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法務委員会

2026年4月10日

135件の発言

  1. ○井上委員長 これより会議を開きます

    ○井上委員長 これより会議を開きます。  裁判所の司法行政、法務行政及び検察行政、国内治安、人権擁護に関する件について調査を進めます。  この際、お諮りいたします。  各件調査のため、本日、政府参考人として、お手元に配付いたしておりますとおり、警察庁長官官房審議官服部準君外十六名の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

  2. ○井上委員長 御異議なしと認めます

    ○井上委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     ―――――――――――――

  3. ○井上委員長 次に、お諮りいたします

    ○井上委員長 次に、お諮りいたします。  本日、お手元に配付いたしておりますとおり、最高裁判所事務総局刑事局長平城文啓君から出席説明の要求がありますので、これを承認するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

  4. ○井上委員長 御異議なしと認めます

    ○井上委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     ―――――――――――――

  5. ○井上委員長 質疑の申出がありますので、順次これを許します

    ○井上委員長 質疑の申出がありますので、順次これを許します。高見康裕君。

  6. ○高見(康)委員 おはようございます

    ○高見(康)委員 おはようございます。自由民主党の高見康裕です。  大臣の所信につきまして、平口大臣、三谷副大臣始め法務省の皆様と議論させていただきたいと思っておりますので、御答弁のほどよろしくお願いいたします。  まず初めに、入管法、あるいは入管庁の体制強化について質問をさせていただきます。  我が国の在留外国人の数は、昨年末の時点で、過去最多を更新する四百十三万人というふうになっておりま

  7. ○高見(康)委員 ありがとうございます

    ○高見(康)委員 ありがとうございます。  今回、今御答弁いただきましたように、手数料の上限額を、現行一万円のところを十万円ないしは三十万円に引き上げられるということで、一部で、これは過大ではないかという声もあると承知をしています。上限額十万円あるいは三十万円というのは、どのような考え方で定める考えなのかということを伺います。

  8. ○高見(康)委員 今答弁をいただいた積み上げの根拠ですね、実費がかかる、公正な…

    ○高見(康)委員 今答弁をいただいた積み上げの根拠ですね、実費がかかる、公正な管理に対して費用がかかる、そして今後の物価上昇も見込む、そして諸外国との比較の観点も入れていると。この点は、本当に丁寧に説明を尽くしてもらいたいと思います。  この国会審議はもちろんですけれども、実際に現場で、窓口で、外国人の皆様、またそれを支える方々、雇用主の皆様ですとか、こうした直接向き合う職員の皆様が、今次長が御

  9. ○平口国務大臣 お答えをいたします

    ○平口国務大臣 お答えをいたします。  在留許可手数料の収入は、一般財源として計上されているという前提ではございます。  その上で、法務省としては、所信でも申し上げましたとおり、デジタル技術の活用による出入国在留管理行政のDXの推進、難民等の適切かつ迅速な保護、支援、国民の安全・安心のための不法滞在者ゼロプランの強力な推進など、出入国管理の一層の適正化を図っていきたいと考えております。  ま

  10. ○高見(康)委員 ありがとうございます

    ○高見(康)委員 ありがとうございます。  今回の手数料引上げで増える歳入というのは約九百億円だというふうに見込まれています。これはもちろん一般会計に入りますが、今の受益者負担というロジックからして、当然、外国人との秩序ある共生社会の実現のための政策に充てられるべきであるということは申し上げておきたいと思います。  次は、違う角度から大臣にお聞きをいたします。  大臣の所信の中で、外国人の受

  11. ○平口国務大臣 お答えをいたします

    ○平口国務大臣 お答えをいたします。  お尋ねの基礎的な調査検討につきましては、昨年の関係閣僚会議における高市総理から私への指示を受けて、外国人との秩序ある共生社会推進担当大臣の小野田大臣と相談しつつ、出入国管理庁庁内のプロジェクトチームにおいて進めてきたところでございます。  この基礎的な調査検討は、今後、外国人の受入れ・秩序ある共生のための総合的対応策に基づいて進めていく具体的な調査検討、

  12. ○高見(康)委員 ありがとうございます

    ○高見(康)委員 ありがとうございます。  次に、リーガルテックについて質問いたします。  リーガルテックとは、AIやクラウド技術などを活用して法務業務を効率化、高度化するサービスのことでありまして、近年、企業の法務部門は、ビジネスのグローバル化、イノベーションの加速、コーポレートガバナンスの強化など、業務が質、量共に増えている一方で、企業法務に携わる人材不足というのは進行しておりまして、AI

  13. ○三谷副大臣 お答えいたします

    ○三谷副大臣 お答えいたします。  企業法務分野におけるAIリーガルテックの利活用でございますけれども、本年二月、政府の規制改革推進会議から出されました中間答申を受けまして、法務省では既に、法務大臣から御指示をいただきまして、私の下に企業法務分野におけるAIリーガルテック規制に関するタスクフォースを立ち上げて、検討に入ったところでございます。  この点に関して、先ほど御指摘もいただきましたけれ

  14. ○高見(康)委員 ありがとうございます

    ○高見(康)委員 ありがとうございます。  サービスがやはり適法かどうかがはっきりしないと、抵触してしまうかもしれないということで開発側は開発をためらったり、利用する側は利用をためらったりということになってしまうと、結局、このAI、成長戦略の柱でありますので、この分野で国際競争力を失ってはいけないということを懸念をしております。ですので、サービスも、今あるサービスだけではなくて、日進月歩ですので

  15. ○高見(康)委員 ありがとうございます

    ○高見(康)委員 ありがとうございます。  私も法務大臣政務官をさせていただいたときに、ASEAN、G7の法務大臣会合、東京でホスト役もさせていただきました。このときに、日本にもっと役割を果たしてほしい、日本だからこそ各国の事情に寄り添って対応してくれる、日本だからできることがたくさんあるんだという各国の皆様の声をじかに聞いて、日本の評価、期待、そういうものを肌で実感をしたところです。  ただ

  16. ○高見(康)委員 次に、拘禁刑に関する取組について質問いたします

    ○高見(康)委員 次に、拘禁刑に関する取組について質問いたします。  近年、我が国の刑法犯認知件数は、戦後最多だった二〇〇二年からは約四分の一にまで減少しているものの、検挙者に占める再犯者の割合は四七%と高止まりをしております。再犯防止は喫緊の課題でありまして、その意味で、懲らしめから更生へ、懲らしめから立ち直りへという考えの下導入された拘禁刑は、再犯防止の成否の鍵を握る、矯正行政にとっても大き

  17. ○高見(康)委員 今御答弁いただきました受刑者の特性に応じた処遇というのは、こ…

    ○高見(康)委員 今御答弁いただきました受刑者の特性に応じた処遇というのは、これは今始まったことではなくて、拘禁刑導入に先駆けて行ってきたのが、全国に四か所ある、民間のノウハウを活用したPFI刑務所だと思っています。  私の地元にも島根あさひ社会復帰促進センターがありますけれども、ここに視察に行きました。訓練生、受刑者と呼ばずに訓練生と呼ぶんですけれども、それぞれの適性とか興味に応じて、デジタル

  18. ○高見(康)委員 成果が出ているということで、引き続きよろしくお願いいたします

    ○高見(康)委員 成果が出ているということで、引き続きよろしくお願いいたします。  就労支援におきましては、職業訓練で身につけた知識や技能が、社会に出た後の社会側のニーズときちんとマッチしているのかという視点が非常に大事だと思っています。幾ら技能を習得しても、出所後にそれを生かして就職できないということであれば、私は効果が少ないんだというふうに思っています。ですので、社会でどのような人材が求めら

