ニュース一覧へ戻る

2026年8月27日

立憲が中道・公明との早期合流断念、消費税・防災庁・AI予算も焦点

立憲民主党、中道・公明との早期合流を断念へ

立憲民主党は、中道系グループや公明党との早期合流について断念する方向で調整に入った。立憲出身の中道系議員たちは、党の最終的な結論を踏まえたうえで今後の対応を検討するとしており、野党再編の行方は引き続き不透明な状況が続く。

各党間の路線の違いや合流の条件をめぐる調整が難航したとみられ、次の統一地方選や国政選挙を見据えた野党の枠組みづくりは新たな局面を迎えることになる。政治360°では引き続き各議員の動向を追跡していく。

消費税減税・概算要求、政府・与党の財政論議が本格化

自民党税調では消費税減税をめぐる議論が始まった。城内成長戦略担当大臣は「消費税率を2年後に元の水準に戻すことを前提に制度設計を行う」と明言しており、時限的な減税措置の具体化に向けた検討が進んでいる。政府は農家・漁業者への給付金も検討しており、物価高対策と財政規律のバランスが問われる。

概算要求では厚生労働省が過去最大となる36兆5803億円を計上したほか、デジタル庁もAIの積極活用を掲げ初めて1兆円超の要求を行った。法務省は外国人在留の適正管理に807億円余を盛り込んでおり、各省の重点施策が出そろいつつある。AI開発における個人情報取得規制の緩和に向けた運用ルール整備も並行して進められている。

防災庁設置・備蓄米・副首都構想、高市政権の政策課題

高市首相は熊本地震に関する提言を受け、「防災庁の設置を踏まえ、災害対応をさらに強化する」との方針を示した。政府は熊本地震支援パッケージ案として観光振興のための「応援割」を盛り込む方向で調整しており、被災地の経済回復と防災体制の強化を両輪で進める姿勢を打ち出している。

農林水産省は政府の備蓄米について9月中に買い戻す方針を最終調整中であることが明らかになった。また政府は「副首都」構想について、10月下旬をめどに指定要件などを決める方針を示している。エネルギー安全保障の面では、代替パイプライン建設支援を柱とする新たな安定確保計画もまとめられた。

大雨特別警報・ホルムズ情勢、政府が相次ぎ対応

石川県・富山県に大雨特別警報が発令され、政府は官邸連絡室を設置して情報収集と被害対応に当たっている。車での移動による水没被害など二次災害のリスクも高まっており、住民への安全確保の呼びかけが続いている。

外交面では、茂木外務大臣がクウェート外相との会談でホルムズ海峡の航行安全確保について関係者間での議論の重要性を確認した。高市首相も「ホルムズ海峡の自由で安全な航行確保が重要」との認識を示しており、中東情勢をめぐる外交対応が続いている。木原官房長官は日中関係について「懸案と課題があるからこそ対話が重要だ」と述べ、対話継続の方針を強調した。

参照元