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文教科学委員会

2026年3月26日

154件の発言

  1. ○委員長(熊谷裕人君) ただいまから文教科学委員会を開会いたします

    ○委員長(熊谷裕人君) ただいまから文教科学委員会を開会いたします。  この際、松本文部科学大臣から発言を求められておりますので、これを許します。松本文部科学大臣。

  2. ○国務大臣(松本洋平君) 今回の週刊誌記事により、委員の皆様を始め多くの関係す…

    ○国務大臣(松本洋平君) 今回の週刊誌記事により、委員の皆様を始め多くの関係する皆様方に御迷惑をお掛けすることとなりました。この場をもっておわびを申し上げます。  特に、文部科学省として非常に重要な二つの法案を御審議いただくという重要な局面であります。大変申し訳なく思っております。本当に申し訳ございません。  こうした状況にもかかわらず、法案を御審議いただくことに対し、心より御礼を申し上げます

  3. ○委員長(熊谷裕人君) 次に、政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいた…

    ○委員長(熊谷裕人君) 次に、政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  高等学校等就学支援金の支給に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、文部科学省大臣官房長茂里毅さん外六名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

  4. ○委員長(熊谷裕人君) 異議ないと認め、さよう決定いたします

    ○委員長(熊谷裕人君) 異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────

  5. ○委員長(熊谷裕人君) 高等学校等就学支援金の支給に関する法律の一部を改正する…

    ○委員長(熊谷裕人君) 高等学校等就学支援金の支給に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案の趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。

  6. ○宮本和宏君 皆様、おはようございます

    ○宮本和宏君 皆様、おはようございます。自由民主党、宮本和宏でございます。  議題となっております法律案につきまして質問をさせていただきます。  まず、教育は国家百年の大計、人づくりは国づくりでございます。現在、高市政権では、責任ある積極財政の下で危機管理投資、成長投資を行おうとしていますが、私は、人材育成、すなわち教育こそ最も重要で効果の高い成長投資であると考えております。その意味で、日本の

  7. ○国務大臣(松本洋平君) 今回、今般の就学支援金制度の拡充は、三党での合意も踏…

    ○国務大臣(松本洋平君) 今回、今般の就学支援金制度の拡充は、三党での合意も踏まえまして、将来の我が国社会を担う人材を育成するために、高校教育に係る費用の多くを占める授業料を社会全体で負担し、生徒などがその経済的な状況にかかわらず、自らの希望に応じた教育を受けることのできる環境の整備を図ることを目的としているところであります。  今回の就学支援金の拡充を機にいたしまして、生徒たちがそれぞれの将来

  8. ○宮本和宏君 ありがとうございます

    ○宮本和宏君 ありがとうございます。大臣の強い思い、大変感銘を受けたところであります。  是非、経済的負担を軽減するだけでなく、質の向上、そして学校外の教育までやるということ、先ほど能登の事例、本当すばらしいと思います。是非、こういった取組が全国に広がりますように御尽力をお願い申し上げます。  次に、懸念される課題につきましてお伺いいたします。  今年四月から予定されている就学支援金の拡充に

  9. ○宮本和宏君 ありがとうございます

    ○宮本和宏君 ありがとうございます。  おっしゃられましたように、今後様々な懸念も想定をされるところです。今おっしゃっていただいた公立高校の志願者が減るという話、そして、私立高校の受験の過熱化とか、一定所得のある家庭では授業料の負担軽減を塾代に投下をして、家庭の経済力が直接的に学力格差、進路格差につながる懸念も指摘されています。そして、私立高校における便乗値上げの懸念も指摘をされているところであ

  10. ○大臣政務官(福田かおる君) お答え申し上げます

    ○大臣政務官(福田かおる君) お答え申し上げます。  教育は人なりというように、教員の方々、教師の力というものは大変に大きく、重要でございます。  教師自身が生成AIの仕組みや特徴を理解するなど、一定のリテラシーを身に付けることが必要であり、文部科学省に教師で構成された特命チームを設置し、学校現場のニーズに応える形でオンライン学習会を開催するなどの取組を実施しております。加えて、生成AIの利活

  11. ○宮本和宏君 ありがとうございます

    ○宮本和宏君 ありがとうございます。  おっしゃっていただきましたように、子供たち、また生徒を教育するのは教員であります。教員の本当質を上げていくこと大事でありますので、是非、全国津々浦々にしっかりとした教員の育成が展開できますようにお願い申し上げたいと思いますし、先ほどおっしゃっていただいた外部人材、これは特別免許を都道府県が発行する必要がありますけれども、都道府県の運用がなかなかうまくいって

  12. ○宮本和宏君 ありがとうございます

    ○宮本和宏君 ありがとうございます。  探求的学習、これからの時代において本当自ら問いを立てて解決していく大変重要な視点だと思っています。  一方で、現在の探求的学習は何か調べ学習に終わってしまっている高校もあると聞いていますので、そういった意味で、しっかりとした、その徹底した、自分で本当に問いを立てて解決していく、ここを高めるべく是非取組をお願い申し上げたいと思います。そして、優良事例を横展

  13. ○宮本和宏君 ありがとうございます

    ○宮本和宏君 ありがとうございます。  これからの時代、デジタル技術もありますけれども、やはりエッセンシャルワーカーの育成も大変重要であります。そういった意味で、専門高校の位置付け、大変重要になってくると思っています。  今、グランドデザインに基づく各県取組を検討しているところでありますが、聞いていますと、いろいろ戸惑っている都道府県も大変多いと聞いています。是非、しっかりと相談に乗っていただ

  14. ○国務大臣(松本洋平君) 昨年十月の三党合意におきまして、今回の取組を恒久的に…

    ○国務大臣(松本洋平君) 昨年十月の三党合意におきまして、今回の取組を恒久的に実施するためには、新たな恒久的かつ安定的な財源が必要であること、現行の教育現場での活動に支障が生じないよう、既存の教育財源を原資とすることなく、財源確保と今回の制度改正とを一体的に実施をすることとされているところであります。  こうした三党合意や昨年末の与党税制改正大綱を踏まえまして、今般の就学支援金制度の拡充を含むい

  15. ○宮本和宏君 ありがとうございます

    ○宮本和宏君 ありがとうございます。  今おっしゃっていただいたことは大変重要だと思っておりまして、やはり高い理念を掲げても財源がなければ前に進むことができません。是非、既存の予算を削減することなくしっかりと財源確保する、これ、この与党だけでなく、与野党含めてですね、是非しっかり力を合わせて取り組んでいければと思います。どうかよろしくお願い申し上げます。  それでは、次に移らさせていただきます

  16. ○宮本和宏君 ありがとうございます

    ○宮本和宏君 ありがとうございます。  是非、この私立高校における取組をしっかり公表、見える化することが大事だと思います。よろしくお願い申し上げたいと思います。  次に、私立高校に対する指導監督権限、先ほど申し上げた知事部局でありますが、この知事部局がその役割を十分認識をして必要な体制整備を行うべきであること、また、公立高校及び私立高校の質の、教育の質等を共に向上させていく観点から、この知事部

  17. ○宮本和宏君 ありがとうございます

    ○宮本和宏君 ありがとうございます。  是非、積極的な周知徹底をお願い申し上げたいと思います。  次の項目に移らさせていただきます。  外国人生徒、また外国人学校につきましてお伺いさせていただきます。  外国人生徒については、在学中の外国人留学生や外国人学校の生徒は、現行制度、経過措置として二年間継続することとされています。一方で、これから入学する外国人学校の生徒は、三党合意を踏まえて、収

  18. ○宮本和宏君 ありがとうございます

    ○宮本和宏君 ありがとうございます。しっかりとした検証をお願い申し上げたいと思います。  時間の関係でこれで終わらせていただきますが、冒頭、大臣もおっしゃっていただきましたように、今回のこのいわゆる無償化、そして、これに併せて教育の質を上げていく、これはある意味、教育立国日本をつくっていく上で本当に大事なステップがこれから始まるんだというふうに思っています。そういう意味で、国と都道府県の連携が本

  19. ○古賀千景君 立憲民主・無所属の古賀千景です

    ○古賀千景君 立憲民主・無所属の古賀千景です。  大臣、謝罪は伺いました。しかし、今回、大臣のなされたことでこの委員会が流会となったこと、また予算委員会への、理事会への書面提出が遅く、この場の設定がとても時間が掛かったこと、そういうことなどはきちんと考えていただきたいと思っております。日切れ法案が二つあり、私たちは、大臣のあの書面を信じて、それならばということで、日本に住む人々が困らないようにと

  20. ○国務大臣(松本洋平君) 改めましておわびを申し上げたいと思います

    ○国務大臣(松本洋平君) 改めましておわびを申し上げたいと思います。本当に申し訳ございませんでした。  また、私の今回の件でこの大切な二法案を審議をしていただく参議院文教委員会の運営に大きな影響を与えましたことに対しましても、改めておわびを申し上げたいと思っております。  いろいろと御批判をいただいているところであります。これらをしっかりとお受け止めをし、そして皆さんからいただいたそうした御意

