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法務委員会

2026年3月24日

169件の発言

  1. ○委員長(伊藤孝江君) ただいまから法務委員会を開会いたします

    ○委員長(伊藤孝江君) ただいまから法務委員会を開会いたします。  政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  法務及び司法行政等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府大臣官房審議官中嶋護さん外十一名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

  2. ○委員長(伊藤孝江君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします

    ○委員長(伊藤孝江君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────

  3. ○委員長(伊藤孝江君) 法務及び司法行政等に関する調査を議題とし、法務行政の基…

    ○委員長(伊藤孝江君) 法務及び司法行政等に関する調査を議題とし、法務行政の基本方針に関する件について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。

  4. ○古庄玄知君 おはようございます

    ○古庄玄知君 おはようございます。  再審法についてお尋ねしたいと思います。  今回の国会で再審法改正が項目として挙げられていますけれども、この改正の目的について大臣の方から御所見いただきたいと思います。

  5. ○国務大臣(平口洋君) 再審制度に関しましては、現行刑事訴訟法の制定以来改正が…

    ○国務大臣(平口洋君) 再審制度に関しましては、現行刑事訴訟法の制定以来改正が行われていないところ、近時、再審無罪事件等も相まって、再審請求者等の手続保障が必ずしも十分でないといった指摘や、手続規定が乏しいため審理運営上の困難が生じておりまして、事件によっては処理が遅延しているといった指摘がなされているというふうに承知をしております。  こうしたことを踏まえ、法務省としては、再審制度が非常救済手

  6. ○古庄玄知君 昨年十一月二十日の法務委員会で大臣は、再審制度は人権救済の最後の…

    ○古庄玄知君 昨年十一月二十日の法務委員会で大臣は、再審制度は人権救済の最後の手段であると申されております。だとすれば、人権救済にふさわしい内容での改正でなければならないと思いますが、大臣、それでよろしいですか。

  7. ○国務大臣(平口洋君) その点も含めて、いろいろ御意見がありますので、検討をし…

    ○国務大臣(平口洋君) その点も含めて、いろいろ御意見がありますので、検討をしてまいりたいと思っております。

  8. ○古庄玄知君 人権救済にふさわしい内容で改正するということでよろしいですか

    ○古庄玄知君 人権救済にふさわしい内容で改正するということでよろしいですか。

  9. ○国務大臣(平口洋君) 様々な立場の構成員によって幅広い観点から慎重かつ丁寧に…

    ○国務大臣(平口洋君) 様々な立場の構成員によって幅広い観点から慎重かつ丁寧に議論が行われるべきものと考えておりまして、先生がおっしゃるのもその一つだろうというふうに思っております。

  10. ○古庄玄知君 そうすると、人権救済の目的というのはどこ行ったんですか

    ○古庄玄知君 そうすると、人権救済の目的というのはどこ行ったんですか。

  11. ○国務大臣(平口洋君) 当然のことながら、犯人でない人を処罰するということは、…

    ○国務大臣(平口洋君) 当然のことながら、犯人でない人を処罰するということは、その人の人権を著しく侵害するものであって、あってはならないというふうに認識しております。

  12. ○古庄玄知君 次の質問行きます

    ○古庄玄知君 次の質問行きます。  冤罪被害者で対立する当事者というのは、基本的には法務・検察当局であろうと思うんですね。法務・検察当局の誤りが再審無罪に結び付くということになるわけですけれども、その対立当事者の一方である法務・検察当局が立法に携わるということについて、この正当性についてはどのように大臣はお考えでしょうか。

  13. ○国務大臣(平口洋君) 検察当局においては、「検察の理念」を踏まえて、公益の代…

    ○国務大臣(平口洋君) 検察当局においては、「検察の理念」を踏まえて、公益の代表者として常に事案の真相に見合った処分等の実現に努めているというふうに承知をいたしております。  また、法務省は、基本法制の維持及び整備を任務とし、その任務を達成するため、刑事法制に関する企画及び立案に関する事務をつかさどるというふうにされております。  その上で、再審制度の改正は基本法である刑事訴訟法の改正に関わる

  14. ○古庄玄知君 今回の法制審議会の答申に関しては、多数の再審を専門にする刑事訴訟…

    ○古庄玄知君 今回の法制審議会の答申に関しては、多数の再審を専門にする刑事訴訟法学者、あるいは多くの元刑事裁判官、あるいは冤罪被害者とその家族、あるいは日本新聞協会など、多くの良心的な人たちが、大いに問題があると、むしろ現行法より悪くなる、この内容で立法化すべきではない、そういう趣旨の声明を出しておりますが、この点について大臣はどういうふうにお考えでしょうか。

  15. ○国務大臣(平口洋君) 法制審議会の答申について様々な御意見があるということは…

    ○国務大臣(平口洋君) 法制審議会の答申について様々な御意見があるということは承知をしております。  もっとも、法制審議会においては、再審制度の在り方について様々な立場の構成員により幅広い観点から精力的かつ丁寧な議論がなされたものと承知をしており、法務省としては答申を重く受け止めております。答申を踏まえて、今国会への法案提出に向け、速やかに準備を進めてまいりたいと考えております。

  16. ○古庄玄知君 やってもいないのに死刑によっていつ執行されるか分からない、そうい…

    ○古庄玄知君 やってもいないのに死刑によっていつ執行されるか分からない、そういう状況に置かれたり、あるいはやってもいないのに長期間身柄拘束をされた、そういう冤罪被害者たくさんおるんですけれども、大臣自身がその冤罪被害者の声を直接聞いたことはありますか。

  17. ○国務大臣(平口洋君) 私としては特にそういう経験はないんですけれども、法務大…

    ○国務大臣(平口洋君) 私としては特にそういう経験はないんですけれども、法務大臣として、個別の刑事事件の当事者やその御家族と面会することについては極めて慎重であるべきであると考えております。法務大臣に就任して以来、そのようなことはしていないということでございます。  なお、法制審議会においては、部会で再審無罪判決を受けた関係者の方からのヒアリングを含めた調査審議を行い、答申がなされたものと承知を

  18. ○古庄玄知君 法制審議会に諮問したのは法務大臣だと承知しております

    ○古庄玄知君 法制審議会に諮問したのは法務大臣だと承知しております。実際に被害を被っている冤罪被害者が目の前におるわけですね。どうして大臣、直接呼んで聞いたり、話を伺ったり、そういうことをしないんですか。法務大臣だからできないというのは、それは理屈にならぬと思いますよ。

  19. ○国務大臣(平口洋君) この後の法律手続もあるものですから、そういう意味では、…

    ○国務大臣(平口洋君) この後の法律手続もあるものですから、そういう意味では、法務大臣による具体的なそのヒアリングとか面談ということは考えていないということであります。  そのような姿勢に疑念を抱かれるおそれがあるような個別事件に関わる言動については慎重にならざるを得ないというふうに考えておりまして、そのような対応を考えているところでございます。

  20. ○古庄玄知君 その疑念を抱かれるというものは何を指しているんですかね

    ○古庄玄知君 その疑念を抱かれるというものは何を指しているんですかね。

  21. ○国務大臣(平口洋君) 検察庁法第十四条は、検察権の行使に関する法務大臣の一般…

    ○国務大臣(平口洋君) 検察庁法第十四条は、検察権の行使に関する法務大臣の一般的指揮監督権を規定しつつ、個別の事件の取調べ又は処分については、法務大臣は検事総長のみを指示することできると定めておりまして、いわゆる具体的指揮権に制約を加えているものと理解しております。  このように、個別事件の捜査に関して法務大臣による具体的指揮権が制限されている趣旨を踏まえますと、その行使には慎重であるべきものと

  22. ○古庄玄知君 もうこの冤罪、無罪判決が出た後なんですよね、今言っているのは

    ○古庄玄知君 もうこの冤罪、無罪判決が出た後なんですよね、今言っているのは。これが個別の事案ということは非常に的外れだと思いますし、その被害者から意見聴取してそれを立法に生かすというのは、法務大臣としてはむしろ推奨されるべき行動じゃないかと思うんですが、その点、個別案件だからそれに対して意見を聞かない方が妥当だというのは正鵠を射ていないというふうに思います。

  23. ○国務大臣(平口洋君) 確定判決として確定しているということもありますが、その…

    ○国務大臣(平口洋君) 確定判決として確定しているということもありますが、その後でまだ国家賠償法なんかを受けているところでもありますし、その場合は訴訟当事者としてなるわけでございますので、その訴訟当事者同士で会うということは抑制されるべきものだと考えております。

  24. ○古庄玄知君 じゃ、次の質問に行きます

    ○古庄玄知君 じゃ、次の質問に行きます。  次は刑事局長の方にお尋ねしますが、今回の法制審の答申のように、証拠開示の対象範囲を請求理由に関連する証拠、これに限定したときに、次の三つの冤罪事件について再審無罪の決め手となった各証拠は提出命令の対象となるかどうかについてお答えください。  まず一番目が、袴田事件における五点の衣類のカラー写真、これは請求理由に関連する証拠になるのかならないのか、いか

  25. ○古庄玄知君 請求理由に関連する証拠に該当するという、そういうあれですか

    ○古庄玄知君 請求理由に関連する証拠に該当するという、そういうあれですか。

  26. ○古庄玄知君 開示されるであろうという、そういうふうな、何というか推論という答…

    ○古庄玄知君 開示されるであろうという、そういうふうな、何というか推論という答えでいいんですか。

  27. ○古庄玄知君 では、次の福井女子中学生殺人事件におけるアリバイに関する客観的証…

    ○古庄玄知君 では、次の福井女子中学生殺人事件におけるアリバイに関する客観的証拠、すなわち歌番組の放映日に関する捜査報告書、これについては請求理由に関連する証拠になるんでしょうか。

