自己啓発を行っていないと答えた人の割合も我が国は約五割で、他国では啓発を行っていないと答える割合大体二割前後だというふうに承知をしております。  そうした中で、例えば二十五歳以上の大学進学率、入学率という話もありましたけれども

  85. ○国務大臣(松本洋平君) 大学院の社会人入学者数や割合、これは四十年前と比較す…

    ○国務大臣(松本洋平君) 大学院の社会人入学者数や割合、これは四十年前と比較すると大きく増加をしているなど、社会人の学びは拡大してきている一方で、今ほど政府参考人が答弁をさせていただいたとおり、海外と比較した場合、学士課程における二十五歳以上の入学者の割合が低いなど、リカレント教育が十分に進んでいない、これも確かであります。  この背景でありますけれども、一般的に、従前我が国におきましては、終身

  86. ○谷合正明君 リカレント教育を補助的な施策ではなくて国家戦略の中核に位置付けて…

    ○谷合正明君 リカレント教育を補助的な施策ではなくて国家戦略の中核に位置付けていく、そのような取組が必要だと思います。  原因について大臣からも総括がございましたけれども、複合的な要因だということであります。  まず、二十世紀の教育が重視した、知識を覚えて決まった正解を早く導き出す力、これというのはもう今やAIが最も得意とする領域となっております。これからはAIが不得意とする分野、すなわち正解

  87. ○谷合正明君 入学する学生に瑕疵はないと思っていますから、しっかり学生に寄り添…

    ○谷合正明君 入学する学生に瑕疵はないと思っていますから、しっかり学生に寄り添った対応をしていただきたいというふうに思います。  改めて政府参考人に伺いますが、先ほどの中教審の答申、知の総和では、リカレント教育は具体的にどこにどう位置付けられているんでしょうか。

  88. ○谷合正明君 政府参考人の方から、多様な学生であるとか、様々な項目の中にリカレ…

    ○谷合正明君 政府参考人の方から、多様な学生であるとか、様々な項目の中にリカレント教育が説明されているというお話でございました。  確かに、答申の全文を読んでいけば、確かにリカレント教育に言及がなされているわけです。しかし、リカレント教育という、そういう項目立てがあるわけじゃないんですよ。個別政策の中で読み込むと位置付ける程度では、先ほどから申し上げている五十年間の停滞を打破することなど私は到底

  89. ○国務大臣(松本洋平君) 全くおっしゃるとおりだと思います

    ○国務大臣(松本洋平君) 全くおっしゃるとおりだと思います。  大学は、従来から生涯学習を担う機関としての役割、これが期待されているところでありますが、実際には、我が国においては、十八歳で入学してくる学生を中心とした教育機関である、そのように一般的に認識をされてきた側面もこれまたあると思います。  こうした状況も踏まえまして、令和七年の中央教育審議会答申におきまして、多様な価値観が集まるキャン

  90. ○谷合正明君 大臣と認識は一致していると思います

    ○谷合正明君 大臣と認識は一致していると思います。  知の総和でも、質の高度化、規模とかアクセス確保とかそれぞれ大きな項目立てあるんですけれども、私は、リカレント教育というものは横串に刺していくような、そういうことをしていかない限り難しいと思っています。これまでの延長線上ではない抜本的な改革ということであります。  例えば北欧諸国のように、何年掛けて卒業するかを社会人の実情に合わせて柔軟に選択

  91. ○国務大臣(松本洋平君) 大学におきましてリカレント教育の充実、拡大を図ってい…

    ○国務大臣(松本洋平君) 大学におきましてリカレント教育の充実、拡大を図っていくためにも、社会人等の多様な学習ニーズに応じました教育環境の整備、これが重要であります。  文部科学省におきましては、これまでも社会人学生などが柔軟に履修期間や内容を選択できるように、長期履修制度や最短一年の修士課程など、正規課程の早期修了プログラムの促進に加えまして、大学院を含め短期的な履修証明プログラムに対する単位

