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2026年6月12日

皇室典範改正・再審法改正・衆院定数削減、重要法案が同時進行

皇室典範改正、麻生副総裁が今国会成立を求め審議場所で与野党対立

安定的な皇位継承をめぐる議論が大詰めを迎えている。自民党の麻生太郎副総裁は皇室典範改正案について「今国会での成立」を強く求める姿勢を示した。一方、審議の場をどこに設けるかをめぐり、自民党は参院議院運営委員会での審議を主張するのに対し、立憲民主党は参院に特別委員会を設置すべきと訴えており、与野党間の調整が続いている。

論点の一つとして浮上しているのが、男系男子による養子縁組を活用した皇族数確保策だ。法整備のあり方についての議論が本格化しており、天皇陛下も国民の理解を重視するお気持ちを示されたと伝えられている。皇統の安定と国民の幅広い合意をいかに両立させるかが、今後の焦点となる。

再審制度見直し法案、参政党も賛成表明で今国会成立が確実視

刑事裁判の再審制度を見直す法改正案について、参政党が賛成に回る意向を表明した。これにより賛成勢力が広がり、今国会での成立が強く見込まれる状況となった。衆院法務委員会では翌日に委員長職権による採決が決定しており、審議は最終局面に差し掛かっている。

再審制度をめぐっては、証拠開示のルール整備や審理の迅速化などが長年の課題とされてきた。今回の改正案成立により、冤罪救済の手続きが大きく前進するとの期待が高まっている。

衆院定数削減・国民投票法改正、憲法・選挙制度改革も同時進行

自民党の合同会議は、衆院の比例代表定数を45議席削減する法案を了承した。選挙制度改革の具体案が党内手続きを経たことで、今後の国会審議に向けた議論が加速する見通しだ。また衆院憲法審査会では、自民党など4党が共同提出した国民投票法改正案の審議が始まり、憲法改正の手続きをめぐる与野党の立場の違いも改めて浮き彫りになっている。憲法9条をめぐっては自民と日本維新の会の間で認識の溝があることも指摘されており、改憲論議の行方は引き続き不透明だ。

また、2027年の憲法施行80年に向け、衆議院が記念行事の開催を調整していることも明らかになった。

河野洋平元衆院議長死去、G7・日銀総裁入院など外交・経済にも動き

河野洋平元衆院議長の死去が事務所から発表され、衆院議院運営委員会では黙とうが捧げられた。自民党の麻生太郎副総裁も深い哀悼の意を示した。河野氏は官房長官時代の「河野談話」や衆院議長としての実績など、戦後日本政治に大きな足跡を残した。

高市首相はG7サミットに向け、石油備蓄強化支援を含む3項目の提案を表明した。中東情勢の悪化を受け、政府は7月の原油代替調達を昨年実績の100%水準に引き上げる見込みだとしており、エネルギー安全保障への対応が急がれている。日銀の植田総裁が入院したことについては、林官房長官が「政府との連携を含め支障は生じない」と述べ、市場の動揺を抑える姿勢を示した。

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