  28. ○古庄玄知君 それでは、日野町事件の引き当たり捜査に関する実況見分の写真のネガ…

    ○古庄玄知君 それでは、日野町事件の引き当たり捜査に関する実況見分の写真のネガ、これも請求理由関連証拠に該当するんでしょうか。

  29. ○古庄玄知君 法制審議会の答申のように、請求理由に関連するという関連性を求める…

    ○古庄玄知君 法制審議会の答申のように、請求理由に関連するという関連性を求めると、その検察とか警察の手元にある未知の証拠にアクセスできないんじゃないかなと、何があるかよう分からぬということが一番懸念しているところなので、この点については法務当局はどのように考えているんですか。

  30. ○古庄玄知君 次の質問に行きます

    ○古庄玄知君 次の質問に行きます。  次の三つの事件、代表的な三つの事件の再審開始決定日と再審開始決定が確定した日、それと再審無罪判決が確定した日、これを明らかにしてもらいたいと思います。  まず袴田事件、これ再審開始決定日と再審開始決定が確定した日、これはいつといつでしょうか。それと無罪判決が確定した日。

  31. ○古庄玄知君 私が調べたあれだと、二〇一四年三月二十七日に再審開始決定が出て、…

    ○古庄玄知君 私が調べたあれだと、二〇一四年三月二十七日に再審開始決定が出て、二〇二三年三月十三日に開始決定が確定したと、そういうふうに理解しているんですけど。

  32. ○古庄玄知君 私の把握では二〇一四年三月二十七日に再審開始決定が出たということ…

    ○古庄玄知君 私の把握では二〇一四年三月二十七日に再審開始決定が出たということで、検察官が抗告することによって約九年間決定が確定しなかったというふうに理解しているんですが、そういう理解でよろしいですか。それとも、その理解、間違い。

  33. ○古庄玄知君 次のあれに行きますけれども

    ○古庄玄知君 次のあれに行きますけれども。  次に、福井女子中学生殺人事件、これの、私の調べたところでは、二〇一一年十一月三十日に再審開始決定が出て、二〇一八年の十月二十三日に再審開始決定が確定したと、そういうふうに理解しておりますが、これでよろしいですか。

  34. ○古庄玄知君 そうすると、その間、検察官の抗告がなされることによって約七年間再…

    ○古庄玄知君 そうすると、その間、検察官の抗告がなされることによって約七年間再審開始決定が確定しなかったと、そういうことですね。

  35. ○古庄玄知君 三つ目の事件として、日野町事件

    ○古庄玄知君 三つ目の事件として、日野町事件。これは、再審開始決定が二〇一八年で、いろいろ検察官抗告とかがあって、二〇二六年、ついこの間ですね、で、最高裁によって検察官抗告が棄却されることによって再審開始決定が確定したと。その間、約七年半掛かっていると、こういう理解でよろしいですか。

  36. ○委員長(伊藤孝江君) 時間になっておりますので、おまとめください

    ○委員長(伊藤孝江君) 時間になっておりますので、おまとめください。

  37. ○古庄玄知君 最後

    ○古庄玄知君 最後。  そうすると、検察官抗告がなければ、その今言った十年近いそれぞれの事件、まあ七年か、そういう期間というのは早まって無罪判決が出ていたと、そういうことになりますね。

  38. ○打越さく良君 立憲民主・無所属の打越さく良です

    ○打越さく良君 立憲民主・無所属の打越さく良です。  大臣の所信では、旧姓の通称使用の法制化を後押しするくだりがある一方、選択的夫婦別姓の実現に向けた決意を聞くことはできませんでした。大臣、旧姓の通称使用の法制化が選択的夫婦別姓を望む人の願いに沿うものだと胸を張って言えるでしょうか。  三月十八日、選択的夫婦別姓の実現を求めて法務大臣を被告として訴えている訴訟の口頭弁論が東京高裁で行われました

  39. ○国務大臣(平口洋君) 旧氏使用の法制化は、これまで政府が二十年以上にわたって…

    ○国務大臣(平口洋君) 旧氏使用の法制化は、これまで政府が二十年以上にわたって進めてまいりました旧氏使用の拡大の取組をより一層進めるものであります。これによりまして、婚姻等による氏の変更によって社会生活で不便や不利益を感ずる方を更に減らすことができると考えております。  これに対して、選択的夫婦別氏制度の導入は、こうした取組とは全く異なる課題であると認識しております。御指摘のように、選択的夫婦別

  40. ○打越さく良君 塩水を飲めと言い続けるということと理解しました

    ○打越さく良君 塩水を飲めと言い続けるということと理解しました。  そもそも、なぜ選択的夫婦別姓の議論が始まったのでしょうか。言わずもがなと思っていましたが、振り返らざるを得ません。  一九九一年五月、今から三十五年も前に、婦人問題企画推進本部が、西暦二〇〇〇年に向けての新国内計画一次改定を発表しました。そこには、男女平等の見地から、夫婦の氏や待婚期間の在り方等を含めた婚姻及び離婚に関する法制

  41. ○国務大臣(平口洋君) 御指摘のように、価値観の多様化に合わせまして、選択肢を…

    ○国務大臣(平口洋君) 御指摘のように、価値観の多様化に合わせまして、選択肢を増やす観点から、選択的夫婦別氏の制度を求める声があることは承知をいたしております。  夫婦別氏制度を定める民法第七百五十条については、夫婦同氏制度を定める民法第七百五十条については、平成二十七年の最高裁大法廷において、その文言上性別に基づく性的な差別的取扱いを定めるものではない、夫婦となろうとする者の間の個々の協議の結

  42. ○打越さく良君 その大臣が今おっしゃった二〇一五年の最高裁大法廷、その判決、私…

    ○打越さく良君 その大臣が今おっしゃった二〇一五年の最高裁大法廷、その判決、私は弁護団の事務局長として多くの女性たちとともに涙をしながら聞きました。圧倒的に多数の夫婦で女性が改姓を余儀なくされている状態が、それが形式的に男性でも女性でもいいことになっていても、平等と言えるのか、耐え難き不平等ではないかということがずっと指摘され続けているわけです。  そしてまた、先ほども大臣は、国民各層の意見と言

  43. ○国務大臣(平口洋君) そのような声があることも承知をしておりますが、他方で、…

    ○国務大臣(平口洋君) そのような声があることも承知をしておりますが、他方で、戸籍上の氏まで夫婦、親子で別にすることにつきまして、子供への影響などの観点から懸念を示す声があるものと承知をいたしております。  最近の多くの世論調査を見ると、現行制度の維持、旧姓の通称使用の拡大、法制化、夫婦別氏制度の導入の三者択一で選択、調査した場合には、旧姓の通称使用の拡大、法制化を選択する割合がやや高くなる傾向

  44. ○打越さく良君 その世論を確認するに当たっても、質問項目自体変えてしまったじゃ…

    ○打越さく良君 その世論を確認するに当たっても、質問項目自体変えてしまったじゃないですか。法務省の方が保守派との関係でもたないということで、世論を時間的に、継続的に経年変化を見るというその意義を捨てて、世論を、変えて、まだない旧姓の通称使用という問題がまるでクリアされたような、そんな誘導する質問項目を作ったわけじゃないですか。今の答弁は余りにもひどいと思いますね。  そして、あと、子供のこともお

  45. ○国務大臣(平口洋君) まず、選択的夫婦別氏制度の導入については、国民各層の意…

    ○国務大臣(平口洋君) まず、選択的夫婦別氏制度の導入については、国民各層の意見や国会における議論の動向等をよく踏まえる必要があると考えております。  法務省としましては、第六次男女共同参画基本計画等に基づき、旧氏使用の拡大について関係省庁と連携して必要な検討を行っていきたいと考えております。  以上でございます。

  46. ○打越さく良君 大臣、私、質問ですね、違う質問しているので、同じ答弁をなさらな…

    ○打越さく良君 大臣、私、質問ですね、違う質問しているので、同じ答弁をなさらないでいただきたい。  そして、大臣もかつて多様な幸せが尊重されるべきだと正しく考えていらしたじゃないですか。二〇二四年の衆議院選挙の際、毎日新聞の候補者アンケートでは、大臣は、選択的夫婦別姓についても同性婚についても賛成と回答していらっしゃいましたよね。

  47. ○国務大臣(平口洋君) そのように答えておりますけれども、ここは法務大臣として…

    ○国務大臣(平口洋君) そのように答えておりますけれども、ここは法務大臣として答弁をいたしておりますので、私の個人の事柄については差し控えたいと思います。

  48. ○打越さく良君 実現すべき責任を負うポストに就かれたら、二〇二六年の衆議院選挙…

    ○打越さく良君 実現すべき責任を負うポストに就かれたら、二〇二六年の衆議院選挙の同じ候補者アンケートでは無回答ですよ、大臣は。本当、これ余りにも無責任ではないでしょうか。  私が担当した第一次夫婦別姓訴訟の原告のお一人、塚本協子さんは、二〇一九年、八十四歳でお亡くなりになられました。自分の姓で生き、逝きたい、自分の姓で、塚本という姓で死にたいと、その願いはかなうことはできませんでした。  同性