  92. ○谷合正明君 私が申し上げた取組例も、あくまでも、それだけでいいとかいうわけじ…

    ○谷合正明君 私が申し上げた取組例も、あくまでも、それだけでいいとかいうわけじゃなくて、多分いろんなことを同時並行で進めなきゃいけないと思っております。かつ、既にもうやっているよという政策もあるかもしれませんが、それが普及していないのは、やっぱりこれまでの複合的な慣習であるとか要因であるとか、あるいは制度、予算の在り方にも根本的な課題があるのかもしれません、あるんだと思います。ですから、それをしっ

  93. ○国務大臣(松本洋平君) ありがとうございます

    ○国務大臣(松本洋平君) ありがとうございます。  リスキリングも含むリカレント教育を真に社会に定着をさせる、そのためには、おっしゃるとおりで、文部科学省のみならず、労働政策を所管をいたします厚生労働省や産業政策を所管をいたします経済産業省を始めとする関係省庁が緊密に連携をいたしまして、教育と労働市場、産業構造を一体的に捉え、施策を推進することが不可欠である、そのように考えているところであります

  94. ○谷合正明君 冒頭の質問で、私は日本の教育の強みをどう変化の激しい時代へ引き継…

    ○谷合正明君 冒頭の質問で、私は日本の教育の強みをどう変化の激しい時代へ引き継げるのかと大臣に問いましたけれども、私はこの改革をした先に、改革をする先にこそ、日本の教育の強みというものを次の時代に引き継げる、引き継ぐことができると確信しておりますので、是非、機会があれば、もう一度またこのテーマについて質問させていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上で終わります。

  95. ○金子道仁君 日本維新の会、金子道仁です

    ○金子道仁君 日本維新の会、金子道仁です。本日もよろしくお願いいたします。  本日は、予算委員会の委嘱という形になっておりますので、来年度というか今年度というかの予算の中で、文科行政の非常に大きな変更の一点であるいわゆる給食の無償化に関して御質問させていただきたいと思います。  今回、小学校の給食の無償化がこの予算の中に盛り込まれておりますけれども、法案の改正、学校給食法の改正は行われない形で

  96. ○金子道仁君 今後検討ということですけど、しっかりと検討した結果が様々な懸念を…

    ○金子道仁君 今後検討ということですけど、しっかりと検討した結果が様々な懸念を払拭するような、そして、これから質問の中核に入りますが、給食の質の向上につながるような今回の公費負担になる、その辺りをしっかりと証明できるような検証を是非お願い申し上げます。  大事なことは、このいわゆる給食無償化を実現することではなく、その先に学校給食の質の向上を実現していくことであるというふうに考えます。今後の運用

  97. ○金子道仁君 御説明ありがとうございます

    ○金子道仁君 御説明ありがとうございます。  資料の四のところを今御説明いただきました。令和二年度のときに学校給食で有機食品を利用している市区町村数が百二十三であると。令和六年度が三百二十八ということで、かなり、三倍とは行かない、二・何倍でしょうか、増えているのは事実です。他方で、母数として千七百ある自治体の中で考えれば、ようやく二割に達したというところだとも思います。  もちろん、その全ての

  98. ○金子道仁君 地域ごとの実情は当然です

    ○金子道仁君 地域ごとの実情は当然です。ただ、最初に説明させていただいたとおり、今回の給食無償化が便乗値上げにつながっては元も子もないと。流通コストの中で消えてしまって、食材、子供たちの給食の質の向上につながらないというのは最も愚策になるわけですから、その辺りは、どこまで細かく設定するかは別として、しっかりと子供たちの食材にこのお金が届くような、そういうKPIの設定は是非引き続き検討をお願いいたし

  99. ○金子道仁君 ありがとうございます

    ○金子道仁君 ありがとうございます。  鶏が先か卵が先かで、しっかりとした需要、その消費をする場所がないから生産拠点が増えないということもありますので、ここは思い切って設定をしていただきたいと思うのと、オーガニックビレッジの推進の数を出すというのは本当に必要なことだと思いますので、是非しっかりと目標設定、そして達成を目指していただければと思います。  二点目、もう時間がなくなってきましたので、