  21. ○古賀千景君 私は教員出身です

    ○古賀千景君 私は教員出身です。小学生六年生は、四月から国会について勉強をします。そのときにきっとタブレットなどでいろんなことを調べるでしょう。そのときに私は、先生、この人何したとって言われたときに返す言葉がありません。もちろん、国会に影響も多くありましたが、日本中の、日本国籍ではない、全ての人たちにとって大臣の取られたことに大きく影響が出ていることを御自覚いただきたいと、そのように思っております

  22. ○国務大臣(松本洋平君) 私自身、これまでも、予算委員会でも質問を頂戴をいたし…

    ○国務大臣(松本洋平君) 私自身、これまでも、予算委員会でも質問を頂戴をいたしましたし、また記者会見、ぶら下がり等々でも、私自身お伝えをしてきたところであります。これからもそうした場を通じて説明はしてまいりたいと存じます。

  23. ○古賀千景君 今日はこの書面を受け止めたから開会をしているというところですので…

    ○古賀千景君 今日はこの書面を受け止めたから開会をしているというところですので、もしこれから後、何かがあったときには、これからの審議に影響が出るかもしれないということは受け止めておいてください。よろしくお願いします。  それでは、質問に入ります。  ちょうど昨年度、子供たち三人以上の世帯への大学等の授業料の無償化を拡充した高等教育の修学支援新制度が始まりました。これは主に大学の入学金とかそうい

  24. ○古賀千景君 受けられなかった子供がいないというためにもしっかりと周知をお願い…

    ○古賀千景君 受けられなかった子供がいないというためにもしっかりと周知をお願いしたいと思いますし、今外国籍のお子さんの話も出てきましたが、実際、日本の書面が読めないんですよね、保護者の方とか結構。だから、どうしていいか分からないというところもたくさんあります。そういう外国の言葉で書かれたような、そのような書類なども是非御準備いただきたいということを要望します。  それでは、公立高校について伺いま

  25. ○国務大臣(松本洋平君) 公立高校は、多様な背景を有する生徒の様々な学習ニーズ…

    ○国務大臣(松本洋平君) 公立高校は、多様な背景を有する生徒の様々な学習ニーズに応えるセーフティーネットの役割を果たすとともに、地域が求める人材育成などの観点から、高校教育の普及や機会均等を図る地域社会に根差した重要な存在である、そのように認識をしているところであります。  今後、さらに、全国どこにいても多様で質の学びを提供できるよう、生徒の興味、関心に応じた主体的な探求活動の充実、地域や大学、

  26. ○古賀千景君 では、公立高校を守っていくという姿勢だということで間違いないですね

    ○古賀千景君 では、公立高校を守っていくという姿勢だということで間違いないですね。

  27. ○国務大臣(松本洋平君) 最終的には、この公立高校は設置者である都道府県が判断…

    ○国務大臣(松本洋平君) 最終的には、この公立高校は設置者である都道府県が判断をしていただくということになっていこうかと思っております。  ただ、我々といたしましては、このグランドデザインに基づいて、今各都道府県において実行計画を作っていただいているところでありますけれども、当然そこには、例えばいかにそのアクセスを確保するのかとか、そうしたやはり公立高校でなければなかなか担うことができないような

  28. ○古賀千景君 ありがとうございました

    ○古賀千景君 ありがとうございました。  今三月で、ちょうど春休みです、子供たちは。四月から進路が、いろんなところ、公立、私学に行くと思います。  私が聞いている話では、全国的に見て、地方はそこまでないんだけど、やっぱり都市部の方が、公立の今までの進学校だったところから、私学の特進コースとか、そんなところに行っている人がとても増えている、都会の方が影響が出ているという話も聞いております。  

  29. ○古賀千景君 昨年度の補正予算の方で、公立高校の魅力向上、質の向上に充てるため…

    ○古賀千景君 昨年度の補正予算の方で、公立高校の魅力向上、質の向上に充てるために三千億の基金を積まれたという、三千億程度のですね、承知しております。  私が今危機的だと思っているのは、この中高生、小中高の子供たちの中で一番自殺率が高いのが高校ということです。そして、昨年度は五百三十二人。私は、高校生の精神疾患も増加しているということを聞いたときに、幾ら年齢は増えて、五、十六、七、八でも、やっぱり

  30. ○古賀千景君 このように御答弁いただいても、実際数字を見たらほんの何十人とかす…

    ○古賀千景君 このように御答弁いただいても、実際数字を見たらほんの何十人とかすごく少ないことがあって、全国の高校では、これじゃうちには来ないよというような声をたくさん聞いております。  例えば、高校って、おっしゃるとおり、専門性がいろいろありますので、農業系の高校とかあるわけですよ。ただ、農業って、クラス数が減っていくと定数減りますよね、教職員の定数が。でも、農地は減らないんですよ。ということは

  31. ○国務大臣(松本洋平君) 高校標準法におきましては、学校の収容定員に応じて教職…

    ○国務大臣(松本洋平君) 高校標準法におきましては、学校の収容定員に応じて教職員定数を算定することを基本としております。一般的には、子供の減少に伴い必要となる教職員の数も減少をするということであります。  一方で、今委員からお話がありましたような専門高校、農業科でありますとか工業科などの専門高校において実習を支援する実習助手につきましては、設置されている学科を単位とする算定や、家畜などの飼育施設

  32. ○古賀千景君 特に農業に関しては盆も正月もないんですよ

    ○古賀千景君 特に農業に関しては盆も正月もないんですよ。水やらなくちゃいけないし、枯れちゃうから、肥料もやらなくちゃいけない。そんなふうにして、日々、子供たち、生徒のために頑張っている教職員がいる。この負担を少しでも、二人で代わりばんこしようやとか、そんなのができる。餌もやらなくちゃいけない、私も正月に餌をやりに行ったことがありますが。そういう、人が増えるとそこが少しでも業務が軽減されていくという

  33. ○国務大臣(松本洋平君) 高等学校段階は、義務教育の基礎の上に、心身の発達及び…

    ○国務大臣(松本洋平君) 高等学校段階は、義務教育の基礎の上に、心身の発達及び進路に応じて高度な普通教育及び専門教育を施す学校段階であります。普通科高校だけではなくて、様々な専門高校や通信制高校など、生徒のニーズに合わせた多様な学校が設置をされているところであります。  こうした観点から、必ずしも学習集団の規模について中学校と同様に考えられるものではないと考えておりますが、高校教育改革の状況や、

  34. ○古賀千景君 法律の方にちょっと戻ります

    ○古賀千景君 法律の方にちょっと戻ります。  検討規定の中に、施行後三年以内に見直すという文言があります。これは、三年間は見直さないじゃなくて、何かがあれば一年ごとにでもきちんと見直していくというふうに受け止めてよろしいですね。

  35. ○古賀千景君 データとか法律はそうかもしれません

    ○古賀千景君 データとか法律はそうかもしれません。しかし、これが出たときに、困っている、これだけの困った人が出たよということが分かったら、即動くべきではないですか。いかがですか。

  36. ○古賀千景君 では、話題を変えます

    ○古賀千景君 では、話題を変えます。  受給資格者の見直しについて伺います。  支給対象者を日本国籍を有する者、特別永住者又は永住者の在留資格をもって在留する者その他これに準ずる者として文部科学省令で定める者に限定するとありますが、これが書かれていることによって、全国でどれくらいの人が、この制度を受けられない生徒の数をまず伺いたいと思いますし、それを、その生徒を救う制度が整備されているのかとい

  37. ○古賀千景君 今、足し算しても、その制度も使えない生徒がいると思います

    ○古賀千景君 今、足し算しても、その制度も使えない生徒がいると思います。その制度も使えない生徒というのはどんな生徒になりますか。

  38. ○古賀千景君 大臣に伺います

    ○古賀千景君 大臣に伺います。  先日の所信表明で、子供たちの努力では越えられない壁で教育の機会が閉ざされてはなりませんというお言葉がありました。私もそのとおりだと思います。子供が閉ざされているのは大人の社会のせいで、子供たちの努力が、子供の努力ではないところで閉ざされていることがたくさんあると思います。  今文科省の方から、その制度も今回の法案も使えない、別の制度も使えない、その子供たちはど

  39. ○国務大臣(松本洋平君) 今局長から答弁がありましたけれども、留学生に関しまし…

    ○国務大臣(松本洋平君) 今局長から答弁がありましたけれども、留学生に関しましては別途留学制度の下で支援を講じるということにさせていただいているというふうに承知をしているところであります。  その上で、今のお尋ねでありますが、先日、私の所信表明演説におきまして、子供たちの努力では越えられない壁で教育の機会が閉ざされないよう、教育の質の向上と併せ、教育費の負担軽減を行うことが重要という趣旨で申し上

  40. ○古賀千景君 いや、違います

    ○古賀千景君 いや、違います。私が言いたいのは、その生徒が、十五、十六、十七の、十八のその生徒がどうやって努力をしてその壁を越えるんですかと。法律とかではありません、大人の決まりではありません、子供の努力で越えられない壁。じゃ、子供は努力をすれば壁を越えられるんでしょう。そしたら、子供はどんな努力をすべきなのか、子供の視点でもう一度お願いします。

  41. ○国務大臣(松本洋平君) まさに、先ほど来お話をさせていただいておりますように…

    ○国務大臣(松本洋平君) まさに、先ほど来お話をさせていただいておりますように、子供たちには恐らくいろんな壁というか課題というものがあるんだと思います。一つは、やはりなかなかその所得、家庭の所得から自分が本当に行きたい学校に対してこれまで選択できなかったというようなことを広げていくというのも今回の法改正の一つの意義だというふうに考えているところでもありますし、先ほど私、ちょっと答弁を、答弁というか