  49. ○国務大臣(平口洋君) 平成八年に法制審議会が答申を行った選択的夫婦別氏制度に…

    ○国務大臣(平口洋君) 平成八年に法制審議会が答申を行った選択的夫婦別氏制度については、現在でも国民の間に様々な御意見があるものと承知をしております。  また、同性婚制度は、国民生活の基本に関わるものであり、国民一人一人の価値観とも密接に関わるものと認識をしております。  引き続き、国民各層の意見、国会における議論の状況を踏まえまして、選択的夫婦別氏制度についてはその対応を検討していく必要があ

  50. ○打越さく良君 そうしたあるあるな答弁の全てがおかしいということを今私が質問で…

    ○打越さく良君 そうしたあるあるな答弁の全てがおかしいということを今私が質問で全て指摘してきたわけなのに、まとめてそうした答弁なのは非常に残念です。  大臣は所信にて、国民の安全・安心のための不法滞在者ゼロプランを強力に推進すると述べました。この国民の安全・安心のための不法滞在者ゼロプラン、このフレーズだけでも何重にも問題があるのではないでしょうか。  一九七五年の国連総会決議に基づき、各国で

  51. ○国務大臣(平口洋君) 国民の安全・安心のための不法滞在者ゼロプランは、不法滞…

    ○国務大臣(平口洋君) 国民の安全・安心のための不法滞在者ゼロプランは、不法滞在者など入管法の退去強制事由に該当する者を速やかに我が国から退去させるための対応策として取りまとめたものでございます。  したがって、ゼロプランが外国人への差別や国民の分断を生むというふうな御指摘は当たらないと考えておりまして、名称を変える必要はないと考えております。  引き続き、法令にのっとって外国人を受け入れると

  52. ○打越さく良君 当たります

    ○打越さく良君 当たります。  差別や分断の解消を目指すには、ヘイトスピーチ対策が重要です。しかし、所信では言及がなく、非常に残念でした。今年は、二〇一六年のヘイトスピーチ解消法施行から十年、その効果を検証し、不十分な点を改正するべき節目となる年です。  法務省がヘイトスピーチについて調査を実施することには大変意義があります。しかし、重要なのはその内容です。  昨年十一月二十日、当委員会で、

  53. ○打越さく良君 ヘイトスピーチに関する調査、とりわけインターネット上のヘイトス…

    ○打越さく良君 ヘイトスピーチに関する調査、とりわけインターネット上のヘイトスピーチに関する調査は規模が大きく、国として行うことが大切だと思います。ヘイトスピーチは、しかし、差別の一部であって、これ全体の状況を調査する必要があります。  例えば、法務省は二〇一六年に、外国籍の方に対し、地方公共団体を通じて、ヘイトスピーチのみならず、就職、入居など生活全般についての差別についてアンケートを実施しま

  54. ○打越さく良君 どのような政策が必要なのかを考えるに当たっても、明確な数字のデ…

    ○打越さく良君 どのような政策が必要なのかを考えるに当たっても、明確な数字のデータが必要であると考えています。  昨年十二月、国連の人種差別撤廃委員会から日本政府に対し、日本の第十二―十四回の報告書提出に先立つ事前質問項目が出されました。その第二項で次のような質問がなされています。先住民族、アフリカ系の人々、被差別部落民、民族的マイノリティー及び市民でない者の社会的、経済的状況、とりわけ教育、雇

  55. ○打越さく良君 選挙運動において外国人に対するヘイトスピーチが横行しました

    ○打越さく良君 選挙運動において外国人に対するヘイトスピーチが横行しました。例えば、昨年の参議院選挙において埼玉県のある候補者は、クルド人について、NHKの政見放送で、知能指数の低いくず中のくずです、このようなくずには生きる権利はどこにもないと、申し上げるのもつらいような言葉を述べました。これはヘイトスピーチ解消法二条の不当な差別的言動に当たるのではないでしょうか。大臣の見解を伺います。

  56. ○国務大臣(平口洋君) どのような言動がヘイトスピーチ解消法に定める不当な差別…

    ○国務大臣(平口洋君) どのような言動がヘイトスピーチ解消法に定める不当な差別的言動に該当するのかにつきましては、発言の背景や前後の文脈などの諸事情を総合的に考慮して判断されるべきものでありまして、個別の事案についてのコメントをすることは困難でございます。  その上で、一般論として申し上げますと、ヘイトスピーチ解消法に規定する本邦外出身者に対する不当な差別的言動というものはあってはならないものと

  57. ○打越さく良君 個別具体的な発言について取り上げたではないですか

    ○打越さく良君 個別具体的な発言について取り上げたではないですか。法務大臣がこの明確なヘイトスピーチについて判断を控えるのであれば、誰がどのように判断し、抑制するのでしょうか。  引き続き取り上げていきたいと思います。     ─────────────

  58. ○委員長(伊藤孝江君) この際、委員の異動について御報告いたします

    ○委員長(伊藤孝江君) この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、有村治子さんが委員を辞任され、その補欠として小林一大さんが選任されました。     ─────────────

  59. ○国務大臣(平口洋君) 泉議員が御自身の経験も踏まえてこの問題についていろいろ…

    ○国務大臣(平口洋君) 泉議員が御自身の経験も踏まえてこの問題についていろいろと御努力されていることは、大変多としたいと思います。  その上で、厚生労働省が令和三年に実施した全国ひとり親世帯調査の結果によりますと、養育費の支払を現在も受けていると答えた者の割合は、母子家庭で二八・一%、父子家庭で、父子世帯で二八・一%、父子世帯で八・七%。失礼しました、母子世帯で二八・一%、父子世帯で八・七%であ

  60. ○副大臣(三谷英弘君) お答えいたします

    ○副大臣(三谷英弘君) お答えいたします。  御指摘のとおり、諸外国の中には、立替払や罰則をもって養育費の履行を確保している国があることは承知をしております。  例えば、令和二年四月に公表いたしました父母の離婚後の子の養育に関する海外法制についての調査結果によりますと、例えば、アメリカのワシントンDCでは、行政が養育費を求める親を代理して裁判所の支払命令の取得や支払命令の執行手続を行うといった

  61. ○副大臣(三谷英弘君) 御質問ありがとうございます

    ○副大臣(三谷英弘君) 御質問ありがとうございます。  子の養育費、法定養育費の導入をきっかけに様々な声があるということは承知をしております。そして、その中に、立替払の制度の導入というものを期待することがあることも承知をしております。  ただ、この立替払制度の導入につきましては、一つは、償還の確実性が必ずしも見込まれない中、本来当事者が負担すべき養育費を国民全体で負担することが合理的と言えるか

  62. ○副大臣(三谷英弘君) 御質問ありがとうございます

    ○副大臣(三谷英弘君) 御質問ありがとうございます。  今委員がおっしゃったこの親子交流というものが非常に、もちろん養育費の支払も重要ですし、親子交流の促進実施も重要だというふうに考えています。  その意味で、繰り返しになりますけれども、この父母の別居や離婚後も適切な形で親子の交流の継続が図られることは、子の利益の観点から重要であると考えております。そのため、令和六年民法等改正法では、安全、安

  63. ○副大臣(三谷英弘君) お答えいたします

    ○副大臣(三谷英弘君) お答えいたします。  まず、この明石市での先進的な取組については、その当時市長をされておりました鋭意については本当に敬意を表したいというふうに思います。  この明石市役所内におけるこの法テラスの窓口設置というのは、本当に御指摘のとおり、この法テラスに対してなかなかアクセスをできないという方々も少なくない中で、市民の方々が気軽に相談できる、法的援助を必要とする方々をワンス

  64. ○委員長(伊藤孝江君) 時間になりましたので、おまとめください

    ○委員長(伊藤孝江君) 時間になりましたので、おまとめください。

  65. ○川合孝典君 国民民主党の川合です

    ○川合孝典君 国民民主党の川合です。  大臣所信に対して御質問させていただきたいと思いますが、前回までに引き続きまして、来年の四月以降施行されることになる育成就労制度に向けたいわゆる入管行政、技能実習制度等に関わる現状と課題について、大臣所信も踏まえて御質問させていただきたいと思います。  まず、大臣に御質問させていただきたいと思いますが、昨年の十一月二十七日の日の大臣所信への質疑の中で、技能

  66. ○国務大臣(平口洋君) 技能実習制度におきましては、外国人技能実習機構が、技能…

    ○国務大臣(平口洋君) 技能実習制度におきましては、外国人技能実習機構が、技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護を図るために、技能実習生からの相談に応ずる等の援助を行うこととされております。このため、機構においては、適切な支援先につなぐことができるよう、関係行政機関と連携しながら、技能実習生に対する相談と対応に当たっているところでございます。  さらに、相談を受けた、地方出入国在留管理局の在留

  67. ○川合孝典君 丁寧に御答弁はいただいているんですけれど、私が申し上げているのは…

    ○川合孝典君 丁寧に御答弁はいただいているんですけれど、私が申し上げているのは、オンライン相談も令和七年から始めているとおっしゃっていますけれども、そうした取組を指示しているにもかかわらずたらい回しが起こっていることに対して新たにどういった取組を行っていらっしゃるのかということについて質問をさせていただいています。  改めて御答弁お願いします。じゃ、政府参考人で結構です。