  19. ○高見(康)委員 ありがとうございます

    ○高見(康)委員 ありがとうございます。  殺処分されてしまうかもしれない犬をこうして保護犬として育成をする、それによって受刑者側も自己肯定感が高まる、コミュニケーションが高まるという、非常にウィン・ウィンの、いい取組だと思いますので、是非進めていただきたいと思います。  以上で質問を終わります。ありがとうございました。

  20. ○西村(智)委員 西村です

    ○西村(智)委員 西村です。  まず、今日、私は、再審法から質問をしたいと思っております。  二〇二四年の十月に、袴田事件で再審無罪が確定をいたしました。袴田巌さんは、無罪が確定するまで五十八年もかかっています。ほかにも冤罪事件があまた、あまたとは言えないかもしれませんが、あまた起きているということ、こうした厳然たる事実が再審法改正の立法事実であるというふうに私は考えております。  冤罪は、

  21. ○平口国務大臣 お答えをいたします

    ○平口国務大臣 お答えをいたします。  お尋ねの冤罪という用語については、法令上の用語ではなく、また、その意味内容が必ずしも一義的に明らかではないことから、法務省として、冤罪の定義についての特定の見解を有しているものではございません。  その上で、処罰されるべきでもない者が処罰されることがあってはならないのは当然のことでありまして、万一そのようなことが生じた場合には、速やかに救済されなければな

  22. ○西村(智)委員 冤罪という用語がどうしても法務省、法務大臣としては使えないと…

    ○西村(智)委員 冤罪という用語がどうしても法務省、法務大臣としては使えないということかもしれませんが、冤罪は、私はやはり、最大の人権侵害であるというふうに、国家による最大の人権侵害であると思っております。  三月三日に、私は予算委員会の基本的質疑で高市総理にこの点を質問しましたときにも、一般論としてということですが、犯人でない人を処罰するということは、その人権を著しく侵害するものであって、当然

  23. ○平口国務大臣 お答えをいたします

    ○平口国務大臣 お答えをいたします。  刑事訴訟法の一部を改正する法律案に関して、与党内審査において議員の皆様から様々な御意見をいただいていることについては報告を受けております。  もっとも、国会議員の活動に関わる事柄であり、法務大臣としては、与党内での議論状況の詳細についてはお答えを差し控えたいと思います。  また、御指摘の超党派議連での議論状況についても、国会議員の活動に関わる事柄であり

  24. ○西村(智)委員 三月三日の予算委員会で、高市総理は、法制審の答申というのは非…

    ○西村(智)委員 三月三日の予算委員会で、高市総理は、法制審の答申というのは非常に重いものですけれども、審査がこれからありますので、例えば与党内、そして超党派議連でも御議論いただいていますから、そういった御意見もしっかりと踏まえて適切に判断するというふうに述べておられました。平口大臣に、私はその後、その日に見解を求めましたところ、平口大臣も、総理と同じ考えであるというふうに答弁をしていただきました

  25. ○平口国務大臣 与党内審査においては議員の皆様から様々な観点からの御意見をいた…

    ○平口国務大臣 与党内審査においては議員の皆様から様々な観点からの御意見をいただいていることについては報告を受けておりまして、御指摘の議連の方からの御意見も、そういったようなところを通じて報告を受けているところでございます。  法務省としては、そのような与党内審査における議論も踏まえて、適切に対応してまいりたいと考えております。

  26. ○西村(智)委員 頼むよという声が後ろから聞こえるんですけれども

    ○西村(智)委員 頼むよという声が後ろから聞こえるんですけれども。  大臣、分かっておられますよね、論点については。何が論点になっているのか、そのことについては、今はここの場では言えないけれども分かっているというふうに理解していいですね。

  27. ○平口国務大臣 例えば、再審請求審における証拠の提出命令制度とか、再審開始決定…

    ○平口国務大臣 例えば、再審請求審における証拠の提出命令制度とか、再審開始決定に対する検察官の不服申立ての在り方などについては、皆様から様々な御意見をいただいているという報告は受けております。

  28. ○西村(智)委員 ありがとうございます

    ○西村(智)委員 ありがとうございます。  私も再審に関して、いろいろと本当にたくさん課題はあるんだけれども、主には、先ほど大臣が答弁してくださった、証拠開示の問題であったり、あるいは検察官の不服申立てであったりということだというふうに思っているんです。  その中でも、やはり私は、法制審の議論など、答申を見ていて、特に、証拠開示については、これは一応は議論して答申に盛り込まれているところもある

  29. ○西村(智)委員 ちょっとおかしいと思うんですよね

    ○西村(智)委員 ちょっとおかしいと思うんですよね。  私が冒頭申し上げましたとおり、やはり再審はすごく時間がかかるわけですよ、まずその再審が始まるまでに。袴田さんは実に五十八年かかっているわけですよね。ほかの事件も、それこそ年単位でかかっているものが結構あります。これに対してどう法改正で対応するのかという、ここの再審の長期化というのが私は今回の見直しの立法事実だというふうに思うんですよね。それ

  30. ○平口国務大臣 再審制度の改正は、基本法である刑事訴訟法の改正に関わるものであ…

    ○平口国務大臣 再審制度の改正は、基本法である刑事訴訟法の改正に関わるものでありまして、刑事裁判実務に非常に大きな影響を及ぼすものでございます。そのため、刑事法に関する基本的な事項をつかさどる法制審議会におきましては、様々な立場の専門家の方々に、再審請求事件の実情を踏まえつつ、幅広い観点から議論していただくこととしたものでございます。  そして、御指摘の方々は、審議事項に関する立案等の行政事務や

  31. ○西村(智)委員 スタートラインからしてそういった中立性や客観性に疑義のある構…

    ○西村(智)委員 スタートラインからしてそういった中立性や客観性に疑義のある構成の中では、やはり立法事実に即した議論というのは期待できないと私は申し上げざるを得ません。  当事者と見られるような人たちが入っていることに加えて、もう一つ。  学者の方からも、六名ですかね、入っていただいているということです。皆さん、それぞれ刑事訴訟法の方の大家ですか、刑法でなくて刑事訴訟法の方の大家であるというこ

  32. ○西村(智)委員 これについては、時事通信社が、昨年の十一月頃でしょうか、十月…

    ○西村(智)委員 これについては、時事通信社が、昨年の十一月頃でしょうか、十月から十一月にかけて、再審制度に関する論文を発表した人たちにアンケートを行っていました。  これによりますと、過去十年以内に再審に関する論文発表を確認できた国内の現職の研究者は二十四人だったと。時事通信によりますよ、私は正確には分かりませんが。二十四人に対してアンケートを実施したところ、回答した十九人全員が、再審開始決定

  33. ○平口国務大臣 お答えをいたします

    ○平口国務大臣 お答えをいたします。  法制審議会の答申について様々な御意見があることは承知をいたしております。  もっとも、法制審議会においては、再審制度の在り方について、様々な立場の構成員により、幅広い観点から精力的かつ丁寧な議論がなされたものと承知をしております。  法務省としては、法制審議会の答申を重く受け止めつつ、与党内審査における議論も含めて、適切に対応してまいりたいと考えており

  34. ○西村(智)委員 適切に対応してまいりたいというその言葉で全てを酌み取ってくれ…

    ○西村(智)委員 適切に対応してまいりたいというその言葉で全てを酌み取ってくれということなのかもしれませんけれども、でも、この後出てくるものがどういうものか、それによって、今の大臣のお言葉が、本当に心のこもった、自分の真心からの答弁であったかどうかというのは問われることになりますよ。そのことをよく御承知いただいた上で、今後、法改正案の調整、見直しに臨んでいっていただきたいというふうに思います。

  35. ○平口国務大臣 お答えいたします

    ○平口国務大臣 お答えいたします。  お尋ねは個別事件における裁判所の判断にも関わる事柄であるため、法務大臣として所感を述べることは差し控えたいと思います。  ただし、その上で、御指摘のいわゆる大川原化工機事件について、最高検は、検証結果を公表した際に、次長検事が、相嶋氏におかれては、保釈が認められないまま亡くなられるという重大な結果が生じており、最高検としても、相嶋氏に心から哀悼の意を表する