  42. ○古賀千景君 今おっしゃったように、所得とか地域とかで子供に壁ができる、それを…

    ○古賀千景君 今おっしゃったように、所得とか地域とかで子供に壁ができる、それを壊していくのが文科省の仕事ですよね。全ての子供たちが安心して学ぶことができる、どの子供にもきちんと学習権がある、それを壊していくのが文科省で、法律、法律で縛られて、法律でこうなっているから子供はこうなる、こうなっているから教育はこうなる、それが視点ではないと私は思っております。  いろんな話を聞くときに、私は、今文科省

  43. ○勝部賢志君 立憲民主・無所属の勝部賢志でございます

    ○勝部賢志君 立憲民主・無所属の勝部賢志でございます。  質問に先立ちまして、文科大臣に一言申し上げたいと思います。  先ほど大臣から、一連の報道に関わって御発言がありました。議員会館の使用に関わっては、規則に反するような不適切な行為はなかったと、そういう趣旨の釈明がありましたけれども、このような報道が二度にわたって出たこと自体、子供たちに範を垂れる教育行政のトップとしては、任にあらずというこ

  44. ○国務大臣(松本洋平君) まず、大変厳しい御意見を頂戴をいたしました

    ○国務大臣(松本洋平君) まず、大変厳しい御意見を頂戴をいたしました。お受け止めをして、しっかりまいりたいと思います。  人口減少社会にあって、高校教育には、将来の我が国社会を担う人材を育成することがより一層期待されております。こうした中で、経済的事情はもとより、公立、私立の別に関わりなく、生徒一人一人の個性や可能性を最大限に伸ばす教育を行っていくこと、これが求められております。  今般の改正

  45. ○勝部賢志君 最大の狙いは何ですかというふうにお聞きをしたんですけど、そのこと…

    ○勝部賢志君 最大の狙いは何ですかというふうにお聞きをしたんですけど、そのことについて端的にお答えをいただけたら。

  46. ○国務大臣(松本洋平君) この法案の目的がまさにそのことであるというふうに、こ…

    ○国務大臣(松本洋平君) この法案の目的がまさにそのことであるというふうに、この法案自体のですね、目的であるというふうに考えているところでありまして、繰り返しになって恐縮ではありますけれども、将来の我が国社会を担う人材の育成、輩出をすることに資する制度ということかと思っております。  ただ一方で、これまでも私も何度も答弁をさせていただいておりますけれども、あくまでもやはり今回の就学支援金法は高校

  47. ○勝部賢志君 これまでの規定は、経済的負担の軽減を図り、もって教育の機会均等に…

    ○勝部賢志君 これまでの規定は、経済的負担の軽減を図り、もって教育の機会均等に寄与すると書かれています。これは極めてシンプルで、教育の機会均等ということを前面に打ち出しているんですけど、今回、この目的規定をあえて変えてこの制度をつくったということは、どういう理由、どういう、何というんですかね、必然性というか、蓋然性というか、そういうことがあってこの目的を変えたのか、お聞かせをいただきたいと思います

  48. ○国務大臣(松本洋平君) 今回、まさに所得制限を撤廃するなどのこうした制度改正…

    ○国務大臣(松本洋平君) 今回、まさに所得制限を撤廃するなどのこうした制度改正というものを行おうとしているところであります。そういう意味では、家庭の経済的な状況や、公立、私立の別にかかわらず、自らの希望に応じた教育を受けることのできる環境を整備するために所得制限の撤廃や支給限度額の引上げを行う、こうした制度の見直しを行うこととしているところであります。  将来の我が国社会を担う人材を育成、輩出す

  49. ○勝部賢志君 ちょっと釈然としないんですけど、子供たち、我が国社会を担う豊かな…

    ○勝部賢志君 ちょっと釈然としないんですけど、子供たち、我が国社会を担う豊かな人間性を育てた人材育成と、何というんですかね、文字面を見ればというか、この言葉ぱっと聞いたことでいえば余り疑問を感じないのかもしれないんですけれど、教育というのは、やっぱりその人、一人、その個人をですね、個人の例えば持てる能力を伸ばしていく、そしてこれからの可能性を広げていく、そういう意味で、一人の人間に対して行われる行

  50. ○国務大臣(松本洋平君) 繰り返しとなりますが、目的規定の改定、改正につきまし…

    ○国務大臣(松本洋平君) 繰り返しとなりますが、目的規定の改定、改正につきましては、今般の制度見直しの趣旨を明確に表すために改正するものであります。  その上で申し上げますと、改正法案につきましては、所得制限を撤廃すること、受給資格について、日本国籍を有する者、特別永住者又は永住者の在留資格をもって在留する者、そのほかこれに準ずる者として文部科学省令に定める者に限定すること、就学支援金の支給に要

  51. ○勝部賢志君 今大臣がお答えになったことがやっぱり要因なのかなというふうに思う…

    ○勝部賢志君 今大臣がお答えになったことがやっぱり要因なのかなというふうに思うんですね。つまり、所得制限を撤廃して、私立にまで支援を拡充して、できるだけ多くの子供たちにその機会を広げていこうという考え方がある一方で、例えば外国籍の子供たちに対する制限を設けるということでいえば、先ほど言ったような機会均等や子供たちの可能性、そして、先ほど古賀委員からも質問ありましたけれども、子供たちに乗り越えられな

  52. ○勝部賢志君 私は、この申請の手続も、やっぱり申請をすることによって自覚を生徒…

    ○勝部賢志君 私は、この申請の手続も、やっぱり申請をすることによって自覚を生徒に持たせるという考え方、これは義務教育ではないので、生徒が自ら選択をして高校に進むという趣旨からすれば、そして発達段階も十五を超えて一定の年齢になっていますので、そういう意味で、国全体で支えているということもある意味理解をした上で、高校に通って頑張ってくださいと、そういう趣旨なのかなというふうにも受け止めるんですけれど、

  53. ○勝部賢志君 これは、平成二十二年に高校の、公立高等学校への授業料の不徴収とい…

    ○勝部賢志君 これは、平成二十二年に高校の、公立高等学校への授業料の不徴収という制度が始まって、それが私立にも同額で拡大された、拡大というか、支援をされたわけですね。そのときに、その公立高校については、基本的な考え方として不徴収、つまり授業料は集めない、学校が代わってそれを、債務を返済するというか、に当たるという仕組みだったと思うんですね。これが途中で、いわゆる所得要件というか、所得制限ができたた

  54. ○勝部賢志君 是非丁寧にやっていただきたいというふうに思います

    ○勝部賢志君 是非丁寧にやっていただきたいというふうに思います。  次の質問に移りたいと思いますけど、先ほどちょっと私からも触れました外国籍の高校生の扱いについてなんですけれども、今回お配りをいただいている資料によると、定住者、それから家族滞在、それ以外の在留資格を持っている者の子供さんについては、条件付であったり対象外ということになっています。  そもそも、こういう方々、子供たちを除外をしな

  55. ○勝部賢志君 申請をするときに将来永住する意思があるかどうかということを問うと…

    ○勝部賢志君 申請をするときに将来永住する意思があるかどうかということを問うというふうになっていますが、これは何のためですか。

  56. ○勝部賢志君 国内に定着をしなければいけないという基準を設けた理由は何ですか

    ○勝部賢志君 国内に定着をしなければいけないという基準を設けた理由は何ですか。

  57. ○勝部賢志君 では、一定時期日本に住んでいる外国籍のある子供であっても、この先…

    ○勝部賢志君 では、一定時期日本に住んでいる外国籍のある子供であっても、この先、日本の国に住まない、日本の、何というんですかね、担わない、日本の社会を担わない可能性のある人にはこの制度は当てはめないという、そういう考え方だということですか。

  58. ○勝部賢志君 私は、法律の枠の外にそういう外国籍の子供たちを置いてしまうという…

    ○勝部賢志君 私は、法律の枠の外にそういう外国籍の子供たちを置いてしまうということに非常に問題意識を持っているんです。教育の本来の目的、先ほど申し上げましたように、一人一人の人に対してその教育をしっかり保障したり機会を与えていくということ、質を保つということも含めてあるべきであって、この子が将来どうなるかということを先を読んで、可能性がない子はこの制度の枠に入れないみたいな、可能性というのは、担う

  59. ○勝部賢志君 ちょっと議論がかみ合わないんですけど

    ○勝部賢志君 ちょっと議論がかみ合わないんですけど。  だから、私は非常に矛盾があると思うんですね。その子の将来どうなっていくかということを先を読んで、この子にはこの制度当てはまるけれどもこの子には当てはまらない、今グローバルの社会、もう日本人だけが良ければいいという話ではなくて、やっぱり世界全体でそれぞれの人を育てていくという考え方を私は持つべきだというふうに思うんですね。そういう考え方からす