  68. ○川合孝典君 ありがとうございます

    ○川合孝典君 ありがとうございます。  法務省、入管とそれから労働局と要は窓口が分散化していること、所管する省庁が他省庁にまたがっていること、このことの結果として、要は自分の守備範囲がどこなのかということで問合せをした者がたらい回されてしまうという、こういうことになっているわけですから、単純に考えてワンストップの相談窓口をつくればいいだけだと思うんですけど、大臣、どう思われますか。

  69. ○国務大臣(平口洋君) 厚生労働省の方とよく協議しながら進めていかなくちゃいけ…

    ○国務大臣(平口洋君) 厚生労働省の方とよく協議しながら進めていかなくちゃいけないというふうには思っております。

  70. ○川合孝典君 ここに相談すれば一通りのことはきちんと対応していただける窓口が必…

    ○川合孝典君 ここに相談すれば一通りのことはきちんと対応していただける窓口が必要なんです。元々語学力もおぼつかない状況の中で何とか相談窓口にたどり着いて、それでたらい回しにされてしまいますと、もう外国人の方どうしようもない状況に陥っている方が多いんです。だから、簡単に窓口にアクセスできるようにどういう体制を整えるのかということの御議論をいただきたい。  大臣、厚生労働省とも相談するとおっしゃって

  71. ○国務大臣(平口洋君) 先ほど平成七年と申しましたが、令和七年の間違いでござい…

    ○国務大臣(平口洋君) 先ほど平成七年と申しましたが、令和七年の間違いでございます。改めて訂正をさせていただきます。  出入国在留管理庁における在留資格が長期化することに伴い就労できない期間、その対応方針についてでございますけれども、標準処理期間を一か月から二か月と定めて運用をいたしております。在留資格、技能実習については、例えば団体監理型で一号から二号に移行する場合の在留資格変更申請の処分まで

  72. ○川合孝典君 政府参考人の方で御答弁結構ですけれども、この就労できない期間につ…

    ○川合孝典君 政府参考人の方で御答弁結構ですけれども、この就労できない期間についての対応というのは今のルールとしてはどうなっているのか、御説明いただけますか。

  73. ○川合孝典君 技能実習生を受け入れている受入先企業、やはり人手不足の中小零細が…

    ○川合孝典君 技能実習生を受け入れている受入先企業、やはり人手不足の中小零細が多いということでありますので、したがって、申請の手続を始めとすることについても、いわゆる大手企業ほどきちんと対応がし切れていないということもあろうかと思います。よって、そうした手続を取る、早めに申請を行うといったようなことも含めて、切れ目なく、要は業務に従事できるような体制を取るために何が必要なのかといった観点から今後も

  74. ○国務大臣(平口洋君) 令和八年度予算政府案において、人員につきましては、出入…

    ○国務大臣(平口洋君) 令和八年度予算政府案において、人員につきましては、出入国在留管理庁職員百六十三名の増員を計上しております。また、予算については、人件費約五百三億円、物件費約四百八十五億円、合計で九百八十八億円を計上いたしております。  適正な出入国在留管理行政を実現するため、引き続き必要な体制整備に最善を尽くしてまいりたいと考えております。

  75. ○川合孝典君 ありがとうございます

    ○川合孝典君 ありがとうございます。少し増えてきているという話は理解しました。  政府参考人の方で結構ですので分かったら教えていただきたいんですけれど、今回のいわゆる予算の措置、それから人手を増やす、増員を掛けるということについてなんですが、今後もいわゆる出入国の数は増えていくと。育成就労についても、今後の見通しというか、目標に向けて一定数増えていくということが考えられる状況の中で、この人員の積

  76. ○川合孝典君 中長期的な見通しに基づいてどういう要求を組み立てていくのかという…

    ○川合孝典君 中長期的な見通しに基づいてどういう要求を組み立てていくのかという、そういう観点非常に大事だと思いますし、そういう意味では余り、入管に関してはここ数年人員の増強が図られているということですけど、トータルとして考えたときに、やはり足りないところ、家裁のいわゆる職員の人手の問題等も含めて、法務省全体として人手不足が顕著になっているところがあるわけでありますので、やはりそこは中長期的な視点を

  77. ○国務大臣(平口洋君) 委員御指摘のとおり、外国人を受け入れた企業等において、…

    ○国務大臣(平口洋君) 委員御指摘のとおり、外国人を受け入れた企業等において、認められた活動内容に該当しない業務に従事させている事実が、事案が存在し、その対策が必要になっていることは事実でございます。  法務省といたしましては、外国人の受入れ・秩序ある共生のための総合的対応策に基づきまして、在留管理の適正化を進めているところでございます。具体的には、外国人の活動実態に疑義がある案件については勤務

  78. ○川合孝典君 ありがとうございます

    ○川合孝典君 ありがとうございます。  この問題に関しては、そもそも、いわゆる在留資格が明確に決まっている上で、こういった仕事に就きます、例えばIT業務に従事しますといって申請を出しておいて実際に工場の生産ラインで単純作業をしているというようなことが往々にして見受けられるわけであって、これって、申請書どおりにきちんと働いているのかどうかというのをいわゆる採用後というか、就労後にきちんと報告させれ

  79. ○国務大臣(平口洋君) お尋ねの在留資格、技人国でございますけれども、それを持…

    ○国務大臣(平口洋君) お尋ねの在留資格、技人国でございますけれども、それを持って在留する外国人は、学術上の素養を背景とする一定水準以上の専門的能力を必要とする業務や外国の文化に基盤を有する思考又は感受性を必要とする業務に従事する必要があるわけでございます。  そのため、例えば、特段の技術又は知識を要しない業務等はこの在留資格に該当しないと判断されるわけでございます。これを前提としつつ、実際に従

  80. ○川合孝典君 是非しっかりと御対応いただきたいと思いますが、その上で、これ御提…

    ○川合孝典君 是非しっかりと御対応いただきたいと思いますが、その上で、これ御提案ということなんですけど、ほかの在留資格と比べて、この技人国、技術・人文知識・国際業務というこの一つのカテゴリーですね、これ正直言って何を指しているのかが分からない在留資格になってしまっています。  要は、幅広くいい在留資格にしてあるがゆえに、そこの行間に抜け道が生じてしまっているんではないのかと思っておりますので、そ

  81. ○国務大臣(平口洋君) いわゆる独立性の担保の問題でございますけれども、まず、…

    ○国務大臣(平口洋君) いわゆる独立性の担保の問題でございますけれども、まず、監理支援機関につきましては、弁護士等の資格を有するなど一定の要件を満たした外部監査人の設置を義務化することで適正性を担保する、また、受入れ機関と密接な関係を有する監理支援機関の役職員が、入国後、講習等の一部を除いて監理支援等の業務に関与することを禁止するということで、受入れ機関からも独立性を担保することといたしております

  82. ○川合孝典君 お取組を進めていただくということについては従来の取組の延長線上で…

    ○川合孝典君 お取組を進めていただくということについては従来の取組の延長線上でということでの御答弁だったと思いますけれども、今のその構造だと、どうやったって利益相反の関係というのは解消されないわけですよね。  直接いわゆる監理団体自体が地元の中小企業の関係者の人たちがつくって、そこが人手不足の企業に対して、送り出し国の送り出し機関とやり取りをして技能実習生を受け入れて、監理団体が地元の中小企業、

  83. ○国務大臣(平口洋君) 大変難しい問題でございますけれども、御指摘のとおり、労…

    ○国務大臣(平口洋君) 大変難しい問題でございますけれども、御指摘のとおり、労働法制上、有償雇用契約の場合には一年を超えれば退職が可能であるということを踏まえますと、育成就労制度における本人意向による転籍の制限期間について一年とすることを目指すことが相当と考えられるわけでございます。  他方で、分野によっては一年での転籍を認めることで人材育成上の支障が生ずるといったような事情や、受入れ機関にとっ

  84. ○川合孝典君 ありがとうございます

    ○川合孝典君 ありがとうございます。  このことの議論をしたときに、いわゆる人材が定着しない、流出してしまうといったようなことの懸念ですとか、それから育成上一年では足りないといったようなことも含めて、要は、指摘が現場から上がってきているということは伺いましたが、その背景にあるのは、安い労働力なんですね。要は、人手不足だから外国人労働者を入れたいというニーズとは裏腹に、本音の部分でいくと、人手不足

  85. ○委員長(伊藤孝江君) 午後一時に再開することとし、休憩いたします

    ○委員長(伊藤孝江君) 午後一時に再開することとし、休憩いたします。    午前十一時五十四分休憩      ─────・─────    午後一時開会

  86. ○委員長(伊藤孝江君) ただいまから法務委員会を再開いたします

    ○委員長(伊藤孝江君) ただいまから法務委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、法務及び司法行政等に関する調査を議題とし、法務行政の基本方針に関する件について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。

  87. ○横山信一君 公明党の横山信一でございます

    ○横山信一君 公明党の横山信一でございます。  まず、オンライン接見について伺います。  私、北海道出身なので、オンライン接見にはこだわっています。北海道は、四国と九州を合わせた面積よりも大きいと、しかも積雪寒冷地なので、冬になると接見のための移動が簡単ではありません。昨年も言ったんですけれども、車以外の移動方法というのは考えられない地域ばかりなんですね。弁護人の所在地から接見場所までの移動時