  36. ○西村(智)委員 大臣のお考えを私は伺いたかったです

    ○西村(智)委員 大臣のお考えを私は伺いたかったです。  これまで、例えば最高検がそういった言葉を発しているということは私も承知をしておりますが、やはり、この件、検察や裁判所にお任せをする、お任せをしてきたことによって、保釈までの期間が長期にわたってしまっているという、そういった現象は起きているんだというふうに私は思うんです。  ですから、ちょっと今日はもう時間がなくなってしまったのでここまで

  37. ○國重委員 おはようございます

    ○國重委員 おはようございます。中道改革連合の國重徹です。  まず、平口大臣に、大臣の政治信念、これについてお伺いしたいと思います。

  38. ○平口国務大臣 私は、郷里の灘尾弘吉という先生、衆議院の議長もされた方ですけれ…

    ○平口国務大臣 私は、郷里の灘尾弘吉という先生、衆議院の議長もされた方ですけれども、その人のおっしゃっている、夫子の道は忠恕のみという言葉を念頭に政治を行ってまいりました。忠恕というのは、誠ということと、恕は愛ということでございますので、この信念に従って法務大臣として法務行政も預かりたい、このように思っております。

  39. ○國重委員 今、大臣の政治信念として、愛と誠ということ、これを基軸に置いて法務…

    ○國重委員 今、大臣の政治信念として、愛と誠ということ、これを基軸に置いて法務行政もしっかり判断、進めていきたいというような答弁をいただきました。今日も、大臣に質問することもあれば、政府参考人とやり取りさせていただくものもありますけれども、是非そのときもやり取りを聞いていただいて、もちろん答弁書は事前に用意されていると思いますけれども、大臣の愛と誠、人間味が加味された答弁を是非よろしくお願いします

  40. ○國重委員 読まれたということです

    ○國重委員 読まれたということです。その中で、一部ここで御紹介をさせていただきたいと思います。  袴田ひで子さんは、その部会の中で、再審法に不備があることは間違いありません、是非改正を急ぎ、法律の不備についての訂正をお願い申し上げます、巌だけが助かればいいという問題ではございません、今も冤罪で苦しんでいる大勢の方がいらっしゃいます、巌が長く苦労したということをせめて法律の改正ということで役立てて

  41. ○平口国務大臣 袴田ひで子さんのヒアリングについては、御経験に基づいて、再審制…

    ○平口国務大臣 袴田ひで子さんのヒアリングについては、御経験に基づいて、再審制度の在り方を検討する上で非常に参考となるお話があったものと承知をいたしております。  その上で、同部会においてはそうしたヒアリングの結果も踏まえて調査審議が行われたものと承知しておりまして、処罰されるべき者でない者が処罰されることがあってはならないのは当然のことでありまして、万が一そのようなことが生じた場合には、速やか

  42. ○國重委員 先ほどの袴田ひで子さんの切実な声に真っ向から反する内容のものが、法…

    ○國重委員 先ほどの袴田ひで子さんの切実な声に真っ向から反する内容のものが、法制審の答申になっています。大臣は、この答申について、先ほど西村委員とのやり取りの答弁においてもそうですけれども、重く受け止めていますと述べられています。それはなぜですか。

  43. ○平口国務大臣 法制審議会は、それぞれの分野において著名な方もいらっしゃいます…

    ○平口国務大臣 法制審議会は、それぞれの分野において著名な方もいらっしゃいますし、重要なことを記述しておられますので、そういう方々のおっしゃることはまず第一義的に十分に尊重しなければならない、このように思っております。

  44. ○國重委員 今、大臣、答弁書を見ずに御自身の言葉で答えられて、非常に、私が評価…

    ○國重委員 今、大臣、答弁書を見ずに御自身の言葉で答えられて、非常に、私が評価するのはあれですけれども、よかったと思います。  その上で、答弁内容は別にして、御自身のお言葉で是非お答えいただきたいんですけれども、ちょっと一問追加させていただきたいですが、一方で、この答申に関して、先ほどの袴田ひで子さんは、この内容、この法律では巌のような立場の人は全く救われません、法務省は法律しか守らない、人間を

  45. ○平口国務大臣 袴田ひで子さんは、被告人の、当事者の近い方、お姉さんでございま…

    ○平口国務大臣 袴田ひで子さんは、被告人の、当事者の近い方、お姉さんでございますので、そういう方のお答えとして御指摘のようなこともあったということを、御意見は十分にしんしゃくしたい、このように思っております。

  46. ○國重委員 十分にしんしゃくをしていただきたいと思います

    ○國重委員 十分にしんしゃくをしていただきたいと思います。  大臣が重く受け止めると言っている法制審の答申、この法制審議会について、これからお伺いしたいと思います。西村委員と事前に調整をしていなかったので、一部かぶるところがございますけれども、ちょっと工夫しながら質問していきたいと思います。  法制審議会の委員は学識経験のある者のうちから法務大臣が任命すると法制審議会令の第二条に定められていま

  47. ○國重委員 今御答弁いただきましたけれども、それを受けて、次の質問に入ります

    ○國重委員 今御答弁いただきましたけれども、それを受けて、次の質問に入ります。  法制審議会やその部会において、最終的に議事を決するのは委員になります。ですので、その委員の構成には公平性や透明性、これが担保されることが非常に重要になってきます。  委員を任命するのは法務大臣ですけれども、その前提として、大臣、この方たちでいかがですかという、事前に大臣に示される候補がいるはずです。この法制審の各

  48. ○國重委員 ちょっとずれがあるかもしれませんね

    ○國重委員 ちょっとずれがあるかもしれませんね。誰が選ぶのか。司法法制部が例えば選ぶのか。今私が言ったのは、法制審の各部会の人選は事実上誰がまず行うのかということで、誰が。主体についてちょっと伺います。

  49. ○國重委員 法制審の部会は、例えば、刑事関係であれば刑事局が事実上人選して、そ…

    ○國重委員 法制審の部会は、例えば、刑事関係であれば刑事局が事実上人選して、そして民事関係であれば民事局が人選をする。法制審の総会、親会の方の人選は、事実上、司法法制部がするけれども、各部会については、今申し上げたように、刑事関係については刑事局、民事関係については民事局、そうじゃないんですか。

  50. ○國重委員 中心となってというか、ほぼそこがリードをして決めていく

    ○國重委員 中心となってというか、ほぼそこがリードをして決めていく。あとは、単なる事務的なことを司法法制部が後でするかもしれませんけれども、事実上、そこは担当部局の方で決めていくということだと思います。  では、今回の法制審の再審部会の委員等の事実上の人選は誰が決めたんでしょうか。伺います。

  51. ○國重委員 要は、刑事局が事実上選んだということだと思います

    ○國重委員 要は、刑事局が事実上選んだということだと思います。  弁護士ドットコムの記事にも、検察官である法務省刑事局長が候補として示した有識者がそのまま選ばれていた、これは開示請求して、基づいてそのようなことが書かれてありましたけれども、刑事局が、要は、そこのところで事実上選んでいったということだと思います。  ちょっと質問の順序を変えて、次、大臣に聞きます。  法制審の答申を大臣が重く受

  52. ○平口国務大臣 法制審議会とは、民事法、刑事法その他法務に関する基本的な事項を…

    ○平口国務大臣 法制審議会とは、民事法、刑事法その他法務に関する基本的な事項を調査審議することなどを目的とするものであることから、委員の任命に当たっては、各諮問の内容にも照らし、幅広い意見を述べていただくために、公正かつ均衡の取れた構成になるよう配慮しつつ、法律専門家あるいは一般有識者といった多様な立場の方々にお引き受けいただくことが重要であると考えております。  この点に関し、選任基準に関する