  100. ○金子道仁君 よろしくお願いします

    ○金子道仁君 よろしくお願いします。  学校現場でこの食材ロスを教える先生方が、実際自分がやっていることも食材ロスを削減しているような行為をしているんだと子供たちにちゃんと胸を張ってできるように、見本を示せるように、良い基準を策定していただければと思います。  三点目、非喫食者、アレルギーや不登校等で給食を食べられない子供たちに対しての質問を最後させていただきたいと思います。  いわゆる給食

  101. ○国務大臣(松本洋平君) 非喫食者への支援の取扱いについてでありますが、今御案…

    ○国務大臣(松本洋平君) 非喫食者への支援の取扱いについてでありますが、今御案内をいただいたとおり、その状況も多岐にわたります。現在でも自治体ごとに対応が様々であることから、三党合意を踏まえて、学校設置者の判断に委ねることとしております。  なお、今回の給食費負担軽減交付金を用いまして非喫食者に対する給食費相当額の金銭給付を行う場合などについては、事業の対象者として想定される非喫食者の例などを自

  102. ○金子道仁君 是非よろしくお願いします

    ○金子道仁君 是非よろしくお願いします。  報道で様々取組が出て、その報道が出た自治体、この間も鳥取で出ましたけれども、そこに個別に自治体が問合せをして、問合せされる方も困りますし、する方も個別に大変ですので、是非文科省として一括の対応をお願いしたいと思います。  今回、給食無償化、いわゆる給食の無償化について質疑をさせていただきましたが、やはり無償化がゴールではなく、その先にある子供たちに対

  103. ○後藤翔太君 参政党の後藤翔太でございます

    ○後藤翔太君 参政党の後藤翔太でございます。よろしくお願いいたします。  本日は、予算案のポイントにある外国人に対する日本語教育の充実という取組を起点に質疑を進めさせていただけたらというふうに考えております。私は、この政策を単なる教育政策の一つではなく、今後の日本社会の在り方、すなわちどのように共同体を形成していくのかというテーマと密接に関わる重要なものだと認識しております。  まず初めに、大

  104. ○国務大臣(松本洋平君) 我が国の在留外国人数が増加をする中、外国人の受入れ環…

    ○国務大臣(松本洋平君) 我が国の在留外国人数が増加をする中、外国人の受入れ環境を整備し、秩序ある共生社会を実現をする上で、日本語教育の環境整備を図ることが極めて重要である、そのように考えているところであります。  文部科学省といたしまして、令和八年度予算案におきましても施策を盛り込ませていただいているところでありますが、こうした施策を通じまして、外国人などが日本語を適切に学ぶ機会を確保するなど

  105. ○後藤翔太君 ありがとうございます

    ○後藤翔太君 ありがとうございます。  このような、言語は単に一つの手段にとどまるものではなくて、日本人の感性を理解してもらう上でも非常に重要であるというふうに考えます。  さて、我々参政党は、昨年の参議院選挙において、日本人ファーストというキャッチコピーとし、多くの支持をいただきました。また、その一方で、否定的な評価も受け、賛否の意見はそれぞれかみ合わなかったと認識しています。別の陣営を応援

  106. ○国務大臣(松本洋平君) 我が国で生活、滞在する外国の方、日本社会及び地域コミ…

    ○国務大臣(松本洋平君) 我が国で生活、滞在する外国の方、日本社会及び地域コミュニティーの一員として責任ある行動を取るためには、日本語を始め、日本のルールや制度などを理解してもらうこと、これが重要であると認識をしております。  本年一月に関係閣僚会議におきまして決定をいたしました外国人の受入れ・秩序ある共生のための総合対応策におきましては、そうした内容を適切に学習できるようにするため、新たに我が

  107. ○後藤翔太君 ありがとうございます

    ○後藤翔太君 ありがとうございます。  今、先ほど私は日本語を入場券と表現しましたが、これはネーションが拡張可能であるということを意味しているというふうに思います。ただ、ネーションは拡張可能ですが、無限ではなく、会ったことがなくても同じ仲間と思える範囲にとどまると指摘されています。  今、日本というネーションにある戸惑い、つまり、外国人問題は、これまで自分たちのネーションを構成してきたものとは