  88. ○副大臣(三谷英弘君) 御質問ありがとうございます

    ○副大臣(三谷英弘君) 御質問ありがとうございます。  いわゆるオンライン接見、オンライン外部交通についてでございますけれども、将来的に全国でどれぐらいの地域に整備する予定かについて現時点で確たることは申し上げられないものの、令和八年度の拡大地域につきましては、現在、日本弁護士連合会等の関係機関と協議し、検討をしているところでございます。  令和七年度におきましては、現在、北海道の四地域を含み

  89. ○横山信一君 接見場所によって接見の機会が損なわれるみたいなことが、不利益があ…

    ○横山信一君 接見場所によって接見の機会が損なわれるみたいなことが、不利益があってはいけないので、とにかく整備を精力的に進めていただきたいというふうに思います。  次に、死刑制度について伺います。  国連総会では、二〇〇七年から二〇二四年までに計十回の死刑執行停止を求める決議を採択しています。日本はいずれも反対票を投じています。当然ですが、死刑廃止条約にも締結していません。しかも、国際規約委員

  90. ○副大臣(三谷英弘君) 御質問ありがとうございます

    ○副大臣(三谷英弘君) 御質問ありがとうございます。  大前提といたしましてではありますけれども、死刑制度の存廃につきましては、国際機関における議論の状況や諸外国における動向等を参考にしつつも、基本的には各国において、国民感情、犯罪情勢、刑事政策の在り方等を踏まえて独自に決定すべき問題であると考えております。  この国民世論の多数が、極めて悪質、凶悪な犯罪については死刑もやむを得ないと考えてお

  91. ○横山信一君 日本政府の死刑存置の理由は、今副大臣おっしゃられたとおり、内閣府…

    ○横山信一君 日本政府の死刑存置の理由は、今副大臣おっしゃられたとおり、内閣府の世論調査を基にしているわけであります。死刑もやむを得ないという、そういう回答が八〇%以上あるということです。  二〇二四年の世論調査でも、死刑は廃止すべきであるが一六・五%であったのに対し、死刑もやむを得ないは八三・一%でした。この数字というのは、国民が死刑制度についての議論や、それから今申し上げた国連決議、そしてま

  92. ○国務大臣(平口洋君) 先ほど副大臣が申し上げたとおり、死刑を廃止することは適…

    ○国務大臣(平口洋君) 先ほど副大臣が申し上げたとおり、死刑を廃止することは適当でないと考えております。  そのため、御指摘の自由権規約委員会による総括意見について、現時点において副大臣が申し上げた以上のより積極的な対応が必要であるとは考えておりません。

  93. ○横山信一君 そういう答えになるんでしょうけれども、その国民世論を根拠にして死…

    ○横山信一君 そういう答えになるんでしょうけれども、その国民世論を根拠にして死刑制度は廃止すべきではないというふうに考えるべきではないというのが私の今回の質問の意図なんですね。  ですから、多くの国民は、先ほど申し上げたように、この死刑制度、執行停止に関する勧告というのを知らないわけですから、だから、こうしたやむを得ないというふうな考え方になっている。あるいは、国際世論の動向が死刑執行停止に動い

  94. ○国務大臣(平口洋君) 旧氏使用の法制化は、これまで政府が二十年以上にわたって…

    ○国務大臣(平口洋君) 旧氏使用の法制化は、これまで政府が二十年以上にわたって進めてきた旧氏使用の拡大の取組をより一層進めるものであります。これにより、婚姻等による氏の変更によって社会生活で不便や不利益を感じる方を更に減らすことができると考えております。  これに対して、平成八年に法制審議会からその導入を内容とする答申がされた選択的夫婦別氏制度は、こうした取組とは全く異なる課題であると認識してお

  95. ○横山信一君 昨年にも申し上げたんですけど、選択的ということが大事であって、要…

    ○横山信一君 昨年にも申し上げたんですけど、選択的ということが大事であって、要するに、別氏を選択してもしなくてもそれはいいわけです、選択的であれば。  ですから、別氏で不安を感じる人はそれは同姓を名のればいいのであって、そういう意味では、通称使用よりも非常に幅があるのが選択的夫婦別姓の考え方でありますし、通称使用を法制化したところで、先ほど申し上げたようなグローバルに活躍する主に女性の皆さん方の

  96. ○横山信一君 法案はまだ出ていないですからこれからなんですけれども、通称が法律…

    ○横山信一君 法案はまだ出ていないですからこれからなんですけれども、通称が法律上の姓になると、各種手続において通称を使用する人が多くなることが予想されます。今まで使っていたものをそのまま使った方が楽ですから。そうすると、婚姻の際に決めた夫婦が称する氏、戸籍姓を使用する場面が少なくなってくるんじゃないかと。戸籍姓の形骸化、ひいては戸籍そのものの形骸化を招くことにならないでしょうかと。  むしろ、選

  97. ○国務大臣(平口洋君) 戸籍は、日本国民の親族的身分関係を登録、公証する唯一の…

    ○国務大臣(平口洋君) 戸籍は、日本国民の親族的身分関係を登録、公証する唯一の公簿でありまして、真正な身分変動の登録、公証を行うという重要な機能を有していると認識しております。  旧氏使用の拡大は、一組の夫婦及びこれと氏を同じくする子を編製単位とする現行の戸籍制度を維持しつつ、婚姻等による氏の変更によって社会生活で不便や不利益を感じる方を減らすものであると考えております。  また、厳格な本人確

  98. ○横山信一君 実際にどうなるか分からないんですけれども、そういう懸念があるよと…

    ○横山信一君 実際にどうなるか分からないんですけれども、そういう懸念があるよということをこの場で御指摘をしておきたいというふうに思います。  津島副大臣に対しての問いはこの後ありませんので、委員長のお取り計らいをお願いします。

  99. ○委員長(伊藤孝江君) 津島内閣府副大臣、御退室いただいて結構です

    ○委員長(伊藤孝江君) 津島内閣府副大臣、御退室いただいて結構です。

  100. ○横山信一君 じゃ、次に、冤罪の防止について伺ってまいります

    ○横山信一君 じゃ、次に、冤罪の防止について伺ってまいります。  まず、取調べの立会いについてであります。  取調べの立会いについては禁止規定がなく、法務省においても、取調べを行う検察官や警察官が取調べの機能を損なうおそれ、関係者の名誉及びプライバシーや捜査の秘密が害されるおそれ等を考慮し、事案に応じて適切に判断すべきものとされています。  しかし、日弁連によると、取調べに弁護人が立ち会った

  101. ○副大臣(三谷英弘君) お答えいたします

    ○副大臣(三谷英弘君) お答えいたします。  この取調べの機能を損なうおそれでございますけれども、これ、一般論ではございますけれども、検察官による取調べに弁護人の立会いを認めた場合には、弁護人が取調べに介入して取調べ官の質問を遮ったりすることなどが可能となりまして、一つには、必要な説得や質問を通じて被疑者からありのままの供述を得ることは期待できなくなる、あるいは二つ目、不利益な供述がされ得る質問

  102. ○横山信一君 本来、こういうものというのは、きちっとガイドラインを定めるべきだ…

    ○横山信一君 本来、こういうものというのは、きちっとガイドラインを定めるべきだと思うんですね。この取調べの検察官や警察官の判断に任せると、こうなっているわけですから。  ですから、ここでいう取調べの機能を損なうおそれというのは、言ってみれば、その検察官、警察官の判断で幾らでも、どんなふうにでも解釈できちゃうわけですよ。結果的に、それが弁護人の立会いを認めないという、そういう結果になっている。認め

  103. ○国務大臣(平口洋君) 個別事件における検察官の活動内容に関わる事項については…

    ○国務大臣(平口洋君) 個別事件における検察官の活動内容に関わる事項については差し控えたいと思いますが、その上で、一般論として申し上げれば、被疑者取調べへの弁護人の立会いにつきましては、様々な御議論があることは承知をいたしております。  被疑者取調べへの弁護人立会いの制度化については、以前、法制審議会において議論されたものの、証拠収集方法として重要な機能を有する取調べの在り方を根本的に変質させて

  104. ○横山信一君 法制審のことを言い始めるとまたいろいろ言いたいこといっぱいあるの…

    ○横山信一君 法制審のことを言い始めるとまたいろいろ言いたいこといっぱいあるので言いませんが、人選を含めていろいろ課題はあるというふうに思いますけれども、僕が何でプレサンス事件の話を持ち出したかといえば、これは弁護人がやれば絶対防げたんですよ。ですから、そういう意味では、わざわざ冤罪の温床をそのまま放置しておくような法制審の答申だったわけですよね。そういう現実があるわけですから、それに対してどうい

  105. ○国務大臣(平口洋君) 被収容者の健康を保持するために社会一般の医療の水準に照…

    ○国務大臣(平口洋君) 被収容者の健康を保持するために社会一般の医療の水準に照らして適切な医療上の措置を講ずるということは、国の重要な責務であると認識しております。  各施設におきまして必要な医療を提供するために、これまでも医療の中心となる医師を始め医療スタッフの確保等に努めてきたところでございます。今後とも広報啓発活動を通じて矯正医療の重要性に関する国民の関心と理解を深めるとともに、積極的な採

  106. ○横山信一君 矯正医療に従事する医師、看護師の人たち、理解を求めて来てもらうと…

    ○横山信一君 矯正医療に従事する医師、看護師の人たち、理解を求めて来てもらうということは大事なのかなというのはちょっと首をかしげるところなんですが、待遇、これちょっと通告していないのであれですけれども、待遇ってどうなっているんですか、この人たちの。事務方でいいので。