  60. ○勝部賢志君 ということは、その朝鮮学校を審査する基準すらないという理解でいい…

    ○勝部賢志君 ということは、その朝鮮学校を審査する基準すらないという理解でいいですか。

  61. ○勝部賢志君 朝鮮学校の学習の中身とか、それからそこにどのような子供たちが通っ…

    ○勝部賢志君 朝鮮学校の学習の中身とか、それからそこにどのような子供たちが通っているかとか、あるいはその使われている教材や教科書など、文科省は十分御承知のことではないかというふうに思うんですけど、私は、今、日本のこの国の中で朝鮮学校に通っている子供たちが日本語を学びながら日本語の、日本の歴史なども学びながら、そしてこの社会でしっかり生活していける、自立していける、高校生として身に付けなければならな

  62. ○国務大臣(松本洋平君) 先ほど局長が答弁をさせていただきましたが、現行の就学…

    ○国務大臣(松本洋平君) 先ほど局長が答弁をさせていただきましたが、現行の就学支援金制度において、朝鮮学校は法令に基づく適正な学校運営が行われていると認めるに至らなかったため、就学支援金制度の対象に指定していないものであります。その取扱いは、今般の制度見直しによって変わるものではありません。  なお、就学支援金制度は、高校生などに対する授業料の支援を行うものでありまして、高校における学習機会その

  63. ○勝部賢志君 随分紋切り型な答弁だなと思うんですけど、私は、是非、今後の検証課…

    ○勝部賢志君 随分紋切り型な答弁だなと思うんですけど、私は、是非、今後の検証課題の一つに取り上げていただいて、私どももそういう説明の機会もつくっていきたいというふうに思いますので、是非御検討いただきたいというふうに思います。  ちょっと時間がなくなりましたので、最後の質問にしたいと思うんですけど、公立高校離れということが先ほどから話題になっているんですが、その状況については是非早急に調べていただ

  64. ○委員長(熊谷裕人君) 申合せの時間が来ておりますので、簡潔にお願いいたします

    ○委員長(熊谷裕人君) 申合せの時間が来ておりますので、簡潔にお願いいたします。

  65. ○国務大臣(松本洋平君) はい

    ○国務大臣(松本洋平君) はい。  大変重要な御指摘だと思います。  先日、私は福島県のふたば未来学園の卒業式に出席をしてまいりました。そこも、やっぱり双葉郡、大変、震災の後被災を受けて大変御苦労をされている、そういう地域でありますけれども、やはりこの高校が様々な特色を発揮をすることによって、地元の高校生だけではなくて、全国から生徒さんが集まって学校運営がされている現場というものも拝見をさせて

  66. ○勝部賢志君 時間が来ましたので終わります

    ○勝部賢志君 時間が来ましたので終わります。ありがとうございました。

  67. ○伊藤孝恵君 松本大臣に係る衆議院議員会館内での不適切行為への疑義、そして国会…

    ○伊藤孝恵君 松本大臣に係る衆議院議員会館内での不適切行為への疑義、そして国会における虚偽答弁疑惑は、我が参院文科委員会の審議に重大な遅滞をもたらしました。  三月十八日の予算委員会での資料要求から大臣が一週間その書面提出を拒むということが、この高校無償化法案それから中学三十五人学級法案など、四月以降の子供たちの学びの場にどのような影響をもたらしたのか、また、保護者や自治体、教育現場や文科省に負

  68. ○国務大臣(松本洋平君) まず、改めまして、心からおわびを申し上げたいと思います

    ○国務大臣(松本洋平君) まず、改めまして、心からおわびを申し上げたいと思います。本当に申し訳ございませんでした。  冒頭、私からの発言の中でも申し上げましたように、今回、私のこの報道によって、大変、国会運営、とりわけこの文教委員会の運営に対しまして影響を与えましたことを改めて本当に申し訳なく思っているところであります。本当に申し訳ございませんでした。  その上で、大変重要なこの二つの法案を抱

  69. ○伊藤孝恵君 大臣から出てきた書面、事実無根ですということでした

    ○伊藤孝恵君 大臣から出てきた書面、事実無根ですということでした。事実無根なら事実無根とこの一週間を掛けずにおっしゃったら、この文科委員会の理事、大変苦労をされています。この委員会を立てるにも、もう与党の筆頭を始め皆さん大変御苦労されている。一週間掛かる、事実無根、その確認に一週間掛かるものなんでしょうか。

  70. ○国務大臣(松本洋平君) 本件は、衆議院、ごめんなさい、参議院予算委員会に係る…

    ○国務大臣(松本洋平君) 本件は、衆議院、ごめんなさい、参議院予算委員会に係る理事会協議案件になってということで承知をしているところであります。国会運営の中のことについて私が何かコメントをさせて、することというものは控えさせていただきたいと存じますけれども、私なりに誠実に対応をしてきたつもりでありますが、今委員からいただいた御指摘につきまして、私自身受け止めてまいりたいと思います。本当に申し訳ござ

  71. ○伊藤孝恵君 昨日、我々理事は理事懇を開いております

    ○伊藤孝恵君 昨日、我々理事は理事懇を開いております。その中で、教員でもあった下野委員の方から、今回、この松本文科大臣の下で、重要な法案なので我々は審議を進めると、それも含めて我々に責任の一端があると、そういうふうに、かみしめるように職責の重さをおっしゃった。それは私は非常に印象的でございます。  政治評論家の森田実氏の二〇二〇年の御著書、「志帥会の挑戦」には、五ページにわたって大臣の人物評がご

  72. ○国務大臣(松本洋平君) 新たな就学支援金制度につきましては、昨年十月の三党合…

    ○国務大臣(松本洋平君) 新たな就学支援金制度につきましては、昨年十月の三党合意も踏まえまして、法案の附則第五条に基づきまして、法律の施行後三年以内に検討を行うこととしております。  現時点において、まだ法案も今審議をしていただいている段階でありますので、具体的なこの検証の枠組みというものが決まっているわけではありませんけれども、ただ、衆議院の予算委、ごめんなさい、文部科学委員会でも答弁を申し上

  73. ○伊藤孝恵君 その検証の場というのは、では、法案成立後、どのような仕組みで、会…

    ○伊藤孝恵君 その検証の場というのは、では、法案成立後、どのような仕組みで、会議体で決まるんでしょうか。もう少し詳しく教えてください。

  74. ○国務大臣(松本洋平君) 済みません、現時点において具体的な内容や方法について…

    ○国務大臣(松本洋平君) 済みません、現時点において具体的な内容や方法についてお答えをする材料を持ち合わせておりません。そうしたことも含めて今後検討をしていく、検討の場をどうつくっていくのかも検討をしていくということになるわけであります。  文部科学省といたしましては、本委員会における御議論なども踏まえつつ、なるべく早く検証を進めてまいりたいと存じます。  先ほど別の答弁で望月局長からも話があ

  75. ○伊藤孝恵君 では、この法案審議の過程で出てきた新たな課題等があったら、そこも…

    ○伊藤孝恵君 では、この法案審議の過程で出てきた新たな課題等があったら、そこもトレースの項目に加えていただけるという認識でよろしいですか。

  76. ○国務大臣(松本洋平君) まだ検討段階であります

    ○国務大臣(松本洋平君) まだ検討段階であります。そういう意味で、この場でお約束をすることはできないわけでありますが、ただ、当然、こうやって大変大切な委員会の場で先生方からいろいろと御指摘をいただいたことというものを我々としては参考にしながら、どういう検証をしていくのかということを検討させていただきたいと思います。

  77. ○伊藤孝恵君 今、先ほど大臣がおっしゃらなかったものの中で非常に私が危惧してい…

    ○伊藤孝恵君 今、先ほど大臣がおっしゃらなかったものの中で非常に私が危惧しているのが、障害のある子供たちの件です。  高市政権において、いろいろな所信表明演説等も聞いておりますと、この障害児、障害者というところの記述が著しく少ないというふうに感じます。  例えば、公立高校等がこれから私立等に人が流れてなくなってしまう、この公立というのは地域の障害のある子供たちの重要な受皿であったというような指

  78. ○国務大臣(松本洋平君) 今般、我々といたしまして、高校教育のグランドデザイン…

    ○国務大臣(松本洋平君) 今般、我々といたしまして、高校教育のグランドデザインというものを別途お示しを国としてさせていただいているところであります。  その中の視点といたしまして、一人一人の多様な学習ニーズに対応した教育機会、アクセスの確保というところの中に、特別な教育的支援を必要とする生徒に対しては、個々の生徒の障害の状態等を踏まえて教育的ニーズに応じた適切な指導と必要な支援が行われるよう、通

  79. ○伊藤孝恵君 グランドデザインは拝見しております

    ○伊藤孝恵君 グランドデザインは拝見しております。  今私がお伺いしたのは、この公立高校がなくなってしまうんじゃないか、地域の受皿がなくなってしまうんじゃないかというふうに危惧されている中において、この重要な、障害のある子供たちを受け入れる、そこの場もなくなってしまうんじゃないか、そこをちゃんと注視していただけますねということをお伺いしております。

  80. ○国務大臣(松本洋平君) 今回のこの本法律案とはまた別の議論になるんではないか…

    ○国務大臣(松本洋平君) 今回のこの本法律案とはまた別の議論になるんではないかと思っておりますが、いわゆるそのグランドデザインというものを作りまして、それに基づいて、今、各都道府県におきましてこの計画というものを作っていただいているところであります。  そして、その中におきまして、高校の設置基準というものは、各都道府県において設置というものは判断をしていただいているわけでありますけれども、このグ