  108. ○後藤翔太君 ありがとうございます

    ○後藤翔太君 ありがとうございます。  文献でも非常にデータが少ないということが指摘されているので、そのような回答だろうというふうに考えておりました。  もう一段、この歴史を掘り下げて考えてみたいと思います。  ここで行われた教育は、公民化政策や同化政策として、戦後は情緒的な批判をもって総括されています。しかし、このことが歴史的な評価や振り返りを限定的なものとし、真に得られる教訓が見落とされ

  109. ○国務大臣(松本洋平君) 日本で生活、滞在する外国人の方々には、日本語や我が国…

    ○国務大臣(松本洋平君) 日本で生活、滞在する外国人の方々には、日本語や我が国のルール、制度などを学び、我が国社会及び居住する地域コミュニティーの一員といたしまして責任ある行動を取ることが求められます。このような視点から、文部科学省では外国人の児童生徒から大人までを対象といたしました日本語教育の充実に取り組んでいるところであります。  なお、教育に関する考え方や教育行政の在り方は戦後の改革を経て

  110. ○後藤翔太君 ありがとうございました

    ○後藤翔太君 ありがとうございました。お考えをいただけました。  ただ、このようなことをいろいろと考えますと、日本というネーションを特徴付ける要素は、血縁や情緒ではなく言語と規範をしっかりと共有するということに求めるべきではないかというふうに考えます。規範という意味では重要なのは、パブリックとプライベートを分けるということです。特定の宗教、特徴的な例ではイスラム教が挙げられますが、プライベートな

  111. ○後藤翔太君 ありがとうございます

    ○後藤翔太君 ありがとうございます。  ただいまこちらからお伝えしたことは日本側から外国人に対する、そういった日本語教育の方向性をお伺いいたしました。  ただ一方で、今度は、今、外国人に対する教育のお話をさせていただきましたが、今度は日本人に対してという観点でございます。先ほど申し上げたとおり、外国人に対しては日本人のルール、考え方を理解していただくことが重要ですが、一方、日本人は、内面化して

  112. ○後藤翔太君 ありがとうございます

    ○後藤翔太君 ありがとうございます。  私もそうでしたけれども、外国に行ったときに、日本がどんな国なのか、どういった考え方を持っているのか、そういったことをしっかりと明確に伝えられる日本人が育っていくということは非常に重要かなというふうに考えております。  最後に、大臣に伺いたいと思います。  今回、予算案にある外国人への日本語教育の充実という施策は、日本が開かれたネーションを意識し、外国人

  113. ○国務大臣(松本洋平君) 我が国に在留する外国人との秩序ある共生社会を実現をす…

    ○国務大臣(松本洋平君) 我が国に在留する外国人との秩序ある共生社会を実現をするために、在留外国人に対する日本語教育の充実を図ること、これは極めて重要な事柄であると考えております。  日本語教育の充実につきましては、昨年九月に日本語教育の推進に関する施策を総合的かつ効果的に推進するための基本的な方針を閣議決定をするとともに、今年一月に、外国人の受入れ・秩序ある共生のための総合的対応策を関係閣僚会

  114. ○後藤翔太君 ありがとうございました

    ○後藤翔太君 ありがとうございました。  本日の議論を通じて、日本語教育は、単なる言語習得の支援ではなく、日本社会を形作る極めて重要な政策であるというふうに認識しております。  日本というネーションは閉じたものではなく、言語と規範を有することで参加し得る開かれた共同体であるというふうに考えます。そのような観点から本施策が推進されていくことを強く期待し、私の質疑を以上とさせていただきたいと思いま

  115. ○吉良よし子君 日本共産党の吉良よし子です

    ○吉良よし子君 日本共産党の吉良よし子です。  本日は、まず国立劇場について伺っていきたいと思います。  国立劇場は、建物、設備の老朽化と時代に合った施設への整備を理由に改修することが決められて、二〇二三年に閉場をしている状況です。  先日の大臣所信では、二〇三三年度の再開を目指し、国の責任で早急に進めますと述べられたところであります。  一刻も早い再開場、そして各劇団などによる国立劇場で