  107. ○横山信一君 広報活動をしないと集まらないという、それで実際どれぐらい集まるの…

    ○横山信一君 広報活動をしないと集まらないという、それで実際どれぐらい集まるのか分からないですけれども、以前よりは改善しているという話がありましたが、要するに待遇が悪いんですよね。だから、そういう意味では、この矯正医療に携わる人たちはなかなか来たがらないという現実があるというふうに思います。  だから、来てくれる人はこのように胃がんの専門医でなかったりもする場合もあるわけですから、そういう意味で

  108. ○国務大臣(平口洋君) 御指摘の研究会は、改正刑事訴訟法に関する刑事手続の在り…

    ○国務大臣(平口洋君) 御指摘の研究会は、改正刑事訴訟法に関する刑事手続の在り方協議会の取りまとめの結果を踏まえ、法務省において今後の検討の参考とするため、刑事手続の在り方について、基礎的知見を幅広く収集するとともに、意見交換を行うために開催しているものでございます。  刑事司法制度は国民生活の基盤でありまして、引き続き刑事司法がその機能を適切に発揮できるように本研究会において幅広く知見の収集や

  109. ○横山信一君 この研究会は、これまでに昨年十二月十九日と本年三月十一日の二回開…

    ○横山信一君 この研究会は、これまでに昨年十二月十九日と本年三月十一日の二回開催されています。これらの検討状況と今後のスケジュールについて伺います。

  110. ○横山信一君 進行が遅いので早くやってくれというのが前の協議会の提言でもありま…

    ○横山信一君 進行が遅いので早くやってくれというのが前の協議会の提言でもありますので、迅速に、そして充実した審議をお願いします。  ちょっと時間がなくなってきたので飛ばしまして、十四番目の日野町事件のことについて伺います。  二月二十四日に再審開始が決定をいたしました。冤罪が明らかになる可能性が高いものであります。  この日野町事件、一九八四年十二月に滋賀県日野町で酒店経営者が行方不明となり

  111. ○国務大臣(平口洋君) 個々の再審事件における審理の進め方は、裁判所におきまし…

    ○国務大臣(平口洋君) 個々の再審事件における審理の進め方は、裁判所におきまして個別具体的な事案の内容や訴訟関係者から提出される主張の内容等に応じて判断されるべき事柄でありますから、法務大臣としては、手続に要した期間や、の理由や、その長短に対する評価についてお答えすることは困難であります。

  112. ○横山信一君 ちょっと物足りないんだけど、時間がないのでちょっと最後の質問にし…

    ○横山信一君 ちょっと物足りないんだけど、時間がないのでちょっと最後の質問にしますけれども、冤罪はなぜ起こるのかということをどう分析しているのか、冤罪を生み出さないための対策として考えていることがあるのか、最後、大臣にお伺いいたします。

  113. ○国務大臣(平口洋君) 犯人ではない人を処罰することはあってはならないというこ…

    ○国務大臣(平口洋君) 犯人ではない人を処罰することはあってはならないということだと認識しております。  具体的事件において無罪判決が言い渡される理由は様々でございますが、例えば、証拠の吟味、検討が不十分であったことなどが指摘されてきたものと承知をいたしております。  その上で、取調べを含めた検察の捜査・公判活動が適切、適正に行われなければならないということは当然でありまして、「検察の理念」に

  114. ○委員長(伊藤孝江君) 時間になっておりますので、おまとめください

    ○委員長(伊藤孝江君) 時間になっておりますので、おまとめください。

  115. ○横山信一君 はい、分かりました

    ○横山信一君 はい、分かりました。  こういう冤罪防止のための努力はこれまでもいろいろ協議会を立ち上げてやってきているんだけれども、なかなか収まらないと、こういうことを今後もしっかりと追及してまいりたいと思います。  以上で終わります。

  116. ○嘉田由紀子君 ありがとうございます

    ○嘉田由紀子君 ありがとうございます。日本維新の会、嘉田由紀子でございます。  日本は、明治民法以来百三十年近く、離婚後単独親権が続いてきました。これを私たちの仲間が縁切り文化と言ってきましたけど、離婚によって親子、父母、さらに祖父母、親族とのつながりが切断され、子供の経済的、精神的、また社会的孤立を助長してきたとも言えます。  午前中の泉房穂議員の明石市の事例は、親子分断の単独親権に共同親権

  117. ○国務大臣(平口洋君) 離婚後共同親権を盛り込んだ令和六年の民法等改正法という…

    ○国務大臣(平口洋君) 離婚後共同親権を盛り込んだ令和六年の民法等改正法というのがこの度施行されるわけでございまして、法務省の方でも、こどものための共同養育計画書というふうなものを出してPRに努めているところでございます。  法務省では、改正法の趣旨や内容につきまして、解説動画を公開しているほか、パンフレットやポスター、QアンドA形式の解説資料を作成して、関係府省庁とも連携して、これらを活用した

  118. ○嘉田由紀子君 ありがとうございます

    ○嘉田由紀子君 ありがとうございます。  是非、大臣、前に出て、率先、周知をしていただけたらと思います。  特に新聞あるいはマスコミで広く、このタイミングですから、広げていただくちょうどいい時期だと思います。  さて、資料一で見ていただいたこの共同養育計画パンフレットですが、具体的に自治体の窓口に置いていただくことになります。自治体の窓口は、実は離婚を考えている人がまず行くところは、離婚届を

  119. ○嘉田由紀子君 ありがとうございます

    ○嘉田由紀子君 ありがとうございます。  実は、ある自治体で、戸籍窓口と是非ともこの子供の支援の窓口つないでほしいとお願いをしたら、戸籍は法定受託事務で、その情報を子供窓口に出せないんだと、守秘義務があるということを言われたんですけど、この辺り、多分、明石市でもいろいろあったと思いますが、市長さんがその方針でいけたらいいんですけれども、そういう市はどっちかというと少ないです。  ということで、

  120. ○嘉田由紀子君 子供の最善の利益というところで、是非お願いいたします

    ○嘉田由紀子君 子供の最善の利益というところで、是非お願いいたします。  実は、この共同養育計画、今民間がいろいろ工夫をしてくれております。私の手元にも幾つも民間の方が提案をしてくれているのがあるんですけれども、特に、オンラインで言わばADRのようなことを一般社団法人やあるいは会社経営でやり始めております。しかも、やっておられる方は、当事者で、本当に苦しんで自ら工夫した人たちが多いんですね。

  121. ○嘉田由紀子君 ありがとうございます

    ○嘉田由紀子君 ありがとうございます。  今、家庭裁判所、本当にお忙しいのを存じ上げておりますので、是非、民間の力、連携していただきたいと思います。  それで、五点目、最後ですが、改正民法の施行後に新たな離婚届のチェック欄もあります。それ、今後どのように進んでいくのか実態把握が必要だと思います。今の、今回の改正法はまだ穴だらけです。是非とも次の改正も目指して、ここどうやったら広げられるのか、意

  122. ○副大臣(三谷英弘君) 御質問ありがとうございます

    ○副大臣(三谷英弘君) 御質問ありがとうございます。  まず、共同養育計画書に関するパンフレットを評価いただきまして、ありがとうございます。より良いものにしていきたいと思っておりますので、御意見、引き続きよろしくお願い申し上げます。  その上でではありますけれども、これ、そもそもなんですけれども、養育費の支払ですとか親子交流の実施を含めまして、やっぱり子の利益を確保する観点からこの共同養育計画

  123. ○嘉田由紀子君 ありがとうございます

    ○嘉田由紀子君 ありがとうございます。  実は、例えば共稼ぎをするのでも、片親より両親の方が女性にとっても共稼ぎしやすいんですね。そういうことも含めて、ポジティブな面を強調していただけたらと思います。  ちょっと時間が迫っているんですが、今回の大臣所信の中に、成年後見制度の見直しということが入っております。ここのところ二点、お願いしたいんですが、まず、成年後見制度は当事者の方から大変いろいろな

  124. ○嘉田由紀子君 二点目ですけど、専門職の選任あるいは報酬等の家裁の審判について…

    ○嘉田由紀子君 二点目ですけど、専門職の選任あるいは報酬等の家裁の審判について、その決定理由がなかなか知らされないというところに不満があるんですが、この辺りはどうですか。民事局長さん、お願いします。

  125. ○委員長(伊藤孝江君) 時間になりましたので、おまとめください

    ○委員長(伊藤孝江君) 時間になりましたので、おまとめください。

  126. ○嘉田由紀子君 ありがとうございました

    ○嘉田由紀子君 ありがとうございました。  法律は人が幸せになるためにあるということで、是非その原点をこの皆で共有して、まして、当局には実践をお願いいたします。  これで終わります。ありがとうございました。

  127. ○安達悠司君 参政党の安達悠司です

    ○安達悠司君 参政党の安達悠司です。  今日は、法務大臣の所見にあった入国在留管理について主に伺っていきたいと思います。  まず最初に文部科学省の方にお伺いしたいんですけれども、去年の三月三十一日付けで、この留学生に関して国立大学協会というところが出しました我が国で将来を担う国立大学の新たな将来像という文書があります。これによると、二〇四〇年までに、現在七・九%の留学生受入れを三〇%まで拡大す

  128. ○副大臣(中村裕之君) お答え申し上げます

    ○副大臣(中村裕之君) お答え申し上げます。  御指摘の一般社団法人国立大学協会の提言は、同協会として取りまとめられたものでありまして、文部科学省としてその策定に関与したことはございません。  その上で、大学等における外国人留学生の受入れについては、受入れ機関における在籍管理の一層の徹底等を通じて質の向上を図る視点をより一層重視してまいりたいと考えているところであります。具体的な目標については

