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文教科学委員会

2026年3月31日

153件の発言

  1. ○委員長(熊谷裕人君) ただいまから文教科学委員会を開会いたします

    ○委員長(熊谷裕人君) ただいまから文教科学委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日、かまやち敏さん及び片山さつきさんが委員を辞任され、その補欠として上野通子さん及び吉井章さんが選任されました。     ─────────────

  2. ○委員長(熊谷裕人君) 高等学校等就学支援金の支給に関する法律の一部を改正する…

    ○委員長(熊谷裕人君) 高等学校等就学支援金の支給に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案に対する質疑は既に終局しております。  本案の修正について吉良さんから発言を求められておりますので、この際、これを許します。吉良よし子さん。

  3. ○吉良よし子君 私は、日本共産党を代表して、高等学校等就学支援金の支給に関する…

    ○吉良よし子君 私は、日本共産党を代表して、高等学校等就学支援金の支給に関する法律の一部を改正する法律案に対し、修正の動議を提出いたします。  その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございます。  修正案提案の趣旨及びその内容について御説明申し上げます。  本法案により、授業料支援としての就学支援金の支給に係る所得制限が撤廃され、私学への支給額も拡充されます。この間、保護者、教

  4. ○委員長(熊谷裕人君) ただいまの吉良さん提出の修正案は予算を伴うものでありま…

    ○委員長(熊谷裕人君) ただいまの吉良さん提出の修正案は予算を伴うものでありますので、国会法第五十七条の三の規定により、内閣から本修正案に対する意見を聴取いたしたいと思います。松本文部科学大臣。

  5. ○国務大臣(松本洋平君) 高等学校等就学支援金の支給に関する法律の一部を改正す…

    ○国務大臣(松本洋平君) 高等学校等就学支援金の支給に関する法律の一部を改正する法律案に対する修正案につきましては、政府としては反対であります。

  6. ○委員長(熊谷裕人君) これより原案及び修正案について討論に入ります

    ○委員長(熊谷裕人君) これより原案及び修正案について討論に入ります。  御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。

  7. ○後藤翔太君 参政党の後藤翔太でございます

    ○後藤翔太君 参政党の後藤翔太でございます。  私は、会派を代表し、政府提出原案に反対、共産党提出の修正案に反対の立場から討論を行います。  三月二十六日の質疑では、私の事務所で行ったクラスター分析を紹介し、全国一律の政策は、地域市場である高校市場の構造変化をもたらし、都道府県間、そして都道府県内においても格差を拡大する可能性があることを御指摘いたしました。  そして、文部科学省は、東京都と

  8. ○委員長(熊谷裕人君) 他に御意見もないようですから、討論は終局したものと認め…

    ○委員長(熊谷裕人君) 他に御意見もないようですから、討論は終局したものと認めます。  これより高等学校等就学支援金の支給に関する法律の一部を改正する法律案について採決に入ります。  まず、吉良さん提出の修正案の採決を行います。  本修正案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕

  9. ○委員長(熊谷裕人君) 少数と認めます

    ○委員長(熊谷裕人君) 少数と認めます。よって、吉良さん提出の修正案は否決されました。  それでは、次に原案全部の採決を行います。  本案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕

  10. ○委員長(熊谷裕人君) 多数と認めます

    ○委員長(熊谷裕人君) 多数と認めます。よって、本案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  この際、古賀さんから発言を求められておりますので、これを許します。古賀千景さん。

  11. ○古賀千景君 私は、ただいま可決されました高等学校等就学支援金の支給に関する法…

    ○古賀千景君 私は、ただいま可決されました高等学校等就学支援金の支給に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・無所属の会、立憲民主・無所属、国民民主党・新緑風会、公明党及び日本維新の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     高等学校等就学支援金の支給に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府及び関係者は、本法の施

  12. ○委員長(熊谷裕人君) ただいま古賀さんから提出されました附帯決議案を議題とし…

    ○委員長(熊谷裕人君) ただいま古賀さんから提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。  本附帯決議案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕

  13. ○委員長(熊谷裕人君) 多数と認めます

    ○委員長(熊谷裕人君) 多数と認めます。よって、古賀さん提出の附帯決議案は多数をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。  ただいまの決議に対し、松本文部科学大臣から発言を求められておりますので、この際、これを許します。松本文部科学大臣。

  14. ○国務大臣(松本洋平君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意…

    ○国務大臣(松本洋平君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処をしてまいりたいと存じます。

  15. ○委員長(熊谷裕人君) なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御…

    ○委員長(熊谷裕人君) なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

  16. ○委員長(熊谷裕人君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします

    ○委員長(熊谷裕人君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────

  17. ○委員長(熊谷裕人君) 次に、政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいた…

    ○委員長(熊谷裕人君) 次に、政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、財務省主計局次長中山光輝さん外五名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

  18. ○委員長(熊谷裕人君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします

    ○委員長(熊谷裕人君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────

  19. ○委員長(熊谷裕人君) 公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関す…

    ○委員長(熊谷裕人君) 公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案の趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。

  20. ○宮本和宏君 皆様、おはようございます

    ○宮本和宏君 皆様、おはようございます。参議院議員の宮本和宏でございます。  議題となっております法案につきまして質問をさせていただきます。  今回の中学校三十五人学級の実現は、きめ細やかな教育の実現を通して、生徒一人一人の学習状況への配慮はもとより、生徒一人一人の課題や変化等への配慮を可能にするとともに、教職員の負担を軽減する意味でも大変有効な制度改正であると考えております。  私は、本制

  21. ○国務大臣(松本洋平君) 中学校は、学習内容の高度化や教科ごとの担当による授業…

    ○国務大臣(松本洋平君) 中学校は、学習内容の高度化や教科ごとの担当による授業への移行、部活動の実施など、小学校から環境が大きく変化をしてまいります。そのため、個々の生徒へのきめ細かな対応が必要となります。  令和三年度から進めてきた小学校の三十五人学級は、今年度で全学年が完成をいたします。その子供たちが中学校に進学する際、引き続ききめ細かな対応が可能となる体制を構築するため、約四十年ぶりとなる

  22. ○宮本和宏君 ありがとうございます

    ○宮本和宏君 ありがとうございます。  四十年ぶりのこの定数の引下げということで、本当、日本のこれからの教育を本当に充実していく大きな一歩を踏み出すんだと思っております。  本当、明日からの施行でありますが、しっかり施行できるように、施行状況をしっかり見守っていただき、適切な指導また御支援をお願い申し上げたいと思います。  次に、質の高い教育の実施といじめ対策、不登校対策の視点から、現在の制

  23. ○宮本和宏君 ありがとうございます

    ○宮本和宏君 ありがとうございます。  先ほど御答弁いただきました生徒指導始め、加配教員を本当たくさん予算上も確保いただいているということで、安心をしたところであります。しかしながら、子供たちの課題って本当多様化していますし、複雑化しています。状況を見ながら、また必要な加配、あとその正規職員のしっかりとした計画的確保含めて、今後対策をお願い申し上げたいと思います。  次に移らせていただきます。

  24. ○宮本和宏君 ありがとうございます

    ○宮本和宏君 ありがとうございます。  令和八年度予算案におきましても、スクールソーシャルワーカー、また校内教育支援センターの予算、拡充いただいておりまして、きめ細かく対応いただいていることに感謝を申し上げたいと思いますし、何より、このコロナ禍をきっかけに不登校の数が本当に急増していると、これは本当に社会全体で真摯に取り組んでいくべき課題であるというふうに思っております。  そのような中、先ほ

  25. ○宮本和宏君 ありがとうございます

    ○宮本和宏君 ありがとうございます。  インクルーシブ教育に当たって、障害を有する児童生徒も含めて三十五人以下の編制ということ、是非しっかりとした周知をお願いしたいと思いますし、加配等きめ細やかな支援が必要となってまいります。今後とも、状況をしっかり注視しながら充実に取り組んでいただければと思います。  次の質問に移らさせていただきます。  各都道府県によって教員の年齢構成が大きく異なってい

  26. ○大臣政務官(福田かおる君) お答え申し上げます

    ○大臣政務官(福田かおる君) お答え申し上げます。  御指摘のとおり、教員の方々の確保、教師を持続的、計画的に確保していくことは大変重要であると考えております。  文部科学省においては、任命権者である各教育委員会に対し、教員採用計画の策定の際に、少子化の影響や年齢構成などを踏まえ、今後の必要教員数の見通しを精緻に分析した上で、中長期的な視野に立った計画的な教員採用を実施するよう依頼しているとこ