  81. ○伊藤孝恵君 先般、私、練馬区にある特別支援学校の旭出学園というところに行って…

    ○伊藤孝恵君 先般、私、練馬区にある特別支援学校の旭出学園というところに行ってきました。小学部、中学部、高等部の後、専攻科というところがありまして、ここは三年更に学ぶ。障害のない子供たちはいろんな、高校を卒業後いろんな選択肢があるのに、障害のある子供たちにある選択肢というのは著しく少ないです。そんな中で、専攻科で三年学ぶということが、そのフィジカル上も、もちろん心の中も、非常に成長があると。先生方

  82. ○伊藤孝恵君 思わぬ、すばらしい答弁をしていただきまして、ありがとうございます

    ○伊藤孝恵君 思わぬ、すばらしい答弁をしていただきまして、ありがとうございます。是非、ここの扉の入るところに、専攻科は大学と同じですと書いてあったんですよね。自分たちには大学はなかなか本当に高い高い障壁だけれども、この専攻科というのは大学と同じなんだといって、その扉を開けて子供たちが入っていく姿を見ると、こういう学びの場を増やしてもらいたいし、こういう学びの場こそ無償化にしていただきたいというふう

  83. ○国務大臣(松本洋平君) 各地域ごとにどうトレースをしていくのかという話であり…

    ○国務大臣(松本洋平君) 各地域ごとにどうトレースをしていくのかという話でありますけれども、先ほど来お話をさせていただいておりますとおり、現在、今回のこの法案がもしお許しをいただき可決をした暁には、三年以内の見直しという状況の中で、この公立、私立の志願状況などについても我々としてはしっかりとそれらを分析をしながら考えていきたい、そのように考えているところであります。  公立高校への影響なども含め

  84. ○伊藤孝恵君 お伺いすると、一千二百を超える市町村のうちに、およそ五百の市町村…

    ○伊藤孝恵君 お伺いすると、一千二百を超える市町村のうちに、およそ五百の市町村には高校がないそうです。ほかも一校とか、そういう少ない中で、大体子育てをしている方々というのは、第一子が高校進学のときにやっぱりその土地を離れてしまうという事例が多々あります。ただ、その離れてしまう土地というのは、例えば日本の農業出荷額の三分の二を担っていたり、日本の水源地の九割がそこにあったりします。そこから人がいなく

  85. ○国務大臣(松本洋平君) もちろん、大変重要な観点でありますので、しっかり注視…

    ○国務大臣(松本洋平君) もちろん、大変重要な観点でありますので、しっかり注視をしてまいりたい、そのように考えているところであります。  とりわけ、都道府県としっかりと連携をしていくということが大変大事な事柄だと思っております。やはりそれぞれの地域によって実情というものはそれぞれ異なると思っておりますので、そういう意味では、都道府県を中心に各地方自治体とも文部科学省連携をしながら、そうした状況の

  86. ○伊藤孝恵君 我々が想像もしなかったような影響があるかもしれないと思い、問題提…

    ○伊藤孝恵君 我々が想像もしなかったような影響があるかもしれないと思い、問題提起をしたくてお配りしておりますのが資料三です。  これ見ていただくと、JR連合さんが作成した資料を今お配りさせていただいておりますが、輸送量に占める通学定期利用者の割合というふうにあります。つまり、この路線において公立高校、主に公立高校です、公立高校に通う方々で収益を上げている路線というと、一番上、これ、例えばおれんじ

  87. ○国務大臣(松本洋平君) まず、前提といたしまして、公立高校につきましては、高…

    ○国務大臣(松本洋平君) まず、前提といたしまして、公立高校につきましては、高校教育の普及及び機会均等のため、高校標準法において、都道府県に配置及び規定の適正化の努力義務が課されており、学校の統廃合の必要性も含めまして、都道府県が地域住民の御意見を伺いながら判断をいただくものとなっているところであります。  先ほどもお示しをしました高校教育改革に関するグランドデザインにおきましても、移動手段の確

  88. ○伊藤孝恵君 こういった鉄路が維持できないと、当たり前ですけど、人が消えていき…

    ○伊藤孝恵君 こういった鉄路が維持できないと、当たり前ですけど、人が消えていきます。子育て層もここでは子育てをできません。そういった中で、鉄路が消える、通えない、じゃ、そこの地域から人が消える、デフレスパイラル、三年後見直しをしても戻ってこないというような、こういったところにも是非影響があるということは目配りをしていただければというふうに思います。  残りの時間で、高等学校教育改革促進基金につい

  89. ○国務大臣(松本洋平君) 令和七年度補正予算に計上いたしました高校教育改革促進…

    ○国務大臣(松本洋平君) 令和七年度補正予算に計上いたしました高校教育改革促進基金についてのお尋ねだということで承知をしております。  今回、グランドデザインにおいて示されましたアドバンストエッセンシャルワーカー等育成支援、理数系人材育成支援、多様な学習ニーズに対応した教育機会の確保の三つの類型に応じて、各都道府県における高校改革のパイロットケースが創出され、その成果が域内の他の高校にも普及する

  90. ○伊藤孝恵君 いや、そのグランドデザイン、グランドデザインっておっしゃるんです…

    ○伊藤孝恵君 いや、そのグランドデザイン、グランドデザインっておっしゃるんですけれども、そういった、じゃ、拠点校に係るハード整備がそうした全体の計画作りより先行して行われてパイロットケースをというふうにおっしゃるんですけれども、ではやっぱり、その使える基金というのは三年じゃなく五年に延ばした方が、そして都道府県の実行計画の策定状況とも併せながら検討を進めていくという方が、現場の方々の実感値に近いと

  91. ○国務大臣(松本洋平君) あくまでも、今回の基金は、今御指摘がありましたように…

    ○国務大臣(松本洋平君) あくまでも、今回の基金は、今御指摘がありましたように、パイロットケースという形でお話をさせていただいておりますが、ただ一方で、その中には、この拠点校がほかの学校も面的に引っ張り上げてもらうような、そういう使い方をしてもらいたいということも書かせていただいているところであります。  加えて、先ほど財源についての話も別の委員の中でお話がありましたが、この三千億円の基金、ワン

  92. ○伊藤孝恵君 教育はハード、ソフト、ヒューマンと言いますけれども、こういった先…

    ○伊藤孝恵君 教育はハード、ソフト、ヒューマンと言いますけれども、こういった先生たちの働き方改革ももちろんですが、今、やっぱりソフトの部分ですよね、ソフト事業にお金を使えるようにしていただきたいということで、ちょっと時間がありませんので、最後、地方の高校への留学や単位の相互融通制度等、地域みらい留学促進策というのの検討、かつこの高専改革で、今工業とか農業だけなんですけれども、例えば医療とか介護とか

  93. ○国務大臣(松本洋平君) 全国どこにいても多様で質の高い学びを提供し、地方の生…

    ○国務大臣(松本洋平君) 全国どこにいても多様で質の高い学びを提供し、地方の生徒はもとより、誰一人取り残されず、全ての生徒の可能性を最大限引き出すことができるよう、例えば小規模校の特色化、魅力化のための教育条件の改善を含む学校間連携による遠隔授業等の推進などに取り組んでいく必要があると考えております。  また、議員御指摘のように、高校生が自分の育った地域から離れた地方の公立高校へ一定期間留学する

  94. ○伊藤孝恵君 学びの形態は多様化するといっても、そこに制度が伴っていないので、…

    ○伊藤孝恵君 学びの形態は多様化するといっても、そこに制度が伴っていないので、それが活性化しないというところです。  かの中曽根元総理も、高校の三年間は地域に留学をされております。今、こういった越境体験をするとか、地域で暮らすということにインセンティブを付けていくですとか、高校の定員のカウントの仕方、二重学籍を認めたり、一年間学びに来ている子を定員を三分の一カウントしたりとか、いろいろこれ工夫が

  95. ○委員長(熊谷裕人君) 午後一時二十五分に再開することとし、休憩いたします

    ○委員長(熊谷裕人君) 午後一時二十五分に再開することとし、休憩いたします。    午後零時二十八分休憩      ─────・─────    午後一時二十五分開会

  96. ○委員長(熊谷裕人君) ただいまから文教科学委員会を再開いたします

    ○委員長(熊谷裕人君) ただいまから文教科学委員会を再開いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、上野通子さんが委員を辞任され、その補欠としてかまやち敏さんが選任されました。     ─────────────

  97. ○委員長(熊谷裕人君) 休憩前に引き続き、高等学校等就学支援金の支給に関する法…

    ○委員長(熊谷裕人君) 休憩前に引き続き、高等学校等就学支援金の支給に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。

  98. ○下野六太君 公明党の下野六太でございます

    ○下野六太君 公明党の下野六太でございます。  質問に先立ちまして、私も一言申し上げたいと思います。  午前の質問の、質疑の中でも皆様から、委員の皆様から様々な形で意見が述べられました。私は、三十年間中学校で教師をしてきたその立場から、思いは午前に質疑に立たれた皆様が、委員の皆様がおっしゃったことと全く同じ思いでありますが、元教師としての立場として申し上げたいと思います。  教育は、言うまで