  129. ○安達悠司君 今、文部科学副大臣からお答えがありましたが、大学の現場では、やは…

    ○安達悠司君 今、文部科学副大臣からお答えがありましたが、大学の現場では、やはりこういうふうな目標値が勝手に立てられて、政府は関知していないとおっしゃいましたが、それでも現場では、これらの目標によって受入れの圧力が、留学生を受け入れないといけないという圧力が掛かっているという声が上がっています。  また、そもそも国立大学とは一体何のためにあるのかと。政府は一兆円以上の運営費交付金を出しているわけ

  130. ○委員長(伊藤孝江君) 中村文部科学副大臣におかれましては、御退室いただいて結…

    ○委員長(伊藤孝江君) 中村文部科学副大臣におかれましては、御退室いただいて結構です。

  131. ○安達悠司君 続きまして、今度は特定技能と育成就労についてお尋ねします

    ○安達悠司君 続きまして、今度は特定技能と育成就労についてお尋ねします。  私は、この特定技能と育成就労というものについて、これ、育成就労というのは令和六年の六月に法改正で、入管法の改正で導入されたんですけれども、そのとき参政党はまだ議員一人しかいませんでしたが、反対をいたしました。その反対した理由は、これは事実上移民政策であると、それから、ほかの国はもう失敗していると、そして、移民受入れによる

  132. ○安達悠司君 今、人手不足だから人材確保しないといけないんだと、そのために外国…

    ○安達悠司君 今、人手不足だから人材確保しないといけないんだと、そのために外国人を受け入れると。しかも、この育成就労の外国人というのは、今までと違って、全く専門性もスキルも何も持っていない、真っ更な状態の人でもいいんだということなんですね。なので、これは事実上移民の受入れにほかならないということなんですよ。  今までの我が国の在留管理の在り方は、一定の専門性があったり非常に高度な技術をお持ちの方

  133. ○国務大臣(平口洋君) 人口減少に伴う人材、人手不足の状況におきまして、外国人…

    ○国務大臣(平口洋君) 人口減少に伴う人材、人手不足の状況におきまして、外国人を必要としている分野があることは事実であると考えております。  その上で、特定技能、育成就労制度による外国人の受入れは、生産性の向上や国内人材確保のための取組を十分に行った上でなお人材を確保することが困難な状況にある産業上の分野に限って行われるものでございます。  この点、外国人の受入れによって日本人労働者の待遇低下

  134. ○安達悠司君 私は、法務大臣には、是非、我が国は外国に依存しなくてもやっていけ…

    ○安達悠司君 私は、法務大臣には、是非、我が国は外国に依存しなくてもやっていける国なんだといった価値観をはっきり打ち出していただきたかったですね。  その上で、今回特定技能と育成就労合わせて一月二十三日に出した数字が、上限合計が、令和十年までに百二十三万一千九百人、この人手が足りませんということなんですね。しかし、今さっき国内の労働力の話もありましたが、国内の人材が本当にそんなにいないのかという

  135. ○安達悠司君 私は、厚生労働省が出しているもう一つの数字がありまして、令和六年…

    ○安達悠司君 私は、厚生労働省が出しているもう一つの数字がありまして、令和六年版の労働経済の分析というこの労働経済白書によれば、もう一つ別の令和四年の就業構造基本調査という総務省の統計を基に算出しますと、求職活動はしていないが就業希望のある無業者、これが約四百六十万人、求職者が約三百二十万人ということになっていまして、これを合わせると、いわゆる就業希望のある人は七百八十万人となりますし、また、今現

  136. ○安達悠司君 私が聞いた説明は、もうちょっとシンプルに、直近五年間の就業者数の…

    ○安達悠司君 私が聞いた説明は、もうちょっとシンプルに、直近五年間の就業者数の平均増加数が年一万程度だったからと。直近五年間というのは、平成三十年から令和五年までの増加数が、要は平均年一万人程度しか増えなかったので、過去五年間、令和五年までの五年間で五万人ぐらいしか増えていないから五万一千五百人ですという説明を聞いたんですけど、そうではないんですか。

  137. ○安達悠司君 ということで、これはつまり、要するに、この国内人材確保というのは…

    ○安達悠司君 ということで、これはつまり、要するに、この国内人材確保というのは、これからを言っているんじゃなくて、これまで平成三十年から令和五年までの取組の結果、五万人しか確保できなかったからこれからの令和五年から令和十年までも五万人しか確保できないでしょうという数字なんです。これで本当にいいんですかという話なんですね。  つまり、例えば介護分野って物すごくやっぱり給与って大事なんですよね。私の

  138. ○国務大臣(平口洋君) 厚生労働省の方がお答えになったように、令和十年度末の産…

    ○国務大臣(平口洋君) 厚生労働省の方がお答えになったように、令和十年度末の産業需要等を踏まえ、そこから生産性向上と国内人材確保策による人材確保数を除いて算出したものでございます。これらは、各分野の産業政策と各分野の事情を踏まえて各分野所管省庁において算出したものでございまして、有識者から意見を十分聴取した上で適切に制定されたものと認識をしております。  なお、十九分野それぞれにおいて国内人材確

  139. ○安達悠司君 私は、この、要は今、五万一千五百人という数字がまた変われば、これ…

    ○安達悠司君 私は、この、要は今、五万一千五百人という数字がまた変われば、これは国内人材だけで十分賄えますので、育成就労要らないですよ。本当に、もちろん外国人の中には優秀な人もいるので、そういう人たちを絶対一人も入れない、入れるべきではないとまで言いませんけど、やっぱりこの百二十三万という数字はもう一度見直すべきだと私は思います。  また、最後もう一問、来年四月からですね……

  140. ○委員長(伊藤孝江君) もう時間が過ぎておりますので、おまとめください

    ○委員長(伊藤孝江君) もう時間が過ぎておりますので、おまとめください。

  141. ○安達悠司君 はい、分かりました

    ○安達悠司君 はい、分かりました。  自転車の反則金の話も聞きたかったんですけど、それはまた次回に譲ることにいたしまして、私の質疑を終わります。  ありがとうございました。

  142. ○仁比聡平君 日本共産党の仁比聡平でございます

    ○仁比聡平君 日本共産党の仁比聡平でございます。  今日は、再審法の見直しは何のためかという点について大臣の認識を伺いたいと思います。  お手元に今資料が配られているところですけれども、元裁判官の皆さんが、昨年十二月に、再審法改正に関する元裁判官の共同声明というのをお出しになりました。冒頭の部分、皆さんにも御覧いただきたいと思いますけれども、現在再審制度の改正についての議論が本格化していると、

  143. ○国務大臣(平口洋君) 再審制度の在り方については、御指摘の声明を含め、様々な…

    ○国務大臣(平口洋君) 再審制度の在り方については、御指摘の声明を含め、様々な御議論があることは承知をしております。  その上で、再審制度に関しては、現行の刑事訴訟法の制定以来改正が行われていないところ、近時、無罪判決とも相まって、再審請求者等の手続保障が必ずしも十分でないといった指摘や、手続規定が乏しいため審理運営上の困難が生じており、事件によっては処理が遅延しているといったような指摘がなされ

  144. ○仁比聡平君 大臣、今、より適切に機能するようとおっしゃいましたけど、今はうま…

    ○仁比聡平君 大臣、今、より適切に機能するようとおっしゃいましたけど、今はうまくいっているという認識ですか。

  145. ○国務大臣(平口洋君) 一概に言い切ることはできませんけれども、あるものについ…

    ○国務大臣(平口洋君) 一概に言い切ることはできませんけれども、あるものについては非常に事態が遅れていると、時間を要しているということが言えると思います。

  146. ○仁比聡平君 あるものについてはではないでしょう

    ○仁比聡平君 あるものについてはではないでしょう。この裁判官たちの共同声明がいうように、近時幾つもの再審無罪判決が出され、でしょう。大臣、何か特定の袴田事件だけでしたなんて言えませんよね。  今日、古庄議員の質問に対しても同じ答弁されましたけれども、必ずしも十分でないとか、事件によってはとか、より適切に機能するようにと、つまり、人権侵害を相対化しておられますよね。  再審の目的は何か。人権救済

  147. ○国務大臣(平口洋君) 一般論として申し上げれば、再審制度の在り方については、…

    ○国務大臣(平口洋君) 一般論として申し上げれば、再審制度の在り方については、確定判決による法的安定性の要請と個々の事件における是正の必要性の双方を考慮しつつ、様々な角度から検討する必要があるというふうに考えております。  法制審議会においては、様々な立場の構成員により幅広い観点から慎重かつ丁寧に議論が行われたものと承知しておりまして、法務省としては、答申を重く受け止めているところでございます。

  148. ○仁比聡平君 確定判決の安定性と今おっしゃったんですが、大臣、何をおっしゃって…

    ○仁比聡平君 確定判決の安定性と今おっしゃったんですが、大臣、何をおっしゃっているか御理解なさっていますか。  袴田事件でいうと、事件の発生から再審無罪の確定まで五十八年掛かりました。死刑という判決にさらされてきたでしょう。無期懲役という判決もありますよね。この人生を奪う誤った判決による明らかな冤罪からの救済というのがこれほど深刻な形で迅速性を欠いているというこのことについて、一方で確定判決がそ