  27. ○宮本和宏君 ありがとうございます

    ○宮本和宏君 ありがとうございます。御答弁いただきましたとおり、是非前向きに進めていただきたいと思います。  時間が参りましたのでこれで終わらせていただきますが、今回の三十五人学級の実現をきっかけに、ますます教育の充実が図られますようにお願い申し上げて、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。

  28. ○斎藤嘉隆君 立憲民主・無所属の斎藤嘉隆です

    ○斎藤嘉隆君 立憲民主・無所属の斎藤嘉隆です。今日はよろしくお願いをいたします。  この義務標準法の改正ですけれども、ちょっとそもそものところをお聞きをしたいというふうに思います。  これ、日切れ扱い法案ということで、今日こういう無理な日程の中で審議がなされているということであります。  それで、お聞きをしたいんですけれど、そもそもこの法案が、成立が年度をまたぐと現場にどのような影響があった

  29. ○国務大臣(松本洋平君) 今般御審議いただいております義務標準法の改正法案であ…

    ○国務大臣(松本洋平君) 今般御審議いただいております義務標準法の改正法案でありますけれども、約四十年ぶりの中学校の学級編制の標準の引下げなどを通じまして、子供たち一人一人のニーズに応じたきめ細かな指導体制の整備と教師の働き方改革の推進を図るものであります。  本法案でありますが、昨年六月に改正されました給特法の附則におきまして、議員修正によりまして、令和八年度から中学校三十五人学級の実現に向け

  30. ○斎藤嘉隆君 じゃ、今日これが成立をしなければ、明日から中学校一年生の三十五人…

    ○斎藤嘉隆君 じゃ、今日これが成立をしなければ、明日から中学校一年生の三十五人学級が編制をされないと、こういう可能性があったのかどうか、それから、過去にそういう事例が、年度を例えばまたいで、同様の事例があったのかどうか、このことをお聞きをします。

  31. ○斎藤嘉隆君 現実的に、じゃ、今日この法案が通らないからといって、明日から予定…

    ○斎藤嘉隆君 現実的に、じゃ、今日この法案が通らないからといって、明日から予定をしていた三十五人を四十人に戻すなんていう、そんな自治体があるとは思えないんですね。  東京の話をされましたけど、それは別に年度内成立ができなかったために東京がそのような措置をとったわけではないですよね、あのとき。あのときは恐らくもう、自民党さん野党で、私たちが出した三十五人学級法案、これに反対をするお立場だったので、

  32. ○委員長(熊谷裕人君) ただいまの件につきましては、後刻理事会において協議いた…

    ○委員長(熊谷裕人君) ただいまの件につきましては、後刻理事会において協議いたします。

  33. ○斎藤嘉隆君 是非お願いをいたします

    ○斎藤嘉隆君 是非お願いをいたします。  四月から中学校一年生で三十五人学級が実施をされる、もうすばらしいことだというふうに思います。ここへ至るまでの、役所も含めた、与党も含めた御尽力に大変感謝をしたいというふうに思っています。  その中で少しお伺いをしたいというふうに思いますけれども、元々、国の標準を下回る自治体独自の学級編制というのは、かつては認められていませんでした。これが、特例的に二〇

  34. ○斎藤嘉隆君 都道府県と政令市を合わせて六十七自治体のうち六十自治体がもう既に…

    ○斎藤嘉隆君 都道府県と政令市を合わせて六十七自治体のうち六十自治体がもう既に中一の少人数学級を独自に実施をされている。そして、今回この法案で国での基準が三十五人に改正をされるということであります。もうやっているんですよ、ほとんど。ほとんどやっているところに後から国の標準が、基準が追い付く、こういう状況ですね。  じゃ、この今お話があった六十自治体というのは、来年度はどうするんですか、四月一日か

  35. ○斎藤嘉隆君 ある程度把握もすべきではないかなというふうには、一つこれは要望と…

    ○斎藤嘉隆君 ある程度把握もすべきではないかなというふうには、一つこれは要望としてお願いをしたいというふうに思います。  私の地元の愛知もそうなんですけど、これ先行的に中一の少人数学級やっているんですが、やっているんですが、一般的に、このように都道府県独自で少人数学級を実施をしているような場合に、そこに必要な定数というのはどうやって自治体は確保をしているケースが多いんでしょうか。

  36. ○斎藤嘉隆君 ちょっとよく分からないですけど

    ○斎藤嘉隆君 ちょっとよく分からないですけど。一般的、全部がそうだとは言っていません、そうだとは言っていませんが、首長さんがよく、うちの自治体は国よりも先んじて三十五人学級を例えば中一まで実施をしていますと胸を張られますけど、中身をよくよくいろいろ聞いて、見聞きをすると、じゃ、そのために必要な定数というのは、今、望月局長が言われたみたいに、加配でもう既に配置をされているものを、ちょっと言い方語弊が

  37. ○斎藤嘉隆君 是非お願いをいたします

    ○斎藤嘉隆君 是非お願いをいたします。  数十年ぶりの法改正でやっと、現場は大変喜んでいます。しかし、蓋を開けてみたら何も変わっていないと、何も変わっていない。いるはずの加配もいないし、えっ、何これということにならないように十分に目くばせを是非していただきたいなというふうに思います。  ちょっとしつこくて恐縮なんですけど、私、前もこの委員会で、この中学校の三十五人学級について持論を申し上げたこ

  38. ○斎藤嘉隆君 事務的なことですとか小学校からの継続で自治体がそのように言われる…

    ○斎藤嘉隆君 事務的なことですとか小学校からの継続で自治体がそのように言われるのは分からないでもないけど、さっき申し上げたように、ほとんどの自治体はもう中一やっているんで、来年、中一拡充しますよと言っても何も変わらない可能性があるんですよ、何も変わらない可能性が。中三だったら中三やるじゃないですか、絶対に。中一はそのまま継続してやるに決まっているから、中一を、まさか中三だからといって四十人に戻すわ

  39. ○国務大臣(松本洋平君) まず冒頭、先ほど斎藤先生の方から大変厳しい御指摘をい…

    ○国務大臣(松本洋平君) まず冒頭、先ほど斎藤先生の方から大変厳しい御指摘をいただきました。真摯にお受け止めをし、そして私自身対応をしてまいりたいと思います。本当に申し訳ございませんでした。  中学校における三十五人学級の推進、令和六年十二月に文部科学大臣、財務大臣の合意に加えまして、昨年六月に修正されました改正給特法の附則において、令和八年からの実施が規定されているということであります。各自治

  40. ○斎藤嘉隆君 ありがとうございます

    ○斎藤嘉隆君 ありがとうございます。  三月五日付けの教師不足に関する実態調査、この中で、教師不足の対応一というのに、日本版サプライティーチャー、こういう制度の言及があるんですね。サプライティーチャーって分かりにくいんですけど、リリーフ、リリーフ投手みたいな感じかなと思うんですね。学校外のブルペンにリリーフ投手を配置をしておいて、確保しておいて、不足が生じた学校に短期間でもそこから配置ができると

  41. ○斎藤嘉隆君 是非、積極的に御対応をお願いしたいと思います

    ○斎藤嘉隆君 是非、積極的に御対応をお願いしたいと思います。  ちょっと視点を変えます。この新たな定数改善計画の中で、複数の共同学校事務室を置く自治体への基礎定数配置、これ予算要望をされていると認識をしています。  でも、複数の共同事務室を置けない小規模自治体もありますし、この事務職員の精神疾患の発症率というのは実は教員より高い、一%を超えている、こういう状況もあるんですね。共同学校事務室、一

  42. ○国務大臣(松本洋平君) 御指摘のとおり、精神疾患による病気休職者の割合、これ…

    ○国務大臣(松本洋平君) 御指摘のとおり、精神疾患による病気休職者の割合、これは教育職員よりも事務職員の方が高くなっております。令和六年度公立学校教職員の人事行政状況調査によりますと一・一二%、教育職員が〇・七七%ということでありますので、そういう意味では事務職員の方が高くなっているということであります。  その原因について一概になかなか申し上げられるものではありませんが、やはりこの事務職員に対

  43. ○斎藤嘉隆君 この事務職員については、採用調整の範囲を超えて臨時的任用職員を配…

    ○斎藤嘉隆君 この事務職員については、採用調整の範囲を超えて臨時的任用職員を配置をしているという、こういう自治体があるんです。働き方改革に伴って、三分類等で事務職員に対する期待とか仕事の内容というのは非常に高まっている、要請が高まっていることを踏まえれば、やっぱり正規職員で配置をすべきだと、これ強く思いますので、見解は求めませんけど、要望として是非お願いをしたいというふうに思います。  もう一個