  99. ○国務大臣(松本洋平君) 改めまして、本当にこの度は申し訳ございませんでした

    ○国務大臣(松本洋平君) 改めまして、本当にこの度は申し訳ございませんでした。  今、下野先生から大変、お言葉を、厳しい、そして教育行政を預かる者としての心構えにも通じるような、そうしたお言葉をいただいたところであります。  私といたしまして、しっかりとそのお言葉を深く受け止めさせていただきたいと存じます。  本当に申し訳ございませんでした。

  100. ○下野六太君 文科省の皆さんも今回の件に関してやはり責任を感じておられるものだ…

    ○下野六太君 文科省の皆さんも今回の件に関してやはり責任を感じておられるものだというふうに思っております。私たちも、この文教科学委員会のメンバーである以上、責任の一端は私たちにもあるというふうにも思っております。ですから、そういった重みをしっかりと受け止めていただきたいというふうに思っております。  それでは、質問に入ります。  法律の目的規定の見直しについて伺いたいと思います。  現行法の

  101. ○国務大臣(松本洋平君) 今般の制度見直しでありますが、御党にも参加をいただき…

    ○国務大臣(松本洋平君) 今般の制度見直しでありますが、御党にも参加をいただきました三党間での合意も踏まえまして、将来の我が国社会を担う人材の育成、輩出に資する制度となるよう、支給対象者を見直すとともに、支給上限の引上げや所得制限を撤廃することにより、高校生が、経済的な状況にかかわらず、公立、私立の別なく、その学びの選択肢を広げ、それぞれ希望する高等教育を受けられるようにするものであります。  

  102. ○下野六太君 それでは次に、三党の、今お話のあった実務者協議においても論点の一…

    ○下野六太君 それでは次に、三党の、今お話のあった実務者協議においても論点の一つとなりました合理性のない授業料値上げの抑止、いわゆる便乗値上げ対策などを含む私立高校への対応について伺いたいと思います。  昨年十月の三党実務者協議の合意においては、いわゆる便乗値上げの抑止のため、都道府県に対して合理性のない便乗値上げを防止する仕組みの構築を促すこととしました。そして、こうした仕組みが整備されない都

  103. ○下野六太君 便乗値上げについては、都道府県できちんとした制度設計ができていな…

    ○下野六太君 便乗値上げについては、都道府県できちんとした制度設計ができていないところをつくらないような指導をしていただきたいと思います。それによって、やはり不公平とか様々な不利益を被るのは国民の皆さんになるわけですから、ですから、都道府県でしっかりとそういった便乗値上げ等をちゃんときちんと抑制するような仕組みをつくるような方向の指導をきちんとやっぱりやっていただきたい。だから、うまくいかないとこ

  104. ○下野六太君 今のお話、答弁にありました、私立に対しては所轄が知事、都道府県に…

    ○下野六太君 今のお話、答弁にありました、私立に対しては所轄が知事、都道府県にあるということで、そこに任せることがないように、文科省としてもきちんとやはり、これだけの公的な予算を投入していくわけですから、国民の皆さんの期待というのは文科省の指導にもあると思っておりますので、その不適切な指導等が起きないような指導体制をしっかりと構築していただきたいと思っております。  次に、この高校無償化の拡充に

  105. ○国務大臣(松本洋平君) 社会に羽ばたく高校生たちがそれぞれの将来を見据えなが…

    ○国務大臣(松本洋平君) 社会に羽ばたく高校生たちがそれぞれの将来を見据えながらより一層充実した高校生活を送るためには、産業構造の変化やデジタル技術の発展、そして少子化の深刻化といった社会の変化が極めて大きくなっている現状にありまして、生徒一人一人がその個性や可能性を最大限伸ばしていくことができるように高校教育の中身についても同時に変革をしていくことが欠かせない、そのように考えております。  一

  106. ○下野六太君 グランドデザインにおきましては、都道府県が実行計画を策定し、国は…

    ○下野六太君 グランドデザインにおきましては、都道府県が実行計画を策定し、国は安定財源を確保した上で新たに創設する交付金等により支援を行う旨が示されています。実行計画の策定を進める上で重要となるのは、その財源となる交付金等の規模や交付要件です。  大臣は、二月の記者会見において、新たな交付金等については令和九年度の予算編成過程で検討するとして、現時点で予算規模の想定等々がなされているものではない

  107. ○国務大臣(松本洋平君) 今御指摘をいただきましたとおり、三党間の合意やグラン…

    ○国務大臣(松本洋平君) 今御指摘をいただきましたとおり、三党間の合意やグランドデザインにおきましては、各都道府県が今後作成する実行計画を着実に実現をすることができるように、高校を応援し、高校生たちの学びを支援をする目的で、安定財源を確保した上で、交付金などの新たな財政支援の仕組みを構築するということを記載をいたしているところであります。  その具体的な内容につきましては、令和七年度補正予算で措

  108. ○下野六太君 是非、都道府県の高校教育改革を後押しすることができるような規模感…

    ○下野六太君 是非、都道府県の高校教育改革を後押しすることができるような規模感でお願いしたいと思います。  次に、授業料以外の費用負担の大きさに着眼し、我が党としてその創設から毎年の拡充までを長年推進してきました高校生等奨学給付金について伺います。  昨年の本委員会においても述べましたように、私立高校に通う子供たちへの支援を拡充するだけでは不均衡な状況となるため、公立高校に通う子供たちへの支援

  109. ○下野六太君 物価高騰の中で子供をやはり高校に三年間送り届ける、通わせるという…

    ○下野六太君 物価高騰の中で子供をやはり高校に三年間送り届ける、通わせるということは、家計の負担というのはかなりやはり厳しい状況がずっと続いていると思っておりますので、できるだけ国負担の割合をしっかり増やしていく、引き続いて努力していただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。  公立高校の振興と奨学給付金の拡充は我が党が強く訴えてまいりました施策でありますが、問題となります

  110. ○国務大臣(松本洋平君) 令和七年十月末の三党合意におきましては、高等学校等就…

    ○国務大臣(松本洋平君) 令和七年十月末の三党合意におきましては、高等学校等就学支援金制度の見直しを併せて、公立高校や専門高校等への支援の拡充、高校教育の質の確保、向上、高校生等奨学給付金の低中所得世帯への拡充に係る各種方策を通じた高校教育の振興を推進すると記載されているところであります。  こうした三党合意や、昨年末の与党税制改正大綱を踏まえまして、今般の就学支援金制度の拡充を含むいわゆる教育

  111. ○下野六太君 しっかりお願いしたいと思いますが、この二千億円の行方がどこに向か…

    ○下野六太君 しっかりお願いしたいと思いますが、この二千億円の行方がどこに向かうのかということで、今懸念されている公立高校離れ、これ、ここに歯止めを掛けなければならないというふうに思っておりますので、是非力を発揮していただきたいと思います。よろしくお願いします。  この高校無償化の拡充を始めとする一連の取組の検証について伺います。  三党実務者協議では、新たに始まる制度について、先行自治体の取

  112. ○国務大臣(松本洋平君) 今御案内をいただきましたとおり、昨年十月の三党合意も…

    ○国務大臣(松本洋平君) 今御案内をいただきましたとおり、昨年十月の三党合意も踏まえまして、今回提出をし、審議いただいている法案の附則第五条に基づきまして、法律の施行後三年以内という短い期間で速やかに検討を行うこととしているところであります。  午前中の質疑でも申し上げましたが、具体的な内容や方法につきましては今後検討をしていくということになるわけでありますが、文部科学省としては、衆議院文部科学

  113. ○下野六太君 午前中の伊藤理事からの質問の中でも、三年たった後の検証だったらも…

    ○下野六太君 午前中の伊藤理事からの質問の中でも、三年たった後の検証だったらもう手遅れになるんではないかというようなことも質疑がありました。しっかりとできるだけ早い段階での検証を行っていただきたいと思います。  次に、留学生への対応について伺います。  本法律案により、法律上の就学支援金の支給対象から多くの外国籍生徒が外れることとなりますが、三党実務者協議の合意等に基づき、現行制度と同水準の支

  114. ○下野六太君 令和五年四月に教育未来創造会議が取りまとめた第二次提言におきまし…

    ○下野六太君 令和五年四月に教育未来創造会議が取りまとめた第二次提言におきましては、外国人留学生の受入れの意義として様々な内容を盛り込み、多文化共生社会への変革促進が挙げられています。  こうした外国人留学生受入れの意義は今なお不変であると考えますが、令和八年度の留学生への支援の意義について大臣の見解を伺いたいと思います。

  115. ○国務大臣(松本洋平君) 今、世界は国際化が進んでいるところであります

    ○国務大臣(松本洋平君) 今、世界は国際化が進んでいるところであります。異なる文化に触れる機会を持つことは、高校生の学びにとっても大変大事なことだというふうに承知をしております。高校などにおきまして留学生の受入れを一層促進するためには、円滑な受入れや質の高い教育を行うための環境整備、これを進める必要があると考えております。  今回の新たな支援を通じまして、留学生の受入れなどに積極的な高校などの拡

  116. ○下野六太君 時間が来ますので終わりたいと思いますが、高等学校等の就学支援金の…

    ○下野六太君 時間が来ますので終わりたいと思いますが、高等学校等の就学支援金のこの拡充に関して、今まで家庭の経済力の中で選ぶことができなかった私立を選ぶことができるようになったということは非常に喜ばしいことである一方で、私立に流れが加速をして公立離れが進んでいくということ、ここに対する歯止めをどのように掛けるのかということが一番の眼目にもなってくるのかというふうにも思っておりますので、引き続いて、