  53. ○國重委員 要は、公正かつ均衡の取れた構成にしていくというようなことの答弁があ…

    ○國重委員 要は、公正かつ均衡の取れた構成にしていくというようなことの答弁がありました。  じゃ、その公正かつ均衡の取れた構成、それをするために何を基準にこれは判断をするのか、具体的な基準や指針はあるのか、伺います。

  54. ○國重委員 今ちょっと早口でよく分からなかったというのがありましたが、私は把握…

    ○國重委員 今ちょっと早口でよく分からなかったというのがありましたが、私は把握しましたので、それを基にさせていただきます。  私もちょっと事前に勉強しましたけれども、審議会等の整理合理化に関する基本的計画、その中の審議会等の運営に関する指針の中にそのようなことが定められているということですけれども、これは一般論としてこういうのがある。  私が今本当は聞きたかったのは、公正かつ均衡の取れた構成と

  55. ○國重委員 今、属性のところで公正かつ均衡の取れたというようなことの答弁だった…

    ○國重委員 今、属性のところで公正かつ均衡の取れたというようなことの答弁だったと思いますけれども、先ほど私も紹介した審議会等の運営に関する指針の中に、委員の任命に当たっては、当該審議会等の設置の趣旨、目的に照らし、委員により代表される意見、意見ですから、この諮問の内容に関して賛否等様々な意見があるけれども、この意見についても公正かつ均衡の取れた構成になるよう留意するものというふうに読めるわけですね

  56. ○國重委員 それでは、ちょっと具体的に聞いていきたいと思います

    ○國重委員 それでは、ちょっと具体的に聞いていきたいと思います。専門性があったのかとか、あるいは公平性、均衡性が本当にあったのかということについて順次お伺いしていきます。  先ほど西村委員の方からもございましたので、ちょっとこれは質問を飛ばすというか、私の方で言い切っていきたいと思いますけれども、この法制審の再審部会の委員十四名のうち、学者の方が六名いらっしゃる。この意見の賛否についてはよく分か

  57. ○國重委員 西南大学の福永俊輔教授はこう言われています

    ○國重委員 西南大学の福永俊輔教授はこう言われています。再審や誤判に関してこれまで積極的に研究してきた方が選ばれていない、このように苦言を呈されています。  これは、同じ医者といっても、例えば眼科とか整形外科、脳神経外科、同じ医者ですけれども専門が違います。もちろんお一人お一人は非常にすばらしい学者の方だと思います、部会の方も。ただ、じゃ、なぜ再審の論文を発表している専門性のある学者を一人も委員

  58. ○國重委員 今のは明確な答弁にはなっていないと思います

    ○國重委員 今のは明確な答弁にはなっていないと思います。  再審や誤判に詳しい刑事法研究者ら計百四十二人が、今回の法制審の答申の内容は重大な問題をはらんでいるとして、今月六日、反対の緊急声明を公表しました。この中のお一人である明治大学の石田倫識専任教授は、法制審にも研究者が入っているが、今回の百四十二人とは正反対の意見で、学界の通説、多数説ではない、このように指摘をされています。  再審部会の

  59. ○國重委員 先ほどの再審に関する論文を発表した研究者に対する調査では、再審部会…

    ○國重委員 先ほどの再審に関する論文を発表した研究者に対する調査では、再審部会の人選について約九割が不適切又はどちらかといえば不適切と答えていることを、改めて指摘はしたいと思います。  ちょっと、後ほどの我が党の有田委員の時間を五分ほどいただいて、続きの質問をさせていただきたいと思います。  今年二月二日に開催された再審部会の第十八回会議で、村山委員が、私は元々検察官の不服申立ては廃止すべきと

  60. ○國重委員 先ほど言いました審議会等の運営に関する指針、これはどう書いているか…

    ○國重委員 先ほど言いました審議会等の運営に関する指針、これはどう書いているか、議事について。審議を尽くした上で、これは政府の指針ですよ、審議を尽くした上でなお委員の間において見解の分かれる事項については、全委員の一致した結論をあえて得る必要はなく、例えば複数の意見を併記するなど、審査の結果として委員の多様な意見が反映された答申とする、これが政府の大方針なんです。  とすれば、再審部会で明確に異

  61. ○國重委員 附帯事項では十分ではないと思うんですね

    ○國重委員 附帯事項では十分ではないと思うんですね。  やはり、法案を作るといっても、これが多数意見で少数意見ということを書くことがなぜ差し障りになるのか、私はちょっと理解ができません。  大臣、今聞いていただきましたね、やり取り。紙を見ていただくのもいいですけれども、今の生きたこのやり取り、専門性とか公正性、均衡が取れたものなのか、こういったやり取りを踏まえて、本当に、大臣、重く受け止めると

  62. ○平口国務大臣 個別の人事の検討の過程に関する事項についてはお答えを差し控えた…

    ○平口国務大臣 個別の人事の検討の過程に関する事項についてはお答えを差し控えたいと思いますが、私としましては、諮問の内容に照らして、再審請求事件の実情を踏まえつつ、再審制度について幅広い観点から検討を行っていただくのに適した方々にお引き受けいただいたと考えておりますので、法務省においても適切な判断をして考えたというふうに思っております。

  63. ○國重委員 今、個別の人事の過程に答えられないとか何かそういう話だった

    ○國重委員 今、個別の人事の過程に答えられないとか何かそういう話だった。そんなことは聞いていないんです。今このやり取りを聞いて、本当にそれが公正性があるのかというようなこと、大臣としてどう思うんですかということを聞いたんですね。  大臣は、幅広い分野の方から選ばれたから今尊重するんだみたいな趣旨のことをおっしゃいましたけれども、やはり、外部的に今人事の公正さに疑義が生じているときには、法務大臣と

  64. ○平口国務大臣 いずれにしても、私としましては、諮問の内容に照らして、再審請求…

    ○平口国務大臣 いずれにしても、私としましては、諮問の内容に照らして、再審請求事件の実情を踏まえつつ、再審制度について幅広い観点から検討を行っていただくのに適した方々に委員等をお引き受けいただいたものと考えております。

  65. ○國重委員 大臣、もう私、今日は時間の関係でこれで終わりますけれども、今お答え…

    ○國重委員 大臣、もう私、今日は時間の関係でこれで終わりますけれども、今お答えいただいていないんですね。やはり、政治家が法務大臣になっている意義を是非感じていただきたいと思います。  法制審の答申が来るから、そのまま、ああ、これは専門家がやったからいいんだじゃなくて、本当にこれは大丈夫なのかと。しかも、この再審については、自民党内で、大臣も自民党御出身の大臣ですけれども、そこでも激しい議論が闘わ

  66. ○有田委員 旧統一教会の問題、まだまだ終わっておりません、実は

    ○有田委員 旧統一教会の問題、まだまだ終わっておりません、実は。政治との関わりだけではなく、清算がこれからどれだけ行われていくのか、そして、さらには、教団としたら、財産隠しを今狙っているという問題、あるいは二世の問題などなど、多くの課題を抱えております。  世界基督教統一神霊協会、略称統一教会ですけれども、この日本においては、韓国などに次いで、二〇一五年に世界平和統一家庭連合、いわゆる家庭連合に

  67. ○有田委員 登記申請をして登記がされた、それが却下をされるケースというのは、ど…

    ○有田委員 登記申請をして登記がされた、それが却下をされるケースというのは、どういう場合があるんでしょうか。

  68. ○有田委員 実は、皆さん御承知のように、統一教会は、二〇二五年の三月二十五日に…

    ○有田委員 実は、皆さん御承知のように、統一教会は、二〇二五年の三月二十五日に東京地裁によって解散の決定がなされました。そして、今年の三月四日に東京高裁でも同じ決定がなされました。ところが、統一教会は、その前の旧統一教会は、三月四日に解散決定がなされて、その三日後の三月七日に、実は、東京の新宿五丁目にある成約ビルという、統一教会の関連組織が一階から五階まで入っているんですけれども、そこの四階にある