  44. ○斎藤嘉隆君 先ほど私申し上げたように、実態が一〇%を超えていて、時間外勤務手…

    ○斎藤嘉隆君 先ほど私申し上げたように、実態が一〇%を超えていて、時間外勤務手当の支給というのが例えば仮に上限六%だとすると、これ、数字だけ見ると時間外勤務手当不支給という実態があるのではないですか。

  45. ○斎藤嘉隆君 実態として本当にそのようになっているのかどうか

    ○斎藤嘉隆君 実態として本当にそのようになっているのかどうか。私は必ずしもそうではないんではないかと、不支給の実態というのは様々あるのではないかというふうに認識をせざるを得ないので、私、少なくとも自治体にこの適切な時間外勤務手当支給をしていただくためには、この義務教育費国庫負担金の算定に当たって、支給割合というのをもう少し拡充していく、見直すべきではないかと思いますが、この点についてはいかがでしょ

  46. ○斎藤嘉隆君 勤務の実態があってその時間外勤務手当の算定があるのか、あるいは時…

    ○斎藤嘉隆君 勤務の実態があってその時間外勤務手当の算定があるのか、あるいは時間外勤務手当の算定基準があるので勤務の実態がなぜかそれに合わされているのか、これはちょっと分かりませんので、いずれにしてもこれ精緻な把握をしていただいて、私は、必ずしも今の手当の水準というのが適正だというようには思いませんので、拡充の方向も含めて検討していくべきだという考えを申し上げさせていただきたいというふうに思ってい

  47. ○斎藤嘉隆君 何と、あしたから国家公務員は十五分単位での年次休暇の取得が可能に…

    ○斎藤嘉隆君 何と、あしたから国家公務員は十五分単位での年次休暇の取得が可能になるんですね、これ。人事院規則の改定によってそのような形の見直しがなされるということなんです。  各都道府県の県費負担教職員ですとか政令市の教職員については、この十五分単位での年次休暇取得というのは四月一日以降どのようになっていくんでしょうか。

  48. ○斎藤嘉隆君 地方公務員、とりわけ、実質的に、例えば教育現場って休憩が取れない…

    ○斎藤嘉隆君 地方公務員、とりわけ、実質的に、例えば教育現場って休憩が取れないんですよ。休憩取れませんよね。昼に休憩時間がセッティングされていたって、じゃ、お昼に、いや、申し訳ない、休憩時間だからっていって学校出てどこかに食事しに行くとか、そんなこと絶対許されないんですよ。だから、もう休憩取れないので、結構学校って休憩の時間を子供たちが帰った後に入れているケースが多いんですね。で、一般的には休憩と

  49. ○国務大臣(松本洋平君) 先ほど来御答弁、局長からも申し上げているところであり…

    ○国務大臣(松本洋平君) 先ほど来御答弁、局長からも申し上げているところでありますが、公立学校の教職員は地方公務員でありまして、年次有給休暇に関しまして、地方公務員全体の在り方の中で運用するべきものと考えているところであります。  十五分単位ということでありますけれども、総務省は、今回国家公務員がその十五分単位になることに伴って、地方公共団体におけるニーズを把握をするために、ヒアリング、またニー

  50. ○斎藤嘉隆君 別にお金が必要となるわけでもないし、運用上の問題ですし、別に全て…

    ○斎藤嘉隆君 別にお金が必要となるわけでもないし、運用上の問題ですし、別に全ての教職員を連日そのようにするわけではないんで、それはもう時々年休を取って若干早く例えば子供たちを迎えに行けるとか、そんなことなので。是非これ、大臣、いいですよね、別に。そんな問題ないですよね。これ、各自治体で主体的にいろいろ検討していけばいいですよね、大臣。いかがですか。

  51. ○国務大臣(松本洋平君) あくまでもこれ、自治体の長の判断というかになるわけで…

    ○国務大臣(松本洋平君) あくまでもこれ、自治体の長の判断というかになるわけで、自治体ごとの判断、地方の判断ということになるわけでありますけれども、いずれにいたしましても、なかなか大臣という立場で答弁をするのが非常に難しい事柄でありますが、我々といたしましては、今必死になってその教員の皆様方の働き方改革を進めていっているところであります。そうした趣旨というものを是非地方の皆様方にも御理解をいただけ

  52. ○斎藤嘉隆君 時間参りましたので、終わります

    ○斎藤嘉隆君 時間参りましたので、終わります。ありがとうございました。

  53. ○勝部賢志君 立憲民主・無所属の勝部賢志でございます

    ○勝部賢志君 立憲民主・無所属の勝部賢志でございます。  私も、会派に与えられた時間内で引き続き質疑をさせていただきたいというふうに思いますけれども。  まず初めに、法案の中身の前に、先ほど法律案が成立をしましたけれども、高校無償化の関係で数点確認をさせていただきたいというふうに思うんですけれども、附帯決議でも触れられていましたように、三年以内に行う予定になっている検証について、どのような方法

  54. ○勝部賢志君 三年ということですから、あしたからこの制度が始まって、来年検証し…

    ○勝部賢志君 三年ということですから、あしたからこの制度が始まって、来年検証したらもうすぐ見直しの時期を迎えるわけですよね、三年目ということですから。ですから、できるだけ早くその体制を整えることが私は必要だというふうに思っています。  これは附帯決議でも触れられていましたけれども、検証委員会等、言ってみれば、文部科学省の内部だけではなくて、例えば専門的な知識をお持ちの方とか、それから現場の人も含

  55. ○勝部賢志君 やっぱり三党合意を経てこの動きが出てきました

    ○勝部賢志君 やっぱり三党合意を経てこの動きが出てきました。  議論をずっとこの間重ねてきてもなお懸念、あるいは変更すべきではないかという意見も残されていますので、この検証というのは極めて重要だと思います。  その中で、この間指摘をされてきたように、受給資格、あるいは外国人学校の扱い、あるいは公立離れの状況、不合理な値上げがないのかどうか、そういったことを項目としてあらかじめしっかり設定をして

  56. ○勝部賢志君 是非そのように進めていただきたいと思いますし、検証を全てまとめて…

    ○勝部賢志君 是非そのように進めていただきたいと思いますし、検証を全てまとめて後に報告をするということではなくて、やっぱり検証の状況もつぶさにこの委員会にも含めて報告をいただくように取り組んでいただけると有り難いなというふうに思います。  それでは、今日の法案となっている三十五人学級を含めた定数改善ということなんですけれど、標準法の改善ということで、これは先ほど斎藤委員からも触れられましたが、私

  57. ○国務大臣(松本洋平君) 教師不足の要因についてのお尋ねかと思います

    ○国務大臣(松本洋平君) 教師不足の要因についてのお尋ねかと思います。  これは地域によって様々でありますけれども、近年の状況といたしまして、年齢構成に起因する大量の定年退職や、特別な支援を要する児童生徒の増加などを背景にいたしまして、臨時講師を含む教師の需要が拡大をしているということがあろうかと思います。  その一方で、採用者数の拡大に伴いまして、臨時講師のなり手でもある既卒受験者層の正規教

  58. ○勝部賢志君 今言われた理由の中で、以前からはちょっと想定ができなかったような…

    ○勝部賢志君 今言われた理由の中で、以前からはちょっと想定ができなかったような要因があって対処できなかったというのであれば、それはそれで新たな対策を考えなければいけないわけですけれども、今言われた幾つかの中で、例えば大量の教職員の退職、これはもう相当前から分かっていたわけですよね。それから、そのこともあって若い人たちを採用しなければいけない、その採用した結果、産休、育休で休む先生方が増えたと。これ

  59. ○勝部賢志君 やっぱりいろいろ対策をしつつも、教員を目指す人たちがまずは減って…

    ○勝部賢志君 やっぱりいろいろ対策をしつつも、教員を目指す人たちがまずは減ってきている。  そして、こういう記事があってちょっと驚いたんですけど、高知県で採用試験をやりました、そうしたところ予定百三十人を採用したいと、だけれども、合格者二百六十名採ったんですね。ところが、その後、百六十人がそこから辞退をしたと。つまり、百三十人採りたかったんですけど、百人しか合格者、合格者というか、採用してほしい

  60. ○勝部賢志君 イメージといってもなかなか難しいところがあるというのは重々承知な…

    ○勝部賢志君 イメージといってもなかなか難しいところがあるというのは重々承知なんですけど、やっぱりそれは、やっぱり日本の国が子供の教育に本気で取り組んでいて、予算も含めて、制度も含めて充実させていくんだということの大きな発信が私は極めて重要だと思っています。  とりわけ文教科学委員会ですから、そのことを皆さん、委員の皆さんも重々承知をしていることなんですけど、やっぱり国の、政府の方向性というのが