  149. ○国務大臣(平口洋君) 委員がおっしゃることも確かにそのとおりでございますけれ…

    ○国務大臣(平口洋君) 委員がおっしゃることも確かにそのとおりでございますけれども、袴田事件ほど時間を要する必要性というこのものは今後ないというふうに信じております。

  150. ○仁比聡平君 信じてどうするんですか

    ○仁比聡平君 信じてどうするんですか。大臣が幾ら信じても、制度とそれに基づく検察の活動、そして裁判の格差がある限り、同じ出来事は起こりますよ、起こり得ますよ。  ちょっと別の角度で聞きますけれど、高市総理がこの問題について二月二十七日の衆議院予算委員会で質問をされました。議事録を付けていますけれども、後藤祐一衆議院議員の質問に対して、こうおっしゃっているんですね。  法制審の答申というのは非常

  151. ○国務大臣(平口洋君) 総理の申し上げた件は、私もそのとおりでございます

    ○国務大臣(平口洋君) 総理の申し上げた件は、私もそのとおりでございます。

  152. ○仁比聡平君 であれば、私も参加をしておりますが、この再審法の問題での超党派の…

    ○仁比聡平君 であれば、私も参加をしておりますが、この再審法の問題での超党派の議連というのは、去年の五月一日の数字がありますけど、三百八十六人もの衆参の国会議員が、当然自民党を始め与野党を超えて参加をしていますし、直近、総会がこの間ありましたけれども、百八十二人の名立たる自民党の議員の方々も含めてメッセージを寄せられました。かつ、実務者の協議、幹事会、総会を幾度も重ねて、実務法曹、それから研究者、

  153. ○国務大臣(平口洋君) 現在、与党内の意見については取りまとめ中でございますの…

    ○国務大臣(平口洋君) 現在、与党内の意見については取りまとめ中でございますので、今確たることは申し上げられませんけれども、それらの手続を経た上で判断をしたいと考えております。

  154. ○仁比聡平君 与党、中でも自民党、維新の会、皆さん頑張ってほしいと思うんですよ

    ○仁比聡平君 与党、中でも自民党、維新の会、皆さん頑張ってほしいと思うんですよ。問われているのは、国権の最高機関としての国会の責任の重さなんだと思います。  高市総理の言うような意味での検討、議連案もしっかり踏まえて適切に判断をするという種類のものであるという、こういう検討を否定されないと。否定されないどころか、そのように進めるんだというのが大臣のお立場なんだと思うんですね。  そうすると、資

  155. ○仁比聡平君 いや、記事はそれは根拠があって書いているんだと思いますが、私が尋…

    ○仁比聡平君 いや、記事はそれは根拠があって書いているんだと思いますが、私が尋ねているのは、一人の裁判官の判断で確定判決を覆せるのは不合理だというのが法務省の立場なんですか。一人の裁判であろうが、間違った裁判を覆すことができるのは当たり前じゃないですか。

  156. ○仁比聡平君 驚くべきことですね

    ○仁比聡平君 驚くべきことですね。一人の裁判官であろうが、救済すべきは救済するという答弁をされるのかと思っていました。  もう一つ、この不服申立てというのは不当な再審開始決定を正すためというふうに、検察から、検察というか、法務省からそういう答弁もあっていると思いますけれども、検察官による不服申立てがなぜ必要か。それは、不当な開始決定、再審開始決定を正すためだという、そういうお立場ですか。

  157. ○仁比聡平君 私は、そこが根本的に違うんじゃないかと思うんですよ

    ○仁比聡平君 私は、そこが根本的に違うんじゃないかと思うんですよ。通常審と同じなのかと。そうではないと思います。  再審開始決定の当不当を検察組織が判断し、有罪主張を続けてきたという構造、それができるという構造が検察官の不服申立てですよね。無辜の、そういう構造が無辜の非常救済を阻んできたと。検察は実際には公益の代表者なのかと、そうではないのではないかというのが、この相次ぐ再審、そして無罪という、

  158. ○仁比聡平君 証拠開示の問題について、先ほどの共同声明、裁判官の共同声明の一枚…

    ○仁比聡平君 証拠開示の問題について、先ほどの共同声明、裁判官の共同声明の一枚めくっていただくと、再審開始、無罪になった多くの事件において、決め手になったのは、それまで捜査機関の下で眠っていて、弁護人の度重なる求めによってようやく開示された証拠だという指摘がありますよね。  去年の夏に再審無罪が確定した福井の女子中学生殺人事件、前川彰司さんが長年の間冤罪だと闘い続けてきましたが、この事件は、六人

  159. ○委員長(伊藤孝江君) 仁比委員、時間ですので、おまとめください

    ○委員長(伊藤孝江君) 仁比委員、時間ですので、おまとめください。

  160. ○仁比聡平君 三十年余りにわたって証拠を隠してこうやって人生を奪ってきたという…

    ○仁比聡平君 三十年余りにわたって証拠を隠してこうやって人生を奪ってきたということに対して何の反省もないまま、まともな再審の法の改正の議論なんてできるはずがないと思いますが、時間が過ぎてしまいましたから、御答弁をいただくわけにいかないんでしょう。  局長も大臣も、根本的な反省に立ってこの議論に臨むべきだということを強く申し上げて、質問を終わります。

  161. ○北村晴男君 日本保守党の北村です

    ○北村晴男君 日本保守党の北村です。よろしくお願いします。  大臣所信において、外国人との秩序ある共生社会の実現について言及がありました。これまでの共生一辺倒の在り方を見直し、秩序ある形に変えていくという大方針には賛成いたしますが、個々の具体的な施策につきましてはただすべきものがあると考えております。  まず、外国人に対する生活保護についてでございます。  我が国に滞在する外国人に対する生活

  162. ○北村晴男君 法律があえて日本国民に限定しているものを、これを拡大して税金を投…

    ○北村晴男君 法律があえて日本国民に限定しているものを、これを拡大して税金を投入しているという事実、これを決して忘れないでいただきたいというふうに考えます。  先ほど申し上げたように、数が格段に増加していると思われる、そして国民にとっても負担が大きくなっていると思われる、この点は間違いありません。もちろん、人道上の措置を一概に否定する考えはありませんけれども、生活保護の原資は、これは、恐縮ですけ

  163. ○北村晴男君 今おっしゃった人道上の理由が認められる場合、これは具体的にどうい…

    ○北村晴男君 今おっしゃった人道上の理由が認められる場合、これは具体的にどういうケースでしょうか。

  164. ○北村晴男君 推測するところ、齋藤法務大臣の時代に在留特別許可が与えられたよう…

    ○北村晴男君 推測するところ、齋藤法務大臣の時代に在留特別許可が与えられたような、例えば子供が日本の学校に通っている場合、そんな場合が該当するのかなと想像いたしますけれども、そもそも、今申し上げたケースについて人道上の理由として在留許可を認めるということは極めて不適切だというふうに考えております。  といいますのは、日本人でも外国人でも、親の都合で転校しなけりゃいけない、あるいは外国に行ってその

  165. ○北村晴男君 今おっしゃったことは、一概に取消し事由にするのは適切でないケース…

    ○北村晴男君 今おっしゃったことは、一概に取消し事由にするのは適切でないケースもあるだろう、それは理解いたします。しかし、場合によっては取消し事由とすべきケース、ごめんなさい、取り消すべきケースもあると思われますので、この点も柔軟に対応できるような検討をお願いしたいというふうにお願いしておきます。  さて、帰化制度についてお聞きします。  帰化の許可につきましても永住許可と同様の問題があります

  166. ○北村晴男君 今おっしゃった法的な安定性というのは一定程度理解はいたしますが、…

    ○北村晴男君 今おっしゃった法的な安定性というのは一定程度理解はいたしますが、しかし、いかにその帰化の段階、帰化許可の段階で厳格な審査をするとはいっても、その人がどういう犯罪性向を有しているのかとか、あるいは日本に対して敵対的な心情を持っているのかとか、あるいは本当に生活力があるのかどうかなど、将来予測を正確にするということは基本的には非常に難しいことだと考えております。  であれば、先ほどおっ

  167. ○北村晴男君 ウガンダとチュニジアのケース、これは、例えばですけど、同性愛者で…

    ○北村晴男君 ウガンダとチュニジアのケース、これは、例えばですけど、同性愛者であるということを主張すれば難民認定を得られると考える者が多数出てくる可能性があるという点で影響が大きいとも考えられます。  しかるべきときに現地調査を行うべきと考えますが、ここで、先ほど申し上げたクルド人のケースでもって現地調査を行った、それについて日弁連が、その調査の方法について人権侵害であるという警告を行いました。

  168. ○北村晴男君 不起訴処分の中には、例えば性犯罪を行って示談が成立したとか、ある…

    ○北村晴男君 不起訴処分の中には、例えば性犯罪を行って示談が成立したとか、あるいは被害者が法廷に立ちたくないなど、そういった理由で不起訴になるケースも大変多いと。加えて、外国人については、コミュニケーションがうまくいかない、そして通訳を入れても日本人の取調べに比較して二倍、三倍、四倍の時間が掛かると。そのために、刑事訴訟法に定められた身柄拘束期間内で容疑を固めることができない。そこで、やむなく不起

  169. ○委員長(伊藤孝江君) 本日の調査はこの程度にとどめ、これにて散会いたします

    ○委員長(伊藤孝江君) 本日の調査はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後三時十分散会