  117. ○金子道仁君 日本維新の会、金子道仁です

    ○金子道仁君 日本維新の会、金子道仁です。  冒頭、私からも松本大臣に一言申し上げたいと思います。  今回の事案に関しましては、私としても、非常に信頼できる、これまでも三党協議で共に議論してきた仲間として非常に残念なことだと考えております。るる委員の先生方から御指摘もありましたので重ねて申し上げることは控えさせていただきたいと思いますが、今後の説明責任に関しては、是非、文科省、この教育の行政の

  118. ○国務大臣(松本洋平君) 全国どこにいても多様で質の高い学びを提供し、地方の生…

    ○国務大臣(松本洋平君) 全国どこにいても多様で質の高い学びを提供し、地方の生徒はもとより、誰一人取り残されず、全ての生徒の可能性を最大限引き出すことのできる環境整備が重要だと考えております。  今御案内をいただきましたように、小規模校の特色化、魅力化のための教育環境の改善を含む学校間連携による遠隔授業などの推進などに取り組んでいく必要があると考えているところであります。ただ一方で、学校間の効果

  119. ○金子道仁君 三点ございます

    ○金子道仁君 三点ございます。  まさにその小さな取組、その地方地方で、町々でニーズは違いますし、持っているポテンシャルも違いますので、是非その小さな取組も含めて共有していただきたいということが一点。  そして二点目は、小規模校の魅力化というところでどうしても落としていただきたくないのは、自校だけが魅力化していくこと、自分のところに生徒を集め、子供たちを引っ張り合うような、そういう時代ではない

  120. ○国務大臣(松本洋平君) 今御案内をいただきましたし、また先ほど来答弁もさせて…

    ○国務大臣(松本洋平君) 今御案内をいただきましたし、また先ほど来答弁もさせていただいておりますとおり、今、グランドデザインに基づきまして、現在、各都道府県におきまして計画を作っていただいております。そして、その計画を策定するに当たりましては、教育委員会が首長や関係部局、大学、地域の関係者や産業界と十分に連携、協働することが必要不可欠であります。その際には、総合教育会議や地方産業教育審議会など地域

  121. ○金子道仁君 ありがとうございます

    ○金子道仁君 ありがとうございます。  当然、四十七都道府県、しかもこれ、二〇四〇まで相当せっぱ詰まったスケジュールの中で改革を進めなきゃいけないということなんで、当然、四十七だと思いますし、大学は大学、高校は高校というような無駄な縦割りは絶対にやめていただいて、しっかりと連携をして、その連携の成果を見る、KPIを是非検討していただきたいと思っております。  続いて、次の質問に移ります。  

  122. ○国務大臣(松本洋平君) まず、前提として、文部科学省として個別の高校に関する…

    ○国務大臣(松本洋平君) まず、前提として、文部科学省として個別の高校に関する志願状況などの要因分析は行っていないというところであります。一般論として申し上げますと、個別の高校の志願、入学状況につきましては、複合的な要因がある、そのように考えているところであります。  なお、大阪府教育委員会に確認をいたしましたところ、御指摘の事例についてはいわゆる高校無償化だけの影響ではないと認識しているという

  123. ○金子道仁君 丁寧に御説明いただいてありがとうございます

    ○金子道仁君 丁寧に御説明いただいてありがとうございます。まさに複合的な要素だということであることを今後検証の際にもしっかりと見ていただきたいと思っております。  二つ御指摘していきたいんですが、そもそも寝屋川ショックって誰がショックを受けたでしょうか。先ほどの古賀先生の御指摘ではないですけど、これ子供の視点なんでしょうか。子供にとっては、昨年はショックじゃなくてハッピーだったと思うんです。今年

  124. ○国務大臣(松本洋平君) 課題ということで御質問をいただきました

    ○国務大臣(松本洋平君) 課題ということで御質問をいただきました。  これまでも、各都道府県、各学校においては高校教育の充実に向けた取組を行ってきていただいているというふうに承知をしております。  ところが、例えば高校は単位制であるものの、多くの高校で学年による教育課程の区分が設けられていること、文理のコース分けによって特定の教科について十分学習をしない傾向があること、学校の立地やリソースなど

  125. ○金子道仁君 ありがとうございます

    ○金子道仁君 ありがとうございます。  そのような課題を少子化の社会の中で実現するというのは非常に難しい方程式を解く必要があると思います。でも、先ほどからお伝えしていますように、公立高校にはネットワークがあるわけです。だからこそ、全ての学校で、一校で全ての授業を完結するという考え方から、協力しながら多様な授業を共有していくという、そのような方向性に是非しっかりと推進をしていただきたい、そのことを

  126. ○国務大臣(松本洋平君) 三党協議の中で委員が大変強くこの点を御主張されたのを…

    ○国務大臣(松本洋平君) 三党協議の中で委員が大変強くこの点を御主張されたのを大変よく覚えております。  昨年、三党教育チームに行われたヒアリングにおきまして、この直接支給についてでありますが、生徒の社会参画意識にプラスの効果はある、そうした有識者の御意見等々もいただいたところでもあります。  そういう意味では、そうしたこの直接支給というものがもたらすいい面、メリットというものもある一方で、直

  127. ○金子道仁君 議論を少し紹介しますと、その就学支援金はそうではないけど、先ほど…

    ○金子道仁君 議論を少し紹介しますと、その就学支援金はそうではないけど、先ほどの下野先生が言われた奨学給付金は保護者に現金を支給しているわけですよね。それは、その手間は取っているにもかかわらず、就学支援金はそれができないという、そういうことにはならないんじゃないか、そんな議論をずっとさせていただきました。  今回、三党合意、また六月の大枠整理でも、代理受給、そして直接支給のメリット、デメリットを

  128. ○国務大臣(松本洋平君) 支給方法の在り方につきましては、昨年三党の教育チーム…

    ○国務大臣(松本洋平君) 支給方法の在り方につきましては、昨年三党の教育チームにおいても議論が行われ、直接支給については、生徒の主体的な選択の拡大による学びの充実と質の拡大及び権利主体としての自覚育成等に資すると考えられるというふうに、昨年六月の大枠整理においてまとめられたというふうに承知をしているところであります。  新たな制度につきましては、附則第五条に基づき、支給の在り方等を含め、法律の施

  129. ○金子道仁君 ありがとうございます

    ○金子道仁君 ありがとうございます。  検討内容に含まれると明言していただきました。  他方で、今の就学支援金支給法の法律上は、代理受給、代理受領を行うということで、全国の高校はどこも直接支給ということが法的に禁止されてしまっているわけです。もちろん、いきなり全ての学校で直接支給、これは非常にハレーションがあると思います。  ただ、直接支給をしたら子供の主体的な学び、選択肢が広がるかどうかと

  130. ○国務大臣(松本洋平君) 就学支援金制度におきましては、学校代理受領の仕組みが…

    ○国務大臣(松本洋平君) 就学支援金制度におきましては、学校代理受領の仕組みがこれ法定をされているということでもあります。支給の方法について、例えば特定の都道府県や学校で実証的な研究を行うということはなかなか難しいというのが実態です。  本年二月に公表いたしました高校教育改革に関する基本方針におきまして、マイナンバーを活用した直接支給の実現可能性についても研究を行った上で、より一層効率的で、生徒

  131. ○金子道仁君 ありがとうございます

    ○金子道仁君 ありがとうございます。  私も、よくよくこの高校教育改革をする際に高校生の皆さんと意見交換をさせていただいているんですが、先日もある普通高校に通っている、私立の普通高校に通っている学生さんに、あなた、将来AIがどんどん広がっていく中でAIの勉強したいと思うかと言ったら、是非したいと。また、自然を考える、農業や水産業、そういったものも少し学んでみたいかというと、そういう人たちもたくさ

  132. ○後藤翔太君 参政党の後藤翔太でございます

    ○後藤翔太君 参政党の後藤翔太でございます。  我々参政党はこれまで、衆議院において本法案に対する質疑を行ってまいりました。今回はそれを踏まえて更に論点を掘り下げたいと思います。  まずは、目的条文の変更から考えてまいります。  本法案の目的条文には、自らの希望に応じた教育を受けることのできる環境の整備を図ることが新設されました。これは、従来、教育の選択肢があることのみを掲げていたところに、

  133. ○後藤翔太君 ただいまグランドデザインの部分によって、地域の状況を踏まえてとい…

    ○後藤翔太君 ただいまグランドデザインの部分によって、地域の状況を踏まえてというお言葉もいただきましたけれども、高校が置かれている環境や状況は、先ほどの指摘にもあったように、地域差が非常に大きいと考えております。よって、これまで議論されている公立と私立という性質の差異だけでは、高校市場の地域差に対する掘り下げが不足しているのではないかというふうに感じています。  そこで、私の事務所において、四十

  134. ○後藤翔太君 ありがとうございます

    ○後藤翔太君 ありがとうございます。    〔委員長退席、理事古賀千景君着席〕  東京、大阪からはヒアリングをし、まだ四十七都道府県の詳細な分析がなされていないという御回答だったと思いますけれども、私は改めて、低い粒度での分析のまま本法案の審議が進んでいるというふうに感じております。  続いて、今回の分類に基づいて、クラスターごとに高校無償化政策の影響を私の方で確認していきたいと思います。