  61. ○委員長(熊谷裕人君) 時間が来ておりますので、簡潔にお願いいたします

    ○委員長(熊谷裕人君) 時間が来ておりますので、簡潔にお願いいたします。

  62. ○勝部賢志君 ありがとうございました

    ○勝部賢志君 ありがとうございました。時間が来ました。終わります。

  63. ○水野孝一君 国民民主党・新緑風会の水野孝一です

    ○水野孝一君 国民民主党・新緑風会の水野孝一です。  本日は、いわゆる義務標準法の改正を機に、少子化の中での教員定数の在り方と教育の質を支える人的基盤について伺います。  二〇二四年に生まれた子供の数は、六十八万六千六十一人と、初めて七十万人を割りました。今後学校に通う子供たちの数が更に減っていくことは見通せています。  しかし一方で、学校が向き合う課題は減っていません。小中の不登校は三十五

  64. ○国務大臣(松本洋平君) 養護教諭の複数配置についてお尋ねがございました

    ○国務大臣(松本洋平君) 養護教諭の複数配置についてお尋ねがございました。  こちらに関しましては昨年の概算要求に盛り込まれたものであり、要求後も中央教育審議会特別部会の中で養護教諭の体制整備の必要性について議論をされてきたところであります。文部科学省としては、こうした政府の動きにつきまして、その都度地方自治体に対しまして情報提供を行ってきたところであります。  また、今回の義務標準法改正案に

  65. ○水野孝一君 その養護教諭の配置、確保が難しかったということは、今後の制度運用…

    ○水野孝一君 その養護教諭の配置、確保が難しかったということは、今後の制度運用を考える上で大切な示唆であったように思います。制度を決める側の時計と自治体が採用、配置を進める時計とを今後はより丁寧に接続していくことを是非御検討いただきたいというふうに思います。  そして、この時間軸のずれは人の配置だけの問題ではありません。学校を動かすための基盤整備にも同じことが言えるのではないかというふうに思って

  66. ○水野孝一君 まずは、その九教室について着実にフォローをお願いをしたいと思います

    ○水野孝一君 まずは、その九教室について着実にフォローをお願いをしたいと思います。  ただ、自治体は、実際には三年ではなく、その先も含めて学校整備を考えています。教室確保の方法の一つとして仮設校舎の整備がありますが、実務上は三年後の予定学級数を前提に必要面積を算定する方法が置かれています。ある自治体、これ名古屋の事例ですけれども、三年より先に教室不足が生じることを見込んでいながらも、三年後の予定

  67. ○国務大臣(松本洋平君) 施設整備に関しましては、通学区域内に住宅が建設される…

    ○国務大臣(松本洋平君) 施設整備に関しましては、通学区域内に住宅が建設されるなどの事情で児童生徒数の急増が見込まれる場合、学校施設の新増築においても、御指摘のとおり、新増築を行う年度から起算をいたしまして最大三年後までの四月一日までを算定日として学級数に算定することとしているところであります。  施設整備に関しましては、中長期的な観点を持って取り組むことが必要だと考えております。ただ一方で、算

  68. ○水野孝一君 ありがとうございます

    ○水野孝一君 ありがとうございます。  このケースでいいますと、三年先の数字を基に校舎を建てたわけですが、四年先、五年先を見ると確実に足りないことが分かっている。人口推計の話もありましたけれども、人口動態見ても、今の時点で六年先、七年先の出生数は分かっているわけ、児童数は分かっているわけなので、そういう意味でいいますと、より中長期の視点で時には柔軟に是非とも対応していただきたいということをお願い

  69. ○国務大臣(松本洋平君) 中学校三十五人学級を実施をいたしますと、これによって…

    ○国務大臣(松本洋平君) 中学校三十五人学級を実施をいたしますと、これによって、教師の増加に伴い、持ち授業時数は全体としては減少をしていくということが考えられます。  例えば、標準的な学校規模でありますと、十二学級の学校、三十五人学級の導入により十五学級になるものとして加配定数を除いて試算をした場合、十二学級の場合には教師一人当たりの週当たりの授業時数の平均は十九・三こまであるところ、十五学級の

  70. ○水野孝一君 ありがとうございます

    ○水野孝一君 ありがとうございます。  この平均や総数で見ているだけだと、やはり大切な視点を見失うようにも思います。総論だけでなく各論でも是非とも見ていただきたいというふうに思いますし、学校ごとの実態を丁寧に見ていただきながらしっかり検証を進めていただくことをお願いをさせていただきます。  そして、この平均や総数では見えないということは、運用面だけの問題ではありません。教員定数の考え方そのもの

  71. ○国務大臣(松本洋平君) 公立小中学校の教職員定数には、主に学級数に応じて算定…

    ○国務大臣(松本洋平君) 公立小中学校の教職員定数には、主に学級数に応じて算定される基礎定数だけではなくて、教育課題に対応し、現場の要望を踏まえて措置を行う加配定数があるところであります。今、その増える分と減る分というところはお話をいただきました。  文部科学省としては、教師不足や学校の働き方改革の状況を踏まえつつ、様々な教育課題に対応していくために引き続き必要な教職員定数の確保に努めてまいりた

  72. ○水野孝一君 大臣の熱い思い、しっかり受け止めました

    ○水野孝一君 大臣の熱い思い、しっかり受け止めました。ありがとうございます。私も全く同じ思いであります。  その少子化の中でも子供、学校が抱える課題が全く減っておりませんので、今後はその余力をどのように教育の質の向上につなげていくのかという観点からも、是非とも定数の在り方について検討していただきたいというふうに思います。  そして、その教員数をどう確保するのかということと併せて、その人材を学校

  73. ○国務大臣(松本洋平君) 今御指摘がございましたように、不登校や様々な教育課題…

    ○国務大臣(松本洋平君) 今御指摘がございましたように、不登校や様々な教育課題、こうしたものに対応するとともに、学校の働き方改革を進めることによりまして、児童生徒一人一人に対するきめ細かな対応を実現をする、これ大切なことであります。そのためには、学級担任一人が課題を抱え込むのではなくて、他の教師や支援スタッフなどと協働をいたしまして、学校全体で組織的に対応できる体制を構築をしていくということが大変

  74. ○水野孝一君 ありがとうございます

    ○水野孝一君 ありがとうございます。  学校が抱える課題が減っていないということですので、教員を自然減に委ねるべきではないというふうにも思います。そして、この確保した教員は、担任一人に依存するのではなく、大臣もおっしゃった、そのチーム、全体で支える、チーム学校という考え方、チームで支える学校へ是非とも転換していただくためにも必要だということを申し上げておきたいというふうに思います。  ここまで

  75. ○国務大臣(松本洋平君) それぞれ、やはり学校現場において置かれている状況とい…

    ○国務大臣(松本洋平君) それぞれ、やはり学校現場において置かれている状況というものが異なるということが前提になろうかと思います。  このため、国が一律に役割に応じた持ち授業時数の上限を設けたりするのではなくて、特定の教師に過度な負担が生じないような、そうした取組というものを進めることが大切ではないかと考えております。例えば、持ち授業時数が多い教師には、その他の校務分掌を軽減したり、また教員業務

  76. ○水野孝一君 ありがとうございます

    ○水野孝一君 ありがとうございます。  役割ごとの持ちこまや校務分担の目安を具体的に示していくことが、必要な教員数を考える上でも必要な視点ではないかというふうに思います。そして、給特法の教職調整額の検討ということもあろうかと思いますけれども、そのためにもこの視点は有効だというふうに思っておりますので、是非とも頭の、お考えの隅に置いておいていただけるといいかというふうに思います。  それでは、最

  77. ○国務大臣(松本洋平君) 今回、中学校の三十五人学級ということで御審議をお願い…

    ○国務大臣(松本洋平君) 今回、中学校の三十五人学級ということで御審議をお願いをしているわけでありますけれども、こうした取組というものを通じて子供たちの教育の質を高め、そして教職員の皆様方の働き方改革を進めていくという取組をまずは着実にしっかりと進めさせていただきたいと思っております。  義務標準法では学級数に応じて教職員定数を算定する仕組みとなっておりますけれども、子供の数が減少する中でも必要

  78. ○水野孝一君 大臣の思い、ありがとうございます

    ○水野孝一君 大臣の思い、ありがとうございます。  今回のその義務標準法の改正を機に、私の出身、私、名古屋市教育委員会の教育委員の出身でありまして、地元の自治体を始め、幾らかの自治体から実際にヒアリングをさせていただいて今日臨ませていただいております。その中で、過員というキーワードが出てきました。地方の行政の話ではありますけれども、行政職には過員という考え方があって、もちろん全体的な、一般にあり