  116. ○吉良よし子君 要するに、公演に関わる運営の主体というのはこれまでと同じように…

    ○吉良よし子君 要するに、公演に関わる運営の主体というのはこれまでと同じように芸文振が担うということで、であれば、過度に使用料を引き上げて使用者が使いにくくなるようなことがないようにということを強く求めておきたいと思うわけです。  問題は、この再開場までの期間がやっぱり長過ぎるということなんですね。当初、閉場した当初は二〇二九年には再開場できるよという予定だったわけですが、ホテル併設を必須とする

  117. ○吉良よし子君 最長で令和十八年三月、つまり二〇三六年になることもあり得るとい…

    ○吉良よし子君 最長で令和十八年三月、つまり二〇三六年になることもあり得るということで、ただでさえもう三三年開場でももう十年越しで待っていると。その間に劇団の周年行事をやる機会もあるのに、それが国立劇場でできないという残念な声も聞いている下で、やはり本当にできる限り早くというのは強く求めておきたいんですけれども。  この国立劇場を使っていた劇団の皆さんから私直接話も聞いてまいりました。この国立劇

  118. ○国務大臣(松本洋平君) 国立劇場が伝統芸能の継承、発展を担ってきた役割を引き…

    ○国務大臣(松本洋平君) 国立劇場が伝統芸能の継承、発展を担ってきた役割を引き続き果たしていくため、閉場中においても伝統芸能に関わる方々の活動が継続できるように十分配慮していくことが重要である、そのように考えております。私も、こうした団体の皆様方お越しをいただいて、直接そうした御要望というものもいただいたところでもあります。  日本芸術文化振興会が主催をいたします公演につきましては、公演施設を有

  119. ○吉良よし子君 既にお話も聞いていただいたり窓口もつくっていただいたりと動いて…

    ○吉良よし子君 既にお話も聞いていただいたり窓口もつくっていただいたりと動いていただいているのは大事なんですけれども、本当に多種多様な皆さんが関わっていますし、是非とも丁寧に、話を受けて必要な支援があればちゃんと講じていただくと。何よりも早期の再開場に向けて国が責任を果たすようにということを強く求めるものです。  次に、国立美術館、博物館の中期目標についても伺っていきたいと思います。  二月二

  120. ○吉良よし子君 要するに、四割以下に、収入が四割以下になったとしても、社会的に…

    ○吉良よし子君 要するに、四割以下に、収入が四割以下になったとしても、社会的に求められている役割を十分に果たせていないと考えられると判断されなければ直ちに再編の対象にはならないということだったと思うんですけれども。  そこで、確認したいと思うんです。この中期目標に言われている社会的に求められている役割を十分に果たせていないと考えられる館というのは、今現時点でどこかあるということですか。

  121. ○吉良よし子君 社会的に求められている役割、十分に果たせていないと考えられる館…

    ○吉良よし子君 社会的に求められている役割、十分に果たせていないと考えられる館は今現時点でないんですよ、ないんですよね。ないのにもかかわらず、何で四年後にはそういう館が出てくるんだということありきで、再編ありきで目標を掲げるのか、やっぱりおかしいんじゃないかと思うんですね。  例えば九州国立博物館のように、立地などでいえば東京や京都と比べれば不利だと思われるところでも、歴史的な文化財などの修復作

  122. ○国務大臣(松本洋平君) 国立美術館、博物館への国費の投入、これは重要であると…

    ○国務大臣(松本洋平君) 国立美術館、博物館への国費の投入、これは重要であると考えております。  作品等に関してでありますけれども、別にこれ展示をしているだけではなくて、これらの館というのは、収集、保管、先ほど修復のお話もされておりましたけれども、教育普及、調査研究など、様々な役割というものを実際にはこれら美術館、博物館というのが役割を果たしていただいております。これらに係る基盤的経費につきまし