  69. ○有田委員 統一教会問題というのは、社会問題となって、今でも大きな課題を残して…

    ○有田委員 統一教会問題というのは、社会問題となって、今でも大きな課題を残しているわけでしょう。個別の問題というのは、確かにそういう言い方をするしかないんでしょうけれども、昨日私がこの質問を追加したときには、どこから得た情報ですかと担当者から私は聞かれているんですよ。どこから聞かれた情報ですかというのは、それは情報源なんというのは言えないですけれども、だけれども、どこから得た情報ですかということは

  70. ○有田委員 そのように、これからも問題があるという御答弁でしたけれども、是非と…

    ○有田委員 そのように、これからも問題があるという御答弁でしたけれども、是非とも大臣所信の中にも、終わっていない問題なので、やはりこれからは加えていただくようにお願いをしておきたいと思います。  次に、三月二十八日に、御覧になった方もいらっしゃるだろうと思いますけれども、NHKの「未解決事件」の中で統一教会を取り上げました。政治との関わり、教団の名称変更が二〇一五年に行われたときに文科省に働きか

  71. ○有田委員 そのときには統一教会の渋谷教会、つまり、本部の前にあった施設なんか…

    ○有田委員 そのときには統一教会の渋谷教会、つまり、本部の前にあった施設なんかも警視庁公安部は捜索を行っているんですけれども、その事件をきっかけに統一教会本部への摘発というものが実は準備をされていたんだけれども、様々な事情があって実現をしなかった。だから、この問題というのは終わっていないんですよね。  この新世事件というのは、統一教会解散決定の東京地裁、東京高裁の決定文の中にも出てまいります、新

  72. ○有田委員 その特異集団の中には統一教会も入っていたわけですよね

    ○有田委員 その特異集団の中には統一教会も入っていたわけですよね。

  73. ○有田委員 これまでも国会の中で、例えば一九九八年の参議院の法務委員会で質問が…

    ○有田委員 これまでも国会の中で、例えば一九九八年の参議院の法務委員会で質問がなされている中で、公安調査庁の長官が、当時ですけれども、公安調査庁といたしましては、統一教会が種々社会的な問題を引き起こしている団体であるということは十分承知しておりますという答弁をなさっている。あるいは、今後についても大いなる関心を持って統一教会という団体の動向については広く情報を集めてまいりますということを、繰り返し

  74. ○有田委員 だけれども、実際に公安調査庁の職員の方々が、オウム真理教が問題にな…

    ○有田委員 だけれども、実際に公安調査庁の職員の方々が、オウム真理教が問題になったときも含めて、私のところに統一教会についていろいろ話を聞かれるということは、当然十分関心を持っていらっしゃるということですよね、言えないけれども。

  75. ○有田委員 かつてよりもいろいろな問題が起きて解散せざるを得なかった教団に対し…

    ○有田委員 かつてよりもいろいろな問題が起きて解散せざるを得なかった教団に対して、やはり関心を持つというのが当然公安調査庁あるいは警察庁、警視庁の方々のお仕事の一環だと思っているので、それ以上言えないということならば、解散が決定されたということも含めて、今後は「内外情勢の回顧と展望」にもやはり触れられたらいいんじゃないかと期待をしているということをお伝えしておきたいと思います。  さっきも言いま

  76. ○有田委員 天地正教というのは、天運教から変わって、名前を変更して、北海道の帯…

    ○有田委員 天地正教というのは、天運教から変わって、名前を変更して、北海道の帯広に本山がある。今はもうアパートなんですけれども、アパートのようなものが天地正教の拠点なんですけれども。  何が問題かというと、統一教会が解散された、東京地裁、東京高裁が決定した。東京地裁の決定文には出てくるんだけれども、実は、さっき新世事件というのは何ですかと伺ったのは、この問題と関わるわけですよ。二〇〇九年に新世事

  77. ○平口国務大臣 統一教会については、これまで様々な社会的問題が指摘され、政府に…

    ○平口国務大臣 統一教会については、これまで様々な社会的問題が指摘され、政府において、その被害者等の支援に関する関係閣僚会議を開催するなどして、その支援策などの対応を図ってきたところでございます。  引き続き、公安調査庁等においても破防法、破壊活動防止法なんかを所管しておりますので、それとの関連をよく見極めたいと思います。

  78. ○有田委員 とにかく、今後、いわゆるスパイ防止法なども法案として提出される動き…

    ○有田委員 とにかく、今後、いわゆるスパイ防止法なども法案として提出される動きはありますけれども、やはり、TM特別報告を詳しく見ていますと、日本の政治家の動きなどについて物すごく韓国の教団トップに報告しているんですよね。こういう行為こそ問題じゃないかと私はずっと思っておりますので、そういう観点からも、引き続き、旧統一教会、統一教会について多くの議員の方にも関心を持っていただきたいということを強調し

  79. ○井戸委員 国民民主党の井戸まさえです

    ○井戸委員 国民民主党の井戸まさえです。  法務委員会では十三年ぶりの質問になります。  本日は、大臣所信で言及をされている困難を抱える方々への取組、国民の権利擁護に向けた取組、人権擁護の視点から、法務行政の根幹とも言える戸籍をめぐる諸問題、無戸籍、旧姓の法制化、出自を知る権利など、時間の限り伺っていきたいと思っています。  まず、無戸籍問題についてです。  世界に冠たると国民の信頼を得て

  80. ○井戸委員 二〇一四年の八月から調査が始まっています

    ○井戸委員 二〇一四年の八月から調査が始まっています。そこから十二年もう間もなくたつんですけれども、法務省が把握をした無戸籍の方の数、そして、そのうち解消された数、これの詳細をお願いいたします。

  81. ○井戸委員 十二年で五千三百三十一名もの無戸籍者が、把握をされている、行政が把…

    ○井戸委員 十二年で五千三百三十一名もの無戸籍者が、把握をされている、行政が把握をしている数だけですから。無戸籍というのは、基本的には行政には把握をされていないからこその無戸籍なんですね。本当にこれは深刻な重大な数字であるということ、まずこの委員会の皆さんとも共有をさせていただきたいと思います。  こうした中で、総務省は、法務省の無戸籍対応などに関して、行政運営改善調査することを発表いたしました

  82. ○井戸委員 平口大臣、今の総務省の説明ですね、これは改善の必要性が高いというよ…

    ○井戸委員 平口大臣、今の総務省の説明ですね、これは改善の必要性が高いというようなこの行政運営改善調査の対象になった、こういった理由も含めて、どのように受け止めていらっしゃるでしょうか。お聞かせください。

  83. ○平口国務大臣 お答えいたします

    ○平口国務大臣 お答えいたします。  無戸籍者問題は、国民でありながら、戸籍という社会的な基盤が与えられておらず、社会生活上様々な不利益を受けるという、人間の尊厳にも関わる重大な問題であると認識しております。  法務省は、平成二十六年以降、法務局において、無戸籍者の把握と、無戸籍状態解消のための寄り添い型の支援を継続してきたところでございます。  現在、総務省の行政評価局においては、無戸籍状

  84. ○井戸委員 この調査名を見てちょっと驚いたんですけれども、無戸籍者支援に関する…

    ○井戸委員 この調査名を見てちょっと驚いたんですけれども、無戸籍者支援に関する先行調査ということで、法務省がずっとこれは取り組んできて調査もしていると思うんですけれども、それでは足りない、そして総務省の方では先行調査という名前なので、なかなかここら辺の、お互いのデータの共有も含めてですけれども、そういったこともできていないのかなというふうに思いました。  実は今、旧氏の法制化というのが、住民票の