  79. ○国務大臣(松本洋平君) その過員という考え方について、ちょっと済みません、私…

    ○国務大臣(松本洋平君) その過員という考え方について、ちょっと済みません、私もきちんとした理解ができているかどうかというところはあるわけでありますけれども、ただ、いずれにいたしましても、教員の皆様方が様々な事情で一時的にお休みをいただかなきゃいけないとか、そういう様々な状況に応じて、そうした教師の皆様方の負担の軽減もそうですし、子供たちの教育の質をしっかりと守っていくために、じゃ、そういうことも

  80. ○水野孝一君 大臣の熱い思い、しっかり受け止めております

    ○水野孝一君 大臣の熱い思い、しっかり受け止めております。ありがとうございます。  子供の数が減るこの局面を教育の質を高める機会に変えていただきたいと、そのことを申し上げて、質問を終わります。  ありがとうございました。

  81. ○委員長(熊谷裕人君) 本日は子供たちにも傍聴していただきました

    ○委員長(熊谷裕人君) 本日は子供たちにも傍聴していただきました。傍聴ありがとうございました。  せっかくなので、松本文科大臣から一言、子供たちに声を掛けていただければと思います。

  82. ○国務大臣(松本洋平君) じゃ、委員長の御指名でありますので、一言

    ○国務大臣(松本洋平君) じゃ、委員長の御指名でありますので、一言。  今日はこうして参議院文教委員会を傍聴をしていただきまして、本当にありがとうございました。  今日の議論は、中学校の定数を、一学級の定数を四十人から三十五人に減らすということを今法律で審議をしている現場になります。全ては、子供たちがしっかりと教育を受けて、そして学校で様々な学びを通じて、是非みんなが自己実現をできるような、そ

  83. ○委員長(熊谷裕人君) 大臣、ありがとうございました

    ○委員長(熊谷裕人君) 大臣、ありがとうございました。  午後一時に再開することとし、休憩いたします。    午後零時四分休憩      ─────・─────    午後一時開会

  84. ○委員長(熊谷裕人君) ただいまから文教科学委員会を再開いたします

    ○委員長(熊谷裕人君) ただいまから文教科学委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。

  85. ○下野六太君 公明党の下野六太でございます

    ○下野六太君 公明党の下野六太でございます。  私の用意している質問をする前に、午前中の質疑の中で少しいささか気になるところがございましたので、そのことについてちょっと触れたいと思います。  水野委員の質問の中で、中学校の五教科のことを主要教科、それ以外の教科のことを副教科というようなことに触れられたと思いますが、私は体育の教科を務めてきておりまして、私が現場にいたときには、五教科の、主要、五

  86. ○国務大臣(松本洋平君) 大変大切な御指摘だと思います

    ○国務大臣(松本洋平君) 大変大切な御指摘だと思います。  どの教科も子供たちにとってはひとしく大切な教科であります。我々といたしましても、今の御指摘を踏まえてまいりたいと存じます。

  87. ○下野六太君 ありがとうございます

    ○下野六太君 ありがとうございます。  それと、斎藤委員が言及された年休の、十五分単位の年休なんですが、これは非常に大事な話でありまして、例えば、私が勤めていたときに、十七時、十七時が勤務時間の終わり、しかし、今時計は十六時五十分、あと十分で終わるというときに、あるいは十五分前、十六時四十五分、これ、この時間帯で年休を取ってきたときには、私たちは、私たち、私はですね、一時間の年休を取ってきたんで

  88. ○国務大臣(松本洋平君) 済みません

    ○国務大臣(松本洋平君) 済みません。午前中の斎藤先生とのやり取りの中でちょっと誤解が生じることがあるかもしれない私の答弁がありましたので、少しだけ御説明を申し上げたいと思います。  地方公務員の年次有給休暇については、地方公務員法によって読み替えられた労働基準法が適用されますけれども、その労働基準法の仕組みにおいて最小単位が一時間とされているところであります。そういう意味におきましては、法令を

  89. ○下野六太君 もちろん、法令を遵守した上で、運用の仕方とかいうことを働き方改革…

    ○下野六太君 もちろん、法令を遵守した上で、運用の仕方とかいうことを働き方改革の一環として今後検討いただければというふうに思いますので、少しでも早くいろいろなところでの、学校以外の場での時間を過ごしてもらいたいという、そういう思いであります。よろしくお願いいたします。  それでは、用意してきた質問に移ります。  まず、第二百二十回国会における冒頭解散の影響についてお伺いしたいと思います。  

  90. ○国務大臣(松本洋平君) 解散の影響につきましてコメントは差し控えさせていただ…

    ○国務大臣(松本洋平君) 解散の影響につきましてコメントは差し控えさせていただきたいと存じますが、法案について各委員の御理解を得られるよう、私自身としてもその責任を最大限果たしてまいりたい、そのように考えているところであります。  中学校三十五人学級の推進は、令和六年十二月に文部科学相、財務相の両大臣で合意した事項であり、また、昨年六月に成立した改正給特法の附則におきましても法制上の措置を求める

  91. ○下野六太君 次に、本法律案の意義についてお伺いしたいと思います

    ○下野六太君 次に、本法律案の意義についてお伺いしたいと思います。  令和七年六月に成立した給特法改正の趣旨は、学校における働き方改革の推進や教員の処遇の改善とともに、学校の指導、運営体制の充実を図ることであったため、今回の法改正も働き方改革等に主眼があるようにも見えます。  しかし、その一方で、前回の小学校三十五人学級実現のための義務標準法改正では、個別最適な学びと協働的な学びの実現がその趣

  92. ○国務大臣(松本洋平君) 全ての目的は、子供たちの教育の質を高めていくというこ…

    ○国務大臣(松本洋平君) 全ての目的は、子供たちの教育の質を高めていくということ、そして子供たちの未来を広げていくこと、こういうことにあるのだと私自身は考えているところであります。  未来を切り開くのは、いつの時代も人と知の力であります。子供たちの育成に携わる教師の役割というものは非常に重要であります。そのため、学校を取り巻く環境が複雑化、多様化する中、教師の厳しい勤務状況を改善するとともに、教

  93. ○下野六太君 全く私もそのとおりだと思っておりますので、しっかり、子供、今後も…

    ○下野六太君 全く私もそのとおりだと思っておりますので、しっかり、子供、今後もですね、この義務標準法の改正だけではなくて、全て子供たちの未来を切り開いていくためというような気持ちで様々な改革に取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  次に、少人数学級等の効果検証についてお伺いしたいと思います。  中学校三十五人学級は早急に実現すべきものですが、その一方で、客観的な根

  94. ○下野六太君 我が国の学級規模はOECD平均よりも大きいことが知られていますが…

    ○下野六太君 我が国の学級規模はOECD平均よりも大きいことが知られていますが、文科大臣の考える最適な学級規模は何人でしょうか。また、少人数学級等の実証研究は令和八年度に報告書を公表するとされていますが、最適な学級規模についても分析すべきではないでしょうか。大臣の見解をお伺いしたいと思います。

  95. ○国務大臣(松本洋平君) 二〇二五年のOECDの調査によりますと、我が国は学級…

    ○国務大臣(松本洋平君) 二〇二五年のOECDの調査によりますと、我が国は学級規模は諸外国に比べて大きくなっている点は、今委員から御指摘をいただいたとおりであります。  一方、我が国におきまして、専科指導や生徒指導なども含めた定数を措置しておりまして、教員一人当たりの児童生徒数で見ればOECD平均並みとなっているところであります。  理想となる学級編制の標準については一概にお答えすることはなか

  96. ○下野六太君 適切な、最適な学級規模の人数はそれぞれによって主観で異なってくる…

    ○下野六太君 適切な、最適な学級規模の人数はそれぞれによって主観で異なってくると思っておりますが、今回、三十五人学級を中学校でいよいよ実施ということで、これはまだまだ通過点ではないかというふうに思っておりますので、やはり子供たちにとっての最大の教育環境を整えるために皆で協力をし合っていかねばならないと改めて強くそう思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。  我が党は、学級の少人数化に一

  97. ○国務大臣(松本洋平君) 令和八年度の予算案におきましては、小学校の教科担任制…

    ○国務大臣(松本洋平君) 令和八年度の予算案におきましては、小学校の教科担任制推進や小中学校の生徒指導の充実などのため、加配定数全体で四万三千四百十四人を確保しているところであります。  一方で、少子化による合理化減等を考慮いたしまして二千六百九十二人の定数の削減を行うこととし、先行的に中学校の少人数学級実施のために活用されている加配定数のうち、今後基礎定数で確実に措置される分として千百人、この