  135. ○後藤翔太君 ありがとうございます

    ○後藤翔太君 ありがとうございます。  ただいま検証というお言葉もいただきましたが、三党合意だから実行してみて後で検証しようということでは手遅れになる可能性もあると思います。引き返せない可能性、引き返せない状況がある可能性が、しっかりとそれを踏まえると、少し無責任ではないかなというふうに考えます。  改めて、これらの問題に対する対策について考えてみたいと思います。  教育経済学では、バウチャ

  136. ○後藤翔太君 ありがとうございます

    ○後藤翔太君 ありがとうございます。  今おっしゃったような観点から、是非特色化、魅力化、進めていただきたいと思いますし、地域と密接に関連した高校改革が必要だというふうに考えます。  ただ、改めて、今回の分析結果をまとめますと、クラスター分析の政策的なインプリケーションは、全国一律であるこの政策は、地域市場である高校市場の構造変化をもたらし、先ほど望月局長がおっしゃったように、都道府県間のみな

  137. ○国務大臣(松本洋平君) ありがとうございます

    ○国務大臣(松本洋平君) ありがとうございます。  私も大変、分析のこの表、興味深く拝見をさせていただきました。本当にありがとうございます。  その上で、今回の就学支援金の拡充でありますけれども、子供たちの選択肢を広げることを目的としているものでありますが、私立高校の授業料支援の拡充によりまして、公立高校への一定の影響も指摘をされているというようなことであります。  なかなか、いわゆるその授

  138. ○後藤翔太君 ありがとうございます

    ○後藤翔太君 ありがとうございます。  是非、責任感を持って我々また政府が進めていかなければならない、いっていただきたいというふうに思います。  今回の時間で議論をし尽くしたとは私自身思っていませんが、私自身にできるしっかり責任を果たしてこの質疑に臨ませていただきました。是非政府にも、子供たちの未来が懸かっておりますので、その責任を是非全うしていただきたいというふうに思います。そして、私の質疑

  139. ○吉良よし子君 日本共産党の吉良よし子です

    ○吉良よし子君 日本共産党の吉良よし子です。  初めに、本委員会、四月以降の新たな制度改正に関わる重要な二つの法案の審議を抱えている下で、それが年度内成立ができるかどうかのぎりぎりまで協議が調わない状態になってしまったというのは、やはり全て文部科学大臣に関わる週刊誌報道について、大臣の国会答弁も含め、これまでまともな説明責任が果たされてこなかったことに尽きるんだということを指摘をしたいと思うわけ

  140. ○吉良よし子君 つまり、将来に日本に永住する意思、若しくは就労して定着する意思…

    ○吉良よし子君 つまり、将来に日本に永住する意思、若しくは就労して定着する意思があるかどうかの確認、それから、家族滞在については小学校も中学校も両方卒業しないといけないと、そういう条件が付いているというんですね。  将来永住する意思と簡単におっしゃいますけど、そもそも国籍にかかわらず、やはり十五歳、十六歳の将来どうしたいかという希望というのは、当然様々な条件で変わり得る可能性に満ちたものだと思う

  141. ○吉良よし子君 つまり、日本国籍であれば、将来海外に定住するんだという意思持っ…

    ○吉良よし子君 つまり、日本国籍であれば、将来海外に定住するんだという意思持っていても対象になるんですね、支給対象に。だけど、在留資格が定住者であったり家族滞在だったら対象外だと。やっぱりおかしいと思うんです。  さらに、家族滞在については、その将来の意思のみならず、小学校も中学校も卒業してなきゃいけない、日本のということなんですけど、これも家族滞在で中学校から日本に来る子が将来日本に定住するな

  142. ○吉良よし子君 支給対象になるんですよね

    ○吉良よし子君 支給対象になるんですよね。だから、日本国籍であれば、幼い頃海外にいた子であっても中学、高校が日本の学校だとすれば支給対象になる。なのに、外国籍の子、家族滞在とか定住者の場合であれば対象から外すし、しかも、将来の意思の確認ということまでさせられる。  結局、これというのは、日本国籍であれば問わないその要件をその在留資格によって問うて、支給の対象外に除外をしていくという国籍、在留資格

  143. ○国務大臣(松本洋平君) 児童の権利に関する条約は、全ての児童の基本的人権の尊…

    ○国務大臣(松本洋平君) 児童の権利に関する条約は、全ての児童の基本的人権の尊重を促進することを目的とする条約であり、幅広く児童の持つ権利を定め、権利の尊重のために必要となる事柄を詳細に定めているものであると承知をしております。  同条約二十八条一(b)は、全ての児童に対し、これらの中等教育が利用可能であり、かつ、これらを利用する機会が与えられるものとし、例えば無償教育の導入、必要な場合における

  144. ○吉良よし子君 直ちに問題になるものじゃないなんということを豪語されるわけです…

    ○吉良よし子君 直ちに問題になるものじゃないなんということを豪語されるわけですけど、諸外国の場合、その国で授業料の不徴収、無償化の制度がある場合、その国の公立の学校に在籍をしている、留学生じゃないですよ、その国の公立学校に在学している生徒、その国で、その場合は、その国籍や在留資格にかかわらず授業料は不徴収、そういう立て付けになっているのが通常なんですよ。  国籍や在留資格によって日本に暮らして日

  145. ○吉良よし子君 文科省の調査で、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社の…

    ○吉良よし子君 文科省の調査で、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社の調査によると、令和元年と、平成二年から令和元年の約三十年間の間という調査をされたと、それによると、約二割の市町村において公立高校が消滅したというような調査の結果もあると聞いているわけです。  衆議院の審議でも、公立校が一つもない市町村が二九・一%、一つしかない市町村は三四・八%という答弁もあり、要するに六割以上の地方自

  146. ○国務大臣(松本洋平君) 個別の地域の判断に関してのコメントは差し控えさせてい…

    ○国務大臣(松本洋平君) 個別の地域の判断に関してのコメントは差し控えさせていただきたいと思います。  その上で、公立高校につきましては、高校教育の普及や機会均等を図るために、高校標準法において、都道府県に配置及び規模の適正化の努力義務が課されているところであります。公立高校の配置の在り方につきましては、域内の事情などをしっかりと把握できる都道府県がその責任において地域住民の御意見を伺いながら判

  147. ○吉良よし子君 各自治体が結局は判断されることだという御答弁だったと思うんです…

    ○吉良よし子君 各自治体が結局は判断されることだという御答弁だったと思うんですけれども、何か定員割れしたら高校が廃校になるのは当然みたいなお考えかもしれませんけど、ここにいる委員の皆さんも多くは。でも、あの大阪府で行われている、定員割れで進めている廃校というのは、例えば一名定員が足りなかった、それだけでも定員割れってカウントされて、それが三年続いただけで廃校の対象となるという、そういう乱暴なやり方

  148. ○吉良よし子君 つまり、三種類の拠点校というのを想定して、その三校に基本は支援…

    ○吉良よし子君 つまり、三種類の拠点校というのを想定して、その三校に基本は支援をすると。で、最大で四校。だから、一県当たり四校までの支援なわけですよね。  で、少子化を理由とした統廃合も排除はされていないわけで、このやり方だと、一つの県に対して少なくとも拠点である三校程度があれば、そこさえ何とかなればそれでいいと言わんばかりの制度にも聞こえてしまうような状況だと思うんですね。でも、やっぱり拠点で

  149. ○国務大臣(松本洋平君) ありがとうございます

    ○国務大臣(松本洋平君) ありがとうございます。  先ほど来お話をさせていただいておりますように、そのアクセスをしっかりと確保をし、それぞれの地域の核として、やはりこの高校というものが存在をするということの大切さというものは認識を同一にしているというふうに考えているところであります。  一方で、各都道府県において計画を策定をしていただくことになっておりますので、我々としては伴走をしながら、そう

  150. ○吉良よし子君 アクセスを確保しとおっしゃっていますけれども、一方で、統廃合や…

    ○吉良よし子君 アクセスを確保しとおっしゃっていますけれども、一方で、統廃合やっちゃ駄目とは決して言わないわけですよね。潰れる学校があるのはしようがないなんていう立場だと、それだと全ての公立高校は救われないわけで、やっぱり小規模であってもちゃんとその地域に公立高校が残れるようにという、そういう支援を拡充するように強く求めて、質問を終わります。

  151. ○委員長(熊谷裕人君) 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認め…

    ○委員長(熊谷裕人君) 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。     ─────────────

  152. ○委員長(熊谷裕人君) 次に、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準…

    ○委員長(熊谷裕人君) 次に、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  政府から趣旨説明を聴取いたします。松本文部科学大臣。

  153. ○国務大臣(松本洋平君) この度、政府から提出いたしました公立義務教育諸学校の…

    ○国務大臣(松本洋平君) この度、政府から提出いたしました公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  令和七年度に小学校三十五人学級が完成することを踏まえ、中学校においても切れ目なく同じ学級規模で学んでいくことが重要です。また、教師の厳しい勤務実態や、不登校等の生徒指導上の課題の深刻化など学校

  154. ○委員長(熊谷裕人君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました

    ○委員長(熊谷裕人君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。    午後三時十六分散会