  85. ○井戸委員 百二十二名ということですけれども、二〇二五年の二月に、毎日新聞が、…

    ○井戸委員 百二十二名ということですけれども、二〇二五年の二月に、毎日新聞が、無戸籍の解消進まず、救済制度、来月末期限、嫡出否認、母子側が利用しづらくと題して、法務省が二〇二五年一月時点で救済制度の対象となる無戸籍者数を把握をしていないということをスクープし、衝撃が走りました。  続く三月の毎日新聞の報道によれば、法務省がその後調査をいたして、嫡出推定制度が無戸籍の原因だとした五百九名のうち、救

  86. ○井戸委員 案内や支援だけでなくて、やはり具体的な方策を考えなければ無戸籍は解…

    ○井戸委員 案内や支援だけでなくて、やはり具体的な方策を考えなければ無戸籍は解消しない。  私は、無戸籍問題の解決というのはもう新たなフェーズに入っていると思うんです。法改正での効果が薄い中で、今後どうしたら無戸籍が解消されるか。私自身は、三千件以上の無戸籍事案に当たって、対決よりも解決の国民民主党の所属の議員としても、幾つかの具体策をここで示させていただきたいと思います。  一つ目、まず、せ

  87. ○井戸委員 これは前提が間違っていますよね

    ○井戸委員 これは前提が間違っていますよね。そういう方もいる、もちろん市町村長が把握をしている方もいるけれども、多くは把握をしていません。そして、その中で子供を産んでいるんです。となると、内密出産と何が違うのかというのが今の御答弁では私には理解ができませんでした。  そして、例えば父未定で提出をすることについても、今、嫡出否認が母と子に付されています。当然これは司法の場でやらなければならないこと

  88. ○井戸委員 ありがとうございます

    ○井戸委員 ありがとうございます。  本当に、是非、もっといろいろできることというのがあるところを、法務省としても取組を進めていっていただきたいと思っています。  次に、無戸籍ゼロタスクフォースについてお伺いします。  先ほども紹介いたしましたが、上川大臣が二〇一五年五月に設置された無戸籍ゼロタスクフォースは、様々な場面で無戸籍問題に直面した人々を救ってきました。  例えば、当時三十二歳だ

  89. ○井戸委員 最初は頻繁にやっていたところが、いつの間にか年に一回しか開催されな…

    ○井戸委員 最初は頻繁にやっていたところが、いつの間にか年に一回しか開催されなくなって、それでも毎年三月には開催されていた。ところが、令和七年、二〇二五年はなぜ開かれなかったのか、大臣にお伺いをしたいと思います。     〔委員長退席、三木委員長代理着席〕

  90. ○平口国務大臣 令和六年度につきましては、令和四年改正民法の経過措置期間中であ…

    ○平口国務大臣 令和六年度につきましては、令和四年改正民法の経過措置期間中であったため、経過措置の利用状況を調査、把握し、それを踏まえて更なる無戸籍解消に向けた対応を検討することが適切と判断し、タスクフォースの開催を見送ったところでございます。  令和七年度に開催されたタスクフォースでは、経過措置による無戸籍者の解消人数や経過措置経過後も無戸籍が解消していない理由等を関係機関等と共有した上で、個

  91. ○井戸委員 今、令和七年度とおっしゃったところは、令和八年の、今年の話でいらっ…

    ○井戸委員 今、令和七年度とおっしゃったところは、令和八年の、今年の話でいらっしゃいますよね。  二〇二五年、特に三月は、救済措置の対象者以外の無戸籍者も、またマスコミも、支援者も、固唾をのんで見守っていた時期なんです。令和四年の法改正を受けて令和六年の四月一日からの施行、まさにそこから一年だったので、実は、この救済制度の利用の分かれ目でもあり、ここ数年で最も大切なときでした。  また、地域に

  92. ○井戸委員 その五十回の内訳というのは、地方協議会で年間各五十回ということです…

    ○井戸委員 その五十回の内訳というのは、地方協議会で年間各五十回ということですか、全体で五十回ということですか。

  93. ○井戸委員 ということはやはり、四十七都道府県あって、あとは政令市などもあるわ…

    ○井戸委員 ということはやはり、四十七都道府県あって、あとは政令市などもあるわけで、法務局ごとということであれば年間一回ぐらいの開催ということになっているんですよね。  是非、これは継続して続けていただかないといけない。現場の司法書士さんだとか弁護士さんが終わってしまうのではないかというふうに思われているということは、非常に懸念されることでもあると思うので。この地域の法務局が、まさに最前線で無戸

  94. ○井戸委員 無戸籍者の心情への配慮とはどんな、何人いるということは、誰も自分が…

    ○井戸委員 無戸籍者の心情への配慮とはどんな、何人いるということは、誰も自分が無戸籍ということは通常余り分からないので、何人いるかなんていうのは、心情に配慮をするというか、そもそもあるんでしょうかというか、逆に言うと、公表してもらいたいというふうに、心情的にはそう思う当事者が多いと思うので、もう一回、慎重に是非御検討いただきたいと思います。  先ほど、令和四年の改正時に、趣旨説明や衆参両院での質

  95. ○平口国務大臣 お答えいたします

    ○平口国務大臣 お答えいたします。  無戸籍者問題は、人間の尊厳に関わる重大な問題であるというふうに認識しております。  法務省では、このような認識の下で、これまでに、無国籍者ゼロタスクフォースの設置、無国籍の方への寄り添い型の支援、民法改正による無国籍の方への情報提供の充実、嫡出推定制度の見直し等を実施し、一定の成果を上げてきたところでございますが、今なお無国籍状態にある方もおられる状況にあ

  96. ○井戸委員 今、聞き間違いだと信じたいんですけれども、無戸籍で、無国籍ではない…

    ○井戸委員 今、聞き間違いだと信じたいんですけれども、無戸籍で、無国籍ではないんですね。国籍はある、日本人なんです。なので、無戸籍ですので、言い間違いだとは思うんですけれども、それこそ、当事者の心情、これを考えると私はちょっと悲しくなりますので、是非次からお気をつけいただけたらと思います。  上川元大臣が無戸籍ゼロタスクフォースを立ち上げた直後の二〇一五年の六月の無戸籍者数は六百二十六名です。令

  97. ○井戸委員 子の出自を知る権利というのは本当に大事だと思っています

    ○井戸委員 子の出自を知る権利というのは本当に大事だと思っています。  いろいろ質問をするということでレクチャーを受けたときに、私も驚いたのは、やはり、例えば、特定生殖補助医療は議連で今話し合っているからということで、所管がどこだかが分からない。逆に、本当にばらばらなんです。  四月七日の我が党の伊藤孝恵参議院議員の予算委員会の締めくくり質疑の中で、出自を知る権利というのは、今は内密出産のこと

  98. ○平口国務大臣 先ほど、戸籍と答弁するのを国籍と表現しましたので、訂正させてい…

    ○平口国務大臣 先ほど、戸籍と答弁するのを国籍と表現しましたので、訂正させていただきます。  委員御指摘のとおり、子の出自を知る権利は非常に重要なものだと認識しております。  戸籍法は、民法上の親子関係などを前提として親族的身分関係を公証するものでありまして、子の出自を知る権利を定めるものではございませんが、引き続き、民事基本法制を所管する立場から、関係府省庁と緊密に連携して、必要な協力をしっ

  99. ○井戸委員 子どもの権利条約の第七条一、児童は、出生の後直ちに登録をされる、児…

    ○井戸委員 子どもの権利条約の第七条一、児童は、出生の後直ちに登録をされる、児童は、出生のときから氏名を有する権利及び国籍を取得する権利を有するものとし、また、できる限りその父母を知りかつその父母によって養育される権利を有する。つまり、登録される権利、氏名を有する権利、国籍を取得する権利、父母を知る権利。複雑化する子供たちの出自とそれを知る権利擁護は、まさに私は法務省でしかできないことだと思ってい