  98. ○下野六太君 しっかり、子供たちにとっての最大の環境を整えるというところでの加…

    ○下野六太君 しっかり、子供たちにとっての最大の環境を整えるというところでの加配の配置にお願いしたいと思います。  続いて、不登校の子供たちに対する支援の在り方について質問させていただきます。  私は、昨年十二月の本委員会において、不登校の子供たちの支援の場として、各自治体に設置されている教育支援センターの取組について質疑を行い、体験活動の重要性について質疑をさせて、指摘をさせていただきました

  99. ○国務大臣(松本洋平君) 委員御指摘のとおり、自然体験や社会体験、こうした体験…

    ○国務大臣(松本洋平君) 委員御指摘のとおり、自然体験や社会体験、こうした体験活動や、また地域住民との触れ合い、こうしたものは、豊かな人間性や社会性、また主体性を育む上で大変重要であると考えているところであります。  不登校児童生徒のためにも、多様な体験活動が経験できる環境づくり、これを行っていくことは大変重要なことである、そのように考えております。  文部科学省では、これまでも不登校を含む児

  100. ○下野六太君 よろしくお願いします

    ○下野六太君 よろしくお願いします。  次に、不登校の子供たちを対象に、その実態に配慮した特別な教育課程を編成して教育を行う学びの多様化学校についてお伺いしたいと思います。  不登校の要因や背景は一人一人異なり、個々の状況に応じたきめ細かな対応が求められます。そうした中、学びの多様化学校では、習熟度別授業やソーシャルスキルトレーニングを行うほか、体験活動等を通じて好きなことや得意なことを見付け

  101. ○国務大臣(松本洋平君) 学びの多様化学校でありますけれども、体験活動などを取…

    ○国務大臣(松本洋平君) 学びの多様化学校でありますけれども、体験活動などを取り入れることで、児童生徒の自信を取り戻したり、社会性を涵養したりする取組を進める大変大事な役割を担っていただいております。  令和九年度までに全ての都道府県、指定都市に一校以上の設置を進めるとともに、将来的には分教室型も含めまして全国で三百校の設置を目指すとしているところでありますが、令和八年四月に開校する二十五校が加

  102. ○下野六太君 しっかり、文科省、総力を挙げて取り組んでいただきたいと思います

    ○下野六太君 しっかり、文科省、総力を挙げて取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いします。  次に、教室不足への対応についてお伺いしたいと思います。  文部科学省の令和七年十二月の調査報告によれば、中学校の三十五人学級化によって、令和八年度には新たに千六百七十九教室が必要となることが分かりました。そのうち八七・六%は空き教室の利用や新増改築などで対応可能ではありますが、一二・〇%は対

  103. ○下野六太君 もうあしたから新年度が始まりますので、教育現場の最前線で、子供た…

    ○下野六太君 もうあしたから新年度が始まりますので、教育現場の最前線で、子供たち、そして現場の先生方が本当に不利益を被ることがないように総力を挙げて急いでやっていただきたいと思います。よろしくお願いします。  次に、経過措置についてお伺いしたいと思います。あっ、済みません、ちょっと一つ飛ばします。  次に、養護教諭の複数配置基準の引下げの規模感についてお伺いしたいと思います。  不登校の増加

  104. ○下野六太君 学校を取り巻く環境は、非常に厳しい情勢に今置かれています

    ○下野六太君 学校を取り巻く環境は、非常に厳しい情勢に今置かれています。子供たちの状況もそうです。複数配置をしっかり進めていくことができるような制度設計を更に進めていただきたいと思います。よろしくお願いします。  次に、複数の共同学校事務室を統括する事務職員定数の新設について伺いたいと思います。  現在、事務職員の定数は、四学級以上でようやく一人となっています。現に、事務職員が配置されず、教頭

  105. ○国務大臣(松本洋平君) 学校の事務機能の充実は大変重要であります

    ○国務大臣(松本洋平君) 学校の事務機能の充実は大変重要であります。  今般の標準法改正におきましても、中学校三十五人学級化に伴う事務職員の定数増と併せて、令和十年度までに千七十六名分の事務職員の定数改善、これを見込んでいるところであります。  このうち共同学校事務室に係る改善は六百六十五名でありまして、事務職員が配置されていない学校につきましても共同学校事務室の構成校とし、当該学校の事務を共

  106. ○下野六太君 今の大臣の答弁、非常に私は重要だと思っておりまして、それがどこま…

    ○下野六太君 今の大臣の答弁、非常に私は重要だと思っておりまして、それがどこまで周知されているかということが気になっています。ですから、事務職員が未配置の学校においては、それは文科省の皆さん、徹底してその今の大臣の御答弁を啓発していただいて、本当に、子供たちの人数が少ないから、だから楽だということにはすなわちならないわけで、様々なことを一人で担っていかなければならない教師の負担感は大きいと思ってお

  107. ○金子道仁君 日本維新の会、金子道仁です

    ○金子道仁君 日本維新の会、金子道仁です。本日もよろしくお願いいたします。  本日の義務標準法のこの改正によって中学校三十五人学級がいよいよスタートする。先生方の働き方改革、先生方の働き方もこれによって変わっていくこと、本当に心から期待している者の一人でございます。  そうした中で、先生方の働き方が今後変わる、大きく変わる一つの要素として、本日は限られた十五分の時間ですので、AIに関してテーマ

  108. ○金子道仁君 今お答えいただいて、前日のレクでこの資料の二を私もいただきまして…

    ○金子道仁君 今お答えいただいて、前日のレクでこの資料の二を私もいただきまして、実際に学習場面でこのような利活用の事例がありますということで、小学校、中学校、高校でのAIを使った学習活動の事例を見させていただきました。  一問質問後に回させていただいて、三、問い三のところに進みたいと思いますが、AIを使う場面としてこのような事例は挙がっていますけれども、これ、ここでAIを使えばいいという単純な話

  109. ○金子道仁君 ありがとうございます

    ○金子道仁君 ありがとうございます。  使うべき場面、使うべきでない場面を分けていくというのは大事なことだと思いますが、その判断は個別に先生方が現場で行うということになっているんでしょうか。

  110. ○国務大臣(松本洋平君) 文部科学省におきましては、二〇二四年十二月に初等中等…

    ○国務大臣(松本洋平君) 文部科学省におきましては、二〇二四年十二月に初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドライン、これを改訂をしております。また、学校現場での利活用の成果、課題を検証すべく、今実証的な取組を進めているところであります。  ガイドラインにおきましては、学習場面における利活用につきまして、学習指導要領に示す資質、能力の育成に寄与するか否かを吟味して利活用を検討すべき

  111. ○金子道仁君 ありがとうございます

    ○金子道仁君 ありがとうございます。  資料の三にそのガイドラインの概要を今日は配らせていただきました。私もこのガイドライン知らなかったんですが、大臣、二点、このガイドライン作っていますけど、現場はこれ知らないんじゃないでしょうか。この周知という点に課題があるんじゃないかというのがまず一点。  そして、二つ目が、この赤囲みで書いてあるところ、まさにここがポイントだと思うんですけれども、そのリス

  112. ○金子道仁君 確かに、不適切な例、例えばコンクールの作品や小論文を生成AIの作…

    ○金子道仁君 確かに、不適切な例、例えばコンクールの作品や小論文を生成AIの作成そのまま自己の成果物として提出するとか、詩や俳句の鑑賞をAIで安易に作らせるとかそんなこと書いていますけれども、宿題はやったらいけないのは書いていないわけですよね。これ、イタチごっこになりますので、十個書いたら大丈夫という問題では全然ないと私は思います。  是非、このガイドライン、去年、おととしの十二月ですか、一年少

  113. ○金子道仁君 ありがとうございます

    ○金子道仁君 ありがとうございます。  今の御回答、この前の予算委員会でも同じような回答をしていただきました。大臣からもいただきましたが、AIに代替されない教師の教育活動は何なのかというところで今の御発言があったかと思います。  先生方の働き方を変えていって、できるだけ先生方が子供たちと触れ合う時間を長く持っていく、これは必要なことだと思います。そのためには、先生方の働きの中で、この部分はAI