  123. ○吉良よし子君 重要だからちゃんと予算も確保しているというお話だったと思うんで…

    ○吉良よし子君 重要だからちゃんと予算も確保しているというお話だったと思うんですね。ただ、やっぱり本当、現状、この国立博物館や美術館も予算も人手も足りないという現状があるんだということは、やはり確認しておきたいと思うんです。  この国立美術館については、外部評価委員会がその活動を評価する取組というのが行われていて、昨年六月に公表された令和六年度外部評価報告書というのを読みました。これによると、各

  124. ○国務大臣(松本洋平君) やはり、これら美術館や博物館というものが果たしている…

    ○国務大臣(松本洋平君) やはり、これら美術館や博物館というものが果たしているその多面的な役割という話を先ほど私の方から答弁をさせていただいたところであります。  これらの事業の中には、当然採算事業にはふさわしくないような、そうした役割というものがあるわけでもありまして、こうした部分に関しましては運営費交付金などのこうした国費というものも投入をしながらしっかりとその機能を守っていくということも大

  125. ○吉良よし子君 要するに、展示についてはより多くの人に見ていただくために自己資…

    ○吉良よし子君 要するに、展示についてはより多くの人に見ていただくために自己資金を確保しなきゃいけないと、自己収入一〇〇%にして国費は出さないんだという方針だということなんですけれども、その自己収入を確保するために中期目標で言われているのが、入場料の引上げとか二重価格の導入なんですね。それを実施するとまで明記しているわけですけど、そのより多くの人に見ていただこうというときに入場料を引き上げてしまっ

  126. ○国務大臣(松本洋平君) 今回、入場料の引上げや二重価格の導入を中期目標に盛り…

    ○国務大臣(松本洋平君) 今回、入場料の引上げや二重価格の導入を中期目標に盛り込みました。これは、近年の物価高騰によりまして、展示費用が増加するなどの影響があること、また、鑑賞された方に十分に堪能いただける魅力的な展示や、海外から日本に訪れる方への多言語対応など、より良い鑑賞環境を提供する上で必要な対応を行うためということであります。  このような対応と引き続き多くの方に来館していただくことが両

  127. ○吉良よし子君 子供の入館料は無料だというお話ありましたけど、それを連れていく…

    ○吉良よし子君 子供の入館料は無料だというお話ありましたけど、それを連れていく親の側の入館料が上がってしまえば、親が連れていくということもためらうという事態が起きかねない事態だと思うわけで、イギリスの国立美術館や博物館の常設展示については入館料が無料で、それが多くの外国人観光客にとって、イギリスを、英国を訪れる重要な動機付けになっているという研究もあるわけで、逆だと思うんですね。海外の人にも来ても

  128. ○国務大臣(松本洋平君) 国立美術館、博物館に対する令和八年度予算、先ほども御…

    ○国務大臣(松本洋平君) 国立美術館、博物館に対する令和八年度予算、先ほども御説明をしたとおり、これまでよりも充実した措置を盛り込ませていただいております。  今後とも、国立美術館、博物館が我が国の文化芸術の顔として、これまで以上にナショナルセンターとしての存在感を国内外に示すことができるように引き続きしっかりと必要な予算の確保に努めるとともに、機能強化や整備に積極的に取り組んでまいりたい、その

  129. ○吉良よし子君 ある国立美術館の職員の方は、美術館、博物館は必ずしもお金になら…

    ○吉良よし子君 ある国立美術館の職員の方は、美術館、博物館は必ずしもお金にならない文化財の保存や修繕も必要で、利益優先のアミューズメントパークじゃないと、もしこの方針が続いた場合、今後日本の文化意識は著しく下がることは間違いないと懸念を語っておられるわけで、やっぱりこの文化予算をちゃんと確保して、国立を冠する美術館や博物館はちゃんと国費を投入して、展示の部分も含めてしっかり守っていく、次世代に継承

  130. ○委員長(熊谷裕人君) 以上をもちまして、令和八年度一般会計予算、同特別会計予…

    ○委員長(熊谷裕人君) 以上をもちまして、令和八年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、文部科学省所管についての委嘱審査は終了いたしました。  なお、委嘱審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

  131. ○委員長(熊谷裕人君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします

    ○委員長(熊谷裕人君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後二時三十四分散会