  100. ○井戸委員 今の御答弁、もう一回確認をさせていただきたいんですが、調査をやるわ…

    ○井戸委員 今の御答弁、もう一回確認をさせていただきたいんですが、調査をやるわけですよね。五年後に向けてやるということでよろしいでしょうか。お願いします。

  101. ○井戸委員 安心をいたしました

    ○井戸委員 安心をいたしました。これはやはり調査が進まないと、なかなか見直しに向けてのタイムスケジュールというか、被害者の方たちは本当に心配をしているので、今日この御答弁を伺って、安心をいたしました。  今も性被害はやむことがありません。日本では、やはり社会的な偏見等、複合的な要因から、性被害の申告が遅れやすいとも言われています。また、実態が明らかになるような精緻な調査というものをお願いしたいと

  102. ○平口国務大臣 お答えをいたします

    ○平口国務大臣 お答えをいたします。  被害者が十八歳未満である場合について、その者が十八歳に達するまでの期間に相当する期間、公訴時効期間が更に延長されたところでございます。法務省としては、まずはそれらの規定が有効に、適切に運用されることが重要であると考えております。  その上で、改正法の附則では、政府において、施行後五年を経過した場合に、同法等の施行状況を勘案し、性的な被害の実態等も踏まえつ

  103. ○井戸委員 ありがとうございます

    ○井戸委員 ありがとうございます。  現行の法体系では、被害者は時間がたったから仕方がないんだよと切り捨てられているというようなことを思われているわけですね。しかし、声を上げられなかったのは被害者の責任ではありません。だからこそ、精緻な調査をして、国が実態把握をすることが必要です。政治の責任として取り組むべきだと思っています。是非、実効性のある対応をお願いをいたしたいと思います。  あと二分ぐ

  104. ○井戸委員 ありがとうございます

    ○井戸委員 ありがとうございます。  また次のときにやらせていただきますけれども、私は、この婚氏続称を利用して、旧氏続称というのをまた対決よりも解決で皆様にもお示しをし、また、国民民主党も独自の案を出させていただいていますので、そうしたことも今後議論させていただきたいと思います。  本日はありがとうございました。

  105. ○井上委員長 午後一時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします

    ○井上委員長 午後一時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。     午後零時二分休憩      ――――◇―――――     午後一時開議

  106. ○井上委員長 休憩前に引き続き会議を開きます

    ○井上委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。金村龍那君。

  107. ○金村委員 維新の金村です

    ○金村委員 維新の金村です。今日はよろしくお願いいたします。  昨年の通常国会で私は初めて法務委員会に所属をし、そして夫婦別氏の議法なんかを提出して、活発な議論をさせていただきました。その上で、臨時国会は離れておったんですが、また舞い戻ってまいりました。大臣、よろしくお願いいたします。  その上で、まず、再犯防止について質疑をさせてください。  再犯防止というのは、矯正施設の中でどういう教育

  108. ○金村委員 これは、少年院に入る少年が増えていることも、どういう対策が必要なの…

    ○金村委員 これは、少年院に入る少年が増えていることも、どういう対策が必要なのかというのは改めて根本的に考えていかなければなりませんが、一方で、障害を持つ少年の割合が三五%を超えている、つまり入院している子供というか少年の中で三人に一人は障害を持っているという状況ですので、これは、非行に走る、犯罪を犯してしまう少年たちの中の相当数に、きちんとした、ルールを守る、法律を守る、そういったリテラシーみた

  109. ○金村委員 まず体制をしっかりしなければ、いい支援や教育にもつながらないと思い…

    ○金村委員 まず体制をしっかりしなければ、いい支援や教育にもつながらないと思いますので、まさか少年院で刑務官をやられている人たちが障害児支援をするとは多分思っていなかったでしょうから、まずは働く人たちのアップデートに努めていただきたいなと思っています。  その上で、私は、国会議員になる前は障害児支援をする施設を経営してまいりましたので、発達に偏りがあったり特定の技能が習熟していかない子供たちに対

  110. ○金村委員 かつて、少年院で、ケーキのホールがあるじゃないですか、こういう丸い…

    ○金村委員 かつて、少年院で、ケーキのホールがあるじゃないですか、こういう丸いやつ、あれを例えば七等分してくださいとか何等分してくださいというと、中にいる少年たちは切れないんですね。分からないんです、どう切ったらいいか。実は、非行に走る少年たちの多くは、家庭に飢えているというよりも、そういう理解をしていない子たちが非常に多いんですね。  なので、しっかりと、その少年たちがどういう課題を持っている

  111. ○金村委員 かつて私も障害児支援をしてきたので、非常に特徴的なものの一つとして…

    ○金村委員 かつて私も障害児支援をしてきたので、非常に特徴的なものの一つとして、発達障害だったり境界知能にある子供たちや少年というのは、実は、健常の我々から見ると、すごくずる賢く見えたりするんですね。特定の分野にだけ頭の回転が働き、そして自分だけがいい思いをしているように周りからは見える。けれども、そのほかのことは余り手につかず、そうすると、周りとやはりなじめなくなって、そこから境界知能の子であれ

  112. ○平口国務大臣 お答えいたします

    ○平口国務大臣 お答えいたします。  委員御指摘のとおり、再犯防止を進める上で、受刑者及び在院者の個々の特性に応じた各種指導や社会復帰支援等を実施していくことは極めて重要であると考えております。  少年院では、従前から、一定の共通する特性ごとに類型化した矯正教育課程を設けるなどして、体系的に処遇を実施してきたところであります。刑事施設でも、昨年から拘禁刑が導入されたことに伴い、高齢や障害等とい

  113. ○金村委員 ありがとうございます

    ○金村委員 ありがとうございます。  トクリュウの犯罪の中身とかを見てみると、やはり、指示を出す側、犯罪を企てる者と実際に行為をしてしまう者というのはかなり切り分かれていますね、今の時代。そういう中で、今言った、こういった境界知能だとか障害を持った人たちが安易にその行為に手を染めない、又は、一度染めてしまったものから再び罪を犯さないようにするためにも、しっかり矯正施設における支援をしていっていた

  114. ○金村委員 済みません、今の、昨今の事案ですね、大体、増加傾向とか、そういった…

    ○金村委員 済みません、今の、昨今の事案ですね、大体、増加傾向とか、そういった統計的なものはいかがですか。

  115. ○金村委員 増減でいうと減っているというのはいい傾向だと思うんですけれども、た…

    ○金村委員 増減でいうと減っているというのはいい傾向だと思うんですけれども、ただ、なくなることはないと思うんですね、プライバシー侵害。かつ、どこに訴えたらいいか分からないという例えば子供たち、さらには若い人たちは、もはやネットが当たり前の世界の中で育ってきている人たちだと、さらされて当たり前みたいに思っている人も中にはいるかもしれませんので、そういった周知、告知、そういったものにも力を入れていただ

  116. ○金村委員 SNSのおかげで、それぞれが専門性を学び、専門家として発信する自由…

    ○金村委員 SNSのおかげで、それぞれが専門性を学び、専門家として発信する自由というものは広く与えられているわけですから、当然自由なんですけれども、一方で、その発信によって、事実に基づかずに一方の側を傷つけてしまうと、それはやはりそういう代償が働いてしまうというのが当然だと思うんですね。  私は、どうにかしてこの名誉毀損に対する抑止力の効果を出したいなと考えたときに、損害賠償請求額にちょっと着目

  117. ○金村委員 この金額が妥当なケースももちろんあるとは思うんですけれども、実際に…

    ○金村委員 この金額が妥当なケースももちろんあるとは思うんですけれども、実際に、プライバシー侵害や事実に基づかない名誉毀損によって、その人の人生が大きく変化をしてしまう、本来あるべき働き方や家族等の形成みたいなものが全く失われた中で、この金額が妥当だとは少なくとも私は考えられないんじゃないかなと思いますので、もちろん裁判で判例を出していくことが一番だと思うんですけれども、是非、法務省の側も研究をし