  114. ○国務大臣(松本洋平君) 今御指摘をいただきましたように、生成AIは学習場面に…

    ○国務大臣(松本洋平君) 今御指摘をいただきましたように、生成AIは学習場面においても有用となり得る一方で、教育は単なる知識の伝達にとどまらず、教師と児童生徒とが人格的な触れ合いを通じて行われるものであります。教師が子供一人一人の能力を最大限に伸ばしていくために中核的な役割を担っていくことにはこれからも幾ら時代が発展しても変わらない、そのように考えております。  例えば、AIを活用して整理したメ

  115. ○金子道仁君 是非議論を続けたいと思いますけれども、もう時間が終了になりました…

    ○金子道仁君 是非議論を続けたいと思いますけれども、もう時間が終了になりましたので、是非、その目的を見失わない、大事な御指摘だと思いますので、子供たちも教師も何のためにAIを使うのかという目的をしっかり中心に据えながらこれからも議論していきたいと思います。  ありがとうございました。

  116. ○後藤翔太君 参政党の後藤翔太でございます

    ○後藤翔太君 参政党の後藤翔太でございます。本日もよろしくお願いいたします。  議題である義務標準法の一部改正ですが、挙げられている三つの改正点のうち最も注目されているのは、学級編制の標準の改正、いわゆる中学校三十五人学級です。学級規模、クラスサイズを小さくする理由について、二〇二一年頃の文部科学省の資料には、ICTの活用と少人数学級を車の両輪として令和の日本型学校教育を実現すると記載されており

  117. ○国務大臣(松本洋平君) これからの教育では、全ての子供たちの可能性を引き出す…

    ○国務大臣(松本洋平君) これからの教育では、全ての子供たちの可能性を引き出す個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実が不可欠である、そのとおりであります。  子供たちの新たな学びを実現していくためには、教育の専門職である教師の役割は極めて重要であります。今般の義務標準法の改正法案は、約四十年ぶりの中学校の学級編制の標準の引下げなどを通じまして、教師が子供たち一人一人の状況に応じたきめ細かな指

  118. ○後藤翔太君 ありがとうございました

    ○後藤翔太君 ありがとうございました。  先ほども目的と手段が入れ替わらないようにしなければならないという言葉がありましたけれども、改めて目的を確認させていただいたという次第でございます。  また、今、クラスサイズの標準が一九八〇年に四十人とされてから変わっていなかったので、約四十年間動かなかった数字だということをおっしゃっていただきましたけれども、改めて、なぜ動かなかったのか、その一因を考え

  119. ○後藤翔太君 ありがとうございます

    ○後藤翔太君 ありがとうございます。  続いて、文部科学省の政府参考人に伺いたいと思います。  今回の小学校三十五人学級導入の効果を現在どのように総括していらっしゃいますでしょうか。附帯決議の求める効果検証に触れながらもお答えいただきたいと思います。

  120. ○後藤翔太君 ありがとうございます

    ○後藤翔太君 ありがとうございます。いろいろなお立場や視点によって考え方、意見が異なるということも考えさせられました。  改めて付け加えさせていただきますと、少人数学級の効果に関する知見がしばしば整合しない原因としては、学級の異質性、すなわちクラスにいる児童生徒の特徴や構成によって、少人数学級の効果が異なるということが指摘されています。つまり、クラスを平均的に見てしまうと効果の捉え方を誤る可能性

  121. ○後藤翔太君 ありがとうございます

    ○後藤翔太君 ありがとうございます。  まさに徳の部分ですけれども、社会情動的スキルというふうに置き換えたときに、この社会情動的スキルの影響を検証した研究では、クラスサイズ縮小による社会情動的スキルの改善効果が見られないといった指摘や、小学校の不登校を減少させる効果は認められるが、いじめ、暴力を減少させる効果は余り見られないといった指摘、中学校の学校生活の安定感や帰属感を増す効果があるといった指

  122. ○後藤翔太君 ありがとうございます

    ○後藤翔太君 ありがとうございます。  社会情動的スキルは小学校以上に重要になる可能性がありますので、是非そちらの観点もお考えいただければというふうに思います。  続いて知徳体の体の部分です。言い換えられるならば、健康についてはどのようにお考えになるでしょうか。令和の日本型学校教育の答申では、新型コロナウイルス感染症への言及が複数見られます。そのように言及するわけではありませんけれども、クラス

  123. ○後藤翔太君 ありがとうございます

    ○後藤翔太君 ありがとうございます。  以上を踏まえて、改めて大臣にお伺いしたいと思います。  令和の日本型学校教育の実現のために、中学校三十五人学級のもたらす効果について、知徳体の観点から総括した御意見をいただければと思います。

  124. ○国務大臣(松本洋平君) 今回、中学校三十五人学級を実施をすることによりまして…

    ○国務大臣(松本洋平君) 今回、中学校三十五人学級を実施をすることによりまして、教員の生徒に対するきめ細かな指導が実現を期待しているところであります。これによって生徒の学力、心と体の健康面にも良い影響が出る、そのように期待をしているところであります。  文部科学省といたしましては、主体的、対話的で深い学びを確かなものとできるように、引き続き教育内容や指導、運営体制の充実、これに努めてまいりたい、

  125. ○後藤翔太君 ありがとうございます

    ○後藤翔太君 ありがとうございます。  最後に、日本型学校教育に対して個人的に思うところを述べ、大臣のお考えを伺いたいと思います。  PISAなどにおいて日本人は平均的に高い学力を有している結果が示されているものの、その一方で、自信がないことが指摘されています。これは、いわゆるダニング・クルーガー効果でいうところの絶望の谷にいる人が多いということを示しているのではないでしょうか。学校教育の出口

  126. ○国務大臣(松本洋平君) 委員御指摘のように、我が国の児童生徒は、国際的な調査…

    ○国務大臣(松本洋平君) 委員御指摘のように、我が国の児童生徒は、国際的な調査によりまして高い学力を有しているというふうにされている一方で、しばしば他国と比べて自分に自信を持っている児童生徒の割合が低いという指摘をされることがあると承知をしているところであります。  今回の法改正は、まさに児童生徒一人一人により一層寄り添った指導を行うことを可能にいたしまして、多様な個性や可能性を最大限に伸ばせる

  127. ○後藤翔太君 ありがとうございます

    ○後藤翔太君 ありがとうございます。  大臣の人生を通じた哲学的な、そういった観点もお聞かせいただけて非常にうれしいなというふうに思いますし、私もその谷からはい上がって登っていかなければならないというふうにいつも感じております。  改めてですけれども、全国市町村の教育委員会連合会からお話を伺ったところ、教員の働き方に関しては教職調整額の増額以上に三十五人学級の実現が有り難いというふうにおっしゃ

  128. ○吉良よし子君 日本共産党の吉良よし子です

    ○吉良よし子君 日本共産党の吉良よし子です。  本法案は、中学校での三十五人学級の実現、養護教諭の複数配置基準の引下げなど、賛同できるものです。特に少人数学級については、先ほど来お話がありますとおり、文科省の行った実証研究の中間まとめでは、子供たちの学力のみならず、自尊感情、教師や友人との関係にもプラスの影響が認められ、また教師の側でも在校等時間の短縮やきめ細やかな学習指導にプラスの影響があると

  129. ○国務大臣(松本洋平君) 学校を取り巻く環境が大きく変化をしております

    ○国務大臣(松本洋平君) 学校を取り巻く環境が大きく変化をしております。子供たち一人一人の状況に応じたきめ細かな指導体制を整備していくことが大変重要だと考えております。  今回、三十五人、中学校三十五人学級の実現を始め、基礎定数の改善を図るほかに、小学校の教科担任制の計画的な改善など、加配定数を充実させるなど、教師を取り巻く環境の整備に取り組むこととしているところであります。  その上で、今委

  130. ○吉良よし子君 まずは三十五人学級を確実にというお話だったかと思うんですけど、…

    ○吉良よし子君 まずは三十五人学級を確実にというお話だったかと思うんですけど、やはりその先の見通しというのは必要で、今の状況に合わせてと、議論、検討を進めたいということで、もう是非とも少人数学級、もっと前に進めるということ、スピード感を持って議論進めていただきたいと思うわけです。  今回、中学校三十五人学級のために、三年間で合計一万六千五百八十人の教員を増やす定数改善をすると聞いているわけです。

  131. ○国務大臣(松本洋平君) 今回の改正に当たりまして、今御指摘のありましたいわゆ…

    ○国務大臣(松本洋平君) 今回の改正に当たりまして、今御指摘のありましたいわゆる乗ずる数の見直しも含めまして、総合的に検討を行わせていただいたところであります。  昨年六月に成立した改正給特法の附則も含めまして、三十五人学級を小学校段階から切れ目なく完成することが必要であること、教師不足の状況も懸念される中において優れた教師を確保する必要があることなどを総合的に勘案をし、その結果、今回の改正にお