  118. ○金村委員 都内の小学校とかだといろいろな国籍の子がいて、日本語教育が、その子…

    ○金村委員 都内の小学校とかだといろいろな国籍の子がいて、日本語教育が、その子たちが日本語の習熟度が上がっていなければ、その分だけ学校教育の難しさも出てくると思いますので、是非しっかり御支援をいただきたいと思います。  その上で、本来だと不法滞在者ゼロプラン、これも質問したかったんですが、ちょっと時間がありませんので、最後、大臣に、今年一月に策定された外国人の受入れ・秩序ある共生のための総合的対

  119. ○平口国務大臣 お答えいたします

    ○平口国務大臣 お答えいたします。  外国人との秩序ある共生社会を実現していくためには、秩序は社会の土台、多様性は社会の力であり、この両者を両立させていくことが真の秩序ある共生社会への道であることに十分留意する必要があると考えております。  本年一月二十三日に決定した総合的対応策の下においては、このような考え方の下で、国民の安全、安心のための取組のほか、外国人が日本社会に円滑に適応するための取

  120. ○金村委員 是非、外国人との共生社会、しっかり取り組んでいただきたいと思います

    ○金村委員 是非、外国人との共生社会、しっかり取り組んでいただきたいと思います。  終わります。ありがとうございました。

  121. ○鈴木(美)委員 こんにちは

    ○鈴木(美)委員 こんにちは。参政党の鈴木美香と申します。  本日は、初めての質疑となります。質問の機会をお与えいただき、ありがとうございます。  私が所属いたします参政党は、投票したい政党がないという国民の声から生まれ、自ら立ち上がってつくった政党でございます。  私自身、社会の様々な課題に直面することで、このままでは古きよき日本が失われてしまうのではないかという強い危機感を抱き、日本を守

  122. ○鈴木(美)委員 ありがとうございます

    ○鈴木(美)委員 ありがとうございます。  ということは、百二十三万人という見込みの数は、実質的には、上限としてでは十分に機能していないということになりますでしょうか。

  123. ○鈴木(美)委員 ありがとうございました

    ○鈴木(美)委員 ありがとうございました。  では、そういう調整をして受け入れていくということで理解いたしました。  しかし、特定技能一号から受入れ制限のない特定技能二号に移行が進むという中で、新規に受入れも並行して行われるということは、この五年間においては、百二十三万人という見込みの数が、在留外国人の人数全体の実質的な総量管理とはちょっと機能していないのかなというところをお伝えいたしたいなと

  124. ○鈴木(美)委員 詳しい説明、ありがとうございました

    ○鈴木(美)委員 詳しい説明、ありがとうございました。  それぞれの御回答をいただきましたが、難民以外の外国人を社会保障の対象から除外するという国籍要件を設けることは難民条約上禁止されているわけではないという意味でしたね。  国際人権規約については、最高裁判所も、平成元年の三月二日の判決におきまして、障害福祉年金についてではありますけれども、国籍要件は国際人権規約に違反しないという判示も出てお

  125. ○鈴木(美)委員 ありがとうございました

    ○鈴木(美)委員 ありがとうございました。  外国人の受入れに関しては、外国人の受入れ・秩序ある共生社会実現に関する関係閣僚会議のメンバーである関係閣僚それぞれの所管分野における人手不足への対応という観点から、今、外国人労働者の受入れが進められていますが、そういった法律的なところで、法務大臣の所管事務である刑事司法、在留外国人の適正な管理であり、受入れ規模の適正化は、法務行政上の論点であると思い

  126. ○鈴木(美)委員 その検討が先ほども申しましたような視点で取り組んでいただけれ…

    ○鈴木(美)委員 その検討が先ほども申しましたような視点で取り組んでいただければなと思いますので、是非よろしくお願いいたします。  では、次に、トータルコストに関してお尋ねしたいんですけれども、外国人受入れに係るコストの総額についてお尋ねいたします。  法務大臣は、令和七年十一月十九日の衆議院法務委員会における参政党の吉川里奈議員の質疑で、政府としてトータルコストは試算していないという内容の御

  127. ○平口国務大臣 お答えいたします

    ○平口国務大臣 お答えいたします。  外国人の受入れの在り方については、先般取りまとめた総合的対応策に基づいて、外国人を受け入れることのメリット、デメリットを含めた具体的な調査検討、将来推計等を行い、社会保障、教育など、外国人に係る諸課題を整理した上で、政府全体で受入れに関する基本的な考え方を検討することとしております。  法務省といたしましては、小野田担当大臣の下で、政府全体の取組の中で求め

  128. ○鈴木(美)委員 ありがとうございました

    ○鈴木(美)委員 ありがとうございました。  是非、国民の理解を得るためにも、トータルコストについては具体的な試算を進めていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  外国人の受入れについては、社会保障負担の増大という問題以外にも、AI導入による労働力余りが生じるのではないかという問題もあり、AI導入による業務効率化により来年春入社の新卒採用を大幅に減らす大手企業が複数あるとの報道もあ

  129. ○鈴木(美)委員 ありがとうございます

    ○鈴木(美)委員 ありがとうございます。戸籍は大事ということで、お伺いしました。  高市総理大臣も、このように厳格な本人確認に用いられる書類に関しては併記を求める検討も必要であると答弁されていらっしゃいます。刑事司法や戸籍行政をつかさどる法務大臣は、戸籍を守る観点からも、ブレーキを踏む役割を期待したいと考えておりますけれども、法務大臣の御見解はいかがでしょうか。

  130. ○平口国務大臣 お答えいたします

    ○平口国務大臣 お答えいたします。  戸籍は、日本国民の親族的身分関係を登録、公証する唯一の公簿でありまして、真正な身分変動の登録、公証を行うという大変重要な機能を有していると認識しております。  現在、政府において検討中の旧氏使用の法制化は、一組の夫婦及びこれと氏を同じくする子を編製過程とする現行の戸籍制度を維持しつつ、旧氏の使用の拡大の取組をより一層推し進め、婚姻等による氏の変更によって社

  131. ○鈴木(美)委員 ありがとうございます

    ○鈴木(美)委員 ありがとうございます。  高市総理も法務大臣も、戸籍は重要で、戸籍制度を変えることはないという今お話を聞いて安心いたしました。ただ、同一戸籍同一氏の原則は家族の一体性を守るために重要ですので、このような観点からも、厳格な本人確認に重要な身分証明書については、旧氏の単記ではなく、併記を維持していただくということでお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。  本日は、外国

  132. ○井上委員長 本日予定しております質疑は終わりました

    ○井上委員長 本日予定しております質疑は終わりました。      ――――◇―――――

  133. ○井上委員長 次に、内閣提出、裁判所職員定員法の一部を改正する法律案を議題とい…

    ○井上委員長 次に、内閣提出、裁判所職員定員法の一部を改正する法律案を議題といたします。  趣旨の説明を聴取いたします。平口法務大臣。     ―――――――――――――  裁判所職員定員法の一部を改正する法律案     〔本号末尾に掲載〕     ―――――――――――――

  134. ○平口国務大臣 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説…

    ○平口国務大臣 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、裁判所の事務を合理化し、及び効率化すること等に伴い、裁判官以外の裁判所の職員の員数を減少しようとするものであります。  これは、家庭事件処理の充実強化を図るため、家庭裁判所調査官を十人、ワーク・ライフ・バランス推進を図るため、裁判所事務官を二人それぞれ増員するとともに、他方において、裁

  135. ○井上委員長 これにて趣旨の説明は終わりました

    ○井上委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。  次回は、来る十四日火曜日午前八時五十分理事会、午前九時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後二時二分散会