  132. ○吉良よし子君 総合的に検討した結果、今回は乗ずる数の見直しを行わなかったとい…

    ○吉良よし子君 総合的に検討した結果、今回は乗ずる数の見直しを行わなかったという話ですけど、昨年の給特法の審議の中でも、やはりこの乗ずる数の見直しの必要性についてはもう再三議論をされてきたと承知もしているわけです。  やはり、一日の教員の持ちこま数、これがやっぱり多過ぎる事態を改善する、持ちこま数の上限設けて、乗ずる数を見直して、各学校に一人以上の教員増というのを実現しなきゃいけないと思いますし

  133. ○国務大臣(松本洋平君) 全ての子供たちへより良い教育の実現を目指しまして、教…

    ○国務大臣(松本洋平君) 全ての子供たちへより良い教育の実現を目指しまして、教師が子供たちと向き合う時間を確保する、そのために教師と事務職員が密に連携することが必要であり、学校組織において唯一の総務、財務等に通じる専門職員であります事務職員の役割は極めて重要であると考えております。  このため、学校事務の機能強化は重要であり、事務職員の複数配置や共同学校事務室による学校事務の標準化や事務職員の人

  134. ○吉良よし子君 中学校で三十五人学級にしていくことに伴って事務職員の複数配置も…

    ○吉良よし子君 中学校で三十五人学級にしていくことに伴って事務職員の複数配置も進んでいくよねという御答弁だったと思うんですけれども、そういう自然に増えていくのを待つような悠長なことでいいのかなというのも疑問があるわけです。というのは、午前中も議論ありましたけど、やはり事務職員の業務量というのは、この間、教師と学校の業務の三分類によって増えているという中で、疲弊もされているんじゃないかと。  午前

  135. ○吉良よし子君 病気休職者が七百三十九人で、うち精神疾患が六百十一人と、ほとん…

    ○吉良よし子君 病気休職者が七百三十九人で、うち精神疾患が六百十一人と、ほとんどが精神疾患による休職だと。しかも、その割合が一・一二%というのは、教員の精神疾患、病気休職者割合の〇・七七%を大きく上回っている数値であり、本当に深刻な実態だと思うんですね。  この間、今回、この働き方改革の、教員の働き方改革ということが話題になる中で、文科省は学校と教師の業務の新三分類というのを示されていて、これは

  136. ○吉良よし子君 要するに、一つの学校に一人以上の事務職員がいることが大事だよね…

    ○吉良よし子君 要するに、一つの学校に一人以上の事務職員がいることが大事だよねということは今も続いているという話なんですけれども、実際にはこの共同学校事務室の推進によって、学校現場に事務職員がいない実態というのが増えているのが実態としてあるんだということを御紹介したいと思うんです。  まず、問題にしたいのは非正規化なんですね。  共同学校事務室の制度化に先行して、二〇一二年から共同実施という形

  137. ○国務大臣(松本洋平君) まず、前提といたしまして、先ほど局長からも答弁をさせ…

    ○国務大臣(松本洋平君) まず、前提といたしまして、先ほど局長からも答弁をさせていただきましたとおり、事務職員の配置については各教育委員会において地域や学校の状況に応じて適切に判断されるものということでありますし、また、学校の教職員の任用につきましては、任命権者の教育委員会の責任と権限において、各地域の実情に応じて行われるものであります。  その上で、文部科学省としては、これまでも事務職員を含め

  138. ○吉良よし子君 計画的な正規職員の採用と言っていますけど、実際には非正規化が進…

    ○吉良よし子君 計画的な正規職員の採用と言っていますけど、実際には非正規化が進んでいる事態があって、それで適切に任命権者が考えるだろうとおっしゃっているわけですけど、東京都の場合、その年度途中の離職者というのが、現場での支援員の方の、余りに多いため、それをフォローするための共同実施推進員というのを新たに設置をすると、この推進員というのも会計年度任用、つまり非正規なんですけれども、この方は支援員のフ

  139. ○吉良よし子君 現場の要望と言いますけど、東京都の場合はその共同実施事務始まっ…

    ○吉良よし子君 現場の要望と言いますけど、東京都の場合はその共同実施事務始まって十年以上たつんですけど、当時、その都内十地区で導入されたんですが、以降、共同実施導入した自治体というのはないんですね。やっぱり、現場では求められていないということだと私は思うんですけれども。  先ほどのその、学校現場で不在に事務職員がなってしまう事態というのが共同学校事務の推進の中で起きていて、そうしたらどうするか、

  140. ○吉良よし子君 つまり、その横連携とか、連携強化し、教育委員会の指示を各事務室…

    ○吉良よし子君 つまり、その横連携とか、連携強化し、教育委員会の指示を各事務室にやっていくとか、そういう役割を期待されているという話で、つまりは、その、今すごく多忙化になって業務が増えてしまっていて、穴空きまで出ているような学校現場の業務を直接手伝うというか、それを担うような人を増やすという話では全然ないという話なんですね。これは、現場の求める声とは違うんじゃないかというのを指摘せざるを得ないと思

  141. ○国務大臣(松本洋平君) 学校の事務体制の充実は重要であります

    ○国務大臣(松本洋平君) 学校の事務体制の充実は重要であります。  今般の標準法改正におきましても、事務職員の定数改善を見込んでいるところであります。学校の事務機能の充実には、量の充実に加えまして、質の面からも取り組むこと、この両面から取り組むことが必要であると考えております。  そのため、今回の改正においては、共同学校事務室の統括者を配置することによりまして、学校事務の標準化や効果的な事務の

  142. ○吉良よし子君 量と質とおっしゃいますけど、やっぱり効率化にもつながらないよと…

    ○吉良よし子君 量と質とおっしゃいますけど、やっぱり効率化にもつながらないよということで、事務職員というのは単なる教員の下請や雑用係じゃなくて、学校の事業に関する予算編成を仕切る要としての重要な役割を担っていると大臣もおっしゃっていたわけで、そうした事務職員をちゃんと適切に配置するということでいえば、統括事務長とか共同学校事務じゃなくて、複数配置、未配置校の改善、これこそが必要だということを申し上

  143. ○委員長(熊谷裕人君) 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認め…

    ○委員長(熊谷裕人君) 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。  本案の修正について吉良さんから発言を求められておりますので、この際、これを許します。吉良よし子さん。

  144. ○吉良よし子君 私は、日本共産党を代表して、公立義務教育諸学校の学級編制及び教…

    ○吉良よし子君 私は、日本共産党を代表して、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案に対し、修正の動議を提出いたします。  その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございます。  修正案提案の趣旨及びその内容について御説明申し上げます。  本法案は、中学校の学級編制標準を約四十年ぶりに引き下げ、養護教諭の複数配置の拡充も含め、大きな前進で

  145. ○委員長(熊谷裕人君) これより原案及び修正案について討論に入ります

    ○委員長(熊谷裕人君) これより原案及び修正案について討論に入ります。──別に御意見もないようですから、これより直ちに公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案について採決に入ります。  まず、吉良さん提出の修正案の採決を行います。  本修正案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕

  146. ○委員長(熊谷裕人君) 少数と認めます

    ○委員長(熊谷裕人君) 少数と認めます。よって、吉良さん提出の修正案は否決されました。  それでは、次に原案全部の採決を行います。  本案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕

  147. ○委員長(熊谷裕人君) 全会一致と認めます

    ○委員長(熊谷裕人君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  この際、古賀さんから発言を求められておりますので、これを許します。古賀千景さん。

  148. ○古賀千景君 私は、ただいま可決されました公立義務教育諸学校の学級編制及び教職…

    ○古賀千景君 私は、ただいま可決されました公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・無所属の会、立憲民主・無所属、国民民主党・新緑風会、公明党及び日本維新の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯

  149. ○委員長(熊谷裕人君) ただいま古賀さんから提出されました附帯決議案を議題とし…

    ○委員長(熊谷裕人君) ただいま古賀さんから提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。  本附帯決議案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕

  150. ○委員長(熊谷裕人君) 多数と認めます

    ○委員長(熊谷裕人君) 多数と認めます。よって、古賀さん提出の附帯決議案は多数をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。  ただいまの決議に対し、松本文部科学大臣から発言を求められておりますので、この際、これを許します。松本文部科学大臣。

  151. ○国務大臣(松本洋平君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意…

    ○国務大臣(松本洋平君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。

  152. ○委員長(熊谷裕人君) なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御…

    ○委員長(熊谷裕人君) なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

  153. ○委員長(熊谷裕人君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたします

    ○委員長(熊谷裕人君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後二時三十八分散会